JP2007117647A - 敷設具 - Google Patents

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太 山井
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Abstract

【課題】座布団やクッションとして使用する以外にも、丸めて枕として使用したり、また、複数個横に並べてマットとして使用することができる敷設具を提供すること。
【解決手段】クッション性を有する敷設具本体1の周縁部に、この敷設具本体1の厚みよりも薄厚にして所定幅を有する連結辺部2を設け、この敷設具本体1の一側に存する一側連結辺部2aの表面若しくは裏面若しくは表裏両面に係止部材3aを設け、この一側連結辺部2aに対して少なくとも反対側に存する反対側連結辺部2bの裏面若しくは表面若しくは表裏両面に、前記係止部材3aが着脱自在に係合する係合部材3bを設けた構成の敷設具。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、座布団やクッション等として使用できる敷設具に関するものである。
屋外キャンプ等においては、例えば、座った時に地面の凹凸を吸収したり、地面からの湿気や冷気を防ぐことを目的として携帯クッションが用いられている。
出願人は、このような携帯クッションに、単独で座布団やクッションとして使用する以外にも、丸めた状態を保持して枕として使用でき、この携帯クッションを複数個横に並べた状態を保持して大型のマット等として利用できる機能をもたせれば、屋外キャンプ等の快適性の向上を図ることができて実用性が向上するのではないかと着眼して本発明を完成させた。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
クッション性を有する敷設具本体1の周縁部に、この敷設具本体1の厚みよりも薄厚にして所定幅を有する連結辺部2を設け、この敷設具本体1の一側に存する一側連結辺部2aの表面若しくは裏面若しくは表裏両面に係止部材3aを設け、この一側連結辺部2aに対して少なくとも反対側に存する反対側連結辺部2bの裏面若しくは表面若しくは表裏両面に、前記係止部材3aが着脱自在に係合する係合部材3bを設けて、この敷設具本体1を折り畳んで前記一側連結辺部2aと前記反対側連結辺部2bとを近接させた際に、この反対側連結辺部2bの裏面若しくは表面の前記係合部材3bと前記一側連結辺部2aの表面若しくは裏面の前記係止部材3aを係合させることでこの折り畳み状態を保持し得るように構成し、且つ複数の敷設具本体1を横に並べて隣接する前記一側連結辺部2aと前記反対側連結辺部2bとを近接させた際に、この反対側連結辺部2bの裏面若しくは表面の前記係合部材3bと前記一側連結辺部2aの表面若しくは裏面の前記係止部材3aを係合させることでこの複数の敷設具本体1を連結し得るように構成したことを特徴とする敷設具に係るものである。
また、前記連結辺部2を前記敷設具本体1に対して折曲自在に設け、この敷設具本体1を折り畳んで前記一側連結辺部2aと前記反対側連結辺部2bとを近接させた際に、この反対側連結辺部2bと前記一側連結辺部2aとを互いに重なり合う方向に折曲させて前記係止部材3aと前記係合部材3bとを係合させることでこの折り畳み状態を保持し得るように構成したことを特徴とする請求項1に記載の敷設具に係るものである。
また、前記係止部材3aを前記敷設具本体1の一側連結辺部2aの表面若しくは裏面若しくは表裏両面に、この一側連結辺部2aの長手方向に沿って設けると共に、前記係合部材3bを前記敷設具本体1の反対側連結辺部2bの裏面若しくは表面若しくは表裏両面に、この反対側連結辺部2bの長手方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の敷設具に係るものである。
また、前記係止部材3aと前記係合部材3bとは、面ファスナーやホック等の雌雄係合部材を採用することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の敷設具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、単独で座布団やクッションとして使用できるだけでなく、敷設具本体を折り畳み状態に保持して枕として使用することも、複数の敷設具本体を並べて連結状態に保持してマット等として使用することもできる非常に便利な敷設具となり、しかも、敷設具本体の周縁部に設けた薄厚な連結辺部の表面若しくは裏面若しくは表裏両面に係止部材と係合部材とを設けるから、厚みのある敷設具本体の表面に係止部材・係合部材を設けるような構成に比べて、体裁良好である上、係止部材・係合部材が座り心地等を阻害することもないし、横に並べて連結した場合に隣接する敷設具本体同士の段差を生じ難い等、非常に便利に使い心地良く利用することができる極めて実用性に秀れた敷設具となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、敷設具本体を折り畳んで近接する一側連結辺部と反対側連結辺部とを互いに重なり合う方向に屈曲させてこの一側連結辺部の表面の係止部材と前記反対側連結辺部の裏面の係合部材とを係合するから、折り畳み状態に保持した敷設具本体に元の状態に戻ろうとする復帰力が生じても、敷設具本体の折り畳み状態を確実に保持できる極めて実用性に秀れた敷設具となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、一側連結辺部の長手方向に沿って設けた係止部材と反対側連結辺部の長手方向に沿って設けた係合部材とによる確実で強固な係合を行うことができるから、敷設具本体の折り畳み状態や連結状態を一層良好に保持することができる極めて実用性に秀れた敷設具となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、面ファスナーやホック等の雌雄係合部材を採用するから、低コストで安価な製品を提供可能となるうえに、敷設具本体を折り畳み状態に保持する際の係合作業も、横並びに連結する際の係合作業も容易に行える極めて実用性に秀れた敷設具となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の敷設具は、座布団9やクッションとして使用できるだけでなく、枕4として使用することも、複数連結して大型のマット5として使用することもできる。
具体的には、敷設具本体1を折り畳んで一側連結辺部2aと反対側連結辺部2bとを近接し、この反対側連結辺部2bの裏面若しくは表面の係合部材3bと前記一側連結辺部2aの表面若しくは裏面の係止部材3aとを係合することで、この敷設具本体1の折り畳み状態を保持でき、この折り畳み状態に保持した敷設具本体1を枕4として使用することができる。
また、複数の敷設具本体1を横に並べて、隣接する前記一側連結辺部2aと前記反対側連結辺部2bとを近接し、この反対側連結辺部2bの裏面若しくは表面の係合部材3bと前記一側連結辺部2aの表面若しくは裏面の係止部材3aとを係合することで、この複数の敷設具本体1を連結状態に保持でき、任意の形状・大きさのマット5を形成することができる。
また、敷設具本体1の周縁部に、敷設具本体1の厚みよりも薄厚にして所定幅を有する連結辺部2を設け、この連結辺部2の表面若しくは裏面若しくは表裏両面に前記係止部材3a・係合部材3bを設ける本発明によれば、クッション性を有する敷設具本体1の表裏面に係止部材3a・係合部材3bが設けられる場合と異なり、敷設具本体1でクッション性を保って支承した人体にこの係止部材3a・係合部材3bが直接接触することがないので、例えば、座り心地等の使い心地を損なうことがない。
また、厚みのある敷設具本体1の表裏面に係止部材3a・係合部材3bが表出していると体裁が良いものではないが、敷設具本体1の周縁部でしかも薄厚な連結辺部2に係止部材3a・係合部材3bを設けることで、敷設具本体1の体裁を良好に保つことができる。
更に、敷設具本体1の厚みのある部位同志を重ねて連結する構成でないため、複数の敷設具本体1を並べて連結する場合に隣接する敷設具本体1同志の段差を生じ難く、マット5として使用する際の使い心地が良好となる。
また、例えば、敷設具本体1を折り畳んで一側連結辺部2aと反対側連結辺部2bとを近接させた際に、この反対側連結辺部2bと前記一側連結辺部2aとを互いに重なり合う方向に屈曲させてこの一側連結辺部2aの表面の係止部材3aと前記反対側連結辺部2bの裏面の係合部材3bとを係合する構成とすれば、折り畳み状態に保持した敷設具本体1に元の状態に戻ろうとする復帰力が生じても、この復帰力が係止部材3aと係合部材3bとの係合方向と反対方向の離反方向には作用せず、係止部材3aと係合部材3bの係合方向と略直交する方向に作用して、係合状態の係止部材3aと係合部材3b同志を互いに横ズレさせようとする力が働くことになるので、係合方向と反対方向の離反力には弱いが、この離反力と直交する方向の横ズレさせようとする力に対しては強い係脱阻止作用を奏する面ファスナーやスナップ等を係止部材3a・係合部材3bとして使用する簡易構造でも、敷設具本体1の折り畳み状態を確実に保持できる本発明の敷設具を実現可能となる。
また、例えば、敷設具本体1の一側連結辺部2aの表面に係止部材3aを設け、反対側連結辺部2bの裏面に係合部材3bを設けた構成とすれば、この敷設具本体1を複数横に並べて連結する際に、敷設具本体1の一側連結辺部2aの表面に係止部材3aを設け、反対側連結辺部2bの表面に係合部材3bを設けた敷設具本体1を複数横に並べて連結する場合と異なり、隣接する一方の敷設具本体1と他方の敷設具本体1の表面と裏面とを互い違いとなるよう配設せずとも簡単に、一方の敷設具本体1の一側連結辺部2aの係止部材3aと他方の敷設具本体1の反対側連結辺部2bの係合部材3bとを係合でき、隣接する敷設具本体1同志の連結作業も簡単な本発明の敷設具を実現可能となる。
また、例えば、前記連結辺部2を敷設具本体1に対して折曲自在に設け、この敷設具本体1を折り畳んで前記一側連結辺部2aと前記反対側連結辺部2bとを近接させた際に、この反対側連結辺部2bと前記一側連結辺部2aとを互いに重なり合う方向に折曲させてこの一側連結辺部2aの表面の係止部材3aと前記反対側連結辺部2bの裏面の係合部材3bとを係合させることでこの折り畳み状態を保持し得る構成とすれば、敷設具本体1を折り畳んだ状態で、反対側連結辺部2bと一側連結辺部2aとを互いに重なり合う方向に折曲して簡単に一側連結辺部2aの表面の係止部材3aと反対側連結辺部2bの裏面の係合部材3bとを係合できることになり、敷設具本体1の復帰力により係合状態の係止部材3aと係合部材3bを横ズレさせようと力を生じる状況を簡単且つ確実に実現できるようになる。
また、例えば、前記係止部材3aを前記敷設具本体1の一側連結辺部2aの表面若しくは裏面若しくは表裏両面に、この一側連結辺部2aの長手方向に沿って設けると共に、前記係合部材3bを前記敷設具本体1の反対側連結辺部2bの裏面若しくは表面若しくは表裏両面に、この反対側連結辺部2bの長手方向に沿って設けた構成とすれば、係止部材3aと係合部材3bとが一側連結辺部2aと反対側連結辺部2bの一部分だけに設けられる場合と異なり、長手方向に沿って設けられた係止部材3aと係合部材3bとによる確実で強固な係合作用が得られることになり、敷設具本体1の折り畳み状態や連結状態を一層良好に保持することができる。
また、例えば、前記係止部材3aと前記係合部材3bとは、面ファスナーやホック等の雌雄係合部材を採用する構成とすれば、量産性に秀れコストダウンが可能となるうえ容易な操作で敷設具本体1の折り畳み状態や複数の敷設具本体1の連結状態をつくり出すことができるものとなる。即ち、面ファスナーやホック等の雌雄係合部材は安価であり、連結辺部2への取り付けも容易であるため、量産性に秀れコストダウンが可能となる。また、面ファスナーやホック等の雌雄係合部材は、係合・係脱作業が簡単に行えるから容易に敷設具本体1の折り畳みした際の係合操作も複数の敷設具本体1の連結する際の係合操作も容易に行われる上、元に戻す作業も容易に行われる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、座布団9やクッションとして使用できるだけでなく、枕4として使用することも、複数連結して大型のマット5として使用することもできる敷設具であり、クッション性を有する敷設具本体1の周縁部に、この敷設具本体1の厚みよりも薄厚にして所定幅を有する連結辺部2を設けた場合である。
前記敷設具本体1は、図1に示すように、ウレタンフォームやスポンジフォーム等のクッション性に富む所定厚みのクッション材6と該クッション材6を被覆するカバー材7とによりなる構成としている。
尚、クッション材6は本実施例以外にも、繊維状物やビーズ状物等適宜なクッション性を有する詰め物を採用し、これらをカバー材7内部に内臓するようにしても良い。
本実施例は具体的には、略四角形の前記クッション材6と、このクッション材6よりも大きな略四角形の上側カバー材7aと下側カバー材7bとからなる構成としている。従って、前記クッション材6を介して前記上側カバー材7aと下側カバー材7bとを配設した敷設具本体1には、この下側カバー材7bと上側カバー材7aの外周縁同志が重なり合ってなる周縁部が形成される。
本実施例は、前記周縁部を構成する前記上側カバー材7aと下側カバー材7bの重合部分が一体になるように縫着あるいは接着することで、敷設具本体1に対して折曲自在な、薄厚で所定幅の連結辺部2を形成している。
尚、前記クッション材6を被覆する前記上側カバー材7aと下側カバー材7bとして、通気性が低いか通気性を有さない難通気性のカバー材7a・7bを採用している。従って、本実施例の敷設具本体1は、人体を支承してもクッション材6の空気が直ちに抜けてしまうといったことがなく、クッション性が保持される。
また、本実施例は、図2に示すように、前記連結辺部2の一側の一側連結辺部2aの表面(上側カバー材7aの面)に係止部材3aを設けた構成とし、この一側連結辺部2aに対して反対側の反対側連結辺部2bの裏面(下側カバー材7bの面)に、前記係止部材3aが着脱自在に係合する係合部材3bを設けた構成としている。
尚、本実施例の一側連結辺部2aの裏面若しくは表裏両面に係止部材3aを設け、反対側連結辺部2bの表面若しくは表裏両面に係合部材3bを設けても良い。
具体的には、前記係止・係合部材3a・3bとして、雌雄係合構造の面ファスナー3a・3bを採用し、この面ファスナー3a・3bを前記敷設具1の一側連結辺部2aと反対側連結辺部2bの長手方向に沿って夫々設けた構成としている。
更に具体的には、所定幅のテープ状の一対の面ファスナー3a・3bを、一側連結辺部2aと反対側連結辺部2bの長手方向の長さと略同等となる長さにカットして、このカットした面ファスナー3a・3bを薄厚な一側連結辺部2aと反対側連結辺部2bの長手方向に夫々沿うように縫い付けしている。
尚、連結辺部2から面ファスナー3a・3bが剥がれない構成とするには、連結辺部2と面ファスナー3a・3bとを縫い付けることが好ましいが、接着強度が十分に得られるのであれば適宜な接着剤による接着を採用しても良い。
また、本実施例以外にも、一側連結辺部2aと反対側連結辺部2bの長手方向に所定間隔で複数の短い面ファスナー3a・3bを部分的に設けた構成としても良い。
尚、本実施例は、市販品の中から例えば幅や長さ等、目的に応じた面ファスナー3a・3bを適宜選択するようにすれば良く、フックとループが別々に設けられたタイプの面ファスナー3a・3bや、フックとループが混在したタイプの面ファスナー3a・3b等、適宜な面ファスナー3a・3bを採用することができる。
尚、本実施例の面ファスナー3a・3b以外にも、雌雄係合構造の止着具であればホック等の適宜なものを採用して良い。
更に、本実施例は、前記敷設具本体1の一端縁に通気調整部8を設けた構成としている。
前記通気調整部8は、具体的には、周縁部の重なり合う上側カバー材7aと下側カバー材7bの間に通気調整筒8aを挿通固定し、敷設具本体1の内外の通気(即ち、クッション材6の空気の出入り)を調整する構成としている。
前記通気調整筒8aには、調整弁8bが設けられている。この調整弁8bが設けられた通気調整筒8aは、調整弁8bが閉じた状態では通気しないが、調整弁8bの開き度合いを大きくする程、通気量が増大する構成としている。従って、例えば調整弁8bの開き度合いを大きくして敷設具本体1の折り畳みを容易にしたり、調整弁8bの開き度合いを小さくして人体を支承する際の敷設具本体1のクッション性を保持することが可能となる。
以下に、本実施例の具体的な使用方法について説明する。
本実施例を枕4として使用する場合には、図3,4に示すように、敷設具本体1を折り畳んで、前記一側連結辺部2aと前記反対側連結辺部2bとを近接させ、この反対側連結辺部2bと前記一側連結辺部2aとを互いに重なり合う方向に折り曲げてこの一側連結辺部2aの表面の面ファスナー3aと前記反対側連結辺部2bの裏面の面ファスナー3bとを係合することで、この敷設具本体1の折り畳み状態を保持して枕4とする。
また、本実施例をマット5として使用する場合には、図5に示すように、複数の敷設具本体1(図5においては三枚)を横に並べて、隣接する一方の敷設具本体1の一側連結辺部2aと他方の敷設具本体1の反対側連結辺部2bとを近接し、この反対側連結辺部2bの裏面の面ファスナー3bと前記一側連結辺部2aの表面の面ファスナー3aとを係合することで、この複数の敷設具本体1の連結を保持して大型のマット5とする。
更に、本実施例は図6に示すように、二枚の敷設具本体1を重ねて、一方の敷設具の一側連結辺部2aの表面の面ファスナー3aと他方の敷設具の反対側連結辺部2bの裏面の面ファスナー3bを係合するとともに、一方の敷設具の反対側連結辺部2bの裏面の面ファスナー3bと他方の敷設具の一側連結辺部2aの表面の面ファスナー3aを係合することで、この敷設具本体1が二枚重なった厚みのあるクッション性の良好な座布団9やクッションとすることもできる。
よって、本実施例によれば、体裁の良い敷設具となるうえ、この敷設具を単独で座布団9やクッションとして使用するだけでなく、丸めて枕4としたり、複数横に並べて連結させてマット5としたり、二枚重ねて厚みのある座布団9やクッションとする等して便利に使用することができ、使い心地も良く、更に製造が容易で量産性に秀れコストダウンが可能な敷設具となる。
即ち、本実施例は、敷設具本体1の周縁部に、敷設具本体1の厚みよりも薄厚な所定幅の連結辺部2を設け、この連結辺部2に面ファスナー3a・3bを設けるから、敷設具本体1でクッション性を保って支承した人体にこの面ファスナー3a・3bが直接接触することがなく使い心地を損なうことがないうえ、敷設具本体1の体裁を良好に保つことができる。
更に、敷設具本体1の厚みのある部位同志を重ねて連結する構成でないため、複数の敷設具本体1を並べて連結する場合に隣接する敷設具本体1同志の段差を生じ難く、マット5として使用する際の使い心地が良好となる。
また、本実施例は、連結辺部2を敷設具本体1に対して折曲自在に設け、敷設具本体1を折り畳んで一側連結辺部2aと反対側連結辺部2bとを近接させた際に、この反対側連結辺部2bと前記一側連結辺部2aとを互いに重なり合う方向に屈曲させてこの一側連結辺部2aの表面の面ファスナー3aと前記反対側連結辺部2bの裏面の面ファスナー3bとを係合する構成とするから、折り畳み状態に保持した敷設具本体1に元の状態に戻ろうとする復帰力が生じても、この復帰力が面ファスナー3a・3bの係合方向と反対方向の離反方向には作用せず、面ファスナー3a・3bの係合方向と略直交する方向に作用して、係合状態の面ファスナー3a・3b同志を互いに横ズレさせようとする力が働くことになるので、係合方向と反対方向の離反力には弱いが、この離反力と直交する方向の横ズレさせようとする力に対しては強い係脱阻止作用を奏する面ファスナーによる簡易構造でも、敷設具本体1の折り畳み状態を簡単且つ確実に保持できる。
また、本実施例は、敷設具本体1の一側連結辺部2aの表面に面ファスナー3aを設け、反対側連結辺部2bの裏面に面ファスナー3bを設けた構成とするから、この敷設具本体1を複数横に並べて連結する際に、敷設具本体1の一側連結辺部2aの表面に面ファスナー3aを設け、反対側連結辺部2bの表面に面ファスナー3bを設けた敷設具本体1を複数横に並べて連結する場合のように、隣接する両敷設具本体1の表面(上側カバー材7aの面)と裏面(下側カバー材7bの面)とを互い違いとなるよう配設せずとも簡単に、一方の敷設具本体1の面ファスナー3aと他方の敷設具本体1の面ファスナー3bとを係合でき、隣接する敷設具本体1同志の連結作業も容易となる。
また、本実施例は、面ファスナー3a・3bを一側連結辺部2a・反対側連結辺部2bの長手方向に沿って設けから、面ファスナー3a・3bによる確実で強固な係合作用が得られ、敷設具本体1の折り畳み状態や連結状態を一層良好に保持することができる。
また、本実施例は、面ファスナー3a・3bを採用するから、低コストでありながら簡単にワンタッチで係合作業がスピーディに行えしかも確実な係合を達成することができる。即ち、面ファスナーは安価であり、連結辺部2への取り付けが容易であるため、量産性に秀れコストダウンが可能となる。また、面ファスナー3a・3bは、ワンタッチで係合可能となるから容易な操作で敷設具本体1の折り畳み状態や複数の敷設具本体1の連結状態をつくり出すことができるものとなる。また、面ファスナー3a・3bは、係合・係脱作業が簡単に行えるから容易に敷設具本体1の折り畳みした際の係合操作も複数の敷設具本体1の連結する際の係合操作も容易に行われる上、元に戻す作業も容易に行われる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の敷設具の断面図である。 本実施例の敷設具の一例を示す斜視図である。 本実施例の敷設具を折り畳んで枕とした状態を示す斜視図である。 本実施例の敷設具を折り畳んで枕とした状態を示す概要図である。 本実施例の敷設具を複数連結してマットとした状態を示す概要図である。 本実施例の敷設具を二枚連結して厚みのある座布団とした状態を示す概要図である。
符号の説明
1 敷設具本体
2 連結辺部
2a 一側連結辺部
2b 反対側連結辺部
3a 係止部材
3b 係合部材

Claims (4)

  1. クッション性を有する敷設具本体の周縁部に、この敷設具本体の厚みよりも薄厚にして所定幅を有する連結辺部を設け、この敷設具本体の一側に存する一側連結辺部の表面若しくは裏面若しくは表裏両面に係止部材を設け、この一側連結辺部に対して少なくとも反対側に存する反対側連結辺部の裏面若しくは表面若しくは表裏両面に、前記係止部材が着脱自在に係合する係合部材を設けて、この敷設具本体を折り畳んで前記一側連結辺部と前記反対側連結辺部とを近接させた際に、この反対側連結辺部の裏面若しくは表面の前記係合部材と前記一側連結辺部の表面若しくは裏面の前記係止部材を係合させることでこの折り畳み状態を保持し得るように構成し、且つ複数の敷設具本体を横に並べて隣接する前記一側連結辺部と前記反対側連結辺部とを近接させた際に、この反対側連結辺部の裏面若しくは表面の前記係合部材と前記一側連結辺部の表面若しくは裏面の前記係止部材を係合させることでこの複数の敷設具本体を連結し得るように構成したことを特徴とする敷設具。
  2. 前記連結辺部を前記敷設具本体に対して折曲自在に設け、この敷設具本体を折り畳んで前記一側連結辺部と前記反対側連結辺部とを近接させた際に、この反対側連結辺部と前記一側連結辺部とを互いに重なり合う方向に折曲させて前記係止部材と前記係合部材とを係合させることでこの折り畳み状態を保持し得るように構成したことを特徴とする請求項1に記載の敷設具。
  3. 前記係止部材を前記敷設具本体の一側連結辺部の表面若しくは裏面若しくは表裏両面に、この一側連結辺部の長手方向に沿って設けると共に、前記係合部材を前記敷設具本体の反対側連結辺部の裏面若しくは表面若しくは表裏両面に、この反対側連結辺部の長手方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の敷設具。
  4. 前記係止部材と前記係合部材とは、面ファスナーやホック等の雌雄係合部材を採用することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の敷設具。
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