JP2008126994A - スポークホイール及び自動二輪用のスポークホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、スポークの取付位置の自由度を増すことができるスポークホイールを提供する。
【解決手段】
スポークホイール1は、第1のリム側環状体取付部71の第1の開口部71a、第2のリム側環状体取付部72の第2の開口部72a及び環状体3の第3の開口部31aを介して、環状体3の外方張出部31を対をなすリム側環状体取付部7に締結手段Tにより着脱自在に締結するものである。
【選択図】図1
本発明は、スポークの取付位置の自由度を増すことができるスポークホイールを提供する。
【解決手段】
スポークホイール1は、第1のリム側環状体取付部71の第1の開口部71a、第2のリム側環状体取付部72の第2の開口部72a及び環状体3の第3の開口部31aを介して、環状体3の外方張出部31を対をなすリム側環状体取付部7に締結手段Tにより着脱自在に締結するものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、リムとハブとがスポークにより連結されたスポークホイール及び自動二輪用のスポークホイールに係り、特に、ハブとリムの間に環状体を有したスポークホイール及び自動二輪用のスポークホイールに関する。
従来、リムとハブとがスポークにより連結されたスポークホイールがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このスポークホイールにあっては、スポークのリムに近い側の取付位置がリムの中心位置からそれぞれ遠い側の端部の位置に固定化されるため、スポークの取付位置がリムの幅寸法に制約を受けるという問題点があった。
特開2000ー6601号公報(図2)
しかしながら、このスポークホイールにあっては、スポークのリムに近い側の取付位置がリムの中心位置からそれぞれ遠い側の端部の位置に固定化されるため、スポークの取付位置がリムの幅寸法に制約を受けるという問題点があった。
本発明は、前記した問題点を除去するようにしたスポークホイール及び自動二輪用のスポークホイールを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のスポークホイールは、センターに位置するハブと、このハブの外側に位置する環状体と、この環状体と前記ハブを複数のスポークにより一体化したリング体と、リムのタイヤを装着する面と反対側の面より突出すると共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組のリム側環状体取付部と、この対をなす複数組のリム側環状体取付部は、間隔をおいて環状に配置された複数の第1のリム側環状体取付部と、この第1のリム側環状体取付部とは、別個に、間隔をおいて環状に配置された複数の第2のリム側環状体取付部であり、前記複数の第1のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第1の開口部が、前記複数の第2のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第2の開口部が、設けられ、対をなす前記第1のリム側環状体取付部の第1の開口部と対をなす前記第2のリム側環状体取付部の前記第2の開口部は対向し、前記環状体の外周より外側に張り出すと共に、間隔をおいて環状に配置された複数の外方張出部と、この外方張出部は、前記第1のリム側環状体取付部と前記第2のリム側環状体取付部の間に位置すると共に、貫通する第3の開口部を有し、この第3の開口部は前記外方張出部に対向する前記第1のリム側環状体取付部の前記第1の開口部及び前記外方張出部に対向する前記第2のリム側環状体取付部の前記第2の開口部にそれぞれ対向し、前記第1の開口部、前記第2の開口部及び前記第3の開口部を介して、前記外方張出部を対をなす前記リム側環状体取付部に着脱自在に締結する締結手段とを有し、前記第1のリム側環状体取付部と前記第2のリム側環状体取付部は、前記リムの中心位置から対称の位置にあると共に、前記外方張出部は、前記リムの中心位置にあり、前記環状体は、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位とを有し、前記ハブは、前記スポークの他端が係止する穴であるスポーク用穴を有し、このスポーク用穴は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴と、この第1’のスポークの取付穴とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴とを有するものである。
また、請求項2記載のスポークホイールは、センターに位置するハブと、このハブの外側に位置する環状体と、この環状体と前記ハブを複数のスポークにより一体化したリング体と、リムのタイヤを装着する面と反対側の面より突出すると共に、間隔をおいて環状に配置された複数のリム側環状体取付部と、前記複数のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第1’の開口部が設けられ、前記環状体の外周より外側に張り出すと共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組の外方張出部と、この対をなす複数組の外方張出部は、間隔をおいて環状に配置された複数の第1の外方張出部と、この第1の外方張出部とは、別個に、間隔をおいて環状に配置された複数の第2の外方張出部であり、前記複数の第1の外方張出部には、それぞれ貫通する第2’の開口部が、前記複数の第2の外方張出部には、それぞれ貫通する第3’の開口部が、設けられ、対をなす前記第1の外方張出部の第2’の開口部と対をなす前記第2の外方張出部の前記第3’の開口部は対向し、前記第1’の開口部は前記リム側環状体取付部に対向する前記第1の外方張出部の前記第2’の開口部及び前記リム側環状体取付部に対向する前記第2の外方張出部の前記第3’の開口部にそれぞれ対向し、前記第1’の開口部、前記第2’の開口部及び前記第3’の開口部を介して、前記リム側環状体取付部を対をなす前記外方張出部に着脱自在に締結する締結手段とを有し、前記リム側環状体取付部は、前記リムの中心位置にあると共に、前記第1の外方張出部と前記第2の外方張出部は、前記リムの中心位置から対称の位置にあり、前記環状体は、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位とを有し、前記ハブは、前記スポークの他端が係止する穴であるスポーク用穴を有し、このスポーク用穴は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴と、この第1’のスポークの取付穴とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴とを有するものである。
また、請求項3記載のスポークホイールは、請求項1又は2記載のスポークホイールにおいて、ハブは、スポークの他端を取り付けるスポーク用穴を有する筒体と、この筒体の一方の開口端部に取り付けられると共に、車輪の回転軸が挿入される挿入孔を有する一方側ハブと、前記筒体の他方の開口端部に取り付けられると共に、前記車輪の回転軸が挿入される挿入孔を有する他方側ハブとを備えているものである。
また、請求項4記載の自動二輪用のスポークホイールは、センターに位置するハブと、このハブの外側に位置する環状体と、この環状体と前記ハブを複数のスポークにより一体化したリング体と、リムのタイヤを装着する面と反対側の面より突出すると共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組のリム側環状体取付部と、この対をなす複数組のリム側環状体取付部は、間隔をおいて環状に配置された複数の第1のリム側環状体取付部と、この第1のリム側環状体取付部とは、別個に、間隔をおいて環状に配置された複数の第2のリム側環状体取付部であり、前記複数の第1のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第1の開口部が、前記複数の第2のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第2の開口部が、設けられ、対をなす前記第1のリム側環状体取付部の第1の開口部と対をなす前記第2のリム側環状体取付部の前記第2の開口部は対向し、前記環状体の外周より外側に張り出すと共に、間隔をおいて環状に配置された複数の外方張出部と、この外方張出部は、前記第1のリム側環状体取付部と前記第2のリム側環状体取付部の間に位置すると共に、貫通する第3の開口部を有し、この第3の開口部は前記外方張出部に対向する前記第1のリム側環状体取付部の前記第1の開口部及び前記外方張出部に対向する前記第2のリム側環状体取付部の前記第2の開口部にそれぞれ対向し、前記第1の開口部、前記第2の開口部及び前記第3の開口部を介して、前記外方張出部を対をなす前記リム側環状体取付部に着脱自在に締結する締結手段とを有し、前記第1のリム側環状体取付部と前記第2のリム側環状体取付部は、前記リムの中心位置から対称の位置にあると共に、前記外方張出部は、前記リムの中心位置にあり、前記環状体は、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位とを有し、前記ハブは、前記スポークの他端が係止する穴であるスポーク用穴を有し、このスポーク用穴は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴と、この第1’のスポークの取付穴とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴とを有し、前記複数配置された第1のスポークの取付部位と前記複数配置された第2のスポークの取付部位とは、前記リムの中心位置から対称の位置にあり、前記複数配置された第1’のスポークの取付穴と前記複数配置された第2’のスポークの取付穴とは、前記リムの中心位置から対称の位置にあるものである。
また、請求項5記載の自動二輪用のスポークホイールは、センターに位置するハブと、このハブの外側に位置する環状体と、この環状体と前記ハブを複数のスポークにより一体化したリング体と、リムのタイヤを装着する面と反対側の面より突出すると共に、間隔をおいて環状に配置された複数のリム側環状体取付部と、前記複数のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第1’の開口部が設けられ、前記環状体の外周より外側に張り出すと共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組の外方張出部と、 この対をなす複数組の外方張出部は、間隔をおいて環状に配置された複数の第1の外方張出部と、この第1の外方張出部とは、別個に、間隔をおいて環状に配置された複数の第2の外方張出部であり、前記複数の第1の外方張出部には、それぞれ貫通する第2’の開口部が、前記複数の第2の外方張出部には、それぞれ貫通する第3’の開口部が、設けられ、対をなす前記第1の外方張出部の第2’の開口部と対をなす前記第2の外方張出部の前記第3’の開口部は対向し、前記第1’の開口部は前記リム側環状体取付部に対向する前記第1の外方張出部の前記第2’の開口部及び前記リム側環状体取付部に対向する前記第2の外方張出部の前記第3’の開口部にそれぞれ対向し、前記第1’の開口部、前記第2’の開口部及び前記第3’の開口部を介して、前記リム側環状体取付部を対をなす前記外方張出部に着脱自在に締結する締結手段とを有し、前記リム側環状体取付部は、前記リムの中心位置にあると共に、前記第1の外方張出部と前記第2の外方張出部は、前記リムの中心位置から対称の位置にあり、前記環状体は、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位とを有し、前記ハブは、前記スポークの他端が係止する穴であるスポーク用穴を有し、このスポーク用穴は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴と、この第1’のスポークの取付穴とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴とを有し、前記複数配置された第1のスポークの取付部位と前記複数配置された第2のスポークの取付部位とは、前記リムの中心位置から対称の位置にあり、前記複数配置された第1’のスポークの取付穴と前記複数配置された第2’のスポークの取付穴とは、前記リムの中心位置から対称の位置にあるものである。
また、請求項6記載の自動二輪用のスポークホイールは、請求項4又は5記載の自動二輪用のスポークホイールにおいて、ハブは、スポークの他端を取り付けるスポーク用穴を有する筒体と、この筒体の一方の開口端部に取り付けられると共に、車輪の回転軸が挿入される挿入孔を有する一方側ハブと、前記筒体の他方の開口端部に取り付けられると共に、前記車輪の回転軸が挿入される挿入孔を有する他方側ハブとを備えているものである。
請求項1記載のスポークホイールによれば、スポークのリムに近い側の取付位置は、従来のようなリムではなくハブの外側であってリムの内側に位置する環状体であるため、固定化されず、スポークの取付位置の自由度を増すことができると共に、「リムのタイヤを装着する面と反対側の面に突出するように対向して設けられる一対のリム側環状体取付部」を、「環状体の外周より外側に張り出し、第1のリム側環状体取付部と第2のリム側環状体取付部の間に位置する外方張出部」を、それぞれ設け、これら外方張出部と前記リ一対のリム側環状体取付部とを締結手段により着脱自在に締結するため、一体化したリング体を簡易且つ迅速に取り付け、取り外しが非常に容易となり、しかも、リムへ取り付けられたスポークが破損した場合、スポークの交換作業が容易となり、更に、第1の開口部、第2の開口部及び第3の開口部を介して、外方張出部を対をなすリム側環状体取付部で挟持し、締結手段により安定的に締結することができる。
また、請求項2記載のスポークホイールによれば、スポークのリムに近い側の取付位置は、従来のようなリムではなくハブの外側であってリムの内側に位置する環状体であるため、固定化されず、スポークの取付位置の自由度を増すことができると共に、「リムのタイヤを装着する面と反対側の面に突出するように設けられるリム側環状体取付部」を、「環状体の外周より外側に張り出する第1の外方張出部と第2の外方張出部の間」に位置させ、これらリム側環状体取付部、第1の外方張出部、第2の外方張出部を締結手段により着脱自在に締結するため、一体化したリング体を簡易且つ迅速にリムに取り付け、取り外しが非常に容易となり、しかも、リムへ取り付けられたスポークが破損した場合、スポークの交換作業が容易となり、更に、第1’の開口部、第2’の開口部及び第3’の開口部を介して、リム側環状体取付部を対をなす第1の外方張出部と第2の外方張出部で挟持し、締結手段により安定的に締結することができる。
また、請求項3記載のスポークホイールによれば、上述した請求項1又は2記載の発明の効果に加え、スポークの他端を取り付けるスポーク用穴をハブの筒体に設けているため、該筒体の両端に障害物がなく、スポークの他端の取付が容易となる。
また、請求項4記載の自動二輪用のスポークホイールによれば、上述した請求項1記載の発明の効果に加え、外方張出部は、リムの中心位置にあると共に、第1のリム側環状体取付部と第2のリム側環状体取付部、複数配置された第1のスポークの取付部位と複数配置された第2のスポークの取付部位、複数配置された第1’のスポークの取付穴と複数配置された第2’のスポークの取付穴とは、それぞれ、リムの中心位置から対称の位置にあるため、ハンドル操作により曲がるとき、リムのしなりが左右略同じとなり、ハンドル感覚が略左右同じとなりハンドルの操作性が良好となる。
また、請求項5記載の自動二輪用のスポークホイールによれば、上述した請求項2記載の発明の効果に加え、リム側環状体取付部は、リムの中心位置にあると共に、第1の外方張出部と第2の外方張出部、複数配置された第1のスポークの取付部位と複数配置された第2のスポークの取付部位、複数配置された第1’のスポークの取付穴と複数配置された第2’のスポークの取付穴とは、それぞれ、リムの中心位置から対称の位置にあるため、ハンドル操作により曲がるとき、リムのしなりが左右略同じとなり、ハンドル感覚が略左右同じとなりハンドルの操作性が良好となる。
また、請求項6記載の自動二輪用のスポークホイールによれば、上述した請求項4又は5記載の発明の効果に加え、スポークの他端を取り付けるスポーク用穴をハブの筒体に設けているため、該筒体の両端に障害物がなく、スポークの他端の取付が容易となる。
本発明の一実施例のスポークホイールを図面を参照して説明する。
図1〜図9において、1はスポークホイールで、スポークホイール1は、例えば、自動二輪車のチューブレスタイヤ20に使用されるもので(場合により、他の車両、例えば、3輪等にも適用することができる。)、センターに位置し、車輪の回転軸10が挿入される回転孔22を設けたハブ2と、このハブ2の外側に位置する環状体(外輪)3と、ハブ2と環状体(外輪)3を接続するスポーク4と、環状体(外輪)3を取り付けるリム5とから概略的に構成されている(図1参照)。
図1〜図9において、1はスポークホイールで、スポークホイール1は、例えば、自動二輪車のチューブレスタイヤ20に使用されるもので(場合により、他の車両、例えば、3輪等にも適用することができる。)、センターに位置し、車輪の回転軸10が挿入される回転孔22を設けたハブ2と、このハブ2の外側に位置する環状体(外輪)3と、ハブ2と環状体(外輪)3を接続するスポーク4と、環状体(外輪)3を取り付けるリム5とから概略的に構成されている(図1参照)。
環状体(外輪)3は、例えば、図1、図4及び図5に示すように、環状形状をなし、断面が、例えば、略山形形状をなしている(場合により、略山形形状に代えてフラット形状のようなリングでも良い。)。
スポーク4は、例えば、L型スポーク 片ニップル方式で、ハブ2と環状体3とにそれぞれ係止して、つまり、環状体3とハブ2は複数のスポーク4により一体化してリング体Rを形成している(図4参照)。
また、環状体3は、スポーク4の一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位(具体的には、穴37)と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、スポーク4の一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位(具体的には、穴37’)とを有している。
この複数配置された第1のスポークの取付部位(具体的には、穴37)と複数配置された第2のスポークの取付部位(具体的には、穴37’)とは、リム5の中心位置から対称の位置にある(図1参照)。
また、ハブ2は、図1及び図9に示すように、筒体2Aの外周面に、スポーク4の他端が係止する穴であるスポーク用穴27、27’を有し、このスポーク用穴27、27’は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴27と、この第1’のスポークの取付穴27とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴27’とを有し、リング体Rをリム5に取り付けた状態において、複数配置された第1’のスポークの取付穴27と複数配置された第2’のスポークの取付穴27’とは、リム5の中心位置から対称の位置にある(図1参照)。
スポーク4は、例えば、L型スポーク 片ニップル方式で、ハブ2と環状体3とにそれぞれ係止して、つまり、環状体3とハブ2は複数のスポーク4により一体化してリング体Rを形成している(図4参照)。
また、環状体3は、スポーク4の一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位(具体的には、穴37)と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、スポーク4の一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位(具体的には、穴37’)とを有している。
この複数配置された第1のスポークの取付部位(具体的には、穴37)と複数配置された第2のスポークの取付部位(具体的には、穴37’)とは、リム5の中心位置から対称の位置にある(図1参照)。
また、ハブ2は、図1及び図9に示すように、筒体2Aの外周面に、スポーク4の他端が係止する穴であるスポーク用穴27、27’を有し、このスポーク用穴27、27’は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴27と、この第1’のスポークの取付穴27とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴27’とを有し、リング体Rをリム5に取り付けた状態において、複数配置された第1’のスポークの取付穴27と複数配置された第2’のスポークの取付穴27’とは、リム5の中心位置から対称の位置にある(図1参照)。
即ち、スポーク4の一端41は環状体3に、スポーク4の他端はハブ2に、それぞれ取り付けられ、スポーク4は、放射状に複数設けられている。複数のスポーク4は、側面視、クロスしているが、立体的に接触しないように、取り付けられている。
リム5の中心位置から対称の位置にある第1のスポークの取付部位(具体的には、穴37)、第2のスポークの取付部位(具体的には、穴37’)、リム5の中心位置から対称の位置にある第1’のスポークの取付穴27、第2’のスポークの取付穴27’にそれぞれ係止するスポーク4もリム5の中心位置から対称の位置にある。
特に、スポークホイール1を自動二輪車のチューブレスタイヤ20に使用された場合(自動二輪用のスポークホイール)、リム5の中心位置から対称の位置にあると、自動二輪のハンドル操作により曲がるとき、リム5のしなりが左右略同じとなり、ハンドル感覚が略左右同じとなりハンドルの操作性が良好となる。
なお、スポーク4の一端41はニップル6の内周に設けた雌ネジに螺合し、スポーク4の他端42は、ハブ2に設けた穴27、27’の縁部に当接している。ニップル6を正逆に回転させてスポーク4の張り具合を調整するようになっている。
また、ニップル6のヘッドは、環状体3の穴37、37’の縁部に当接して、環状体3に係止している。このようにして、複数のスポーク4を介して、ハブ2と環状体3とは一体化してリング体Rを形成している(図4参照)。
リム5の中心位置から対称の位置にある第1のスポークの取付部位(具体的には、穴37)、第2のスポークの取付部位(具体的には、穴37’)、リム5の中心位置から対称の位置にある第1’のスポークの取付穴27、第2’のスポークの取付穴27’にそれぞれ係止するスポーク4もリム5の中心位置から対称の位置にある。
特に、スポークホイール1を自動二輪車のチューブレスタイヤ20に使用された場合(自動二輪用のスポークホイール)、リム5の中心位置から対称の位置にあると、自動二輪のハンドル操作により曲がるとき、リム5のしなりが左右略同じとなり、ハンドル感覚が略左右同じとなりハンドルの操作性が良好となる。
なお、スポーク4の一端41はニップル6の内周に設けた雌ネジに螺合し、スポーク4の他端42は、ハブ2に設けた穴27、27’の縁部に当接している。ニップル6を正逆に回転させてスポーク4の張り具合を調整するようになっている。
また、ニップル6のヘッドは、環状体3の穴37、37’の縁部に当接して、環状体3に係止している。このようにして、複数のスポーク4を介して、ハブ2と環状体3とは一体化してリング体Rを形成している(図4参照)。
一体化したリング体Rのリム5への取り付けは、具体的には、リム5のタイヤ20を装着する面51と反対側の面52の内方へ突出すると共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組のリム側環状体取付部(又は歯車状取付部)7(図2及び図3参照)と、環状体3の外周より外側に張り出すと共に、間隔をおいて環状に配置された複数の外方張出部31(図4及び図5参照)とをそれぞれ設け、図6及び図7に示すように位置あわせを行い、外方張出部31とリム側環状体取付部7とを締結手段Tにより着脱自在に締結するようになっている(図1参照)。
従って、スポーク4のリム5に近い側の取付位置は、従来のようなリム5の端部ではなくハブ2の外側であってリム5の内側に位置する環状体3であるため、固定化されず、スポーク4の取付位置の自由度を増すことができると共に、「リム5のタイヤ20を装着する面51と反対側の面52(リム5の外方ではなく、リム5の内方)に突出するように対向して設けられる一対のリム側環状体取付部7」を、「環状体3の外周より外側に張り出し、後述する第1のリム側環状体取付部71と第2のリム側環状体取付部72の間に位置する外方張出部31」を、それぞれ設け、これら外方張出部31と一対のリム側環状体取付部7とを締結手段Tにより着脱自在に締結するため、一体化したリング体Rを簡易且つ迅速にリム5に取り付け、取り外しが非常に容易となり、しかも、リム5へ取り付けられたスポーク4が破損した場合、スポーク4の交換作業が容易となる。
この対をなす複数組のリム側環状体取付部7は、図2及び図3に示すように、間隔Tをおいて環状に配置された複数の第1のリム側環状体取付部71と、この第1のリム側環状体取付部71とは、別個に、間隔Tをおいて環状に配置された複数の第2のリム側環状体取付部72であり、複数の第1のリム側環状体取付部71と複数の第2のリム側環状体取付部72とは、リム5の中心位置から対称の位置にあると共に、外方張出部31は、リム5の中心位置にある(図8のリム5の中心線O−O’参照)。なお、第1のリム側環状体取付部71と第2のリム側環状体取付部72は、リム5と一体成形でも、溶接等によりリム5に固着するようにしても良い。
また、複数の第1のリム側環状体取付部71には、それぞれ貫通する第1の開口部71aが、複数の第2のリム側環状体取付部72には、それぞれ貫通する第2の開口部72aが、設けられている(図3参照)。対をなす第1のリム側環状体取付部71の第1の開口部71aと対をなす第2のリム側環状体取付部72の前記第2の開口部72aは、図3に示すように、対向するようになっている。
また、複数の第1のリム側環状体取付部71には、それぞれ貫通する第1の開口部71aが、複数の第2のリム側環状体取付部72には、それぞれ貫通する第2の開口部72aが、設けられている(図3参照)。対をなす第1のリム側環状体取付部71の第1の開口部71aと対をなす第2のリム側環状体取付部72の前記第2の開口部72aは、図3に示すように、対向するようになっている。
この第1のリム側環状体取付部71と第2のリム側環状体取付部72の間には、図8に示すように、外方張出部31が位置し、外方張出部31は、貫通する第3の開口部31aを有し、この第3の開口部31aは外方張出部31に対向する第1のリム側環状体取付部71の第1の開口部71a及び外方張出部31に対向する第2のリム側環状体取付部72の第2の開口部72aにそれぞれ対向し、第1の開口部71a、第2の開口部72a及び第3の開口部31aを介して、外方張出部31を対をなすリム側環状体取付部7に締結手段Tにより着脱自在に締結される。
締結手段Tは、例えば、第1の開口部71a、第2の開口部72a及び第3の開口部31aに挿入されるボルトT1とボルトT1に螺合するナットT2である。締結手段Tは、これ以外に、第1の開口部71a、第2の開口部72a及び第3の開口部31aの内壁面に雌ネジ(図示せず)をボルトT1の雄ネジに螺合させるようにしても良い。このように、第1の開口部71a、第2の開口部72a及び第3の開口部31aを介して、外方張出部31を対をなすリム側環状体取付部7(71、72)で挟持し、締結手段Tにより安定的に締結することができる。
また、リム側環状体取付部7を介して、複数のスポーク4により、ハブ2と環状体3を一体化したリング体Rを、リム5に締結手段(例えば、ボルトとナット)Tにより容易に取り付けることができる。
締結手段Tは、例えば、第1の開口部71a、第2の開口部72a及び第3の開口部31aに挿入されるボルトT1とボルトT1に螺合するナットT2である。締結手段Tは、これ以外に、第1の開口部71a、第2の開口部72a及び第3の開口部31aの内壁面に雌ネジ(図示せず)をボルトT1の雄ネジに螺合させるようにしても良い。このように、第1の開口部71a、第2の開口部72a及び第3の開口部31aを介して、外方張出部31を対をなすリム側環状体取付部7(71、72)で挟持し、締結手段Tにより安定的に締結することができる。
また、リム側環状体取付部7を介して、複数のスポーク4により、ハブ2と環状体3を一体化したリング体Rを、リム5に締結手段(例えば、ボルトとナット)Tにより容易に取り付けることができる。
上述したスポークホイール1によれば、一端が環状体3に、他端がハブ2に取り付けられた複数のスポーク4により、ハブ2と環状体3を一体化し、リム5のタイヤを装着する面51と反対側の面52に、該一体化したリング体R(図4参照)を取り付けるため、スポーク4を、従来のように、リム5に穴を設ける必要がないと共に、該穴をシール剤で塞ぐ作業も必要がなく、リム5の気密性を高めることができ、チューブレスタイヤに好適である。
また、上述したハブ2は、図9に示すように、スポーク4の他端を取り付けるスポーク用穴27、27’を有する筒体2Aと、この筒体2Aの一方の開口端部2Dに取り付けられると共に、車輪の回転軸10が挿入される挿入孔22を有する一方側ハブ2Bと、筒体2Aの他方の開口端部2Eに取り付けられると共に、車輪の回転軸10が挿入される挿入孔22を有する他方側ハブ2Cとを備えている。
一方側ハブ2BはボルトBにより筒体2Aに、他方側ハブ2CはボルトBにより筒体2Aに固着されるようになっている。このように、スポーク4の他端を取り付けるスポーク用穴27、27’をハブ2の筒体2Aに設けているため、該筒体2Aの両端に障害物がなく、スポーク4の他端の取付が容易となる。なお、図1に記載の30は、駆動スプロケットを、40はブレーキディスクを、40’はブレーキディスク40に圧接するブレーキパッドを、それぞれ示している。
一方側ハブ2BはボルトBにより筒体2Aに、他方側ハブ2CはボルトBにより筒体2Aに固着されるようになっている。このように、スポーク4の他端を取り付けるスポーク用穴27、27’をハブ2の筒体2Aに設けているため、該筒体2Aの両端に障害物がなく、スポーク4の他端の取付が容易となる。なお、図1に記載の30は、駆動スプロケットを、40はブレーキディスクを、40’はブレーキディスク40に圧接するブレーキパッドを、それぞれ示している。
なお、上述した実施例においては、図8に示すように、外方張出部31の第3の開口部31aを対をなす第1のリム側環状体取付部71の第1の開口部71aと第2のリム側環状体取付部72の第2の開口部72aにそれぞれ対向するようにしたが、本願発明にあっては、これに限らず、図10及び図11に示すように、逆の構成としても良い。なお、本実施例(図10及び図11)においては、上述した実施例と同一部分に同一符号を付してその説明の一部を省略する。
即ち、リム5のタイヤを装着する面51と反対側の面52より突出すると共に、間隔(上述の実施例と同様、間隔はTである。)をおいて環状に複数のリム側環状体取付部71’を配置し、このリム側環状体取付部71’は、リム5の中心位置にある(図11のリム5の中心線O−O’参照)。この複数のリム側環状体取付部71’には、それぞれ貫通する第1’の開口部71’aが設けられている。
また、環状体3の外周より外側に張り出すと共に、対向し、間隔(上述の実施例と同様、間隔はTである。)をおいて環状に対をなす複数組の外方張出部31’、31”が配置されている。この対をなす複数組の外方張出部31’、31”は、間隔(上述の実施例と同様、間隔はTである。)をおいて環状に配置された一方側は、複数の第1の外方張出部31’であり、この第1の外方張出部31’とは、別個に、間隔(上述の実施例と同様、間隔はTである。)をおいて環状に配置された他方側は、複数の第2の外方張出部31”となっている。
複数の第1の外方張出部31’には、それぞれ貫通する第2’の開口部31’aが、複数の第2の外方張出部31”には、それぞれ貫通する第3’の開口部31”aが、設けられている。
そして、対をなす第1の外方張出部31’の第2’の開口部31’aと対をなす第2の外方張出部31”の第3’の開口部31”aは対向し、第1の外方張出部31’と第2の外方張出部31”は、リム5の中心位置から対称の位置にある(図11のリム5の中心線O−O’参照)。
複数の第1の外方張出部31’には、それぞれ貫通する第2’の開口部31’aが、複数の第2の外方張出部31”には、それぞれ貫通する第3’の開口部31”aが、設けられている。
そして、対をなす第1の外方張出部31’の第2’の開口部31’aと対をなす第2の外方張出部31”の第3’の開口部31”aは対向し、第1の外方張出部31’と第2の外方張出部31”は、リム5の中心位置から対称の位置にある(図11のリム5の中心線O−O’参照)。
また、上述したリム側環状体取付部71’の第1’の開口部71’aはリム側環状体取付部71’に対向する対をなす一方側の第1の外方張出部31’の第2’の開口部31’a及びリム側環状体取付部71’に対向する対をなす他方側の第2の外方張出部31”の第3’の開口部31”aにそれぞれ対向するようにしている。
なお、第1の外方張出部31’と第2の外方張出部31”は、リム5の中心位置から対称の位置にある(図11のリム5の中心線O−O’参照)。
対向する第1’の開口部71’a、第2’の開口部31’a及び第3’の開口部31”aを介して、図11に示す締結手段Tにより、リム側環状体取付部71’を対をなす外方張出部31’、31”に着脱自在に締結されるようになっている。
なお、第1の外方張出部31’と第2の外方張出部31”は、リム5の中心位置から対称の位置にある(図11のリム5の中心線O−O’参照)。
対向する第1’の開口部71’a、第2’の開口部31’a及び第3’の開口部31”aを介して、図11に示す締結手段Tにより、リム側環状体取付部71’を対をなす外方張出部31’、31”に着脱自在に締結されるようになっている。
従って、この実施例のスポークホイール1(又は自動二輪用のスポークホイール)においては、上述の実施例と同様、スポーク4のリム5に近い側の取付位置は、従来のようなリム5の端部ではなくハブ2の外側であってリム5の内側に位置する環状体3であるため、固定化されず、スポーク4の取付位置の自由度を増すことができると共に、「リム5のタイヤ20を装着する面51と反対側の面52に突出するように設けられるリム側環状体取付部71’」を、「環状体3の外周より外側に張り出する第1の外方張出部31’と第2の外方張出部31”の間」に位置させ、これらリム側環状体取付部71’、第1の外方張出部31’、第2の外方張出部31”を締結手段Tにより着脱自在に締結するため、一体化したリング体Rを簡易且つ迅速にリム5に取り付け、取り外しが非常に容易となり、しかも、リム5へ取り付けられたスポーク4が破損した場合、スポーク4の交換作業が容易となり、更に、第1’の開口部71’a、第2’の開口部31’a及び第3’の開口部31”aを介して、リム側環状体取付部71’を対をなす第1の外方張出部31’と第2の外方張出部31”で挟持し、締結手段Tにより安定的に締結することができる。
なお、この実施例においても、上述の実施例と同様、リング体Rをリム5に取り付けた状態において、複数配置された第1のスポークの取付部位(具体的には、穴37)と複数配置された第2のスポークの取付部位(具体的には、穴37’)とは、リム5の中心位置から対称の位置にあり(図10参照)、また、複数配置された第1’のスポークの取付穴27と複数配置された第2’のスポークの取付穴27’とは、リム5の中心位置から対称の位置にあり、第1のスポークの取付部位(具体的には、穴37)、第2のスポークの取付部位(具体的には、穴37’)、第1’のスポークの取付穴27、第2’のスポークの取付穴27’にそれぞれ係止するスポーク4もリム5の中心位置から対称の位置にある(図10参照)。
1 …………スポークホイール(自動二輪用のスポークホイール)
3 …………環状体
31 …………外方張出部
31a …………第3の開口部
71 …………第1のリム側環状体取付部
71a …………第1の開口部
72 …………第2のリム側環状体取付部
72a …………第2の開口部
T …………締結手段
3 …………環状体
31 …………外方張出部
31a …………第3の開口部
71 …………第1のリム側環状体取付部
71a …………第1の開口部
72 …………第2のリム側環状体取付部
72a …………第2の開口部
T …………締結手段
Claims (6)
- センターに位置するハブと、
このハブの外側に位置する環状体と、
この環状体と前記ハブを複数のスポークにより一体化したリング体と、
リムのタイヤを装着する面と反対側の面より突出すると共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組のリム側環状体取付部と、
この対をなす複数組のリム側環状体取付部は、間隔をおいて環状に配置された複数の第1のリム側環状体取付部と、この第1のリム側環状体取付部とは、別個に、間隔をおいて環状に配置された複数の第2のリム側環状体取付部であり、
前記複数の第1のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第1の開口部が、前記複数の第2のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第2の開口部が、設けられ、
対をなす前記第1のリム側環状体取付部の第1の開口部と対をなす前記第2のリム側環状体取付部の前記第2の開口部は対向し、
前記環状体の外周より外側に張り出すと共に、間隔をおいて環状に配置された複数の外方張出部と、
この外方張出部は、前記第1のリム側環状体取付部と前記第2のリム側環状体取付部の間に位置すると共に、貫通する第3の開口部を有し、
この第3の開口部は前記外方張出部に対向する前記第1のリム側環状体取付部の前記第1の開口部及び前記外方張出部に対向する前記第2のリム側環状体取付部の前記第2の開口部にそれぞれ対向し、
前記第1の開口部、前記第2の開口部及び前記第3の開口部を介して、前記外方張出部を対をなす前記リム側環状体取付部に着脱自在に締結する締結手段とを有し、
前記第1のリム側環状体取付部と前記第2のリム側環状体取付部は、前記リムの中心位置から対称の位置にあると共に、前記外方張出部は、前記リムの中心位置にあり、
前記環状体は、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位とを有し、
前記ハブは、前記スポークの他端が係止する穴であるスポーク用穴を有し、
このスポーク用穴は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴と、この第1’のスポークの取付穴とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴とを有する
ことを特徴とするスポークホイール。 - センターに位置するハブと、
このハブの外側に位置する環状体と、
この環状体と前記ハブを複数のスポークにより一体化したリング体と、
リムのタイヤを装着する面と反対側の面より突出すると共に、間隔をおいて環状に配置された複数のリム側環状体取付部と、
前記複数のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第1’の開口部が設けられ、
前記環状体の外周より外側に張り出すと共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組の外方張出部と、
この対をなす複数組の外方張出部は、間隔をおいて環状に配置された複数の第1の外方張出部と、この第1の外方張出部とは、別個に、間隔をおいて環状に配置された複数の第2の外方張出部であり、
前記複数の第1の外方張出部には、それぞれ貫通する第2’の開口部が、前記複数の第2の外方張出部には、それぞれ貫通する第3’の開口部が、設けられ、
対をなす前記第1の外方張出部の第2’の開口部と対をなす前記第2の外方張出部の前記第3’の開口部は対向し、
前記第1’の開口部は前記リム側環状体取付部に対向する前記第1の外方張出部の前記第2’の開口部及び前記リム側環状体取付部に対向する前記第2の外方張出部の前記第3’の開口部にそれぞれ対向し、
前記第1’の開口部、前記第2’の開口部及び前記第3’の開口部を介して、前記リム側環状体取付部を対をなす前記外方張出部に着脱自在に締結する締結手段とを有し、
前記リム側環状体取付部は、前記リムの中心位置にあると共に、前記第1の外方張出部と前記第2の外方張出部は、前記リムの中心位置から対称の位置にあり、
前記環状体は、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位とを有し、
前記ハブは、前記スポークの他端が係止する穴であるスポーク用穴を有し、
このスポーク用穴は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴と、この第1’のスポークの取付穴とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴とを有する
ことを特徴とするスポークホイール。 - ハブは、スポークの他端を取り付けるスポーク用穴を有する筒体と、この筒体の一方の開口端部に取り付けられると共に、車輪の回転軸が挿入される挿入孔を有する一方側ハブと、前記筒体の他方の開口端部に取り付けられると共に、前記車輪の回転軸が挿入される挿入孔を有する他方側ハブとを備えている
ことを特徴とする請求項1又は2記載のスポークホイール。 - センターに位置するハブと、
このハブの外側に位置する環状体と、
この環状体と前記ハブを複数のスポークにより一体化したリング体と、
リムのタイヤを装着する面と反対側の面より突出すると共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組のリム側環状体取付部と、
この対をなす複数組のリム側環状体取付部は、間隔をおいて環状に配置された複数の第1のリム側環状体取付部と、この第1のリム側環状体取付部とは、別個に、間隔をおいて環状に配置された複数の第2のリム側環状体取付部であり、
前記複数の第1のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第1の開口部が、前記複数の第2のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第2の開口部が、設けられ、 対をなす前記第1のリム側環状体取付部の第1の開口部と対をなす前記第2のリム側環状体取付部の前記第2の開口部は対向し、
前記環状体の外周より外側に張り出すと共に、間隔をおいて環状に配置された複数の外方張出部と、
この外方張出部は、前記第1のリム側環状体取付部と前記第2のリム側環状体取付部の間に位置すると共に、貫通する第3の開口部を有し、
この第3の開口部は前記外方張出部に対向する前記第1のリム側環状体取付部の前記第1の開口部及び前記外方張出部に対向する前記第2のリム側環状体取付部の前記第2の開口部にそれぞれ対向し、
前記第1の開口部、前記第2の開口部及び前記第3の開口部を介して、前記外方張出部を対をなす前記リム側環状体取付部に着脱自在に締結する締結手段とを有し、
前記第1のリム側環状体取付部と前記第2のリム側環状体取付部は、前記リムの中心位置から対称の位置にあると共に、前記外方張出部は、前記リムの中心位置にあり、
前記環状体は、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位とを有し、
前記ハブは、前記スポークの他端が係止する穴であるスポーク用穴を有し、
このスポーク用穴は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴と、この第1’のスポークの取付穴とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴とを有し、
前記複数配置された第1のスポークの取付部位と前記複数配置された第2のスポークの取付部位とは、前記リムの中心位置から対称の位置にあり、
前記複数配置された第1’のスポークの取付穴と前記複数配置された第2’のスポークの取付穴とは、前記リムの中心位置から対称の位置にある
ことを特徴とする自動二輪用のスポークホイール。 - センターに位置するハブと、
このハブの外側に位置する環状体と、
この環状体と前記ハブを複数のスポークにより一体化したリング体と、
リムのタイヤを装着する面と反対側の面より突出すると共に、間隔をおいて環状に配置された複数のリム側環状体取付部と、
前記複数のリム側環状体取付部には、それぞれ貫通する第1’の開口部が設けられ、
前記環状体の外周より外側に張り出すと共に、対向し、間隔をおいて環状に配置された対をなす複数組の外方張出部と、
この対をなす複数組の外方張出部は、間隔をおいて環状に配置された複数の第1の外方張出部と、この第1の外方張出部とは、別個に、間隔をおいて環状に配置された複数の第2の外方張出部であり、
前記複数の第1の外方張出部には、それぞれ貫通する第2’の開口部が、前記複数の第2の外方張出部には、それぞれ貫通する第3’の開口部が、設けられ、
対をなす前記第1の外方張出部の第2’の開口部と対をなす前記第2の外方張出部の前記第3’の開口部は対向し、
前記第1’の開口部は前記リム側環状体取付部に対向する前記第1の外方張出部の前記第2’の開口部及び前記リム側環状体取付部に対向する前記第2の外方張出部の前記第3’の開口部にそれぞれ対向し、
前記第1’の開口部、前記第2’の開口部及び前記第3’の開口部を介して、前記リム側環状体取付部を対をなす前記外方張出部に着脱自在に締結する締結手段とを有し、
前記リム側環状体取付部は、前記リムの中心位置にあると共に、前記第1の外方張出部と前記第2の外方張出部は、前記リムの中心位置から対称の位置にあり、
前記環状体は、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第1のスポークの取付部位と、この第1のスポークの取付部位とは、別個に、前記スポークの一端を取り付ける部位を間隔をおいて環状に複数配置された第2のスポークの取付部位とを有し、
前記ハブは、前記スポークの他端が係止する穴であるスポーク用穴を有し、
このスポーク用穴は、間隔をおいて環状に複数配置された第1’のスポークの取付穴と、この第1’のスポークの取付穴とは、別個に、間隔をおいて環状に複数配置された第2’のスポークの取付穴とを有し、
前記複数配置された第1のスポークの取付部位と前記複数配置された第2のスポークの取付部位とは、前記リムの中心位置から対称の位置にあり、
前記複数配置された第1’のスポークの取付穴と前記複数配置された第2’のスポークの取付穴とは、前記リムの中心位置から対称の位置にある
ことを特徴とする自動二輪用のスポークホイール。 - ハブは、スポークの他端を取り付けるスポーク用穴を有する筒体と、この筒体の一方の開口端部に取り付けられると共に、車輪の回転軸が挿入される挿入孔を有する一方側ハブと、前記筒体の他方の開口端部に取り付けられると共に、前記車輪の回転軸が挿入される挿入孔を有する他方側ハブとを備えている
ことを特徴とする請求項4又は5記載の自動二輪用のスポークホイール。
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Cited By (2)
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2006
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DE102018202660A1 (de) * | 2018-02-22 | 2019-08-22 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Speichenrad für schlauchlose Reifen |
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