JP2017508626A - 工具スライド - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのスライドベッド2と一つのスライド体3とを有する工具スライドに関し、前記スライド部3は前記スライドベッド2上で規制されたガイド状態で軸心方向に移動可能であり、前記スライド部3又は前記スライドベッド2には溝5が設けられ、そして対応の手段として、前記スライド部3又はスライドベッド2のガイド体15が、前記溝に軸心方向移動可能にガイド支持され、前記ガイド体15は、レール状又はスラット状に構成されるとともに、その幅の一部が前記スライド体3又はスライドベッド2の溝31に固定状態に挿入されて配置されている。

Description

本発明は、工具スライドに関する。
ウェッジ駆動装置とも称される工具スライドが知られている。
ウェッジ駆動装置は、金属加工、たとえば、成形プレス処理において工具に使用される。これらのウェッジ駆動装置は、通常、穴あけ処理またはその他の変形処理を行うことを可能にする装置又は工具に接続される。従来のウェッジ駆動装置は、スライド部材とスライドガイド部材とを備える上方ガイド部と、ドライバ部材を備える下方ガイド部、又は、その逆の構成、を有する。前記スライドガイド部材側では、前記ウェッジ駆動装置は、ほぼ垂直なプレス力を加える駆動装置によって移動される。ドライバ部材側では、前記工具又はプレスのウェッジ駆動装置が、加工対象物が、直接、又は、対応の支持装置を介して載置されるベースプレートに固定される。
西独国特許出願公告第DE2640318号明細書(特許文献1)は、垂直プレス力を成形処理のためにそれに対して斜の方向に作用する力に変換するためのウェッジ駆動装置を開示している。このウェッジ駆動装置は、対応の加工プレスの垂直力がそれに対して作用する駆動ウェッジと前記力を水平方向に伝達するスライドウェッジとから構成されている。前記駆動ウェッジとスライドウェッジとは、円形の協働領域に渡って、或いは、別実施例では、ローラ上、で移動する。
西独国特許出願公開第2439217号明細書(特許文献2)は、接触面が屋根型又は樋型に構成され、その屋根状又は樋状部分がウェッジの圧力吸収幅全体に渡って延出している角柱状ウェッジガイドを備えるウェッジプレスを開示している。
西独国特許出願公告第2329324号明細書(特許文献3)は、角柱状ウェッジガイドを備えるウェッジの不要な移動を防止するための装置を有するウェッジプレスを開示している。
通常、自動車ボディー産業に使用される吊り下げ式ウェッジ駆動装置は、ドライバと、スライドと、スライド凹部とから構成される。前記スライド凹部の上側には、垂直力が作用し、これがスライド凹部を下方にプレスする。前記ドライバは、スライド凹部に対して圧力がかけられた時に、このスライド凹部に固定されている前記スライドが垂直な加工方向以外の任意の所望方向に押されるように、工具に強固に固定されている。
吊り下げ式ウェッジ駆動装置はしばしば使用される。この構成において、前記スライドは、前記スライド凹部内で移動可能となるようにそのガイドに吊り下げられている。前記ドライバは、下部においてはリジッドに支持され、前記スライドの加工方向を規定する。前記プレスの下方ストロークによって、圧縮解除されたスライドは駆動装置上に静止し、スライド凹部の連続移動によってドライバ表面を介して加工方向にスライドされる。
この従来技術から知られているウェッジ駆動装置には欠点があり、頻繁に使用されるスライドの寿命が短く、更に、その構造上、激しく摩耗する。従って、それらが摩耗して垂直プレス力を精度良く変換することができなくなって、その結果、金属加工において許容できない誤差が生じる摩耗現象を受けるのでたとえ短い使用期間後であっても頻繁に交換されなければならない。
独国特許第19753549号明細書(特許文献4)は、連続的な工業的製造処理によって製造可能で、長い寿命を持つとされるウェッジ駆動装置を開示している。スライドをスライド凹部でガイドするために、傾斜ストリップが設けられ、これは真鍮製であって、前記傾斜ストリップに取り付けられたグラファイト製のスライド部材を備えている。一般に、垂直プレス力を変換するためのこのウェッジ駆動装置は、ドライバと、スライドと、スライド凹部とを備え、前記ドライバは、角柱状ガイドを有し、当該ドライバ上の前記スライドの移動経路は、前記スライド凹部上の前記スライドの移動経路よりも短く、ここで、互いに対する移動経路の比率は少なくとも1〜1.5であり、これら移動経路間の角度αは、50度〜70度である。この種のスライドにおいて、前記ドライバ部材は、角柱状表面を有し、この角柱状表面の側面は、外側に向けて下降傾斜して構成されている。更に、このウェッジ駆動装置は、その両側に、それらのそれぞれが前記少なくとも1つのライト部材とドライバ部材とのそれぞれの溝に設けられた強制取出し(forced retrieval)ブラケットを有している。前記スライド部材をそのスタート位置に戻すバネ部材が故障すれば、これらのブラケットがバネの故障が発生した時のスライド部材の取戻しを保証し、それによってネジ止めされたスタンプ部材が引きはがされることを防止する。前記スライド部材は、傾斜ストリップと保持ネジとによってスライドガイド部材に固定され、当該スライドガイド部材に対して前記傾斜ストリップに沿って移動させることができる。
米国特許第5101705号明細書(特許文献5)は、スライド部材が傾斜ストリップから吊り下げられるか、もしくは、それらによってスライドガイド部材に固定される別のウェッジ駆動装置を開示している。この場合、スライド部材とスライドガイド部材との間の必要なクリアランスを確保するために、互いに対して載置されたプレートと、固定のために必要な部材とを正確に固定しなければならない。このウェッジ駆動装置、そして、スライドガイド部材とスライド部材とが傾斜ストリップとネジとによって互いに接続される他の公知のウェッジ駆動装置において、引張力の全部がネジに導入され、その結果、特に、これらのネジと、それらを取り囲む材料との膨張が発生した時に、互いに対して移動するスライドガイド部材とスライド部材とのクリアランスに対する悪影響が生じるという欠点がある。その結果、この領域における工具の歪みによりこの領域の摩耗が特に増加することから寿命が短くなる。又、前記スライド部材は、この領域においては前記傾斜ストリップによって規制されているので加熱された時に横方向には膨張することができないという欠点があることもわかった。これによっても工具の摩耗の増加が起こる可能性がある。
欧州特許出願公開第1197319号明細書(特許文献6)は、スライド部材とスライドガイド部材とがガイドブラケットによって互いに保持されたウェッジ駆動装置を開示している。この構成により、必要なクリアランスを確保するために、これら二つの部材を正確に固定接続するために追加の傾斜ストリップやその他の部材は不要とされる。更に、製造誤差のみならず、それに伴う材料の膨張もガイドブラケットによる接続によって吸収することができるので、ウェッジ駆動装置と工具とが加熱された時に前記クリアランスに対する悪影響は無い。従って、ウェッジ駆動装置の寿命が悪影響を受けたり短くなることはない。摩擦を無くしたにも拘らず、高度な作動精度を達成することが可能である。この場合、前記ガイドブラケットが前記スライドガイド部材にフォームフィット状に係合して、このフォームフィット係合によって、ガイドブラケットがスライド部材をスライドガイド部材から吊り下げる。この結果、一方においては摩耗されやすく、他方において加熱された時に前記クリアランスに対して上述した悪影響を与える可能性のあるネジによる前記スライドガイド部材に対する固定を提供する必要がない。
独国特許出願公開第102007045703号明細書(特許文献7)は、スライド部材とスライド凹部との間に蟻継状又は角柱状ガイド装置が設けられたウェッジ駆動装置を開示している。この文献の説明に依れば、プレス工具の、作業ストロークと呼ばれる、ほぼ垂直な近接ストロークによって、その後方位置にあるスライド部材がリジッドな突出ドライバ部材上に静止され、この部材によって支持され、作業方向に向けられたその傾斜位置によって駆動される。前記移動可能なスライド部材は、これによって、プレス工具によってのみ駆動され、スタンプ又は成形作業を実行することができるためには、前方又は外側に向けて操向される。プレス工具がその下方吸引ポイントを超えて移動しその二つの部分が互いに離間移動する後方ストロークにおいては、通常、前記可動スライド部材は対応して設計されたバネ弾性部材によって、そのスタート位置に戻りスライドされ、その後、処理を再開することができる。前記スライド部材の戻りのために必要な引き込み力は、実際の作業力とスライド部材の重量との2%〜10%であると記載されている。この場合、プレス力の大きさにとって決定的要因は、スライド表面と呼ばれる圧力を伝達する表面の寸法、スライド部材凹部のリニアガイドの各傾き、ドライバ部材の傾き、前記面積と傾きとの相互作用、前記スライド部材自身の設計、でなければならない。伝達される圧力は、通常、<100kNから最大数万である。
尚、前記スライド部材凹部のリニアガイドは、遊び無く可動スライド部材をガイドしなければならず、又、それを行うに当たって、強力なプレス力に抗し長寿命を達成しなければならない。0.02mmの誤差が、前記可動スライド部材の作動精度の誤差として設定される。
従来技術においても既に説明したように、そのようなウェッジ駆動装置又はスライドは、スライドアセンブリから構成され、又、当該アセンブリは、ドライバ、スライド部、そしてスライドベッドから構成されている。この点に関して、前記スライド部は、保持部材によって前記スライドベッドに固定され、スライド部は、ドライバとスライドベッドとの間でスライド可能に吊り下げられている。スライドベッドとドライバとの対応の傾斜表面は互いに反対方向に傾斜し、それにより、スライドベッドとドライバとが互いに引き寄せられた時、スライド部は前記二つの部分の間から「押し出される」。上述したように、この場合、非常に強力な力が発生するので、それに対応するガイドを提供しなければならない。
この場合の様々な公知のタイプのガイドは、カバーストリップガイド、ガイドブラケットガイド、ガイドコラムガイド、そして蟻継ガイドである(独国特許出願公開第102007045703号明細書)。
これらのガイドの圧倒的多数は、スライドの外側表面に取り付けられる。この場合、力の伝達とガイドは最適ではないことが銘記される。他方、スライド面による主スライドガイドは、内側に向けてオフセットされなければならず、このことは、可能な力の伝達が少ないことを意味する。更に、このことによって、多くの場合、より大きな空間が必要となり、操作力(加工力と引き抜き力)の導入によって変形が観察されうる。
前記公知の蟻継式ガイドの場合は、スライドを完全に取り外すことを必要とする前記遊びの再加工を頻繁に行わなければならないという欠点がある。更に、その他すべてのスライダにおいて、取り付けと取り外しは非常に複雑で手間のかかる作業である。他方、これは、スライダ本体の後部に向けてのみ可能であって、特に、大型のスライダの場合、そのスライド体の大きな重量と極めて限られた設置空間とによって、大きな質量をクレーンを利用して狭いガイドで移動させなければならない。ブラケットスライドでは、取り付けと取り外しのために側方への空間を設けなければならず、それによって、ある種の用途においては、スライドの最適な位置が達成されるという確実な保証はない。
独国特許出願公開第102012014546号明細書(特許文献8)は、スライド部材凹部と、可動スライドキャリッジと、ドライバとを必要とするウェッジ駆動装置を開示し、これは、スライドキャリッジとドライバ部材との間にスライド表面を備えて構成され、少なくとも一つのスライド表面において、前記少なくとも一つのスライドキャリッジと少なくとも1つのスライド凹部との間の遊びの無い状態を達成するために、加工工具の設置中のプレス力を調節可能にシミュレートするテンション駆動装置を設けることが必要である。この文献に依れば、即ち、一方においてスライドキャリッジとスライド部材凹部とを備え、他方においてドライバを備えるスライドの上部が工具に取り付けられる時に高い誤差精度を達成しなければならず、これは加工工具がスライドに取り付けられる時、即ち、穴あけパンチ等の加工工具がスライドに取り付けられる時に、スライドがシミュレートされたプレス力によって互いに保持されることによって達成されるとされる。
公知の工具スライドにおいては、取り付けと取り外しが非常に複雑で時間がかかるという欠点がある。一方において、この種のスライドは、スライド体全体の後方に向けてしか取り付けできず、特に、大型のスライドにおいては、これはスライド体の重量により困難である。なぜなら、非常に大きな質量をクレーンを使用して狭いガイド路で移動させなければならないからである。更に、最も一般的な工具スライド、即ち、ブラケット案内機構を備えるスライドは、その取り付けと取り外しのためにかなり大きな空間を必要とする。
西独国特許出願公告第2640318号明細書 西独国特許出願公開第2439217号明細書 西独国特許出願公告第2329324号明細書 独国特許第19753549号明細書 米国特許第5101705号明細書 欧州特許出願公開第1197319号明細書 独国特許出願公開第102007045703号明細書 独国特許出願公開第102012014546号明細書
本発明の課題は、設置効率を改善しながらも、その全体のサイズと力の伝達とにおいて最適な特性を備えるスライドガイドを提供することにある。
この課題は、請求項1の特徴構成を有する工具スライドによって達成される。
好適な変形構成は従属請求項に開示される。
本発明に依れば、スライドは、スライドベッドと、スライド体と、ドライバとを備えて構成される。この場合において、前記スライド体は前記スライドベッドに支持され、前記スライド体を前記スライドベッド上又は内に支持するために、長手延出溝が提供され、ガイド体15がこの長手延出溝内へと延出し、前記ガイド体15は、適当な手段によって前記溝にスライド可能に保持され、それによって、前記ガイド体を前記溝内で移動させることが可能である。但し、本発明に依れば、この場合における前記ガイド体は、前記スライド体と一体ではなく、前記スライド体の溝内に配置され、端部において開口する溝において、この溝は、好ましくは、それによって前記ガイド体を前記溝内において軸心方向に固定する手段を有する。横断方向において、前記ガイド体15は、好ましくは、前記スライド体に支持される長手エッジに沿って、前記ガイド体は、それを溝から引き出すことができない増厚又は増幅部分を有するように前記溝内に支持される。
好ましくは、前記ガイド体は、前記溝内において長手エッジに沿って厚み又は幅が増大し、それにより、前記溝に設けられる前記適切な手段はガイド体が前記横断方向において前記溝から引き出されるこを防止することができる。この点に関して、前記スライド体と前記スライドベッドとは、互いに対して軸心方向にのみ移動可能である。
当然、逆転支持構成も可能であり、吊り下げ式スライドに加えて、この構成においてはスタンド式スライドを設けることも当然考えられる。
前記溝の端部で阻止部材を除去することによって、勿論、前記溝内に阻止部材、たとえばアダプタ等、を設けることも可能であり、前記ガイド体を、それをスライド体に支持している前記溝から軸心方向に引き出すことができる。これにより、前記スライド体とスライドベッドとを互いから容易に分離することが可能となり、又、たとえば摩耗等の場合において、前記ガイド体をこれによって交換することも可能となる。
本発明の一実施例において、前記スライド体と前記スライドベッドとの間の前記スライドガイドは、角柱形状、特に、蟻継形状として構成される。但し、前記角柱形状又は蟻継形状実施例に加えて、本発明に依れば、前記ガイド遊びは、このために設けられる別体のスライド部材で、傾斜表面によって調節することも可能である。
詳しくは、このガイドは、前記ドライバと、前記スライド部と、前記スライドベッドとから構成され、前記スライド部が前記スライドベッドにスライド可能に支持されている、公知のスライドアセンブリに使用される。前記ドライバと前記スライド部との間にはスライド対が配置されている。
特に、角柱状又は蟻継状実施例の場合、前記スライドベッドは、たとえば、その蟻継状舌部材を収納するための蟻継状凹部を有し、蟻継状舌部材の外側と実際のスライド表面上にスライド部材が設けられる。前記スライド部材は、傾斜表面を備えて構成される。この傾斜表面は、この場合、L形状スライド部材の溝側短表面に設けることができ、その場合、前記溝はそれに対応する表面、特に、対応する傾斜表面を備える。但し、調節のための前記傾斜表面は、前記スライド部材の内側表面に配置することも可能であり、それによって、必ずしもその必要はないが同様に対応の傾斜表面を備えて構成することが可能である前記蟻継舌部材に対して作用することができる。この場合、前記スライド部材の両方、又は、一方のスライド部材のみ、が傾斜面を備えることができる。前記スライド部材を前記傾斜面の方向(通常は、長手スライドストリップの長手方向)に沿ってスライドさせることにより、スライドベッドとスライド体との間のガイド遊びが変化する。
この場合の前記L形状スライド部材も、互いに対してL形状に配置されるフラットな個々のスライド部材から構成することができるが、但し、これによって設置の手間が増大する。
特に前記スライド部材の両方が傾斜表面を備える場合、スライド体に対するスライドベッドの調節は、スライドストリップを互いに反対方向にスライドさせることによって達成することができる。
本発明に依れば、前記ガイド角柱は、前記スライド体と一体ではなく、前記スライド部の上方に突出する角柱形状ガイド体の形態で前記スライド体に取り外し可能に支持される。
この結果、前記角柱ガイドをスライドさせて後方で取り外することが可能となり、これによって前記スライド部をスライドベッドから容易に持ち上げること、又は、その逆の操作が可能となる。
本発明に依れば、このガイド体を、更に、その材料に関して、当該材料がスライド性を示すように構成することも可能である。なぜなら、本発明による前記スライド部からの前記角柱ガイド体の分離によって、使用される材料を、全般的に、それらの利用法により適したものとすることが可能であるからである。
本発明による工具スライドの破断図である。 図1のスライドの別実施例の一部破断図である。 スライドストリップ調節機構を備える本発明によるスライドのスライドベッドを示す図である。 図3の調節状態の背面図である。 図3のスライドベッドのストリップの別の調節状態を示す図である。 図5の調節の背面図である。 スライドベッドとスライド部とを備える本発明によるスライドアセンブリの、ガイド角柱を部分的に引っ張り出した状態の斜視図である。 前記スライド部をスライドベッドから持ち上げ、ガイド角柱を分解した状態の、図7のスライドアセンブリを示す図である。 スライドガイドの、ドライバが底部にあり、角柱ガイドが非固定状態にある上昇状態を、空隙の大きさとともに、示す図である。 図7の工具スライドの互いに引き寄せられた状態を示す図であり、ここでは、製造によるオフセットが前記空隙の大きさとドライバ上におけるセンタリングとによって調節される。 図7の工具スライドの互いに引き寄せられた状態を示す図であり、ここでは、調節可能ストリップによるガイド遊びの調節後に空隙の大きさが固定されている。 バヨネットキャッチを備えるキャッチ部材を有する工具スライドの別実施例を示す図である。 図12の実施例の平面図である。 図12の実施例の図13における線A−Aに沿った長手断面を示す図である。 図12の工具スライドの分解図である。 図15の工具スライドの分解状態を示す図である。 前記キャッチ部材の平面図である。 前記キャッチ部材の側面図である。 前記キャッチ部材の別の平面図である。 図17に対する前記キャッチ部材の平面図を示す図である。 スラスト部材を備えるキャッチ部材の斜視図である。 従来技術によるカバーストリップ式ガイド機構を備えるスライドを示す図である。 従来技術によるコラム式ガイド機構を備えるスライドを示す図である。 従来技術によるブラケット式ガイド機構を備えるスライドを示す図である。 従来技術による蟻継式ガイド機構を備えるスライドを示す図である。
以下、図面に基づき、本発明を例示的に説明する。
本発明による工具スライド1は、スライドベッド2と、スライド体3と、ドライバ4とを有する。
図示のケースにおいて、前記スライド部3は、前記スライドベッド2から吊り下げられた状態に構成されており、前記スライド部3は、ドライバ4から持ち上げることができる。前記ドライバ4は、通常は、第1工具半部分(図示のケースにおいては下側部分)に配置され、これに対して、前記スライド部3は、前記スライドベッド2を介して対応の第2(上方)工具半部分(図示せず)に配置されている。
前記スライドベッド2は、略箱形状のものとして構成され、長手矩形溝5を有している。この長手矩形溝5の隣には、対応のネジ(図示せず)を収納するためにネジ穴6が設けられている。前記溝とこの溝を形成する隣接表面7とは、L形状スライドストリップ8のための支持面を形成し、前記ストリップ8は、表面7上に載置され一つのL脚9によって前記溝内へと延出している。前記L形状スライドストリップ8は、ネジ穴6への挿入のためにネジをねじ込むための取り付け穴10を有している。前記L形状スライドストリップ8は、前記溝中心に向けられた傾斜表面11を有し、それによって、それらはそれら自身の間に角柱状中間空間を形成する。前記スライド体3に向けて、前記L形状スライドストリップはスライド表面12を有し、これらはフラットで図示のx軸13に対して垂直に向けられたものとして構成されている。前記表面12に向けて、前記スライド体3は、対応のスライド表面又はスライドストリップ14を有し、これらは、前記L形状スライドストリップ8に対するスライドパートナとして構成されている。前記垂直軸心に対して対称に、ガイド体15がスライドストリップ14の間で溝5内へ上方に延出している。例えば、前記ガイド体15は、長手角柱状表面16を有し、それにより、それは前記L形状スライドストリップの表面11に対して支えられる、ガイド角柱を有する。
この場合、前記ガイド体15は、長手レール状又はスタッド状コンポーネントとして構成され、これは、前記溝内に突出する領域内へと角柱状に広がるように構成され、前記スライド体3のT形状領域30で支持されている。前記スライド体3は、この目的のためにT形状溝31を有し、そして、前記スライド表面14に隣接して、前記表面へと開放されかつ当該表面から離間してT形状領域34へと広がる狭領域32を有している。その結果、前記ガイド体15は、前記溝の広い領域においては、対応のT形状にクロスバー状領域内へと広がる狭いスタッド状領域35を有する。
図示の実施例に対する変形例において、前記ガイド体15のスライド体3における確実な案内と保持を提供するために、略T形状実施例を使用する代わりに、狭い領域から広い領域へと広がるその他任意の形状、たとえば、前記ガイド体の長手スパンに対して断面がロタンダ・ロッド形状の広がり、三角形又は角柱形状広がり、等を使用することも可能である。
これに対応して、前記溝5に配置される前記ガイド角柱15aも、広がりによって、スライドベッドにおけるスライド体の吊り下げ構造が保証される限り、他の形状として構成することも可能である。
前記ドライバに向けて、前記スライド体は、他のスライドストリップ17を有し、これらは、前記x軸13に対して傾斜するとともに、前記ドライバ4の角柱状スライド表面18に対応している。前記ストリップ17は、前記スライド体に接続されているため、前記工具の上方部と下方部とが互いに引き寄せられた時に、前記表面18と作動接続状態とされる、昇降可能なスライドストリップを構成する。
前記L形状スライドストリップ8のガイド表面と前記ストリップ14の対応の表面12とはx軸13に対して垂直かつ、前記ガイドスタッド15に対しても垂直であるため、この実施例を所謂フラットガイドと称する。
前記スライド体と前記ドライバとの間の前記傾斜対応スライド部材17、18は、所謂角柱ガイドを形成する。
別の好適な実施例(図2、同じ部材には同じ参照番号が与えられている)において、同様に、本発明による工具スライド1は、スライドベッド2と、スライド体3と、ドライバ4とから構成されている。
図示のケースにおいて、前記スライド部3は、前記スライドベッド2から吊り下げられた状態に配置され、前記スライド部3は、ドライバ4から持ち上げることができる。前記スライドベッド3は、略箱形状であり、長手溝5を有する。前記溝5は、互いに合流するように延出して、その結果、蟻継溝を形成している溝側壁19を有する。前記溝を規定する前記表面7は互いに合流してかつ前記溝側壁19に対してほぼ垂直かつ、前記溝底部5aの各表面に対して平行に延出している。前記表面7は、それらの上に載置されたL形状スライドストリップ8を有し、これらは狭く短いL脚9で前記溝内へと延出している。前記L形状スライドストリップは、前記表面7に向けられた接触表面11と、前記スライド体3に向けられたスライド表面12とを有し、これはフラットで、かつ、縦軸心に対して傾斜状態に分岐するものとして構成されている。これらの表面12は、前記スライド体3の対応のスライド表面14上でスライドする。
前記スライド体3のスライド表面14は、その結果、屋根状に傾斜して構成されている。前記スライド体の前記ガイド角柱15は、その中間部分において、それが前記縦軸に対して対称に中心配置されるように配置され、前記角柱表面16は、前記スライドストリップ8の前記短L形状脚9に対して当接するものとして構成されている。この例における前記表面16および14は、前記表面9、12とほぼ同じ角度をその間に形成し、この図示の例ではこれらは互いに対してほぼ垂直である。
図2に図示の部分破断図において、前記溝31における前記ガイド体15は、ネジ37を備えるカバーディスク36によって軸心方向に引き出されないように固定されていることが明らかであり、前記ネジ37は、前記スライド体にネジ込まれ、前記ディスク36が前記溝31とその中に支持された前記ガイド体15との一部分をカバーしている。この固定は、図1の実施例においても提供される。
前記ガイド体15を固定するためのネジ37を備えるカバーディスク36の代わりに、別の好適な実施例においては、フォームフィット固定部材40が提供される。前記キャッチ部材40は、フラットシリンダとして構成され、二つの対向するバイオネット舌部41を備えるバイオネット状キャッチと、第2平面の覆いかぶさりフランジ42とを有する。この場合の前記バイオネット舌部41は、具体的には、前記キャッチ部材40の湾曲周壁44上に位置し、これに対して、前記覆いかぶさりフランジ42は、自由端部として構成され、前記キャッチ部材40のフラット壁45を超えて突出している。
バイヨネット状で前記舌部41を備えたものとして構成される前記キャッチは、溝46に係合し、それによって、その後方に位置するコンポーネント(たとえば、舌部材、ガイド片、等)を異なる接触表面において固定する。
例えば、前記舌部材は、前記キャッチ部材の中心において、又、前記覆いかぶさりフランジにおいて、固定することができる。
前記バイオネットキャッチは、前記キャッチ部材40をある角度(たとえば90度)回転させることによって、第1レベルのバイオネット状形状が解除される、即ち、前記舌部41が前記溝46から出て、その後、前記キャッチ部材が矢印方向43において取り付け位置から取り外し可能となる。
前記キャッチ部材40は、具体的には、前記覆いかぶさりフランジ42の径方向周壁49のボア48に位置しているフレキシブルスラスト部材47によって取り付け位置にセルフロックするように構成されている。前記取り付け位置において、前記フレキシブルスラスト部材47は、対向するノッチ又はボア50に係合して、その結果、与える力を増大させることによって前記キャッチ部材40を回転させることのみが可能となる。
必要に応じて、前記ガイド体15は、前記スライド体3の従来の鋳込み材料とは異なる材料から形成することができる。ここでは、たとえば、予想される力に応じて、鋳鉄を使用することができる。
当然、特に高い耐摩耗性を達成するために、前記ガイド体を硬化処理したり、或いは、ガイド体に(たとえば、PVD法を使用して)硬質コーティングを付与することも可能である。
特に前記スライドベッドと前記スライド体との間の、前記工具スライドの正確なフィットとガイドを達成することが必要であるので、前記スライドベッドにおけるスライド体のガイドは、調節可能なものでなければならない。より具体的には、前記スライドストリップ8と角柱15とが互いに対して調節可能なものでなければならない。
この目的のために、(図3〜6)、前記スライドストリップ8の前記取り付け穴10は、これらストリップが前記取り付けネジ20に沿って、従って、調節方向21に沿って、移動可能となるように、楕円穴として構成されている。
前記スライドストリップ8の前記方向21に沿った移動によって、スライドストリップ8又はL形状脚9の表面とガイド角柱15の表面との間に存在することが可能な空隙は又は空間に関してはまだ何の変化も生じない。前記長手スパン又は前記方向21に関して、従って、前記L形状スライドストリップ8のL脚9の接触表面11は傾斜している。これは、それらがそれらの長手スパンに渡ってその厚みが変化する、ということを意味する。前記傾斜表面は、たとえば、1−5度の傾きを有する。
前記L形状スライドストリップ8のL形状脚9上の前記傾斜接触表面22は、前記ガイド角柱15の対応の表面16に向けられている。
前記傾斜表面11により、前記方向21に沿ったスライドによって、前記L脚9と前記表面16との間の距離が減少するか、若しくは無くなる。この場合、前記スライドストリップ8の両方が移動するか、若しくは、一方のスライドストリップ8のみが移動することが可能である。
前記遊びを調節するために、前記L脚9の内側表面22、即ち、前記溝側壁19に向けられた表面22、の間にウェッジ状又はウェッジ形状傾斜表面を設けることができる。更に、前記溝側壁19−少なくとも前記表面22の近傍における−は対応のウェッジ状又はウェッジ形状傾斜表面を備えたものとして構成することができる。前記方向21に沿ったスライドによって、前記スライドストリップ8が前記ガイド角柱15に向けて、又は、それから離間して移動する。これによって同時に、両スライドストリップが、横方向、即ち、前記方向23において互いに近接又は離間移動するので、この場合は、前記楕円穴10は、これらの穴が前記ネジ20周りでの方向23におけるフロート支持も可能にするように構成される。
前記スライドストリップ8を前記ガイド角柱15に適合させる、従って、前記スライド体の前記スライドベッド中の正確な位置に適合させるために、たとえば、前記楕円穴10における前記ネジ(20)の停止位置から調節を行うことが可能である(図5)。このオープン調節(図5および6)において、たとえば、前記ガイド角柱15の溝中心24と、前記スライドストリップ8の対応の壁との間に空隙25が存在する。
次に、前記楕円穴と前記ネジとが、たとえば、中心位置(図3)に位置するようになるように前記L形状スライドストリップ8を方向21においてスライドさせると、前記空隙25が前記傾斜表面22によって減少する(図4)。
これは、前記スライドの上方部の前記スライド部を備える前記スライドベッドと、下方部のドライバとの間の製造によって生じるオフセットを調節するためにフラットガイド(図1)を備えた工具スライドにも使用可能である(図9〜11)。
この目的にために、前記スライド部を備える前記スライドベッドが、前記スライドストリップ8と前記ガイド角柱15との間に遊びを有する状態で工具上に取り付けられる。従って、前記L脚9、前記ガイド角柱15の対応の表面間の空隙の大きさは、それぞれ、前記傾斜表面の傾き、前記製造誤差および前記スライド部の互いに対する位置に依存する第1空隙サイズの各空隙を含む。前記ガイドストリップ17が、ドライバ3上に置かれた後、一方における前記スライド部を備える前記スライドベッドと他方における前記ドライバとの間の製造によるオフセットが補償される。前記スライドは自動的にセンタリングされる。このセンタリングされた状態において、前記L形状スライドストリップ8は、まだ、更にスライドさせることが可能であり、それによって、最終的には、収縮状態において、前記ガイド遊びと前記空隙とが無くなる。これによって、たとえ、プレスの互いに引き寄せられた状態においても、前記移動スライドストリップによって、極めて厳格な許容誤差が設定される。
本発明は、更に、少なくとも1つのスライドベッド2と一つのスライド体3とを有する工具スライドに関し、前記スライド部3は前記スライドベッド2上でスライド規制された状態で軸心方向に移動可能であり、前記スライド部3又は前記スライドベッド(2)には溝5が設けられ、そして対応の手段として、前記スライド部3又はスライドベッド2のガイド体15が、前記溝に軸心方向移動可能にスライド支持され、前記ガイド体15は、レール状又はスラット状に構成されるとともに、その幅の一部が前記スライド体3又はスライドベッド2の溝31に固定状態に挿入されて配置されている。
本発明は、更に、工具スライドに関し、そこで、前記ガイド体15が当該ガイド体に支持される長手エッジに沿って増厚又は増幅部分34を有する。
本発明は、更に、工具スライドに関し、そこで、前記ガイド体15が、前記長手エッジ26に向かう方向において狭いスタッド状領域35からクロスバー状領域36へとT形状に広がる。
本発明は、更に、工具スライドに関し、そこで、それが固定されている前記溝31の軸心方向開口の領域において、前記ガイド体15が阻止手段36、37によって軸心方向スライドに対して固定されている。
本発明は、更に、前記請求項のいずれかの工具スライドであって、前記ガイド体15は、長手レール状又はスタッド状コンポーネントとして構成され、前記ガイド体15は、前記溝5内に突出する領域内へと角柱又は蟻継状に広がるように構成され、前記溝5に支持されるガイド角柱15aが設けられ、そして、前記ガイド体15は、スライドストリップ8の対応の表面11に対向する角柱状表面16で前記溝5に支持されている。
本発明に依れば、前記スライド体を後方又は前方に向けてスライドさせることによってその取り外しと挿入が可能であることによってその取り付けと取り外しを容易に行うことが可能であるという利点を生じる。
1 工具スライド
2 スライドベッド
3 スライド体
4 ドライバ
5 長手矩形溝
6 ネジ穴
7 規制表面
8 L形状スライドストリップ
9 L脚
10 取り付け穴
11 接触表面
12 スライド表面
13 x軸
14 スライドストリップ
15 ガイド体
15a ガイド角柱
16 長手角柱状表面
17 スライドストリップ
18 スライド表面
19 溝側壁
20 取り付けネジ
21 方向
22 接触表面
23 方向
24 中心線
25 空隙
26 長手エッジ
30 T形状領域
31 T形状溝
32 狭領域
34 T形状領域
35 スタッド状領域
36 カバーディスク
37 ネジ
40 固定部材/キャッチ部材
41 バイヨネット舌部
42 フランジ
43 矢印方向
44 周壁
45 自由端部
46 溝
47 スラスト部材
48 ボア
49 周壁
50 ノッチ/ボア

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのスライドベッド(2)と一つのスライド体(3)とを有する工具スライドであって、
    前記スライド部(3)は前記スライドベッド(2)上で規制された状態で軸心方向に移動可能であり、
    前記スライド部(3)又は前記スライドベッド(2)には溝(5)が設けられ、そして対応の手段として、前記スライド部(3)又はスライドベッド(2)のガイド体(15)が、前記溝に軸心方向移動可能にスライド支持されているものにおいて、
    前記ガイド体(15)は、レール状又はスラット状に構成されるとともに、その幅の一部が前記スライド体(3)又はスライドベッド(2)の溝(31)に固定状態に挿入されて配置されている、
    ことを特徴とする工具スライド。
  2. 請求項1の工具スライドであって、前記ガイド体(15)は当該ガイド体に支持される長手エッジに沿って、増厚又は増幅部分(34)を有する。
  3. 請求項1又は2の工具スライドであって、前記ガイド体(15)は、前記長手エッジ(26)に向かう方向において狭いスタッド状領域(35)からクロスバー状領域(36)へとT形状に広がる。
  4. 前記請求項のいずれかの工具スライドであって、それが固定されている前記溝(31)の軸心方向開口の領域において、前記ガイド体(15)は阻止手段(36、37)によって軸心方向スライドに対して固定されている。
  5. 前記請求項のいずれかの工具スライドであって、
    前記ガイド体(15)は、長手レール状又はスタッド状コンポーネントとして構成され、
    前記ガイド体(15)は、前記溝(5)内に突出する領域内へと角柱又は蟻継状に広がるように構成され、
    前記溝(5)に支持されるガイド角柱(15a)が設けられ、そして、
    前記ガイド体(15)は、スライドストリップ(8)の対応の表面(11)に対向する角柱状表面(16)で前記溝(5)に支持されている。
  6. 前記請求項のいずれかの工具スライドであって、
    前記ガイド体を固定するために、フォームフィット固定部材(40)が設けられ、
    前記キャッチ部材(40)は、バイオネット状キャッチを有し、前記スライド体(3)の対応のバイオネットキャッチ手段と協働する。
  7. 請求項6の工具スライドであって、前記キャッチ部材(40)は、二つの対向するバイオネット舌部(41)を有し、これらは、それぞれ、前記スライド体(3)の各溝(46)と協働するように構成されている。
  8. 前記請求項のいずれかの工具スライドであって、
    前記キャッチ部材(40)はフラットシリンダとして構成されるとともに前記バイヨネット舌部は、前記キャッチ部材(40)の湾曲周壁(44)上に位置し、これに対して、覆いかぶさりフランジ(42)が、前記キャッチ部材(40)の自由端部として構成され、前記キャッチ部材(40)のフラット壁(45)を超えて突出し、そして
    前記キャッチ部材(40)は、その後方に位置するコンポーネント(たとえば、舌部材、ガイド片、等)を異なる接触表面において固定する。
  9. 前記請求項のいずれかの工具スライドであって、前記バイオネットキャッチは、前記キャッチ部材(40)をある角度回転させることによって、第1レベルのバイオネット状形状が解除される、即ち、前記舌部(41)が前記溝(46)から出て、その後、前記キャッチ部材(40)が取り付け位置から取り外し可能となるように構成されている。
  10. 前記請求項のいずれかの工具スライドであって、前記キャッチ部材(40)は、前記覆いかぶさりフランジ(42)の径方向周壁(49)のボア(48)に位置しているフレキシブルスラスト部材(47)によって取り付け位置にセルフロックするように構成され、前記取り付け位置において、前記フレキシブルスラスト部材(47)は、対向するノッチ又はボア(50)に係合して、その結果、与える力を増大させることによって前記キャッチ部材(40)を回転させることのみが可能となる。
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