JP2017217948A - ステアリングホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】疑似スポーク部の形状保持性の向上及び芯金の共用化を図ることができる。
【解決手段】芯金ボス部21、芯金ボス部21の外周側に位置する芯金リング部22、及び芯金ボス部21と芯金リング部22とを連結する芯金スポーク部23とを有する芯金20が設けられている。ステアリングホイールの複数のスポーク部は、芯金スポーク部23を有する真正スポーク部と、芯金スポーク部23を有していない疑似スポーク部とを備えている。疑似スポーク部は、芯金リング部22に対して取り付けられ、疑似スポーク部の形状を保持する別体の保持部材50を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ボス部、ボス部の外周側に位置するリング部、及びボス部とリング部とを連結する複数のスポーク部とを備えるステアリングホイールに関する。
従来、ステアリングホイールには芯金が設けられている。こうした芯金は、芯金ボス部、芯金ボス部の外周側に位置する芯金リング部、及び芯金ボス部と芯金リング部とを連結する芯金スポーク部とを有している。また、芯金リング部は、ポリウレタンなどの被覆部材により被覆されている。
特許文献1に記載のステアリングホイールは、3つのスポーク部を有しており、そのうちの2つが芯金スポーク部を有する真正スポーク部とされ、残りの1つが芯金スポーク部を有していない疑似スポーク部とされている。スポーク部の上面及び下面は、上面カバー及び下面カバーにより形成されている。これらのカバーにおける疑似スポーク部を形成する部分の外周端が、芯金リング部から内周側に向けて突設された突片に対して当接された状態でビスにより連結されている。こうしたステアリングホイールによれば、疑似スポーク部を設けることにより芯金スポーク部の数を少なくすることができ、ステアリングホイールの軽量化が図られる。また、上面カバー及び下面カバーにおける外周端がビスを介して突片に連結されているため、これらのカバーを確実に固定することができ、疑似スポーク部の形状が好適に保持される。
特開昭53−56638号公報
ところで、ステアリングホイールには、スポーク部の数が4つのものや2つのものが存在する。スポーク部の数が4つのものと3つのものとでは、疑似スポーク部の形成位置が異なる。また、スポーク部の数が2つのものでは、疑似スポーク部が形成されない。しかしながら、特許文献1に記載のステアリングホイールの芯金では、突片が芯金リング部と一体に形成されており、内周側に突出している。そのため、スポーク部の数が4つのものや2つのものとの間で芯金の共有化を図ることができない。
本発明の目的は、疑似スポーク部の形状保持性の向上及び芯金の共用化を図ることのできるステアリングホイールを提供することにある。
上記目的を達成するためのステアリングホイールは、ボス部、前記ボス部の外周側に位置するリング部、及び前記ボス部と前記リング部とを連結する複数のスポーク部を備える。芯金ボス部、前記芯金ボス部の外周側に位置する芯金リング部、及び前記芯金ボス部と前記芯金リング部とを連結する芯金スポーク部とを有する芯金が設けられており、前記複数のスポーク部は、前記芯金スポーク部を有する真正スポーク部と、前記芯金スポーク部を有していない疑似スポーク部とを備えており、前記疑似スポーク部は、前記芯金リング部に対して取り付けられ、同疑似スポーク部の形状を保持する別体の保持部材を備えている。
同構成によれば、疑似スポーク部の形状が保持部材により保持される。このため、該疑似スポーク部の形状保持性を向上させることができる。また、保持部材が芯金リング部とは別体であることから、例えば該疑似スポーク部を有していない他の意匠のステアリングホイールとの間において芯金を共用することが可能となる。したがって、疑似スポーク部の形状保持性の向上及び芯金の共用化を図ることができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記芯金リング部には、前記保持部材を取り付ける複数の取付部が周方向に互いに間隔をおいて設けられていることが好ましい。
同構成によれば、保持部材を取り付ける取付部を変更することにより、疑似スポーク部の形成位置を変更することが可能となる。また、疑似スポーク部の数を変更することが可能となる。したがって、疑似スポーク部の位置や数の異なるステアリングホイールとの間において芯金を共用することができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記芯金リング部には、前記保持部材を取り付ける貫通孔が形成されており、前記保持部材は、前記貫通孔に嵌合される嵌合部を有していることが好ましい。
同構成によれば、芯金リング部に対して保持部材を容易に取り付けることができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記保持部材は、同保持部材よりも軟質の樹脂材料により形成された被覆部材により被覆されており、前記貫通孔の内部には前記被覆部材が充填されていることが好ましい。
同構成によれば、保持部材を被覆する被覆部材が芯金リング部の貫通孔の内部に充填されているため、貫通孔に対して保持部材が固定される。したがって、疑似スポーク部の形状保持性を一層向上させることができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記保持部材は、一対の前記貫通孔にそれぞれ嵌合される一対の嵌合部を有していることが好ましい。
例えば貫通孔が断面円形状であり、保持部材が嵌合部を1つだけ有している場合には、ステアリングホイールの製造時に、貫通孔に嵌合部が嵌合された状態において保持部材が貫通孔を中心に回動して位置ずれが生じやすい。
この点、上記構成によれば、保持部材の一対の嵌合部が芯金リング部の一対の貫通孔にそれぞれ嵌合されるため、一方の貫通孔を中心とした保持部材の回動が他方の貫通孔に嵌合された嵌合部により阻止される。このため、芯金に対する保持部材の位置ずれの発生を阻止することができ、芯金に対する保持部材の位置決めを容易に行うことができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記保持部材は、同保持部材よりも軟質の樹脂材料により形成された被覆部材により被覆されており、前記疑似スポーク部は、複数のカバーを備えており、前記複数のカバーは前記被覆部材にそれぞれ係合されていることが好ましい。
同構成によれば、保持部材とカバーとの相対変位が被覆部材の弾性変形により吸収される。したがって、カバーのがたつきの発生を抑制することができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記複数のカバーのうちの少なくとも1つのカバーの内面には、前記被覆部材における該カバーとは反対側の面に係合されて前記被覆部材から離間する方向への該カバーの移動を規制する第1係合部と、前記被覆部材における該カバーの内面に対向する面に係合されて前記被覆部材に近接する方向への該カバーの移動を規制する第2係合部とが設けられていることが好ましい。
同構成によれば、第1係合部及び第2係合部がそれぞれ被覆部材に係合されることにより、被覆部材に対するカバーの位置決めがなされる。したがって、カバーのがたつきの発生を効果的に抑制することができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記保持部材には挿通孔が形成されており、前記被覆部材は前記挿通孔の内周面を被覆する被覆孔が形成されており、前記複数のカバーのうちの少なくとも1つのカバーには、前記被覆孔に嵌入される突部が形成されていることが好ましい。
同構成によれば、保持部材により被覆孔の内周面の形状保持性が高められる。そして、この被覆孔に対してカバーの突部が嵌入されるため、カバーのがたつきの発生を効果的に抑制することができる。
本発明によれば、疑似スポーク部の形状保持性の向上及び芯金の共用化を図ることができる。
(a)は、ステアリングホイールの一実施形態を示す側面図、(b)は、同ステアリングホイールを示す斜視図。 同実施形態のステアリングホイールについて、表側カバーが取り付けられていない状態におけるリング部と疑似スポーク部との連結部分を中心として内周側から示す斜視図。 図2の3−3線に沿った断面構造を示す断面図。 同実施形態の芯金の平面図。 同実施形態の芯金に保持部材を取り付けた状態を示す平面図。 同実施形態の芯金に取り付けられている保持部材を中心として示す図であって、(a)は、表側から示す斜視図、(b)は、裏側から示す斜視図。 図5に示す組立体が被覆部材により被覆された状態を示す平面図。 図7の8−8線に沿った断面構造を示す断面図。 図7の9−9線に沿った断面構造を示す断面図。 図7に示す組立体に対して、表側カバー、裏側カバー、エアバッグ装置を取り付けるためのプレート、及び表皮材が取り付けられた状態を示す平面図。
以下、図1〜図10を参照して、ステアリングホイールの一実施形態について説明する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、ステアリングホイールは、車両の操舵に使用されるものであり、ボス部11、ボス部11の外周側に位置し、操舵時に把持されるリング部12、及びボス部11とリング部12を連結する複数のスポーク部13,14とを備えている。複数のスポーク部13,14は、ボス部11から互いに反対方向(図1(b)における左右方向)に向けて延出する一対の真正スポーク部13と、ボス部11から下方に向けて延出する1つの疑似スポーク部14とからなる。
図4及び図5に示すように、芯金20は、中心孔21Aを有する芯金ボス部21、芯金ボス部21の外周側に位置する芯金リング部22、及び芯金ボス部21と芯金リング部22とを連結する左右一対の芯金スポーク部23とを有する芯金本体20Aを備えている。真正スポーク部13には芯金スポーク部23が設けられており、疑似スポーク部14には芯金スポーク部23が設けられていない。
芯金ボス部21の中心孔21Aの内部には、鋼材などにより形成された締結筒部26が設けられている。ステアリングシャフト(図示略)に締結筒部26を外挿することにより、ステアリングシャフトに対してステアリングホイールが組み付けられる。
一対の芯金スポーク部23は、芯金ボス部21から互いに反対方向(同図における左右方向)に向けて延出している。
図8に示すように、芯金リング部22の裏側には、周方向に沿って溝25が延在している。
図4に示すように、芯金リング部22の下側部分には、表裏を貫通する複数の貫通孔24が周方向に等間隔にて形成されている。本実施形態では、4時位置と5時位置との中間位置から、7時位置と8時位置との中間位置までの範囲内に、8つの貫通孔24が形成されている。
図5に示すように、8つの貫通孔24のうちの中央に位置する一対の貫通孔24には、硬質樹脂材料からなる保持部材50が取り付けられている。
図6(a)、図6(b)、及び図8に示すように、保持部材50は、一対の貫通孔24に対してそれぞれ表側から嵌合される一対の嵌合部53、各嵌合部53から内周側に向けて延出された一対の脚部52、及び一対の脚部52がそれぞれ連結された本体部51とを有しており、射出成形により一体形成されている。本体部51には、表裏を貫通する挿通孔54が形成されている。
図7に示すように、芯金リング部22及び保持部材50は、全体にわたってポリウレタンからなる被覆部材40により被覆されている。被覆部材40は、芯金スポーク部23における芯金リング部22との連結部分を含む部位も被覆している。すなわち、成形型(図示略)内に芯金20及び保持部材50が挿入されている状態において、同成形型内にポリウレタンの原液を注入して成形することにより、芯金20及び保持部材50の周りにポリウレタンが一体に形成される。
図8に示すように、被覆部材40は芯金リング部22の溝25内に充填されている。また、図9に示すように、被覆部材40は、芯金リング部22の貫通孔24の内部に充填されている。このように充填された被覆部材40を介して貫通孔24に嵌合部53が固定される。これにより、芯金リング部22に対して保持部材50が固定される。
被覆部材40には、保持部材50の挿通孔54の内周面を被覆する被覆孔44が形成されている。
図1(a)、図1(b)及び図10に示すように、芯金リング部22を被覆する被覆部材40の外周面などには、表皮材90が巻き付けられている。
図1(a)及び図1(b)に示すように、芯金ボス部21及び芯金スポーク部23の裏側には、ボス部11及びスポーク部13,14の裏面を形成する裏側カバー60が取り付けられている。
図2及び図3に示すように、裏側カバー60は、疑似スポーク部14の裏面を形成する底壁61、及び底壁61の幅方向の両端から屈曲するとともに表側に向けて延出する側壁62を有している。
底壁61の内面には、基台63が突設されている。基台63の幅方向の両端には、被覆部材40における保持部材50を被覆する部分(以下、被覆部材40)の表面41に係合される一対の係合爪部64が突設されている。一対の係合爪部64が被覆部材40の表面41に係合されることにより、被覆部材40から離間する方向への裏側カバー60の移動が規制されている。
底壁61及び両側壁62の内面には、被覆部材40の裏面に当接される係合壁部65が突設されている。係合壁部65が被覆部材40の裏面42に当接されることにより、被覆部材40に近接する方向への裏側カバー60の移動が規制されている。
図1(a)及び図1(b)に示すように、保持部材50を被覆する被覆部材40の表側には、疑似スポーク部14を形成する表側カバー70が取り付けられている。
図3に二点鎖線にて示すように、表側カバー70は、頂壁71と、頂壁71の幅方向の両端から屈曲するとともに裏側へ向けて延出する側壁72とを有している。また、頂壁71の内面には、円柱状をなし、被覆部材40の被覆孔44に嵌入される突部73が形成されている。
図10に示すように、表側カバー70のボス部11側の端部には、左右一対の取付片74が形成されている。各取付片74の挿通孔(図示略)にビス75を挿通して芯金20のねじ孔29(図4等参照)にビス75を螺入することにより、表側カバー70の上記端部が芯金20に対して固定される。
一対の芯金スポーク部23の表側には、真正スポーク部13の表面を形成する一対のベゼル85が取り付けられている。
ボス部11には、運転席用のエアバッグ装置80を構成するパッド81が取り付けられている。
図10に示すように、芯金スポーク部23には、正面視略U字状をなすプレート91が複数のビス92により取り付けられている。プレート91には、3つの取付孔93が互いに間隔をおいて形成されている。各取付孔93には、保持筒部94が挿入されて取り付けられている。各保持筒部94の内部には、エアバッグ装置80を構成するとともにパッド81(図1参照)に対する押圧操作により作動されるホーンスイッチ機構(図示略)が挿入されて係合される。このことにより、エアバッグ装置80がプレート91を介して芯金20に取り付けられる。
以上説明した本実施形態に係るステアリングホイールによれば、以下に示す作用効果が得られるようになる。
(1)ステアリングホイールの複数のスポーク部13,14は、芯金スポーク部23を有する真正スポーク部13と、芯金スポーク部23を有していない疑似スポーク部14とを備えている。疑似スポーク部14は、芯金リング部22に対して取り付けられ、疑似スポーク部14の形状を保持する別体の保持部材50を備えている。
こうした構成によれば、疑似スポーク部14の形状が保持部材50により保持される。このため、該疑似スポーク部14の形状保持性を向上させることができる。また、保持部材50が芯金リング部22とは別体であることから、例えば該疑似スポーク部14を有していない他の意匠のステアリングホイールとの間において芯金20を共用することが可能となる。したがって、疑似スポーク部14の形状保持性の向上及び芯金20の共用化を図ることができる。
(2)芯金リング部22には、保持部材50を取り付ける取付部としての複数の貫通孔24が周方向に互いに間隔をおいて設けられている。
こうした構成によれば、保持部材50を取り付ける貫通孔24を変更することにより、疑似スポーク部14の形成位置を変更することが可能となる。また、疑似スポーク部14の数を変更することが可能となる。したがって、疑似スポーク部14の位置や数の異なるステアリングホイールとの間において芯金20を共用することができる。
(3)保持部材50は、貫通孔24に嵌合される嵌合部53を有している。このため、芯金リング部22に対して保持部材50を容易に取り付けることができる。
(4)保持部材50は、同保持部材50よりも軟質の樹脂材料により形成された被覆部材40により被覆されている。貫通孔24の内部には被覆部材40が充填されている。
こうした構成によれば、保持部材50を被覆する被覆部材40が芯金リング部22の貫通孔24の内部に充填されているため、貫通孔24に対して保持部材50が固定される。したがって、疑似スポーク部14の形状保持性を一層向上させることができる。
(5)保持部材50は、一対の貫通孔24にそれぞれ嵌合される一対の嵌合部53を有している。
例えば貫通孔24が断面円形状であり、保持部材50が嵌合部53を1つだけ有している場合には、ステアリングホイールの製造時に、貫通孔24に嵌合部53が嵌合された状態において保持部材50が貫通孔24を中心に揺動して位置ずれが生じやすい。
この点、上記構成によれば、保持部材50の一対の嵌合部53が芯金リング部22の一対の貫通孔24にそれぞれ嵌合されるため、一方の貫通孔24を中心とした保持部材50の揺動が他方の貫通孔24に嵌合された嵌合部53により阻止される。このため、芯金20に対する保持部材50の位置ずれの発生を阻止することができ、芯金20に対する保持部材50の位置決めを容易に行うことができる。
(6)疑似スポーク部14は、カバー60,70により表裏からそれぞれ覆われており、カバー60,70は被覆部材40にそれぞれ係合されている。
こうした構成によれば、保持部材50とカバー60,70との相対変位が被覆部材40の弾性変形により吸収される。したがって、カバー60,70のがたつきの発生を抑制することができる。
(7)裏側カバー60の内面には、被覆部材40の表面41に係合されて被覆部材40から離間する方向への裏側カバー60の移動を規制する係合爪部64と、被覆部材40の裏面42に係合されて被覆部材40に近接する方向への裏側カバー60の移動を規制する係合壁部65とが設けられている。
こうした構成によれば、係合爪部64及び係合壁部65がそれぞれ被覆部材40に係合されることにより、被覆部材40に対する裏側カバー60の位置決めがなされる。したがって、裏側カバー60のがたつきの発生を効果的に抑制することができる。
(8)保持部材50には挿通孔54が形成されている。被覆部材40には挿通孔54の内周面を被覆する被覆孔44が形成されている。表側カバー70には、被覆孔44に嵌入される突部73が形成されている。
こうした構成によれば、保持部材50により被覆孔44の内周面の形状保持性が高められる。そして、この被覆孔44に対して表側カバー70の突部73が嵌入されるため、表側カバー70のがたつきの発生を効果的に抑制することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・被覆部材40に対する裏側カバー60及び表側カバー70の係合態様を逆にすることもできる。すなわち、裏側カバー60の内面に被覆孔44に嵌入される突部73を設けるようにしてもよい。この場合、表側カバー70の内面に係合爪部64や係合壁部65を設けるようにすればよい。
・保持部材50が被覆部材40によって被覆されていなくてもよい。すなわち、裏側カバー60や表側カバー70が保持部材50に対して直接係合されるものであってもよい。
・嵌合部53を1つにすることもできる。
・貫通孔24の内部に被覆部材40とは別の樹脂材料を充填するようにしてもよい。また、貫通孔24の内部に樹脂材料が充填されていないものであってもよい。
・芯金リング部22に突起を形成し、保持部材50に同突起が嵌合される孔を形成するようにしてもよい。
・芯金リング部22の貫通孔24などの取付部を周方向に不等間隔にて設けることもできる。また、こうした取付部の数を1つにすることもできる。
11…ボス部、12…リング部、13…真正スポーク部、14…疑似スポーク部、20…芯金、20A…芯金本体、21…芯金ボス部、21A…中心孔、22…芯金リング部、23…芯金スポーク部、24…貫通孔、25…溝、26…締結筒部、29…ねじ孔、40…被覆部材、41…上面、42…下面、44…被覆孔、50…保持部材、51…本体部、52…脚部、53…嵌合部、54…挿通孔、60…裏側カバー、61…底壁、62…側壁、63…基台、64…係合爪部(第1係合部)、65…係合壁部(第2係合部)、70…表側カバー、71…頂壁、72…側壁、73…突部、74…取付片、75…ビス、80…エアバッグ装置、81…パッド、85…ベゼル、90…表皮材、91…プレート、92…ビス、93…取付孔、94…保持筒部。

Claims (8)

  1. ボス部、前記ボス部の外周側に位置するリング部、及び前記ボス部と前記リング部とを連結する複数のスポーク部を備えるステアリングホイールにおいて、
    芯金ボス部、前記芯金ボス部の外周側に位置する芯金リング部、及び前記芯金ボス部と前記芯金リング部とを連結する芯金スポーク部とを有する芯金が設けられており、
    前記複数のスポーク部は、前記芯金スポーク部を有する真正スポーク部と、前記芯金スポーク部を有していない疑似スポーク部とを備えており、
    前記疑似スポーク部は、前記芯金リング部に対して取り付けられ、同疑似スポーク部の形状を保持する別体の保持部材を備えている、
    ステアリングホイール。
  2. 前記芯金リング部には、前記保持部材を取り付ける複数の取付部が周方向に互いに間隔をおいて設けられている、
    請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記芯金リング部には、前記保持部材を取り付ける貫通孔が形成されており、
    前記保持部材は、前記貫通孔に嵌合される嵌合部を有している、
    請求項1または請求項2に記載のステアリングホイール。
  4. 前記保持部材は、同保持部材よりも軟質の樹脂材料により形成された被覆部材により被覆されており、
    前記貫通孔の内部には前記被覆部材が充填されている、
    請求項3に記載のステアリングホイール。
  5. 前記保持部材は、一対の前記貫通孔にそれぞれ嵌合される一対の嵌合部を有している、
    請求項3または請求項4に記載のステアリングホイール。
  6. 前記保持部材は、同保持部材よりも軟質の樹脂材料により形成された被覆部材により被覆されており、
    前記疑似スポーク部は、複数のカバーを備えており、
    前記複数のカバーは前記被覆部材にそれぞれ係合されている、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
  7. 前記複数のカバーのうちの少なくとも1つのカバーの内面には、前記被覆部材における該カバーとは反対側の面に係合されて前記被覆部材から離間する方向への該カバーの移動を規制する第1係合部と、前記被覆部材における該カバーの内面に対向する面に係合されて前記被覆部材に近接する方向への該カバーの移動を規制する第2係合部とが設けられている、
    請求項6に記載のステアリングホイール。
  8. 前記保持部材には挿通孔が形成されており、
    前記被覆部材は前記挿通孔の内周面を被覆する被覆孔が形成されており、
    前記複数のカバーのうちの少なくとも1つのカバーには、前記被覆孔に嵌入される突部が形成されている、
    請求項6または請求項7に記載のステアリングホイール。
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