JP2018002243A - 泡噴出容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器本体2の口部3に装着された装着キャップ11と、装着キャップ11の流通口25aを開放可能に閉塞する開閉蓋部44、及び流通口25aに連通可能なノズル43を有し、開閉蓋部44が流通口25aから上方に離間して流通口25aを開放する開位置に向けて容器軸O回りに回転可能に装着キャップ11に装着されたノズルヘッド12と、口部3と装着キャップ11の流通口25aとの間を区画する区画部材13と、を備え、装着キャップ11には、ノズルヘッド12が開位置に位置した状態で、ノズルヘッド12に形成された突起片87に下方から係合して装着キャップ11に対するノズルヘッド12の下方移動を規制する係合部91が形成されている。
【選択図】図1
Description
また、区画部材は、流通口に連通する混合室、混合室に容器本体内の空気を供給する空気導入口、及び混合室に容器本体内の内容液を供給する液導入口を有している。
本発明に係る泡噴出容器は、内容液が収容されるとともに、弾性変形可能な容器本体と、前記容器本体の口部に装着されるとともに、内容液を流通させる流通口が形成された装着キャップと、前記流通口を開放可能に閉塞する開閉蓋部、及び前記流通口に連通可能なノズルを有し、前記開閉蓋部が前記流通口から上方に離間して前記流通口を開放する開位置に向けて容器軸回りに回転可能に前記装着キャップに装着されたノズルヘッドと、前記流通口に連通する混合室、前記混合室に前記容器本体内の空気を供給する空気導入口、及び前記混合室に前記容器本体内の内容液を供給する液導入口を有し、前記口部と前記流通口との間を区画する区画部材と、を備え、前記装着キャップの内面と前記区画部材の外面との間に、前記流通口と前記容器本体内とを連通する導入流路が画成され、容器本体内から導入流路を通した流通口への少なくとも空気の流れを規制するとともに、流通口から導入流路を通した容器本体内への少なくとも空気の流れを許容する逆止弁を有し、前記装着キャップには、前記ノズルヘッドが前記開位置に位置した状態で、前記ノズルヘッドに形成された被係合部に前記被係合部の下方から係合して前記装着キャップに対する前記ノズルヘッドの下方移動を規制する係合部が形成されている。
この構成によれば、ノズルヘッドが開位置に移行する過程において、被係合部が係合部を乗り上げることで、開位置における装着キャップに対するノズルヘッドの容器軸方向の位置を安定させることができる。これにより、繰り返しの開閉動作に関わらず、逆止弁と弁座面との容器軸方向の位置を安定させることができるので、逆止弁と弁座面との当接状態を安定させることができ、弁座面に対する逆止弁のシール性を長期に亘って確保できる。
図1、図2に示すように、本実施形態のスクイズ容器(泡噴出容器)1は、容器本体2内に収容された内容液を泡状に噴出するものである。具体的に、スクイズ容器1は、有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部3に装着された有頂筒状の噴出ヘッド4と、を備えている。なお、容器本体2内に収容される内容液としては、各種液体洗浄剤(例えばシャンプーやボディーソープ、ハンドソープ、洗顔料、洗口剤等)や、液体整髪剤等が好適に用いられる。
環板部22は、装着筒21の上端縁から径方向の内側に向けて突設されている。環板部22は、口部3の上端開口縁に、その全周に亘って容器軸O方向で対向している。
シール筒23は、環板部22の内周縁から容器軸O方向に延設されている。シール筒23のうち、環板部22よりも下方に位置する部分は、口部3内に嵌合されている。
ノズル43は、係合筒33のうち隔壁42よりも上方に位置する部分から、径方向の外側に向けて突出している。図示の例において、ノズル43は径方向から見た側面視で楕円筒状に形成されている。ノズル43の先端開口部は、内容液を噴射する噴射口43aを構成している。
このように、ノズルヘッド12は、開閉蓋部44が流通口25aを閉塞する閉位置と、開閉蓋部44が流通口25aの上方に離れて流通口25aを開放する開位置と、の間で往復回転する。
さらに、隔壁42のうち、接続筒51よりも径方向の内側に位置する部分には、隔壁42を容器軸O方向に貫通する接続孔52が形成されている。図示の例において、接続孔52は、容器軸Oと同軸に形成されている。
図3、図4に示すように、ノズルヘッド12を閉位置から開位置にするには、上述したように装着キャップ11に対してノズルヘッド12を緩み方向(周方向の他方)に回転させる。この際、突起片87が開位置ストッパ85のストッパ面85aに周方向で当接する位置までノズルヘッド12を回転させる。すると、ノズルヘッド12は、装着キャップ11に対して緩み方向に回転しながら、装着キャップ11に対して上方に移動する。
この構成によれば、ノズルヘッド12が開位置の状態で、ノズルヘッド12に下方に向けた大きな外力が不意に加えられたとしても、ノズルヘッド12が装着キャップ11に対して下方に強制的に移動するのを抑制できる。そのため、ノズルヘッド12に形成された雌ねじ部41と装着キャップ11に形成された雄ねじ部35との衝突によりねじ部35,41が変形したり、ねじ部35,51同士が容器軸O方向に乗り上げる等して、雄ねじ部35と雌ねじ部41との噛み合いがずれたりするのを抑制できる。これにより、長期に亘って安定した操作性を得ることができる。
上述した実施形態では、係合筒33がカバー筒31の上方に連なる構成について説明したが、この構成のみに限られない。図5〜図8に示すスクイズ容器100のように、係合筒133は、ノズルヘッド112の頂壁のうちカバー筒31よりも径方向の内側に位置する部分に形成しても構わない。
上述した実施形態では、装着筒21に雄ねじ部35を形成した構成について説明したが、この構成のみに限られない。図5等に示すように、環板部22のうちストッパ筒24よりも径方向の外側に位置する部分から上方に突出するノズル装着筒129に雄ねじ部35を形成しても構わない。
区画部材113には、傘状体210が導入部201と一体で形成されている。傘状体210は、容器軸Oと同軸に配置され、差込み筒67を径方向の外側から囲繞している。傘状体210は、容器本体2内の内容液の空気導入口165から混合室163への進入を抑制する。
上述した実施形態では、ノズルヘッドを開位置及び閉位置で位置決めするストッパ85,86や係止突起88,89を2つずつ有する構成について説明したが、ストッパ85,86や係止突起88,89は1つずつでも3つ以上の複数でもよい。また、ストッパ85,86や係止突起88,89を有さない構成でも構わない。
上述した実施形態では、ノズルヘッド12の回転範囲が90°に設定された場合について説明したが、ノズルヘッド12の回転範囲は90°以外の任意の角度に設定可能である。
上述した実施形態では、ノズルヘッドが開位置の状態で、係合部によってノズルヘッドの下方移動を規制する構成について説明したが、この構成に加えて、ノズルヘッドが閉位置の状態でノズルヘッドの上方移動を規制する規制部を有する構成にしても構わない。
2…容器本体
3…口部
11,111…装着キャップ
12,112…ノズルヘッド
13,113…区画部材
24a…弁座面
25a…流通口
43…ノズル
44…開閉蓋部
63,163…混合室
65,165…空気導入口
66,166…液導入口
79…導入流路
81…逆止弁
87…突起片(被係合部)
91,191…係合部
Claims (2)
- 内容液が収容されるとともに、弾性変形可能な容器本体と、
前記容器本体の口部に装着されるとともに、内容液を流通させる流通口が形成された装着キャップと、
前記流通口を開放可能に閉塞する開閉蓋部、及び前記流通口に連通可能なノズルを有し、前記開閉蓋部が前記流通口から上方に離間して前記流通口を開放する開位置に向けて容器軸回りに回転可能に前記装着キャップに装着されたノズルヘッドと、
前記流通口に連通する混合室、前記混合室に前記容器本体内の空気を供給する空気導入口、及び前記混合室に前記容器本体内の内容液を供給する液導入口を有し、前記口部と前記流通口との間を区画する区画部材と、を備え、
前記装着キャップの内面と前記区画部材の外面との間に、前記流通口と前記容器本体内とを連通する導入流路が画成され、
容器本体内から導入流路を通した流通口への少なくとも空気の流れを規制するとともに、流通口から導入流路を通した容器本体内への少なくとも空気の流れを許容する逆止弁を有し、
前記装着キャップには、前記ノズルヘッドが前記開位置に位置した状態で、前記ノズルヘッドに形成された被係合部に前記被係合部の下方から係合して前記装着キャップに対する前記ノズルヘッドの下方移動を規制する係合部が形成されていることを特徴とする泡噴出容器。 - 前記逆止弁は、前記装着キャップ及び前記区画部材のうち、何れか一方に配設されて前記ノズルヘッドの前記装着キャップに対する前記容器軸回りの回転に伴い前記ノズルヘッドとともに前記容器軸方向に移動可能に配設され、かつ前記ノズルヘッドが前記開位置に位置した状態で、他方に形成された弁座面に離反可能に当接して前記導入流路を開放可能に閉塞し、前記開閉蓋部が前記流通口を閉塞する閉位置に位置した状態で、前記弁座面から離反して前記導入流路を開放し、
前記被係合部は、前記ノズルヘッドが前記開位置に移行する過程で前記係合部に乗り上げることを特徴とする請求項1に記載の泡噴出容器。
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JP2016069007A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 株式会社吉野工業所 | 吐出面に内容物を吐出する吐出容器 |
JP2016101969A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 株式会社吉野工業所 | スクイズ容器 |
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2016
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