JP3128016U - ワイヤーホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】
本考案は、ワイヤースポークを有したワイヤーホイールを提供する。
【解決手段】
ワイヤーホイール1は、センターに位置するセンターハブ2と、このセンターハブ2の外側に位置する外輪3と、この外輪3とセンターハブ2を複数のワイヤースポーク4により一体化したリング体と、リム5のタイヤを装着する面51と反対側の面52に突出するように設けられたリム側外輪取付部7と、外輪3の端面の内、リム側外輪取付部7に対向する側の外輪3の端面より外輪3の内方に張り出す内方張出部31と、この内方張出部31とリム側外輪取付部7とを着脱自在に締結する締結手段Tとを有するものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、ワイヤーホイールに係り、特に、ワイヤースポークを有したワイヤーホイールに関する。
従来、環状体部(外輪)とハブ(センターハブ)を複数のスポーク(ワイヤースポーク)により一体化したリング体を備えた自動車用ホイールがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この自動車用ホイールにあっては、環状体部(外輪)とハブ(センターハブ)を複数のスポーク(ワイヤースポーク)により一体化したリング体をリムに取り付ける際、先ず、上記文献に記載はないが、一般的にリムを熱し、その後、リング体をリムに圧入し、圧入後、環状体部(外輪)とリムを溶接することにより固着して取り付けるため、リング体のリムへの取り付け、取り外しが非常に面倒であるという問題点があった。
実公平1−17441号公報(第1図、第3図)
本考案は、前記した問題点を除去するようにしたワイヤーホイールを提供することを目的としている。
前記した目的を達成するための請求項1記載のワイヤーホイールは、センターに位置するセンターハブと、このセンターハブの外側に位置する外輪と、この外輪と前記センターハブを複数のワイヤースポークにより一体化したリング体と 、リムのタイヤを装着する面と反対側の面に突出するように設けられたリム側外輪取付部と、前記外輪の端面の内、前記リム側外輪取付部に対向する側の前記外輪の端面より前記外輪の内方に張り出す内方張出部と、この内方張出部と前記リム側外輪取付部とを着脱自在に締結する締結手段とを有するものである。
また、請求項2記載のワイヤーホイールは、センターに位置するセンターハブと、このセンターハブの外側に位置する外輪と、この外輪と前記センターハブを複数のワイヤースポークにより一体化したリング体と、リムのタイヤを装着する面と反対側の面に突出するように設けられたリム側外輪取付部と、前記外輪の端面の内、前記リム側外輪取付部に対向する側の前記外輪の端面より前記外輪の外方に張り出す外方張出部と、この外方張出部と前記リム側外輪取付部とを着脱自在に締結する締結手段とを有するものである。
また、請求項3記載のワイヤーホイールは、請求項1又は請求項2記載のワイヤーホイールにおいて、センターハブは、ワイヤースポークを取り付けるワイヤースポーク用穴を有する第1のハブと、車輪の駆動軸が挿入される挿入孔を有する第2のハブとを備えているものである。
また、請求項4記載のワイヤーホイールは、請求項1又は請求項2記載のワイヤーホイールにおいて、センターハブは、ワイヤースポークの一端を取り付けるワイヤースポーク用ハブ側穴を有する略円筒形状の第1のハブと、車輪の駆動軸が挿入される挿入孔を有する第2のハブとを備え、前記第1のハブは、内部を二つの室に仕切る仕切り壁が設けられ、この仕切り壁の一方の室は、前記第2のハブを受け入れる凹状の受け入れ部を構成し、前記ワイヤースポーク用ハブ側穴は、前記第1のハブの外周に環状に配置された複数の前側ワイヤースポーク用ハブ側穴と、前記第1のハブの外周に環状に配置された複数の後側ワイヤースポーク用ハブ側穴とを有し、リムの外方より見て、前記前側ワイヤースポーク用ハブ側穴が前記後側ワイヤースポーク用ハブ側穴より手前に位置し、前記後側ワイヤースポーク用ハブ側穴に連通し、前記第1のハブの内周に設けられると共に、前記受け入れ部に臨む凹部と、この凹部の開口部は、前記受け入れ部に前記第2のハブが受け入れられた状態で塞がれるものであり、前記ワイヤースポークの他端を取り付けるワイヤースポーク用外輪穴は、外輪の外周に環状に配置された複数の前側ワイヤースポーク用外輪穴と、前記外輪の外周に環状に配置された複数の後側ワイヤースポーク用外輪穴とを有し、前記リムの外方より見て、前記前側ワイヤースポーク用外輪穴が前記車後側ワイヤースポーク用外輪穴より手前に位置し、ワイヤーホイールは、チューブレスタイヤに使用されるものである。
また、請求項5記載のワイヤーホイールは、請求項1記載のワイヤーホイールにおいて、ワイヤーホイールは、チューブレスタイヤに使用されるもので、締結手段は、内方張出部及びリム側外輪取付部にそれぞれ設けられたボルト穴と、このボルト穴に挿入されかつナットで緊締されるボルトとからなるか、又は、内方張出部に設けたボルト穴を介してリム側外輪取付部に設けた雌ネジにボルトを螺合させるかの何れかである。
また、請求項6記載のワイヤーホイールは、請求項2記載のワイヤーホイールにおいて、ワイヤーホイールは、チューブレスタイヤに使用されるもので、締結手段は、外方張出部及びリム側外輪取付部にそれぞれ設けられたボルト穴と、このボルト穴に挿入されかつナットで緊締されるボルトとからなるか、又は、外方張出部に設けたボルト穴を介してリム側外輪取付部に設けた雌ネジにボルトを螺合させるかの何れかである。
従来、外輪とセンターハブを複数のワイヤースポークにより一体化したリング体をリムに取り付ける際、先ず、リムを熱し、その後、リング体をリムに圧入し、圧入後、外輪とリムを溶接により固着して取り付けるため、リング体のリムへの取り付け、取り外しが非常に面倒であるという不具合を有するが、
請求項1記載の一体型ワイヤーホイールによれば、「リムのタイヤを装着する面と反対側の面に突出するようにリム側外輪取付部」を、「外輪の端面の内、前記リム側外輪取付部に対向する側の前記外輪の端面より前記外輪の内方に張り出すように内方張出部」を、それぞれ設け、これら内方張出部と前記リム側外輪取付部とを締結手段により着脱自在に締結することにより、一体化したリング体を簡易且つ迅速に取り付け、取り外しが非常に容易となると共に、リムへ取り付けられたワイヤースポークが破損した場合、ワイヤースポークの交換作業が容易となる。
従来、外輪とセンターハブを複数のワイヤースポークにより一体化したリング体をリムに取り付ける際、先ず、リムを熱し、その後、リング体をリムに圧入し、圧入後、外輪とリムを溶接により固着して取り付けるため、リング体のリムへの取り付け、取り外しが非常に面倒であるという不具合を有するが、
請求項2記載のワイヤーホイールによれば、「リムのタイヤを装着する面と反対側の面に突出するようにリム側外輪取付部」を、「外輪の端面の内、前記リム側外輪取付部に対向する側の前記外輪の端面より前記外輪の外方に張り出すように外方張出部」を、それぞれ設け、これら外方張出部と前記リム側外輪取付部とを締結手段により着脱自在に締結することにより、一体化したリング体を簡易且つ迅速に取り付け、取り外しが非常に容易となると共に、リムへ取り付けられたワイヤースポークが破損した場合、ワイヤースポークの交換作業が容易となる 。
また、請求項3記載のワイヤーホイールによれば、前述した請求項1又は請求項2記載の考案の効果に加え、センターハブは、ワイヤースポークを取り付けるワイヤースポーク用穴を有する第1のハブと、車輪の駆動軸が挿入される挿入孔を有する第2のハブとを備えているため、多様な対象車両における種々の要求[例えば、取付穴ピッチ(車種により異なる)、オフセット(車軸端への取り付け面が、リムの中心線からずれている量のこと)等]に対しても、複数のワイヤースポークにより、第1のハブと外輪とを一体化したリング体は、そのままで、第2のハブ又は使用リムの変更で、容易に対応することができる。
また、請求項4記載のワイヤーホイールによれば、前述した請求項1又は請求項2記載の考案の効果に加え、センターハブは、ワイヤースポークを取り付けるワイヤースポーク用穴を有する第1のハブと、車輪の駆動軸が挿入される挿入孔を有する第2のハブとを備えているため、多様な対象車両における種々の要求[例えば、取付穴ピッチ(車種により異なる)、オフセット(車軸端への取り付け面が、リムの中心線からずれている量のこと)等]に対しても、複数のワイヤースポークにより、第1のハブと外輪とを一体化したリング体は、そのままで、第2のハブ又は使用リムの変更で、容易に対応することができ、
また、センターハブは、ワイヤースポークの一端を取り付けるワイヤースポーク用ハブ側穴を有する略円筒形状の第1のハブと、車輪の駆動軸が挿入される挿入孔を有する第2のハブとを備え、前記第1のハブは、内部を二つの室に仕切る仕切り壁が設けられ、この仕切り壁の一方の室は、前記第2のハブを受け入れる凹状の受け入れ部を構成し、
前記ワイヤースポーク用ハブ側穴は、前記第1のハブの外周に環状に配置された複数の前側ワイヤースポーク用ハブ側穴と、前記第1のハブの外周に環状に配置された複数の後側ワイヤースポーク用ハブ側穴とを有し、
前記後側ワイヤースポーク用ハブ側穴に連通し、前記第1のハブの内周に設けられ、前記一方の室に臨む凹部と、
この凹部の開口部は、前記受け入れ部に前記第2のハブが受け入れられた状態で塞がれるものであるため、
受け入れ部から第2のハブを取り除いた状態においては、前側ワイヤースポーク用ハブ側穴及び後側ワイヤースポーク用ハブ側穴からワイヤースポークを容易に出し入れすることができ、その結果、ワイヤースポークの組立、交換が容易で、
更に、後側ワイヤースポーク用ハブ側穴が、従来[実公平1−17441号公報(第1図、第3図)]のような傾斜面でなく、水平な略円筒形状の第1のハブの外周に配置されているため、センターハブがコンパクトとなる。
本考案の一実施例のワイヤーホイールを図面を参照して説明する。
図1〜図7において、1はワイヤーホイールで、ワイヤーホイール1は、例えば、チューブレスタイヤに使用されるもので、センターに位置し、車輪の駆動軸10が挿入される挿入孔22を設けたセンターハブ2と、このセンターハブ2の外側に位置する外輪3と、ワイヤースポーク4と 、リム5とから概略的に構成されている。
なお、外輪3は、例えば、図2に示す偏平円筒形のリングで、ワイヤースポーク4は、例えば、L型スポーク 片ニップル方式で、センターハブ2と外輪3とにそれぞれ係止するようにしている。
ワイヤースポーク4の一端は、外輪3に、ワイヤースポーク4の他端は、センターハブ2に取り付けられ、該ワイヤースポーク4は、放射状に複数設けられている。複数のワイヤースポーク4は、側面視、クロスしているが、立体的に接触しないように、取り付けられている。
ワイヤースポーク4の一端41(図5参照)は、ニップル6の内周に設けた雌ネジに螺合し、ワイヤースポーク4の他端のヘッド42(図3参照)は、センターハブ2に設けた穴27、27’の縁部に当接している。ニップル6を正逆に回転させてワイヤースポーク4の張り具合を調整するようになっている。
また、ニップル6のヘッド61(図5参照)は、外輪3の穴37、37’の縁部に当接して、外輪3に係止している。
このようにして、複数のワイヤースポーク4を介して、センターハブ2と外輪3とは一体化してリング体を形成している。
従って、複数のワイヤースポーク4により、センターハブ2と外輪3を一体化することができ、ワイヤースポーク4、センターハブ2を組み込み一体化した外輪3は、リム5のタイヤを装着する面51と反対側の面52(インナーリムではなく、アウターリム側の面52)に取り付けられている(図1参照)。
取り付けは、具体的には、リム5のタイヤを装着する面51と反対側の面52の内方へ突出するリム側外輪取付部7を、外輪3の端面の内、リム側外輪取付部7に対向する側の外輪3の端面より外輪3の内方に張り出す内方張出部31をそれぞれ設け、この内方張出部31とリム側外輪取付部7とを締結手段Tにより着脱自在に締結するようになっている(図1参照)。
特に、内方張出部31は、外輪3の内方に張り出す分、ワイヤースポーク4をより長く張ることができる。
締結手段Tは、図1、2、4〜7に示すように、内方張出部31及びリム側外輪取付部7にそれぞれ設けられたボルト穴と、このボルト穴に挿入されかつナットで緊締されるボルトとからなる。これ以外に、締結手段Tは、図8に示すように、内方張出部31に設けたボルト穴を介してリム側外輪取付部7に設けた雌ネジにボルトを螺合させるようにしても良い。また、図2及び図4に示すように 、ボルトの座のすわりを良くするために、座くりZ(図2)を有している。
リム側外輪取付部7は、例えば、図1、図2、図4〜図6に示すように、3ピース型のホイール1にあっては、リム5の内方に伸びる「接合部7」でも、また 、図7に示す2ピース型のホイールにあっては、リム5の内壁に溶接等により固着した「受けリング7」でも良い。
その結果、リム側外輪取付部7を介して、一体化した複数のワイヤースポーク4、センターハブ2及び外輪3を、リム5に締結手段(例えば、ボルトとナット)Tにより容易に取り付けることができる。
上述したワイヤーホイール1によれば、一端が外輪3に、他端がセンターハブ2に取り付けられた複数のワイヤースポーク4により、センターハブ2と外輪3を一体化し、リム5のタイヤを装着する面51と反対側の面52に、該一体化したリング体を取り付けるため、ワイヤースポークを、従来のように、リム5に穴を設ける必要がないと共に、該穴をシール剤で塞ぐ作業も必要がなく、リム5の気密性を高めることができ、チューブレスタイヤに好適なワイヤーホイール1を得ることができる。
又、「リム5のタイヤを装着する面と反対側の面に突出するようにリム側外輪取付部7」を、「外輪3の端面の内、リム側外輪取付部7に対向する側の外輪3の端面より外輪3の内方に張り出すように内方張出部31」を、それぞれ設け 、これら内方張出部31とリム側外輪取付部7とを締結手段Tにより着脱自在に締結することにより、一体化したリング体を簡易且つ迅速に取り付け、取り外しが非常に容易となると共に、リング体へ取り付けられたワイヤースポーク4が破損した場合、ワイヤースポーク4の交換作業が容易となる。
又、従来のように、リム側の形状、ハブ側の形状等に影響を受けることを大幅に軽減できるため、ワイヤースポーク4をセンターハブ2と外輪3とが対向する空間を利用して、センターハブ2と外輪3に取り付ける際のワイヤースポーク4のデザイン及び強度設計の自由度の自由度をも高めることができる。
又、上述したセンターハブ2は、ワイヤースポーク4を取り付けるワイヤースポーク用穴21を有する第1のハブ2Aと、車輪の駆動軸10が挿入される挿入孔22を有する第2のハブ2Bとを備えている。なお、挿入孔22を挿通した車輪の駆動軸10の外周に設けられた雄ネジ(図9参照)にナット20を締め付け、車輪の駆動軸10をセンターハブ2に結合するようになっている。なお、図9に示す30は、第1のハブ2Aと第2のハブ2Bを締結するための締結手段である。
その結果、多様な対象車両における種々の要求、例えば、オフセット(車軸端への取り付け面が、リムの中心線からずれている量のこと)、図1記載の第1のハブ2Aからの突出量W1より大きい突出量W2にしたい場合、図1記載の第2のハブ2Bを図6記載の第2のハブ2B(第1のハブ2Aからの突出量W2 1 <W2 )に換えることにより、複数のワイヤースポーク4により、第1のハブ2Aと外輪3とを一体化したリング体は、そのままで、第2のハブ2Bの変更で、容易に対応することができる。
又、車種により異なる「駆動軸10の外周に設けられた雄ネジを取り付ける取付穴ピッチ」にあっては、該取付穴ピッチに合致する新たな第2のハブ2Bのみを交換することにより、複数のワイヤースポーク4により、第1のハブ2Aと外輪3とを一体化したリング体は、そのまま利用することができる。
なお、図9及び図10に示すように、センターハブ2の中央に設けられた穴23、24を利用して第1のハブ2Aと第2のハブ2Bをボルト25により締結し、該ボルト25の先端部に空回りするカバー26を被せ、穴24とボルト25との間を、例えば、マグネットキー(図示せず)でロックし、カバー26を他人が容易に外せないようにして、複数のワイヤースポーク4を介して、センターハブ2と外輪3とを一体化したリング体をリム5から容易に離脱しないようにして盗難の防止を図っている。
又、上述したセンターハブ2は、ワイヤースポーク4の一端を取り付けるワイヤースポーク用ハブ側穴27、27’を有する略円筒形状(円筒形状でも良く又、図9及び図10に示す段付き円筒形状でも良い。)の第1のハブ2Aと、車輪の駆動軸10が挿入される挿入孔22を有する第2のハブ2Bとを備えている 。
そして、第1のハブ2Aは、図9及び図10に示すように、内部を二つの室に仕切る仕切り壁28が設けられ、この仕切り壁28の一方の室は、第2のハブ2Bを受け入れる凹状の受け入れ部(一方の室)29を構成している。29’は 、仕切り壁28により仕切られた他方の室である。
なお、ワイヤースポーク用ハブ側穴27、27’は、第1のハブ2Aの外周に環状に配置された複数の前側ワイヤースポーク用ハブ側穴27と、第1のハブ2Aの外周に環状に配置された複数の後側ワイヤースポーク用ハブ側穴27’とを有し、リム5の外方(前側)より見て、前側ワイヤースポーク用ハブ側穴27が後側ワイヤースポーク用ハブ側穴27’より手前に位置している。そして、図9及び図10に示す凹部27”は、後側ワイヤースポーク用ハブ側穴27’に連通し、第1のハブ2Aの内周に設けられると共に、受け入れ部29に臨むように形成されている。この凹部27”の開口部は、図9に示すように、受け入れ部29に第2のハブ2Bが受け入れられた状態で塞がれ、図10に示すように、受け入れ部29から第2のハブ2Bを取り除いた状態で開放されるようになっている 。
又、ワイヤースポーク4の他端を取り付ける図2及び図5に示すワイヤースポーク用外輪穴37、37’は、外輪3の外周に環状に配置された複数の前側ワイヤースポーク用外輪穴37と、外輪3の外周に環状に配置された複数の後側ワイヤースポーク用外輪穴37’とを有し、リム5の外方(前側)より見て、前側ワイヤースポーク用外輪穴37が後側ワイヤースポーク用外輪穴37’より手前に位置している。
従って、凹部27”の開口部は、受け入れ部29に第2のハブ2Bが受け入れられた状態で塞がれ、受け入れ部29から第2のハブ2Bが取り除かれた状態においては、図9に示すように、後側ワイヤースポーク用ハブ側穴27’からワイヤースポーク4を容易に出し入れすることができ、その結果、ワイヤースポーク4の組立、交換が容易で、
更に、後側ワイヤースポーク用ハブ側穴27’が、従来[実公平1−174 41号公報(第1図、第3図)]のような傾斜面でなく、水平な略円筒形状の第1のハブ2Aの外周に配置されているため、センターハブ2がコンパクトとなる。
なお、上述した実施例においては、締結手段Tにより、内方張出部31とリム側外輪取付部7とを着脱自在に締結するようにしたが、本考案にあってはこれに限らず、締結手段Tにより、例えば、図11に示す外方張出部32とリム側外輪取付部7とを着脱自在に締結するようにしても良い。
即ち、リム側外輪取付部7は、上述した実施例と同様、リム5のタイヤを装着する面51と反対側の面52の内方へ突出する部位で、外方張出部32は、図11に示すように、外輪3の端面の内、リム側外輪取付部7に対向する側の外輪3の端面より外輪3の外方に張り出している。
外方張出部32とリム側外輪取付部7とは締結手段Tにより着脱自在に締結するようになっている。
締結手段Tは、図11に示すように、外方張出部32及びリム側外輪取付部7にそれぞれ設けられたボルト穴と、このボルト穴に挿入されかつナットで緊締されるボルトとからなる。これ以外に、締結手段Tは、図示しないが、外方張出部32に設けたボルト穴を介してリム側外輪取付部7に設けた雌ネジにボルトを螺合させるようにしても良い。
又、図11においては、外輪3の外周の面とリム5のタイヤを装着する面51と反対側の面52とは、略平行となっているが、図12に示すように、外輪3の外周の面を面52から離間するように傾斜させて、外輪3の外周の面をリム5の外方から見えるようにして外輪3の外周の面のデザイン化を図るようにしても良い。
図1は、本考案の一実施例のワイヤーホイールの概略的断面図である。 図2は、図1のワイヤーホイールの概略的斜視図である。 図3は、図1のセンターハブの構成の概略的断面図である。 図4は、図1の一部を拡大して示す概略的一部拡大断面図である。 図5は、図1のワイヤースポークのワイヤー用外輪に係止している状態を示す概略的一部拡大断面図である。 図6は、図1のリムと異なるリムを使用したワイヤーホイールの概略的断面図である。 図7は、図1のセンターハブと異なるセンターハブを使用したワイヤーホイールの概略的断面図である。 図8は、図6の締結手段と異なる締結手段により、内方張出部とリム側外輪取付部とを締結した状態の概略的断面図である。 図9は、図1のセンターハブにキーロック機構を有した締結手段により第1のハブと第2のハブとを締結した状態の概略的断面図である。 図10は、図9の締結手段を解除し、センターハブから第2のハブを取り除き、ワイヤースポークを取り付ける状態の概略的説明図である。 図11は、図8の内方張出部と異なる外方張出部を締結手段により、外方張出部とリム側外輪取付部とを締結した状態の概略的断面図である。 図12は、図11の外方張出部と異なる外方張出部を締結手段により、外方張出部とリム側外輪取付部とを締結した状態の概略的断面図である。
符号の説明
1 …………ワイヤーホイール
2 …………センターハブ
3 …………外輪
31 …………内方張出部
4 …………ワイヤースポーク
5 …………リム
51 …………タイヤを装着する面
52 …………反対側の面
7 …………リム側外輪取付部
T …………締結手段

Claims (6)

  1. センターに位置するセンターハブと、
    このセンターハブの外側に位置する外輪と、
    この外輪と前記センターハブを複数のワイヤースポークにより一体化したリング体と、
    リムのタイヤを装着する面と反対側の面に突出するように設けられたリム側外輪取付部と、
    前記外輪の端面の内、前記リム側外輪取付部に対向する側の前記外輪の端面より前記外輪の内方に張り出す内方張出部と、
    この内方張出部と前記リム側外輪取付部とを着脱自在に締結する締結手段と
    を有することを特徴とするワイヤーホイール。
  2. センターに位置するセンターハブと、
    このセンターハブの外側に位置する外輪と、
    この外輪と前記センターハブを複数のワイヤースポークにより一体化したリング体と、
    リムのタイヤを装着する面と反対側の面に突出するように設けられたリム側外輪取付部と、
    前記外輪の端面の内、前記リム側外輪取付部に対向する側の前記外輪の端面より前記外輪の外方に張り出す外方張出部と、
    この外方張出部と前記リム側外輪取付部とを着脱自在に締結する締結手段と
    を有することを特徴とするワイヤーホイール。
  3. センターハブは、ワイヤースポークを取り付けるワイヤースポーク用穴を有する第1のハブと、車輪の駆動軸が挿入される挿入孔を有する第2のハブとを備え、ワイヤーホイールは、チューブレスタイヤに使用されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のワイヤーホイール。
  4. センターハブは、ワイヤースポークの一端を取り付けるワイヤースポーク用ハブ側穴を有する略円筒形状の第1のハブと、車輪の駆動軸が挿入される挿入孔を有する第2のハブとを備え、
    前記第1のハブは、内部を二つの室に仕切る仕切り壁が設けられ、この仕切り壁の一方の室は、前記第2のハブを受け入れる凹状の受け入れ部を構成し、
    前記ワイヤースポーク用ハブ側穴は、前記第1のハブの外周に環状に配置された複数の前側ワイヤースポーク用ハブ側穴と、前記第1のハブの外周に環状に配置された複数の後側ワイヤースポーク用ハブ側穴とを有し、
    リムの外方より見て、前記前側ワイヤースポーク用ハブ側穴が前記後側ワイヤースポーク用ハブ側穴より手前に位置し、
    前記後側ワイヤースポーク用ハブ側穴に連通し、前記第1のハブの内周に設けられると共に、前記受け入れ部に臨む凹部と、
    この凹部の開口部は、前記受け入れ部に前記第2のハブが受け入れられた状態で塞がれるものであり、
    前記ワイヤースポークの他端を取り付けるワイヤースポーク用外輪穴は、外輪の外周に環状に配置された複数の前側ワイヤースポーク用外輪穴と、前記外輪の外周に環状に配置された複数の後側ワイヤースポーク用外輪穴とを有し、
    前記リムの外方より見て、前記前側ワイヤースポーク用外輪穴が前記車後側ワイヤースポーク用外輪穴より手前に位置し、
    ワイヤーホイールは、チューブレスタイヤに使用される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のワイヤーホイール。
  5. ワイヤーホイールは、チューブレスタイヤに使用されるもので、
    締結手段は、内方張出部及びリム側外輪取付部にそれぞれ設けられたボルト穴と、このボルト穴に挿入されかつナットで緊締されるボルトとからなるか、
    又は、内方張出部に設けたボルト穴を介してリム側外輪取付部に設けた雌ネジにボルトを螺合させるかの何れかである
    ことを特徴とする請求項1記載のワイヤーホイール。
  6. ワイヤーホイールは、チューブレスタイヤに使用されるもので、
    締結手段は、外方張出部及びリム側外輪取付部にそれぞれ設けられたボルト穴と、このボルト穴に挿入されかつナットで緊締されるボルトとからなるか、
    又は、外方張出部に設けたボルト穴を介してリム側外輪取付部に設けた雌ネジにボルトを螺合させるかの何れかである
    ことを特徴とする請求項2記載のワイヤーホイール。
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