JP2002120501A - 車両用ホイールの加飾体 - Google Patents
車両用ホイールの加飾体Info
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Abstract
のがたつきを抑えることのできる車両用ホイールの加飾
体を提供する。 【解決手段】アルミホイールはホイール本体11と加飾
体20とを備える。ホイール本体11を、鋳造し、リム
部12及びディスク部及び5本のスポーク部14を一体
成形する。ディスク部及び各スポーク部14に収容凹部
16を設け、収容凹部16に樹脂製の加飾体20を収容
する。加飾体20の全体を一体に形成するとともに、そ
の外面にメッキを施す。加飾体20をその裏面の係止部
21と収容凹部16の貫通孔17とを介して一対のボル
ト25及びナット26によりホイール本体11に対して
固定する。収容凹部16の長手方向の両側辺と加飾体2
0の端面との間にスポンジ材22を介装する。
Description
装着される加飾体に関するものである。
ミホイールにおいて、その表面に金属光沢を付与して意
匠性を向上したいという要求が高まってきている。この
ような要求に対応するため、従来、この種のホイールの
外面に、例えば、特公平6―26921号公報に開示さ
れるようなホイールカバーを取り付けることが行われて
いる。また、ホイールのスポーク部の外面に、その表面
がメッキ等で加飾された加飾体が取り付けられることも
行われている。
及び加飾体が取り付けられる場合、例えば、ホイールの
外面におけるこれらの取り付け部位には、収容凹部が設
けられ、同収容凹部に前記ホイールカバー及び加飾体が
収容される。そして、このように収容されるホイールカ
バー及び加飾体は、例えばその裏面に設けられた係止爪
が前記収容凹部に形成された被係止部に係止すること
で、ホイールに対して係止されるようになっている。
ホイールカバー及び加飾体において、その端面とその端
面に対向する収容凹部の対向面との間に隙間が存在する
と、車両走行時の振動に伴って、これらホイールカバー
及び加飾体ががたついて異音が生じる懸念がある。この
ため、前記従来のホイールにおいては、前記収容凹部の
対向面を精度よく形成するため、鋳造により形成した鋳
造面に対して、切削加工を施していた。しかし、このよ
うな切削加工は、製造コストの増大を招くばかりでな
く、その切削の作業に手間がかかるという問題があっ
た。
形が複雑になると、前記収容凹部の形状も複雑になるた
め、切削加工では被係止部を形成することが困難になる
という問題もあった。
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、切削加工を施すことなく、ホイールと加飾体との
がたつきを抑えることのできる車両用ホイールの加飾体
を提供することにある。
に、車両用ホイールの加飾体に係る本願請求項1に記載
の発明は、タイヤが装着される略円筒状のリム部と、車
両の車軸部に固定されるディスク部と、前記ディスク部
と前記リム部とを連結する複数のスポーク部とを備え、
鋳造により成形される車両用ホイールの加飾体におい
て、前記加飾体は、前記ディスク部及び前記スポーク部
の少なくとも一部に形成された収容凹部に収容され、該
加飾体自体を前記ディスク部及び前記スポーク部の少な
くとも一方に固定する固定手段を有し、前記収容凹部の
鋳造面と前記加飾体の端面との間の少なくとも一部に弾
性体を介装した状態で固定するようにしたことを要旨と
するものである。
体を介装することで収容凹部の鋳造面と加飾体の端面と
の間に隙間があっても、車両走行時の振動によりホイー
ルと加飾体とが衝突するのを回避することができる。こ
のため、加飾体のがたつきに起因する異音の発生を抑制
することができる。
請求項1に記載の発明において、前記加飾体は、前記デ
ィスク部から前記複数のスポーク部にかけて配設される
とともに、その全体を一体に形成したことを要旨とする
ものである。
請求項1に記載の発明の作用に加えて、部品点数を低減
することができるとともに、ホイールの表面の大部分に
おける意匠性を向上することができる。
請求項2に記載の発明において、前記ホイールは少なく
とも3本のスポーク部を有するとともに、前記弾性体を
放射状に延びる前記各スポーク部の収容凹部における長
手方向の両側辺の鋳造面と前記加飾体の端面との間の少
なくとも一部に介装したことを要旨とするものである。
請求項1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、
加飾体を収容凹部に収容する際、各収容凹部の長手方向
の両側辺に弾性体を当接させることで、各弾性体の弾性
の釣り合いにより加飾体が自動的にセンタリングがされ
る。これにより、加飾体の位置合わせを容易に行うこと
ができ、組付け作業を効率よく行うことができる。
請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記弾性体を前記収容凹部の鋳造面と前記加飾
体の端面との間の全周にわたって介装したことを要旨と
するものである。
請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、ホイールと加飾体との間のシール性が向
上され、収容凹部への泥、汚水等の侵入を抑制すること
ができる。
請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記弾性体は、スポンジ材であることを要旨と
するものである。
請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、安価なスポンジ材を用いることで、大幅
に製造コストを低減できる。
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記固定手段は、前記加飾体の裏面に前記収容
凹部の底面に向かって突出するリブと、そのリブにはめ
込まれる断面略U字形のトリム部と、そのトリム部に対
し一体形成され、前記収容凹部の側壁に弾性接触するリ
ップ部とからなることを要旨とするものである。
請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、加飾体を収容凹部内に収容し、加飾体側
のトリム部のリップ部を収容凹部の側壁に弾性接触させ
ることで、加飾体をホイールに対して容易に仮固定ある
いは固定することができる。このため、加飾体の組付け
作業を効率よく行うことができる。
請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明に
おいて、前記固定手段は、一対のボルト及びナットと、
前記加飾体の裏面に設けられ、前記ボルトの頭部を係止
する係止部と、前記収容凹部の底面に設けられ、前記ボ
ルトが挿通される貫通孔とからなることを要旨とするも
のである。
請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の発明の
作用に加えて、ボルトの位置と貫通孔の位置との少なく
とも一方に所定の自由度を持たせることで切削加工で厳
密な寸法管理を行うことなく、ホイールと加飾体とを、
がたつきを回避しつつ固定することができる。
の加飾体をアルミニウム製のホイールに装着される加飾
体に適用した一実施の形態について、図1〜図3を参照
して説明する。
成について説明する。同図1に示すように、このホイー
ルは、アルミニウム製のホイール本体11と、同ホイー
ル本体11の外面のほぼ全体を覆うとともに、その外面
がメッキにより加飾された樹脂製の加飾体20と、これ
らホイール本体11及び加飾体20の間に介装されるオ
ーナメント30とを備えて構成される。
装着される略円筒状のリム部12と、車両の車軸部の同
じく図示しないブレーキロータに固定されるディスク部
13と、これらリム部12とディスク部13とを連結す
るとともに、同ディスク部13を中心として放射状に延
びる5本のスポーク部14とを備える。ホイール本体1
1は、例えばアルミニウム合金等の金属材料の鋳造によ
り成形され、これらリム部12及びディスク部13及び
スポーク部14が一体成形されている。
が形成されている。ホイール本体11は、各貫通孔15
に対し前記ブレーキロータから延びる図示しないボルト
が挿通され、このボルトに図示しない有底状のナットが
螺着されることにより、前記ブレーキロータに固定され
ている。従って、前記車軸が回転することで、ブレーキ
ロータに固定されたディスク部13が回転し、これによ
り、スポーク部14を介してリム部12、ひいては前記
タイヤが回転するようになっている。
ホイール本体11には、そのディスク部13から各スポ
ーク部14にわたってほぼ全体が、略星形の収容凹部1
6が形成され、収容凹部16内には、前記加飾体20が
収容される構成となっている。
の略星形の外形を有し、その全体が一体に形成されてい
る。また、この加飾体20の表面の全面にはメッキが施
され、優れた金属光沢が付与されている。このため、部
品点数を低減することができるとともに、ホイールの表
面の大部分における意匠性を向上することができる。
した状態での図1の2―2線部に沿った断面構造を図2
に示すように、同加飾体20は、ホイール本体11の各
スポーク部14に対応する部分でそれぞれ、一対のボル
ト25及びナット26によりホイール本体11に対して
固定されている。なお、断面構造は図示しないが、加飾
体20は、前記ディスク部13の各貫通孔15間でも同
様にボルト及びナットによりホイール本体11に対して
固定されている。
部分の裏面には、前記収容凹部16の底面に向かって突
出するとともに、ボルト25の頭部を係止する係止部2
1が設けられるとともに、同係止部21からボルト25
が抜けないようにするための抜け止め27が設けられて
いる。一方、ホイール本体11の収容凹部16の底面に
は、前記係止部21と対応する部分にボルト25が挿通
される貫通孔17が設けられている。同貫通孔17は、
その径がボルト25の径よりも所定だけ大きく形成され
ている。
る際には、各係止部21にボルト25が係止された状態
の加飾体20を収容凹部16内に収容し、各ボルト25
を収容凹部16の貫通孔17に挿通する。次いで、ホイ
ール本体11の裏面側からナット26を各ボルト25に
螺着させる。このように、加飾体20をボルト25とナ
ット26を用いてホイール本体11に固定することで、
車両の走行に伴う振動が生じても、加飾体20がホイー
ル本体11から脱落するのを抑制することができる。ま
た、収容凹部16の貫通孔17の径をボルト25の径よ
りも大きく設けたため、ボルト25の位置と貫通孔17
の位置との少なくとも一方に所定の自由度を持たせるこ
とができ、厳密な寸法管理を行わなくてもホイール本体
11と加飾体20とを固定することができる。
裏面の各スポーク部14に対応する放射状に延びた長手
方向の両側面における中間より外方には、前記係止部2
1の近傍にスポンジ材22が図示しない両面テープやエ
プトシーラ等により貼付されている。なお、このスポン
ジ材22は、ホイール本体11の収容凹部16の放射状
に伸びた両側辺に貼付されていてもよい。
部16に収容されると、各スポンジ材22は収容凹部1
6の両側辺の鋳造面に対して弾性的に当接するようにな
る。このように、スポンジ材22を収容凹部16の両壁
面と加飾体20の端面との間に介装したことで、収容凹
部16の両壁面と加飾体20の端面との間に隙間があっ
ても、車両走行時の振動によりホイール本体11と加飾
体20とが衝突するのを回避することができる。このた
め、加飾体のがたつきに起因する異音の発生を抑制する
ことができる。
るスポーク部14に対応した部分の放射状に延びた長手
方向の両側辺に設けられている。このため、加飾体20
を収容凹16部に収容する際、各収容凹部16の長手方
向の両側辺にスポンジ材22を当接させることで、各ス
ポンジ材22の弾性の釣り合いにより加飾体20が自動
的にセンタリングがされる。これにより、加飾体20の
位置合わせを容易に行うことができ、組付け作業を効率
よく行うことができる。
うな効果を得ることができる。 (1)収容凹部16の壁面と加飾体20の端面との間に
スポンジ材22を介装したため、収容凹部16の壁面と
と加飾体20の端面との間に隙間があっても、車両走行
時の振動によりホイール本体11と加飾体20とが衝突
するのを回避することができる。この結果、加飾体20
のがたつきに起因する異音の発生を抑制することができ
る。
ため、部品点数を低減することができるとともに、ホイ
ール本体11の表面の大部分における意匠性を向上する
ことができる。
凹部16との放射状に延びた長手方向の両側面間に介装
したため、加飾体20を収容凹部16に収容する際、収
容凹部16の長手方向の各両側辺にスポンジ材22を当
接させることで、各スポンジ材22の弾性の釣り合いに
より加飾体20が自動的にセンタリングがされる。これ
により、加飾体20の位置合わせを容易に行うことがで
き、組付け作業を効率よく行うことができる。
を用いたため、大幅に製造コストを低減できる。 (5)加飾体20をボルト25とナット26とを用いて
ホイール本体11に固定するとともに、収容凹部16の
貫通孔17の径をボルト25の径よりも所定量だけ大き
くしている。このため、ボルト25の位置と貫通孔17
の位置とに所定の自由度を持たせることができ、切削加
工で厳密な寸法管理を行うことなく、ホイール本体11
と加飾体20とを、がたつきを回避しつつ固定すること
ができる。
した状態において、加飾体20の係止部21を収容凹部
16の内底面に当接するようにしたため、安定した状態
で加飾体20をホイール本体11に組み付けることがで
きる。
以下のように変更してもよい。 ・前記実施の形態では、アルミニウム製のホイール本体
11に装着される加飾体20の例を示したが、本発明の
加飾体が装着されるホイール本体の材質は任意である。
このホイール本体は例えば、マグネシウム合金製やアル
ミニウム製であってもよい。
の外面にメッキを施す構成としたが、この加飾体の外面
にメッキを施さない構成としてもよい。 ・また、前記実施の形態では、加飾体20をボルト25
とナット26とを用いてホイール本体11に固定する構
成としたが、加飾体20の固定手段はこれには限らな
い。この固定手段は、例えば、加飾体に形成されるクリ
ップとホイール本体に形成される被係止部とを用い、ク
リップを被係止部に係止することで加飾体をホイール本
体に固定する構成としてもよいし、両面テープあるいは
接着剤を用いて加飾体をホイール本体に取り付ける構成
としてもよい。
11に組み付けた状態の断面構造を示すように、加飾体
20の裏面に収容凹部16の底面に向かって突出するリ
ブ23を設け、同リブ23にはめ込まれる断面略U字形
のトリム部41と、同トリム部41に対し一体形成さ
れ、収容凹部16の側壁に弾性接触するリップ部42と
を備え、トリム部41の内部にインサート43を有する
トリムタイプのゴム材40を用いて、加飾体20をホイ
ール本体11に収容する構成としてもよい。このように
した場合には、加飾体20を収容凹部16内に収容し、
トリム部41のリップ部42を収容凹部16の側壁に弾
性接触させることで、加飾体20をホイール本体11に
対して容易に仮固定あるいは固定することができる。こ
のため、加飾体20の組付け作業を効率よく行うことが
できる。なお、トリム部41及びリップ部42の材質
は、ゴムに代えて、例えばオレフィン系熱可塑性エラス
トマ(TPO)等の熱可塑性エラストマであってもよ
い。
ル本体11に組み付けた状態の断面構造を示すように、
上記トリムタイプのゴム材40に代えて、リブ部51
と、同リブ部51に対し一体形成され、収容凹部16の
側壁に弾性接触する中空部52とを備えるプロテクタ5
0を用いて、加飾体20をホイール本体11に収容する
構成としてもよい。このようにした場合には、中空部5
2が前記リップ部42と同様の役割を果たして、加飾体
20の組付け作業を効率よく行うことができる。なお、
プロテクタ50をゴム等により形成してもよい。
てスポンジ材22を用いる構成としたが、この弾性体の
材質は任意である。この弾性体として、例えば、発泡性
のコーキング材を用いる構成としてもよい。
ーク部14を有するホイール本体11の例を示したが、
ホイール本体に設けられるスポーク部の数は任意であ
る。なお、スポーク部が少なくとも3本設けられる場合
には、加飾体を収容凹部に収容すると加飾体が自動的に
センタリングされるという作用は奏される。
一体に形成した加飾体20の例を示したが、加飾体20
は例えば、ホイール本体11のディスク部13と各スポ
ーク部14に対応する部分とがそれぞれ各別に分割され
るかたちでホイール本体11に装着される構成としても
よい。この際、ホイール本体11のスポーク部14に加
飾体が装着される場合には、例えば図5にスポーク部1
4近傍を拡大した平面構造を示すように、スポンジ材2
2を収容凹部16のスポーク部14における放射方向及
び周方向の各壁面に、もしくは、この各壁面に対応する
加飾体の各端面に設けるようにすれば、加飾体のがたつ
きに起因する異音の発生を抑制することができる。
22を収容凹部16及び加飾体20の放射状に延びた長
手方向の側面間にのみ介装する構成とした。しかし、こ
のスポンジ材を、例えば図6にスポーク部14近傍を拡
大した平面構造を示すように、スポンジ材24を収容凹
部16のスポーク部14における放射方向及び周方向の
各壁面の全周に、もしくは、この各壁面に対応する加飾
体の各端面の全周に設ける構成としてもよい。このよう
にした場合には、収容凹部16と加飾体20との間のシ
ール性が向上され、収容凹部16内への泥、汚水等の侵
入を抑制することができる。なお、前記実施の形態のよ
うに、前記ディスク部13及び各スポーク部14に対応
する部分の全体が一体に形成された加飾体20を用いる
構成であっても、スポンジ材22を収容凹部16の鋳造
面と加飾体20の端面との全周に介装することにより、
同様の効果が得られる。
内に収容した状態の断面構造を示すように、収容凹部1
6の側壁に、同収容凹部16の底面と略平行な面をなし
加飾体20が当接する当接座18を設ける構成としても
よい。
更例の記載から把握できる技術的思想について、それら
の効果とともに以下に記載する。 (イ)請求項1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の
車両用ホイールの加飾体が装着される車両用ホイールに
おいて、前記加飾体は、その一部が前記収容凹部の内底
面に接触した状態で同収容凹部に収容されることを特徴
とする車両用ホイール。
1〜請求項7のうちいずれか一項に記載の発明の効果に
加えて、加飾体をホイールに固定する際、安定した状態
で同加飾体を取り付けることができるという効果が得ら
れる。
の加飾体が装着される車両用ホイールにおいて、前記ホ
イールの収容凹部の側壁に、その底面と略平行な面をな
し前記弾性体が当接する当接座を設けたことを特徴とす
る車両用ホイール。
(イ)に記載の発明の効果に加えて、加飾体をホイール
に固定する際、弾性体を介して加飾体を当接座の座面上
に置くことで、より安定した状態で同加飾体を取り付け
ることができるという効果が得られる。
載の発明によれば、車両走行時の振動によりホイールと
加飾体とが衝突するのを回避することができ、ひいては
加飾体のがたつきに起因する異音の発生を抑制すること
ができる。
ば、前記請求項1に記載の発明の効果に加えて、部品点
数を低減することができるとともに、ホイールの表面の
大部分における意匠性を向上することができる。
ば、前記請求項2に記載の発明の効果に加えて、加飾体
を収容凹部に収容すると加飾体が自動的にセンタリング
がされ、加飾体の位置合わせを容易に行うことができ、
組付け作業を効率よく行うことができる。
ば、前記請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載
の発明の効果に加えて、ホイールと加飾体との間のシー
ル性が向上され、収容凹部への泥、汚水等の侵入を抑制
することができる。
ば、前記請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載
の発明の効果に加えて、大幅に製造コストを低減でき
る。また、本願請求項6に記載の発明によれば、前記請
求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の発明の効
果に加えて、加飾体をホイールに対して容易に仮固定あ
るいは固定することができ、加飾体の組付け作業を効率
よく行うことができる。
ば、前記請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載
の発明の効果に加えて、切削加工で厳密な寸法管理を行
うことなく、ホイールと加飾体とを、がたつきを回避し
つつ固定することができる。
ルの分解斜視図。
面図。
示す正面図。
示す正面図。
部、16…収容凹部、17…貫通孔、20…加飾体、2
1…係止部、22…スポンジ材、25…ボルト、26…
ナット。
Claims (7)
- 【請求項1】タイヤが装着される略円筒状のリム部と、
車両の車軸部に固定されるディスク部と、前記ディスク
部と前記リム部とを連結する複数のスポーク部とを備
え、鋳造により成形される車両用ホイールの加飾体にお
いて、 前記加飾体は、前記ディスク部及び前記スポーク部の少
なくとも一部に形成された収容凹部に収容され、該加飾
体自体を前記ディスク部及び前記スポーク部の少なくと
も一方に固定する固定手段を有し、前記収容凹部の鋳造
面と前記加飾体の端面との間の少なくとも一部に弾性体
を介装した状態で固定するようにしたことを特徴とする
車両用ホイールの加飾体。 - 【請求項2】前記加飾体は、前記ディスク部から前記複
数のスポーク部にかけて配設されるとともに、その全体
を一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の車
両用ホイールの加飾体。 - 【請求項3】前記ホイールは少なくとも3本のスポーク
部を有するとともに、前記弾性体を放射状に延びる前記
各スポーク部の収容凹部における長手方向の両側辺の鋳
造面と前記加飾体の端面との間の少なくとも一部に介装
したことを特徴とする請求項2に記載の車両用ホイール
の加飾体。 - 【請求項4】前記弾性体を前記収容凹部の鋳造面と前記
加飾体の端面との間の全周にわたって介装したことを特
徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載
の車両用ホイールの加飾体。 - 【請求項5】前記弾性体は、スポンジ材である請求項1
〜請求項4のうちいずれか一項に記載の車両用ホイール
の加飾体。 - 【請求項6】前記固定手段は、前記加飾体の裏面に前記
収容凹部の底面に向かって突出するリブと、そのリブに
はめ込まれる断面略U字形のトリム部と、そのトリム部
に対し一体形成され、前記収容凹部の側壁に弾性接触す
るリップ部とからなることを特徴とする請求項1〜請求
項5のうちいずれか一項に記載の車両用ホイールの加飾
体。 - 【請求項7】前記固定手段は、一対のボルト及びナット
と、前記加飾体の裏面に設けられ、前記ボルトの頭部を
係止する係止部と、前記収容凹部の底面に設けられ、前
記ボルトが挿通される貫通孔とからなることを特徴とす
る請求項1〜請求項6のうちいずれか一項に記載の車両
用ホイールの加飾体。
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