JP2017164259A - 車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】要介護者が座したままの状態で、ベッドや便座等から或いはベッドや便座等に乗り移りを可能とする車椅子を提供する。【解決手段】車椅子1は、側面視においてL字状であって座部3と背もたれ部5を有するシート2と、座部3と背もたれ部5と境界地点を中心に背もたれ部5が水平となる位置にL字状を保ったままシート2を回転可能に支持する基部と、基部を移動可能に支持する転輪9、10、11とを有する。座部3が胸当てになるように位置まで移動するため、要介護者は後方に注意を絞って安心して後方のベッド或いは便座に移動することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、介護機器に関し、特に容易に乗り込める車椅子に関する。
ベッドから乗り込む際、或いは障害者用便所の便座から乗り移る際に、身体に障害を持つ者が一人で自立して行うことは容易ではない。乗り移りの動作は、通常介護をする者の手助けが必要となるが、移乗の手助けは介護をする者にとって肉体的な負担が大きく、要介護者にとっても精神的な負担が大きく、これを容易化する仕組みに関して、様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1によれば、椅子や車椅子の座席部や背もたれ部分又はその両部分或いは移動寝台や本寝台又は特別処置寝台の全体又はその一部分を独立し、接続出来るソフト感あるベルトコンベア或いは木片を繋げた無限軌道にして、病人や重傷者或いは身体の不自由な人の椅子や車椅子と各寝台間又はプールや浴槽間の移動を行う技術が開示されている。
同文献には、さらに、昇降装置により、椅子の座席や移動寝台の高さを本寝台や特別処置用の寝台の高さと合わせる。さらに、椅子の背もたれ部を倒し、座席と水平にして、椅子と本寝台間を繋げて連続したベルトコンベアの上で利用者の椅子や寝台間の移動を容易にすることが記載されている。
一方、掴まり立ちができる程度の脚力を持った人にとっては、自力を用いながら、介護をする者の手助けなしにベッドから車椅子へ、また車椅子から便座等への移乗を行いたいという欲求があり、このような欲求を持つ要介護者の利用に供する介護装置も提案されている。例えば、特許文献2には、ベッドの脇に腰をかけた要介護者が移乗支援装置に胸を載せて体重を預けた状態にし、移乗支援装置の身体保持具を起立させ、車椅子のある方向に回転させてから搭乗できるようにしたものが開示されている。
なお、本明細書および請求項においては、「水平」という語を用いるときは、完全なる水平を意図するものではなく、要介護者が自然な体勢で座すときに臀部を下から支えることが出来る程度に水平であるという意味として用いるものとする。
特開2000−201978号公報 特開2006−305092号公報
特許文献1の技術においては、要介護者は寝そべった状態で、車椅子の座席部や背もたれ部分又はその両部分のベルトコンベア等により移動する。従って、要介護者が完全に寝たきりの状態であっても、ベッドと車椅子の間の乗り移りが可能であるが、比較的元気な要介護者にとってみれば、自力を発揮する機会が殆どない。
一方、特許文献2の技術によれば、比較的元気な要介護者にとって、自力を発揮しながら、介護をする者の手を借りず或いは手助けを最小限にとどめた状態で、車椅子からベッド、便座等へ或いはその逆への乗り移りができる。しかしながら、一旦、移乗支援装置に胸を載せるため、胸に体重の一部或いは全部がかかってしまうという問題がある。
そこで本発明の目的は、比較的元気な要介護者が自力を発揮しながら、或いは介護をする者の手助けを得ながら、座したままの状態で、ベッドや便座等から或いはベッドや便座等に乗り移りを可能とする車椅子を提供することにある。
本発明の車椅子によれば、側面視においてL字状であって座部と背もたれ部を有するシートと、
前記座部と前記背もたれ部と境界地点を中心に前記背もたれ部が水平となる位置に前記L字状を保ったまま前記シートを回転可能に支持する基部と、
前記基部を移動可能に支持する転輪とを有する。
本発明によれば、シートは側面視においてL字状の形態を保ったまま反転し座部が胸当てになるように位置まで移動する。要介護者は、今後の移動に関しては座部が前を防御しているので、後方に注意を絞って、安心して行動することができる。背もたれ部は、ほぼ水平になっており、後ずさりして移動すれば、車椅子の背後に存在する設備、例えばベッド、便器の便座に乗り移ることができる。逆に、車椅子に乗り込むときも、座部が胸当てになるように位置まで移動させておけば、水平になった背もたれ部の上を座部に向けて、安心して前進することが可能となる。
実施例による車椅子の斜視図である。 車椅子の断面図である。 車椅子のシートの位置における断面図である。 シートの一部の部品構成を示す図である。 車椅子の使用状態を示す図である。 他の実施例を示す図である。
図1は、本実施例による車椅子1の斜視図を示している。車椅子1のシート2は、側面視がL字状であり、座部3と背もたれ部5とを有している。座部3には、車椅子1が進行する前後方向に移動する帯状コンベア4が設けられ、背もたれ部5は上下方向に移動する帯状コンベア6が夫々設けられている。帯状コンベア4及び帯状コンベア6が実質、要介護者が体を預ける部分であって、これらがなす角度θは約90度である。シート2の座部3と背もたれ部5は、全体として帯状コンベア4及び帯状コンベア6の面よりも突出した箇所を有さない。また、シート2の幅は、要介護者の臀部の幅と同じか、より狭いものが好ましい。
シート2は、前後の支柱7a、7bにより支持されている。前側の支柱7aは、さらに要介護者の足もとの高い位置に配置されている梁部8と交差して固定されており、梁部8の両端には転輪(キャスター)9、10が取り付けられている。また、後側の支柱7bには、転輪11(キャスター)が取り付けられている。転輪9、10、11により、車椅子1に架かる荷重の大部分を支えている。梁部8の両端から斜め後方に、左右の支柱12a、12bが後方に向けて延びており、支柱12a、12bの端部にボス19a、19bが設けられている。ボス19a、19bは、シート2の左右両側面に配置され、左右の転輪(駆動輪)14a、14bを夫々軸支している。18a、18bは転輪14a、14bのスポークである。車椅子1は、電動車椅子を想定しているため、転輪14a、14bを回転させるモーター20a、20bが設けられている。環状のハンドリム15a、15bは、転輪14a、14bと同心に配置され、手動にて転輪14a、14bを回転駆動させることが可能である。ボス19a、19bから上方に向けてマスト21a、21bが延びており、アームサポート16a、16bを支持している。アームサポート16a、16bの前側には、グリップ17a、17bが設けられており、グリップ17a、17bは、各種の制御栓が設けられている。制御栓としては、例えばモーター20a、20bのオンオフボタン、ブレーキ(図示せず)等である。グリップ17a、17bに設けられる制御栓の中で、レバー22a、22bが特に図示されている。レバー22a、22bは、後述するように、シート2を間歇的に回転させる制御栓である。
図2において、図2AはX−X断面を、図2BはY−Y断面を示している。X−X断面は図1において左側の転輪14bとシート2の間を切断しており、Y−Y断面は図1において右側の転輪14aとシート2の間を切断している。車椅子1は、その全体の意匠としては、左右の転輪14a、14bを軸支するボス19a、19bと中央に幅の狭いシート2は、足もとの高さに配置された梁部8から起立した支柱12a、12b及び支柱7aに夫々支えられ、浮いたような状態の外観になっている。転輪14a、14bを直線的に接続する軸が存在しておらず、シート2の両側に要介護者の足が夫々通過できる空間が設けられている。従って、図2Aおよび図2Bにおいては、断面を示すハッチングが付されているのは梁部8のみとなっている。
図3は、Z−Z断面を示している。Z−Z断面はシート2の断面であるコンベアベルト30は座部3及び背もたれ部5を介してシート2の内部を周回している。シート2には、コンベアベルト30が周回するローラー31、32、33、34、35が設けられている。ローラー31、32は、コンベアベルト30を帯状コンベア4として座部3に出現させるローラーである。ローラー31が要介護者の膝側、ローラー32が臀部側である。また、ローラー33、34は、コンベアベルト30を帯状コンベア6として背もたれ部5に出現させるローラーである。ローラー33が臀部側、ローラー34が頭部側である。ローラー35は、シート2の下側において、コンベアベルト30を周回させている。
コンベアベルト30は、座部3及び背もたれ部5の境界地点において、ローラー36に巻き付いている。図4は、シート2の一部の部品構成を示す図であり、ローラー36およびその周囲の構成を拡大して示している。シート2の側面には、ローラー32、33、35及びローラー36を回転可能に軸支する軸42、43、45、46が設けられている。41a、41bは、軸46と同心に設けられたラチェット歯車である。前側のラチェット歯車41aと後側のラチェット歯車41bは、異なる方向から爪がかむように、歯車の歯の傾きが互いに逆向きになっている。
支柱7a、7bがコンベアベルト30の軌道と交差しており支柱7a、7bを貫通させているために、コンベアベルト30には周回方向に中央が脱落している。ローラー35は、これに対応して両端をコンベアベルト30が周回するようになっている。
支柱7a、7bが固定された基部39は、その端部に連続するフランジ38を介してローラー36に固定されている。基部39は、ローラー36と同心であり、ローラー36と同体状に軸46に対して相対的に回転可能である。基部39の外側面には、ラチェット歯車41aと後側のラチェット歯車41bに対して嵌合する爪47a、47bが設けられている。爪47aはラチェット歯車41aと嵌合し、爪47b(破線にて図示)はラチェット歯車41bと嵌合する。爪47a、47bの出し入れは、ワイヤ48、49により行われる。ワイヤ48、49は、レバー22a、22bに接続されている。レバー22aを作動させれば爪47aがラチェット歯車41aから外れて歯車一つ分だけ進み、レバー22a或いは22bのいずれかを作動させれば爪47aがラチェット歯車41aから外れて歯車一つ分だけ進み、他方を作動されば爪47bがラチェット歯車41bから外れて歯車一つ分だけ進むように、間歇的に回転が行われる。
図4Bは、ローラー32、33、35及びローラー36を軸42、43、45、46に装着し、コンベアベルト30を掛けまわした状態を示している。コンベアベルト30は、ローラー32からローラー36と基部39の間の間隙に入り込み、ローラー36を外環してローラー33に到っている。尚、ローラー36とコンベアベルト30との間には、滑りを無くすように、ローラー36に歯を設け、コンベアベルト30にベルト歯を設けたタイミングベルトと同様の形態にするのが望ましい。
図3に戻り、動作の説明をする。シート2は、座部3及び背もたれ部5の境界地点に存在する軸46を中心に前後に回転可能である。図3Aにおけるシート2の状態から、図3Bにおけるシート2の状態へ、シート2は後に倒れる事が出来る。その際のローラー32、33、36の動き方を説明するために、各ローラーに対して夫々一箇所に星のマークを付してある。図3Aにおいて、ローラー32の星とローラー36の星との間に存在するコンベアベルト30の長さは、ローラー33の星とローラー36の星との間に存在するコンベアベルト30の長さとほぼ等しいものとする。ローラー36の星の位置は、ローラー36が支柱7a、7bに対して固定されているので、図3A、3Bに示す両方の状態においては変更がない。
シート2が側面視L字状の形態を保ったまま回転し前に向けて倒れ図3Bの状態になると、ローラー32、33は、ローラー36の星の位置に対して図面上において、右に回転した位置に移動する。この結果、ローラー33とローラー36の星の距離は短く成り、コンベアベルト30はローラー33からローラー34に向けて移動したようになっている。コンベアベルト30はシート2を周回しているので、座部4ではローラー31からローラー32に向けて移動したようになっている。すなわち、帯状コンベア4、6は、座部4から背もたれ部5に向けての移動を起こしているのである。シート2から相対的に見れば、ローラー36はコンベアベルト30をローラー31からローラー32に向けて、ローラー33からローラー34に向けて送り出しているように見える。
図5を用いて、車椅子1の動作を説明する。図5Aは、要介護者がシート2に腰掛けた状態である。この状態では、要介護者は転輪14a、14bを回転させて、目的の場所へ移動可能である。車椅子1を停止させた状態で、介護をする者がレバー22a若しくは22bの一方を作動させると、図4に示したラチェット歯車41bと爪47bと勘合が外れる。介護をする者が、シート2を後方向に回転させ、レバー22a若しくは22bの一方を作動させる度にシート2が間歇的に回転するようになる。このとき、帯状コンベア4、6は、座部3から背もたれ部5に向けて移動する。この作用により、要介護者の臀部は、次第に帯状コンベア4から6へ乗り移る。また、要介護者は、アームサポート16により腕を支えているので、シート2の反転により仰向けにひっくり返ることはない。また、シート2は側面視においてL字状の形態を保ったまま反転するので、図5Bに示すように座部3が胸当てになるように位置まで移動しており、要介護者は、今後の移動に関しては座部3が前を防御しているので、後方に注意を絞って、安心して行動することができる。背もたれ部5は、水平になっており、座したままの姿勢で後ずさりして移動すれば、車椅子1の背後に存在する設備、例えばベッド、便器の便座に乗り移ることができる。この際、要介護者の足は、シート2と転輪14a、14bの間をすり抜けて離脱する。
ベッド等から車椅子1へ乗り移る際には、上記と逆である。車椅子1を停止させた状態で、ベッドの端に座った要介護者は、水平となった背もたれ部5の上を、座したまま移動する。座部3は、図5Bに示すように胸当てになるような位置になっており、これに向かって要介護者は安心して前進することができる。要介護者は、アームサポート16により腕を支え、介護をする者がレバー22a若しくは22bの他方を作動させると、図4に示したラチェット歯車41aと爪47aと勘合が外れる。介護をする者が、シート2を前方向に回転させ、レバー22a若しくは22bの他方を作動させる度にシート2が間歇的に回転するようになる。このとき、帯状コンベア4、6は、背もたれ部5から座部3に向けて移動する。この作用により、要介護者の臀部は、次第に帯状コンベア6から4へ乗り移る。上記と同様にシート2の反転により仰向けにひっくり返ることはなく、図5Aに示すように移動することができる。の際、要介護者の足は、シート2と転輪14a、14bの間をすり抜けることも、上記と同様である。
本実施例の車椅子は、乗り込み方法に特化したものであり、シート2を反転することができ、通常の後向きに座る事と前向きに挟み込むように座ることが可能で、どちら側から座ってもシート2を反転させると双方の体勢にすることが可能である。また、他の車椅子と違いベッド等からの乗り込みが容易であることと共に、介護をする者への負担の軽減が期待できる。
図6を用いて、実施例1の変形について説明する。
実施例1においては、シート2の回転と、帯状コンベア4、6の動きが機械的に連動したものであったが、シート2の回転角度に応じて、帯状コンベア4、6の動きを電気的に制御しても良い。図6Aにおいては、基部39とローラー36とが別体となっており、ローラー36がアウターローター型のモーターで構成されている。ローラー36の内部には、永久磁石36aが配置され、フランジ38からはローラー36に対して同心上に電磁石38aが立設されている。シート2の角度は、図示しない角度センサにより検知され、ローラー36の回転角度を制御する。モーターとしては、ステップモータを利用できる。本実施例によれば、シート2の回転角度に対して帯状コンベア4、6の動きを連動させることができるほか、水平状態になった際にシート2の角度とは独立に帯状コンベア4、6を駆動することにより、要介護者の乗り移りを支援することができる。
また、実施例1においては、帯状コンベア4、6の移動量はローラー32、33、36の位置関係と径の大きさによってほぼ決まるものであるが、歯車を組み合わせたギアを用いて変更可能なようにしても良い。この場合、基部39とローラー36とが別体となっており、ローラー36は基部39に対して相対的に回転自在となっているのが前提とする。図6Bはそのようなギアの一例である。同心状に2つの歯車p、qを設け、その間に小歯車rを配置する。小歯車rの軸sを基部39で支持するものとして、シート2を歯車pに固定し、ローラー36を歯車qに固定する。このようにすれば、歯車pの回転角度に対して歯車qの回転角度は少なくなる。逆に、シート2を歯車qに固定し、ローラー36を歯車qに固定する。このようにすれば、歯車qの回転角度に対して歯車pの回転角度は大きくなる。
さらに実施例1においては、シート2の回転は手動であったが、電動で動作させることも可能である。図6Cは、電動のモーター50を用いてシート2を回転させる例である。モーター50が基部39に固定されている。モーター50は、送り車51によりラチェット歯車41a、41bの外周に設けられた軌道41を送ることにより、シート2を回転させる。
上記実施例においては、帯状コンベア4と帯状コンベア6とがなす角度が約90度を維持したまま反転する例を示したが、シート2が側面視L字状の形態を保ったまま、帯状コンベア4と帯状コンベア6とがなす角度を若干変更するのを許容しても良い。例えば図5Bの状態になったときに、座部3が要介護者の胸当てとしてちょうど良い角度に回転するように、座部3と背もたれ部5との角度が変更できる機能を追加しても良い。
1 車椅子
2 シート
3 座部
4、6 帯状コンベア
5 背もたれ部
7a、7b、12a、12b 支柱
9、10、11 転輪
14a、14b 転輪
16a、16b アームサポート
17a、17b グリップ
20、50 モーター
30 コンベアベルト
31、32、33、34、35、36 ローラー
38 フランジ
39 基部
41 軌道
41a、41b ラチェット歯車
47a、47b 爪
51 送り車
p、q、r 歯車

Claims (5)

  1. 側面視においてL字状であって座部と背もたれ部を有するシートと、
    前記座部と前記背もたれ部と境界地点を中心に前記背もたれ部が水平となる位置に前記L字状を保ったまま前記シートを回転可能に支持する基部と、
    前記基部を移動可能に支持する転輪とを有する車椅子。
  2. 請求項1の車椅子において、前記座部と背もたれ部には、要介護者の体を支える位置にそれぞれ設けられ、前記シートが後ろに向けて回転する際に、これと連動して前記座部から背もたれ部に向かう方向に移動する帯状コンベアを有していることを特徴する車椅子。
  3. 請求項1の車椅子において、前記シートの前記回転を間歇的に行うラチェット歯車が設けられていることを特徴する車椅子。
  4. 請求項2の車椅子において、前記シート内を周回するコンベアベルトであって、前記シート内周回する過程で前記座部と背もたれ部に夫々の帯状コンベアとして出現するように構成されており、前記シートが後ろに向けて回転することに連動して前記コンベアベルトを前記座部から背もたれ部に向かう方向に送り出すローラーを有していることを特徴する車椅子。
  5. 請求項1の車椅子において、環状のハンドリムと同心の左右の駆動輪が前記シートの両側面に配置された左右のボスにより軸支されており、要介護者の足もとの高さ位置に梁部が配置され、前記シート及び前記左右のボスは、前記梁部から起立した左右の支柱及び支柱により支持されることにより、前記シートの左右に要介護者が通過できる空間が設けられていることを特徴する車椅子。

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