JP2007062496A - チューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪 - Google Patents

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晴夫 徳山
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Abstract

【課題】
ワイヤスポーク車輪は、リムの内外にスポークを挿通するための多数のスポーク孔が設けてあり、その外面にチューブとタイヤを嵌めた構造となっている。そのため、これをチューブレスタイヤにしようとすると、前記スポーク孔を密閉せねばならい。しかし、スポーク孔を1個づつシールする方法は、作業の手間が多く、製造コストと品質とのバランスがよくなかった。また、構造が複雑になって、自動機による車輪組立が難しかった。
【解決手段】
ワイヤスポークを介してハブに連結される内側リムと、外面にタイヤを嵌着する外側リムとを内外に分離し、ボルトによって連結可能にしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、チューブレスタイヤを用いるワイヤスポーク車輪に関するものである。
自転車や自動二輪車で多く用いられるワイヤスポーク車輪は、リムの内外にスポークを挿通するための多数のスポーク孔が設けてあり、その外面にチューブとタイヤを嵌めた構造となっている。そのため、これをチューブレスタイヤにしようとすると、前記スポーク孔を密閉せねばならず、これまで種々の構造が提案され実用化されている
しかし、前記スポーク孔を1個づつシールする方法は、作業の手間が多く、製造コストと品質とのバランスがよくなかった。また、構造が複雑になって、自動機による車輪組立が難しくなる。
そこで、タイヤを装着するリムの部分とスポーク孔の部分を分離する考えが提案され、具体的にはリムの内側へスポークを係合するための突起を特設したものも提案されている
。しかし、ニップルが外観に現れるため、走行時に泥土が付着して車輪の美観を損ねたり、ニップルを損傷してスポークの調節を困難にすることがあった。 特開2003−0260901号公報 特開2001−270301号公報 特開2000−6601号公報
解決すべき課題は、従来のチューブ付きワイヤスポーク車輪と大差ない工程で組み立てすることのできるチューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪を得ることである。具体的には、リムに対するチューブレスタイヤの組付けと、リムとハブとをワイヤスポークによって結合するそれぞれの組立工程を、従来のチューブ付きスポーク車輪と同様の工程で行うことである。
また、従属的には、そのようにして得られたワイヤスポーク車輪が外観にニップルの頭部が表れるなど、外観を損ねるものでないことが課題とされる。
本発明は、ワイヤスポークを介してハブに連結される内側リムと、外面にタイヤを嵌着する外側リムとを有し、内側リムから外周方向へ突設した外面フランジと、外側リムから車軸方向へ突設した内面フランジとを重合させて、両者を分離可能に結合させたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るチューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪は、チューブレスタイヤを嵌めた外側リムと、ワイヤスポークによってハブに結合された内側リムとを、結合したものであるから、個々の構成が従来の装置と大差がなく、細かい多数の特殊部品を要しないので、組み立てが容易である。
ニップルのねじ頭がリムの外面へ表れることがないので、走行時に跳ね上げる泥土によって汚れて、美観を損ねることがないという利点がある。
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。図中、10はチューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪である。ワイヤスポーク車輪10はリム20の外周にチューブレスタイヤ22が嵌着されており、リム20はワイヤスポーク12を介してハブ14へ連結されている。
16はワイヤスポーク12の遊端に設けた雄ねじと螺合するための、周知のニップルである。なお、前記ワイヤスポーク12、ハブ14、ニップル16、およびチューブレスタイヤ22は、従来のものと構成や機能に大差がないので、詳細な説明を省略する。
この発明において、前記リム20は前記ハブ14へ連結される内側リム30と、チューブレスタイヤ22の嵌着される外側リム40とに、周方向で内外に二分されており、前記内側リム30は、前記外側リム40の内面に配置され、両者30、40はボルト24によって同芯、かつ一体に組み立てられている。
内側リム30は、アルミニウム合金製の環状体からなり、図2で示すように、その幅方向中央部には、前記ワイヤスポーク12へ螺合するニップル16を通すための多数のスポーク孔32、32が、大略放射方向へ向けて穿設されている。
前記スポーク孔32、32を挟んで両側には、内側リム30の幅方向両端部に位置して、外周方向へ伸びる比較的大径の第1フランジ34と、比較的小径の第2フランジ35とからなる外面フランジ33が設けられており、第1フランジ34にはばか孔17と、第2フランジ35にはねじ孔18との多数が、車軸を中心とする円周上に配置されている。
外側リム40の外周面は、チューブレスタイヤ22によって覆われる部分に、前記スポーク孔32、32が設けられていない点を除けば、概ね、従来のチューブレスタイヤ用のリム形状と大差のないベース部41とサイドリング43、43とを有する。
外側リム40の内周面には、幅方向の中心部より一側と他側に偏して、軸芯方向へ向かって伸びる比較的小径の第3フランジ45と、比較的大径の第4フランジ46とからなる内面フランジ44が設けられている。前記第3フランジ45にはばか孔17と、第4フランジ46にはねじ孔18との多数が、図3で示すように、周方向に同一円周上に穿設されている。なお、図中25は、エアニップルを取り付けるための開口である。
それら各フランジの寸法は、前記内側リム30に設けられた小径の第2フランジ35が、外側リム40に設けられた第4フランジ46の内径よりも小径に、かつ第3フランジ45の内径よりも大径に作られている。また、大径の第1フランジ34は、外側リム40に設けられた大径の第4フランジ46よりも、大径に作られている。
よって、内側リム30の小径の第2フランジ35と、外側リム40の大径側の第4フランジ46とを向かい合わせ、図2中、矢印で示すように、かつ、ばか孔17とねじ孔18との軸線を同芯に保ち、その状態から軸方向へ矢印で示す方向へ移動させて、第1フランジ34を第4フランジ46と第2フランジ35を第3フランジ45とに、それぞれ当接させると両者の軸方向の関係が位置決めされる。
そこで、前記ばか孔17の側からねじ孔18の側へ向けてボルト24を挿入して緊締すれば、内側リム30と外側リム40とが連結され、それら30、40の幅方向中心線が合致する。また、それら30、40を締結するボルト24の頭部がリム20の両側に略等配に配置されて見えるから、新たな優れた美観が得られる。
本発明に係るチューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪の一実施例を示す断面図である。 その組み付け方法を示す図1相当の断面図である。 図2中のIII−III断面図である。
符号の説明
10 ワイヤスポーク車輪
12 ワイヤスポーク
14 ハブ
16 ニップル
17 ばか孔
18 ねじ孔
20 リム
22 チューブレスタイヤ
24 ボルト
25 エアニップル
30 内側リム
32 スポーク孔
33 外面フランジ
34 第1フランジ
35 第2フランジ
40 外側リム
41 ベース部
43 サイドリング
44 内面フランジ
45 第3フランジ
46 第4フランジ

Claims (3)

  1. ワイヤースポークを介してハブに連結される内側リムと、外面にタイヤを嵌着する外側リムとを有し、内側リムから外周方向へ突設した外面フランジと、外側リムから車軸方向へ突設した内面フランジとを重合させて、両者を分離可能に結合させてなるチューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪。
  2. 請求項1において、前記内側リムに外方へ伸びる2個の外面フランジと、前記外側リムに内方へ伸びる2個の内面フランジとを設け、それら各2個の外面フランジと内面フランジとを重合させてボルト止めするとともに、前記ワイヤースポークを前記2個の外面フランジの間に係合させてなるチューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪。
  3. 請求項2において、前記内側リムに外方へ伸びる2個の外面フランジと、前記外側リムに内方へ伸びる2個の内面フランジとには、それらを重ね合わせたとき外側となるフランジにばか孔と、内側になるフランジにねじ孔とを設け、前記外側となるフランジの側からボルトを挿入してボルト止めしてなるチューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪。
JP2005249315A 2005-08-30 2005-08-30 チューブレスタイヤ用のワイヤスポーク車輪 Withdrawn JP2007062496A (ja)

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