JP6491115B2 - ステアリングホイール - Google Patents

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Description

本発明は、エアバッグ装置などの付属機器が一体に設けられたステアリングホイールに関する。
ステアリングホイールは、車両の進行方向の変更に際して運転者によって回転操作されるホイール本体と、同ホイール本体に取り付けられる付属機器とを有している(特許文献1参照)。
特許文献1では、付属機器としてのエアバッグ装置が、ステアリングホイールの回転軸方向において延びる平板形状の取付部材を有している。この取付部材は部分的に切り欠かれた部分(切り欠き部)を有しており、この切り欠き部は上記回転軸方向と交差する方向に延びている。また、ホイール本体には、クリップが取り付けられている。このクリップは金属製の線材により形成されており、上記回転軸方向と交差する方向において延びている。
そして、エアバッグ装置をホイール本体に取り付ける際には、ホイール本体のクリップの一部がエアバッグ装置の取り付け部の切り欠き部の内部に嵌められて、ホイール本体(クリップ)と切り欠き部(エアバッグ装置)とが係合した状態になる。これにより、エアバッグ装置が、回転軸方向への移動が制限された状態で、ホイール本体に取り付けられる。
特表2002−505227号公報
上記ステアリングホイールでは、クリップの外面と切り欠き部の内面との接触部分によって付属機器がホイール本体に支持される。こうしたステアリングホイールにおいて、付属機器をホイール本体によって安定した状態で支持するためには、クリップの外面と切り欠き部の内面とが接触する範囲が大きいことが好ましい。上記ステアリングホイールは、金属製の線材と板状の部材に形成された切り欠き部とが接触する構造であるため、それら線材と切り欠き部との接触範囲を大きくすることが難しい。そのため、上記ステアリングホイールは、ホイール本体による付属機器の支持の安定化を図り難い構造であると云える。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ホイール本体に付属機器を安定した状態で取り付けることのできるステアリングホイールを提供することにある。
以下、上記課題を解決するためのステアリングホイールは、車両進行方向の変更に際して回転操作されるホイール本体と、前記ホイール本体と一体の付属機器と、前記ホイール本体の回転軸方向に延びる板状の基部、および、同基部の幅方向における両端部の一部分を始点に前記回転軸方向と交差する方向に向けて曲がる板状であり、且つ互いに距離を置いた状態で前記回転軸方向と交差する方向に突出する形状の一対の腕部、を有する取付部材と、弾性を有する線材からなり、前記回転軸方向と交差する方向に延びる係合部を有するクリップと、を有して、前記ホイール本体および前記付属機器の一方と前記取付部材とが一体であるとともに、前記ホイール本体および前記付属機器の他方に前記クリップが係止されてなり、前記回転軸方向における前記ホイール本体と前記付属機器との離間を規制する態様で、前記一対の腕部の前記回転軸方向における一方の端部と前記クリップの係合部とが係合している。
上記ステアリングホイールでは、ホイール本体への付属機器の取り付けに際してクリップに係合させる取付部材が板状であるとはいえ、取付部材の一対の腕部とクリップとが係合する構造であるため、取付部材とクリップとを2箇所で接触させることができる。そのため、取付部材とクリップとが1箇所のみで接触するものと比較して、クリップによって取付部材を支持する範囲、言い換えればホイール本体によって付属機器を支持する範囲を大きくすることができる。したがって、ホイール本体に付属機器を安定した状態で取り付けることができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記腕部は、前記回転軸方向における距離であり且つ前記クリップの係合部の係合位置から前記一方の端部と反対側の端部までの距離が、前記基部から遠ざかるに連れて短くなる形状であることが好ましい。
上記ステアリングホイールでは、クリップの係合部と取付部材の腕部とが近づくようにホイール本体と付属機器とを相対移動させることにより、先ず、腕部の先端(上記反対側の端部)がクリップの係合部に当接するようになる。その後、クリップの係合部が、腕部の先端によって押圧されて、同腕部の先端形状に倣って変形することにより、基部から離間する方向に弾性変形するようになる。そして、クリップの係合部は、腕部の配設位置を通過すると、元の形状に復帰して、同腕部の一方の端部と係合するようになる。このように、上記ステアリングホイールによれば、クリップの弾性を利用して同クリップの係合部と取付部材の腕部とを係合させる方式(いわゆるスナップフィット方式)により、付属機器をホイール本体に容易に取り付けることができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記一対の腕部は、前記基部を始点に前記回転軸に近づく方向に突出する形状であることが好ましい。
上記ステアリングホイールによれば、一対の腕部をホイール本体や付属機器の内方(回転軸に近づく方向)に向けて延びる形状にすることができるため、一対の腕部が基部を始点に回転軸から遠ざかる方向(外方)に突出するものと比較して、付属機器の外形や同付属機器を取り付ける部分の外形が大きくなることを抑えることができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記基部は、前記回転軸方向において、前記腕部が配設されている部分から前記一方の端部近傍を経て前記腕部が配設されていない部分まで延びる形状の補強部を有することが好ましい。
上記ステアリングホイールでは、ホイール本体と付属機器とを離間させる外力が働いた場合に、回転軸方向における腕部の一方の端部にクリップの係合部が押し付けられるため、その押し付け力によって上記腕部が配設されている部分と配設されていない部分との境界付近が変形するおそれがある。
上記ステアリングホイールによれば、そうした境界部分に回転軸方向において延びる補強部を設けることができるため、上記外力に起因する取付部材の変形を抑えることができ、より安定した状態でホイール本体に付属機器を取り付けることができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記回転軸方向と交差する方向に延びる金属板からなるとともに前記ホイール本体および前記付属機器の一方に固定されてなるベース部を有し、前記基部は、前記ベース部の端部を始点に曲がるとともに前記回転軸方向に延びる形状であることが好ましい。
上記ステアリングホイールによれば、金属板をプレス加工によって成形することにより、ベース部、基部、および腕部を一体形成することができる。
上記ステアリングホイールにおいて、前記基部から同基部と前記ベース部との境界部分を経て同ベース部まで延びる形状の補強部を有することが好ましい。
上記ステアリングホイールでは、ホイール本体と付属機器とを離間させる外力が働いた場合に、回転軸方向における腕部の一方の端部にクリップの係合部が押し付けられるため、この押し付け力によってベース部と基部とのなす角度が変化する態様で、それらベース部および基部の境界部分が変形するおそれがある。上記ステアリングホイールによれば、そうした境界部分にベース部から基部にかけて延びる形状の補強部を設けることができるため、上記外力に起因する境界部分の変形を抑えることができ、より安定した状態でホイール本体に付属機器を取り付けることができる。
本発明によれば、ホイール本体に付属機器を安定した状態で取り付けることのできるステアリングホイールを提供する。
(A)は一実施形態のステアリングホイールの側面図、(B)は(A)の1B矢視図。 ステアリングホイールの芯金の部分正面図。 付属機器の斜視図。 付属機器の分解斜視図。 (A)はバッグホルダーの正面図、(B)は同バッグホルダーの側面図。 (A)はステーの正面図、(B)は同ステーの側面図。 (A)はケースの正面図、(B)は同ケースの側面図。 ダンパ部材およびその周辺の構造を示す断面図。 支持部材およびその周辺の構造を示す断面図。 可動機構およびその周辺の構造を示す断面図であり、(A)は警音器が鳴らないときの図、(B)は警音器が鳴るときの図。 (A)はねじ部材の正面図、(B)は同ねじ部材の側面図。 (A)はフィットパーツの正面図、(B)は同フィットパーツの側断面図。 取付部材とクリップとの係合態様を示す斜視図。 バッグホルダーの第1接点部とステーの第2接点部との位置関係を示す断面図であり、(A)は警音器が鳴らないときの図、(B)は警音器が鳴るときの図。 取付部材を示す図であり、(A)は回転軸側から見た側面図、(B)は径方向における断面図、(C)は前方から見た底面図。 (A)はステーの展開図、(B)は(A)における取付部材周辺を拡大して示す図。
以下、ステアリングホイールの一実施形態について説明する。
図1(A)、図1(B)、および図2に示すように、車両の運転席よりも前方(図1(A)の右側)には、操舵軸であるステアリングシャフト11が配置されている。ステアリングシャフト11は、運転席側(図1(A)の左側)ほど高い位置になるように傾斜した状態で配設されている。ステアリングシャフト11の運転席側の端部にはステアリングホイール12が一体回転可能に取り付けられている。
なお、以下では、ステアリングシャフト11の回転軸Lに沿う方向をステアリングホイール12の「前後方向」とし、回転軸Lに直交する面に沿う方向のうち、ステアリングホイール12が起立する方向を「上下方向」とする。したがって、ステアリングホイール12の前後方向および上下方向は、車両の前後方向(水平方向)および上下方向(鉛直方向)に対して若干傾いている。
ステアリングホイール12は、車両の進行方向の変更に際して運転者によって回転操作される部分であるホイール本体13と、同ホイール本体13に一体に取り付けられる付属機器14とからなる。
ホイール本体13は合金によって形成された芯金15(図2)を有している。この芯金15がステアリングシャフト11に一体回転可能に固定されている。ホイール本体13には、2つのクリップ16が取り付けられている。各クリップ16は、弾性を有する金属線によって略U字形状に形成されており、回転軸L方向(図2の紙面と直交する方向)への移動が規制された状態で芯金15に係合している。クリップ16の一部は、回転軸L方向と交差する方向(詳しくは、回転軸Lと直交する平面において延びる方向)に延びる係合部17になっている。各クリップ16は、係合部17が回転軸Lに近づく方向に移動するように弾性変形させることの可能な状態で、芯金15に取り付けられている。
付属機器14(図1)は、エアバッグ装置や、警音器を作動させるためのスイッチ機構を内蔵している。図3に示すように、付属機器14は、前方側の端部から前方に向けて突出する形状の2つの取付部材18を有している。これら取付部材18は、付属機器14をホイール本体13(図1参照)に取り付けた場合に上記クリップ16の係合部17に隣接するようになる位置に配置されている。そして、クリップ16の係合部17と取付部材18との係合を通じて、ホイール本体13に付属機器14が取り付けられる。なお、取付部材18の具体構造や付属機器14の取付構造は後に詳述する。
次に、付属機器14の構造について詳しく説明する。
図3および図4に示すように、付属機器14は、後方側(運転席側)から順に並ぶように、樹脂カバー20、バッグ部30、バッグホルダー40、インフレーター50、ステー60、およびケース70を有している。
樹脂カバー20は、樹脂材料によって略有蓋円筒形状に形成されている。この樹脂カバー20によって付属機器14の運転席側の外面が覆われている。樹脂カバー20の前方側の端部には6つの係止爪21が形成されている。これら係止爪21は、バッグホルダー40への樹脂カバー20の取り付けに用いられる。
バッグ部30は、外形が略円柱形状に形成されている。バッグ部30の内部には折り畳まれた状態のエアバッグ(図示略)が収容されている。バッグ部30は、前方側の端部から回転軸L方向に突出する形状の取り付けねじ31を有している。取り付けねじ31は、回転軸L周りにおいて等角度間隔で4本設けられている。このバッグ部30は、樹脂カバー20の内部に収容されている。
図5(A)および図5(B)に示すように、バッグホルダー40は、円環状の平板からなるベース部41を有している。ベース部41は6つの係止孔43を有している。これら係止孔43は、樹脂カバー20(図3参照)の各係止爪21に対応する位置にそれぞれ形成されている。そして、樹脂カバー20の内部にバッグ部30が収容された状態で樹脂カバー20の係止爪21がバッグホルダー40の係止孔43に係合されることにより、樹脂カバー20はバッグホルダー40に固定される。
またバッグホルダー40は、各係止孔43の内縁から前方側に突出する補助板44を有している。この補助板44は、係止孔43の内縁に沿って延びる平板形状である。補助板44は、バッグホルダー40から樹脂カバー20(図3参照)を取り外す際に、係止爪21と補助板44とを指で摘むことによってバッグホルダー40の係止孔43と樹脂カバー20の係止爪21との係合を解除するといったように使用される。
さらにバッグホルダー40のベース部41は貫通孔45を有している。貫通孔45は、回転軸L周りに等角度間隔で4つ設けられている。これら貫通孔45には、バッグ部30(図4参照)の取り付けねじ31が挿通された状態になっている。
また、バッグホルダー40は、警音器を作動させるためのスイッチ機構の一方の接点をなす第1接点部46を4つ有している。これら第1接点部46は、回転軸Lを含む平面における断面形状が略L字形状になる態様で、ベース部41から前方側に突出する形状である。詳しくは、第1接点部46は、ベース部41を始点に回転軸L方向に延びるアーム部47と、同アーム部47の前方側の端部から外周側(回転軸Lから離間する側)に延びる端子部48とからなる。なお、バッグホルダー40は鉄系材料によって一体に形成されており、第1接点部46の端子部48の前方側の面には銅板が取り付けられている。
図3および図4に示すように、インフレーター50は、略円柱形状をなすとともに同円柱形状の中心と回転軸Lとが一致するように配置された機能部51を有している。この機能部51は、制御装置(図示略)からの信号入力によってバッグ部30内のエアバッグを膨張させるためのガスを発生する。
またインフレーター50は、機能部51の外周面から周囲全周にわたって突出する形状のフランジ52を有している。このフランジ52は、回転軸L方向に延びる貫通孔53を有している。貫通孔53は、回転軸L周りに等角度間隔で4つ設けられている。これら貫通孔53には、バッグ部30の取り付けねじ31が挿通されている。そして、貫通孔53に挿通された状態の4本の取り付けねじ31のうちの2本にはナット54が螺合されている。これにより、インフレーター50とバッグ部30との間にバッグホルダー40を挟み込んだ状態で、インフレーター50およびバッグホルダー40がバッグ部30に締結固定されている。
図6(A)および図6(B)に示すように、ステー60は、円環状の平板からなるベース部61を有している。このベース部61は、前記取付部材18を2つ有している。これら取付部材18は、ホイール本体13(図2参照)に取り付けられたクリップ16と係合する。取付部材18の詳しい形状は後述する。
またベース部61は挿通孔62を有している。挿通孔62は、回転軸L周りに等角度間隔で4つ設けられている。これら挿通孔62には、バッグ部30(図4参照)の取り付けねじ31が挿通されている。
さらにベース部61は係止孔63を有している。係止孔63は、回転軸L周りにおいて隣り合う挿通孔62の間に2つずつ(合計8つ)設けられている。それら係止孔63のうちの4つには、合成ゴム製のダンパ部材64(図4参照)が取り付けられており、残りの4つには合成ゴム製の支持部材65が取り付けられている。
またベース部61には、警音器(図示略)が接続されている。そして、このベース部61の後方側の面の一部が、警音器を作動させるためのスイッチ機構の一方の接点をなす第2接点部66を構成している。この第2接点部66はバッグホルダー40(図5参照)の第1接点部46に対応する位置にそれぞれ配置されている。なお、ステー60は鉄系材料によって一体に形成されており、第2接点部66には銅板が取り付けられている。
図7(A)および図7(B)に示すように、ケース70は、回転軸L周りにおいて断面略U字形状で延びる円環状に形成されている。ケース70は係止孔71を有している。係止孔71は、ステー60(図4参照)の各係止孔63のうちのダンパ部材64が取り付けられるものと回転軸L方向において並ぶ位置にそれぞれ形成されている。そして、図8に示すように、ステー60の係止孔63に固定されたダンパ部材64が、ケース70の係止孔71に嵌り込んだ状態で係止されている。これにより、ステー60とケース70とが離間した状態で配置されている。また、上記ダンパ部材64により、ステー60とケース70とが電気的に絶縁されるとともに、振動が抑えられた状態で配置されている。
また図7(A)および図7(B)に示すように、ケース70は回転軸L方向において貫通する形状の挿通孔72を有している。挿通孔72は、ケース70の外周端に沿って円弧状に延びる形状であり、間隔を置いて2つ設けられている。図3に示すように、各挿通孔72はステー60の取付部材18に対応する位置にそれぞれ設けられており、各挿通孔72には取付部材18が挿通されている。これにより、ステー60の取付部材18がケース70よりも前方側に突出した状態になっている。
さらに図7(A)および図7(B)に示すように、ケース70は回転軸L方向において貫通する貫通孔73を有している。図4および図9に示すように、貫通孔73は、ステー60における上記支持部材65が取り付けられた部分に対応する位置にそれぞれ形成されている。支持部材65は、円錘台状で延びる形状であり、外周面にその周囲全周にわたって延びる環状の溝68(図9)を有している。そして、支持部材65の溝68がステー60の係止孔63に係合するように、支持部材65はステー60に取り付けられている。そして、この支持部材65の前方側(ホイール本体13の芯金15側)の部分は、ケース70の貫通孔73に挿通されて前方側に突出しており、同芯金15の後方側の面に当接している。この支持部材65によって、ステー60およびケース70の前方側への移動が規制されるようになっている。
また図7(A)および図7(B)に示すように、ケース70は係止部74を有している。係止部74は、回転軸L周りにおいて等角度(180度)間隔で2つ設けられている。各係止部74は、バッグ部30(図4参照)の取り付けねじ31に対応する位置に形成されている。係止部74は、回転軸L方向において貫通する貫通孔である孔部75と、同孔部75の内縁から回転軸L方向における後方に突出して延びる壁部76とからなる。詳しくは、孔部75は、略円形状であり、等角度間隔の3箇所が内縁に沿って円弧状に切りかかれた形状である。壁部76は、孔部75の内縁における切りかかれていない3箇所において、回転軸Lに沿って断面円弧形状で後方に突出して延びている。
またケース70は回転軸L方向において貫通する貫通孔77を有している。貫通孔77は、回転軸L周りにおいて等角度間隔で2つ設けられている。各貫通孔77は、バッグ部30(図3参照)の取り付けねじ31のうちの上記係止部74に対応するもの以外の取り付けねじ31に対応する位置に形成されている。
図4、図10(A)および図10(B)に示すように、バッグホルダー40(詳しくは、インフレーター50のフランジ52)とステー60との間には、バッグホルダー40とステー60との回転軸L方向における相対移動を可能にするための可動機構80が設けられている。この可動機構80は、バッグ部30の取り付けねじ31(詳しくは、前記ナット54が取り付けられていない取り付けねじ31)を利用して2箇所に設けられている。
可動機構80はねじ部材81を有している。図11(A)および図11(B)に示すように、ねじ部材81は、円筒形状をなすとともに内面に雌ねじが形成された円筒部81Aと、同円筒部81Aの一方の端部の外縁から周囲全周にわたって外周方向に突出するフランジ部81Bとを有している。
図10(A)および図10(B)に示すように、ねじ部材81の円筒部81Aの雌ねじがバッグ部30の取り付けねじ31に螺合されることにより、ねじ部材81はバッグ部30に固定されている。ねじ部材81の円筒部81Aは、バッグ部30側から順に、コイルスプリング82、フィットパーツ83、ステー60(挿通孔62)、およびケース70(係止部74)に挿通されている。これにより、ねじ部材81のフランジ部81Bとインフレーター50のフランジ52との間で、フィットパーツ83、ステー60、およびケース70が回転軸L方向(図15(A)の上下方向)において移動可能になっている。なお図8に示すように、ステー60とケース70との間に設けられたダンパ部材64により、ステー60とケース70とが電気的に絶縁されるとともに離間した状態で一体になっている。
図12(A)および図12(B)に示すように、フィットパーツ83は、後方側(図12(B)における右側)の部分が内筒83Aと外筒83Bとからなる二重筒形状であり、それら内筒83Aおよび外筒83Bの間を前方側(図12(B)における左側)の端部において塞ぐ蓋部83Cを有する形状である。そして、図10(A)および図10(B)に示すように、フィットパーツ83の蓋部83Cの外面がステー60の挿通孔62の周縁に突き当たるように、フィットパーツ83は設けられている。
また、図12(A)および図12(B)に示すように、フィットパーツ83の前方側(図12(B)における左側)の部分は、内筒83Aが蓋部83Cを超えて前方側にまで延長されて延びる形状の壁部83Dが、等間隔で3箇所に設けられている。図10(A)および図10(B)に示すように、この壁部83Dは、ステー60の挿通孔62に挿通されるとともに、ケース70の係止部74と係合している。フィットパーツ83の壁部83Dの形状は、同壁部83Dとケース70の係止部74とが係合したときに、フィットパーツ83の3つの壁部83Dとケース70の係止部74の3つの壁部76とによって円筒が形成される形状になっている。こうしたフィットパーツ83の壁部83Dとケース70の壁部76との係合を通じて、ステー60やケース70に対するフィットパーツ83の相対回転が防止される。
さらに、フィットパーツ83の蓋部83Cの内面とインフレーター50のフランジ52との間には、コイルスプリング82が圧縮状態で配置されている。このコイルスプリング82の付勢力により、フィットパーツ83は前方側に付勢されて、ステー60およびケース70に押し付けられた状態で支持されている。このフィットパーツ83は、絶縁性を有する合成樹脂材料によって形成されている。そのため、フィットパーツ83により、バッグ部30(具体的には、コイルスプリング82)とステー60とが電気的に絶縁されている。そして、コイルスプリング82の付勢力により、フィットパーツ83ともども、ステー60およびケース70がねじ部材81のフランジ部81B側に常時付勢されている。
以下、可動機構80の動作態様について説明する。
ステー60およびケース70は回転軸L方向(前後方向)への移動が規制された状態で、ホイール本体13(図2参照)の芯金15に取り付けられている。この取付構造については後述する。そして、図10(A)および図10(B)に示すように、インフレーター50、バッグホルダー40、バッグ部30、および樹脂カバー20(図3参照)は一体に組み付けられるとともに、コイルスプリング82の付勢力によってステー60およびケース70から離間する方向に常時付勢されている。
そのため、警音器が鳴らない通常時(具体的には、乗員によって樹脂カバー20が押圧されないとき)には、バッグホルダー40がステー60から離間した位置(図10(A)に示す位置)になる。このときには、図14(A)に示すように、バッグホルダー40の第1接点部46とステー60の第2接点部66とが離間した状態になる。本実施形態では、バッグホルダー40には電源(図示略)が接続されており、ステー60には警音器が接続されている。そして、このときには第1接点部46と第2接点部66とが接触しないために、警音器に電源が接続されず、同警音器に電力が供給されない。そのため警音器は鳴らない。
一方、警音器を鳴らすべく乗員によって樹脂カバー20(図3参照)が前方に押圧されると、図10(B)に示すように、コイルスプリング82の付勢力に抗して、樹脂カバー20、バッグ部30、バッグホルダー40、およびインフレーター50が、ステー60およびケース70に近づく方向に移動するようになる。そして、ステー60とバッグホルダー40とが所定の距離まで近づいた状態(図10(B)に示す状態)になると、図14(B)に示すように、バッグホルダー40の第1接点部46とステー60の第2接点部66とが接触した状態になる。これにより、警音器に電源が接続されて電力が供給され、同警音器が鳴る。
ここで本実施形態では、以下のようにして、付属機器14がホイール本体13に取り付けられている。図13に示すように、クリップ16の係合部17と付属機器14の取付部材18の腕部92,93の後方側の端部92A,93Aとが係合している。これにより、ステー60およびケース70の後方(芯金15から離間する方向)への移動が規制されている。
また、図9に示すように、ステー60に固定された支持部材65の前方側の部分が、ケース70の貫通孔73に挿通されてホイール本体13の前方側(芯金15側)に突出している。そして、クリップ16(図13参照)の係合部17と付属機器14の取付部材18とを係合させた場合に、支持部材65の突端が芯金15の後方側の面に当接するようになっている。この支持部材65の芯金15への当接によって、ステー60およびケース70の前方(芯金15に近づく方向)への移動が規制されている。
以下、取付部材18の形状を、同形状を採用することによる作用効果と併せて詳細に説明する。
図6および図15に示すように、取付部材18はステー60のベース部61と一体に形成されている。取付部材18は、ホイール本体13の回転軸L方向に延びる平板状の基部91を有している。この基部91は、ステー60のベース部61の外周端を始点に、前方(図15(A)の上方)に向けて延びる形状である。また取付部材18は、基部91の幅方向(図15(C)の左右方向)における両端部を始点に回転軸L(図6(A)参照)に近づく方向(図15(C)の下方向)に突出する形状の一対の腕部92,93を有している。これら腕部92,93は、互いに距離を置いて延びる板状であり、基部91の幅方向における両端部を始点に回転軸L側に湾曲して延びる形状である。一対の腕部92,93は、基部91における前方側の部分のみに設けられている。
そして、付属機器14(図1)がホイール本体13に取り付けられると、図13および図15に示すように、取付部材18の腕部92,93が前方に配置されるとともにクリップ16の係合部17が後方に配置された状態で、腕部92,93の一部分(詳しくは、後方側の端部92A,93A)と係合部17とが前後方向において対向した状態になる。クリップ16は、回転軸L方向(前後方向)への移動が規制された状態でホイール本体13(図2参照)に取り付けられている。そのため、付属機器14がホイール本体13に取り付けられた状態で、付属機器14をホイール本体13から外れる方向(後方)に移動させる外力が働いた場合には、一対の腕部92,93の後方側の端部92A,93Aがクリップ16の係合部17に突き当たるようになる。こうした取付部材18の腕部92,93とクリップ16の係合部17との係合を通じて、回転軸L方向におけるホイール本体13と付属機器14との離間が規制される。そして、これにより付属機器14の後方への移動が規制されて、同付属機器14がホイール本体13から外れることが防止される。
なお、図9に示すように、回転軸L方向におけるホイール本体13と付属機器14との近接は、付属機器14のステー60に固定された支持部材65がホイール本体13(芯金15)に当接することによって規制される。
ところで、ホイール本体13に付属機器14を取り付ける場合にクリップ16に係合させる取付部材18が板状の部材であると、クリップ16と取付部材18との接触範囲を大きくすることが難しく、ホイール本体13による付属機器14の支持の安定化を図り難い。
本実施形態のステアリングホイール12は、取付部材18が板状の部材であるとはいえ、ホイール本体13に付属機器14を取り付ける場合に、板状の部材である取付部材18の一対の腕部92,93が金属線からなるクリップ16に各別に係合する構造になっている。このようにして取付部材18とクリップ16とが2箇所で接触する構造であるために、取付部材18とクリップ16とが1箇所のみで接触するものと比較して、取付部材18によってクリップ16を支持する範囲(図15(B)に「AR」で示す範囲)、言い換えれば付属機器14をホイール本体13によって支持する範囲を大きくすることができる。したがって、ホイール本体13に付属機器14を安定した状態で取り付けることができるようになる。
また、ステアリングホイール12では、一対の腕部92,93が取付部材18の基部91を始点に回転軸Lに近づく方向に突出する形状になっている。これにより一対の腕部92,93がホイール本体13や付属機器14の内方(回転軸Lに近づく方向)に向けて延びる形状になるため、一対の腕部が基部91を始点に回転軸Lから遠ざかる方向(外方)に突出するものと比較して、付属機器14の外形や芯金15における付属機器14が取り付けられる部分の外形が大きくなることを抑えることができる。
図15に示すように、取付部材18の基部91の幅方向における中央部分には、回転軸L方向(図15(A)の上下方向)において延びる形状の補強部94が設けられている。この補強部94は、基部91における腕部92,93が配設されている部分から、同腕部92,93における上記クリップ16が係合する端部92A,93Aの近傍を経て、腕部92,93が配設されていない部分まで延びる形状である。補強部94は、基部91の回転軸L側の面が凹部になるとともに回転軸Lから遠い側の面が凸部になる態様で同基部91の幅方向における中央部分が湾曲した形状になっている。
また、ステー60には、基部91から同基部91とベース部61との境界部分を経て同ベース部61まで延びる形状の補強部95が3つ設けられている。これら補強部95は、基部91の回転軸L側の面およびベース部61の前方側の面が凸部になるとともに基部91の回転軸Lから遠い側の面およびベース部61の後方側の面が凹部になる態様で基部91およびベース部61が湾曲した形状になっている。
ステアリングホイール12では、ホイール本体13と付属機器14とを離間させる外力が働いた場合に、腕部92,93の後方側の端部92A,93Aにクリップ16の係合部17が押し付けられる。このとき、その押し付け力によって、取付部材18の先端18A側の部分が回転軸Lから離間する態様で、取付部材18の基部91における腕部92,93が配設されている部分と配設されていない部分との境界(上記端部92A,93Aに隣接する部分)付近が変形したり、ベース部61と基部91との境界部分が変形したりするおそれがある。
本実施形態のステアリングホイール12によれば、ベース部61と基部91との境界部分に補強部95が設けられているために、上記外力が作用した場合であっても、ベース部61と基部91とのなす角度が大きくなる態様での上記境界部分の変形を抑えることができる。また、基部91における腕部92,93が配設されている部分と配設されていない部分との境界部分に補強部94が設けられているため、上記外力に起因する同境界部分の変形を抑えることもできる。したがって、より安定した状態でホイール本体13に付属機器14を取り付けることができる。
またステアリングホイール12では、取付部材18においてクリップ16が係合する部分の近傍に補強部94が形成される。とはいえ、この補強部94は、基部91における回転軸L側の面(係合部17が係合する部分側の面)においては突出せずに、回転軸Lから遠い側の面において突出する形状に形成されている。そのため、取付部材18の腕部92,93とクリップ16とが係合したときに、クリップ16と取付部材18の補強部94とが干渉することを回避することができる。
さらに、ステー60の各部位(ベース部61、基部91、および腕部92,93)が全て板形状であり、ベース部61と基部91との境界部分や基部91と各腕部92,93との境界部分が曲げ形状になっている。そのため、金属板をプレス加工によって成形することにより、ベース部61、基部91、および腕部92,93を有するステー60を一体に形成することができる。具体的には、下記の各作業を実行することにより、ステー60を形成することができる。
[作業1]図16(A)および図16(B)に示すように、ベース部61、基部91、および腕部92,93になる部分を有する金属板を形成する。
[作業2]ベース部61と基部91との境界部分を折り曲げる。
[作業3]腕部92,93が湾曲した形状になるように、同腕部92,93になる部分を曲げる。
[作業4]基部91の回転軸L側の面を押圧して塑性変形させることによって補強部94を形成する。
[作業5]ベース部61と基部91との境界部分を外方から押圧して塑性変形させることによって補強部95を形成する。
図15に示すように、取付部材18は、ベース部61からの突出方向(図15(B)の上方向)における先端18Aの位置が、基部91の幅方向における中央部分においてベース部61から最も遠い位置になるとともに、基部91の中央部分から腕部92,93の突端に向かうに連れて徐々にベース部61に近い位置になる形状である。これにより、各腕部92,93は、回転軸L方向における距離であって且つクリップ16の係合部17の係合位置から上記突出方向における先端18Aまでの距離が基部91から遠ざかるに連れて短くなる形状になっている。なお図15(B)には、腕部92の回転軸L側の突端における上記距離を「L」で示している。
付属機器14をホイール本体13に取り付ける際に、クリップ16の係合部17と取付部材18の腕部92,93とが近づくように付属機器14とホイール本体13とを相対移動させると、先ずは、腕部92,93の前方側の端部(先端18A)がクリップ16の係合部17に当接するようになる。その後、クリップ16の係合部17が腕部92,93の先端18Aに押圧されることによって、同クリップ16が腕部92,93の先端形状に倣って変形するようになる。詳しくは、図15(B)中に矢印Mで示すように、クリップ16の係合部17が回転軸L側に弾性変形して、同係合部17が腕部92,93の先端18Aに沿って移動するようになる。そして、付属機器14とホイール本体13とが更に近づくように相対移動して、クリップ16の係合部17が取付部材18の腕部92,93の配設位置を通過すると、同クリップ16は元の形状に復帰することによって回転軸Lから遠ざかるように移動して、同腕部92,93の後方側の端部92A,93Aと係合するようになる。このように、本実施形態のステアリングホイール12では、クリップ16の弾性を利用して同クリップ16の係合部17と取付部材18の腕部92,93とを係合させる方式(いわゆるスナップフィット方式)により、付属機器14をホイール本体13に容易に取り付けることができる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)回転軸L方向におけるホイール本体13と付属機器14との離間を規制する態様で、一対の腕部92,93の後方側の端部92A,93Aとクリップ16の係合部17とが係合している。そのため、ホイール本体13に付属機器14を安定した状態で取り付けることができる。
(2)各腕部92,93を、回転軸L方向における距離であって且つクリップ16の係合部17の係合位置から上記突出方向における先端18Aまでの距離が基部91から遠ざかるに連れて短くなる形状にした。そのため、スナップフィット方式によって付属機器14をホイール本体13に容易に取り付けることができる。
(3)一対の腕部92,93を、取付部材18の基部91を始点に回転軸Lに近づく方向に突出する形状にした。そのため、一対の腕部が基部91を始点に回転軸Lから遠ざかる方向(外方)に突出するものと比較して、付属機器14の外形や芯金15における付属機器14が取り付けられる部分の外形が大きくなることを抑えることができる。
(4)基部91における腕部92,93が配設されている部分と配設されていない部分との境界部分に補強部94が設けられている。そのため、ホイール本体13と付属機器14とを離間させる外力が働いた場合に、同外力に起因する上記境界部分の変形を抑えることができる。したがって、より安定した状態でホイール本体13に付属機器14を取り付けることができる。
(5)ステー60の各部位が全て板形状であり、ベース部61と基部91との境界部分や基部91と各腕部92,93との境界部分が曲げ形状になっている。そのため、金属板をプレス加工によって成形することにより、ベース部61、基部91、および腕部92,93を有するステー60を一体形成することができる。
(6)ステー60に、基部91から同基部91とベース部61との境界部分を経て同ベース部61まで延びる形状の補強部95が設けられている。そのため、上記外力が作用した場合であっても、ベース部61と基部91とのなす角度が大きくなる態様での上記境界部分の変形を抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更した変形例として実施することもできる。
・ステー60のベース部61や取付部材18の基部91に回転軸L方向に延びる形状の別部材を接合することによって補強部を設けるようにしてもよい。
・ステー60のベース部61や取付部材18の基部91の不要な変形が抑えられるのであれば、補強部94,95を省略してもよい。
・一対の腕部として、基部91を始点に回転軸Lから遠ざかる方向に突出する形状のものを設けるようにしてもよい。
・一対の腕部92,93を、溶接などによって接合することによって基部91に設けてもよい。
・基部91を、溶接などによって接合することによってステー60のベース部61に設けてもよい。
・基部91の先端部分の形状は、任意に変更可能である。
・一対の腕部を、基部91の前方側の部分のみに設けることに代えて、基部91の回転軸L方向における中間部分のみに設けるようにしてもよい。
・基部91を、平板形状にすることに限らず、若干湾曲した形状にしてもよい。
・一対の腕部の形状は、回転軸L方向と交差する方向に延びる形状であれば、任意の形状に変更することができる。
・クリップ16と同クリップ16に係合する取付部材18とを、一箇所のみに設けたり、3箇所以上に設けたりしてもよい。
・取付部材をホイール本体の芯金に一体に設けるとともに、クリップを付属機器に係止するようにしてもよい。
11…ステアリングシャフト、12…ステアリングホイール、13…ホイール本体、14…付属機器、15…芯金、16…クリップ、17…係合部、18…取付部材、18A…先端、20…樹脂カバー、21…係止爪、30…バッグ部、31…取り付けねじ、40…バッグホルダー、41…ベース部、43…係止孔、44…補助板、45…貫通孔、46…第1接点部、47…アーム部、48…端子部、50…インフレーター、51…機能部、52…フランジ、53…貫通孔、54…ナット、60…ステー、61…ベース部、62…挿通孔、63…係止孔、64…ダンパ部材、65…支持部材、66…第2接点部、68…溝、70…ケース、71…係止孔、72…挿通孔、73…貫通孔、74…係止部、75…孔部、76…壁部、80…可動機構、81…ねじ部材、81A…円筒部、81B…フランジ部、82…コイルスプリング、83…フィットパーツ、83A…内筒、83B…外筒、83C…蓋部、83D…壁部、91…基部、92,93…腕部、92A,93A…端部、94,95…補強部。

Claims (6)

  1. 車両進行方向の変更に際して回転操作されるホイール本体と、
    前記ホイール本体と一体の付属機器と、
    前記ホイール本体の回転軸方向に延びる板状の基部、および、同基部の幅方向における両端部の一部分を始点に前記回転軸方向と交差する方向に向けて曲がる板状であり、且つ互いに距離を置いた状態で前記回転軸方向と交差する方向に突出する形状の一対の腕部、を有する取付部材と、
    弾性を有する線材からなり、前記回転軸方向と交差する方向に延びる係合部を有するクリップと、を有して、
    前記ホイール本体および前記付属機器の一方と前記取付部材とが一体であるとともに、前記ホイール本体および前記付属機器の他方に前記クリップが係止されてなり、
    前記回転軸方向における前記ホイール本体と前記付属機器との離間を規制する態様で、前記一対の腕部の前記回転軸方向における一方の端部と前記クリップの係合部とが係合しているステアリングホイール。
  2. 請求項1に記載のステアリングホイールにおいて、
    前記腕部は、前記回転軸方向における距離であり且つ前記クリップの係合部の係合位置から前記一方の端部と反対側の端部までの距離が、前記基部から遠ざかるに連れて短くなる形状である
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  3. 請求項1または2に記載のステアリングホイールにおいて、
    前記一対の腕部は、前記基部を始点に前記回転軸に近づく方向に突出する形状である
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のステアリングホイールにおいて、
    前記基部は、前記回転軸方向において、前記腕部が配設されている部分から前記一方の端部近傍を経て前記腕部が配設されていない部分まで延びる形状の補強部を有する
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のステアリングホイールにおいて、
    前記回転軸方向と交差する方向に延びる金属板からなるとともに前記ホイール本体および前記付属機器の一方に固定されてなるベース部を有し、
    前記基部は、前記ベース部の端部を始点に曲がるとともに前記回転軸方向に延びる形状である
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  6. 請求項5に記載のステアリングホイールにおいて、
    前記基部から同基部と前記ベース部との境界部分を経て同ベース部まで延びる形状の補強部を有する
    ことを特徴とするステアリングホイール。
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