JP4528743B2 - 側溝用集水枡及び側溝の施工方法 - Google Patents

側溝用集水枡及び側溝の施工方法 Download PDF

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本発明は道路に沿って設けられる側溝に係わり、特に路面の雨水を側溝内に流し込むための側溝用集水枡と同側溝用集水枡を備えた側溝の施工方法に関する。
一般に、歩車道の境界部分などには、路面に降った雨水を集めて排水するために側溝が構築されるが、これには現場打ちコンクリートのほか、U型側溝などの開渠型側溝や暗渠型側溝といったプレキャストコンクリートが多用される。
ここに、暗渠型側溝では路面に降った雨水を側溝内に流し込むことができないので、暗渠型側溝を用いて構築される側溝には、その中途に上面開口する集水枡が介在される(例えば、特許文献1)。
尚、特許文献1において、集水枡(集水側溝)の上面開口部には矩形の枠体が固定され、その枠体内にグレーチングが開閉可能に設けられると共に、そのグレーチングに鋼板などを屈曲して成る縁石構造体が取り付けられるようになっている。
一方、上面に雨水を通すための小さな入口が設けられる側溝ブロックを用い、その側溝ブロックを車道の路肩部に埋設し、同ブロックの上面入口に透水性ブロックを嵌めた状態で当該側溝ブロックの上部に透水性コンクリートを打設すると共に、車道と歩道の境界に歩車道境界ブロックを配置した構造の街渠側溝が知られる(例えば、特許文献2)。
特許第3076796号公報
特開2004−232260号公報
特許文献1のように、グレーチングに縁石構造体が取り付けられるものによれば、その縁石構造体として鋼板などから形成される中空軽量の特殊な縁石が必要となり、これに既存のコンクリート縁石を用いた場合にはその取り付けが困難になるばかりか、側溝内の清掃作業に際してグレーチングの開閉作業に支障を来たすことになる。
又、鋼板などから形成される中空軽量の縁石構造体では、路肩に寄せた車両のタイヤが触れたときに変形してしまったり、グレーチングとの連結部分が破断してしまったりする危険性が高い。
一方、特許文献2に開示されるような街渠側溝では排水能力が低く、雨水を速やかなに側溝内に導くことができないので豪雨時に路面が冠水してしまうという問題がある。
尚、特許文献2のように、車道に比べ歩道が一段高く設定されて歩道の路面が縁石の高さと一致されるものでは、縁石の側面が歩道の側壁によって支持されるため、車道を走行する車両が縁石に接触しても、縁石が歩道側に倒れ込んでしまう虞は余りない。
しかし、縁石と同じ高さの歩道では、歩行者や自転車が車道側に落ちて交通事故を引き起こしてしまう虞がある。
このため、車道より高く縁石より低い歩道が一般に広く普及している。尚、その種の歩道と車道の境界に設けられる縁石(歩車道境界ブロック)の下部には、歩道と車道の路面に降った雨水を側溝内に導くため、図9のように車道A1と歩道A2に通じる導水口A3が設けられる。尚、図9において、A4は縁石、A5はグレーチング、A6は側溝ブロックである。
そして、車道A1よりも路面が高く設定される歩道A2側では、舗装材により導水口A3が塞がれてしまうことがないように、図9のように導水口A3の周囲のみ舗装材を掘下げるために、歩行者が躓いて転倒したり足を捻挫してしまったりすることがあった。
本発明は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は歩道路面に大きな窪みを作らず、雨水を可及的速やかに側溝内に導き得るようにすることにある。
本発明は上記目的を達成するため、上面に開口部が形成される集水枡本体と、この集水枡本体の上面における歩道側に該歩道と車道とを区分するために設けられる縁石とを有して成る側溝用集水枡であり、前記集水枡本体の上面開口部に枠体が固定されると共に、該枠体の内側に通水性を有する多孔蓋が抜き取り可能に嵌め込まれ、前記縁石の下部には前記枠体の上方位置で歩道側から車道側に通じる導水口が形成され、前記枠体における歩道側の端縁部には前記導水口における歩道側の開口部分の上部に通水可能な開口領域を残して該導水口における歩道側の開口部分の下部を覆う堰板が取り付けられることを特徴とする側溝用集水枡を提供するものである。
又、上記のような側溝用集水枡において、車道側よりも歩道側で導水口の開口高さが大きく設定されることを特徴とする。
更に、集水枡本体の側壁上部に、舗装路面を透過した浸透水を集水枡本体内に誘導するための通水孔が穿設されることを特徴とする。
加えて、多孔蓋は、縦格子と横格子とにより形成されるグレーチング床版であることを特徴とする。
又、本発明は、上面に開口部が形成される集水枡本体と、この集水枡本体の上面における歩道側に該歩道と車道とを区分するために設けられる縁石と、前記集水枡本体の上面開口部に固定される枠体と、該枠体の内側に抜き取り可能に嵌め込まれる通水性を有する多孔蓋とを有すると共に、前記縁石の下部には前記枠体の上方位置で歩道側から車道側に通じる導水口が形成される構造の側溝用集水枡を備える側溝を施工する方法であって、
車道の路肩部を掘削して該掘削部分に前記集水枡本体を定置し、該集水枡本体の上面における歩道側に沿って前記縁石の据付を行った後、前記集水枡本体の周囲において車道と歩道を舗装材により舗装する一方、歩道の舗装前には前記集水枡本体の上面開口部に固定される前記枠体の歩道側の端縁部に前記縁石の下部に形成される導水口の開口部分の長さより大きな長さを有する堰板を取り付け、この堰板により前記導水口における歩道側の開口部分の上部に通水可能な開口領域を残して該導水口における歩道側の開口部分の下部を覆い、歩道を舗装するときに舗装材を前記堰板の上端縁の位置まで打設することを特徴とする。
本発明に係る側溝用集水枡によれば、上面に開口部が形成される集水枡本体と、この集水枡本体の上面に設けられる縁石とを有し、集水枡本体の上面開口部に枠体が固定されると共に、該枠体の内側に通水性を有する多孔蓋が抜き取り可能に嵌め込まれ、縁石の下部には枠体の上方位置で歩道側から車道側に通じる導水口が形成され、枠体における歩道側の端縁部には導水口における歩道側の開口部分の上部に通水可能な開口領域を残して該導水口における歩道側の開口部分の下部を覆う堰板が取り付けられることから、歩道の路面を堰板の上端縁の位置まで高くしながら、歩道の路面に歩行障害となる窪みを作らずに歩道に降った雨水を集水枡本体内に良好に導くことができる。
しかも、堰板と歩道の側壁とにより縁石の側面下部が支持されることから、車道側の車両が縁石にタイヤを接触させても縁石が歩道側に倒れ込むのを防止することができる。
又、車道側よりも歩道側で導水口の開口高さが大きく設定されることから、歩道の路面高さをより大きくしながら、歩道側における導水口の上部に通水可能な開口領域を確保することができる。
加えて、集水枡本体の側壁上部に、舗装路面を透過した浸透水を集水枡本体内に誘導するための通水孔が穿設されることから、雨水の排水能力が上がり、しかも多孔蓋にグレーチング床版が用いられることから、路面に降った雨水も集水枡本体内に速やかに導くことができる。
一方、上記のような集水枡を備えた側溝の施工方法では、集水枡本体の上面開口部に固定される枠体の歩道側の端縁部に堰板を取り付け、その堰板により導水口における歩道側の開口部分の下部を覆った後、歩道側において舗装材を堰板の上端縁の位置まで打設することから、その堰板により舗装材を支持して当該舗装材が導水口内に崩落するのを防止することができる。
以下、図面に基づき本発明を詳しく説明する。図1は本発明に係る側溝用集水枡の使用態様を示す斜視図である。図1において、1は車道の路肩部に順次埋設される暗渠型側溝であり、その各暗渠型側溝1は車道に沿って連ねられ、その中途には所定の間隔で集水枡2が介在される。
暗渠型側溝1は、内部に水路11を形成するコンクリート製の中空構造物であり、その上部には縁石12(歩車道境界ブロック)が一体に設けられる。
一方、集水枡2は、地中に埋設されるコンクリート製の集水枡本体21と、その上面に設けられるコンクリート製の縁石22とを有し、その縁石22と暗渠型側溝の縁石12が端面同士を向かい合わせにして接続されるようになっている。
又、集水枡本体21の上面は部分的に開口されて矩形の開口部Hを形成し、その上面開口部Hに鋼製の枠体23が固定されると共に、枠体23の内側には通水性を有する多孔蓋24が抜き取り可能に嵌め込まれる。尚、枠体23は集水枡本体21の成型時に当該集水枡本体に一体として固着されるが、これを後付することもできる。又、本例において、多孔蓋24は縦格子と横格子とにより形成されるグレーチング床版とされるが、係る多孔蓋24として厚手の鋼板に多数の排水孔を穿設せしめたものを利用することもできる。
次に、図2および図3に集水枡本体の縦断面および横断面を示す。これらの図で明らかなように、集水枡本体21は、U字形の断面をもつ下部構造体25とその上部に設けられる上部構造体26とにより構成され、その下部構造体25と上部構造体26が図示せぬ接続金具により結合される構成となっている。
下部構造体25は、上部構造体26との結合により図1に示した暗渠型側溝1の水路11と同一断面形状の接続口27を両端に形成すると共に、両端接続口27,27の間は一段下がった深淵部28とされ、その深淵部28に土石を沈降させて流水中から土石を除去できるようになっている。
一方、上部構造体26は上記開口部Hを形成する板状の構造物で、その上面は上段部26Aと下段部26Bとの二段構造とされ、その側壁には外部から内部に向かって下り傾斜する通水孔29が穿設される。
次に、図4は側溝用集水枡の斜視分解図を示す。この図で明らかなように、集水枡本体21を構成する上部構造体26の上段部26Aは、開口部Hの片側を囲むコ字形の形態とされる。そして、枠体23は上段部26Aと略同一の高さを有して下段部26B上における開口部Hの周縁部に固定されるようになっている。尚、開口部Hの周縁には図示せぬナットが埋め込まれており、そのナットにねじ込まれるボルトによって多孔蓋24が枠体23の内側に締結される構成となっている。従って、多孔蓋24は平時において集水枡本体21に堅固に固定され、集水枡本体21内を清掃するときなどにはボルトを外して多孔蓋24を枠体23の内側から抜き取ることができる。
又、縁石22は、その下部に導水口22Aを有して、開口部Hや枠体23を跨ぐような門形とされる。そして、係る縁石22は開口部Hを跨いで前後一対の脚部22Bが集水枡本体21の上面(上部構造体の下段部26B)にモルタルなどで固定され、導水口22Aが枠体23の上方に位置するようになっている。
次に、図5は本発明に係る集水枡を用いて構築された側溝の部分断面を示す。この図で明らかなように、集水枡本体21は車道3の路肩部に埋設されると共に、縁石22は歩道4側に沿って設けられて歩道4と車道3を区分している。
特に、歩道4はその路面が車道3より高く、かつ縁石22よりも低く設定される。尚、図5には歩道4と車道3の路面が水平状に示されるが、実際には若干の勾配(2度程度)が付けられ、歩道4および車道3は集水枡本体21側が低くされる。
又、縁石22の下部に形成される導水口22Aは、枠体23および多孔蓋24の上方位置にあって歩道4側から車道3側に通じており、しかも歩道4側がテーパ状に広げられて歩道4側の開口部分の高さ(開口高さ)が車道3側の開口部分の高さよりも大きくされている。
更に、枠体23の端縁部には堰板5が取り付けられる。特に、堰板5は縁石22に沿って枠体23における歩道4側の端縁部に取り付けられ、これにより導水口22における歩道4側の開口部分の下部が覆われるようになっている。
図6は堰板を示す正面図であり、図7には同堰板の拡大断面を示す。これらの図で明らかなように、堰板5はその長さ方向に沿う中央部分で折れ曲がった長尺な板材であり、その片面には長さ方向に間隔をあけて枠体23の端縁部を挟み込むための小片51が取り付けられる。尚、堰板5は所定の剛性を有するものであればよいが、取り分け耐食性に富む金属や、鋼板に鍍金などの防錆処理を施したものであることが好ましい。
特に、堰板5は図8のように、縁石22の長さ方向に沿う導水口22の開口部分の長さよりも大きな長さを有しており、導水口22Aにおける歩道側の開口部分の上部には堰板5により覆われない通水可能なスリット状の開口領域Sが残される。
そして、図5のように歩道4側では舗装材41が堰板5の上端縁の位置まで打設され、これによる路面の高さが堰板5の高さと略同一とされる。しかして、堰板5ならびに歩道4の側壁により縁石22の側面下部が支持されるため、車道3側における車両が縁石22にタイヤを接触させても該縁石22が歩道4側に倒れ込んでしまうことがなく、しかも降雨時には歩道4上の雨水を導水口22Aの上部開口領域Sから多孔蓋24を通じて集水枡本体21内に導くことができる。
ここで、上記のような集水枡を備えた側溝の施工方法について説明すると、先ず車道3の路肩部をパワーショベルなどにより掘削し、次いでその掘削部分に図1の如く暗渠型側溝1や集水枡本体21を下ろし、それらの定置および接続を行う。尚、掘削部分の底部には割栗石などを突き固めて強靭な床盤Fを形成し、これによって暗渠型側溝1や集水枡本体21を安定して配置できるようにする。又、暗渠型側溝1と集水枡本体21の接続は、両者の突合部分にモルタル及びゴムパッキンを付与するほか、両者を図示せぬ金具で向かい合う方向に押し付けることによって行われる。
次に、集水枡本体21の上面における歩道4側に沿って縁石22の据付を行うほか、集水枡本体21の上面開口部Hに固定される枠体23の歩道4側の端縁部に堰板5を取り付ける。尚、集水枡本体21と縁石22の下面との間、および当該縁石22と暗渠型側溝の縁石12との端面間には結合用のモルタルが付与されるが、縁石22の据付と堰板5の取り付けは順番を問わず、いずれが先でも後でも構わない。又、集水枡本体21に対する縁石22の据付と堰板5の取り付けを集水枡本体21の定置前(掘削部分内に下ろす前)に行ってもよい。更に、枠体23内に対する多孔蓋24の嵌め込みは、側溝の構築前、構築中、および構築後のいずれにおいても行うことができる。
しかして、堰板5により導水口22Aにおける歩道4側の開口部分の上部に通水可能な開口領域Sを残して該導水口22Aにおける歩道4側の開口部分の下部を覆い、これに前後して集水枡本体21を定置した掘削部分を埋め戻した後、集水枡本体21の周囲において車道3と歩道4を舗装材31,41により舗装する。
特に、歩道4側において、舗装材41(路面表層材料)を堰板5の上端縁の位置まで打設する一方、車道3側では集水枡本体21の上面位置まで舗装材31の打設を行う。尚、舗装材31,41としてはアスファルト又はコンクリートが用いられるが、いずれの場合も透水性を有するものであることが好ましく、これによれば路面を成す舗装材31,41を透過した浸透水を、集水枡本体21の側壁上部に穿設される通水孔29を通じて集水枡本体21内に誘導することができる。
以上、本発明について説明したが、通水孔29は車道3側に限らず、歩道4側に形成してもよいし、歩道4側と車道3側の双方に形成してもよい。
又、堰板5は枠体23の端縁部に差し込むものであることに限らず、これをネジ止め若しくは溶接するようにしてもよい。
本発明に係る側溝用集水枡の使用態様を示す斜視図 集水枡本体の縦断面図 集水枡本体の横断面図 本発明に係る側溝用集水枡の斜視分解図 本発明の側溝用集水枡により構築された側溝の部分断面図 堰板を示す正面図 堰板の拡大断面図 堰板の取り付け状態を示す説明図 従来例を示す側溝部分の断面図
符号の説明
1 暗渠型側溝
2 側溝用集水枡
21 集水枡本体
22 縁石
22A 導水口
23 枠体
24 多孔蓋
29 通水孔
3 車道
4 歩道
5 堰板
H 開口部
S 通水可能な開口領域

Claims (5)

  1. 上面に開口部が形成される集水枡本体と、この集水枡本体の上面における歩道側に該歩道と車道とを区分するために設けられる縁石とを有して成る側溝用集水枡であり、前記集水枡本体の上面開口部に枠体が固定されると共に、該枠体の内側に通水性を有する多孔蓋が抜き取り可能に嵌め込まれ、前記縁石の下部には前記枠体の上方位置で歩道側から車道側に通じる導水口が形成され、前記枠体における歩道側の端縁部には前記導水口における歩道側の開口部分の上部に通水可能な開口領域を残して該導水口における歩道側の開口部分の下部を覆う堰板が取り付けられることを特徴とする側溝用集水枡。
  2. 車道側よりも歩道側で導水口の開口高さが大きく設定されることを特徴とする請求項1記載の側溝用集水枡。
  3. 集水枡本体の側壁上部に、舗装路面を透過した浸透水を集水枡本体内に誘導するための通水孔が穿設されることを特徴とする請求項1、又は2記載の側溝用集水枡。
  4. 多孔蓋は、縦格子と横格子とにより形成されるグレーチング床版であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の側溝用集水枡。
  5. 上面に開口部が形成される集水枡本体と、この集水枡本体の上面における歩道側に該歩道と車道とを区分するために設けられる縁石と、前記集水枡本体の上面開口部に固定される枠体と、該枠体の内側に抜き取り可能に嵌め込まれる通水性を有する多孔蓋とを有すると共に、前記縁石の下部には前記枠体の上方位置で歩道側から車道側に通じる導水口が形成される構造の側溝用集水枡を備える側溝を施工する方法であって、
    車道の路肩部を掘削して該掘削部分に前記集水枡本体を定置し、該集水枡本体の上面における歩道側に沿って前記縁石の据付を行った後、前記集水枡本体の周囲において車道と歩道を舗装材により舗装する一方、歩道の舗装前には前記集水枡本体の上面開口部に固定される前記枠体の歩道側の端縁部に前記縁石の下部に形成される導水口の開口部分の長さより大きな長さを有する堰板を取り付け、この堰板により前記導水口における歩道側の開口部分の上部に通水可能な開口領域を残して該導水口における歩道側の開口部分の下部を覆い、歩道を舗装するときに舗装材を前記堰板の上端縁の位置まで打設することを特徴とする側溝の施工方法。
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