JP2017090617A - 調光機能付きスクリーンガラスおよび映像表示システム - Google Patents

調光機能付きスクリーンガラスおよび映像表示システム Download PDF

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Yukihiro Touge
幸宏 垰
平松 徹也
Tetsuya Hiramatsu
徹也 平松
海田 由里子
Yuriko Kaida
由里子 海田
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Abstract

【課題】投影機より投影された映像を反射して表示する映像表示透明部材の使用時に、映像を表示させたい面とは反対側に映像が表示されるのを抑制し、投影された映像や情報が映像を表示させたい面とは反対側から観察されにくい反射型透明スクリーン、ならびにこれを用いた映像表示システムおよび映像表示方法を提供する。【解決手段】2枚の透明基材に映像表示部が挟まれた映像表示透明部材と、可変の調光部材とを有する、反射型透明スクリーンであって、前記映像表示透明部材が、第1の面およびこれとは反対側の第2の面を有する透明部材であり、第1の面側の光景を第2の面側の観察者に視認可能に透過し、第2の面側の光景を第1の面側の観察者に視認可能に透過し、かつ第1の面側から投射された映像光を第1の面側の観察者に映像として視認可能に表示する映像表示透明部材である。【選択図】図1

Description

調光部材を有する反射型透明スクリーンおよび映像表示システムに関する。
建築物等の窓、商品等のショーケース;美術品等の展示ケース;車輛等の窓、ガラス扉、室内の透明パーティション等に用いられる透明部材として、下記のものが提案されている。
観察者側から見て透明部材の向こう側に見える光景を視認でき、かつ観察者に対して商品等の説明、各種機器の状態、行き先案内、伝達事項等の情報を伝達する際、観察者に対して各種機器の操作画面等を表示する際、またはプライバシー保護、セキュリティ等のために観察者に対して透明部材の向こう側の光景を視認できなくする際には、投影機から投射された映像光を観察者に映像として視認可能に表示する映像表示透明部材(いわゆる透明スクリーン)。
映像表示透明部材には、投影機から投射された映像光を投影機と同じ側にいる観察者に映像として視認可能に表示する反射型の映像表示透明部材と;投影機から投射された映像光を投影機と反対側にいる観察者に映像として視認可能に表示する透過型の映像表示透明部材とがある。
反射型の映像表示透明部材としては、第1の透明基材と、第2の透明基材との間に、表面に規則的な凹凸構造(マイクロレンズアレイ)が形成された第1の透明層と、第1の透明層の凹凸構造側の面に沿うように形成された、入射した光の一部を透過する反射膜と、該反射膜の表面を覆うように設けられた第2の透明層とを有する映像表示透明部材が提案されている(特許文献1参照)。
また、プロジェクターからの映像を投影できる自動車ヘッドアップ用のディスプレイとして、2つの外層とその間に挿入された凹凸がつけられた中心層とで構成された層状部材が提案されている(特許文献2参照)。
反射型の映像表示透明部材においては、投影機から投射され、第2の透明基材の表面から入射した映像光が、反射膜において結像、散乱し、投影機と同じ側にいる観察者に映像として視認可能に表示される。この映像表示透明部材は、透明性が高く(ヘーズが低く)、光景の視認性が高く、なおかつ映像のスクリーンゲインも高い。
また、投影機と同じ側にいる観察者からも、投影機と反対側にいる観察者からも、観察者側から見て映像表示透明部材の向こう側の光景が視認できる。
しかし、反射型の映像表示透明部材においては、投影機とは反対側にいる観察者からも投影された映像が視認可能なこともあり、投影機と同じ側で反射光を観察する真の観察者のプライバシーが損なわれる可能性があった。
特表2010−539525号公報 特表2014−509963号公報
本発明は、上記のように映像を表示させたい面とは反対側に映像が表示されるのを抑制し、投影された映像や情報が映像を表示させたい面とは反対側から観察されにくい映像表示透明部材、ならびにこれを用いた映像表示システムおよび映像表示方法を提供する。
2枚の透明基材に映像表示部が挟まれた映像表示透明部材と、可変の調光部材とが積層された、反射型透明スクリーンであって、前記映像表示透明部材が、第1の面およびこれとは反対側の第2の面を有し、第1の面側の光景を第2の面側の観察者に視認可能に透過し、第2の面側の光景を第1の面側の観察者に視認可能に透過し、かつ第1の面側から投射された映像光を第1の面側の観察者に映像として視認可能に表示する映像表示透明部材。
本発明の反射型透明スクリーン、ならびにこれを用いた映像表示システムおよび映像表示方法によれば、映像を表示させたい面とは反対側に映像が表示されるのを抑制し、真の観察者のプライバシーの保護が可能な反射型透明スクリーンを提供する。
本発明の映像表示システムの一例を示す概略構成図および本発明の反射型透明スクリーンの一例を示す概略構成図である。 本発明の映像表示システムの他の一例を示す概略構成図および本発明の反射型透明スクリーンの一例を示す概略構成図である。 本発明の反射型透明スクリーンの一例を示す層構成図である。 本発明の反射型の映像表示透明部材の製造方法の一例を示す概略図である。 本発明の反射型の映像表示透明部材の一例を示す概略図である。
以下の用語の定義は、本明細書および特許請求の範囲にわたって適用される。
「第1の面」とは、映像表示透明部材の最表面であって、投影機から映像光が投射される側の表面を意味する。
「第2の面」とは、映像表示透明部材の最表面であって、第1の面とは反対側の表面を意味する。
「第1の面側(第2の面側)の光景」とは、映像表示透明部材の第2の面側(第1の面側)にいる観察者から見て、映像表示透明部材の向こう側に見える像(主要対象物(商品、美術品、人物等)およびその背景、ならびに風景等)を意味する。光景には、投影機から投射された映像光が映像表示透明部材において結像して表示される映像は含まれない。
「前方ヘーズ」とは、第1の面側から第2の面側に透過する透過光、または第2の面側から第1の面側に透過する透過光のうち、前方散乱によって、入射光から0.044rad(2.5°)以上それた透過光の百分率を意味する。すなわち、JIS K 7136:2000(ISO 14782:1999)に記載された方法によって測定される、通常のヘーズである。
「後方ヘーズ」とは、第1の面において反射する反射光のうち、散乱によって、正反射光から0.044rad(2.5°)以上それた反射光の百分率を意味する。
「凹凸構造」とは、複数の凸部、複数の凹部、または複数の凸部および凹部からなる凹凸形状を意味する。
「不規則な凹凸構造」とは、凸部または凹部が周期的に出現せず、かつ凸部または凹部の大きさが不揃いである凹凸構造を意味する。
算術平均粗さ(Ra)は、JIS B 0601:2013(ISO 4287:1997,Amd.1:2009)に基づき測定される算術平均粗さである。粗さ曲線用の基準長さlr(カットオフ値λc)は0.8mmとした。
透過率は、入射した光に対し、前方方向へ透過、散乱される光の合計の光量の比を百分率とした値である。
反射率は、入射した光に対し、後方方向へ反射、散乱される光の合計の光量の比を百分率とした値である。
拡散反射率は、映像表示透明部材の第1の面側(または第2の面側)から入射角0?で入射した入射光に対する、第1の面側(または第2の面側)に反射した正反射光から0.044rad(2.5°)以上それた反射光の割合(百分率)を意味する。拡散反射率を測定する際には、測定対象の第1の面側(または第2の面側)とは反対側の第2の面側(または第1の面側)から映像表示透明部材に光が入射しないように反対側の面に暗幕を被せる。また、入射光の径と同程度のアパーチャーを測定対象に密着させてセットする。
透過率、反射率、拡散反射率および屈折率は、
それぞれ、JIS Z8720(2012)「測色用の標準イルミナント(標準の光)及び標準光源」で規定されるD65光源を用いて室温で測定したときの値である。
<本発明の実施態様>
本発明の反射型透明スクリーンの実施態様は、調光部材と映像表示透明部材とを有する反射型透明スクリーンである。
図1は、本発明の反射型透明スクリーンの実施態様の一例を示す概略構成図である。また、図3は、図1で示した調光部材および映像表示透明部材を具体的に示した反射型透明スクリーンの一例である。
本発明の実施態様について図1および図3に示した反射型透明スクリーン1を用いて説明するが、本願発明はこれに限定されるものではない。
反射型透明スクリーン1は、投影機200から投射された映像光Lを、投影機側にいる観察者Xに映像として視認可能に表示し、スクリーンをはさんで観察者Xとは反対側の光景を、投影機200側にいる観察者Xに視認可能に透過する。
本発明の反射型透明スクリーン1は、第1の透明基材10、第2の透明基材20に挟まれた映像表示部30から構成される映像表示透明部材3を有し、透明基材20に対して透明基材3とは反対側の面に調光部材40を有する。
本発明の反射型透明スクリーン1は調光部材40を有するので、映像投影時に透過率を下げることができ、映像投影している観察者のプライバシーの維持ができるため好ましい。
(調光部材)
本発明の調光部材40は、調光機能を有するものであればよい。
このような部材としては、電気的に調光が可能な部材、および非電気的な偏光機能により調光が可能な部材が挙げられる。
電気的に調光が可能な部材としては、下記1)〜6)に示したものが好ましい。
1)電圧の印加により不透明もしくは反射率が上がる液晶調光材料が2枚の透明電極付透明材間に封入された調光素子を備える調光部材。
2)電圧の印加により吸収が増大し、もしくは、反射率が増大し、透過率が下がるエレクトロクロミックを用いた調光素子を備える調光部材。
3)電圧の印加により不透明になる偏光板を用いた液晶材料が2枚の透明電極付透明材間に封入された調光素子を備える調光部材。
4)電圧の印加によりインクが移動して、光の吸収が増大し、もしくは、光の反射率が増大し、透過率が下がるエレクトロウェッティングを用いた調光素子を備える調光部材。
5)中空層へガスを導入することを利用したガスクロミックを用いた調光素子を備える調光部材。
6)電圧の印加によりシャッターを開閉するMEMS構造を備えた調光装置を有する調光部材。
前記、透明電極付透明材は、対向する2枚のガラス基板もしくは透明樹脂基板にそれぞれ透明電極が形成され、この透明電極にさらに配向膜が形成されているものが好ましい。透明樹脂としては、ポリカーボネート、ポリエステル等が好ましい。
前記1)の液晶調光材料としては、たとえば液晶と未硬化の硬化性化合物との混合物を硬化させたものが挙げられる。硬化性化合物としては、一般に硬化触媒とともに光重合、熱重合可能な化合物であればいずれでもよいが、プライバシー確保の点で着色された液晶材料や重合性化合物が好ましい。
前記2)の、エレクトロクロミック材料としては、酸化タングステンやポリアニリン等がある。
前記3)の、偏光板を用いた液晶材料の液晶としては、TN液晶、STN液晶、IPS液晶等がある。また、カラーフィルター等を用いない液晶パネルを用いても良い。カラーフィルター等が無いと、透過率が上がり、且つ、各色における開口率も上がるため、回折を抑制し、後方視認性の向上に効果がある。また、3)は、透過率をより下げる点において、好ましい。
また、前記4)は、電圧の印加による透過率の差を大きくする上で好ましい。前記、エレクトロウェッティングの材料としては、水や油と言った混ざらない材料にそれぞれに対して貧溶質となるインクを利用したものや、シリコーン、フッ素溶剤等を用いることもできる。
また、前記5)は、作成の簡便さや応答速度の速さ等の点において好ましい。ガスクロミック材料としては、マグネシウム・イットリウム合金薄膜等を利用するとよい。
また、前記6)は応答速度や、耐久性の点に置いて好ましい。
以上挙げた部材のうち、1)の調光素子を備える透明スクリーンが大面積を利用する上において、ロールツーロールのフィルム作成技術が適用でき好ましい。
図3に示した調光部材40は、前記1)の概略層構造を示したものである。調光部材40は、液晶調光材料43が、透明電極42付き透明材41と、透明電極44付き透明材45の間に封入された調光素子からなる。
非電気的な偏光機能により可変の調光部材としては、偏光によって透過率が変わる偏光フィルムをガラスまたは透明樹脂に貼合したものが挙げられる。その場合、合わせガラス等では、高温によるプロセスによって利用できなくなる有機材料を用いた偏光フィルムを利用できるため、スクリーンの大型化、低コスト化に効果がある。
偏光フィルムと偏光制御されたプロジェクターを用いることで、映像を表示する面とは反対側面への光抜けを抑制することができ、反対側へ映像を見せないことが可能となるため、プライバシーの確保ができ、好ましい。
(透明基材)
本発明の透明基材10および透明基材20(以降、両方を指して透明基材ともいう)の材料としては、ガラス、透明樹脂等が挙げられる。
透明基材に用いられるガラス材料は、ソーダライムガラス、無アルカリガラス、ホウケイ酸ガラス、アルミノケイ酸ガラス、および化学強化ガラス等が挙げられる。
透明基材に用いられる透明樹脂としては、ポリカーボネート、ポリエステル、シクロオレフィンポリマー等が挙げられる。
また、透明基材は複屈折率がないものが好ましい。透明基材の厚さは、基材としての耐久性が保たれる厚さであればよく、0.01mm以上であってよい。また0.5mm以下であってよい。
映像表示部30は、第1の透明層32および第2の透明層34との間に不規則な凹凸構造を有する反射膜33を有し、第1の透明層32および第2の透明層34(以下、まとめて透明層とも記す)の表面にそれぞれ透明フィルム31と、透明フィルム35が透明層の表面を覆うように設けられた光散乱シートからなる。反射膜33は第1の透明層32および第2の透明層34と密着している。したがって、第1の透明層32と反射膜33とが接する面と、反射膜33が第2の透明層34と接する面は、ほぼ同じ凹凸形状となっている。
(反射膜)
反射膜33は、反射膜33に入射した光の一部を透過し、他の一部を反射するものであればよい。反射膜33としては、金属膜、半導体膜、誘電体単層膜、誘電体多層膜、これらの組み合わせ等が挙げられる。
金属膜、半導体膜を構成する金属としては、Al、Ag、Ni、Cr、W、Si等が考えられ、特にAlやAg、または、それらが主成分である合金が好ましい。
誘電体膜を構成する誘電体としては、金属酸化物、金属窒化物等が挙げられる。
反射膜33としては、金属薄膜、または、酸化物膜、金属薄膜、酸化物膜の順に積層された膜構成のものが好ましい。
反射膜33が有する不規則な凹凸構造の算術平均粗さRaは、0.01〜20μmが好ましく、0.05〜10μmがより好ましい。算術平均粗さRaが該範囲内であれば、投射された映像の視野角が広く、正反射光を直接見ずに視認でき、凹凸構造による粒状感が抑えられる。算術平均粗さRaが10μm以下であれば、映像表示透明部材3の向こう側の光景を見るときに凹凸構造が邪魔にならずより好ましい。
反射膜33の厚さは、1〜100nmが好ましく、4〜25nmがより好ましい。
反射膜33の反射率は、充分なスクリーンのゲインが得られる範囲としては、5%以上が好ましく、15%以上がより好ましく、30%以上がさらに好ましい。
反射膜33は、第1の透明層または第2の透明層34に形成された不規則な凹凸構造の表面に、前記の膜材料を均一に成形することで、不規則な凹凸構造とすることができる。
反射膜33と透明層との間に反射膜33の凹凸構造に沿うように形成された誘電体膜を有していても良い。
(透明層)
第1の透明層32および第2の透明層34は、透明樹脂層であることが好ましい。各透明層の材料は、同じものであってもよく、異なるものであってもよく、同じものが好ましい。
透明樹脂層を構成する透明樹脂としては、光硬化性樹脂(アクリル樹脂、エポキシ樹脂等)の硬化物、熱硬化性樹脂の硬化物、熱可塑性樹脂が好ましい。透明樹脂層を構成する透明樹脂のイエローインデックスは、映像表示透明部材における窓としての機能が損なわれないように透明感を維持する点から、10以下が好ましく、5以下がより好ましい。
透明層の厚さ(凹凸構造を除く)は、ロールツーロールプロセスにて形成しやすい厚さであればよく、たとえば、0.5〜50μmが好ましい。前記厚さは、透明層に凹凸構造が形成されている場合は凹凸構造を除いた厚さを意味する。
透明層の透過率は、50〜100%が好ましく、75〜100%がより好ましく、90〜100%がさらに好ましい。
透明層は片面が、反射膜33の形状に対応した不規則な凹凸構造であることが好ましい。
透明層の表面に形成された不規則な凹凸構造の算術平均粗さRaは、0.01〜20μmが好ましく、0.05〜10μmがより好ましい。算術平均粗さRaが該範囲内であれば、投射された映像の視野角が広く、正反射光を直接見ずに視認でき、凹凸構造による粒状感が抑えられる。算術平均粗さRaが10μm以下であれば、映像表示透明部材3の向こう側の光景を見るときに凹凸構造が邪魔にならずより好ましい。
(透明フィルム)
第1の透明フィルム31および第2の透明フィルム35(以下、まとめて透明フィルムとも記す。)は、透明樹脂フィルムであってもよく、薄いガラスフィルムであってもよい。各透明フィルムの材料は、同じものであってもよく、異なるものであってもよい。
透明樹脂フィルムを構成する透明樹脂としては、ポリカーボネート、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、トリアセチルセルロース、シクロオレフィンポリマー、ポリメチルメタクリレート等が挙げられる。
透明フィルムの厚さは、ロールツーロールプロセスを適用できる厚さが好ましく、たとえば、0.01〜0.5mmが好ましく、0.05〜0.3mmがより好ましく、0.2mm以下がさらに好ましい。
(映像表示部の製造方法)
映像表示部30の製造方法の一例について図4を参照しながら説明する。
図4(a)に示すように、第1の透明フィルム31の表面に、光硬化性樹脂36を塗布し、不規則な凹凸構造が表面に形成されたモールド61を、凹凸構造が光硬化性樹脂36に接するように、光硬化性樹脂36の上に重ねる。
第1の透明フィルム31の側から光(紫外線等)を照射し、光硬化性樹脂36を硬化させて、モールド61の不規則な凹凸構造が表面に転写された第1の透明層32を形成した後、図2(b)に示すように、モールド61を剥離する。
図4(c)に示すように、第1の透明層32の表面に金属を物理蒸着し、金属薄膜からなる反射膜33を形成する。
図4(d)に示すように、反射膜33の表面に光硬化性樹脂37を塗布し、光硬化性樹脂37の上に第2の透明フィルム35を重ねる。
第1の透明フィルム31の側または第2の透明フィルム35の側から光(紫外線等)を照射し、光硬化性樹脂37を硬化させて、第2の透明層34を形成することによって、映像表示部30を得る。なお、第1の透明層32および第2の透明層34のどちらが中空層側に配置されていてもよい。
モールド61としては、不規則な凹凸構造が表面に形成された樹脂フィルム、金属板等が挙げられる。不規則な凹凸構造が表面に形成された樹脂フィルムとしては、微粒子を含む樹脂フィルム、サンドブラスト処理された樹脂フィルム等が挙げられる。
光硬化性樹脂の塗布方法としては、ダイコート法、ブレードコート法、グラビアコート法、スピンコート法、インクジェット法、スプレーコート法等が挙げられる。
物理蒸着方法としては、真空蒸着法、スパッタリング法等が挙げられる。
(映像表示透明部材の光学特性)
映像表示透明部材3の透過率は、観察者側から見て映像表示透明部材3の向こう側に見える光景の視認性がよい点から、1%以上が好ましく、5%以上がより好ましく、10%以上がさらに好ましい。
映像表示透明部材3の透過率は、投影像のコントラストを適切に保つ点から、90%以下が好ましく、85%以下がより好ましく、75%以下がさらに好ましい。
映像表示透明部材3の第1の面Aにおける正反射光の反射率は、5%以下が好ましく、1%以下がより好ましい。そのようにすることで、周辺の物体、光源の映り込みを防止することができ好ましい。
映像表示透明部材3の第1の面A側への拡散反射率は、5%以上が好ましく、15%以上がさらに好ましく、30%以上が特に好ましい。反射率が上記範囲である場合は、特に、正反射光から0.044rad(2.5°)以上それた反射光において、このあたりの反射率が得られると人間の視感度的に変化が分かりにくくなるため、充分なスクリーンのゲインを得られるからである。
映像表示透明部材3の前方ヘーズは、観察者側から見て映像表示透明部材3の向こう側に見える光景の視認性がよい点から、30%以下が好ましく、20%以下がより好ましく、10%以下がさらに好ましく、5%以下が特に好ましい。
映像表示透明部材3の後方ヘーズは、スクリーンゲイン確保の点から、正規反射率を上げる平坦なミラーや平坦なハーフミラーの様な構造を映像表示透明部材3が含まない場合、5%以上が好ましく、15%以上がより好ましく、30%以上がさらに好ましい。
映像表示透明部材3の後方ヘーズは、観察者側から見て映像表示透明部材3の向こう側に見える光景の視認性の点から、90%以下が好ましく、80%以下がより好ましい。
前方ヘーズに対する後方ヘーズの比率(後方ヘーズ/前方ヘーズ)は、0.5以上が好ましく、1以上がより好ましい。後方ヘーズ/前方ヘーズが1以上であれば、映像表示透明部材3を見る観察者の視線が届く範囲に100ルクス以上の環境があっても、観察者側から見て映像表示透明部材3の向こう側に見える光景の視認性がよく、投射された映像と映像表示透明部材3の向こう側の光景とを見ることができる。このような映像表示透明部材3は、周囲に外光が存在する環境下で利用されることに適している。
映像表示透明部材3における隣り合う各層間の屈折率差は、各層界面における反射率が0.5%以内に抑えられる点から、0.2以内が好ましく、各層界面での反射率が0.1%程度となる点から、0.1以内がより好ましい。
<他の実施形態>
以下、図3の反射型透明スクリーンと同じ構成のものについては同じ符号を付し、説明を省略する。
図2は、本発明の反射型透明スクリーンの他の態様の一例を示す概略構成図である。また、図5は、図2で示した調光部材および映像表示透明部材を具体的に示した反射型透明スクリーンの一例である。
第1の態様の他の態様について図2および図5に示した反射型透明スクリーン1を用いて説明するが、本願発明はこれに限定されるものではない。
調光部材40は、図5に示すように、第2の透明基材20との間の周縁部にスペーサー5を介在させ、スペーサー5の外周部がシール材(図中に表示せず)によってシールされた中空層2を有していても良い。スペーサー5およびシール材は、いわゆる複層ガラスに用いられる材料を使うことができる。中空層2の厚さは、4mm〜20mmが好ましい。前記下限値以上であると、遮熱や防音性能が向上するため好ましく、前記上限値以下であると、省スペースで配置できるため好ましい。また中空層に封入される気体は複層ガラスに用いられる公知の気体が使えるが、空気が好ましい。
また、図5の反射型透明スクリーンにおいて、第2の透明基材20を省略したものであってもよい。
また、図5の反射型透明スクリーンにおいて、第1の透明基材10および第2の透明基材20を省略し、映像表示部30が接着層を介して調光部材40と接着していても良い。接着層としては、ポリビニルブチラール、ポリビニルエーテル、ポリウレタン樹脂等を用いることができる。
また、図5の反射型透明スクリーンにおいて、映像表示部30が光散乱材料を分散させた透明樹脂板からなっていてもよい。
反射型透明スクリーンの映像表示透明部材3においては、反射膜33の凹凸構造が他の構造であっても良い。例えば、ホログラム、コレステリック液晶を用いて表面の配向を凹凸や界面活性剤等で不均一にしたもの、ルーバー構造やメッシュ等の散乱体、反射体をパターニングしたもの、微粒子や微細空孔等を用いたもの、蛍光体を用いたもの、不規則な凹凸構造を有するハーフミラー等の構造が挙げられる。
特にハーフミラーを用いたものが、透明性を向上しやすい構造となるため好ましい。
また、映像表示透明部材3は、反射膜33を備える構造に限らない。例えば、基材10、光拡散反射層40、基材20とをこの順に有するものであってもよい。光拡散反射層40には、光反射粒子を含む。光反射粒子は、光を反射する材料、たとえばAl、Ag、Auなどの金属、チタニア、ジルコニアなどの金属酸化物、SiN、TaNなどの金属窒化物、ダイヤモンドなどの鉱物などにより形成されていてもよい。さらに光反射粒子が光拡散反射層40の表面に埋め込んだり焼結したりすることで形成されたものでもよい。さらにこの場合、基材10がなく、光拡散反射層40が映像表示透明部材の最外層であってもよい。
(反射型透明スクリーンを備えた映像表示システム)
図1および図2は、本発明の映像表示システムの例を示す概略構成図である。
映像表示システムは、反射型透明スクリーンと、反射型透明スクリーンの第1の面A側に設置された投影機200とを備える。
(作用機序)
本発明における反射型透明スクリーン、ならびにこれを用いた映像表示システムにあっては調光部材4を有するので、映像投影時に透過率を下げることができ、映像投影している観察者のプライバシーの維持ができるため好ましい。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によっては限定されない。
例1および例3は実施例、例2および例4は参考例である。
(製造例1)
透明なポリエチレンテレフタレート(以下、PETと記す。)フィルム(東洋紡社製、コスモシャイン(登録商標)A4300、厚さ:0.1mm)の表面に、紫外線硬化性樹脂(大阪ガスケミカル社製、オグソール(登録商標)EA−F5003)100質量部に対し、光開始剤(BASF社製、イルガキュア(登録商標)907)を3質量部混合した溶液をダイコート法によって10μmの厚みに塗布した。
不規則な凹凸構造が表面に形成された白色PETフィルム(東レ社製、E20、算術平均粗さRa:0.23μm)を、凹凸構造が紫外線硬化性樹脂に接するように、紫外線硬化性樹脂の上に重ねた。
透明PETフィルムの側から1000mJの紫外線を照射し、紫外線硬化性樹脂を硬化させて、白色PETフィルムの不規則な凹凸構造が表面に転写された第1の透明層を形成した後、白色PETフィルムを剥離した。
第1の透明層の表面に、アルミニウムを真空蒸着法によって物理蒸着し、アルミニウム薄膜(厚さ:8nm)からなる反射膜を形成した。
反射膜の表面に、紫外線硬化性樹脂(大阪ガスケミカル社製、オグソール(登録商標)EA−F5003)100質量部に対し、光開始剤(BASF社製、イルガキュア(登録商標)907)を3質量部混合した溶液をダイコート法によって10μmの厚みに塗布し、紫外線硬化性樹脂の上に透明PETフィルム(厚さ:0.1mm)を重ねた。
1000mJの紫外線を照射し、紫外線硬化性樹脂を硬化させて、第2の透明層を形成することによって、製造例1の光散乱シートを得た。
ソーダライムガラス板(松浪ガラス社製、厚さ:3mm)、ポリビニルブチラール(以下、PVBと記す。)フィルム(Solutia社製 Saflex RK11l、厚さ:375μm)、製造例1の光散乱シート、PVBフィルム(厚さ:375μm)、ソーダライムガラス板(厚さ:3mm)の順に積層し、真空加熱圧着を行い、製造例1の反射型の映像表示透明部材を得た。
(例1)
製造例1の映像表示透明部材と、調光部材として電圧の印加により反射率が上がる液晶調光材料が2枚の透明電極付ガラス板間に封入された調光素子を備える透明部材とを接着剤で貼り合せ、例1の反射型透明スクリーンを得た。製造例1の映像表示透明部材の性能および、例1の反射型透明スクリーンの評価結果を表1に示す。
(例2)
例1の映像表示透明部材において、調光部材を有する透明部材に換えて、調光部材がないソーダライムガラス(厚さ5mm)を用いて、例2の反射型透明スクリーンを得る。例2の映像表示透明部材の評価結果を表1に示す。
(例3)
製造例1の映像表示透明部材と、例1で用いた調光部材を、対向するようにしてスペーサーを介在させて離隔し、シール材(シリコーン樹脂)でシールし、製造例3の反射型透明スクリーンを得る。製造例3の反射型透明スクリーンの評価結果を表1に示す。
(例4)
製造例3の反射型透明スクリーンにおいて、調光部材を有する透明部材に換えて、調光部材がないソーダライムガラス(厚さ5mm)を用いて、例4の反射型透明スクリーンを得る。例4の反射型透明スクリーンの評価結果を表1に示す。
Figure 2017090617
表中の評価基準は、下記のとおりである。
(光景視認性)
観察者側から見て映像表示透明部材の向こう側に見える光景の視認性を、下記の基準にて評価した。
0:良好である。
1:手前が暗い場合、または外光が小さい場合は良好である。
2:大まかな認識が可能なレベルである。
3:光景を視認できない。
(映像視認性)
観察者側(反射型の場合は観察者X)から見て映像表示透明部材に表示される映像の視認性を、下記の基準にて評価した。
0:良好である。
1:周囲が暗い場合は良好である。
2:大まかな認識が可能なレベルである。
3:映像を視認できない。
(背面の視認性)
反射型透明スクリーンにおいて、観察者側から見て反対側から観察される映像の視認性を、下記の基準にて評価した。
0:映像が視認されない。
1:大まかな認識が可能なレベルである。
本発明の反射型透明スクリーンは、建物の窓ガラス、ショールーム、車輛の窓ガラス等の窓ガラスに用いられる透明部材として有用である。また、商品等のショーケース;美術品等の展示ケース;ガラス扉;室内の透明パーティション等に用いられる透明部材として有用である。具体的には、観察者側から見て透明部材の向こう側に見える光景を視認でき、かつ観察者に対して商品等の説明、各種機器の状態、行き先案内、伝達事項等の情報を伝達する際、観察者に、投影機から投射された映像光を観察者に映像として視認可能に表示し、観察者と反対側の面には映像の表示が抑制され、プライバシーの保護がされた透明部材として有用である。
1 反射型透明スクリーン
2 中空層
3 反射型の映像表示透明部材
4 調光部材
5 スペーサー
10 第1の透明基材
20 第2の透明基材
30 映像表示部
31 第1の透明フィルム
32 第1の透明層
33 反射膜
34 第2の透明層
35 第2の透明フィルム
36 光硬化性樹脂
37 光硬化性樹脂
40 調光部材
41 第1のガラス板
42 第1の透明電極層
43 液晶層
44 第2の透明電極層
45 第2のガラス板
61 モールド
200 投影機
300 電荷加圧装置
A 第1の面
B 第2の面
L 映像光
L1 反射映像
L2 観察者に対して背面への透過光
X 観察者

Claims (7)

  1. 2枚の透明基材に映像表示部が挟まれた映像表示透明部材と、可変の調光部材とが積層された、反射型透明スクリーンであって、
    前記映像表示透明部材が、第1の面およびこれとは反対側の第2の面を有し、第1の面側の光景を第2の面側の観察者に視認可能に透過し、第2の面側の光景を第1の面側の観察者に視認可能に透過し、かつ第1の面側から投射された映像光を第1の面側の観察者に映像として視認可能に表示する映像表示透明部材。
  2. 前記調光部材と前記映像表示透明部材とが、中空層を介して対向し、スペーサーによって離隔された、請求項1に記載の反射型透明スクリーン。
  3. 前記調光部材が、電圧の印加により不透明もしくは反射率が上がる液晶調光材料が2枚の透明電極付透明材間に封入された調光素子を備える調光部材である、請求項1または2に記載の反射型透明スクリーン。
  4. 前記映像表示部が、ホログラム構造、不規則な凹凸構造、マイクロレンズ構造からなる群から選択されるいずれか1つの構造を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の反射型透明スクリーン。
  5. 前記中空層の厚さが4〜20mmである、請求項2〜4のいずれか一項に記載の調光部材付き反射型透明スクリーン。
  6. 前記中空層の周縁部をシール剤でシールした、請求項2〜5のいずれか一項に記載の調光部材付き反射型透明スクリーン。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の調光部材付き反射型透明スクリーンと、前記に映像光を投射可能な位置に設置された投影機とを備えた、映像表示システム。
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