JP2016068843A - グリップヒータの固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンドルバーに対する把持部分の固定をより安定的に行うことができるグリップヒータの固定構造を提供する。
【解決手段】金属パイプ材からなるハンドルバー10の一端側から、ヒータ線38を巻回した樹脂パイプ30の外周側に射出成型によってグリップゴム14を形成したグリップヒータ11を挿管して所定位置で固定するグリップヒータの固定構造において、ハンドルバー10に貫通孔12を設けると共に、樹脂パイプ30の内周側に貫通孔12に係合する円柱状の係合突起35を設ける。係合突起35にテーパ面41を設けて、車幅方向内側の高さ寸法が車幅方向外側の高さ寸法より小さくする。係合突起35の周囲に肉抜き孔36を備え、グリップゴム14を射出成型する際に、肉抜き孔36にグリップゴム14の一部が充填されるように構成する。
【選択図】図9
【解決手段】金属パイプ材からなるハンドルバー10の一端側から、ヒータ線38を巻回した樹脂パイプ30の外周側に射出成型によってグリップゴム14を形成したグリップヒータ11を挿管して所定位置で固定するグリップヒータの固定構造において、ハンドルバー10に貫通孔12を設けると共に、樹脂パイプ30の内周側に貫通孔12に係合する円柱状の係合突起35を設ける。係合突起35にテーパ面41を設けて、車幅方向内側の高さ寸法が車幅方向外側の高さ寸法より小さくする。係合突起35の周囲に肉抜き孔36を備え、グリップゴム14を射出成型する際に、肉抜き孔36にグリップゴム14の一部が充填されるように構成する。
【選択図】図9
Description
本発明は、グリップヒータの固定構造に係り、特に、鞍乗型車両のハンドルバーに適用されるグリップヒータの固定構造に関する。
従来から、鞍乗型車両の操向ハンドルを握る運転者の手を暖めるため、ハンドルバーを覆う把持部分に車載バッテリの電力で駆動するヒータを備えた構成が知られている。
特許文献1には、金属製のハンドルバーに挿管する把持部分を、ヒータ線を備える樹脂性のパイプ部材と、このパイプ部材の外周に密着されるゴム製のグリップとからなる二層構造としたグリップヒータが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたようなグリップヒータを接着剤のみでハンドルバーに固定する場合には、把持部分の回転や抜けが生じないように、ハンドルバーとパイプ部材との間の隙間精度を高めたり、接着剤の塗布を丁寧に行ったりする必要があった。また、接着剤のみの固定では、乾燥までの時間を十分に確保したり、固定後の接着剤の劣化に対して気を付ける必要もあり、一方、把持部分をネジ等で固定しようとすると、部品点数および組立工数が増加するという課題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ハンドルバーに対する把持部分の固定をより安定的に行うことができるグリップヒータの固定構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、金属パイプ材からなるハンドルバー(10)の一端側から、ヒータ線(38)を巻回した樹脂パイプ(30)の外周側に射出成型によってグリップゴム(14)を形成したグリップヒータ(11)を挿管して所定位置で固定するグリップヒータの固定構造において、前記ハンドルバー(10)に凹部(12)を設け、前記樹脂パイプ(30)に、その内周側に突出して前記凹部(12)に係合する係合突起(35)を設けた点に第1の特徴がある。
また、前記係合突起(35)が、前記一端側の高さ寸法より該一端側の反対側の高さ寸法の方が小さくなるように形成されている点に第2の特徴がある。
また、前記係合突起(35)の周囲に肉抜き孔(36)を備え、前記グリップゴム(14)を射出成型する際に、前記肉抜き孔(36)に前記グリップゴム(14)の一部が充填されるように構成されている点に第3の特徴がある。
また、前記グリップゴム(14)の外周面は円形断面をなしており、前記樹脂パイプ(30)の外周面に形成された、円筒部(31)および平面部(39)のうちの該平面部(39)に、前記係合突起(35)および肉抜き孔(36)が形成されている点に第4の特徴がある。
さらに、前記凹部(12)は、前記ハンドルバー(10)の一端側に近い位置で、前記ハンドルバー(10)の軸線(O)を挟んで一対に形成された円形貫通孔であり、前記係合突起(35)は、前記凹部(12)より小径で、かつ前記樹脂パイプ(30)の軸線(O)を挟んで一対に形成された円柱部材である点に第5の特徴がある。
第1の特徴によれば、前記ハンドルバー(10)に凹部(12)を設け、前記樹脂パイプ(30)に、その内周側に突出して前記凹部(12)に係合する係合突起(35)を設けたので、ハンドルバーの凹部に樹脂パイプの係合突起が係合することで、グリップヒータの固定を、ハンドルバーに対し、軸方向、回転方向ともに、より安定的に行うことができる。また、接着剤に依存せずに固定強度が高められるので、ハンドルバーと樹脂パイプとの間の隙間精度を必要以上に高める必要がなく、接着剤の塗布や乾燥時間に関する管理コストも低減できる。
一方、ハンドルバーにグリップヒータを挿管する際には、金属製のハンドルバーに対して樹脂性の係合突起側が変形するため、従来と同様の手順で組み立てることができ、さらに、グリップヒータの位置決めが明確かつ容易になることで作業性が向上する。
第2の特徴によれば、前記係合突起(35)が、前記一端側の高さ寸法より該一端側の反対側の高さ寸法の方が小さくなるように形成されているので、ハンドルバーの一端側からグリップヒータを挿管する取り付け作業の際に、ハンドルバーの端部が係合突起を乗り越えやすくなると共に、係合突起が凹部に係合した後はハンドルバーからグリップヒータを抜けにくくすることができる。
第3の特徴によれば、前記係合突起(35)の周囲に肉抜き孔(36)を備え、前記グリップゴム(14)を射出成型する際に、前記肉抜き孔(36)に前記グリップゴム(14)の一部が充填されるように構成されているので、ハンドルバーの一端側からグリップヒータを挿管する取り付け作業の際に、前記係合突起の位置が移動しやすくなると共に、弾性部材によって元の位置に復元しようとする弾性力が生じることで係合状態を強固に維持することができる。
第4の特徴によれば、前記グリップゴム(14)の外周面は円形断面をなしており、前記樹脂パイプ(30)の外周面に形成された、円筒部(31)および平面部(39)のうちの該平面部(39)に、前記係合突起(35)および肉抜き孔(36)が形成されているので、平面部を形成することで樹脂パイプに対してグリップゴムが回転しにくくなると共に、肉抜き部に充填されるゴム部材の肉厚を増すことが可能となる。
第5の特徴によれば、前記凹部(12)は、前記ハンドルバー(10)の一端側に近い位置で、前記ハンドルバー(10)の軸線(O)を挟んで一対に形成された円形貫通孔であり、前記係合突起(35)は、前記凹部(12)より小径で、かつ前記樹脂パイプ(30)の軸線(O)を挟んで一対に形成された円柱部材であるので、例えば、ハンドルバーに対する1回のドリル加工で凹部を形成すると共に、樹脂パイプの金型形状を若干変更するのみで、グリップヒータをより安定的に固定することができる。このとき、係合突起もハンドルバーの一端側に近い位置に形成されることで、ヒータ構造等に影響を与えることなく肉抜き孔等を設けることができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るグリップヒータの固定構造を適用した、自動二輪車の左側の操向ハンドル1の平面図である。操向ハンドル1は、金属パイプ材からなるハンドルバー10に、ハンドルスイッチ8、ヒータ接続部20およびグリップヒータ11を固定することで構成されている。
ハンドルバー10の端部には、外周部をグリップゴム14で覆ったグリップヒータ11が摺動不能かつ回転不能に固定されている。グリップヒータ11の車幅方向右側の位置には、グリップヒータ11に電力を供給する給電コード25が接続されたヒータ接続部20が固定されている。ヒータ接続部20は、乗員側に位置する後側ケース22と車体前方側に位置する前側ケース23とからなり、両者を締結ネジ24で結合することによってハンドルバー10に固定される。後側ケース22の乗員に対向する位置には、左側の親指で操作する電源スイッチ21が設けられている。
ヒータ接続部20の車幅方向右側には、ハンドルスイッチ8が隣接配置されている。ハンドルスイッチ8は、乗員側に位置する後側ケース2と、車体前方側に位置する前側ケースとからなり、両者を不図示の締結ネジで結合することでハンドルバー10に固定される。後側ケース2には、シーソー式のヘッドライトの光軸切り換えスイッチ4、車幅方向左側を軸にして押圧操作するホーンスイッチ5、左右に傾動操作するウインカスイッチ6が設けられている。この図は、車体のやや下方側から見た状態を示しており、車体装着時には乗員から見てホーンスイッチ5が正面に位置するように配設される。また、前側ケース3には、走行風の影響を受けないように車体後方側に開口部を指向させた3つの水抜き孔7が形成されている。
図2は、ハンドルスイッチ8のみを取り付けたハンドルバー10の平面図である。この図は、図1の完成状態からグリップヒータ11およびヒータ接続部20を取り外した状態に対応する。ハンドルバー10の端部寄りの位置には、ハンドルバー10の軸線Oを通るように貫通した一対の凹部としての円形の貫通孔12が形成されている。この貫通孔12は、グリップヒータ11の位置決めおよび固定に用いられる。また、貫通孔12に対して軸方向および周方向がずれた位置に設けられるウェイト取付孔13は、不図示のハンドルウェイトを取り付けるために用いられる。貫通孔12およびウェイト取付孔13は、それぞれ1回のドリル加工で形成することが可能である。
図3は、樹脂パイプ30の平面図である。グリップヒータ11は、円筒状の樹脂パイプ30の所定位置にヒータ線38を巻き付け、その外側から射出成型でグリップゴム14を溶着させて構成される。樹脂パイプ30には、ハンドルバー10を挿管する内周面30aが形成されている。また、樹脂パイプ30の両端部には、車幅方向外側の大径鍔部34aおよび車幅方向内側の小径鍔部34bがそれぞれ設けられている。
樹脂パイプ30の外周部には、円筒部31を螺旋状に巻回するようにヒータ線38の位置決め溝32が形成されると共に、軸線Oを挟んで対向する位置に一対の平面部39が形成されている。これに対し、グリップゴム14の外周部は円形断面をなしているため、平面部39の外側のグリップゴム14の肉厚は他より少し厚く形成される。
樹脂パイプ30の平面部39には、樹脂パイプ30に対するグリップゴム14のずれを防止する複数の角状突起37が片側に5個ずつ形成されている。前記したように、平面部39の外側の部分ではグリップゴム14の肉厚が厚くなるので、操向ハンドル1を握った乗員の手に角状突起37の感触は伝わりにくくなる。
そして、本実施形態では、ハンドルバー10に対するグリップヒータ11の固定をより安定的に行うため、樹脂パイプ30の外側端部寄りの位置に、内周面30a側に突出する係合突起35が形成されている。係合突起35は、軸線Oを挟んで対向する位置に一対で設けられており、ハンドルバー10に被せたグリップヒータ11を所定位置まで押し込んだときに、ハンドルバー10に形成された貫通孔12(図2参照)に係合するように構成されている。このため、係合突起35は、貫通孔12より少し小径の円柱状とされる。
また、係合突起35に隣接して径方向両側には、一対の肉抜き孔36が形成されている。この肉抜き孔36には、樹脂パイプ30に対してグリップゴム14を射出成型する際にゴム部材が充填される。また、樹脂パイプ30の円筒部31に形成された複数の小径貫通孔33にも、それぞれゴム部材が充填されることとなる。なお、平面部39の車幅方向内側端部には、ヒータ線38の端部をヒータ接続部20の端子と接続するための取り付け部50が設けられている。
図4は、図2のハンドルバー10に樹脂パイプ30を取り付けた状態の平面図である。ハンドルバー10の貫通孔12は、軸線Oの軸方向から見て、概ねハンドルスイッチ8の光軸調整スイッチ4がある方向およびこれに対向する方向に位置する。そして、樹脂パイプ30は、ハンドルバー10の貫通孔12に係合突起35が係合するように取り付けられるので、平面部39および角状突起37も軸方向から見て同じ方向に配置される。この位置は、乗員が操向ハンドル1を握って走行した際に、最も荷重が加わりやすい位置でもあり、特に車幅方向外側でグリップゴム14の肉厚が厚くなることと角状突起37による回り止め効果がより有効に発揮されることとなる。
図5は、図1の5−5線断面図である。また、図6は図1の6−6線断面図である。ハンドルスイッチ8の前側ケース3には、人差し指で操作するパッシングスイッチ8が配設されている。また、グリップヒータ11の電源スイッチ21は、軸線Oから見た際に、ホーンスイッチ5と光軸切り換えスイッチ4との間の方向に配設されている。
ハンドルバー10の表面に接着材を塗布し、グリップヒータ11を所定位置まで挿管すると、ハンドルバー10の一対の貫通孔12に樹脂パイプ30の一対の係合突起35がそれぞれ係合して、グリップヒータ11の取付作業が完了する。このとき、図6に示すように、貫通孔12と係合突起35との係合部は、軸線Oを中心として車体後方側に傾斜した直線A上に配設されることとなる。
貫通孔12および係合突起35による係合構造によれば、接着剤に依存せずに固定強度が高められるので、ハンドルバー10と樹脂パイプ30との間の隙間精度を必要以上に高める必要がなく、接着剤の塗布や乾燥時間に関する管理コストも低減できることとなる。
なお、ウェイト取付孔13が貫通孔12に対して軸方向および回転方向がずらされているのは、誤組の可能性を低減して組付作業性を向上するためである。さらに、樹脂パイプ30に設けられた複数の小径貫通孔33に充填されるゴム部材は、それぞれ樹脂パイプ30の内周面30a側まで到達し、接着剤との結合強度を高める機能を有する。
図7は、樹脂パイプ30の一部拡大図である。また、図8は係合突起35の周辺の一部拡大図である。前記したように、係合突起35に隣接して径方向両側には、一対の肉抜き孔36が形成され、係合突起35の車幅方向外側は、細幅の連結部42で小径鍔部34に連結されている。これにより、ハンドルバー10を挿管する際に、係合突起35の周囲が変形しやすく、挿管作業が容易になる。また、この肉抜き孔36に、樹脂パイプ30に対してグリップゴム14のゴム部材が充填されるため、係合突起35の移動にゴム部材の弾性力が生じることとなり、貫通孔12に係合した際に係合突起35が元の位置に戻って強固な固定が可能となる。また、肉抜き孔36が平面部39に形成されることで、充填されるゴム部材の肉厚が増し、より強い弾発力が得られるように構成されている。
さらに、円柱状の係合突起35には、軸線Oと平行の天井面に対して、分割線45を境に傾斜するテーパ面41が形成されている。これにより、係合突起35の高さ寸法は、車幅方向外側の高さ寸法より車幅方向内側の高さ寸法の方が小さくなっている。なお、樹脂パイプ30は、この係合突起35および肉抜き部36を形成するために、4つの割り型によって形成されているが、その車体前方向の型と車体後方向の型との割面は係合突起35の中心を通り、かつ車幅方向外側の型と車幅方向内側の型との割面は係合突起の分割線45を通るように構成されている。
図9は、図7の9−9線断面図である。前記した係合突起35の形状は、グリップヒータ11の取付作業に際して2つの効果を奏する。すなわち、ハンドルバー10にグリップヒータ11を挿管して押し込んでいく際には、テーパ面41が形成されていることによって、ハンドルバー10の端部10aが係合突起35を乗り越えやすくなる。そして、係合突起35が貫通孔12に係合した後は、高さ寸法の大きな車幅方向外側の側壁が「かえし」として機能し、ハンドルバー10からグリップヒータ11が抜けにくくなる。
上記したように、本発明に係るグリップヒータの固定構造によれば、ハンドルバー10に貫通孔12を設けると共に、樹脂パイプ30の内周側にこれに係合する係合突起35を設けたので、グリップヒータ11の固定をより安定的に行うことができる。また、接着剤に依存せずに固定強度が高められるので、ハンドルバー10と樹脂パイプ30との間の隙間精度を必要以上に高める必要がなく、接着剤の塗布や乾燥時間に関する管理コストも低減できる。また、ハンドルバー10にグリップヒータ11を挿管する際には、金属製のハンドルバー10に対して樹脂性の係合突起35側が変形するため、従来と同様の手順で組み立てることができ、さらに、グリップヒータ11の位置決めが明確かつ容易になることで作業性が向上することとなる。
なお、グリップヒータの構成、ハンドルバー、樹脂パイプ、グリップゴム、ヒータ線の形状や素材、貫通孔や係合突起の位置や形状、肉抜き孔やテーパ面の形状、ハンドルバー外径と樹脂パイプ内径の隙間寸法等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、係合突起は、貫通孔とせずに有底の凹部としてもよい。本発明に係るグリップヒータの固定構造は、自動二輪車に限られず、バーハンドルを適用する鞍乗型の三/四輪車等の各種車両や、バーハンドルを適用する作業機械等に適用することができる。
1…操向ハンドル、8…ハンドルスイッチ、10…ハンドルバー、10a…端部、11…グリップヒータ、12…貫通孔(凹部)、14…グリップゴム、20…ヒータ操作部、30…樹脂パイプ、30a…樹脂パイプの内周面、35…係合突起、36…肉抜き孔、38…ヒータ線、40…天井面、41…テーパ面、45…境界線、O…軸線
Claims (5)
- 金属パイプ材からなるハンドルバー(10)の一端側から、ヒータ線(38)を巻回した樹脂パイプ(30)の外周側に射出成型によってグリップゴム(14)を形成したグリップヒータ(11)を挿管して所定位置で固定するグリップヒータの固定構造において、
前記ハンドルバー(10)に凹部(12)を設け、
前記樹脂パイプ(30)に、その内周側に突出して前記凹部(12)に係合する係合突起(35)を設けたことを特徴とするグリップヒータの固定構造。 - 前記係合突起(35)が、前記一端側の高さ寸法より該一端側の反対側の高さ寸法の方が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のグリップヒータの固定構造。
- 前記係合突起(35)の周囲に肉抜き孔(36)を備え、
前記グリップゴム(14)を射出成型する際に、前記肉抜き孔(36)に前記グリップゴム(14)の一部が充填されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のグリップヒータの固定構造。 - 前記グリップゴム(14)の外周面は円形断面をなしており、
前記樹脂パイプ(30)の外周面に形成された、円筒部(31)および平面部(39)のうちの該平面部(39)に、前記係合突起(35)および肉抜き孔(36)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のグリップヒータの固定構造。 - 前記凹部(12)は、前記ハンドルバー(10)の一端側に近い位置で、前記ハンドルバー(10)の軸線(O)を挟んで一対に形成された円形貫通孔であり、
前記係合突起(35)は、前記凹部(12)より小径で、かつ前記樹脂パイプ(30)の軸線(O)を挟んで一対に形成された円柱部材であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のグリップヒータの固定構造。
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JP2014201536A JP2016068843A (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | グリップヒータの固定構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107550277A (zh) * | 2017-10-13 | 2018-01-09 | 王庆华 | 高硼硅玻璃电水壶 |
KR102132404B1 (ko) * | 2019-11-01 | 2020-07-09 | 구동현 | 오토바이용 핸들의 온도 조절 장치 |
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Date | Code | Title | Description |
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