JP2017509565A - 積荷輸送装置 - Google Patents

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Abstract

上昇面に積荷を輸送するための装置であって、この装置は、フレームと、フレームに結合した、後、中間、及び前の車輪アセンブリとを含む。各車輪アセンブリは、少なくとも1つの脚と、この脚に回転可能に結合され回転しながらフレームを支持する少なくとも1つの車輪と、少なくとも1つの脚に動作的に結合された少なくとも1つのアクチュエーターとを含む。前車輪アセンブリは、フレームから前方に伸びるように、かつフレームの方へ後方に引っ込むように構成されている。アクチュエーターは、少なくとも1つの後、中間、及び前の車輪を独立して上げ下げするように構成されている。積荷支持部材は、フレームより下に位置し、かつ、少なくとも1つの中間車輪によって規定された軸の後方に積荷の重心が位置する第1位置と、積荷の重心がその軸の前方に位置する第2位置との間で移動可能である。

Description

ここに開示した実施形態は、一般的に、積荷を輸送するための装置に関し、より詳しくは異なる高さの表面間で積荷を輸送するための装置に関する。
ハンドリフトあるいはフォークリフトのような機械は、パレットに支持された積荷を輸送するためにしばしば使用される。しかしながらハンドリフトは、傾斜路あるいは昇降機プラットフォームの使用なしに上昇面に積荷を転送することができないかもしれない。フォークリフトは、傾斜路あるいは昇降機プラットフォームを使用することなく上昇面へ積荷を移送することができるかもしれないが、一般的なフォークリフトは、上昇面の端の近くの位置へ積荷を移送することができるだけであるかもしれない。
したがって、上昇面(例えばカーゴトレーラーの床)にあるいは上昇面から積荷を輸送することは、一般的に、傾斜路及び/又は多くの機械を必要とし、これは、時間の浪費で、非能率的で、及び/又は高価であるかもしれない。
1つの広い態様では、重心を有する積荷を上昇面へ輸送する装置が提供され、この装置は、a)フレームと、b)フレームに結合した後車輪アセンブリと、ここで後車輪アセンブリは、(i)少なくとも1つの後脚、(ii)少なくとも1つの後脚の遠位端に回転可能に結合され回転しながらフレームを支持する少なくとも1つの後車輪、及び(iii)少なくとも1つの後脚に動作的に結合され、少なくとも1つの後車輪を上げ下げするように構成された少なくとも1つの後部アクチュエーターを備える、c)フレームに結合された中間車輪アセンブリと、ここで中間車輪アセンブリは、(i)少なくとも1つの中間脚、(ii)少なくとも1つの中間脚の遠位端に回転可能に結合され回転しながらフレームを支持する少なくとも1つの中間車輪、この少なくとも1つの中間車輪は中間軸を形成する、及び(iii)少なくとも1つの中間脚に動作的に結合され、少なくとも1つの中間車輪を上げ下げするように構成された少なくとも1つの中間アクチュエーターを備える、d)フレームに結合した前車輪アセンブリと、ここで前車輪アセンブリは、フレームから前方に伸び、フレームの方へ後方に引っ込むように構成され、かつ(i)少なくとも1つの前脚、(ii)少なくとも1つの前脚の遠位端に回転可能に結合され回転しながらフレームを支持する少なくとも1つの前車輪、及び(iii)少なくとも1つの前脚に動作的に結合され、少なくとも1つの前車輪を上げ下げし、かつ前車輪アセンブリを伸ばし引っ込めるように構成された少なくとも1つの前部アクチュエーターを備え、ここで少なくとも1つの後部アクチュエーター、少なくとも1つの中間アクチュエーター、及び少なくとも1つの前部アクチュエーターは、少なくとも1つの後車輪、少なくとも1つの中間車輪、及び少なくとも1つの前車輪を独立して上げ下げするように構成される、並びに、e)積荷を支持する積荷支持部材と、ここで積荷支持部材は、少なくとも1つの中間脚に動作的に結合され、フレームの下に位置し、積荷の重心が中間軸の後方に位置する第1位置と積荷の重心が中間軸の前方に位置する第2位置との間で移動可能である、を備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの中間脚は、フレームから下方へ延在する一対の中間脚を備え、この一対の中間脚における各中間脚は、上部中間脚及び下部中間脚を備え、上部中間脚は、フレームに結合した上端を有し、下部中間脚は、上部中間脚に結合した上端を有し、また下部中間脚は中間車輪に結合した下端を有する。
いくつかの実施形態では、それぞれの上部中間脚は、伸張する中空部材を備え、各下部中間脚は、上記中空部材内で入れ子式動作をするように構成された伸張部材を備え、ここで少なくとも1つの中間アクチュエーターは、上部中間脚に対して下部中間脚を移動させるように構成される。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの中間アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの中間アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの後脚は、フレームから下方へ延在する一対の後脚を備え、ここで一対の後脚における各後脚は、上部後脚及び下部後脚を備え、上部後脚は、フレームに結合された上端を有し、下部後脚は、上部後脚に結合された上端を有し、下部後脚は、後車輪に結合された下端を有する。
いくつかの実施形態では、それぞれの上部後脚は、伸張する中空部材を備え、各下部後脚は、中空部材内で入れ子式動作をするように構成された伸張部材を備え、ここで、少なくとも1つの後部アクチュエーターは、上部後脚に対して下部後脚を移動させるように構成される。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの後部アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの後部アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える。
いくつかの実施形態では、装置は、さらに少なくとも1つの積荷支持トラックを備え、少なくとも1つの積荷支持トラックのそれぞれは、一対の上部中間脚のうちの1つと一対の上部後脚のうちの1つとの間に延在し、ここで積荷支持部材は、少なくとも1つの積荷支持トラックに摺動可能に結合される。
いくつかの実施形態では、装置は、さらに少なくとも1つの積荷支持トラックを備え、少なくとも1つの積荷支持トラックのそれぞれは、フレームの前部分とフレームの後部分との間に延在し、ここで積荷支持部材は、少なくとも1つの積荷支持トラックに摺動可能に結合される。
いくつかの実施形態では、装置は、第1位置と第2位置との間で積荷支持部材を選択的に移動させるように構成した少なくとも1つの積荷支持アクチュエーターをさらに備える。
いくつかの実施形態では、装置は、第1位置と第2位置との間で積荷支持部材を選択的に移動させるように構成した少なくとも1つの積荷支持アクチュエーターをさらに備える。
いくつかの実施形態では、前車輪アセンブリは、少なくとも1つの拡張部材を備え、ここで、少なくとも1つの前脚は、少なくとも1つの拡張部材から下方へ延在する一対の前脚を備え、ここで一対の前脚におけるそれぞれの前脚は、上部前脚及び下部前脚を備え、上部前脚は、少なくとも1つの拡張部材に結合された上端を有し、下部前脚は、上部前脚に結合された上端を有し、下部前脚は、前車輪に結合された下端を有する。
いくつかの実施形態では、それぞれの上部前脚は、伸張する中空部材を備え、それぞれの下部前脚は、中空部材内で入れ子式動作をするように構成された伸張部材を備え、ここで少なくとも1つの前部アクチュエーターは、上部前脚に対して下部前脚を移動させるように構成されている。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの前部アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの前部アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える。
いくつかの実施形態では、積荷支持部材は、パレットを支持するように構成される。
いくつかの実施形態では、積荷支持部材は、少なくとも2つのフォークを備える。
いくつかの実施形態では、装置は自力で推進する。
いくつかの実施形態では、積荷支持部材が第1位置にあるとき、積荷は、一対の後脚、一対の中間脚、及びフレームによって形成される領域内に実質的にある。
別の広い態様において、重心を有する積荷を上昇面へ輸送する装置が提供され、この装置は、a)フレームと、b)フレームに結合した調整可能な後車輪アセンブリと、ここで調整可能な後車輪アセンブリは、(i)少なくとも1つの調整可能な後脚、(ii)少なくとも1つの調整可能な後脚の遠位端に回転可能に結合された、回転しながらフレームを支持する少なくとも1つの後車輪、及び(iii)少なくとも1つの調整可能な後脚に動作的に結合され、少なくとも1つの後車輪を上げ下げするように構成された少なくとも1つの後部アクチュエーターを備える、c)フレームに結合した後車輪アセンブリ支持体と、この後車輪アセンブリ支持体は、回転しながらフレームを支持する少なくとも1つの後支持車輪を備え、この少なくとも1つの後支持車輪は、少なくとも1つの後車輪の前方に位置決めされ、この少なくとも1つの後支持車輪は、後支持軸を形成する、d)フレームに結合した調整可能な前車輪アセンブリと、この調整可能な前車輪アセンブリは、(i)少なくとも1つの調整可能な前脚、(ii)少なくとも1つの調整可能な前脚の遠位端に回転可能に結合された、回転しながらフレームを支持する少なくとも1つの前車輪、この少なくとも1つの前車輪は、少なくとも1つの後支持車輪に前方に配置され、この少なくとも1つの前車輪は前軸を形成する、及び(iii)少なくとも1つの調整可能な前脚に動作的に結合され、かつ少なくとも1つの前車輪を上げ下げするように構成された少なくとも1つの前部アクチュエーター、を備え、e)フレームに結合した前車輪アセンブリ支持体と、この前車輪アセンブリ支持体は、(i)少なくとも1つの前支持脚、及び(ii)少なくとも1つの前支持脚の遠位端に回転可能に結合され、フレームを回転しながら支持する少なくとも1つの前支持車輪、この少なくとも1つの前支持車輪は少なくとも1つの前車輪の前方に配置される、及びf)積荷を支持する積荷支持部材と、この積荷支持部材は、フレームに動作的に結合され、かつ上部及び下部の積荷支持位置の間で移動可能であり、積荷支持部材はフレームの下方に位置し、支持されている積荷の重心が後支持軸の前方で前軸の後方に位置するように位置決めされる、を備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの調整可能な後脚は、フレームから下方へ延在する一対の調整可能な後脚を備え、一対の調整可能な後脚のそれぞれの調整可能な後脚は、上部の調整可能な後脚、及び下部の調整可能な後脚を備え、上部の調整可能な後脚は、フレームに結合された上端を有し、下部の調整可能な後脚は、上部の調整可能な後脚に結合された上端を有し、また下部の調整可能な後脚は、後車輪に結合された下端を有する。
いくつかの実施形態では、上部の調整可能な後脚のそれぞれは、伸張する中空部材を備え、下部の調整可能な後脚のそれぞれは、中空部材内で入れ子式動作用に構成された伸張部材を備え、ここで、少なくとも1つの後部アクチュエーターは、上部の調整可能な後脚に対して下部の調整可能な後脚を移動するように構成される。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの後部アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの後部アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの調整可能な前脚は、フレームから下方へ延在する一対の調整可能な前脚を備え、ここで、一対の調整可能な前脚におけるそれぞれの調整可能な前脚は、上部の調整可能な前脚、及び下部の調整可能な前脚を備え、上部の調整可能な前脚は、フレームに結合された上端を有し、下部の調整可能な前脚は、上部の調整可能な前脚に結合される上端を有し、及び、下部の調整可能な前脚は、前車輪に結合する下端を有する。
いくつかの実施形態では、上部の調整可能な前脚のそれぞれは、伸張する中空部材を備え、下部の調整可能な前脚は、中空部材内で入れ子式動作用に構成された伸張部材を備え、ここで少なくとも1つの前部アクチュエーターは、上部の調整可能な前脚に対して下部の調整可能な前脚を移動させるように構成される。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの前部アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つの前部アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える。
いくつかの実施形態では、装置は、少なくとも1つの積荷支持トラックをさらに備え、ここで積荷支持部材は、少なくとも1つの積荷支持トラックに摺動可能に結合され、上部積荷支持位置と下部積荷支持位置との間で積荷支持部材を選択的に移動させるように構成された少なくとも1つの積荷支持アクチュエーターをさらに備える。
いくつかの実施形態では、積荷支持部材は、パレットを支持するように構成される。
いくつかの実施形態では、積荷支持部材は、少なくとも2つのフォークを備える。
いくつかの実施形態では、装置は自力で推進する。
いくつかの実施形態では、積荷支持部材が上部積荷支持位置にあるとき、積荷は、一対の調整可能な後脚、一対の調整可能な前脚、及びフレームによって形成された領域内に実質的にある。
種々の実施形態のこれらの及び他の態様は、以下により詳しく記述されるだろう。
図1は、1つの実施形態による、上昇面に積荷を輸送する装置の正面の斜視図である。 図2は、図1の装置の側面図である。 図3は、前車輪アセンブリが延長位置にある、図1の装置の正面の斜視図である。 図4は、前車輪アセンブリが延長位置にある、図1の装置の側面図である。 図5は、前車輪アセンブリが延長位置に及び積荷支持部材が前方位置にある、図1の装置の正面の斜視図である。 図6は、前車輪アセンブリが延長位置にあり、積荷支持部材が後方位置にあり、及び、前車輪、中間車輪、後車輪が下降位置にある、図1の装置の正面の斜視図である。 図7は、前車輪アセンブリが延長位置にあり、積荷支持部材が後方位置にあり、及び、前車輪、中間車輪、後車輪が下降位置にある、図1の装置の側面図である。 図8Aは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Bは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Cは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Dは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Eは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Fは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Gは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Hは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Iは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Jは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Kは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図8Lは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Aは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Bは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Cは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Dは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Eは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Fは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Gは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Hは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図9Iは、上昇面から積荷を輸送するために使用されている図1の装置を説明する正面図である。 図10は、別の実施形態による、上昇面に積荷を輸送するための装置の正面の斜視図である。 図11は、図10の装置における下側の斜視図である。 図12は、調整可能な後車輪アセンブリが延長位置にあり、調整可能な前車輪アセンブリが延長位置にある、図10の装置における下側の斜視図である。 図13は、調整可能な後車輪アセンブリが延長位置にあり、調整可能な前車輪アセンブリが引込位置にある、図10の装置における下側の斜視図である。 図14は、調整可能な後車輪アセンブリが引込位置にあり、調整可能な前車輪アセンブリが延長位置にある、図10の装置における下側の斜視図である。 図15は、図10の装置の積荷支持部材の正面の斜視図である。 図16は、入れ子式のアクチュエーター及び入れ子式の駆動機構の実施形態を示す調整可能な脚の斜視図である。 図17Aは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Bは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Cは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Dは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Eは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Fは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Gは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Hは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Iは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。 図17Jは、上昇面に積荷を輸送するために使用されている図10の装置を説明する正面図である。
ここに記述されるシステム及び方法の実施形態についてのよりよい理解のため、及び、それらが実際にどのように実施可能かをより明瞭に示すために、添付の図面を参照して例示の論及がなされるだろう。
ここに含まれる図面は、本明細書の開示の物品、方法、及び装置の様々な例を説明するためのものであり、任意の方法で教示されるものの範囲を制限するように意図されない。
それぞれのクレームされた発明の例を提供するために様々な実施形態が以下に述べられるだろう。以下に述べられる例は、クレームされた発明を制限せず、また、いずれのクレームされた発明も、以下に述べられていないプロセスあるいは装置をカバーしてもよい。クレームされた発明は、以下に記載する装置あるいはプロセスのいずれかにおける全ての特徴を有する装置あるいはプロセスに、あるいは、以下に記載する装置の多数あるいは全てに共通する特徴に限定されない。以下に述べる装置あるいはプロセスがいずれかのクレームされた発明の実施の形態ではないことはありえる。
さらに、図示の単純化及び明瞭化のため、適切であると考える場合には、対応するあるいは類似する要素を示すために、参照数字は各図間において繰り返されてもよい。さらに、多数の具体的な詳細がここに記述された例示の実施形態についての完全な理解を提供するために述べられる。しかしながら、ここに記述された例示の実施形態がそれらの具体的な詳細なしで実行されてもよいことは当業者によって理解されるだろう。他の例では、ここに記述された例示の実施形態を不明瞭にしないように、周知の方法、手順、及び部品は、詳細に記述されていない。また、その記述は、ここに記述された例示の実施形態の範囲を制限するように考えられてはならない。
図1〜図7は、上昇面に積荷を輸送するために使用することができる装置100を示す。図1及び図2を参照して、装置100は、フレーム110を含んでいる。後車輪アセンブリ120、中間車輪アセンブリ130、及び前車輪アセンブリ140は、フレーム110を支持する。装置100によって輸送されるべき積荷を支持するために積荷支持部材150が設けられる。
後車輪アセンブリ120は、フレーム110に結合され、後脚122a、122bを含む。第1後車輪126aは、第1後脚122aの端に結合され、第2後車輪126bは、第2後脚122bの端に結合されている。後車輪126a−bは、装置100が表面を転がることができるように、後脚122a−bを介してフレーム110を支持する。
一対の後脚122a−bが示されているが、より多くの(あるいはより少ない)後脚が後車輪アセンブリ120の一部として設けられてもよいことは認識されるだろう。また、各後脚は、一つの後車輪126a−bを有するように示されているが、各後脚がそこに結合される1つを超える後車輪を有してもよいことが認識されるだろう。後脚の数、及び/又は後車輪の数は、例えば、装置100によって輸送される積荷の予想される重量、装置100が通過することが予想される表面のタイプ(例えばアスファルト、コンクリート、砂利など)、及び/又は、後車輪(設けられたところの)を駆動するのに使用されるモーターの定格出力に基づいて選択されてもよい。
後車輪アセンブリ120は、また、後車輪126a−bを上げ下げするように構成された少なくとも1つの後部アクチュエーター(図示せず)を含んでいる。図6及び図7に示すように、後脚122aは、上部後脚123a及び下部後脚124aを含み、後脚122bは、上部後脚123b及び下部後脚124bを含んでいる。それぞれの上部後脚123a−bは、フレームに結合される上端を有し、それぞれの下部後脚124a−bは、それぞれの上部後脚123a−bに結合される上端を有する。後車輪126a−bは、それぞれの下部後脚124a−bの下端に結合される。動作では、後部アクチュエーター(例えば電気モーター、油圧駆動システム、空気圧駆動システムによって駆動されるウォーム駆動部)は、それぞれの上部後脚123a−bに対して下部後脚124a−bを移動するように動作可能であり、その結果、フレーム110に対して後車輪126a−bを上昇させ(例えば図1参照)、かつ下降(例えば図6参照)させる。
示されるように、上部後脚123a−bは、中空部材であり、下部後脚124a−bは、中空の上部後脚内で入れ子式動作するように構成される。上部後脚及び下部後脚の他の構成(例えばハサミ状機構)が可能であるかもしれないことは認識されるだろう。また、上部後脚123及び下部後脚124が示されているが、後脚は、追加の脚部材、例えば、後脚の多段の入れ子式の伸張を設けることを含んでもよいことが認識されるだろう。
中間車輪アセンブリ130は、フレーム110に結合され、中間脚132a、132bを含んでいる。第1中間車輪136aは、第1中間脚132aの端に結合され、第2中間車輪136bは、第2中間脚132bの端に結合される。中間車輪136a−bは、装置100が表面を転がることができるように、中間脚132aを介してフレーム110を支持する。また中間車輪136a−bは、中間軸138(例えば図1参照)を形成する。
一対の中間脚132a−bが示されているが、より多くの(あるいはより少ない)中間脚が中間車輪アセンブリ130の一部として設けられてもよいことは認識されるだろう。また、各中間脚は、一つの中間車輪136a−bを有するように示されているが、各中間脚は、それに結合される1つを超える中間車輪を有してもよいことが認識されるだろう。中間脚の数、及び/又は中間車輪の数は、例えば、装置100によって輸送される積荷の予想される重量、装置100が通過することが予想される表面のタイプ(例えばアスファルト、コンクリート、砂利など)、及び/又は、中間車輪(設けられたところの)を駆動するのに使用されるモーターの定格出力に基づいて選択されてもよい。
中間車輪アセンブリ130は、また、中間車輪136a−bを上げ下げするように構成した少なくとも1つの中間アクチュエーター(図示せず)を含んでいる。図6及び図7に示すように、中間脚132aは、上部中間脚133a及び下部中間脚134aを含んでおり、中間脚132bは、上部中間脚133b及び下部中間脚134bを含んでいる。それぞれの上部中間脚133a−bは、フレームに結合する上端を有し、それぞれの下部中間脚134a−bは、そのそれぞれの上部中間脚133a−bに結合する上端を有する。中間車輪136a−bは、それぞれの下部中間脚134a−bの下端に結合される。動作では、中間アクチュエーター(例えば電気モーター、油圧駆動システム、空気圧駆動システムによって駆動されたウォーム駆動部)は、それぞれの上部中間脚133a−bに対して下部中間脚134a−bを移動するように動作可能であり、その結果、フレーム110に対して中間車輪136a−bを上昇させ(例えば図1参照)、かつ下降させる(例えば図6参照)。
示すように、上部中間脚133a−bは、中空部材であり、下部中間脚134a−bは、中空の上部中間脚内で入れ子式動作するように構成される。上部中間脚及び下部中間脚の他の構成(例えばハサミ状機構)が可能であるかもしれないことは認識されるだろう。また、上部中間脚133及び下部中間脚134が示されているが、中間脚は、追加の脚部材、例えば中間脚の多段の入れ子式の伸張を設けることを含んでもよいことが認識されるだろう。
前車輪アセンブリ140は、フレーム110に結合され、前脚142a、142bを含んでいる。第1前車輪146aは、第1前脚142aの端に結合され、第2前車輪146bは、第2前脚142bの端に結合される。前車輪146a−bは、装置100が表面を転がることができるように、前脚142a−bを介してフレーム110を支持する。
一対の前脚142a−bが示されているが、より多くの(あるいはより少ない)前脚が前車輪アセンブリ140の一部として設けられてもよいことは認識されるだろう。また、それぞれの前脚が1つの前車輪146a−bを有するように示されているが、各前脚がそこに結合される1つを超える前車輪を有してもよいことは認識されるだろう。前脚の数、及び/又は前車輪の数は、例えば、装置100によって輸送される積荷の予想される重量、装置100が通過することが予想される表面のタイプ(例えばアスファルト、コンクリート、砂利など)、及び/又は、前車輪(設けられたところの)を駆動するために使用されるモーターの定格出力に基づいて選択されてもよい。
前車輪アセンブリ140は、また、前車輪146a−bを上げ下げするように構成された少なくとも1つの前部アクチュエーター(図示せず)を含んでいる。図6及び図7に示すように、前脚142aは、上部前脚143a及び下部前脚144aを含み、前脚142bは、上部前脚143b及び下部前脚144bを含んでいる。それぞれの上部前脚143a−bは、フレームに結合する上端を有し、それぞれの下部前脚144a−bは、そのそれぞれの上部前脚143a−bに結合する上端を有する。前車輪146a−bは、各下部前脚144a−bの下端に結合される。動作では、前部アクチュエーター(例えば、電気モーター、油圧駆動システム、空気圧駆動システムによって駆動されるウォーム駆動部)は、それぞれの上部前脚143a−bに対して下部前脚144a−bを移動するように動作可能であり、その結果、フレーム110に対して前車輪146a−bを上昇させ(例えば図1参照)かつ下降させる(例えば図6参照)。
示すように、上部前脚143a−bは、中空部材であり、下部前脚144a−bは、中空の上部前脚内で入れ子式動作するように構成される。上部前脚及び下部前脚の他の構成(例えばハサミ状機構)が可能かもしれないことは認識されるだろう。また、上部前脚143及び下部前脚144が示されているが、前脚が追加の脚部材、例えば、前脚の多段の入れ子式の伸張を設けることを含んでもよいことは認識されるだろう。
あるいはまた、もしくは追加的に、前脚142a−bが水平位置の方へ(前方に、及び/又は後方に)旋回してもよいように、前脚142a−bは、フレーム110に旋回可能に結合(例えばティルトブラケット及び/又は回転輪機構によって)されてもよい。これはまた、前車輪146a−bを持ち上げる効果を有するであろう(前脚142a−bが旋回するとき、入れ子式ではなく別の方法で前脚142a−bを長くする)。
図6及び図7に示すように、前車輪アセンブリ140は、一もしくは複数の拡張部材148a−bによってフレーム110に結合されてもよい。拡張部材148a−bは、フレーム110に対して選択的に伸びかつ引っ込むように構成され、その結果、前脚142a−bは、フレーム110から前方に伸びる(及び、フレーム110の方へ後方に引っ込む)ことができる。拡張部材148a−bの伸び及び引き込みは、前車輪146a−bを上げ下げするように構成された同一の(一つあるいは複数の)前部アクチュエーターによって、あるいは、フレーム110に対して前車輪アセンブリの伸び及び引き込みをコントロールするために設けられてもよい一もしくは複数の追加の拡張アクチュエーター(図示せず)によって、コントロールされてもよい。
あるいはまた、もしくは追加的に、前脚142a−bが水平位置の方へ(前方に、及び/又は後方に)旋回してもよいように、拡張部材148a−bは、フレーム110に(例えばティルトブラケット及び/又は回転輪機構によって)旋回可能に結合されてもよい。あるいはまた、もしくは追加的に、前車輪を上げるために水平位置の方へ前脚142a−bを旋回して実質的に等価な能力を達成するために、前脚142a−bは、拡張部材148a−bに旋回可能に結合されてもよい。あるいはまた、もしくは追加的に、前車輪を上げ実質的に等価な能力を達成するために、前車輪146a−bが水平位置の方へ(前方に、及び/又は後方に)旋回してもよいように、前車輪146a−bは、前脚142a−b(例えばティルトブラケット及び/又は回転輪機構によって)に旋回可能に結合されてもよい。
装置100を使用した積荷の輸送を援助するために、後車輪126a−b、中間車輪136a−b、及び/又は前車輪146a−bの1つ以上が、装置100に結合された一もしくは複数のモーター(図示せず)によって駆動されてもよく、その結果、装置100は表面上を自走できるかもしれない。例えば、前車輪、中間車輪、及び/又は後車輪の1つ以上を直接駆動するために、一もしくは複数のモーターが、一もしくは複数の脚の下部部分に設けられてもよい。あるいはまた、もしくは追加的に、1つ以上のモーターが一もしくは複数の脚の上部に(あるいはフレーム110に)設けられ、例えば、脚の内側に配置したスプライン軸によって前車輪、中間車輪、及び/又は後車輪の1つ以上に動力を転送してもよい。あるいはまた、もしくは追加的に、車輪ボスモーターが一もしくは複数の車輪に結合されてもよい。装置を推進するために、適切ないずれの種類のモーターが使用されてもよい(例えば油圧モーター、電気モーター、内燃機関など)。
あるいはまた、もしくは追加的に、いくつかの実施形態では、後車輪126a−b、中間車輪136a−b、及び/又は前車輪146a−bの1つ以上は、装置100に結合された1つ以上のモーター(図示せず)によって選択的に回転可能であってもよく、その結果、装置100が推進されているとき、装置100は自身を操縦することができるかもしれない。あるいはまた、もしくは追加的に、装置を推進するため車輪を駆動するモーターの速度は、操縦を支援するために独立に調整可能であってもよい。例えば、後車輪126a−b及び/又は中間車輪136a−bは、向きの変更を支援するために異なる速度で(又は異なる方向に)選択的に駆動されてもよい。
あるいはまた、もしくは追加的に、いくつかの実施形態中で、後車輪126a−b、中間車輪136a−b、及び/又は前車輪146a−bの1つ以上は、自由に回転可能(例えば、旋回車のように構成された)であってもよい。例えば、別の、後車輪126a−b、中間車輪136a−b、及び/又は前車輪146a−bが装置を推進し操縦するように構成される。
図1に戻り、積荷支持部材150は、装置100を使用して輸送される積荷に係合する及び/又は支持するように構成される。例えば、積荷支持部材150は、パレットと係合するように構成されてもよい一もしくは複数のフォーク152を設けてもよい。図1に示すように、装置100は4つのフォーク152a−dを有するが、しかし、より多くのあるいはより少ない数のフォーク152が積荷支持部材150に設けられてもよいことが認識されるだろう。
積荷支持部材150は、好ましくはフレーム110の下方に位置し、その結果、装置100によって輸送されている積荷は、フレーム110より下の位置に支持される。有利にはこの配置において、装置100は、積荷を輸送しているか否かにかかわらず同じ全高を有することができる。
また、積荷支持部材が第1位置(例えば図1及び図2に示すような)にある場合、積荷支持部材が−よってほとんどの例では支持された積荷が、一対の後脚122a−b、一対の中間脚132a−b、及びフレーム110によって形成される領域内に実質的に置かれるように、積荷支持部材150は好ましくは寸法が決められる。有利には、この配置において、装置100は、積荷を輸送しているか否かにかかわらず同じ全長及び全幅を有することができる。
また、積荷支持部材150は、第1位置と第2位置との間で移動することができ、ここで第1位置は、積荷支持部材の積荷を支持している部分−よって支持された積荷の重心−が、中間軸(例えば図1参照)の後方にある位置であり、第2位置は、積荷支持部材の積荷を支持している部分−よって支持された積荷の重心−が、中間軸138(例えば図5参照)の前方にある位置である。さらに以下で議論するように、第1位置と第2位置との間で輸送される積荷の重心を選択的に移動する能力は、上昇面に積荷を輸送することを容易にするかもしれない。
第1位置と第2位置との間での積荷支持部材150の移動を容易にするために、図1−図7に示すように、装置100はまた、一もしくは複数の積荷支持トラック154を有してもよく、積荷支持部材150は、その積荷支持トラックに摺動可能に結合されてもよい。図示された実施形態では、一対の積荷支持トラック154a−bが装置100に設けられている。積荷支持トラック154aは、上部後脚123aと上部中間脚133aとの間で延在し、積荷支持トラック154bは、上部後脚123bと上部中間脚133bとの間で延在する。好ましくは、積荷支持トラック154が中間車輪アセンブリに動作的に結合しているが、積荷支持トラック用の他の構成及び/又は位置が可能であることが認識されるだろう。例えば、積荷支持トラックで、例えば、フレームの前部分とフレームの後部分との間に装着され延在してもよい。
装置100はまた、第1位置と第2位置との間で積荷支持部材を選択的に移動するように構成された積荷支持アクチュエーター(図示せず)を含んでもよい。動作では、積荷支持アクチュエーター(例えば電気モーター、油圧駆動システム、空気圧駆動システムによって駆動されたウォーム駆動部)は、積荷支持トラック154に沿って前方及び後方に積荷支持部材150を移動するように動作可能であり、よって、積荷支持部材(したがって支持された積荷の重心)を第1位置と第2位置との間で移動させる。
上昇面へ(及び上昇面から)積荷50を輸送することにおける装置100の動作は、図8A−図8L、及び図9A−図9Iに関して記述されるだろう。この動作は、装置100のカーゴトレーラー300との出、入に関して記述されるだろう。しかしながら、同じ方法で装置100が他の上昇面(包囲されている、あるいは包囲されていない)との積み降ろしで積荷を輸送してもよいことは理解されるだろう。
上昇面に積荷50を輸送することに関する装置100の動作は、図8A−図8Lに関して記述されるだろう。
装置100は、一般的に、図8Aに示される位置の表面を通過する。好ましくは、装置100は、前車輪が地面と接触しないように前車輪146a−bがわずかに上げられた状態で、後車輪126a−b及び中間車輪136a−bによって回転しながら支持される。しかしながら、代わりの実施形態では、前車輪146a−bは、装置100が通過する地面400と接触してもよいことが認識されるだろう。
カーゴトレーラー300の床310のような上昇面に、装置100が積荷50を輸送するために使用されるとき、装置100は、最初に上昇面310の近くに位置決めされる。
図8Bを参照して、その後、上昇面310の高さにあるいはその上方に前車輪146a−bが存在するように、後脚122a−b及び中間脚132a−bが装置100を上げるために拡張する。
図8Cを参照して、その後、前車輪146a−bが上昇面310と接触される。図示した例では、これは、上昇面310の方へ装置100を進めて、前車輪146a−bを上昇面へ降下することによって達成される。
図8Dを参照して、その後、前車輪146a−bと上昇面310との間の接触を維持しながら、前車輪アセンブリ140がフレーム110から前方に拡張される。あるいは、前車輪146a−bが上昇面と接触することなく前車輪アセンブリ140が拡張されてもよく、次に前車輪146a−bが上昇面と接触するように降下してもよいことは認識されるだろう。
図8Eを参照して、その後、中間車輪136a−bが上昇面310の高さにあるいはその上方にあるように、中間車輪136a−bがフレーム110の方へ上げられる。後車輪126a−bが地面400に接しており、及び前車輪146a−bが上昇面310に接しているので、装置100は安定を維持する。
図8Fを参照して、その後装置100は上昇面310の方へ進められ、中間車輪136a−bは上昇面310に降下する(必要な場合)。
図8Gを参照して、好ましくは積荷50の重心が中間軸138(例えば図1も参照)の前方に位置するまで、積荷支持部材150(よって積荷50)が前方に進められる。
図8H及び図8Iを参照して、その後、後車輪126a−bが上昇面310の高さにあるいはその上方あるように、後車輪126a−bは、フレーム110の方へ上げられ、装置100は前方に進められ、−例えば、前車輪146a−b(図示せず)と連携するブレーキが係合しながらフレーム110の方へ前車輪アセンブリ140を引き込むことによって前車輪アセンブリ140の方へフレーム110を効果的に引きながら− その後、後車輪126a−bが上昇面310に接するように後車輪126a−bは降下される(必要な場合)。
図8J、図8K及び図8Lを参照して、その後、装置100は、例えば、積荷50が装置100によって上昇面310に置かれてもよい場所の、カーゴトレーラー300の前面まで、上昇面310を横断してもよい。
上昇面から積荷50を輸送することに関する装置100の動作は、図9A−図9Iを参照して記述されるだろう。
図9Aを参照して、前車輪146a−bがわずかに上げられ、及び、積荷50の重心が後車輪126a−bと中間車輪136a−bとの間に位置するように積荷支持部材150が位置決めされた状態で、装置100は示されている。
図9Bを参照して、その後、前車輪アセンブリ140は、フレーム110から外側に拡張され、前車輪146a−bは上昇面310に接触する。前車輪146a−bが上昇面に接している状態、あるいは接していない状態で、前車輪アセンブリ140が拡張され、次に、(必要であれば)前車輪146a−bが上昇面と接するように降下してもよいことは認識されるだろう。
図9Cを参照して、好ましくは積荷50の重心が中間軸138の前方に位置するまで、積荷支持部材150(よって積荷50)は、前車輪アセンブリ140の方へ進められる。
図9Dを参照して、その後、後車輪126a−bが上昇面から離れて存在し、そして後車輪126a−bが地面400に下降されるまで、装置100は、上昇面310の端の方へ進められる。
図9E及び図9Fを参照して、その後、中間車輪136a−bが上昇面から離れて存在するまで装置100は進められ、そして、好ましくは積荷50の重心が中間軸138の後方に位置するまで、積荷支持部材150(よって積荷50)は後車輪アセンブリ120の方へ進められ、その後、図9Gに示されるように、中間車輪136a−bは地面400へ降下する。あるいはまた、積荷支持部材150(よって積荷50)が後車輪アセンブリ120の方へ進められる前に、中間車輪136a−bが地面400へ降下されてもよいことが認識されるだろう。
図9H及び図9Iを参照して、一旦、後車輪126a−b及び中間車輪136a−bが地面400に接しており、積荷50の重心が中間軸138(例えば図1を参照)の後方に位置するまで積荷支持部材150(よって積荷50)が後車輪アセンブリ120の方へ進められたならば、前車輪アセンブリ140は、フレーム110の方へ引き込まれてもよく、その後、後脚122a−b及び中間脚132a−bが引っ込まれて、後車輪126a−b及び中間車輪136a−bをフレーム110の方へ移動させ、装置100を降下させる。
図10から図16は、上昇面に積荷を輸送するために使用することができる代わりの実施形態による装置200を示している。図10から図14を参照して、装置200は、上部フレーム210、調整可能な後車輪アセンブリ220、後車輪アセンブリ支持体230、調整可能な前車輪アセンブリ240、フレーム210を支持する前車輪アセンブリ支持体250、及び装置200によって輸送される積荷を支持する積荷支持部材260を含んでいる。
調整可能な後車輪アセンブリ220(部品番号220a、220bによって識別される)は、上部フレーム210に結合され、調整可能な後脚222a、222bを含んでいる。後車輪226aは、調整可能な後脚222aの端に結合され、後車輪226bは、調整可能な後脚222bの端に結合される。表面に接しているとき、装置200が表面を転がることができるように、後車輪226a−bは、後脚222a−bを介して上部フレーム210を支持する。また、後車輪226a−bは、後車輪226a、bの回転中心を貫通する後軸228を形成する。
一対の調整可能な後脚222a−bが示されているが、より多くの(あるいはより少ない)調整可能な後脚が調整可能な後車輪アセンブリ220の一部として設けられてもよいことは認識されるだろう。また、それぞれの調整可能な後脚は1つの後車輪226a−bを有するように示されているが、それぞれの調整可能な後脚は、そこに結合される1つを超える後車輪を有してもよいことが認識されるだろう。調整可能な後脚の数、及び/又はそれぞれの調整可能な後脚に結合される後車輪の数は、例えば、装置200によって輸送される積荷の予想される重量、装置200の通過が予想される表面のタイプ(例えばアスファルト、コンクリート、砂利など)、及び/又は、それらの後車輪(設けられたところの)を駆動するために使用されるモーターの定格出力に基づいて選択されてもよい。
調整可能な後車輪アセンブリ220はまた、後車輪226a−bを上げ下げするように構成された少なくとも1つの後部アクチュエーターを含んでいる。図13から図15に示すように、調整可能な後脚222aは、上部の調整可能な後脚223a、及び下部の調整可能な後脚224aを含んでいる。また、調整可能な後脚222bは、上部の調整可能な後脚223b、及び下部の調整可能な後脚224bを含んでいる。上部の調整可能な後脚223a−bのそれぞれは、フレーム210に結合される上端を有する。また、下部の調整可能な後脚224a−bのそれぞれは、そのそれぞれの上部の調整可能な後脚223a−bに結合される上端を有する。後車輪226a−bは、それぞれの下部の調整可能な後脚224a−bの下端に結合される。動作では、後部アクチュエーター(例えば電気モーター、油圧駆動システム、空気圧駆動システムによって駆動されるウォーム駆動部)は、上部の調整可能な後脚223a−bのそれぞれに対して下部の調整可能な後脚224a−bを移動するように動作可能であり、その結果、上部フレーム210に対して後車輪226a−bを上昇させ(例えば図10、図11参照)、下降させる(例えば図12及び図13参照)。
示すように、上部の調整可能な後脚223a−bは、中空部材であり、下部の調整可能な後脚224a−bは、中空の上部の調整可能な後脚内で入れ子式動作するように構成される。上部の及び下部の調整可能な後脚の他の構成が可能かもしれないこと(例えばハサミ状機構)が認識されるだろう。また、上部の調整可能な後脚223及び下部の調整可能な後脚224が示されているが、調整可能な後脚が追加の脚部材、例えば、調整可能な後脚の多段の入れ子式の伸張を設けることを含んでもよいことが認識されるだろう。
図16は、上部の調整可能な後脚223のそれぞれに対して下部の調整可能な後脚224を移動するための例示のアクチュエーター270を示す。アクチュエーター270は、油圧で駆動されるアクチュエーターであり、上部の調整可能な後脚223に結合された油圧シリンダー271、及び下部の調整可能な後脚224に結合された油圧ピストン272を含む。作動油は、油圧シリンダー271に対して油圧ピストン272を伸ばし/引き込めるために、一もしくは複数のコントロールバルブ273を介して従来方式で油圧シリンダー271へ導入され/油圧シリンダー271から除去され、それにより、上部の調整可能な後脚223に対して下部の調整可能な後脚224を伸ばし/引き込む。アクチュエーター270用の作動油は、一もしくは複数の流体口274を介して中央油圧システム(例えば中央の流体貯槽、流体ポンプ、流体フィルタ、コントロールバルブなどを含む)によって供給されてもよい。あるいは、アクチュエーター270は、それ自身の油圧システムに設けられてもよい。他の適切な油圧システム形態が別の構成において使用されてもよいことが認識されるだろう。
図10から図11に戻り、調整可能な前車輪アセンブリ240(部品番号240a及び240bによって識別される)は、上部フレーム210に結合され、調整可能な前脚242a及び242bを含んでいる。前車輪246aは、調整可能な前脚242aの端に結合され、前車輪246bは、調整可能な前脚242bの端に結合される。表面に接触しているとき、装置200が転がって表面を通過することができるように、前車輪246a−bは、調整可能な前脚242a−bを介して上部フレーム210を支持する。また、前車輪246a−bは、前車輪246a−bの回転中心を貫通する前軸248を形成する。
一対の調整可能な前脚242a−bが示されているが、より多くの(あるいはより少ない)調整可能な前脚が調整可能な前車輪アセンブリ240の一部として設けられてもよいことは認識されるだろう。また、それぞれの調整可能な前脚が1つの前車輪246a−bを有するように示されているが、それぞれの調整可能な前脚は、そこに結合される1つを超える前車輪を有してもよいことが認識されるだろう。調整可能な前脚の数、及び/又は前車輪の数は、例えば、装置200によって輸送される積荷の予想される重量、装置200の通過が予想される表面のタイプ(例えばアスファルト、コンクリート、砂利など)、及び/又はこれらの前車輪(設けられたところの)を駆動するために使用されるモーターの定格出力に基づいて選択されてもよい。
調整可能な前車輪アセンブリ240はまた、前車輪246a−bを上げ下げするように構成された少なくとも1つの前部アクチュエーターを含んでいる。図13から図15に示すように、調整可能な前脚242aは、上部の調整可能な前脚243a及び下部の調整可能な前脚244aを含み、調整可能な前脚242bは、上部の調整可能な前脚243b及び下部の調整可能な前脚244bを含んでいる。上部の調整可能な前脚243a−bのそれぞれは、フレームに結合した上端を有し、下部の調整可能な前脚244a−bのそれぞれは、上部の調整可能な前脚243a−bのそれぞれに結合した上端を有する。前車輪246a−bは、それぞれの下部の調整可能な前脚244a−bの下端に結合される。動作では、前部アクチュエーター(例えば電気モーター、油圧駆動システム、空気圧駆動システムによって駆動されるウォーム駆動部)は、上部の調整可能な前脚243a−bのそれぞれに対して下部の調整可能な前脚244a−bを移動するように動作可能であり、その結果、フレーム210に対して前車輪246a−bを上昇させ(例えば図10及び図11参照)及び下降させる(例えば図12及び図14参照)。
示すように、上部の調整可能な前脚243a−bは、中空部材であり、下部の調整可能な前脚244a−bは、中空の上部の調整可能な前脚内で入れ子式動作するように構成される。図16に示され、調整可能な後脚に関して上述したアクチュエーター270も、調整可能な前脚と共に使用されてもよい。上部の及び下部の調整可能な前脚の他の構成(例えばハサミ状機構)が可能かもしれないことは認識されるだろう。また、上部の調整可能な前脚243及び下部の調整可能な前脚244が示されているが、調整可能な前脚は、追加の脚部材、例えば、調整可能な前脚の多段の入れ子式の伸張を設けることを含んでもよいことが認識されるだろう。
装置200はまた、一もしくは複数の下部フレーム部材254を有する。図10から図16に図示された実施形態では、一対の下部フレーム部材254a−bが装置200において設けられている。下部フレーム部材254aは、上部の調整可能な後脚223aと上部の調整可能な前脚243aとの間で延在し、下部フレーム部材254bは、上部の調整可能な後脚223bと上部の調整可能な前脚243bとの間で延在する。好ましくは、下部フレーム部材254a−bは、上部の調整可能な前脚と後脚との間で結合され延在しているが、下部フレーム部材に関して他の構成及び/又は位置が可能であることは認識されるだろう。例えば、下部フレーム部材は、上部の調整可能な後脚と、以下で説明する固定前車輪アセンブリ250との間で結合され延在してもよい。
後車輪アセンブリ支持体230は、下部フレーム部材254に結合され、後支持脚232a、232bを含んでいる。後支持車輪236aは、後支持脚232aの端に結合され、後支持車輪236bは、後支持脚232bの端に結合される。表面に接触しているとき、装置200が転がりながら表面を通過することができるように、後支持車輪236a−bは、後支持脚232a−bを介してフレーム210を支持する。また、後支持車輪236a−bは、後支持車輪236a−bの回転中心を貫通する後支持軸238を形成する。
一対の後支持脚232a−bが示されているが、より多くの(あるいはより少ない)後支持脚が固定後車輪アセンブリ230の一部として設けられてもよいことは認識されるだろう。例えば、後支持車輪236は、下部フレーム部材に直接に結合されてもよい。また、それぞれの後支持脚は1つの後支持車輪236a−bを有するように示されているが、それぞれの後支持脚がそこに結合される1つを超える後車輪を有してもよいことが認識されるだろう。後支持脚の数、及び/又は後支持車輪の数は、例えば、装置200によって輸送される積荷の予想される重量、装置200の通過が予想される表面のタイプ(例えばアスファルト、コンクリート、砂利など)、及び/又はこれらの後車輪(設けられたところの)を駆動するために使用されるモーターの定格出力に基づいて選択されてもよい。
装置200はまた、前車輪アセンブリ支持体250を有する。図10から図16に図示された実施形態では、前車輪アセンブリ支持体250は、前支持脚252a、252bを含んでいる。前支持車輪256aは、前支持脚252aの端に結合され、前支持車輪256bは、前支持脚252bの端に結合される。表面に接しているとき、装置200が表面を転がることができるように、前支持車輪256a−bは、前支持脚252a−bを介してフレーム210を支持する。また、前支持車輪256a−bは、前支持車輪256a−bの回転中心を貫通する前支持軸258を形成する。
一対の前支持脚252a−bが示されているが、より多くの(あるいはより少ない)前支持脚が前車輪アセンブリ支持体250の一部として設けられてもよいことは認識されるだろう。また、それぞれの前支持脚が1つの前支持車輪256a−bを有するように示されているが、それぞれの前支持脚がそこに結合される1つを超える前支持車輪を有してもよいことは認識されるだろう。前支持脚の数、及び/又は前支持車輪の数は、例えば、装置200によって輸送される積荷の予想される重量、装置200の通過が予想される表面のタイプ(例えばアスファルト、コンクリート、砂利など)、及び/又はこれらの前車輪(設けられたところの)を駆動するために使用されるモーターの定格出力に基づいて選択されてもよい。
図示する実施形態において、前支持脚252a−bは、上部の調整可能な前脚に結合され、上部の調整可能な前脚から下方及び前方に延在している。前支持脚に関して他の構成及び/又は位置が可能であることは認識されるだろう。例えば、前支持脚は、上部フレーム210に装着され、上部フレームから延在してもよい。別の代替例として、下部フレーム部材の一部は、上部の調整可能な前脚の前方に延在してもよく、1本以上の前支持脚がこれらの前方位置から下方へ延在してもよい。
装置200を使用して積荷を輸送することを支援するために、一もしくは複数の後車輪226a−b、後支持車輪236a−b、前車輪246a−b、及び/又は前支持車輪256a−bは、装置200に結合された一もしくは複数のモーター280によって駆動されてもよく、その結果装置200は、表面を横切って自走することができるかもしれない。例えば、一もしくは複数のモーター280は、一もしくは複数の脚(あるいはフレーム210に)の上部に設けられてもよく、ある脚の内側に配置された例えばスプライン軸によって一もしくは複数の前車輪及び/又は後車輪に力を移送する。あるいはまた、もしくは追加的に、一もしくは複数の前車輪及び/又は後車輪を直接に駆動するために、一もしくは複数のモーターが一もしくは複数の脚の下部分に設けられてもよい。あるいはまた、もしくは追加的に、車輪ボスモーターが一もしくは複数の車輪に結合されてもよい。適切ないずれのタイプのモーター(例えば油圧モーター、電気モーター、内燃機関など)も装置を推進するために使用されてもよい。
図16は、後車輪226を駆動するためのモーター及びトランスミッション配置の例を図示している。この例において、油圧モーター280は、上部の調整可能な前脚242の上端に設けられている。油圧モーター280は、入れ子式のスプライン軸282に結合される。入れ子式のスプライン軸282は、内側スプライン軸部材283及び外側スプライン軸部材284を含む。内側スプライン軸部材283は、外側スプライン軸部材284に対して軸方向に移動することができ、その結果、スプライン軸は、スプライン軸部材のうちの1つに作用したトルクを他のスプライン軸部材に伝達することを可能にしながら、外側スプライン軸部材284の上端と内側スプライン軸部材283の下端との間の距離は、増加あるいは減少することができる。
図示した例では、外側スプライン軸部材284は、油圧モーター280に結合され、内側スプライン軸部材283は、ギヤーボックス285に収容された歯車列286のウォーム287に結合される。ウォーム287は、ウォームギヤー288と噛み合い、これは次々に後車輪226を駆動する。この方法で、油圧モーター280によって外側スプライン軸部材284が回転されたとき、後車輪226が回転され、装置200に推進が提供される。他のモーター及びトランスミッション配置が代替構成において使用されてもよいことは認識されるだろう。
図10から図11に戻り、いくつかの実施形態では、後車輪226a−b、後支持車輪236a−b、前車輪246a−b、及び/又は前支持車輪256a−bの一もしくは複数は、装置200に結合された1つ以上のモーターによって選択的に回転可能であってもよく、その結果、装置200は、推進されるとき、自身を操縦することができてもよい。あるいはまた、もしくは追加的に、装置を推進するために車輪を駆動するモーターの速度は、操縦を助けるために独立して調整可能であってもよい。例えば、後車輪226a−b及び/又は前車輪246a−bは、向きを変えるのを助けるために異なる速度で(及び/又は異方向に)選択的に駆動されてもよい。
あるいはまた、もしくは追加的に、いくつかの実施形態では、後車輪226a−b、後支持車輪236a−b、前車輪246a−b、及び/又は前支持車輪256a−bの一もしくは複数は、自由に回転可能(例えば、旋回車として構成された)であってもよい。例えば、後車輪226a−b、後支持車輪236a−b、前車輪246a−b、及び/又は前支持車輪256a−bの別のものは、装置を推進し操縦するように構成される。
特に、図10及び図15を参照して、積荷支持部材260は、装置200を使用して輸送される積荷に係合し及び/又は支持するように構成される。例えば、積荷支持部材260は、後板部材268を含んでもよく、後板部材から前方へ延在しパレットに係合するように構成されてもよい1つ以上のフォーク262を有する。図10で見ることができるように、装置200は、4つのフォーク262a−dを有するが、しかしより多くもしくはより少ない数のフォーク262が積荷支持部材260において設けられてもよいことが認識されるだろう。
積荷支持部材260は、好ましくはフレーム210の下方に位置し、その結果、装置200によって輸送されている積荷は、フレーム210より下の位置に支持される。この配置において、有利には、装置200は、積荷を輸送しているか否かにかかわらず、同じ全高を有することができる。
また、積荷支持部材が、−よってほとんどの例では支持された積荷が、一対の調整可能な後脚222a−b、一対の調整可能な前脚242a−b、及びフレーム210によって形成された領域内に実質的に存在するように、積荷支持部材260は、好ましくは寸法が決められる。この配置において有利には、装置200は、積荷を輸送しているか否かにかかわらず、同じ全長及び全幅を有することができる。
上昇位置と下降位置との間の積荷支持部材260の移動を容易にするために、図15に示すように、積荷支持部材260は、1つ以上のスライドレール264を含んでもよく、積荷支持部材260は、摺動可能にスライドレールに結合することができる。図示した実施形態では、一対の積荷支持スライドレール264a−bは、後板部材268の側面端に及び上部後脚223に結合される。積荷支持トラック用の他の構成及び/又は位置が可能であることは認識されるだろう。例えば、積荷支持スライドレールは、装置200の一もしくは複数の他の部品に(例えば、上部フレーム210から下方へ延在する後部フレーム部材(図示せず)に)追加的にあるいはその代わりに結合してもよい。
積荷支持部材260は、上昇位置と下降位置との間で積荷支持部材を選択的に移動するように構成された一もしくは複数の積荷支持アクチュエーター266をも含んでもよい。動作では、積荷支持アクチュエーター(例えば電気モーター、油圧駆動システム、空気圧駆動システムによって駆動されるウォーム駆動部)は、積荷支持スライドレール264に沿って後板部材268を移動するように動作可能であり、その結果、上昇位置と下降位置の間で積荷支持部材を移動させる。
図10に戻り、中央油圧システム290の部品は、上部フレーム210内に配置される。ここに記述されるような装置の種々の部品を作動させるために、適切ないずれの油圧システム形態が使用されてもよいこと、また中央油圧システム290の部品が装置200における適切ないずれの位置に置かれてもよいことは認識されるだろう。図示した実施形態では、油圧システム290は、複数の油圧弁292を有する油圧弁マニホルド291、作動油リザーバ293、及び電気モーター295によって駆動される油圧ポンプ294を備える。あるいはまた、もしくは追加的に、中央空気圧システムが、ここに記述されるような装置の種々の部品を作動させるために設けられてもよい。例えば、中央空気圧システムは、空気圧弁マニホルド、圧縮空気貯槽、及び電気モーターによって駆動される空気圧縮機を備えてもよい。
図示した実施形態では、中央電気制御システム296及び電源298(例えばバッテリー)の部品も上部フレーム210内に配置される。ここに記述されるような装置に動力を供給し及び/又はコントロールするために、適切ないずれの電気的システム及び/又は制御電子システムが使用されてもよいこと、及び、中央電気制御システム296の部品が装置200における適切ないずれの位置に置かれてもよいことは、認識されるだろう。好ましくは、中央電気制御システム296は、装置200における一もしくは複数の、電気モーター、ソレノイド、コンバーターなどの電気部品を選択的に作動させ及び/又は非作動にする電子コントローラーを備える。例えば、電子コントローラーは、表面を横切る装置の動きをコントロールするために、車輪(例えば後車輪226a−b、前車輪246a−bなど)を駆動する(一もしくは複数の)モーターの回動速度及び/又は方向をコントロールしてもよい。電子コントローラーは、適切ないずれの有線あるいは無線プロトコルを使用して装置200の電気部品と通信してもよい。
いくつかの実施形態において、中央電気制御システム296は、装置と遠隔装置、例えばラップトップコンピューター、タブレットコンピューター、移動通信デバイス、遠隔サーバーなどのコンピューティングデバイス、との間の通信路を確立するように構成された通信モジュールを備えてもよい。その通信路は、適切ないずれの有線あるいは無線プロトコルを使用する通信モジュールによって確立されてもよく、及びパーソナル エリア ネットワーク(PAN)、地点間ネットワーク、あるいは他の適切なネットワーク形態として構成されてもよい。有線通信は、ユニバーサルシリアルバス(USB)規格に従って行われてもよく、装置は、スタンダード、ミニ、あるいはマイクロのUSBポート(図示せず)を設けてもよい。無線通信の例は、赤外線通信協会(IrDA)、近距離無線通信(NFC)、及び米国電気電子学会(IEEE)によって開発された規格803.11ファミリーによって開発された規格を含んでいる。いくつかの実施形態では、ブルートゥース(登録商標)あるいは無線USBのような比較的短距離無線通信プロトコルが使用されてもよい。
上昇面に積荷50を輸送することに関する装置200の動作は、図17Aから図17Jを参照して記述されるだろう。動作は、カーゴトレーラー300に装置200を入れることに関して記述されるだろう。しかしながら、同じ方法で、装置200は、他のいずれの上昇面(包囲された、あるいは非包囲)に、及び上昇面から積荷を輸送してもよいことが理解されるだろう。
装置200は、一般的には図17Aに示される位置の表面を横断する。好ましくは、装置200が表面を横切って自走してもよいように、少なくとも後車輪226a−b及び前車輪246a−bが一もしくは複数のモーターで駆動される状態で、装置200は、後車輪226a−b、後支持車輪236a−b、前車輪246a−b、及び前支持車輪256a−bによって回転しながら支持される。あるいはまた装置200は、後支持車輪及び前支持車輪が地面と接触しないように後支持車輪236a−b及び前支持車輪256a−bがわずかに上がった状態で、後車輪226a−b及び前車輪246a−bによって回転しながら支持されてもよい。しかしながら、代わりの実施形態では、後支持車輪236a−b及び前支持車輪256a−bはまた、装置200が横断する地面400に接触してもよいことが認識されるだろう。
装置200が、カーゴトレーラー300の床310のような上昇面に積荷50を輸送するために使用されるとき、装置200は、最初に上昇面310の近くに配置される。
図17Bを参照して、その後、前支持車輪256a−bが上昇面310の高さにあるいはその上方にあるように、調整可能な後脚222a−b及び調整可能な前脚242a−bは、装置200を上げるために伸びる。
図17Cを参照して、その後、前支持車輪256a−bは、上昇面310に接触される。図示した例において、これは上昇面310の方へ装置200を進め、上昇面に前支持車輪256a−bを降下することで達成される。
図17Dを参照して、その後、前車輪246a−bが上昇面310の高さにあるいはその上方にあるように、前車輪246a−bは、フレーム210の方へ上げられる。後車輪226a−bが地面400に接しており、かつ前支持車輪256a−bが上昇面310に接しているので、装置200は、安定を維持する。
図17Eを参照して、次に装置200は、上昇面310の方へ進められ、前車輪246a−bは、上昇面310に降下する(必要な場合)。
図17Fを参照して、装置200は、後支持車輪236a−bが上昇面310に接するまで前方に進められる(例えば、後車輪226a−b及び/又は前車輪246a−bによって推進される)。この位置において、装置200(及び積荷50)の重心が後支持車輪236a−bと前車輪256a−bとの間に位置することは認識されるだろう。
図17G及び図17Hを参照して、次に、後車輪226a−bが上昇面310の高さにあるいはその上方にあるように、後車輪226a−bは、フレーム210の方へ上げられ、装置200が前方に進められ、−例えば、前車輪246a−bによって推進され−、そしてその後、後車輪226a−bが上昇面310に接しているように、後車輪226a−bは降下される(必要な場合)。
図17I及び図17Jを参照して、次に、装置200は、例えば、図17Jに示すように、フォーク262によって支持されているパレットが上昇面310に接するまで積荷支持部材260を降下することによって、装置200によって積荷50が上昇面310に置かれてもよい、例えばカーゴトレーラー300の前部へ、上昇面310を走行してもよい。
図17Aから図17Jを参照して述べた方法を逆の順に行うことにより、装置200は、上昇面から積荷50を輸送することに関して(例えば、カーゴトレーラー300から積荷50を降ろすこと)動作可能なことは認識されるだろう。
ここで使用されたような、用語「及び/又は」は、包括的論理和を表すことを意図する。即ち、例えば「X及び/又はY」は、XあるいはY、又はその両方を意味することを意図する。さらなる例として、「X、Y、及び/又はZ」は、XあるいはYあるいはZ、又はこれらのいずれかの組み合わせを意味することを意図する。
上の記載は、例示の実施形態の特徴について述べているが、記述した実施形態のいくつかの特徴及び/又は機能は、記述した実施形態の動作の精神及び原理から外れずに変更することが可能なことは認識されるだろう。したがって上に記述されたものは、クレームされた概念の例証であり、かつ制限されないように意図される。ここに添付した請求範囲に定義するような発明の範囲から外れることなく変更が可能であり、かつ改造がなされても良いことは当業者によって理解されるだろう。

Claims (34)

  1. 重心がある積荷を上昇面に輸送する装置であって、
    a)フレームと、
    b)上記フレームに結合された後車輪アセンブリと、
    この後車輪アセンブリは、
    (i)少なくとも1つの後脚、
    (ii)少なくとも1つの後脚の遠位端に回転可能に結合され回転しながら上記フレームを支持する少なくとも1つの後車輪、及び
    (iii)少なくとも1つの後脚に動作的に結合され、少なくとも1つの後車輪を上げ下げするように構成された少なくとも1つの後部アクチュエーター、
    を備える、
    c)上記フレームに結合された中間車輪アセンブリと、
    この中間車輪アセンブリは、
    (i)少なくとも1つの中間脚、
    (ii)少なくとも1つの中間脚の遠位端に回転可能に結合され回転しながら上記フレームを支持する少なくとも1つの中間車輪、この少なくとも1つの中間車輪は中間軸を形成している、
    (iii)少なくとも1つの中間脚に動作的に結合され、少なくとも1つの中間車輪を上げ下げするように構成された少なくとも1つの中間アクチュエーター、
    を備える、
    d)上記フレームに結合された前車輪アセンブリと、
    この前車輪アセンブリは、上記フレームから前方に伸び、かつ上記フレームの方へ後方へ引っ込むように構成されており、かつ、
    (i)少なくとも1つの前脚、
    (ii)少なくとも1つの前脚の遠位端に回転可能に結合され回転しながら上記フレームを支持する少なくとも1つの前車輪、
    (iii)少なくとも1つの前脚に動作的に結合され、少なくとも1つの前車輪を上げて下げし、かつ前車輪アセンブリを伸ばし引っ込めるように構成された少なくとも1つの前部アクチュエーター、
    を備える、
    ここで、少なくとも1つの後部アクチュエーター、少なくとも1つの中間アクチュエーター、及び少なくとも1つの前部アクチュエーターは、少なくとも1つの後車輪、少なくとも1つの中間車輪、及び少なくとも1つの前車輪を独立して上げ下げするように構成されている、
    e)積荷を支持する積荷支持部材と、
    この積荷支持部材は、少なくとも1つの中間脚に動作的に結合されており、上記フレームの下方に位置し、かつ、積荷の重心が中間軸の後方に位置する第1位置と、積荷の重心が中間軸の前方に位置する第2位置との間で移動可能である、
    を備えた装置。
  2. 少なくとも1つの中間脚は、上記フレームから下方へ延在する一対の中間脚を備え、この一対の中間脚におけるそれぞれの中間脚は、上部中間脚及び下部中間脚を備え、上部中間脚は上記フレームに結合された上端を有し、下部中間脚は上部中間脚に結合された上端を有し、下部中間脚は中間車輪に結合された下端を有する、請求項1に記載の装置。
  3. それぞれの上部中間脚は、伸張する中空部材を備え、それぞれの下部中間脚は、上記中空部材内での入れ子式動作用に構成された伸張部材を備え、少なくとも1つの中間アクチュエーターは、上部中間脚に対して下部中間脚を移動するように構成された、請求項2に記載の装置。
  4. 少なくとも1つの中間アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える、請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. 少なくとも1つの中間アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える、請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  6. 少なくとも1つの後脚は、上記フレームから下方へ延在する一対の後脚を備え、一対の後脚におけるそれぞれの後脚は、上部後脚及び下部後脚を備え、上部後脚は上記フレームに結合された上端を有し、下部後脚は上部後脚に結合された上端を有し、また下部後脚は後車輪に結合された下端を有する、請求項1から5のいずれかに記載の装置。
  7. それぞれの上部後脚は、伸張する中空部材を備え、それぞれの下部後脚は、上記中空部材内での入れ子式動作用に構成された伸張部材を備え、少なくとも1つの後部アクチュエーターは、上部後脚に対して下部後脚を移動するように構成されている、請求項6に記載の装置。
  8. 少なくとも1つの後部アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されたウォーム駆動部を備える、請求項1から7のいずれかに記載の装置。
  9. 少なくとも1つの後部アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える、請求項1から7のいずれかに記載の装置。
  10. 少なくとも1つの積荷支持トラックをさらに備え、少なくとも1つの積荷支持トラックのそれぞれは、一対の上部中間脚の1つと一対の上部後脚の1つとの間で延在し、ここで、上記積荷支持部材は、少なくとも1つの積荷支持トラックに摺動可能に結合されている、請求項1から9のいずれかに記載の装置。
  11. 少なくとも1つの積荷支持トラックをさらに備え、少なくとも1つの積荷支持トラックのそれぞれは、上記フレームの前部分と上記フレームの後部分との間で延在し、ここで、上記積荷支持部材は、少なくとも1つの積荷支持トラックに摺動可能に結合されている、請求項1から9のいずれかに記載の装置。
  12. 上記第1位置と上記第2位置との間で上記積荷支持部材を選択的に移動させるように構成された少なくとも1つの積荷支持アクチュエーターをさらに備える、請求項1から11のいずれかに記載の装置。
  13. 上記前車輪アセンブリは、少なくとも1つの拡張部材を備え、少なくとも1つの前脚は、少なくとも1つの拡張部材から下方へ延在する一対の前脚を備え、一対の前脚におけるそれぞれの前脚は、上部前脚及び下部前脚を備え、上部前脚は、少なくとも1つの拡張部材に結合される上端を有し、下部前脚は、上部前脚に結合される上端を有し、下部前脚は前車輪に結合される下端を有する、請求項1から12のいずれかに記載の装置。
  14. それぞれの上部前脚は、伸張する中空部材を備え、それぞれの下部前脚は、上記中空部材内での入れ子式動作用に構成された伸張部材を備え、少なくとも1つの前部アクチュエーターは、上部前脚に対して下部前脚を移動するように構成されている、請求項13に記載の装置。
  15. 少なくとも1つの前部アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える、請求項1から14のいずれかに記載の装置。
  16. 少なくとも1つの前部アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える、請求項1から14のいずれかに記載の装置。
  17. 積荷支持部材は、パレットを支持するように構成されている、請求項1から16のいずれかに記載の装置。
  18. 積荷支持部材は、少なくとも2つのフォークを備える、請求項17に記載の装置。
  19. 当該装置は自走する、請求項1から18のいずれかに記載の装置。
  20. 積荷支持部材が上記第1位置にある状態において、積荷は、一対の後脚、一対の中間脚、及びフレームによって形成された領域内に実質的にある、請求項6に記載の装置。
  21. 重心がある積荷を上昇面に輸送する装置であって、
    a)フレームと、
    b)上記フレームに結合された調整可能な後車輪アセンブリと、
    この調整可能な後車輪アセンブリは、
    (i)少なくとも1つの調整可能な後脚、
    (ii)少なくとも1つの調整可能な後脚の遠位端に回転可能に結合され、回転しながら上記フレームを支持する少なくとも1つの後車輪、及び
    (iii)少なくとも1つの調整可能な後脚に動作的に結合され、少なくとも1つの後車輪を上げ下げするように構成された少なくとも1つの後部アクチュエーター、
    を備える、
    c)上記フレームに接続された後車輪アセンブリ支持体と、
    この後車輪アセンブリ支持体は、
    回転しながら上記フレームを支持する少なくとも1つの後支持車輪を備え、この少なくとも1つの後支持車輪は、少なくとも1つの後車輪の前方に位置し、かつ後支持軸を形成している、
    d)上記フレームに結合された調整可能な前車輪アセンブリと、
    この調整可能な前車輪アセンブリは、
    (i)少なくとも1つの調整可能な前脚、
    (ii)少なくとも1つの調整可能な前脚の遠位端に回転可能に結合され、回転しながら上記フレームを支持する少なくとも1つの前車輪、この少なくとも1つの前車輪は、少なくとも1つの後支持車輪の前方に位置し、前軸を形成している、及び
    (iii)少なくとも1つの調整可能な前脚に動作的に結合され、かつ少なくとも1つの前車輪を上げ下げするように構成された少なくとも1つの前部アクチュエーター、
    を備える、
    e)上記フレームに結合された前車輪アセンブリ支持体と、
    この前車輪アセンブリ支持体は、
    (i)少なくとも1つの前支持脚、及び
    (ii)少なくとも1つの前支持脚の遠位端に回転可能に結合され、回転しながら上記フレームを支持する少なくとも1つの前支持車輪、この少なくとも1つの前支持車輪は、少なくとも1つの前車輪の前方に位置する、
    を備える、
    e)積荷を支持する積荷支持部材と、
    この積荷支持部材は、上記フレームに動作的に結合され、かつ上部積荷支持位置と下部積荷支持位置との間で移動可能であり、この積荷支持部材は、上記フレームの下に位置し、支持している積荷の重心が上記後支持軸の前方で上記前軸の後方に位置するように位置する、
    を備えた装置。
  22. 少なくとも1つの調整可能な後脚は、上記フレームから下方へ延在する一対の調整可能な後脚を備え、一対の調整可能な後脚におけるそれぞれの調整可能な後脚は、上部の調整可能な後脚、及び下部の調整可能な後脚を備え、上部の調整可能な後脚は、上記フレームに結合された上端を有し、下部の調整可能な後脚は、上部の調整可能な後脚に結合された上端を有し、また下部の調整可能な後脚は、後車輪に結合された下端を有する、請求項21に記載の装置。
  23. 上部の調整可能な後脚のそれぞれは、伸張する中空部材を備え、下部の調整可能な後脚のそれぞれは、上記中空部材内での入れ子式動作用に構成された伸張部材を備え、ここで上記少なくとも1つの後部アクチュエーターは、上部の調整可能な後脚に対して下部の調整可能な後脚を移動するように構成されている、請求項22に記載の装置。
  24. 少なくとも1つの後部アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える、請求項21から23のいずれかに記載の装置。
  25. 少なくとも1つの後部アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える、請求項21から23のいずれかに記載の装置。
  26. 少なくとも1つの調整可能な前脚は、上記フレームから下方へ延在する一対の調整可能な前脚を備え、ここで、一対の調整可能な前脚におけるそれぞれの調整可能な前脚は、上部の調整可能な前脚、及び下部の調整可能な前脚を備え、上部の調整可能な前脚は、上記フレームに結合する上端を有し、下部の調整可能な前脚は、上部の調整可能な前脚に結合する上端を有し、かつ前車輪に結合する下端を有する、請求項21から25のいずれかに記載の装置。
  27. 上部の調整可能な前脚のそれぞれは、伸張する中空部材を備え、下部の調整可能な前脚のそれぞれは、上記中空部材内での入れ子式動作用に構成された伸張部材を備え、ここで、上記少なくとも1つの前部アクチュエーターは、上部の調整可能な前脚に対して下部の調整可能な前脚を移動するように構成されている、請求項26に記載の装置。
  28. 少なくとも1つの前部アクチュエーターのそれぞれは、電気モーターによって駆動されるウォーム駆動部を備える、請求項21から27のいずれかに記載の装置。
  29. 少なくとも1つの前部アクチュエーターのそれぞれは、油圧あるいは空気圧ピストンを備える、請求項21から27のいずれかに記載の装置。
  30. 少なくとも1つの積荷支持トラックをさらに備え、ここで上記積荷支持部材は、少なくとも1つの積荷支持トラックに摺動可能に結合されており、また、上部の積荷支持位置と下部の積荷支持位置との間で積荷支持部材を選択的に移動するように構成された少なくとも1つの積荷支持アクチュエーターをさらに備える、請求項21から29のいずれかに記載の装置。
  31. 積荷支持部材は、パレットを支持するように構成されている、請求項21から30のいずれかに記載の装置。
  32. 積荷支持部材は、少なくとも2つのフォークを備える、請求項31に記載の装置。
  33. 当該装置は自走する、請求項21から32のいずれかに記載の装置。
  34. 積荷支持部材が上部の積荷支持位置にある状態において、積荷は、一対の調整可能な後脚、一対の調整可能な前脚、及びフレームによって形成されている領域内に実質的にある、請求項21から33のいずれかに記載の装置。
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