JP3211218U - 枕カバーおよびシーツ兼用枕カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】より単純な構造を有するとともに、ベッドの背上げ動作時における枕の滑落を確実に防止できる枕カバーおよびシーツ兼用枕カバーを提供する。【解決手段】枕カバーは、マットレス収容部23と、枕収納部25とを備えている。マットレス収容部23は正面が開口している袋状となっているので、マットレス2の一端Fを収容することによって、正面方向へのマットレス収容部23の移動が規制される。また、枕収納部25はマットレス収容部23の上面に設けられ、枕挿入口27と、袋部Jとを備えている。袋部Jは正面部が閉塞されており、枕1が正面方向へ移動することを規制する。従って、背上げ時における枕1および枕カバーの滑落を防止できる。このように、一方に開口部を有する袋状のマットレス収容部23と枕収納部25とを積層させる単純な構造によって、枕1の滑落を確実に防止できる枕カバーを実現できる。【選択図】図4

Description

本考案は、枕をカバーする枕カバー及びベッド敷布やシーツを敷いたり装着したりするという従来の使い方を継承しつつ、病院等でよくつかわれる介護用等ベッドにおいて背上げ動作時に枕の滑落を抑制するための、滑落等防止のための袋部を設けた滑落等を防止する為の、枕カバーおよび一部敷布やシーツ兼用の枕カバーに関する。
病院等で使用される患者用ベッドとして、食事等の際にベッドの背板(またはマットレス等)の一部を起こして患者を仰臥体勢から座位体勢にさせる、いわゆる背上げベッドが広く用いられている。このような、上半身部分を背上げできる背上げベッドを用いる場合、背板等を起こす際に枕が滑落してしまうという問題が懸念される。従来における枕の滑落防止品としては、固定具が設けられたベルトを連結させた枕カバーなどが提案されている(例えば、特許文献1)。このような従来の滑落防止品では、固定具をベッドの背板に結合させることにより、枕の滑落を防止させる。
特開平11−128044号公報
しかしながら、従来品における枕の滑落防止品には、脱着時において金具類や、保持するための別途付属部品類が必要不可欠であったため、ヘッドボード部に接触することや、マットレスに損傷を与えることや、装着に工業的技術が求められたりすることにより、不便・不快感を伴う場合等があった。また、枕を左右等に移動したい場合であっても容易な位置調整動作に難があった。また敷布とマットレスの隙間に枕を装着する場合も、ベッドの背上げ後に頭が離れることにより枕が滑落する等の、解決するべき他の問題が多すぎるという点で不利がある。
また、枕カバーに固定用の金具類や別途付属部品類を設ける場合、枕カバーの構造が複雑化するので、枕カバーの保管や洗浄などに支障をきたす場合がある。また、患者が当該枕カバーを用いてベッドに仰臥する場合、枕カバーにおいて複雑となった構造部分や金具類などに接触することによって、患者が不快感を受ける事態なども懸念される。
本考案は、このような事情に着目してなされたものであって、より単純な構造を有するとともに、ベッドの背上げ動作時における枕の滑落を確実に防止できる枕カバーおよびシーツ兼用枕カバーを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案では次のように構成している。
この考案は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、本考案に係る枕カバーは、マットレスを挿入するマットレス挿入口を正面部に有し前記マットレスの一端を収容する袋状のマットレス収容部と、
前記マットレス収容部の上面に設けられており枕を収納する枕収納部とを備え、
前記枕収納部は、
枕を内部に挿入させる枕挿入口と、
少なくとも正面部が閉塞されており、前記枕挿入口を介して挿入された前記枕の正面方向への移動を規制する袋状の規制部とを備えることを特徴とする。
(作用・効果)この構成によれば、マットレス挿入口を正面部に有し、マットレスの一端を収容する袋状のマットレス収容部と、当該マットレス収容部の上面に設けられている枕収納部とを備えている。マットレス収容部は袋状となっているので、マットレス挿入口を通して収容されたマットレスは、正面方向への移動が好適に規制される。従って、マットレスを背上げした場合において、マットレス収容部および枕収納部が滑落することを確実に防止できる。
枕収納部は、枕挿入口と、枕挿入口を介して挿入された枕を収納する袋状の規制部を備えている。規制部は少なくとも正面部が閉塞されており、正面方向における枕の移動を規制する。従って、マットレス等を背上げした場合において、枕の滑落は枕収納部の規制部によって確実に防止される。そして枕カバーを構成するマットレス収容部および枕収納部の各々は、一方に開口部を有する袋状の構造となっている。すなわち、金具やベルトなどの固定具を用いることなく、一方が開口している袋状の素材を積層させて固定するという単純な構造によって、枕の滑落を確実に防止できる枕カバーを実現できる。
また、上述した考案において、前記枕収納部は、前記マットレスの幅以上の長さにわたる平滑面を有する上面部を備えることが好ましい。
(作用・効果)この構成によれば、患者は枕カバーを使用する際に、平滑な上面部に頭を当接させるので、段差等に起因する違和感を受けることがない。従って、枕カバー使用時における快適性をより向上できる。また平滑面の幅はマットレス2の幅以上の長さであるので、患者は自身の頭部を枕と共にマットレスの幅方向へ移動した場合であっても頭部を平滑面に当接できる。従って、快適性を向上しつつ、枕の位置調整可能範囲をより広げることができる。
また、上述した考案において、前記枕挿入口は、前記枕挿入口が開いている状態と、前記枕挿入口が閉じている状態とを適宜切り換える第1開閉切り換え手段を備えることが好ましい。
(作用・効果)この構成によれば、枕挿入口の開閉を切り換え可能であるので、枕を枕収納部の内部へ挿入させる場合のみ枕挿入口を開いた状態に切り換えることができる。そして枕を収納させた枕カバーを用いる際は、枕挿入口を閉じた状態に切り換えることにより、枕挿入口を通して枕が枕カバーの外部へ抜け出てしまう事態を回避できる。
また、上述した考案において、前記マットレス挿入口は、前記マットレス挿入口が開いている状態と、前記枕挿入口が閉じている状態とを適宜切り換える第2開閉切り換え手段を備えることが好ましい。
(作用・効果)この構成によれば、マットレス挿入口の開閉を切り換え可能であるので、マットレスを収容させる場合のみマットレス挿入口を開いた状態に切り換えることができる。そして枕カバーを使用しない場合は、マットレス挿入口を閉じた状態に切り換えることにより、マットレス挿入口を通して埃等が内部に入り込むような事態を回避できる。
この考案は、このような目的を達成するために、次のような構成をとってもよい。
すなわち、本考案に係る枕カバーは、上半身部分を背上げ可能なベッドに用いられる枕カバーであって、
マットレスを挿入するマットレス挿入口を正面部に有し前記マットレスの一端を収容する袋状のマットレス収容部と、
前記マットレス収容部の上面に設けられており枕を収納する枕収納部とを備え、
前記枕収納部は、
枕を内部に挿入させる枕挿入口と、
少なくとも正面部が閉塞されており、前記枕挿入口を介して挿入された前記枕の正面方向への移動を規制する袋状の規制部と、
前記マットレスの幅以上の長さにわたる平滑面を有する上面部とを備え、
前記枕挿入口は、
前記枕収納部の下面に設けられ、かつ前記マットレス挿入口と連通接続しており、
前記マットレス収容部および前記枕収納部は、巻回されて側端部の各々が接合されている単一のシート材によって構成されているものである。
(作用・効果)この構成によれば、マットレス挿入口を正面部に有し、マットレスの一端を収容する袋状のマットレス収容部と、当該マットレス収容部の上面に設けられている枕収納部とを備えている。マットレス挿入口を通して収容されたマットレスは、袋状となっているマットレス収容部によって正面方向への移動が好適に規制される。従って、マットレスを背上げした場合において、マットレス収容部および枕収納部が滑落することを確実に防止できる。
枕収納部は、枕挿入口と、枕挿入口を介して挿入された枕を収納する袋状の規制部を備えている。規制部は少なくとも正面部が閉塞されており、正面方向における枕の移動を規制する。従って、マットレス等を背上げした場合において、枕の滑落は枕収納部の規制部によって確実に防止される。そして枕カバーを構成するマットレス収容部および枕収納部の各々は、一方に開口部を有する袋状の構造となっている。すなわち、金具やベルトなどの固定具を用いることなく、一方が開口している袋状の素材を積層させて固定するという単純な構造によって、枕の滑落を確実に防止できる枕カバーを実現できる。
また、枕挿入口は枕収納部の下面に設けられ、かつマットレス挿入口と連通接続しているので、マットレス挿入口と枕挿入口とを別に設ける必要がない。すなわち枕カバーに形成される孔部を低減して表面の平滑性を向上できる。また、患者は枕カバーを使用する際に、平滑な上面部に頭を当接させるので、段差等に起因する違和感を受けることがない。従って、枕カバー使用時における快適性をより向上できる。
そして、巻回されて側端部の各々が接合されている単一のシート材によって、マットレス収容部および枕収納部からなる枕カバーが構成される。すなわち、従来のような複雑な固定具を用いる必要がなく、単一のシート材と側端部を接合させる単純な接合具のみによって、滑落を確実に防止できる枕カバーを作製できる。その結果、枕カバーのコストを低減できる。また、側端部のみに接合具が設けられるので、側端部を除く広い範囲を平滑な状態とすることができる。従って、患者は平滑な面に頭部を当接させつつ、広範囲において頭部の位置を調整できるので、患者が不便・不快に感じることをより確実に回避できる。
また、上述した考案において、前記側端部の各々が接合されている接合状態と、前記側端部の各々の接合が解除されて前記シート材が平坦なシート状となっている非接合状態とを切り換える接合切り換え手段を備えていることが好ましい。
(作用・効果)この構成によれば、接合切り換え手段によって、側端部の各々が接合されて袋状のマットレス収容部および枕収納部が構成されている接合状態と、接合が解除されてシート材が平坦なシート状となっている非接合状態とを適宜切り換えることができる。すなわち、枕カバーを使用しない場合、特に枕カバーを洗浄する場合において、枕カバーを平坦なシート状にできる。従って、枕カバーの保管や洗浄が容易となるとともに、洗浄の際に袋状となっているマットレス収容部等の内部に糸屑や塵や堆積するといった事態を回避できる。その結果、枕カバーの清潔性をより向上できる。
また、上述した考案において、枕カバーとシーツとが一体化しているシーツ兼用枕カバーであってもよい。この場合、枕カバーとシーツとを別に用意する必要がなく、枕とマットレスとシーツ兼用枕カバーとを用いるだけで、枕の滑落を防止できる背上げベッドを実現できる。
このように、本考案に係る枕カバーおよびシーツ兼用枕カバーによれば、より単純な構造を有するとともに、ベッドの背上げ動作時における枕の滑落を確実に防止できる枕カバーを提供することができる。
また、本考案に係る枕カバーによれば、敷布・シーツと同等素材を使い、ベッド・マットレスをそのサイズにおいてカバーしつつ、内部に枕を収納できる袋部を設けることにより、背板を可変させても枕が容易に滑落することを防ぐのに有効であり、従来の枕カバー及び敷布・シーツの制作方法を、袋部を付属させるによる製造便利性と量産性の機能を有するのに極めて有効である。
実施例1に係る枕カバーの全体構成を示す斜視図である。 実施例1に係る枕カバーの各部の全体構成を示す斜視図である。(a)はマットレス収容部の全体構成を示しており、(b)は枕収納部の全体構成を示している。 実施例1に係る枕カバーの内部構成を示す図である。(a)は枕カバーの断面斜視図であり、(b)は枕カバーの断面図である。 実施例1に係る枕カバーの使用態様を示す断面図である。(a)はマットレスおよび枕を挿入する前の状態を示す図であり、(b)はマットレスを挿入した後の状態を示す図であり、(c)はマットレスに加えて枕を挿入した後の状態を示す図である。 実施例1に係る枕カバーに枕およびマットレスを挿入した状態を示す断面図である。 実施例1に係る枕カバーに枕およびマットレスを挿入した状態を示す平面図である。 実施例1に係る枕カバーを作製する過程を説明する図である。(a)は枕カバーを構成する敷布が単一のシート状となっている状態を示す図であり、(b)は敷布を巻回させてマットレス収納用挿入口および枕挿入口を形成させた状態を示す図であり、(c)は巻回された敷布の側端部を接合させて側端部を閉塞させた状態を示す図である。 実施例2に係る枕カバーの構成を示す図である。(a)は枕カバーの全体構成を示す斜視図であり、(b)はマットレス収容部の全体構成を示す斜視図であり、(b)は枕収納部の全体構成を示す斜視図である。 実施例2に係る枕カバーの使用態様を示す断面図である。(a)はマットレスおよび枕を挿入する前の状態を示す図であり、(b)はマットレスを挿入した後の状態を示す図であり、(c)はマットレスに加えて枕を挿入した後の状態を示す図である。 変形例に係る枕カバーの全体構成を示す斜視図である。(a)は枕収納部が略台形の形状となっている構成を示す図であり、(b)は枕収納部が略かまぼこ状となっている構成を示す図であり、(c)は巻回させた敷布の側端部を閉塞させずに接合固定させる変形例を示す図である。 変形例に係る枕カバーの構成を示す図である。(a)は敷布を内側へ2回折り曲げてマットレス収納用挿入口および枕挿入口を形成させた状態を示す図であり、(b)は折り曲げられた敷布の側端部を接合させて側端部を閉塞させた状態を示す平面図である。 変形例に係るシーツ兼用枕カバーの全体構成を示す斜視図である。(a)は実施例1に係る枕カバーとシーツとを一体化させたシーツ兼用枕カバーの斜視図であり、(b)は実施例1に係る枕カバーとシーツとを一体化させたシーツ兼用枕カバーのxz平面における断面図であり、(c)は実施例2に係る枕カバーとシーツとを一体化させたシーツ兼用枕カバーの断面図である。
以下、本考案の実施例1を図面に基づいて説明する。なお本実施例1に係る枕カバーにおいて、「正面側」とはベッドまたはマットレスに仰臥する患者の足に近い側を意味し、「背面側」とは当該患者の頭に近い側を意味する。「上面側」とはベッドに仰臥する患者から見て腹側を意味し、「底面側」とは患者の背中側を意味する。そして「正面方向」とは、ベッドまたはマットレスに仰臥した患者における、頭側から足側へ向かう方向を意味する。
<全体構成の説明>
実施例1に係る枕カバー21は図1に示すように、マットレス収容部23と、枕収納部25とが積層された構成を有している。枕収納部25は、マットレス収容部23の上面側に配設される。枕カバー21を構成するマットレス収容部23および枕収納部25は、後述するように、シート状素材である敷布6によって構成される。敷布6の材料としては、適宜材料を選択してよいが、一般的な敷布・シーツに用いられる素材と同様に、各種の繊維、布、ビニール材を例とする薄く柔軟な素材であることが特に好ましい。実施例1では敷布6としてシーツと同様の布地を用いることとする。敷布6は本考案におけるシート材に相当する。
マットレス収容部23は図2(a)に示すように、上面部23aと、底面部23bと、背面部23cと、側面部23dとを有しており、全体として一方(正面側)が開口している袋状となっている。上面部23a、底面部23b、背面部23c、および側面部23dは敷布6によって構成される。
マットレス収容部23の正面側はマットレス収納用開口部14が形成されており、マットレス収納用開口部14を介してマットレス2をマットレス収容部23の内部へ収容させる。マットレス収納用開口部14の横幅は、マットレス2の幅3(短手方向の長さ)以上となるように構成される。
マットレス収容部23の上面部23aの一部には、上面開口部17が形成されている。後述する枕1は、上面開口部17を通して枕収納部25へ収納される。また、上面開口部17はマットレス収納用開口部14と連通接続されている。マットレス収納用開口部14は、本考案におけるマットレス挿入口に相当する。
枕収納部25は図2(a)に示すように、上面部25aと、底面部25bと、背面部25cと、側面部25dと、正面部25eとを有しており、全体として底面の一部が開口している袋状となっている。上面部25a、底面部25b、背面部25c、側面部25d、および正面部25eは敷布6によって構成され、後述するマットレス2の一端Fにおける各々の面を覆う機能を有する。
枕収納部25の底面部25bは、マットレス収容部23の上面部23aと一体となっており、上面部23aおよび底面部25bは、枕の滑落を防止する滑落防止用塞ぎ部10として機能する。枕収納部25の底面部25bの一部には、枕1を内部に挿入させる挿入口として機能する枕挿入口27が形成されている。枕挿入口27はマットレス収容部23の上面開口部17と連通接続されており、後述する枕1は枕挿入口27を通して枕収納部25へ収納される。
枕収納部25はさらに、図3(b)などにおいて符号Jで示される袋部を備えている。袋部Jは、上面部25a、底面部25b(滑落防止用塞ぎ部10)、側面部25d、正面部25eの各々を構成する敷布6によって構成されている。袋部Jは少なくとも正面部25eが閉塞されており、図6において符号Kで示されている、正面方向への枕1の移動を規制する。袋部Jは本考案における規制部に相当する。
なお、図3(a)および図3(b)において、枕カバー21の断面斜視図および断面図を示している。各図における断面は、xz平面における断面を表している。また図1〜図3の各々は、使用時において枕カバー21を縦方向(z方向)に膨らませた状態を示しているが、敷布6が柔軟で薄い素材で構成されている場合、不使用時は枕カバー21を全体として薄く平坦な状態とすることができる。
<使用態様の説明>
ここで、枕カバー21の使用態様について説明する。実施例1に係る枕カバー21を使用する場合、まずマットレス2の一端Fをマットレス収納用開口部14に挿入し(図4(a))、マットレス2の一端Fをマットレス収容部23に収容させる(図4(b))。
その後、収容されたマットレス2とマットレス収納用開口部14との隙間から枕1を挿入する。そしてマットレス収納用開口部14、上面開口部17、および枕挿入口27の順に枕1を通過させることによって枕1を枕収納部25へ挿入し、枕1を滑落防止用塞ぎ部10の上面に載置させる(図4(c))。滑落防止用塞ぎ部10の上面に載置させることによって、枕1は枕収納部25に収納される。なお、枕1を収納させてからマットレス2を収容させてもよい。マットレス2の収容および枕1の収納が完了した状態の平面図は、図6に示されている。
マットレス収容部23に収容されたマットレス2の上面、底面、背面、側面の各々は、マットレス収容部23の上面部23a、底面部23b、背面部23c、および側面部23dの各々によって覆われる。そして側面部23dによって上面部23a、底面部23b、および背面部23cが固定されている。そのため、図6に示すようにマットレス2の背上げを実行した場合、上面部23aや背面部23cが矢印Kの方向へ滑ることがない。
従って、マットレス収容部23、およびマットレス収容部23に積層固定されている枕収容部25の滑落を確実に防止できる。このように、一方に開口部を有する袋状となっているマットレス収容部23を用いてマットレス2の一端Fの全体を覆うことにより、収容されたマットレス2は閉塞された背面部23cなどによって正面方向への移動が規制される。そのため、マットレス2の背上げを行い、マットレス2の位置が図5において符号7で示される位置から、符号8または符号9で示される位置へ変位した場合において、マットレス収容部23が符号Kで示す方向へ滑落することを回避できる。
枕収納部25に収納された枕1の上面、底面、背面、側面、正面の各々は、上面部25a、底面部25b、背面部25c、側面部25d、および正面部25eの各々によって覆われる。そして側面部25dによって上面部25a、底面部25b、背面部25c、および正面部25eが固定されている。
また、上面部25a、底面部25b(滑落防止用塞ぎ部10)、側面部25d、および正面部25eは、矢印Kで示す方向(正面方向)における枕1の動きを規制する袋部として機能する。さらに、底面部25bはマットレス収容部23の上面部23aと一体となっているので、枕収納部25はマットレス収容部23に固定される。従って、図5に示すようにマットレス2の背上げを実行した場合、枕1の重みなどに起因する、枕1や枕カバー21の滑落を確実に防止できる。
枕カバー21を作製する場合、単一のシート状素材である敷布6(図7(a))を、所定の方向へ巻回させる(図7(b))。実施例1では敷布6を長手方向へ巻回させるが、敷布6およびマットレス2の形状によっては短手方向へ巻回させてもよい。敷布6を巻回させることにより、敷布6の一端6aと敷布6との間において枕挿入口27が形成され、敷布6の他端6bと敷布6との間においてマットレス収納用開口部14が形成される。
巻回された敷布6に対して、開いた状態となっている側端部Sを接合することにより、側面部23dおよび側面部25dが形成され、マットレス収容部23および枕収納部25とを備える枕カバー21が完成する(図7(c))。なお説明の便宜上、図1〜図4の各図において、接合された側端部Sの記載を省略している。
側端部Sの接合は、縫合や接着などによる不可逆的な接合を行う構成でもよい。また、ボタン、ホック、面ファスナーなどを用いた係合によって、側端部Sが閉塞されている状態(図7(c))と側端部Sが開放されて敷布6が1枚布となっている状態(図7(a))とを適宜切り換えられる、可逆的な接合を行う構成でもよい。実施例1ではボタンBを用いた係合によって、側端部Sを可逆的に接合させる構成とする。
側端部Sの接合を可逆的な接合とする場合、枕カバー21を構成する敷布6を、側端部Sが閉塞固定されて枕1の収納とマットレス2の収容を実行できる状態から、側端部Sが開放されて1枚布となった状態に適宜切り換えることができる。図7(a)に示すように1枚布となった状態では枕カバー21の洗浄が容易であり、かつ敷布6の汚れは洗浄によってより確実に除去される。
そして、枕カバー21が袋状となっている場合は、埃や糸屑等が内部の隅に溜まりやすい。一方、枕カバー21が平坦な1枚布となっている場合は糸屑等の堆積が発生することがない。従って、枕カバー21を1枚布の状態へ適宜切り換え可能とする構成とすることで、特に高い清潔性が要求される病院等において、より確実かつ容易に枕カバー21を清潔に保つことができる。
また、実施例1に係る枕カバー21は、枕挿入口27とマットレス収納用開口部14とが連通し、かつ単一の敷布6を巻回させて側端部Sを接合させることによって枕挿入口27とマットレス収納用開口部14とを形成させる構成を備えている。このような構成を備えることにより、枕カバー21を構成する敷布6に対して、スリットや開口部を設ける必要がない。
そのため、図7(a)に示すように1枚布となった状態において、敷布6はスリットや開口部などを有しない平滑なシート状となる。そのため敷布6を洗濯する際に、スリットや開口部の部分において、ほつれや破れなどが発生して敷布6の素材が劣化しやすくなるという事態をより確実に回避できる。
さらに実施例1に係る枕カバー21は、側端部Sにボタンや紐、縫合用の糸など単純な接合具を配設することにより、敷布6によって塞がれた側面部23dおよび側面部25dが形成され、マットレス収容部23および枕収納部25の形状を袋状とすることができる。すなわち、従来のような複雑な固定具を用いる必要がなく、シート状の敷布6と単純な接合具のみによって、枕カバー21の滑落を確実に防止できる。その結果、枕カバー21のコストを低減できるとともに、患者が不便・不快に感じることをより確実に回避できる。
接合具は側端部Sのみに設けられるので、枕カバー21における上面部23aは、符号Vで示される、マットレス2の幅以上の長さにわたって、スリットや段差などのない平滑な面とすることができる。そのため、患者は枕カバー21を使用する際に、平滑な上面部23aに頭を当接させるので、快適性をより向上できる。また枕収納部25の内部における袋部の幅はマットレス2の幅以上の長さであるので、枕1を左右方向(x方向)へ容易に移動できる。従って、枕1の位置調整可能範囲をより広げることができるので、快適性はさらに向上する。
また、本発明に係る枕カバー21は、一般的に用いられるマットレス2をマットレス収容部23に挿入して一端Fをマットレス収容部23で覆い、一般的に用いられる枕1を枕収納部25に収納させることによって枕1の滑落を確実に防止できる。すなわち枕1やマットレス2に特別な構造を付加する必要がなく、汎用的な形状・構成のものを流用できる。従って、実施例1に係る単純な構成の枕カバー21を用意するだけで、時間やコストをかけることなく、枕1の滑落を防止できる背上げベッドを実現できる。
次に、本発明の実施例2を説明する。実施例2に係る枕カバー21の全体構成は、図8
(a)において示されている。実施例2に係る枕カバー21は実施例1と同様に、マットレス収容部23と、マットレス収容部23の上面側に配設される枕収納部25とが積層された構成を有している。但し、マットレス収容部23と枕収納部25とはそれぞれ独立した敷布6で構成されている点で実施例1と相違する。また、枕挿入口27はマットレス収納用開口部14と連通接続していない点においても実施例1と相違する。
実施例2に係るマットレス収容部23は、図8(b)に示すように、上面部23aと、底面部23bと、背面部23cと、側面部23dとを有しており、実施例1と同様に全体として一方(正面側)が開口している袋状となっている。マットレス収容部23の正面側は、マットレス収納用開口部14が形成されている。なお、実施例2では上面部23aに上面開口部17を設ける必要がなく、上面部23aは全体が敷布6で閉塞されている。
実施例2に係る枕収納部25は、図8(c)に示すように、枕挿入口27は背面部25cに設けられている。すなわち、全体として背面の一部が開口している袋状となっており、滑落防止用塞ぎ部10として機能する底面部25bは、全体が敷布6によって閉塞されている。なお、マットレス収容部23の上面部23aのうち、底面部25bと重なる部分(一点鎖線で示されている部分)は、滑落防止用塞ぎ部10として機能する。
実施例2に係る枕カバー21は、マットレス収容部23の上面に枕収納部25を縫合させることによって作製される。なお、実施例2に係る枕カバー21の作製方法は縫合に限ることはなく、ボタン留めや面ファスナーなど、マットレス収容部23の上面に枕収納部25を固定する構成を適宜用いてよい。
実施例2に係る枕カバー21を使用する場合、まずマットレス2の一端Fをマットレス収納用開口部14に挿入し(図9(a))、マットレス2の一端Fをマットレス収容部23に収容させる(図9(b))。その後、背面部25cに形成されている枕挿入口27を介して枕1を挿入し、枕1を滑落防止用塞ぎ部10の上面に載置させる(図9(c))。滑落防止用塞ぎ部10の上面に載置させることによって、枕1は枕収納部25に収納される。
マットレス収容部23に収容されたマットレス2の一端Fは、実施例1と同様にマットレス収容部23によって覆われる。そして側面部23dによって上面部23a、底面部23b、および背面部23cが固定されている。そのため、図5に示すようにマットレス2の背上げを実行した場合、マットレス収容部23の滑落を回避できる。
枕収納部25に収納された枕1は、実施例1と同様に、袋部を形成する上面部25a、底面部25b(滑落防止用塞ぎ部10)、側面部25d、および正面部25eによって、矢印Kへの動きが規制される。さらに、枕収納部25はマットレス収容部23に固定されているので、図6に示すようにマットレス2の背上げを実行した場合、枕1の重みなどに起因する、枕1や枕カバー21の滑落を確実に防止できる。
このように、実施例2に係る枕カバー21は実施例1と同様に、マットレス収納用開口部14を正面部に有し、マットレス2の一端Fを収容する袋状のマットレス収容部23と、当該マットレス収容部23の上面に設けられている枕収納部25とを備えている。マットレス収容部23は袋状となっているので、マットレス収納用開口部14を通して収容されたマットレス2は、正面方向への移動が好適に規制される。従って、マットレス2を背上げした場合において、マットレス収容部23および枕収納部25が滑落することを確実に防止できる。
枕収納部25は、枕挿入口27と、枕挿入口を介して挿入された枕を収納する袋部Jを備えている。袋部Jは少なくとも正面部25eが閉塞されており、正面方向における枕1の移動を規制する。従って、マットレス2等を背上げした場合において、枕1の滑落は枕収納部25の袋部Jによって確実に防止される。そして枕カバー21を構成するマットレス収容部23および枕収納部25の各々は、一方に開口部を有する袋状の構造となっている。すなわち、金具やベルトなどの固定具を用いることなく、一方が開口している袋状の素材を積層させて固定するという単純な構造によって、枕1の滑落を確実に防止できる枕カバー21を実現できる。
本考案の、ベッド・マットレスの背上げ時における動作を行っても、枕が滑落してしまうというストレスを受けることなく枕を袋部に保持する形態は、図1に示すように、3〜13を組み合わせることにより、本来の目的通りに機能する。本考案は以上のような構造である。
一般的に普及している枕カバーとマットレス敷布・シーツと同様の繊維・布等と同様の素材およびカバーする仕様とし、使用方法自体に大きな変化を持たさず、従来通りの使い方を継承しつつ、快適性・便利性を追求した、図1に示すシステムを全て具現化する為の、その時代における製造技術・新規技術に関わらず、サイズは枕とマットレスサイズを各々合算した、一般普及している程度のサイズ、高さ約150〜200mm、幅約910mm程度を好適な組み合わせとして標準化する。このことにより設計、施工製作が容易になる。また携帯性を向上させる為の脱着可能な支持・保持部分が枕やマットレスを通す内部部位4と5を有することとし、その開口サイズは箇所数に関わらずそれぞれサイズに対して10〜50mm前後程度までの寸法縮小とする。重量は従来品に準ずる同等前後とするのが最適である。
本考案は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例において、枕収納部25の幅方向(x方向)の長さV、および枕収納部25のy方向の長さWは、適宜変更してよい。一例として、枕収納部25の幅Vはマットレス2の幅より短くともよい。また、枕収納部25の形状は実施例1のような直方体に限ることはなく、図10(a)に示す略台形や図10(b)に示す略かまぼこ型など、適宜変更してもよい。
(2)上述した各実施例において、枕収納部25における枕挿入口27は、マットレス収納用開口部14と連通接続する構成に限られない。また、枕挿入口27は枕収納部25の底面部25bに設ける構成に限ることはなく、上面部25aや側面部25d、背面部25cなど他の部位に適宜設けても良い。但し、上面部25を平滑な状態に保つという点において、枕挿入口25は底面部25b、背面部25c、側面部25dのいずれかに設けることがより好ましい。
また、各実施例においてマットレス収納用開口部14および枕挿入口27の各々は開口部となっているが、スリット状であってもよい。また、マットレス収納用開口部14および枕挿入口27の各々は、ボタンやファスナー、マグネットなどを用いて開閉を適宜調節できる(切り換え可能である)構成であってもよい。図10(a)は、開口部としての枕挿入口27が、側面部25dに設けられている構成を例示している。図10(b)は、スリット状の枕挿入部27が側面部25dに設けられている構成を例示している。
なお、枕挿入口27にボタンやファスナー、マグネット等、開閉を適宜調節できる構成を適用した場合、当該ボタン等は本発明における第1開閉切り換え手段に相当する。マットレス収納用開口部14にボタンやファスナー、マグネット等、開閉を適宜調節できる構成を適用した場合、当該ボタン等は本発明における第2開閉切り換え手段に相当する。
(2)上述した各実施例において、側端部Sを接合する構成は、枕カバー21の側面を敷布6で構成される側面部23dおよび側面部25dで閉塞させる構造とする場合に限られない。すなわち、側端部Sにおいて紐やゴムベルトを差し渡すことによって、上面部23a、底面部23b、上面部25a、および上面部25bを固定させ、当該固定によって接合を行う構成としてもよい。図10(c)は、側端部SにゴムベルトRを差し渡すことによって接合固定を行う構成を例示している。
このような変形例では、枕カバー21の側面は敷布6によって完全には閉塞されていないが、上面部23aおよび底面部23b、並びに上面部25aおよび上面部25bの各々が接合固定されている。そのため、上面部23aと底面部23bとがy方向へ互いに逆向きに移動すること、および上面部25aと底面部25bとがy方向へ互いに逆向きに移動することの各々は、ゴムベルトRを用いた接合固定によって規制される。従って、マットレス2の背上げを行っても枕カバー21が枕1の重みによって矢印Kの方向へ滑落することを防止できる。
(3)上述した実施例1に係る枕カバー21を作製する過程として、図7の各図に示すように、1枚布であるシート状の敷布6を巻回(ロール)させた状態で、開放されている左右方向の側端部Sを接合する構成を例示したが、これに限られない。すなわち図7(a)に示すシート状の敷布6を、図11(a)に示すように内側へ2回折り込んだ状態で、開放されている左右方向の側端部Sを接合してもよい。側端部S同士を接合する箇所については符号Tを付して例示している。敷布6を内側へ2回折り込むことによって、図7(b)に示す実施例1と同様に、マットレス収納用挿入口14および枕挿入口27が形成される。
側端部S同士を接合した結果、図11(b)に係る平面図で示すように、マットレス収納用開口部14、枕挿入口27、および袋部Jを有する枕カバー21が形成される。当該変形例で作製される枕カバー21の構成は、実施例1に係る枕カバー21の構成と同じである。当該変形例では図11(b)に示すように、縫合糸Dによる縫合によって側端部Sを上下方向(z方向)に接合させている。
但し、各実施例および変形例において述べたように、側端部Sの接合は、マットレス収容部23および枕収納部25において、上面部と底面部同士がy方向へ互いに逆向きへ移動することを防止できる構成であれば、ボタン留めやクリップ留め、紐やゴムバンドの差し渡しなどの他の構成を適宜適用してもよい。
(4)上述した各実施例および変形例において、マットレス収容部23はマットレス収納用開口部14を通してマットレス2の一端Fを内部に収容する構成を例示したが、マットレス収容部23が内部に収容する対象はマットレス2に限られない。他の例としては、ベッドの背板や敷き布団など、患者を載置させる構成が挙げられる。本考案における「マットレス」にはベッドの背板や敷き布団など、患者を載置させる構成を含むものとする。
(5)上述した各実施例および変形例において、枕カバー21はシーツと一体となっているシーツ兼用枕カバーであってもよい。図12(a)は、実施例1に係る枕カバー21について、シーツShと一体となっている構成の斜視図を示している(図7(c)と比較参照のこと)。シーツShは、マットレス収容部23の上面部23aと一体となっていてもよいし、枕収納部25の底面部25bと一体となっていてもよい。
各実施例に係る枕カバー21について、シーツShと一体となっている構成の断面図を図12(b)および図12(c)に示している。シーツ兼用枕カバー21Aを使用する場合、患者はシーツShの部分に身体部分を載置させ、枕収納部25の上面部25aに頭部を当接させる。このように枕カバー21をシーツShと一体化させてシーツ兼用枕カバー21Aとすることにより、枕カバーとシーツとを別に用意する必要がなく、枕1とマットレス2とシーツ兼用枕カバー21Aとを用いるだけで、本発明に係る有利な効果を奏することができる。
(6)本発明の範囲は実施例1に限定されるものではない。例えば4と5の組み合わせ設置位置や形状、あるいは本体3〜13の全体寸法、開口形状、隅部R形状と直線設置位置、1を通す部位3〜13の大きさや箇所数、マットレスや枕の設置位置、大きさや加工設置位置と食感は、状況に応じて適宜選択されるものである。又は色、外観を動植物や果物及び独自・任意の占有キャラクター等を模した造形物であることも状況に応じて適宜選択されるものである。
(7)また、13と10の受け位置相関を枕1とベッド・マットレス2の形状によりそれに合わせた別注品機能を持たせることにより、例えば別売り商品としての連動性を持たせて、介護用のみならず専用の設定を付しても良い。
さらに、考案を実施する為の最良の形態と実施図例では長方形程度で、一般的に普及している繊維・布製について説明しているが、長方形程度で一般的に普及している繊維・布製に限られたものではなく、その他例えばビニール材、硬質・軟質塩化ビニール材、その他樹脂材、その他スチール材、ガラス等、木材等の適当な任意の材料が利用でき、形状、大きさも、多角形程度も任意に選定することができる。また用途もベッドという一面に限らず、寝具全般及び椅子等、より多目的に利用しても良い。
(8)上述した各実施例および変形例において、マットレス2の一端側を背上げさせる構成に限ることはなく、マットレス2を載置させるベッドの背板を背上げさせてマットレス2の角度を変更させる構成であってもよい。
1 … 枕
2 … マットレス
3 … マットレスの横幅
4 … マットレスの厚み
5 … 枕の厚み
6 … 敷布
7 … 水平位置時のベッド状況
8 … 背上げ位置時のベッド状況
9 … 背上げ位置時のベッド状況
10 … 滑落防止用塞ぎ部
11 … 塞がっている両側面
12 … 塞がっている頭上部
13 … 枕収納可能サイズを有した奥行き部
14 … マットレス収納用開口部
17 … 上面開口部
21 … 枕カバー
23 … マットレス収容部
25 … 枕収納部
27 … 枕挿入口
J … 袋部(規制部)
S … 側端部

Claims (7)

  1. マットレスを挿入するマットレス挿入口を正面部に有し前記マットレスの一端を収容する袋状のマットレス収容部と、
    前記マットレス収容部の上面に設けられており枕を収納する枕収納部とを備え、
    前記枕収納部は、
    枕を内部に挿入させる枕挿入口と、
    少なくとも正面部が閉塞されており、前記枕挿入口を介して挿入された前記枕の正面方向への移動を規制する袋状の規制部とを備える
    ことを特徴とする枕カバー。
  2. 請求項1に記載の枕カバーにおいて、
    前記枕収納部は、前記マットレスの幅以上の長さにわたる平滑面を有する上面部を備える
    ことを特徴とする枕カバー。
  3. 請求項1または請求項2に記載の枕カバーにおいて、
    前記枕挿入口は、前記枕挿入口が開いている状態と、前記枕挿入口が閉じている状態とを適宜切り換える第1開閉切り換え手段を備える
    ことを特徴とする枕カバー。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の枕カバーにおいて、
    前記マットレス挿入口は、前記マットレス挿入口が開いている状態と、前記枕挿入口が閉じている状態とを適宜切り換える第2開閉切り換え手段を備える
    ことを特徴とする枕カバー。
  5. 上半身部分を背上げ可能なベッドに用いられる枕カバーであって、
    マットレスを挿入するマットレス挿入口を正面部に有し前記マットレスの一端を収容する袋状のマットレス収容部と、
    前記マットレス収容部の上面に設けられており枕を収納する枕収納部とを備え、
    前記枕収納部は、
    枕を内部に挿入させる枕挿入口と、
    少なくとも正面部が閉塞されており、前記枕挿入口を介して挿入された前記枕の正面方向への移動を規制する袋状の規制部と、
    前記マットレスの幅以上の長さにわたる平滑面を有する上面部とを備え、
    前記枕挿入口は、
    前記枕収納部の下面に設けられ、かつ前記マットレス挿入口と連通接続しており、
    前記マットレス収容部および前記枕収納部は、巻回されて側端部の各々が接合されている単一のシート材によって構成されている
    ことを特徴とする枕カバー。
  6. 請求項5に記載の枕カバーにおいて、
    前記側端部の各々が接合されている接合状態と、前記側端部の各々の接合が解除されて前記シート材が平坦なシート状となっている非接合状態とを切り換える接合切り換え手段を備えている
    ことを特徴とする枕カバー。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の枕カバーと、シーツとが一体化していることを特徴とするシーツ兼用枕カバー。
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