JP2017084300A - 精算装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】限られた設置スペースでより多くの精算処理を並行して行うことを可能とする精算装置を提供する。
【解決手段】精算装置は、第1硬貨用精算処理機及び第1紙幣用精算処理機を備えた第1精算処理機と、第2硬貨用精算処理機及び第2紙幣用精算処理機を備えた第2精算処理機とを備える。第1精算処理機及び第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、第1精算処理機及び第2精算処理機の少なくとも一部が重なっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、精算装置に関する。
店舗で買い物を行う来店客(以下、購買者)が購買する商品(以下、購買商品)の精算処理は、店舗内に設置されたレジを用いて行うことが一般的である。
近年では、購買商品の登録処理は店員が商品登録装置を用いて行い、登録済みの購買商品の精算処理は、購買者が所謂セミセルフレジを用いて行うという販売形態も存在する(特許文献1を参照)。
なお、特許文献2、3には、釣銭装置について記載されている。
特開2013−218437号公報 特開2010−140142号公報 特開2012−164282号公報
ところで、多数の購買者の精算処理をスムーズに行うためには、セミセルフレジやレジといった精算処理装置を店舗内になるべく多く設置し、なるべく多くの精算処理を並行して行うことができるようにすることが望まれる。
しかし、店舗内のスペースは限られているため、設置可能な精算処理装置の台数には制約がある。
本発明の目的は、限られた設置スペースでより多くの精算処理を並行して行うことを可能とする精算装置を提供することにある。
本発明は、
第1硬貨用精算処理機及び第1紙幣用精算処理機を備えた第1精算処理機と、
第2硬貨用精算処理機及び第2紙幣用精算処理機を備えた第2精算処理機と、
を備え、
前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の少なくとも一部が重なっている精算装置を提供する。
本発明によれば、限られた設置スペースでより多くの精算処理を並行して行うことが可能となる。
また、限られた設置スペースでより多くの精算処理を並行して行うことを可能とする精算装置を容易に構築することができる。
第1の実施形態に係る精算装置の斜視図である。 図1の矢印A方向から見た精算装置の側面図である。 図1の矢印B方向から見た精算装置の側面図である。 図1の矢印C方向から見た精算装置の側面図である。 図1の矢印D方向から見た精算装置の側面図である。 第1の実施形態に係る精算装置の平面図である。 第1の実施形態に係る精算装置における第1精算処理機及び第2精算処理機の配置を示す模式的な斜視図である。 第1の実施形態に係る精算装置用の架台の斜視図である。 第1の実施形態に係る精算装置の使用例を説明するための模式的な平面図である。 第2の実施形態に係る精算装置を手前側から見た斜視図である。 第2の実施形態に係る精算装置を奧側から見た斜視図である。 第2の実施形態に係る精算装置における第1精算処理機及び第2精算処理機の配置を示す模式的な斜視図である。 第2の実施形態に係る精算装置用の架台の斜視図である。 第4の実施形態に係る精算装置の一例を示す図である。 図14の変形例を示す図である。 第5の実施形態に係る精算装置に用いられる第1精算処理機の構成の詳細の一例を示す図である。 図16の第1の変形例を示す図である。 図16の第2の変形例を示す図である。 図16の第3の変形例を示す図である。 図16の第4の変形例を示す図である。 図16の第5の変形例を示す図である。 図16の第6の変形例を示す図である。 図16の第7の変形例を示す図である。 図16の第8の変形例を示す図である。 図16の第9の変形例を示す図である。 図16の第10の変形例を示す図である。 図16の第11の変形例を示す図である。 図16の第12の変形例を示す図である。 図16の第13の変形例を示す図である。 図16の第14の変形例を示す図である。 第6の実施形態に係る精算装置に用いられる第1精算処理機の構成の第1例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第2例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第3例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第4例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第5例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第6例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第7例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第8例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第9例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第10例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第11例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第12例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第13例を示す図である。 第7の実施形態に係る精算装置に用いられる第1精算処理機の構成の詳細の一例を示す図である。 第8の実施形態に係る精算装置に用いられる第1精算処理機及び第2精算処理機の配置の一例を示す図である。 図45の第1の変形例を示す図である。 図45の第2の変形例を示す図である。 第9の実施形態に係る精算装置の構成を示す図である。 図48の第1の変形例を示す図である。 図48の第2の変形例を示す図である。 図48の第3の変形例を示す図である。 第10の実施形態に精算装置に用いられる複数の第1精算処理機(第2精算処理機)のレイアウトの一例を示す図である。 第11の実施形態に係る精算装置に用いられる第1精算処理機及び第2精算処理機のレイアウトの第1例を示す図である。 第1精算処理機及び第2精算処理機のレイアウトの第2例を示す図である。 第12の実施形態に係る第1精算処理機の構成の第1例を示す図である。 第1精算処理機の構成の第2例を示す図である。 第13の実施形態に係る精算装置の斜視図である。 第14の実施形態に係る精算装置に用いられる第1精算処理機及び第2精算処理機のレイアウトを示す図である。 図58の第1の変形例を示す図である。 図58の第2の変形例を示す図である。 図58の第3の変形例を示す図である。 図58の第4の変形例を示す図である。 図58の第5の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
〔第1の実施形態〕
図1は第1の実施形態に係る精算装置1000の斜視図である。
図2は図1の矢印A方向から見た精算装置1000の側面図である。
図3は図1の矢印B方向から見た精算装置1000の側面図である。
図4は図1の矢印C方向から見た精算装置1000の側面図である。
図5は図1の矢印D方向から見た精算装置1000の側面図である。
図6は第1の実施形態に係る精算装置1000の平面図である。
図7は第1の実施形態に係る精算装置1000における第1精算処理機100及び第2精算処理機200の配置を示す模式的な斜視図である。
図8は第1の実施形態に係る精算装置用の架台500の斜視図である。
図9は第1の実施形態に係る精算装置1000の使用例を説明するための模式的平面図である。
本実施形態に係る精算装置(精算処理ユニット集合体)1000は、それぞれユーザインターフェース部300を一側部に備える第1精算処理機(第1精算処理ユニット)100及び第2精算処理機(第2精算処理ユニット)200を有する。
第1精算処理機100と第2精算処理機200とが平面視において重複するように、第2精算処理機200の上方に第1精算処理機100が配置されている。換言すれば、第1精算処理機100と第2精算処理機200とは互いに段違いに配置され、且つ、第2精算処理機200の上に第1精算処理機100が重ねて配置されている。
更に、第1精算処理機100のユーザインターフェース部300(以下、第1ユーザインターフェース部300Aと称する場合がある)と第2精算処理機200のユーザインターフェース部300(以下、第2ユーザインターフェース部300Bと称する場合がある)とが精算装置1000の互いに異なる側面に配置されている。
精算装置1000は、例えば、第1精算処理機100と第2精算処理機200とが搭載された架台500を備える。
架台500は、筐体であっても良いし、棚であっても良い。本実施形態では、架台500は、筐体であるものとする。
架台500の各側面は、精算装置1000の各側面でもある。
本実施形態の場合、第1ユーザインターフェース部300Aは架台500の第1側面510に配置され、第2ユーザインターフェース部300Bは架台500の第2側面520に配置されている。
このため、第1精算処理機100を使用する第1ユーザは、架台500の第1側面510の前に位置して第1ユーザインターフェース部300Aを扱い、精算処理を行うことができる。また、それと並行して、第2精算処理機200を使用する第2ユーザは、架台500の第2側面520の前に位置して第2ユーザインターフェース部300Bを扱い、精算処理を行うことができる。
つまり、1台の精算装置1000があれば、第1ユーザの精算処理と第2ユーザの精算処理とを並行して行うことが可能となる。
よって、複数の精算処理をスムーズに行うことができる。
以下、詳細に説明する。
精算装置1000は、例えば、購買者による購買商品の精算処理を当該購買者が行うためのセミセルフレジ(セミセルフレジスター装置)、又は、購買者による購買商品の精算処理を店員が行うためのレジ(レジスター装置)であることが挙げられる。
精算装置1000がセミセルフレジの場合、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の各々は、購買者による購買商品の精算処理を当該購買者が行うための精算処理機(自動精算処理機)である。精算処理機は精算処理ユニットまたは釣銭ユニットとも呼ぶ。
一方、精算装置1000がレジの場合、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の各々は、購買者による購買商品の精算処理を店員が行うためのドロアである。
本実施形態では、精算装置1000がセミセルフレジであるものとして、以下の説明を行う。
ユーザインターフェース部300とは、精算処理のために第1精算処理機100及び第2精算処理機200を扱うユーザが、例えば、現金の入金、お釣りの受け取り、支払い用のカード(クレジットカード、デビットカード等)の挿入、或いは、カードの暗証番号の入力等の、各種の処理を行う部分である。
図1乃至図5に示すように、架台500は、例えば、第1側面510と、第2側面520と、第3側面530と、第4側面540と、の4つの側面を有する。
第1側面510と第2側面520とは相互に直交している。
第3側面530は、第1側面510とは反対向きの側面である。
第4側面540は、第2側面520とは反対向きの側面である。従って、第4側面540は、第1側面510に対して直交している。
より詳しくは、架台500の側面は、更に、第1側面510と第2側面520との間の角部を面取りしてなる面取り面560を含んでいる。面取り面560は、例えば、第1側面510及び第2側面520に対して45度の配置となっている。
各側面510、520、530、540及び面取り面560は、例えば、鉛直に起立している。
このため、架台500は、例えば、平面視において、矩形の1つの角が斜めに切り欠かれた形状の五角形状に形成されている。
更に、架台500は、上面550を有している。一例として、上面550は、水平且つ平坦に形成されている。
第1精算処理機100のユーザインターフェース部300である第1ユーザインターフェース部300Aは、第1側面510に配置されている。
一方、第2精算処理機200のユーザインターフェース部300である第2ユーザインターフェース部300Bは、第2側面520に配置されている。
すなわち、本実施形態の場合、第1ユーザインターフェース部300Aと第2ユーザインターフェース部300Bとは、互いに直交する第1側面510及び第2側面520にそれぞれ配置されている。
より具体的には、例えば、第1精算処理機100における第1ユーザインターフェース部300A側の側面110と、架台500において第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aが配置された側面である第1側面510と、が互いに面一となっている。
同様に、例えば、第2精算処理機200における第2ユーザインターフェース部300B側の側面210と、架台500において第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bが配置された側面である第2側面520と、が互いに面一となっている。
これにより、精算装置1000における第1側面510側及び第2側面520側がすっきりした外観となっているとともに、店内を移動する人やカートなどが第1精算処理機100及び第2精算処理機200にぶつかってしまうことを抑制できる。
ここで、第1側面510において、第1精算処理機100が配置されている部分および当該部分よりも上側の部分(以下、第1上側側面515)は、第1側面510における他の部分(下部)よりも奧(第3側面530側)に位置している。
このため、第1ユーザインターフェース部300Aの上面は、精算装置1000の上面側に露出している。すなわち、第2ユーザインターフェース部300Bの硬貨投入口311は、精算装置1000の上面側に露出している。
同様に、第2側面520において、第2精算処理機200が配置されている部分および当該部分よりも上側の部分(以下、第2上側側面525)は、第2側面520における他の部分(下部)よりも奧(第4側面540側)に位置している。
このため、第2ユーザインターフェース部300Bの上面は、精算装置1000の上面側に露出している。すなわち、第2ユーザインターフェース部300Bの硬貨投入口311は、精算装置1000の上面側に露出している。
第1精算処理機100は、硬貨用精算処理機(硬貨用釣銭機)310Aと紙幣用精算処理機(紙幣用釣銭機)320Aとを有している。硬貨用精算処理機310Aは第1硬貨用精算処理機であり、紙幣用精算処理機320Aは第1紙幣用精算処理機である。
同様に、第2精算処理機200は、硬貨用精算処理機(硬貨用釣銭機)310Bと紙幣用精算処理機(紙幣用釣銭機)320Bとを有している。硬貨用精算処理機310Bは第2硬貨用精算処理機であり、紙幣用精算処理機320Bは第2紙幣用精算処理機である。
硬貨用精算処理機310A及び硬貨用精算処理機310Bの各々は、精算のために入金される硬貨を受け容れる硬貨投入口311と、硬貨投入口311に投入された硬貨のうち、傷、変形或いは認識エラー等のために金種判別できなかった硬貨が排出される硬貨リジェクト口312と、硬貨の釣銭が排出される硬貨出金口313と、を有する。
紙幣用精算処理機320A及び紙幣用精算処理機320Bの各々は、紙幣の入金の受け容れと紙幣の釣銭(釣札ともいう)の排出とを行う紙幣入出金口321を有する。
硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとは、互いに横並びに配置されている。
ここで、硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとが互いに横並びに配置されているとは、硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとが高さ方向で互いに重複(少なくとも一部分どうしが重複)した位置に配置されていることを意味する。
より好ましくは、硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aの上面どうしが互いに同じ高さに配置されていたり、硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aの下面どうしが互いに同じ高さに配置されていたりする。
本実施形態の場合、硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aの上面どうしが互いに同じ高さに配置されている。ただし、硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aの下面どうしは互いに異なる高さに配置されており、具体的には、例えば、硬貨用精算処理機310Aの下面よりも紙幣用精算処理機320Aの下面の方が高い位置に配置されている。
また、硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとは、横方向において互いに隣接して配置されていることが好ましい。
具体的には、例えば、図1の矢印A方向に第1精算処理機100を見たとき、硬貨用精算処理機310Aの右隣に紙幣用精算処理機320Aが配置されている。
同様に、硬貨用精算処理機310Bと紙幣用精算処理機320Bとは、互いに横並びに配置されている。
すなわち、硬貨用精算処理機310Bと紙幣用精算処理機320Bとは、高さ方向で互いに重複した位置に配置されている。
より好ましくは、硬貨用精算処理機310B及び紙幣用精算処理機320Bの上面どうしが互いに同じ高さに配置されていたり、硬貨用精算処理機310B及び紙幣用精算処理機320Bの下面どうしが互いに同じ高さに配置されていたりする。
本実施形態の場合、硬貨用精算処理機310B及び紙幣用精算処理機320Bの上面どうしが互いに同じ高さに配置されている。ただし、硬貨用精算処理機310B及び紙幣用精算処理機320Bの下面どうしは互いに異なる高さに配置されており、具体的には、例えば、硬貨用精算処理機310Bの下面よりも紙幣用精算処理機320Bの下面の方が高い位置に配置されている。
また、硬貨用精算処理機310Bと紙幣用精算処理機320Bとは、横方向において互いに隣接して配置されていることが好ましい。
具体的には、例えば、図1の矢印B方向に第2精算処理機200を見たとき、硬貨用精算処理機310Bの右隣に紙幣用精算処理機320Bが配置されている。
第1精算処理機100は、更に、クレジットカード又はデビットカードなどのカードを用いて精算を行うための第1カード精算用処理部330Aを有する。
同様に、第2精算処理機200は、更に、クレジットカード又はデビットカードなどのカードを用いて精算を行うための第2カード精算用処理部330Bを有する。
第1カード精算用処理部330A及び第2カード精算用処理部330Bの各々は、カードが挿入されるカード挿入口331と、暗証番号等の入力操作を受け付けるテンキーなどの入力操作部332と、を有する。
第1カード精算用処理部330Aは、硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aと横並びに配置されていることが好ましい。
具体的には、例えば、図1の矢印A方向に第1精算処理機100を見たとき、図2に示すように、紙幣用精算処理機320Aの右隣に第1カード精算用処理部330Aが配置されている。
同様に、第2カード精算用処理部330Bは、硬貨用精算処理機310B及び紙幣用精算処理機320Bと横並びに配置されていることが好ましい。
具体的には、例えば、図1の矢印B方向に第2精算処理機200を見たとき、図3に示すように、紙幣用精算処理機320Bの右隣に第2カード精算用処理部330Bが配置されている。
ここで、第1ユーザインターフェース部300Aは、硬貨用精算処理機310Aの硬貨投入口311、硬貨リジェクト口312及び硬貨出金口313と、紙幣用精算処理機320Aの紙幣入出金口321と、第1カード精算用処理部330Aのカード挿入口331及び入力操作部332と、を含んでいる。すなわち、これらの各構成は、架台500の第1側面510に配置されている(或いは第1側面510側に配置されている)。
同様に、第2ユーザインターフェース部300Bは、硬貨用精算処理機310Bの硬貨投入口311、硬貨リジェクト口312及び硬貨出金口313と、紙幣用精算処理機320Bの紙幣入出金口321と、第2カード精算用処理部330Bのカード挿入口331及び入力操作部332と、を含んでいる。すなわち、これらの各構成は、架台500の第2側面520に配置されている(或いは第2側面520側に配置されている)。
各硬貨投入口311は、第1ユーザインターフェース部300A及び第2ユーザインターフェース部300Bの上面に配置されており、それぞれ上方に向けて開口している。
各硬貨リジェクト口312は、各硬貨投入口311の下方において第1ユーザインターフェース部300A及び第2ユーザインターフェース部300Bの前面側(一側面側)に配置されている。
各硬貨出金口313は、第1ユーザインターフェース部300A及び第2ユーザインターフェース部300Bの前面側(一側面側)において、例えば、各硬貨リジェクト口312の横隣(例えば右隣)に配置されている。
各紙幣入出金口321は、第1ユーザインターフェース部300A及び第2ユーザインターフェース部300Bの前面側(一側面側)に配置されている。
各カード挿入口331は、第1ユーザインターフェース部300A及び第2ユーザインターフェース部300Bの前面側(一側面側)に配置されている。各入力操作部332は、例えば、各カード挿入口331の上方において、上側を向いて配置されている。
精算装置1000は、更に、第1精算処理機100を使用する第1ユーザ用の第1ディスプレイ700Aと、第2精算処理機200を使用する第2ユーザ用の第2ディスプレイ700Bと、を備えている。これら第1ディスプレイ700A及び第2ディスプレイ700Bは、架台500に搭載されている。
より具体的には、例えば、第1ディスプレイ700Aは、上面550における第1側面510側の領域に載置され、第2ディスプレイ700Bは、上面550における第2側面520側の領域に載置されている。
第1ディスプレイ700Aは、例えば、その表示画面が第1側面510と平行に配置されている。
第2ディスプレイ700Bは、例えば、その表示画面が第2側面520と平行に配置されている。
なお、上面550は水平であるため、第1ディスプレイ700Aと第2ディスプレイ700Bとは互いに同じ高さに配置されている。
第1ディスプレイ700A及び第2ディスプレイ700Bは、各種の表示を行うものである。
第1ディスプレイ700A及び第2ディスプレイ700Bは、例えば、タッチパネルとすることができる。この場合、第1ユーザ及び第2ユーザは、第1ディスプレイ700A及び第2ディスプレイ700Bに対するタッチ操作により、例えば、精算処理の開始を指示したり、精算の方法(例えば、現金、クレジットカード、デビットカードの何れで支払うか)の選択を行ったり、店員の呼出を行ったりすることができるようになっている。
精算装置1000は、更に、第1精算処理機100を使用する第1ユーザ用の第1レシート印刷機800Aと、第2精算処理機200を使用する第2ユーザ用の第2レシート印刷機800Bと、を備えている。
第1レシート印刷機800Aは、第1ユーザが精算を終えたときに、レシートを印刷し、出力する。
同様に、第2レシート印刷機800Bは、第2ユーザが精算を終えたときに、レシートを印刷し、出力する。
第1レシート印刷機800Aは、例えば、上面550における第1側面510側の領域に載置されており、より具体的には、例えば、図1の矢印A方向に精算装置1000を見たとき、第1ディスプレイ700Aの隣(例えば左隣)に第1レシート印刷機800Aが配置されている。
同様に、第2レシート印刷機800Bは、例えば、上面550における第2側面520側の領域に載置されており、より具体的には、例えば、図1の矢印B方向に精算装置1000を見たとき、第2ディスプレイ700Bの隣(例えば左隣)に第2レシート印刷機800Bが配置されている。
精算装置1000は、更に、第1精算処理機100を使用する第1ユーザ用の第1呼出ランプ部900Aと、第2精算処理機200を使用する第2ユーザ用の第2呼出ランプ部900Bと、を備えている。
第1呼出ランプ部900A及び第2呼出ランプ部900Bの形態は、特に限定されないが、一例として、架台500に立設(例えば、上面550に立設)された柱状の形状をなし、その上端部にLEDランプ等の発光表示部を有している。
例えば、第1呼出ランプ部900Aは、上面550における第1側面510側の領域に立設され、第2呼出ランプ部900Bは、上面550における第2側面520側の領域に立設されている。
第1ユーザによる精算処理に関連するエラー(例えば、硬貨や紙幣の詰まり、お釣りの不足、レシートの紙詰まり等)が生じた場合や、第1ユーザがタッチパネルとしての第1ディスプレイ700Aを操作して店員を呼び出す場合などに、第1呼出ランプ部900Aの発光表示部が発光するようになっている。
同様に、第2ユーザによる精算処理に関連するエラーが生じた場合や、第2ユーザがタッチパネルとしての第2ディスプレイ700Bを操作して店員を呼び出す場合などに、第2呼出ランプ部900Bが発光表示部が発光するようになっている。
なお、第1ディスプレイ700A、第1レシート印刷機800A及び第1呼出ランプ部900Aは、第1精算処理機100の上方の位置に配置されている。
一方、第2ディスプレイ700B、第2レシート印刷機800B及び第2呼出ランプ部900Bは、第1精算処理機100の上方、且つ、第2精算処理機200の上方の位置に配置されている。
精算装置1000は、更に、目隠し板400を有している。目隠し板400は、第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aが配置された側の領域と、第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bが配置された側の領域と、を相互に遮蔽(視覚的に遮蔽)するものである。
このため、第1ユーザ及び第2ユーザは、互いの視線を気にすることなく、精算処理を行うことができる。特に、クレジットカードなどを用いて精算処理を行う場合における暗証番号の入力操作の際に、他者の視線が気にならないようにすることができる。
より具体的には、例えば、目隠し板400は、第1ディスプレイ700A、第1レシート印刷機800A及び第1呼出ランプ部900Aが配置された領域1100Aと、第2ディスプレイ700B、第2レシート印刷機800B及び第2呼出ランプ部900Bが配置された領域1100Bとを相互に仕切っている(図6参照)。
目隠し板400は、例えば、架台500の上面よりも上方に起立した状態(例えば鉛直に起立した状態)に配置されている。更に、目隠し板400は、図1に示すように、第1上側側面515と第2上側側面525との角部よりも、面取り面560側に延出していることが好ましい。
目隠し板400は、不透明な板部材であっても良いし、半透明又は透明な板部材であっても良い。ただし、目隠し板400が透明である場合には、色付きのものであることが好ましい。
上記のように、本実施形態の場合、架台500において、第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aが配置された側面である第1側面510と、第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bが配置された側面である第2側面520とは、互いに直交している。
この場合、目隠し板400は、図1及び図6に示すように、第1側面510及び第2側面520の双方に対して交差する向きに配置されていることが好ましい。
目隠し板400は、第1側面510に対して30度以上60度以下の角度で配置されていることが好ましく、第1側面510及び第2側面520の双方に対して45度の角度に配置されていることが更に好ましい。
精算装置1000は、更に、第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aを使用する第1ユーザ用の第1荷置台600Aと、第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bを使用する第2ユーザ用の第2荷置台600Bと、を有している。これら第1荷置台600A及び第2荷置台600Bは、架台500に設けられている。
第1荷置台600A及び第2荷置台600Bは、例えば、板状に形成されており、その一端部が架台500の側面に固定されることにより、各々の上面が水平に配置され、且つ、他端側が架台500の側面から外方に突出している。
より具体的には、第1荷置台600Aは、例えば、その一端部が第3側面530に固定され、他端側は、第3側面530を基準として第2側面520側とは反対側に突出している。
一方、第2荷置台600Bは、例えば、その一端部が第4側面540に固定され、他端側は、第4側面540を基準として第1側面510側とは反対側に突出している。
第1荷置台600A及び第2荷置台600Bの平面形状は、特に限定されないが、それぞれ矩形状(角丸の矩形状など)であることが好ましい。
第1荷置台600A及び第2荷置台600Bには、それぞれ買い物カゴなどの荷物を載置できるようになっている。
本実施形態の場合、第1荷置台600Aと第2荷置台600Bとは、例えば、互いに同じ高さに配置されている。
ここで、図4に示すように、第3側面530には、架台500の内部における第1精算処理機100の配置領域と連通している第1開口531が形成されているとともに、当該第3側面530に対して着脱可能に取り付けられて第1開口531を閉塞する第1蓋部532が設けられている。
第1精算処理機100の背面側からは、図示しないケーブルが引き出されており、第3側面530から第1蓋部532を取り外して第1開口531を開いた状態で、該第1開口531を介してこれらケーブルの配線等の作業を行うことができるようになっている。例えば、第1精算処理機100のケーブルは、上面550上に引き出すことができるようになっている。
同様に、図5に示すように、第4側面540には、架台500の内部における第2精算処理機200の配置領域と連通している第2開口541が形成されているとともに、当該第4側面540に対して着脱可能に取り付けられて第2開口541を閉塞する第2蓋部542が設けられている。
第2精算処理機200の背面側からは、図示しないケーブルが引き出されており、第4側面540から第2蓋部542を取り外して第2開口541を開いた状態で、該第2開口541を介してこれらケーブルの配線等の作業を行うことができるようになっている。例えば、第2精算処理機200のケーブルは、上面550上に引き出すことができるようになっている。
より具体的には、例えば、第3側面530の第1開口531は、第2荷置台600Bよりも上側に形成されている(図4)。これにより、第2荷置台600Bが、第1開口531を介した各種の作業の妨げとなることを抑制できる。
同様に、例えば、第4側面540の第2開口541は、第1荷置台600Aよりも上側に形成されている(図5)。これにより、第1荷置台600Aが、第2開口541を介した各種の作業の妨げとなることを抑制できる。
第1精算処理機100と第2精算処理機200とは、互いに同様のものであることが好ましい。すなわち、第1精算処理機100と第2精算処理機200とは、互いに同じ機能を有しているとともに、同一の形状及び寸法に形成されていることが好ましい。
図7に示すように、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の各々は、例えば、扁平な直方体形状に形成されている。
そして、第1精算処理機100の側面110と第2精算処理機200の側面210とが互いに直交する向きで、第1精算処理機100及び第2精算処理機200が配置されている。
例えば、第1精算処理機100の一側部に位置する第1ユーザインターフェース部300Aは、第2精算処理機200の上方の空間よりも、第1側面510側(つまり側面110側)にはみ出している(突出している)。
同様に、第2精算処理機200の一側部に位置する第2ユーザインターフェース部300Bは、第1精算処理機100の下方の空間よりも、第2側面520側(つまり側面210側)にはみ出している(突出している)。
次に、図8を用いて、本実施形態に係る精算装置用の架台500について説明する。
この架台500は、上述した第1側面510、第2側面520、第3側面530、第4側面540、上面550、面取り面560、第1上側側面515及び第2上側側面525を備えている。
架台500には、第1精算処理機100及び第2精算処理機200を搭載することが可能となっている。
架台500の複数の側面の各々には、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の一方ずつが挿入される挿入穴が形成されている。すなわち、第1側面510には挿入穴511が形成され、第2側面520には挿入穴521が形成されている。
例えば、第1精算処理機100を、その奥側の部分から、挿入穴511に対して水平に挿入し、所定の深さまで押し込むことにより、図1に示すように第1精算処理機100が架台500に搭載された状態となる。
同様に、第2精算処理機200を、その奥側の部分から、挿入穴521に対して水平に挿入し、所定の深さまで押し込むことにより、図1に示すように第2精算処理機200が架台500に搭載された状態となる。
第1側面510の挿入穴511に第1精算処理機100が挿入され、第2側面520の挿入穴521に第2精算処理機200が挿入されることにより、第1精算処理機100と第2精算処理機200とが平面視において重複するとともに、第2精算処理機200の上方に第1精算処理機100が配置され、且つ、第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aと、第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bと、が架台500の互いに異なる側面(例えば、互いに直交する第1側面510及び第2側面520)に配置されるようになっている(図1参照)。
第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、架台500に対して着脱可能である。
よって、架台500と第1精算処理機100及び第2精算処理機200とを別体にした状態で、精算装置1000の設置場所まで運搬することにより、運搬作業の負荷を軽減できる。
なお、例えば、第1精算処理機100及び第2精算処理機200を元々所有している事業者に対しては、架台500だけを販売することにより、当該事業者が元々所有している第1精算処理機100及び第2精算処理機200を有効活用して、精算装置1000を組み立てることができる。
架台500に第1精算処理機100及び第2精算処理機200を搭載するとともに、架台500に、第1ディスプレイ700A、第2ディスプレイ700B、第1レシート印刷機800A、第2レシート印刷機800B、第1呼出ランプ部900A、第2呼出ランプ部900B及び目隠し板400等を搭載することにより、精算装置1000を組み立てることができる。
例えば、架台500の上面550等には、目隠し板400の下端部を挿入して目隠し板400を固定するためのスリット555が形成されていても良い。
また、架台500の上面550には、第1呼出ランプ部900A、第2呼出ランプ部900Bの下端部を差し込んで、これら第1呼出ランプ部900A、第2呼出ランプ部900Bを立設させるための、差込固定穴(不図示)が形成されていても良い。
また、図8には、架台500に第1荷置台600A及び第2荷置台600Bが固定された状態を示しているが、第1荷置台600A及び第2荷置台600Bは、架台500に対して着脱可能となっていても良い。このようにすることにより、架台500の運搬時等には、第1荷置台600A及び第2荷置台600Bを架台500から外した状態とすることができるため、運搬時等における嵩張りを抑制することができる。
架台500は、例えば、挿入穴用蓋部512及び挿入穴用蓋部522を備えている。
挿入穴用蓋部512は、第1側面510の第1上側側面515に対して着脱可能に取り付けられて、挿入穴511を閉塞することが可能なものである。
同様に、挿入穴用蓋部522は、第2側面520の第2上側側面525に対して着脱可能に取り付けられて、挿入穴521を閉塞することが可能なものである。
架台500に第1精算処理機100及び第2精算処理機200を搭載する作業は、挿入穴用蓋部512及び挿入穴用蓋部522を架台500から取り外した状態で行う。
一方、架台500の保管時や運搬時には、挿入穴用蓋部512及び挿入穴用蓋部522を架台500に取り付けておくことにより、挿入穴511内及び挿入穴521への埃等の異物の侵入を抑制することができる。
次に、図9を用いて、精算装置1000の使用例を説明する。
図9に示す例では、店舗の売り場には、2つの商品登録台3000が互いに並列に配置され、これら商品登録台3000どうしの間で店員10、20が接客作業を行うようになっている。
各商品登録台3000には、購買者による購買商品の登録処理を店員が行うための商品登録装置3100がそれぞれ載置されている。
商品登録台3000は、それぞれ一方向に長尺なものであり、その長手方向における一端側に、それぞれ精算装置1000が配置されている。
更に、2つの精算装置1000が配置された領域を基準として、2つの商品登録台3000が配置された領域側とは反対側の領域には、購買者が購買商品の袋詰めを行うためのサッカー台3200が配置されている。
各精算装置1000の第1精算処理機100及び第2精算処理機200には、識別番号が付与されているものとする。
ここでは、図9における左側の精算装置1000の第1精算処理機100及び第2精算処理機200の識別番号が、それぞれ1番及び2番であり、図9における右側の精算装置1000の第1精算処理機100及び第2精算処理機200の識別番号が、それぞれ3番及び4番であるものとする。
これら4つの精算処理機の識別番号は、例えば、対応する精算装置1000の上面550の対応する位置に立設された標識プレート(図示略)に表示されており、購買者が容易に認識できるようになっている。
店員10は、一方の商品登録台3000上の商品登録装置3100を扱って、購買商品を登録するものとし、店員20は、他方の商品登録台3000上の商品登録装置3100を扱って、購買商品を登録するものとする。
店員10は、購買者30の購買商品の登録を終えると、購買者30の商品登録情報を空いている精算処理機(例えば、識別番号1番の第1精算処理機100)に転送するとともに、購買者30に対し、当該精算処理機の識別番号(例えば1番)を伝達する。
この際、店員10は、例えば、購買者30の購買商品が入った買い物カゴ(不図示)を当該精算処理機と対応する荷置台(例えば第1荷置台600A)へ運搬する。
その後、購買者30は、店員10から伝達された識別番号の精算処理機にて、精算処理を行う。
精算処理は、例えば、タッチパネルとしての第1ディスプレイ700Aに表示される「精算開始ボタン」に対して、購買者30がタッチ操作を行うことをトリガとして開始される。
続いて、例えば、第1ディスプレイ700Aには、代金の支払い方法の選択画面が表示され、現金での支払い、クレジットカードでの支払い、又は、デビットカードでの支払いなどが選択可能となる。
購買者30が、現金での支払いを選択した場合、硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aは、現金の投入を待機する状態となる。
続いて、購買者30が、硬貨投入口311と紙幣入出金口321との少なくとも何れか一方に現金を投入すると、第1精算処理機100は、投入された現金の計数処理を実行し、計数された金額と「金額確認ボタン」とを第1ディスプレイ700Aに表示する。
続いて、購買者30が、「金額確認ボタン」に対してタッチ操作を行うと、第1精算処理機100は、釣銭の計算処理を実行し、硬貨出金口313及び紙幣入出金口321に釣銭を払い出す。
また、第1精算処理機100は、第1レシート印刷機800Aに対し、レシートの印刷処理を実行させ、これを受けて、第1レシート印刷機800Aはレシートを印刷し、出力する。
その後、購買者30は、購買商品が入った買い物カゴを持ってサッカー台3200に移動し、購買商品の袋詰めを行う。
ここで、図9において店員10の動線が破線で示されるように、店員10は、左側の精算装置1000の第1精算処理機100を扱う購買者、左側の精算装置1000の第2精算処理機200を扱う購買者、及び、右側の精算装置1000の第1精算処理機100を扱う購買者に対して、精算装置1000の扱い方についてのアドバイスがし易い位置へ、スムーズに移動することができる。
同様に、店員20は、左側の精算装置1000の第2精算処理機200を扱う購買者、右側の精算装置1000の第1精算処理機100を扱う購買者、及び、右側の精算装置1000の第2精算処理機200を扱う購買者に対して、精算装置1000の扱い方についてのアドバイスがし易い位置へ、スムーズに移動することができる。
以上のような第1の実施形態によれば、第1精算処理機100と第2精算処理機200とが平面視において重複するように、第2精算処理機200の上方に第1精算処理機100が配置されているので、2つの精算処理を並行して行うための設備を省スペース化することができる。
よって、店舗内の限られた設置スペース(平面的なスペース)でより多くの精算処理を並行して行うことが可能となる。
ここで、第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aと第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bとが精算装置1000の互いに異なる側面(例えば架台500の互いに異なる側面)に配置されているので、第1ユーザインターフェース部300Aを扱う第1ユーザと、第2ユーザインターフェース部300Bを扱う第2ユーザとの干渉を抑制することができる。よって、第1ユーザと第2ユーザのそれぞれの精算処理を、スムーズに、且つ、互いのプライバシーを保ちながら行うことができる。
また、第1精算処理機100が硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとを有し、第2精算処理機200が硬貨用精算処理機310Bと紙幣用精算処理機320Bとを有している場合、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、嵩張るものとなる。
このような場合に、第1精算処理機100と第2精算処理機200とが平面視において重複するように、第2精算処理機200の上方に第1精算処理機100が配置されていることにより、2つの第1精算処理機100及び第2精算処理機200の設置スペース(平面的なスペース)の削減効果を特に高めることができる。
また、硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとが互いに横並びに配置されていることにより、硬貨用精算処理機310Aに対する操作と紙幣用精算処理機320Aに対する操作とを同等の高さで行うことができるため、精算処理が容易となる。
同様に、硬貨用精算処理機310Bと紙幣用精算処理機320Bとが互いに横並びに配置されていることにより、硬貨用精算処理機310Bに対する操作と紙幣用精算処理機320Bに対する操作とを同等の高さで行うことができるため、精算処理が容易となる。
また、精算装置1000は、第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aが配置された側の領域と、第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bが配置された側の領域と、を相互に遮蔽する目隠し板400を有する。よって、第1ユーザ及び第2ユーザは、互いの視線を気にすることなく精算処理を行うことができる。特に、クレジットカードなどを用いて精算処理を行う場合における暗証番号の入力操作の際に、他者の視線が気にならないようにすることができる。
また、本実施形態の場合、架台500において、第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aが配置された側面である第1側面510と、第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bが配置された側面である第2側面520とは、互いに直交している。この場合に、目隠し板400が、第1側面510及び第2側面520の双方に対して交差する向きに配置されていることにより、第1ユーザインターフェース部300Aが配置された側の領域と、第2ユーザインターフェース部300Bが配置された側の領域とを、1枚の目隠し板400により効果的に遮蔽することができる。
また、第1精算処理機100におけるユーザインターフェース部300A側の側面110と、架台500において第1精算処理機100のユーザインターフェース部300Aが配置された側面である第1側面510と、が互いに面一である。これにより、精算装置1000における第1側面510側がすっきりした外観となっているとともに、店内を移動する人やカートなどが第1精算処理機100にぶつかってしまうことを抑制できる。
同様に、第2精算処理機200における第1ユーザインターフェース部300A側の側面210と、架台500において第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bが配置された側面である第2側面520と、が互いに面一である。これにより、精算装置1000における第2側面520側がすっきりした外観となっているとともに、店内を移動する人やカートなどが第2精算処理機200にぶつかってしまうことを抑制できる。
また、第1精算処理機100の第1ユーザインターフェース部300Aを使用する第1ユーザ用の第1荷置台600Aと、第2精算処理機200の第2ユーザインターフェース部300Bを使用する第2ユーザ用の第2荷置台600Bと、が架台500に設けられている。これにより、第1ユーザ及び第2ユーザが、それぞれ専用の荷置台に荷物を置いた状態で、精算処理を行うことができるため、荷物の取り違い等の発生を抑制できる。
また、第1荷置台600Aと第2荷置台600Bとが互いに同じ高さに配置されている場合、手に提げた荷物或いは床に置いた荷物を各荷置台に置く作業の負荷を、各ユーザ間で同等にできる。
なお、より高い位置に配置された第1ユーザインターフェース部300Aと対応する第1荷置台600Aの方が、より低い位置に配置された第2ユーザインターフェース部300Bと対応する第2荷置台600Bよりも高い位置に配置されていることも好ましい。このようにした場合は、各ユーザインターフェース部300と各荷置台600A、600Bとの距離が近くなるため、各ユーザインターフェース部300を扱いながらも、各荷置台600A、600B上の荷物を各ユーザの監視下に置きやすくなる。
また、第1精算処理機100を使用する第1ユーザ用の第1ディスプレイ700Aと、第2精算処理機200を使用する第2ユーザ用の第2ディスプレイ700Bと、が架台500に搭載されているので、第1ユーザ及び第2ユーザが、それぞれ専用のディスプレイを使用して、精算処理を行うことができる。
また、第1ディスプレイ700Aと第2ディスプレイ700Bとが互いに同じ高さに配置されている場合、第1ディスプレイ700Aを見るときの姿勢(立ち方)と第2ディスプレイ700Bを見るときの姿勢(立ち方)とを同等にすることができる。
また、本実施形態に係る架台500によれば、複数の側面にそれぞれ形成された挿入穴511、521に対して、それぞれ第1精算処理機100及び第2精算処理機200を挿入することにより、容易に、精算装置1000を構築(組み立てる)ことができる。すなわち、限られた設置スペースでより多くの精算処理を並行して行うことを可能とする精算装置1000を容易に構築することができる。
また、架台500は、架台500の複数の側面に対してそれぞれ着脱可能に取り付けられて挿入穴511、521を閉塞することが可能な複数の挿入穴用蓋部512、522を備える。よって、架台500の保管時や運搬時等には挿入穴用蓋部512、522によって挿入穴511、521を塞ぐことができるため、挿入穴511、521に埃等の異物が侵入してしまうことを抑制することが可能である。
〔第2の実施形態〕
図10は第2の実施形態に係る精算装置1000を手前側から見た斜視図である。
図11は第2の実施形態に係る精算装置1000を奧側から見た斜視図である。
図12は第2の実施形態に係る精算装置1000における第1精算処理機100及び第2精算処理機200の配置を示す模式的な斜視図である。
図13は第2の実施形態に係る精算装置用の架台500の斜視図である。
本実施形態に係る精算装置1000は、以下に説明する点で、上記の第1の実施形態に係る精算装置1000と相違し、その他の点では、第1の実施形態に係る精算装置1000と同様に構成されている。
上記の第1の実施形態では、第1ユーザインターフェース部300Aと第2ユーザインターフェース部300Bとが、互いに直交する第1側面510及び第2側面520にそれぞれ配置されている例を説明した。
これに対し、本実施形態の場合、図10及び図11に示すように、第1ユーザインターフェース部300Aと第2ユーザインターフェース部300Bとは、互いに反対向きの第1側面510及び第2側面520にそれぞれ配置されている。
本実施形態の場合、架台500は、例えば、平面視において矩形状に形成されており、互いに反対向きの第1側面510及び第2側面520と、第1側面510と第2側面520との間に位置する一対の側面570及び580と、を有する。
側面570と側面580とは、例えば、互いに反対向きとなっている。
本実施形態の場合、上面550は、高段部551と、高段部551よりも低段に配置された低段部552と、を含んでいる。高段部551は、上面550における第1側面510側の半部であり、低段部552は、上面550における第2側面520側の半部である。
高段部551には、第1ディスプレイ700A、第1レシート印刷機800A及び第1呼出ランプ部900Aが配置され、低段部552には、第2ディスプレイ700B、第2レシート印刷機800B及び第2呼出ランプ部900Bが配置されている。
したがって、第1ディスプレイ700Aの方が第2ディスプレイ700Bよりも高い位置に配置されている。
目隠し板400は、平面視において、高段部551と低段部552との境界に配置されている。目隠し板400は、例えば、第1側面510及び第2側面520に対して平行に配置されている。
第1荷置台600Aは、例えば、その一端部が側面570に固定され、他端側は、側面570を基準として側面580側とは反対側に突出している。
同様に、第2荷置台600Bは、例えば、その一端部が側面580に固定され、他端側は、側面580を基準として側面570側とは反対側に突出している。
図12に示される斜視図から分かるように、第1精算処理機100と第2精算処理機200とは、側面110と側面210とが互いに平行且つ互いに反対向きとなるように配置されている。
図13に示すように、本実施形態の場合も、架台500の第1側面510には挿入穴511が形成されている。また、第2側面520には挿入穴521(不図示)が形成されている。
本実施形態の場合、挿入穴511が開口する方向と、挿入穴521が開口する方向とは、互いに反対方向である。
本実施形態の場合も、第1精算処理機100を、その奥側の部分から、挿入穴511に対して水平に挿入し、所定の深さまで押し込むことにより、図10に示すように第1精算処理機100が架台500に搭載された状態となる。
同様に、第2精算処理機200を、その奥側の部分から、挿入穴521に対して水平に挿入し、所定の深さまで押し込むことにより、図11に示すように第2精算処理機200が架台500に搭載された状態となる。
以上のような第2の実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、本実施形態の場合、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の形状にも依存するが、第1の実施形態よりも更に精算装置1000の省スペース化(平面スペースの削減)が可能である。
例えば、第1精算処理機100及び第2精算処理機200が、奥行き方向に長い直方体形状である場合などにおいては、平面視において第1精算処理機100の幅方向における両端位置と第2精算処理機200の幅方向における両端位置とを揃えて配置することにより、第1精算処理機100及び第2精算処理機200が占める平面スペースの幅寸法を、1つの精算処理機分の幅寸法とすることができる。
〔第3の実施形態〕
上記の第1の実施形態では、第3側面530の第1開口531(図4)及び第4側面540の第2開口541(図5)は、それぞれ、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の背面側のケーブルの配線作業等を行うためのものである例を説明した。
ただし、これら第1開口531及び第2開口541は、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の一方ずつが挿入される挿入穴として用いることも可能である。
すなわち、架台500の複数の側面には、第1側面510と、第1側面510に対して直交する第2側面520と、第1側面510とは反対向きの第3側面530と、第2側面520とは反対向きの第4側面540と、の4つの側面が含まれており、4つの側面の各々に、挿入穴が形成されている構成とすることができる。
この場合、第1蓋部532(図4)及び第2蓋部542(図5)は、それぞれ挿入穴用蓋部とみなすことができる。
このように、架台500の4つの側面の各々に挿入穴が形成されている場合、挿入穴用蓋部を外して挿入穴を開口させた箇所に、第1精算処理機100及び第2精算処理機200を挿入して、精算装置1000を組み立てることができる。
よって、店舗内の設置スペースの都合や、店舗毎の第1精算処理機100及び第2精算処理機200のユーザインターフェース部300のレイアウト上のコンセプト等に応じて、架台500の4つの側面のうち好みの側面に各ユーザインターフェース部300を配置することができる。
なお、上記の各実施形態において、第1精算処理機100と第2精算処理機200との間(高さ方向において、第1精算処理機100と第2精算処理機200との間の位置)には、第1精算処理機100及び第2精算処理機200以外の、他の精算処理機が配置されていても良い。
同様に、第1精算処理機100よりも上方の位置、或いは、第2精算処理機200よりも下方の位置にも、他の精算処理機が配置されていても良い。
ここで言う他の精算処理機は、例えば、第1精算処理機100を扱う第1ユーザによる精算処理に用いられるものであっても良いし、第2精算処理機200を扱う第2ユーザによる精算処理に用いられるものであっても良いし、第1ユーザでも第2ユーザでもない第3ユーザによる精算処理に用いられるものであっても良い。
具体的な例として、例えば、第1精算処理機100は、硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとのうち一方の釣銭機のみを有しているが、他方の釣銭機は有していないものとし、当該他方の釣銭機が、第1精算処理機100と第2精算処理機200との間、第1精算処理機100よりも上方、又は、第2精算処理機200よりも下方に配置されている構成とすることができる。同様に、第2精算処理機200は、硬貨用精算処理機310Bと紙幣用精算処理機320Bとのうち一方の釣銭機のみを有しているが、他方の釣銭機は有していないものとし、当該他方の釣銭機が、第1精算処理機100と第2精算処理機200との間、第2精算処理機200よりも下方、又は、第1精算処理機100よりも上方に配置されている構成とすることができる。
また、上記の各実施形態では、第1精算処理機100及び第2精算処理機200が、硬貨用釣銭機、紙幣用釣銭機及びカード精算用処理部をそれぞれ備えている例を説明した。
ただし、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、購買者による購買商品の精算処理を当該購買者が行うことが可能であれば、その他の構成を有していても良い。
例えば、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、現金での精算のみが可能なように、硬貨用釣銭機及び紙幣用釣銭機は有しているが、カード精算用処理部は有していない構成であっても良い。
また、現金での精算のみが可能な場合において、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、硬貨用釣銭機と紙幣用釣銭機とのうちの何れか一方だけを有していても良い。
或いは、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、クレジットカード又はデビットカード等での精算のみが可能なように、カード精算用処理部は有しているが、硬貨用釣銭機及び紙幣用釣銭機は有していない構成であっても良い。
或いは、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、電子マネーでの精算が可能となるように、電子マネーによる精算処理を実行する電子マネー精算処理部を備えていても良い。この場合に、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、電子マネーでの精算のみが可能なように、電子マネー精算処理部は有しているが、硬貨用釣銭機及び紙幣用釣銭機やカード精算用処理部は有していない構成であっても良い。
なお、電子マネーでの精算が可能な構成のユーザインターフェース部300は、電子マネーの残高情報等を記憶した記憶媒体(例えば、ICカード等)の情報を読み取る読取装置を含む。ユーザは、読み取り装置に対して、記憶媒体を接触させたり、かざしたりすることにより、記憶媒体に記憶された情報を読取装置に読み取らせる処理を行う。
また、上記の各実施形態では、主として、精算装置1000がセミセルフレジであり、第1精算処理機100及び第2精算処理機200が、購買者による購買商品の精算処理を当該購買者が行うための精算処理機である例を説明した。
ただし、上述のように、精算装置1000は、購買者による購買商品の精算処理を店員が行うためのレジ(レジスター装置)であっても良い。この場合、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の各々は、購買者による購買商品の精算処理を店員が行うためのドロアである。
第1精算処理機100及び第2精算処理機200がドロアである場合、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、店員が操作することにより手前側(側面110、210側)に飛び出し、店員が側面110、210を押し込むことにより、元の位置に戻り、ラッチされる。この場合のユーザインターフェース部300には、少なくとも、飛び出した第1精算処理機100及び第2精算処理機200を元の位置に戻すために店員が押圧操作する側面110、210が含まれる。
また、上記の各実施形態では、主として、精算装置1000がセミセルフレジである例を説明したが、精算装置1000は、購買商品の登録処理も購買者が行うように構成された、フルセルフレジであっても良い。この場合、例えば、購買商品の登録処理を行うための、バーコード読み取り装置等の登録装置が、各第1精算処理機100及び第2精算処理機200に併設される。
〔第4の実施形態〕
図14は、第4の実施形態に係る精算装置1000の一例を示す図である。本図は、水平面に垂直な方向(より詳細には、架台500の上方)から第1精算処理機100及び第2精算処理機200を見た図である。なお、水平面に垂直な方向とは、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の設置面に垂直な方向である。本実施形態に係る精算装置1000は、以下の点を除いて、第1の実施形態〜第3の実施形態に係る精算装置1000と同様の構成である。
なお、本図に示す例では、第1精算処理機100が第2精算処理機200よりも上側に位置しているが、第2精算処理機200が第1精算処理機100よりも上側に位置していてもよい。以下、本実施形態では、第1精算処理機100が第2精算処理機200よりも上側に位置するとして説明を行う。
本図に示す例において、第1精算処理機100の少なくとも一部は、第2精算処理機200と重なっている。より詳細には、本図に示す例では、第1精算処理機100の一部は第2精算処理機200と重なっておらず、第1精算処理機100の残りの一部は第2精算処理機200と重なっている。図8を用いて説明したように、第1精算処理機100は、第1ユーザインターフェース部300Aが架台500の外側を向く向きに架台500の挿入穴511に差し込まれ、第2精算処理機200は、第2ユーザインターフェース部300Bが架台500の外側を向く向きに架台500の挿入穴521に差し込まれている。これにより、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、架台500(搭載部材)に取り付けられている
なお、第1精算処理機100(第1ユーザインターフェース部300A)が向いている方向と第2精算処理機200(第2ユーザインターフェース部300B)が向いている方向との差は、本図に示す例(90°)に限定されるものではない。この差は、例えば、30°以上150°以下であってもよい。さらに、第1精算処理機100(第1ユーザインターフェース部300A)と第2精算処理機200(第2ユーザインターフェース部300B)とは、互いに逆側を向いていてもよい。
図15は、図14の変形例を示す図である。本図は、水平面に垂直な方向(より詳細には、架台500の上方)から第1精算処理機100及び第2精算処理機200を見た図である。本図に示すように、第1精算処理機100は、いずれの部分も第2精算処理機200と重なっていなくてもよい。
〔第5の実施形態〕
図16は、第5の実施形態に係る精算装置1000に用いられる第1精算処理機100の構成の詳細の一例を示す図である。本図(a)は、ユーザインターフェース部300の前方から第1精算処理機100を見た図である。本図(b)は、第1精算処理機100の上方から硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aを見た図である。本図に示す第1精算処理機100は、第1の実施形態〜第4の実施形態のいずれかに係る第1精算処理機100と同様にして、水平方向において互いに隣り合う硬貨用精算処理機310A及び硬貨用精算処理機310Bを備える。そして本図に示す例では、硬貨用精算処理機310Aの上面と紙幣用精算処理機320Aの上面とは互いに揃っており、硬貨用精算処理機310Aの下面と紙幣用精算処理機320Aの下面とは互いに揃っている。
図17は、図16の第1の変形例を示す図である。本図に示す例において、硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aは、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)において互いに隣り合っている。より詳細には、本図に示す例では、硬貨用精算処理機310Aは、紙幣用精算処理機320Aの上面上に搭載されている。さらに、硬貨用精算処理機310Aの幅と紙幣用精算処理機320Aの幅とが等しくなっている。そして第1精算処理機100の幅方向において、硬貨用精算処理機310Aの中心と紙幣用精算処理機320Aの中心が一致している。本図に示す例では、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、硬貨用精算処理機310Aの全体が紙幣用精算処理機320Aの全体と重なっている。
図18は、図16の第2の変形例を示す図である。本図に示すように、硬貨用精算処理機310Aの位置及び紙幣用精算処理機320Aの位置は、図17に示した例とは逆にしてもよい。具体的には、本図に示す例では、硬貨用精算処理機310Aの上方に紙幣用精算処理機320Aが位置している。
図19は、図16の第3の変形例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図17に示した例と同様である。本図に示す例において、紙幣用精算処理機320Aの幅は、硬貨用精算処理機310Aの幅よりも広い。そして第1精算処理機100の幅方向において、硬貨用精算処理機310Aは、紙幣用精算処理機320Aの両側面よりも内側に位置している。本図に示す例では、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、硬貨用精算処理機310Aの全体が紙幣用精算処理機320Aの一部と重なっている。
図20は、図16の第4の変形例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図18に示した例と同様である。本図に示す例において、硬貨用精算処理機310Aの幅は、紙幣用精算処理機320Aの幅よりも広い。そして第1精算処理機100の幅方向において、紙幣用精算処理機320Aは、硬貨用精算処理機310Aの両側面よりも内側に位置している。本図に示す例では、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、紙幣用精算処理機320Aの全体が硬貨用精算処理機310Aの一部と重なっている。
図21は、図16の第5の変形例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図17に示した例と同様である。本図に示す例において、硬貨用精算処理機310Aの幅は、紙幣用精算処理機320Aの幅よりも広い。そして第1精算処理機100の幅方向において、紙幣用精算処理機320Aは、硬貨用精算処理機310Aの両側面よりも内側に位置している。本図に示す例では、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、紙幣用精算処理機320Aの全体が硬貨用精算処理機310Aの一部と重なっている。
図22は、図16の第6の変形例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図18に示した例と同様である。本図に示す例において、紙幣用精算処理機320Aの幅は、硬貨用精算処理機310Aの幅よりも広い。そして第1精算処理機100の幅方向において、硬貨用精算処理機310Aは、紙幣用精算処理機320Aの両側面よりも内側に位置している。本図に示す例では、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、硬貨用精算処理機310Aの全体が紙幣用精算処理機320Aの一部と重なっている。
図23は、図16の第7の変形例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図17に示した例と同様である。本図に示す例では、第1精算処理機100の幅方向において、硬貨用精算処理機310Aの一部は、紙幣用精算処理機320Aの外側に位置している。そして水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、硬貨用精算処理機310Aの一部が紙幣用精算処理機320Aの一部と重なっている。
図24は、図16の第8の変形例を示す図である。本図に示すように、硬貨用精算処理機310Aの位置と紙幣用精算処理機320Aの位置とは、図23に示した例とは逆にしてもよい。具体的には、本図に示す例では、硬貨用精算処理機310Aの上方に紙幣用精算処理機320Aが位置している。
図25は、図16の第9の変形例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図17に示した例と同様である。本図に示す例では、第1精算処理機100の幅方向において、硬貨用精算処理機310Aの全体が紙幣用精算処理機320Aの外側に位置している。言い換えると、水平面に垂直な方向から見た場合、硬貨用精算処理機310Aは、いずれの部分も、紙幣用精算処理機320Aと重なっていない。さらに本図に示す例では、硬貨用精算処理機310Aの下面と紙幣用精算処理機320Aの上面とが揃っている。
図26は、図16の第10の変形例を示す図である。本図に示すように、硬貨用精算処理機310Aの位置と紙幣用精算処理機320Aの位置とは、図25に示した例とは逆にしてもよい。具体的には、本図に示す例では、紙幣用精算処理機320Aの下面と硬貨用精算処理機310Aの上面とが揃っている。
図27は、図16の第11の変形例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図25に示した例と同様である。本図に示す例では、水平面に垂直な方向において、硬貨用精算処理機310Aの下面と紙幣用精算処理機320Aの上面とは、互いに離れている。より詳細には、水平面に垂直な方向において、硬貨用精算処理機310Aの下面は、紙幣用精算処理機320Aの上面よりも上に位置している。
図28は、図16の第12の変形例を示す図である。本図に示すように、硬貨用精算処理機310Aの位置と紙幣用精算処理機320Aの位置とは、図27に示した例とは逆にしてもよい。具体的には、本図に示す例では、水平面に垂直な方向において、紙幣用精算処理機320Aの下面は、硬貨用精算処理機310Aの上面よりも上に位置している。
図29は、図16の第13の変形例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図25に示した例と同様である。本図に示す例では、水平面に垂直な方向において、硬貨用精算処理機310Aの下面は、紙幣用精算処理機320Aの上面よりも下、かつ紙幣用精算処理機320Aの下面よりも上に位置する。
図30は、図16の第14の変形例を示す図である。本図に示すように、硬貨用精算処理機310Aの位置と紙幣用精算処理機320Aの位置とは、図29に示した例とは逆にしてもよい。具体的には、本図に示す例では、水平面に垂直な方向において、紙幣用精算処理機320Aの下面は、硬貨用精算処理機310Aの上面よりも下、かつ硬貨用精算処理機310Aの下面よりも上に位置する。
本実施形態においては、第2精算処理機200の構成も、図16〜図30に示した例のいずれかにしてもよい。そして第1精算処理機100の構成と第2精算処理機200の構成とは、同一であってもよいし、又は互いに異なっていてもよい。第1精算処理機100の構成と第2精算処理機200とが同一となる場合、第1精算処理機100の構成及び第2精算処理機200の構成は、いずれも、例えば図16に示した例とする。一方、第1精算処理機100の構成と第2精算処理機200の構成とが互いに異なる場合、第1精算処理機100の構成は例えば図16に示した例とし、第2精算処理機200の構成は例えば図30に示した例とする。
〔第6の実施形態〕
図31は、第6の実施形態に係る精算装置1000に用いられる第1精算処理機100の構成の第1例を示す図である。本図は、ユーザインターフェース部300の前方から第1精算処理機100を見た図である。本図に示す第1精算処理機100は、以下の点を除いて、第1の実施形態〜第5の実施形態のいずれかに係る第1精算処理機100と同様の構成である。
本図に示す例では、一方の第1精算処理機100が他方の第1精算処理機100の上に積み重ねられている。各第1精算処理機100は、例えば図16に示した第1精算処理機100である。本図に示す例では、いずれの第1精算処理機100においても、硬貨用精算処理機310Aは、紙幣用精算処理機320Aに対して同じ側(具体的には、ユーザインターフェース部300の前方から見た場合に左側)に位置している。
図32は、第1精算処理機100の構成の第2例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例でも、一方の第1精算処理機100が他方の第1精算処理機100の上に積み重ねられている。そして本図に示す例では、ユーザインターフェース部300の前方から見た場合、一方の第1精算処理機100では、硬貨用精算処理機310Aが紙幣用精算処理機320Aの左側に位置し、他方の第1精算処理機100では、硬貨用精算処理機310Aが紙幣用精算処理機320Aの右側に位置している。
図33は、第1精算処理機100の構成の第3例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、2つの第1精算処理機100が水平方向において互いに隣り合っている。本図に示す例では、いずれの第1精算処理機100においても、硬貨用精算処理機310Aは紙幣用精算処理機320Aの上側に位置している。各第1精算処理機100は、例えば図17に示した第1精算処理機100である。
図34は、第1精算処理機100の構成の第4例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、2つの第1精算処理機100が水平方向において互いに隣り合っている。本図に示す例では、いずれの第1精算処理機100においても、硬貨用精算処理機310Aは紙幣用精算処理機320Aの下側に位置している。各第1精算処理機100は、例えば図17に示した第1精算処理機100である。
図35は、第1精算処理機100の構成の第5例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、2つの第1精算処理機100が水平方向において互いに隣り合っている。本図に示す例では、一方の第1精算処理機100では、紙幣用精算処理機320Aの上面上に硬貨用精算処理機310Aが搭載され、他方の第1精算処理機100では、硬貨用精算処理機310Aの上面上に紙幣用精算処理機320Aが搭載されている。
図36は、第1精算処理機100の構成の第6例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、2つの第1精算処理機100が水平方向において互いに隣り合っている。いずれの第1精算処理機100においても、硬貨用精算処理機310Aの幅が紙幣用精算処理機320Aの幅よりも狭い。
さらに、硬貨用精算処理機310Aの一方の側面は、紙幣用精算処理機320Aの一方の側面に揃っている。そして2つの第1精算処理機100は、これらの側面が互いに対向する向きに並べられている。
図37は、第1精算処理機100の構成の第7例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、2つの第1精算処理機100が水平方向において互いに隣り合っている。いずれの第1精算処理機100においても、硬貨用精算処理機310Aの幅が紙幣用精算処理機320Aの幅よりも広い。
さらに、硬貨用精算処理機310Aの一方の側面は、紙幣用精算処理機320Aの一方の側面に揃っている。そして2つの第1精算処理機100は、これらの側面が互いに対向する向きに並べられている。
図38は、第1精算処理機100の構成の第8例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、一方の第1精算処理機100が他方の第1精算処理機100の上に積み重ねられている。そしていずれの第1精算処理機100においても、硬貨用精算処理機310Aの幅は、紙幣用精算処理機320Aの幅よりも狭い。
図39は、第1精算処理機100の構成の第9例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、一方の第1精算処理機100が他方の第1精算処理機100の上に積み重ねられている。そしていずれの第1精算処理機100においても、硬貨用精算処理機310Aの幅は、紙幣用精算処理機320Aの幅よりも広い。
図40は、第1精算処理機100の構成の第10例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、一方の第1精算処理機100が他方の第1精算処理機100の上に積み重ねられている。そして一方の第1精算処理機100の中心は、他方の第1精算処理機100の中心からずれている。
図41は、第1精算処理機100の構成の第11例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、いずれの第1精算処理機100においても、硬貨用精算処理機310Aの中心は、紙幣用精算処理機320Aの中心から同じ方向ずれている。そして本図に示す例では、これらの第1精算処理機100が水平方向において互いに隣り合っている。各第1精算処理機100は、例えば図23に示した第1精算処理機100である。
図42は、第1精算処理機100の構成の第12例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、一方の第1精算処理機100の全体が他方の第1精算処理機100の外側に位置している。なお、水平面に垂直な方向において、一方の第1精算処理機100の下面は、他方の第1精算処理機100の上面以下、かつ他方の第1精算処理機100の下面以上に位置していてもよいし、又は他方の第1精算処理機100の上面よりも上に位置していてもよい。
図43は、第1精算処理機100の構成の第13例を示す図である。本図に示す例は、以下の点を除いて、図31に示した例と同様である。本図に示す例では、一方の第1精算処理機100において硬貨用精算処理機310Aの全体が紙幣用精算処理機320Aの外側に配置されている。同様にして、他方の第1精算処理機100においても硬貨用精算処理機310Aの全体が紙幣用精算処理機320Aの外側に配置されている。そして一方の第1精算処理機100の紙幣用精算処理機320A、他方の第1精算処理機100の紙幣用精算処理機320A、一方の第1精算処理機100の硬貨用精算処理機310A、及び他方の第1精算処理機100の紙幣用精算処理機320Aがこの順で並んでいる。
本実施形態においては、第2精算処理機200の構成も、図31〜図43に示した例のいずれかにしてもよい。そして第1精算処理機100の構成と第2精算処理機200の構成とは、同一であってもよいし、又は互いに異なっていてもよい。第1精算処理機100の構成と第2精算処理機200とが同一となる場合、第1精算処理機100の構成及び第2精算処理機200の構成は、いずれも、例えば図31に示した例とする。一方、第1精算処理機100の構成と第2精算処理機200の構成とが互いに異なる場合、第1精算処理機100の構成は例えば図31に示した例とし、第2精算処理機200の構成は例えば図43に示した例とする。
〔第7の実施形態〕
図44は、第7の実施形態に係る精算装置1000に用いられる第1精算処理機100の構成の詳細の一例を示す図である。本図は、第1精算処理機100の上方から硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aを見た図である。本図に示すように、硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aは、互いに異なる方向を向いていてもよい。硬貨用精算処理機310Aが向いている方向と紙幣用精算処理機320Aが向いている方向との差は本図に示す例に限定されるものではなく、例えば、30°以上150°以下(より具体的には、例えば90°)にしてもよいし、又は180°にしてもよい。
〔第8の実施形態〕
図45は、第8の実施形態に係る精算装置1000に用いられる第1精算処理機100及び第2精算処理機200の配置の一例を示す図である。本図は、精算装置1000の上方から第1精算処理機100及び第2精算処理機200を見た図である。本図に示す例では、第1の実施形態と同様にして、第1精算処理機100が向いている方向と第2精算処理機200が向いている方向との差は90°となっている。
本図に示す例においては、水平面に垂直な方向から見た場合、第1精算処理機100の硬貨投入口311(第1硬貨投入口)(図1)と第2精算処理機200の硬貨投入口311(図1)(第2硬貨投入口)とが互いにずれて配置されるようになる。さらに、第1精算処理機100の紙幣入出金口321(第1紙幣投入口)(図1)と第2精算処理機200の紙幣入出金口321(第2紙幣投入口)(図1)とが互いにずれて配置されるようになる。なお、硬貨投入口311には、硬貨及び紙幣の双方が投入可能であってもよい。同様にして、紙幣入出金口321には、硬貨及び紙幣の双方が投入可能であってもよい。
図46は、図45の第1の変形例を示す図である。本図に示すように、第1精算処理機100が向いている方向と第2精算処理機200が向いている方向との差は120°となっていてもよい。本図に示す例においても、水平面に垂直な方向から見た場合、第1精算処理機100の硬貨投入口311(第1硬貨投入口)(図1)と第2精算処理機200の硬貨投入口311(図1)(第2硬貨投入口)とが互いにずれて配置されるようになる。さらに、第1精算処理機100の紙幣入出金口321(第1紙幣投入口)(図1)と第2精算処理機200の紙幣入出金口321(第2紙幣投入口)(図1)とが互いにずれて配置されるようになる。
図47は、図45の第2の変形例を示す図である。本図に示すように、第1精算処理機100が向いている方向と第2精算処理機200が向いている方向との差は60°となっていてもよい。本図に示す例においても、水平面に垂直な方向から見た場合、第1精算処理機100の硬貨投入口311(第1硬貨投入口)(図1)と第2精算処理機200の硬貨投入口311(図1)(第2硬貨投入口)とが互いにずれて配置されるようになる。さらに、第1精算処理機100の紙幣入出金口321(第1紙幣投入口)(図1)と第2精算処理機200の紙幣入出金口321(第2紙幣投入口)(図1)とが互いにずれて配置されるようになる。
なお、第1精算処理機100が向いている方向と第2精算処理機200が向いている方向との差は、図45〜図47に示した例に限定されるものではない。例えば、第1精算処理機100が向いている方向と第2精算処理機200が向いている方向との差は、30°以上150°以下にしてもよい。さらに、第1精算処理機100と第2精算処理機200は、互いに逆側を向いていてもよい。
〔第9の実施形態〕
図48は、第9の実施形態に係る精算装置1000の構成を示す図である。本図は、精算装置1000の上方から架台500を見た図である。本図に示す例では、第1の実施形態と同様にして、架台500は、第1側面510、第2側面520、第3側面530、及び第4側面540を有している。より詳細には、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、架台500の形状は、四角形となっている。第1側面510、第2側面520、第3側面530、及び第4側面540は、架台500の周方向においてこの順で並んでいる。そして第1側面510には、第1精算処理機100が設けられ、第2側面520には、第2精算処理機200が設けられている。
図49は、図48の第1の変形例を示す図である。本図に示す例において、架台500は、それぞれが互いに異なる方向を向いた3つの側面を有している。より詳細には、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、架台500の形状は、三角形となっている。そして本図に示す例では、1つの側面に第1精算処理機100が設けられ、もう一つの側面に第2精算処理機200が設けられている。
図50は、図48の第2の変形例を示す図である。本図に示す例において、架台500は、それぞれが互いに異なる方向を向いた6つの側面を有している。より詳細には、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、架台500の形状は、六角形となっている。そして本図に示す例では、1つの側面に第1精算処理機100が設けられ、この1つの側面の隣に位置するもう一つの側面に第2精算処理機200が設けられている。
図51は、図48の第3の変形例を示す図である。本図に示す例では、架台500は、外側に凸となる方向に湾曲した側面を有している。より詳細には、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、架台500の形状は、円となっている。そして本図に示す例では、第1精算処理機100と第2精算処理機200が互いに異なる方向を向くように、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、架台500の側面に設けられている。
〔第10の実施形態〕
図52は、第10の実施形態に精算装置1000に用いられる複数の第1精算処理機100(第2精算処理機200)のレイアウトの一例を示す図である。本図は、精算装置1000の上方から第1精算処理機100(第2精算処理機200)を見た図である。本図に示すように、精算装置1000は、互いに異なる方向を向いた3つの第1精算処理機100(第2精算処理機200)を備えていてもよい。本図に示す例では、3つのユーザインターフェース部300が円周方向において等間隔に配置されている。なお、精算装置1000は、4つ以上の第1精算処理機100(第2精算処理機200)を備えていてもよい。
〔第11の実施形態〕
図53は、第11の実施形態に係る精算装置1000に用いられる第1精算処理機100及び第2精算処理機200のレイアウトの第1例を示す図である。本図(a)は、精算装置1000の上方から第1精算処理機100及び第2精算処理機200を見た図である。本図(b)は、本図(a)のA−A´断面図である。
本図に示す例において、硬貨用精算処理機310Aは制御部342Aを備え、紙幣用精算処理機320Aは制御部344Aを備える。制御部342Aは、硬貨用精算処理機310Aによる精算処理を制御しており、例えば、硬貨投入口311(図1)に投入された硬貨を算出し、さらに、硬貨出金口313(図1)から出金される硬貨の量を制御している。同様にして、制御部344Aは、紙幣用精算処理機320Aによる精算処理を制御しており、例えば、紙幣入出金口321(図1)に入金された紙幣を算出し、さらに、紙幣入出金口321(図1)から出金される紙幣の量を制御している。
硬貨用精算処理機310Bは制御部342Bを備え、紙幣用精算処理機320Bは制御部344Bを備える。制御部342Bは、制御部342Aと同様にして、硬貨用精算処理機310Bによる精算処理を制御している。制御部344Bは、制御部344Aと同様にして、紙幣用精算処理機320Bによる精算処理を制御している。
本図に示す例では、第1精算処理機100では、硬貨用精算処理機310A及び紙幣用精算処理機320Aが水平方向に互いに隣り合っており、第2精算処理機200では、硬貨用精算処理機310B及び紙幣用精算処理機320Bが水平方向に互いに隣り合っている。第1精算処理機100は、第2精算処理機200よりも上側に位置している。そして第1精算処理機100と第2精算処理機200は、互いに異なる方向を向いている。
本図に示す例では、水平方向に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、制御部342Aの少なくとも一部が制御部342B及び制御部344Bの少なくとも一方の少なくとも一部と重なるようになっている。さらに、制御部344Aの少なくとも一部が制御部342B及び制御部344Bの少なくとも一方の少なくとも一部と重なるようになっている。
図54は、第1精算処理機100及び第2精算処理機200のレイアウトの第2例を示す図である。本図に示す例では、第1精算処理機100において、硬貨用精算処理機310Aが紙幣用精算処理機320Aの上面上に搭載されており、第2精算処理機200において、硬貨用精算処理機310Bが紙幣用精算処理機320Bの上面上に搭載されている。
本図に示す例では、水平方向に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、制御部342Aの少なくとも一部が制御部342B及び制御部344Bの少なくとも一方の少なくとも一部と重なるようになっている。さらに、制御部344Aの少なくとも一部が制御部342B及び制御部344Bの少なくとも一方の少なくとも一部と重なるようになっている。
〔第12の実施形態〕
図55は、第12の実施形態に係る第1精算処理機100の構成の第1例を示す図である。本図は、ユーザインターフェース部300(図1)の前方から第1精算処理機100を見た図である。本図に示す例において、第1精算処理機100は、硬貨用精算処理機310A、紙幣用精算処理機320A、第1カード精算用処理部330A、及び第1レシート印刷機800Aを備える。硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aは、水平方向において互いに隣り合っている。本図に示すように、第1カード精算用処理部330Aは、紙幣用精算処理機320A(又は硬貨用精算処理機310A)の上方に設けてもよい。さらに、第1レシート印刷機800Aは、紙幣用精算処理機320A(又は硬貨用精算処理機310A)の側方に設けてもよい。
図56は、第1精算処理機100の構成の第2例を示す図である。本図に示す例では、紙幣用精算処理機320Aの上面上に硬貨用精算処理機310Aが搭載されている。本図に示すように、第1カード精算用処理部330Aは、硬貨用精算処理機310Aの上方に設けられていてもよい。第1レシート印刷機800Aは、紙幣用精算処理機320Aの側方に設けられていてもよい。
本実施形態においては、第2精算処理機200の構成も、図55〜図56に示した例のいずれかにしてもよい。
〔第13の実施形態〕
図57は、第13の実施形態に係る精算装置1000の斜視図であり、第1の実施形態の図1に対応する。本実施形態に係る精算装置1000は、以下の点を除いて、第1の実施形態に係る精算装置1000と同様の構成である。
本図に示す例では、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、架台500と一体として形成されている。言い換えると、第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、架台500から取り外すことができない。より詳細には、架台500には、挿入穴511(例えば、図8)及び挿入穴521(例えば、図8)が形成されていない。そして第1精算処理機100及び第2精算処理機200は、架台500の一部となっている。
なお、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の一方のみが架台500と一体として形成されていてもよい。この場合、第1精算処理機100及び第2精算処理機200の他方が第1の実施形態と同様にして、架台500に対して着脱可能となっている。
〔第14の実施形態〕
図58は、第14の実施形態に係る精算装置1000に用いられる第1精算処理機100及び第2精算処理機200のレイアウトを示す図である。本図(a)は、ユーザインターフェース部300Aの前方から第1精算処理機100及び第2精算処理機200を見た図である。本図(b)は、精算装置1000の上方から第1精算処理機100及び第2精算処理機200を見た図である。なお、第14の実施形態および図58は、精算装置1000を構成する第1精算処理機100及び第2精算処理機200の組合せの具体例の一例である。
本図に示す例において、第1精算処理機100では、紙幣用精算処理機320Aの上面上に硬貨用精算処理機310Aが搭載されている。第2精算処理機200でも、第1精算処理機100と同様にして、紙幣用精算処理機320Bの上面上に硬貨用精算処理機310Bが搭載されている。
第2精算処理機200は、第1精算処理機100よりも上に位置している。そして水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、第1精算処理機100と第2精算処理機200とは互いに異なる方向を向いている。具体的には本図に示す例では、第1精算処理機100の向いている方向と第2精算処理機200の向いている方向との差は90°となっている。ただし、この差は90°に限定されるものではなく、例えば30°以上150°以下であってもよい。さらに、第1精算処理機100と第2精算処理機200とは、互いに逆側を向いていてもよい。
水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、第1精算処理機100の形状及び第2精算処理機200の形状は、いずれも矩形である。本図に示す例においては、第1精算処理機100(矩形)の辺の一部と第2精算処理機100(矩形)の辺の一部とが揃っている。なお、図58(b)では、第1精算処理機100の形状および第2精算処理機200の形状は長方形となっているが、図63(a)(b)に示されるように正方形であっても良い。
図59は、図58の第1の変形例を示す図である。本図に示す例は、第1精算処理機100において硬貨用精算処理機310Aの位置と紙幣用精算処理機320Aの位置とが逆である点、及び第2精算処理機200において硬貨用精算処理機310Bの位置と紙幣用精算処理機320Bの位置とが逆である点を除いて、図58に示した例と同様である。具体的には、本図に示す例では、第1精算処理機100において、硬貨用精算処理機310Aの上面上に紙幣用精算処理機320Aが搭載されている。第2精算処理機200でも、第1精算処理機100と同様にして、硬貨用精算処理機310Bの上面上に紙幣用精算処理機320Bが搭載されている。
図60は、図58の第2の変形例を示す図である。本図に示す例では、第1精算処理機100において硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとが下から上に向かって並ぶ順序と第2精算処理機200において硬貨用精算処理機310Bと紙幣用精算処理機320Bとが下から上に向かって並ぶ順序とが逆である点を除いて、図58に示した例と同様である。具体的には、本図に示す例では、第1精算処理機100において、硬貨用精算処理機310Aの上面上に紙幣用精算処理機320Aが搭載されている。これに対して、第2精算処理機200では、紙幣用精算処理機320Bの上面上に硬貨用精算処理機310Bが搭載されている。
図61は、図58の第3の変形例を示す図である。本図に示す例では、第1精算処理機100において硬貨用精算処理機310Aと紙幣用精算処理機320Aとが下から上に向かって並ぶ順序と第2精算処理機200において硬貨用精算処理機310Bと紙幣用精算処理機320Bとが下から上に向かって並ぶ順序とが逆である点を除いて、図58に示した例と同様である。具体的には、本図に示す例では、第1精算処理機100において、紙幣用精算処理機320Aの上面上に硬貨用精算処理機310Aが搭載されている。これに対して、第2精算処理機200では、硬貨用精算処理機310Bの上面上に紙幣用精算処理機320Bが搭載されている。
図62は、図58の第4の変形例を示す図である。本図に示す例においても、水平面に垂直な方向(すなわち、鉛直方向)から見た場合、第1精算処理機100の形状及び第2精算処理機200の形状は、いずれも矩形である。そして本図に示す例では、第1精算処理機100(矩形)の辺と第2精算処理機100(矩形)の辺とは、いずれの領域においても揃っていない。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 店員
20 店員
30 購買者
100 第1精算処理機
110 側面
200 第2精算処理機
210 側面
300 ユーザインターフェース部
300A 第1ユーザインターフェース部
300B 第2ユーザインターフェース部
310A 硬貨用精算処理機
310B 硬貨用精算処理機
311 硬貨投入口
312 硬貨リジェクト口
313 硬貨出金口
320A 紙幣用精算処理機
320B 紙幣用精算処理機
321 紙幣入出金口
330A 第1カード精算用処理部
330B 第2カード精算用処理部
331 カード挿入口
332 入力操作部
400 目隠し板
500 架台
510 第1側面
511 挿入穴
512 挿入穴用蓋部
515 第1上側側面
520 第2側面
521 挿入穴
522 挿入穴用蓋部
525 第2上側側面
530 第3側面
531 第1開口(挿入穴)
532 第1蓋部(挿入穴用蓋部)
540 第4側面
541 第2開口(挿入穴)
542 第2蓋部(挿入穴用蓋部)
550 上面
551 高段部
552 低段部
555 スリット
560 面取り面
570 側面
580 側面
600A 第1荷置台
600B 第2荷置台
700A 第1ディスプレイ
700B 第2ディスプレイ
800A 第1レシート印刷機
800B 第2レシート印刷機
900A 第1呼出ランプ部
900B 第2呼出ランプ部
1000 精算装置
1100A 領域
1100B 領域
3000 商品登録台
3100 商品登録装置
3200 サッカー台

Claims (13)

  1. 第1硬貨用精算処理機及び第1紙幣用精算処理機を備えた第1精算処理機と、
    第2硬貨用精算処理機及び第2紙幣用精算処理機を備えた第2精算処理機と、
    を備え、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の少なくとも一部が重なっている精算装置。
  2. 請求項1に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機は、前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、ずれて配置されている精算装置。
  3. 請求項1又は2に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の一方の全体は、他方と重なっている精算装置。
  4. 請求項1に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機が搭載された架台は、前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合に互いに異なる方向を向いている第1面及び第2面を有し、
    前記第1精算処理機は、前記第1面に設けられており、
    前記第2精算処理機は、前記第2面に設けられている精算装置。
  5. 請求項1に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機が取り付けられた前記架台は、前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合に湾曲している第1面を有し、
    前記第1精算処理機は、前記第1面に設けられており、
    前記第2精算処理機は、前記第1面のうち前記第1精算処理機が設けられている領域とは異なる領域に設けられている精算装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、前記第1硬貨用精算処理機及び前記第1紙幣用精算処理機の一方の少なくとも一部は、他方と少なくとも一部が重なっている精算装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向において、前記第1硬貨用精算処理機及び前記第1紙幣用精算処理機の一方の下面は、他方の上面以下かつ前記他方の下面以上に位置する精算装置。
  8. 請求項7に記載の精算装置において、
    前記第1硬貨用精算処理機及び前記第1紙幣用精算処理機の一方の上面と前記他方の上面とは、互いに揃っており、
    前記第1硬貨用精算処理機及び前記第1紙幣用精算処理機の前記一方の下面と前記他方の下面とは、互いに揃っている精算装置。
  9. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、前記第1硬貨用精算処理機及び前記第1紙幣用精算処理機の一方は、いずれの部分も他方と重なっておらず、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向において、前記第1硬貨用精算処理機及び前記第1紙幣用精算処理機の前記一方の下面は、前記他方の上面より上に位置する精算装置。
  10. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の精算装置において、
    前記第1硬貨用精算処理機と前記第1紙幣用精算処理機とは、互いに異なる方向を向いている精算装置。
  11. 請求項1に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機は、硬貨が投入可能である第1硬貨投入口を有し、
    前記第2精算処理機は、前記硬貨が投入可能である第2硬貨投入口を有し、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、前記第1硬貨投入口と前記第2硬貨投入口とは互いにずれて配置されている精算装置。
  12. 請求項1に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機は、紙幣が投入可能である第1紙幣投入口を有し、
    前記第2精算処理機は、前記紙幣が投入可能である第2紙幣投入口を有し、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、前記第1紙幣投入口と前記第2紙幣投入口とは互いにずれて配置されている精算装置。
  13. 請求項1に記載の精算装置において、
    前記第1精算処理機は、硬貨及び紙幣の双方が投入可能である第1貨幣投入口を有し、
    前記第2精算処理機は、前記硬貨及び前記貨幣紙幣の双方が投入可能である第2貨幣投入口を有し、
    前記第1精算処理機及び前記第2精算処理機の設置面に垂直な方向から見た場合、前記第1貨幣投入口と前記第2貨幣投入口とは互いにずれて配置されている精算装置。
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