JP2001353100A - 人体回動介助装置 - Google Patents
人体回動介助装置Info
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000003340 mental effect Effects 0.000 description 2
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K17/00—Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
- A47K17/02—Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
- A47K17/026—Armrests mounted on or around the toilet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高齢者等が便座に座るために便器の前で身体
の向きを前後に約180度変えることが困難な場合に、
該高齢者等を便器の前で前後に回動させ、或い高齢者等
が車椅子に乗ったまま便所内で向きを前後に約180度
変えることを可能にする。 【解決手段】 基台(1)には回動板(3)を水平方向
に回動自在に配設し、該回動板には一対の主柱(7)
(9)を所定の間隔を置いて立設し、各主柱の上端には
人の脇を支える脇乗せ部(11)(13)を備えさせ、
該回動板を回動させるための第一の回動手段を設けたこ
とを特徴とする人体回動介助装置。
の向きを前後に約180度変えることが困難な場合に、
該高齢者等を便器の前で前後に回動させ、或い高齢者等
が車椅子に乗ったまま便所内で向きを前後に約180度
変えることを可能にする。 【解決手段】 基台(1)には回動板(3)を水平方向
に回動自在に配設し、該回動板には一対の主柱(7)
(9)を所定の間隔を置いて立設し、各主柱の上端には
人の脇を支える脇乗せ部(11)(13)を備えさせ、
該回動板を回動させるための第一の回動手段を設けたこ
とを特徴とする人体回動介助装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人体回動介助装置に
関するものである。本発明による人体回動介助装置は特
に次のような場合に使用される。
関するものである。本発明による人体回動介助装置は特
に次のような場合に使用される。
【0002】(イ)高齢者、身体障害者、病者、負傷者
等(以下単に「高齢者等」という。)が独力で便所(洋
式便所)までは何とか行くことができるが、便所に入っ
た後、便座に座るために便器の前で身体の向きを前後に
約180度変えることが困難な場合に、該高齢者等を便
器の前で前後に約180度回動させる場合。
等(以下単に「高齢者等」という。)が独力で便所(洋
式便所)までは何とか行くことができるが、便所に入っ
た後、便座に座るために便器の前で身体の向きを前後に
約180度変えることが困難な場合に、該高齢者等を便
器の前で前後に約180度回動させる場合。
【0003】(ロ)車椅子に乗った高齢者等が車椅子に
乗ったまま便所内で向きを前後に約180度変える場
合。
乗ったまま便所内で向きを前後に約180度変える場
合。
【0004】(ハ)車椅子に乗った高齢者等が便座に座
るために便所内で車椅子から立ち上がり、便器の前で身
体の向きを前後に約180度変える場合。
るために便所内で車椅子から立ち上がり、便器の前で身
体の向きを前後に約180度変える場合。
【0005】(ニ)ベッドに寝ている高齢者等が車椅子
に乗るためにベッドから立ち上がり、身体の向きを変え
る場合。
に乗るためにベッドから立ち上がり、身体の向きを変え
る場合。
【0006】
【従来の技術】上記(イ)(ロ)(ハ)(ニ)の場合に
使用される好ましい介助装置は従来存在しない。
使用される好ましい介助装置は従来存在しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記(イ)(ハ)
(ニ)の場合には、高齢者等は他人による介助を必要と
する。このような介助は介助者に多大な肉体的負担を強
いることになる。また、介助される高齢者等は介助者に
このような肉体的負担を強いていることに起因する精神
的負担を負うことになる。
(ニ)の場合には、高齢者等は他人による介助を必要と
する。このような介助は介助者に多大な肉体的負担を強
いることになる。また、介助される高齢者等は介助者に
このような肉体的負担を強いていることに起因する精神
的負担を負うことになる。
【0008】上記(ロ)の場合には、車椅子に乗った高
齢者等が車椅子に乗ったまま便所内で向きを前後に約1
80度変え得るようにするためには、便所内に広い幅を
有する大きなスペースが必要である。このような大きな
スペースを有する便所を備えることは、一般家庭はもと
より、小さな商店、食堂、旅館等では極めて困難であ
る。
齢者等が車椅子に乗ったまま便所内で向きを前後に約1
80度変え得るようにするためには、便所内に広い幅を
有する大きなスペースが必要である。このような大きな
スペースを有する便所を備えることは、一般家庭はもと
より、小さな商店、食堂、旅館等では極めて困難であ
る。
【0009】本発明は、上記(イ)(ロ)(ハ)(ニ)
の場合における上述の如き問題を解決しようとしてなさ
れたものである。
の場合における上述の如き問題を解決しようとしてなさ
れたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記の人体回動介助装置を提供するもので
ある。
に、本発明は下記の人体回動介助装置を提供するもので
ある。
【0011】(1)基台には回動板を水平方向に回動自
在に配設し、該回動板には一対の主柱を所定の間隔を置
いて立設し、各主柱の上端には人の脇を支える脇乗せ部
を備えさせ、該回動板を回動させるための第一の回動手
段を設けたことを特徴とする人体回動介助装置(請求項
1)。
在に配設し、該回動板には一対の主柱を所定の間隔を置
いて立設し、各主柱の上端には人の脇を支える脇乗せ部
を備えさせ、該回動板を回動させるための第一の回動手
段を設けたことを特徴とする人体回動介助装置(請求項
1)。
【0012】(2)前記回動板における各主柱の外側に
は側柱を立設し、各側柱の上端には取っ手を備えさせる
(請求項2)。
は側柱を立設し、各側柱の上端には取っ手を備えさせる
(請求項2)。
【0013】(3)前記第一の回動手段として、前記回
動板の下方には該回動板と共に回動する第一歯車を配設
し、前記各側柱を回転自在とすると共に各側柱の下端に
は該第一歯車に噛合する第二歯車を取り付ける(請求項
3)。
動板の下方には該回動板と共に回動する第一歯車を配設
し、前記各側柱を回転自在とすると共に各側柱の下端に
は該第一歯車に噛合する第二歯車を取り付ける(請求項
3)。
【0014】(4)前記一対の主柱は相互の間隔が調節
自在である(請求項4)。
自在である(請求項4)。
【0015】(5)前記各主柱は前記回動板に固定され
た下部主柱と該下部主柱の上端に該下部主柱に対し上下
方向に回動自在に枢着された上部主柱とよりなり、該上
部主柱を上下方向に回動させるための第二の回動手段を
設け、該上部主柱の上端に前記脇乗せ部を備えさせ、更
に該上部主柱には人の大腿(もも)を持ち上げるための
大腿乗せ部を該上部主柱と一体的に回動するように取り
付け、該脇乗せ部が最低位置にあるときに該脇乗せ部の
高さが車椅子に座っている人の脇の高さとほぼ等しくな
り且つ大腿乗せ部が最低位置にあるときに該大腿乗せ部
の高さが車椅子に座っている人の大腿の下面の高さとほ
ぼ等しくなるようにすると共に該脇乗せ部が最高位置に
あるときと最低位置にあるときとの高低差が大腿の長さ
にほぼ等しくなるようにする(請求項5)。
た下部主柱と該下部主柱の上端に該下部主柱に対し上下
方向に回動自在に枢着された上部主柱とよりなり、該上
部主柱を上下方向に回動させるための第二の回動手段を
設け、該上部主柱の上端に前記脇乗せ部を備えさせ、更
に該上部主柱には人の大腿(もも)を持ち上げるための
大腿乗せ部を該上部主柱と一体的に回動するように取り
付け、該脇乗せ部が最低位置にあるときに該脇乗せ部の
高さが車椅子に座っている人の脇の高さとほぼ等しくな
り且つ大腿乗せ部が最低位置にあるときに該大腿乗せ部
の高さが車椅子に座っている人の大腿の下面の高さとほ
ぼ等しくなるようにすると共に該脇乗せ部が最高位置に
あるときと最低位置にあるときとの高低差が大腿の長さ
にほぼ等しくなるようにする(請求項5)。
【0016】
【作用】[請求項1の人体回動介助装置]請求項1の人
体回動介助装置は、例えば便所内における便器の前方に
配設される。
体回動介助装置は、例えば便所内における便器の前方に
配設される。
【0017】独力で若干歩行し得るが身体の向きを前後
に約180度変えることが困難な高齢者等の場合には、
高齢者等は自ら歩行して便所内に入り、便器方向を向い
た状態で立ったまま回動板上に乗り、両脇を脇乗せ部に
支持させた状態で第一の回動手段により回動板を約18
0度回動させる。しかるときは、高齢者等は前後方向に
約180度回動して背中が便器方向を向いた状態とな
る。そこで、両脇を脇乗せ部から外して、便座上に座る
のである。なお、高齢者等は両脇を脇乗せ部に支持させ
た状態で回動するため、回動中に転倒するおそれはな
い。
に約180度変えることが困難な高齢者等の場合には、
高齢者等は自ら歩行して便所内に入り、便器方向を向い
た状態で立ったまま回動板上に乗り、両脇を脇乗せ部に
支持させた状態で第一の回動手段により回動板を約18
0度回動させる。しかるときは、高齢者等は前後方向に
約180度回動して背中が便器方向を向いた状態とな
る。そこで、両脇を脇乗せ部から外して、便座上に座る
のである。なお、高齢者等は両脇を脇乗せ部に支持させ
た状態で回動するため、回動中に転倒するおそれはな
い。
【0018】車椅子を使用しており、独力で車椅子から
立ち上がることができるが身体の向きを前後に約180
度変えることが困難な高齢者等の場合には、高齢者等は
車椅子に座った状態で便所内に入り、一例として、車椅
子を回動板の手前で止め、便器方向を向いたまま主柱を
利用して回動板上に乗り、両脇を脇乗せ部に支持させた
状態で第一の回動手段により回動板を約180度回動さ
せる。しかるときは、高齢者等は前後方向に約180度
回動して背中が便器方向を向いた状態となる。そこで、
両脇を脇乗せ部から外して、便座上に座るのである。な
お、高齢者等は両脇を脇乗せ部に支持させた状態で回動
するため、回動中に転倒するおそれはない。用便後、高
齢者等は背中を便器に向けたまま上記と同様に回動板上
に乗り、上記と同様に回動板を約180度回動させて便
器の方向を向いた状態となる。続いて、高齢者等は回動
板の手前に止めてあった車椅子に座り、車椅子を若干前
進させて車椅子に座ったまま回動板上に乗り、第一の回
動手段により回動板を約180度回動させる。しかると
きは、車椅子に座った高齢者等は前後方向に約180度
回動して背中が便器方向を向いた状態となる。そこで、
車椅子により便所から出るのである。
立ち上がることができるが身体の向きを前後に約180
度変えることが困難な高齢者等の場合には、高齢者等は
車椅子に座った状態で便所内に入り、一例として、車椅
子を回動板の手前で止め、便器方向を向いたまま主柱を
利用して回動板上に乗り、両脇を脇乗せ部に支持させた
状態で第一の回動手段により回動板を約180度回動さ
せる。しかるときは、高齢者等は前後方向に約180度
回動して背中が便器方向を向いた状態となる。そこで、
両脇を脇乗せ部から外して、便座上に座るのである。な
お、高齢者等は両脇を脇乗せ部に支持させた状態で回動
するため、回動中に転倒するおそれはない。用便後、高
齢者等は背中を便器に向けたまま上記と同様に回動板上
に乗り、上記と同様に回動板を約180度回動させて便
器の方向を向いた状態となる。続いて、高齢者等は回動
板の手前に止めてあった車椅子に座り、車椅子を若干前
進させて車椅子に座ったまま回動板上に乗り、第一の回
動手段により回動板を約180度回動させる。しかると
きは、車椅子に座った高齢者等は前後方向に約180度
回動して背中が便器方向を向いた状態となる。そこで、
車椅子により便所から出るのである。
【0019】[請求項2の人体回動介助装置]請求項2
の人体回動介助装置も、例えば便所内における便器の前
方に配設される。
の人体回動介助装置も、例えば便所内における便器の前
方に配設される。
【0020】高齢者等が回動板上に乗り、両脇を脇乗せ
部に支持させる際に、高齢者等は手で各側柱上端の取っ
手を把持する。該取っ手を把持することにより、立った
状態の高齢者等はより安定する。
部に支持させる際に、高齢者等は手で各側柱上端の取っ
手を把持する。該取っ手を把持することにより、立った
状態の高齢者等はより安定する。
【0021】[請求項3の人体回動介助装置]請求項3
の人体回動介助装置も、例えば便所内における便器の前
方に配設される。
の人体回動介助装置も、例えば便所内における便器の前
方に配設される。
【0022】回動板を回動させる際には少なくとも一方
の側柱を回転させればよい。即ち、一方の側柱を回転さ
せたときには該側柱下端の第二歯車が回転し、該第二歯
車の回転は該第二歯車に噛合する第一歯車に伝えられ、
回動板は該第一歯車と共に回動する。
の側柱を回転させればよい。即ち、一方の側柱を回転さ
せたときには該側柱下端の第二歯車が回転し、該第二歯
車の回転は該第二歯車に噛合する第一歯車に伝えられ、
回動板は該第一歯車と共に回動する。
【0023】[請求項4の人体回動介助装置]請求項4
の人体回動介助装置も、例えば便所内における便器の前
方に配設される。
の人体回動介助装置も、例えば便所内における便器の前
方に配設される。
【0024】主柱相互の間隔を大きくしたときには健常
者が主柱間を支障なく通過することができる。また、主
柱相互の間隔は人体回動介助装置の使用者の肩幅に応じ
て調節することもできる。
者が主柱間を支障なく通過することができる。また、主
柱相互の間隔は人体回動介助装置の使用者の肩幅に応じ
て調節することもできる。
【0025】[請求項5の人体回動介助装置]請求項5
の人体回動介助装置は、例えば便所内における便器の前
方或いはベッドの角部近傍に配設される。この人体回動
介助装置は、車椅子又はベッドから独力で立ち上がるこ
とができない高齢者等が車椅子で便所に行って用便し或
いはベッドから車椅子に若しくは車椅子からベッドに移
る際に使用される。
の人体回動介助装置は、例えば便所内における便器の前
方或いはベッドの角部近傍に配設される。この人体回動
介助装置は、車椅子又はベッドから独力で立ち上がるこ
とができない高齢者等が車椅子で便所に行って用便し或
いはベッドから車椅子に若しくは車椅子からベッドに移
る際に使用される。
【0026】便所内の便器の前方に配設された人体回動
介助装置においては、高齢者等は車椅子に座った状態で
便所内に入り、一例として、車椅子を回動板の手前で止
め、脇乗せ部と大腿乗せ部とが最低位置になるように第
二の回動手段により上部主柱を手前側に回動させた状態
で高齢者等は便器方向を向いたまま両脇を脇乗せ部に支
持させると共に大腿の下面に大腿乗せ部を当接させた状
態で第二の回動手段により上部主柱を上方に回動させ
る。脇乗せ部が最低位置にあるときには該脇乗せ部の高
さが車椅子に座っている人の脇の高さとほぼ等しくなる
ため、高齢者等は車椅子に座った状態で脇を脇乗せ部に
容易に乗せることができる。また、大腿乗せ部が最低位
置にあるときには該大腿乗せ部の高さは車椅子に座って
いる人の大腿の下面の高さとほぼ等しくなるため、高齢
者等が車椅子に座っていれば大腿乗せ部は大腿の下面に
当接する。このような状態から第二の回動手段により上
部主柱を上方に回動させたときには、脇乗せ部と大腿乗
せ部は前方斜め上方に回動するため、高齢者等の脇は脇
乗せ部により前方斜め上方に押され、大腿は大腿乗せ部
により前方斜め上方に押される。換言すれば、脇乗せ部
と大腿乗せ部は車椅子に座っている高齢者等を立ち上が
らせる方向に力を及ぼすのである。従って、高齢者等は
いわば人体回動介助装置に介助されて立ち上がることに
なる。脇乗せ部が最高位置にあるときと最低位置にある
ときとの高低差は大腿の長さにほぼ等しいため、該高低
差は高齢者等が車椅子に座っているときの脇の高さと高
齢者等が立ち上がったときの脇の高さとの差にほぼ等し
くなる。その結果、高齢者等が立ち上がったときもその
脇は脇乗せ部に好ましく支持されている。なお、高齢者
等は上部主柱が上方に回動している間又は回動した後、
適宜大腿を大腿乗せ部から降ろして足を回動板上に着け
るものとする。
介助装置においては、高齢者等は車椅子に座った状態で
便所内に入り、一例として、車椅子を回動板の手前で止
め、脇乗せ部と大腿乗せ部とが最低位置になるように第
二の回動手段により上部主柱を手前側に回動させた状態
で高齢者等は便器方向を向いたまま両脇を脇乗せ部に支
持させると共に大腿の下面に大腿乗せ部を当接させた状
態で第二の回動手段により上部主柱を上方に回動させ
る。脇乗せ部が最低位置にあるときには該脇乗せ部の高
さが車椅子に座っている人の脇の高さとほぼ等しくなる
ため、高齢者等は車椅子に座った状態で脇を脇乗せ部に
容易に乗せることができる。また、大腿乗せ部が最低位
置にあるときには該大腿乗せ部の高さは車椅子に座って
いる人の大腿の下面の高さとほぼ等しくなるため、高齢
者等が車椅子に座っていれば大腿乗せ部は大腿の下面に
当接する。このような状態から第二の回動手段により上
部主柱を上方に回動させたときには、脇乗せ部と大腿乗
せ部は前方斜め上方に回動するため、高齢者等の脇は脇
乗せ部により前方斜め上方に押され、大腿は大腿乗せ部
により前方斜め上方に押される。換言すれば、脇乗せ部
と大腿乗せ部は車椅子に座っている高齢者等を立ち上が
らせる方向に力を及ぼすのである。従って、高齢者等は
いわば人体回動介助装置に介助されて立ち上がることに
なる。脇乗せ部が最高位置にあるときと最低位置にある
ときとの高低差は大腿の長さにほぼ等しいため、該高低
差は高齢者等が車椅子に座っているときの脇の高さと高
齢者等が立ち上がったときの脇の高さとの差にほぼ等し
くなる。その結果、高齢者等が立ち上がったときもその
脇は脇乗せ部に好ましく支持されている。なお、高齢者
等は上部主柱が上方に回動している間又は回動した後、
適宜大腿を大腿乗せ部から降ろして足を回動板上に着け
るものとする。
【0027】以上の如くして高齢者等が両脇を脇乗せ部
に支持させた状態で回動板上に立ち上がった後、第一の
回動手段により回動板を約180度回動させる。しかる
ときは、高齢者等は前後方向に約180度回動して背中
が便器方向を向いた状態となる。そこで、高齢者等は第
二の回動手段により上部主柱を下方に回動させて姿勢を
低くし、便座上に座るのである。なお、高齢者等は両脇
を脇乗せ部に支持させた状態で回動するため、回動中に
転倒するおそれはない。用便後、高齢者等は背中を便器
に向けたまま上記と同様に回動板上に立ち上がり、上記
と同様に回動板を約180度回動させて便器の方向を向
いた状態となる。続いて、高齢者等は第二の回動手段に
より上部主柱を下方に回動させて姿勢を低くし、回動板
の手前に止めてあった車椅子に座り、車椅子を若干前進
させて車椅子に座ったまま回動板上に乗り、第一の回動
手段により回動板を約180度回動させる。しかるとき
は、高齢者等は前後方向に約180度回動して背中が便
器方向を向いた状態となる。そこで、高齢者等は車椅子
により便所から出るのである。
に支持させた状態で回動板上に立ち上がった後、第一の
回動手段により回動板を約180度回動させる。しかる
ときは、高齢者等は前後方向に約180度回動して背中
が便器方向を向いた状態となる。そこで、高齢者等は第
二の回動手段により上部主柱を下方に回動させて姿勢を
低くし、便座上に座るのである。なお、高齢者等は両脇
を脇乗せ部に支持させた状態で回動するため、回動中に
転倒するおそれはない。用便後、高齢者等は背中を便器
に向けたまま上記と同様に回動板上に立ち上がり、上記
と同様に回動板を約180度回動させて便器の方向を向
いた状態となる。続いて、高齢者等は第二の回動手段に
より上部主柱を下方に回動させて姿勢を低くし、回動板
の手前に止めてあった車椅子に座り、車椅子を若干前進
させて車椅子に座ったまま回動板上に乗り、第一の回動
手段により回動板を約180度回動させる。しかるとき
は、高齢者等は前後方向に約180度回動して背中が便
器方向を向いた状態となる。そこで、高齢者等は車椅子
により便所から出るのである。
【0028】ベッドの角部近傍に配設された人体回動介
助装置においては、ベッドに寝ていた高齢者等はベッド
の角部に足を降ろした状態で座り、脇乗せ部と大腿乗せ
部とが最低位置になるように第二の回動手段により上部
主柱を手前側に回動させた状態で前記と同様に両脇を脇
乗せ部に支持させると共に大腿の下面に大腿乗せ部を当
接させた状態で第二の回動手段により上部主柱を上方に
回動させて回動板上に立ち上がり、第一の回動手段によ
り回動板を適宜の角度回動させた後、高齢者等は第二の
回動手段により上部主柱を下方に回動させて姿勢を低く
し、車椅子上に座るのである。高齢者等が車椅子からベ
ッドに移る際には、高齢者等は人体回動介助装置の近傍
にて車椅子を止め、前記と同様に両脇を脇乗せ部に支持
させると共に大腿の下面に大腿乗せ部を当接させた状態
で第二の回動手段により上部主柱を上方に回動させて回
動板上に立ち上がり、第一の回動手段により回動板を適
宜の角度回動させた後、第二の回動手段により上部主柱
を下方に回動させて姿勢を低くし、ベッド上に座り、続
いてベッド上に横たわるのである。
助装置においては、ベッドに寝ていた高齢者等はベッド
の角部に足を降ろした状態で座り、脇乗せ部と大腿乗せ
部とが最低位置になるように第二の回動手段により上部
主柱を手前側に回動させた状態で前記と同様に両脇を脇
乗せ部に支持させると共に大腿の下面に大腿乗せ部を当
接させた状態で第二の回動手段により上部主柱を上方に
回動させて回動板上に立ち上がり、第一の回動手段によ
り回動板を適宜の角度回動させた後、高齢者等は第二の
回動手段により上部主柱を下方に回動させて姿勢を低く
し、車椅子上に座るのである。高齢者等が車椅子からベ
ッドに移る際には、高齢者等は人体回動介助装置の近傍
にて車椅子を止め、前記と同様に両脇を脇乗せ部に支持
させると共に大腿の下面に大腿乗せ部を当接させた状態
で第二の回動手段により上部主柱を上方に回動させて回
動板上に立ち上がり、第一の回動手段により回動板を適
宜の角度回動させた後、第二の回動手段により上部主柱
を下方に回動させて姿勢を低くし、ベッド上に座り、続
いてベッド上に横たわるのである。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。符号1に示すものは人体回動介
助装置の基台である。基台1には回動板3を水平方向に
回動自在に配設する。基台1の上面は好ましくは基台1
を設置する便所等の床面と同じ高さとなり、回動板3の
上面は好ましくは基台1の上面と同じ高さになるように
する。回動板3を基台1に回動自在に配設する際には、
一例として図2に示すように、回動板3を球状の転動体
5を介して基台1に支持させる。回動板3には一対の主
柱7、9を所定の間隔を置いて立設し、各主柱7、9の
上端には人の脇を支える脇乗せ部11、13を備えさせ
る。
図面に従って説明する。符号1に示すものは人体回動介
助装置の基台である。基台1には回動板3を水平方向に
回動自在に配設する。基台1の上面は好ましくは基台1
を設置する便所等の床面と同じ高さとなり、回動板3の
上面は好ましくは基台1の上面と同じ高さになるように
する。回動板3を基台1に回動自在に配設する際には、
一例として図2に示すように、回動板3を球状の転動体
5を介して基台1に支持させる。回動板3には一対の主
柱7、9を所定の間隔を置いて立設し、各主柱7、9の
上端には人の脇を支える脇乗せ部11、13を備えさせ
る。
【0030】更に、回動板3を回動させるための第一の
回動手段を設ける。第一の回動手段は電気モータにより
歯車、チェーン等の伝動手段を介して回動板3を回動さ
せるようにしてなる電動式のものであってもよいが、第
一の回動手段は後述の事例に示す如く手動式のものであ
ってもよい。更には、第一の回動手段は油圧式のもので
あっても差し支えない。第一の回動手段が電動式又は油
圧式のものである場合には、該回動手段は人体回動介助
装置の使用者である高齢者等が自ら操作する。第一の回
動手段が手動式のものである場合には、該回動手段は可
能であれば高齢者等が自ら操作するが、高齢者等が自ら
操作することが困難であれば介助者が操作してもよい。
回動手段を設ける。第一の回動手段は電気モータにより
歯車、チェーン等の伝動手段を介して回動板3を回動さ
せるようにしてなる電動式のものであってもよいが、第
一の回動手段は後述の事例に示す如く手動式のものであ
ってもよい。更には、第一の回動手段は油圧式のもので
あっても差し支えない。第一の回動手段が電動式又は油
圧式のものである場合には、該回動手段は人体回動介助
装置の使用者である高齢者等が自ら操作する。第一の回
動手段が手動式のものである場合には、該回動手段は可
能であれば高齢者等が自ら操作するが、高齢者等が自ら
操作することが困難であれば介助者が操作してもよい。
【0031】図1、図2に示す事例においては、回動板
3における各主柱7、9の外側には側柱15、17を立
設し、各側柱15の上端には取っ手19、21を備えさ
せている。なお、回動板3にはその回動を規制するため
の適宜の安全装置を備えさせることが望ましい。
3における各主柱7、9の外側には側柱15、17を立
設し、各側柱15の上端には取っ手19、21を備えさ
せている。なお、回動板3にはその回動を規制するため
の適宜の安全装置を備えさせることが望ましい。
【0032】図2は前記手動式の第一の回動手段の一例
を示す。この回動手段は、回動板3の下方には該回動板
3と共に回動する第一歯車23を配設し、前記各側柱1
5、17を回転自在とすると共に各側柱15、17の下
端には該第一歯車23に噛合する第二歯車25、27を
取り付けてなるものである。この事例においては、各側
柱15、17の上端に回転ハンドル29、31を取り付
けている。この事例においては、側柱15、17のいず
れか一方又は両方を回転ハンドル29、31により回転
させたときには、第二歯車25、27が回転し、該第二
歯車25、27の回転は第一歯車23に伝えられ、回転
板3が回動する。
を示す。この回動手段は、回動板3の下方には該回動板
3と共に回動する第一歯車23を配設し、前記各側柱1
5、17を回転自在とすると共に各側柱15、17の下
端には該第一歯車23に噛合する第二歯車25、27を
取り付けてなるものである。この事例においては、各側
柱15、17の上端に回転ハンドル29、31を取り付
けている。この事例においては、側柱15、17のいず
れか一方又は両方を回転ハンドル29、31により回転
させたときには、第二歯車25、27が回転し、該第二
歯車25、27の回転は第一歯車23に伝えられ、回転
板3が回動する。
【0033】図3に示す事例においては、前記一対の主
柱7、9は相互の間隔が調節自在である。即ち、一例と
して、各主柱7、9をそれぞれ平行クランク機構33、
35を介して基台1に取り付けるのである。平行クラン
ク機構33(35)は、相対向するリンク33a、33
b、33c、33d(35a、35b、35c、35
d)の長さが等しい四節回転機構である。即ち、リンク
33a(35a)の長さとリンク33d(35d)の長
さとが等しく、リンク33b(35b)の長さとリンク
33c(35c)の長さとが等しい。リンク33a(3
5a)は主柱7(9)の下端により形成され、該リンク
33a(35a)に対向するリンク33d(35d)は
基台1の一部により形成され又は基台1に固定されたも
のである。この事例においては、主柱7、9は平行運動
を行ない、各主柱7、9上端の脇乗せ部11、13は常
に真上を向いた状態に維持される。
柱7、9は相互の間隔が調節自在である。即ち、一例と
して、各主柱7、9をそれぞれ平行クランク機構33、
35を介して基台1に取り付けるのである。平行クラン
ク機構33(35)は、相対向するリンク33a、33
b、33c、33d(35a、35b、35c、35
d)の長さが等しい四節回転機構である。即ち、リンク
33a(35a)の長さとリンク33d(35d)の長
さとが等しく、リンク33b(35b)の長さとリンク
33c(35c)の長さとが等しい。リンク33a(3
5a)は主柱7(9)の下端により形成され、該リンク
33a(35a)に対向するリンク33d(35d)は
基台1の一部により形成され又は基台1に固定されたも
のである。この事例においては、主柱7、9は平行運動
を行ない、各主柱7、9上端の脇乗せ部11、13は常
に真上を向いた状態に維持される。
【0034】次に、図4、図5に示す事例について説明
する。この事例における主柱7、9(以下、この事例に
ついては、便宜上一方の主柱9についてのみ図示し説明
するが、以下の説明は他方の主柱7についても同様に当
てはまる。)は、回動板3に固定された下部主柱41と
該下部主柱41の上端に該下部主柱41に対し上下方向
に回動自在に枢着された上部主柱43とよりなる。即
ち、一例として、主柱9は上部主柱43を平行クランク
機構45を介して下部主柱41に取り付けてなるもので
ある。平行クランク機構45は、相対向するリンク45
a、45b、45c、45dの長さが等しい四節回転機
構である。リンク45aの長さとリンク45dの長さと
が等しく、リンク45bの長さとリンク45cの長さと
が等しい。リンク45aは上部主柱43の下端により形
成され、該リンク45aに対向するリンク45dは下部
主柱41の上端により形成されている。この事例におい
ては、上部主柱43は平行運動を行ない、上部主柱43
の上端に設けられる脇乗せ部13は常に真上を向いた状
態に維持される。なお、上部主柱43の回動を規制する
ための適宜の安全装置を設けることが望ましい。
する。この事例における主柱7、9(以下、この事例に
ついては、便宜上一方の主柱9についてのみ図示し説明
するが、以下の説明は他方の主柱7についても同様に当
てはまる。)は、回動板3に固定された下部主柱41と
該下部主柱41の上端に該下部主柱41に対し上下方向
に回動自在に枢着された上部主柱43とよりなる。即
ち、一例として、主柱9は上部主柱43を平行クランク
機構45を介して下部主柱41に取り付けてなるもので
ある。平行クランク機構45は、相対向するリンク45
a、45b、45c、45dの長さが等しい四節回転機
構である。リンク45aの長さとリンク45dの長さと
が等しく、リンク45bの長さとリンク45cの長さと
が等しい。リンク45aは上部主柱43の下端により形
成され、該リンク45aに対向するリンク45dは下部
主柱41の上端により形成されている。この事例におい
ては、上部主柱43は平行運動を行ない、上部主柱43
の上端に設けられる脇乗せ部13は常に真上を向いた状
態に維持される。なお、上部主柱43の回動を規制する
ための適宜の安全装置を設けることが望ましい。
【0035】上部主柱43を上下方向に回動させるため
の第二の回動手段を設ける。第二の回動手段は電気モー
タにより歯車、チェーン等の伝動手段を介して上部主柱
43を回動させるようにしてなる電動式のものであって
もよいが、第二の回動手段は一例として前記リンク45
cの下端にレバー47を延設し、該レバー47を回動さ
せることにより上部主柱43を回動させるようにしてな
る手動式のものであってもよい。更には、第二の回動手
段は油圧式のものであっても差し支えない。第二の回動
手段が電動式又は油圧式のものである場合には、該回動
手段は人体回動介助装置の使用者である高齢者等が自ら
操作する。第二の回動手段が手動式のものである場合に
は、該回動手段は可能であれば高齢者等が自ら操作する
が、高齢者等が自ら操作することが困難であれば介助者
が操作してもよい。
の第二の回動手段を設ける。第二の回動手段は電気モー
タにより歯車、チェーン等の伝動手段を介して上部主柱
43を回動させるようにしてなる電動式のものであって
もよいが、第二の回動手段は一例として前記リンク45
cの下端にレバー47を延設し、該レバー47を回動さ
せることにより上部主柱43を回動させるようにしてな
る手動式のものであってもよい。更には、第二の回動手
段は油圧式のものであっても差し支えない。第二の回動
手段が電動式又は油圧式のものである場合には、該回動
手段は人体回動介助装置の使用者である高齢者等が自ら
操作する。第二の回動手段が手動式のものである場合に
は、該回動手段は可能であれば高齢者等が自ら操作する
が、高齢者等が自ら操作することが困難であれば介助者
が操作してもよい。
【0036】更に、上部主柱43には人の大腿を持ち上
げるための大腿乗せ部49を該上部主柱43と一体的に
回動するように取り付ける。即ち、一例として、上部主
柱43には支持杆51を延設し、該支持杆51の先端に
大腿乗せ部49を取り付ける。
げるための大腿乗せ部49を該上部主柱43と一体的に
回動するように取り付ける。即ち、一例として、上部主
柱43には支持杆51を延設し、該支持杆51の先端に
大腿乗せ部49を取り付ける。
【0037】脇乗せ部13と大腿乗せ部49は次のよう
な位置関係にあるものとする。 脇乗せ部13が最低位置にあるときに該脇乗せ部13
の高さが車椅子に座っている人の脇の高さとほぼ等しく
なり、 大腿乗せ部49が最低位置にあるときに該大腿乗せ部
49の高さが車椅子に座っている人の大腿の下面の高さ
とほぼ等しくなり、且つ 脇乗せ部13が最高位置にあるとき(図4の鎖線)と
最低位置にあるとき(図4の実線)との高低差a(図
4)が人(人体回動介助装置の使用者)の大腿の長さに
ほぼ等しくなるようにする。
な位置関係にあるものとする。 脇乗せ部13が最低位置にあるときに該脇乗せ部13
の高さが車椅子に座っている人の脇の高さとほぼ等しく
なり、 大腿乗せ部49が最低位置にあるときに該大腿乗せ部
49の高さが車椅子に座っている人の大腿の下面の高さ
とほぼ等しくなり、且つ 脇乗せ部13が最高位置にあるとき(図4の鎖線)と
最低位置にあるとき(図4の実線)との高低差a(図
4)が人(人体回動介助装置の使用者)の大腿の長さに
ほぼ等しくなるようにする。
【0038】
【発明の効果】[請求項1の人体回動介助装置]請求項
1の発明によれば、独力で若干歩行し得るが身体の向き
を前後に約180度変えることが困難な高齢者等の場
合、自ら歩行して便所内に入り、便器方向を向いた状態
で立ったまま回動板上に乗り、両脇を脇乗せ部に支持さ
せた状態で第一の回動手段により回動板を約180度回
動させることにより、高齢者等は前後方向に安全且つ確
実に約180度回動して背中を便器方向を向けた状態に
することができる。
1の発明によれば、独力で若干歩行し得るが身体の向き
を前後に約180度変えることが困難な高齢者等の場
合、自ら歩行して便所内に入り、便器方向を向いた状態
で立ったまま回動板上に乗り、両脇を脇乗せ部に支持さ
せた状態で第一の回動手段により回動板を約180度回
動させることにより、高齢者等は前後方向に安全且つ確
実に約180度回動して背中を便器方向を向けた状態に
することができる。
【0039】また、車椅子を使用しており、独力で車椅
子から立ち上がることができるが身体の向きを前後に約
180度変えることが困難な高齢者等の場合には、便座
に座るために便所内で車椅子から立ち上がり、便器の前
で身体の向きを前述の如く前後に約180度変えること
ができると共に便所内において車椅子に乗ったまま回動
板上で向きを前後に約180度変えることもできる。
子から立ち上がることができるが身体の向きを前後に約
180度変えることが困難な高齢者等の場合には、便座
に座るために便所内で車椅子から立ち上がり、便器の前
で身体の向きを前述の如く前後に約180度変えること
ができると共に便所内において車椅子に乗ったまま回動
板上で向きを前後に約180度変えることもできる。
【0040】以上の如く、請求項1の発明によれば、介
助者の負担が大幅に軽減される。また、その結果、介助
される高齢者等にとっては、介助者にこのような負担を
強いていることに起因する精神的負担が軽減される。
助者の負担が大幅に軽減される。また、その結果、介助
される高齢者等にとっては、介助者にこのような負担を
強いていることに起因する精神的負担が軽減される。
【0041】更に、請求項1の発明によれば、便所内に
おいて車椅子に乗った高齢者等が車椅子に乗ったまま回
動板上で回動することができるため、車椅子の回動には
大きなスペースを要しない。従って、請求項1の人体回
動介助装置は、一般家庭はもとより、小さな商店、食
堂、旅館等にも容易に備えさせることができる。
おいて車椅子に乗った高齢者等が車椅子に乗ったまま回
動板上で回動することができるため、車椅子の回動には
大きなスペースを要しない。従って、請求項1の人体回
動介助装置は、一般家庭はもとより、小さな商店、食
堂、旅館等にも容易に備えさせることができる。
【0042】[請求項2の人体回動介助装置]高齢者等
が回動板上に乗り、両脇を脇乗せ部に支持させる際に、
高齢者等は手で各側柱上端の取っ手を把持することがで
きる。該取っ手を把持することにより、立った状態の高
齢者等はより安定する。
が回動板上に乗り、両脇を脇乗せ部に支持させる際に、
高齢者等は手で各側柱上端の取っ手を把持することがで
きる。該取っ手を把持することにより、立った状態の高
齢者等はより安定する。
【0043】[請求項3の人体回動介助装置]回動板は
少なくとも一方の側柱を回転させることにより容易且つ
確実に回動する。
少なくとも一方の側柱を回転させることにより容易且つ
確実に回動する。
【0044】[請求項4の人体回動介助装置]一対の主
柱は相互の間隔が調節自在である。主柱相互の間隔を大
きくしたときには健常者が主柱間を支障なく通過するこ
とができる。また、主柱相互の間隔は人体回動介助装置
の使用者の肩幅に応じて調節することもできる。
柱は相互の間隔が調節自在である。主柱相互の間隔を大
きくしたときには健常者が主柱間を支障なく通過するこ
とができる。また、主柱相互の間隔は人体回動介助装置
の使用者の肩幅に応じて調節することもできる。
【0045】[請求項5の人体回動介助装置]高齢者等
は両脇を脇乗せ部に支持させると共に大腿の下面に大腿
乗せ部を当接させた状態で第二の回動手段により上部主
柱を上方に回動させたときには、脇乗せ部と大腿乗せ部
は前方斜め上方に回動するため、高齢者等の脇は脇乗せ
部により前方斜め上方に押され、大腿は大腿乗せ部によ
り前方斜め上方に押される。換言すれば、脇乗せ部と大
腿乗せ部は車椅子に座っている高齢者等を立ち上がらせ
る方向に力を及ぼすのである。即ち、請求項5の発明に
よれば、車椅子又はベッドから独力で立ち上がることが
できない高齢者等が車椅子で便所に行って用便し或いは
ベッドから車椅子に移る際に、高齢者等はいわば人体回
動介助装置に介助されて立ち上がることになる。また、
高齢者等が両脇を脇乗せ部に支持させた状態で回動板上
に立ち上がった後、第一の回動手段により回動板を回動
させることにより、高齢者等は身体の向きをかえること
ができる。従って、車椅子又はベッドから独力で立ち上
がることができない高齢者等が車椅子で便所に行って用
便し或いはベッドから車椅子に移り、車椅子からベッド
に戻ることも可能となる。
は両脇を脇乗せ部に支持させると共に大腿の下面に大腿
乗せ部を当接させた状態で第二の回動手段により上部主
柱を上方に回動させたときには、脇乗せ部と大腿乗せ部
は前方斜め上方に回動するため、高齢者等の脇は脇乗せ
部により前方斜め上方に押され、大腿は大腿乗せ部によ
り前方斜め上方に押される。換言すれば、脇乗せ部と大
腿乗せ部は車椅子に座っている高齢者等を立ち上がらせ
る方向に力を及ぼすのである。即ち、請求項5の発明に
よれば、車椅子又はベッドから独力で立ち上がることが
できない高齢者等が車椅子で便所に行って用便し或いは
ベッドから車椅子に移る際に、高齢者等はいわば人体回
動介助装置に介助されて立ち上がることになる。また、
高齢者等が両脇を脇乗せ部に支持させた状態で回動板上
に立ち上がった後、第一の回動手段により回動板を回動
させることにより、高齢者等は身体の向きをかえること
ができる。従って、車椅子又はベッドから独力で立ち上
がることができない高齢者等が車椅子で便所に行って用
便し或いはベッドから車椅子に移り、車椅子からベッド
に戻ることも可能となる。
【図1】本発明による人体回動介助装置の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同上人体回動介助装置の断面図である。
【図3】人体回動介助装置の別の一例を示す正面図であ
る。
る。
【図4】人体回動介助装置の更に別の一例を示す側面図
である。
である。
【図5】大腿乗せ部を示す斜視図である。
1 基台 3 回動板 5 転動体 7 主柱 9 主柱 11 脇乗せ部 13 脇乗せ部 15 側柱 17 側柱 19 取っ手 21 取っ手 23 第一歯車 25 第二歯車 27 第二歯車 29 回転ハンドル 31 回転ハンドル 33 平行クランク機構 33a リンク 33b リンク 33c リンク 33d リンク 35 平行クランク機構 35a リンク 35b リンク 35c リンク 35d リンク 41 下部主柱 43 上部主柱 45 平行クランク機構 45a リンク 45b リンク 45c リンク 45d リンク 47 レバー 49 大腿乗せ部 51 支持杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500277412 佐藤 恭世 静岡県清水市興津中町1349−1 (72)発明者 森田 裕士 静岡県清水市袖師町1097 Fターム(参考) 2D037 EB00
Claims (5)
- 【請求項1】 基台には回動板を水平方向に回動自在に
配設し、該回動板には一対の主柱を所定の間隔を置いて
立設し、各主柱の上端には人の脇を支える脇乗せ部を備
えさせ、該回動板を回動させるための第一の回動手段を
設けたことを特徴とする人体回動介助装置。 - 【請求項2】 前記回動板における各主柱の外側には側
柱を立設し、各側柱の上端には取っ手を備えさせたこと
を特徴とする請求項1の人体回動介助装置。 - 【請求項3】 前記第一の回動手段として、前記回動板
の下方には該回動板と共に回動する第一歯車を配設し、
前記各側柱を回転自在とすると共に各側柱の下端には該
第一歯車に噛合する第二歯車を取り付けたことを特徴と
する請求項2の人体回動介助装置。 - 【請求項4】 前記一対の主柱は相互の間隔が調節自在
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの人体
回動介助装置。 - 【請求項5】 前記各主柱は前記回動板に固定された下
部主柱と該下部主柱の上端に該下部主柱に対し上下方向
に回動自在に枢着された上部主柱とよりなり、該上部主
柱を上下方向に回動させるための第二の回動手段を設
け、該上部主柱の上端に前記脇乗せ部を備えさせ、更に
該上部主柱には人の大腿を持ち上げるための大腿乗せ部
を該上部主柱と一体的に回動するように取り付け、該脇
乗せ部が最低位置にあるときに該脇乗せ部の高さが車椅
子に座っている人の脇の高さとほぼ等しくなり且つ大腿
乗せ部が最低位置にあるときに該大腿乗せ部の高さが車
椅子に座っている人の大腿の下面の高さとほぼ等しくな
るようにすると共に該脇乗せ部が最高位置にあるときと
最低位置にあるときとの高低差が大腿の長さにほぼ等し
くなるようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいず
れかの人体回動介助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000177706A JP2001353100A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 人体回動介助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000177706A JP2001353100A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 人体回動介助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001353100A true JP2001353100A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18679255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000177706A Pending JP2001353100A (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 人体回動介助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001353100A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004037353A1 (ja) * | 2002-10-25 | 2004-05-06 | Kabushiki Kaisha Culture Machine | 旋回台装置及びこれを用いた運動器具 |
| JP2010207497A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 車椅子用トイレシステム |
| KR101045843B1 (ko) * | 2009-07-14 | 2011-07-06 | 이진용 | 휠체어 장애인을 위한 화장실 보조기구 |
| CN107854266A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-03-30 | 雷蕾 | 一种医疗妇产科用多方向分娩装置 |
| JP2019030629A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社幸和製作所 | 歩行車 |
| JP2019030384A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社幸和製作所 | 歩行車 |
-
2000
- 2000-06-14 JP JP2000177706A patent/JP2001353100A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004037353A1 (ja) * | 2002-10-25 | 2004-05-06 | Kabushiki Kaisha Culture Machine | 旋回台装置及びこれを用いた運動器具 |
| JP2010207497A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 車椅子用トイレシステム |
| KR101045843B1 (ko) * | 2009-07-14 | 2011-07-06 | 이진용 | 휠체어 장애인을 위한 화장실 보조기구 |
| JP2019030629A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社幸和製作所 | 歩行車 |
| JP2019030384A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 株式会社幸和製作所 | 歩行車 |
| CN107854266A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-03-30 | 雷蕾 | 一种医疗妇产科用多方向分娩装置 |
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