JP2017093549A - 多目的布製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート状部材11の幅方向の中央部に略全長に亘って袋状部12を形成し、この袋状部12にクッション材13を収容することにより、使用に当って、シート状部材11と共に袋状部12に収容したクッション材13を、任意の位置で自由に折り曲げて、任意の形状にできるため、膝掛け、座布団、腰当て、敷きマット等の多くの用途に用いることが可能となる。クッション材13には、独立気泡発泡合成樹脂層と連続気泡発泡剛性樹脂層が積層されたシート材、空気袋、易折曲部を設けたクッション材13、複数の短尺のクッション材13を長さ方向に並べて収容してなるものなどを用いることができる。
【選択図】図1A
Description
この多目的布製品1は、シート状部材11の幅方向の中央部に略全長に亘って袋状部12を形成し、この袋状部12にクッション材13を収容するようにしている。
ここで、シート状部材11及び袋状部12は、基本的に、一体構造のものとし(ファスナー等を用いてその一部を分離可能にすることもできる。)、袋状部12に収容したクッション材13は、必要に応じて、袋状部12から取り出すことができるようにする。
ここで、シート状部材11は、全体が略矩形状(角部に丸みを付したり、角部を落として斜めに形成したもの等を含む。)に形成したものを好適に用いることができる。
このうち、特に、発泡合成樹脂材料を好適に用いることができるが、図2に示すように、発泡合成樹脂材料のうち、独立気泡発泡合成樹脂材料は、断熱性(保温性)は良好である反面、クッション性は連続気泡発泡合成樹脂材料より劣り、一方、連続気泡発泡合成樹脂材料は、クッション性は良好である反面、断熱性(保温性)は独立気泡発泡合成樹脂材料より劣っている。
このため、クッション材13を、独立気泡発泡合成樹脂層13aと連続気泡発泡合成樹脂層13bとが積層されたシート材からなるようにすることにより、断熱性(保温性)とクッション性の両者を備えるようにすることができる。
ここで、独立気泡発泡合成樹脂層13aの厚さを5mm程度以下とすることにより、フィット感が良好となり、一層保温性能を高めることができる。
また、連続気泡発泡合成樹脂材料や固綿の周囲をフィルム13cで包んで使用することにより、断熱性(保温性)を高めることができる。
易折曲部13dの形成方法は、成形したクッション材13に切り込みや熱成形によって切れ目や溝を入れることにより形成したり、クッション材13の成形時に切れ目や溝を入れることにより形成することができる。
また、切れ目や溝の形状は、矩形、V形状等、任意の形状とすることができ、切れ目や溝の入れ方も、片面側、両面側(同じ位置)、両面側(千鳥状)等、任意に選択することができる。
これにより、クッション材13を易折曲部13dで簡単に折曲げることができる。
これにより、易折曲部13dからクッション材13が破断しにくくすることができる。
これにより、クッション材13をクッション材13が途切れた部分で簡単に折曲げることができる。
これにより、コンパクトに収納することができる。
具体的には、図8に示すように、膝掛けと座布団を兼ねるように椅子の脚部から座部にかけて配置したり(1A)、腰部を保温できるようにそれよりやや上に配置したり(1B)、座布団と背当てを兼ねるようにそれより上の椅子の座部から背部にかけて配置したり(1C)、座布団として使用するために椅子の座部に二つ折りにして配置したり(1D)、腰当てとして使用するために椅子の座部に四つ折りにして(又は丸めて)配置したり(1E)、さらには、図1Aに示すように、展開した状態で床面に敷くことによって敷きマットとして用いることができる。
この多目的布製品1は、袋状部12が、矩形状のシート状部材11の外方に延設した突出部12aを備えるようにしている。
これにより、身体全体に適用することができる多目的布製品を提供することができる。
11 シート状部材
12 袋状部
12a 突出部
13 クッション材
13a 独立気泡発泡合成樹脂層
13b 連続気泡発泡合成樹脂層
13c フィルム
13d 易折曲部
Claims (6)
- シート状部材の幅方向の中央部に略全長に亘って袋状部を形成し、該袋状部にクッション材を収容してなることを特徴とする多目的布製品。
- クッション材が、独立気泡発泡合成樹脂層と連続気泡発泡合成樹脂層とが積層されたシート材からなることを特徴とする請求項1に記載の多目的布製品。
- クッション材が、空気を注入して膨らますことができる空気袋からなることを特徴とする請求項1に記載の多目的布製品。
- クッション材に、クッション材を折曲可能にする幅方向に延びる易折曲部を、複数、長さ方向に間隔をあけて形成してなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の多目的布製品。
- 袋状部に、複数の短尺のクッション材を長さ方向に並べて収容してなることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の多目的布製品。
- 袋状部が、矩形状のシート状部材の外方に延設した突出部を備えてなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の多目的布製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015226372A JP2017093549A (ja) | 2015-11-19 | 2015-11-19 | 多目的布製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015226372A JP2017093549A (ja) | 2015-11-19 | 2015-11-19 | 多目的布製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017093549A true JP2017093549A (ja) | 2017-06-01 |
Family
ID=58803159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015226372A Pending JP2017093549A (ja) | 2015-11-19 | 2015-11-19 | 多目的布製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017093549A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112004442A (zh) * | 2018-05-31 | 2020-11-27 | 株式会社Mtg | 缓冲装置及缓冲件 |
-
2015
- 2015-11-19 JP JP2015226372A patent/JP2017093549A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112004442A (zh) * | 2018-05-31 | 2020-11-27 | 株式会社Mtg | 缓冲装置及缓冲件 |
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