JP2016126413A - チェックアウト装置 - Google Patents

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剛 五反田
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一郎 福澤
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Abstract

【課題】買い物客が釣銭払出口から釣銭を取り忘れることを防止できるチェックアウト装置を提供することである。【解決手段】 実施形態によれば、チェックアウト装置は、決済情報を表示する表示部と、前記表示部よりも上方に位置する釣銭払出口と、前記釣銭払出口に釣銭を払い出す釣銭機と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、チェックアウト装置に関する。
スーパーマーケット等の量販店等で用いられるチェックアウトシステムとして、セミセルフ式のチェックアウトシステムが提案されている。セミセルフ式のチェックアウトシステムは、商品登録装置と、セミセルフ式のチェックアウト装置と、を有している。
従業員等の操作者は、商品登録装置を操作して、買上商品の登録を行う。商品登録装置は、決済処理の為の決済情報を作成する。商品登録装置は、決済情報を、セミセルフ式のチェックアウト装置に送信する。買い物客は、セミセルフ式のチェックアウト装置を用いて、決済を行う。
セミセルフ式のチェックアウト装置は、決済情報を表示するディスプレイと、投入口と、釣銭払出口と、釣銭払出口に釣銭を払いだす釣銭機と、を有している。買い物客は、代金を投入口に投入する。釣銭払出口は、ディスプレイの表示画面よりも下方に位置している。
買い物客は、表示部に表示された決済情報を確認することによって、代金を認識する。買い物客は、投入口に代金を投入する。買い物客が投入した代金が商品の金額より大きい場合は、釣銭機は、釣銭払出口に釣銭を払いだす。買い物客は、釣銭払出口から釣銭を受け取る。釣銭払出口が表示画面よりも下方に位置しているので、釣銭払出口は、視認され難くなる。釣銭払出口が視認され難くなるので、買い物客は、釣銭を取り忘れる場合がある。
特開2012−142029号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、買い物客が釣銭払出口から釣銭を取り忘れることを防止できるチェックアウト装置を提供することである。
実施形態によれば、チェックアウト装置は、決済情報を表示する表示部と、前記表示部よりも上方に位置する釣銭払出口と、前記釣銭払出口に釣銭を払い出す釣銭機と、を備える。
一実施形態に係るチェックアウト装置を示す斜視図。 同チェックアウト装置を示すブロック図。 同チェックアウト装置を示す側面図。 同チェックアウト装置を示す正面図。
一実施形態に係るチェックアウト装置10を、図1,2,3,4を用いて説明する。図1は、チェックアウト装置10を示す斜視図である。チェックアウト装置10は、セミセルフ式のチェックアウト装置である。チェックアウト装置10は、商品登録装置が送信する決済情報を、受信する。
商品登録装置は、従業員等の操作者によって操作される。商品登録装置は、買上商品の登録と、決済情報の生成と、を行う。買い物客は、チェックアウト装置10を介して、決済を行う。
重力が作用する方向を下方向として、上下方向を設定する。チェックアウト装置10から買い物客へ向かう方向を前方向として、前後方向を設定する。
チェックアウト装置10は、台20と、かご載置部30と、POS(Point of Sales)端末装置40と、第2の筐体50と、硬貨用釣銭機60と、紙幣用釣銭機70と、ポール80と、カメラ90と、ランプ装置100と、を有している。
台20は、底壁21と、一対の側壁22と、後壁23と、天板24と、4つのキャスタ25と、を有している。天板24の上面は、上下方向に直交する平面である。キャスタ25は、底壁21の下面の隅に1つずつ取り付けられている。
台20は、内部に収容部26を有している。底壁21の前縁と、側壁22の前縁と、後壁23の前縁とは、収容部26の開口を形成している。収容部26は、複数の突出部27を有している。
突出部27は、天板24の内面または後壁23の内面に設けられている。突出部27は、収容部26の内側から開口まで延びている。突出部27は、互いに離間している。買い物客は、突出部27に荷物等をかけることができる。
かご載置部30は、一方の側壁部22に固定される支持部31と、支持部31に支持される載置板32とを、有している。載置板32の上面は、平面である。載置板32は、上面が上下方向に直交する姿勢で、支持部31に支持されている。
POS端末装置40は、天板24の上面の前部に固定されている。POS端末装置40は、表示装置42と、装置本体41と、を有している。
表示装置42は、図1に示すように、装置本体41上に固定されている。表示装置42は、第1の筐体46と、ディスプレイ45と、を有している。第1の筐体46は、箱形状である。第1の筐体46の前壁47には、開口48が形成されている。
ディスプレイ45は、第1の筐体46内に収容されている。ディスプレイ45は、表示画面(表示部)45aを有している。表示画面45aは、前壁47の開口48から露出している。表示画面45aは、操作部としてのタッチパネルの機能を有している。
表示画面45aは、子供であっても見やすくかつタッチパネルを操作しやすい高さに配置されている。台20は、子供であっても表示画面45aを見やすくかつ表示画面45aのタッチパネルを操作しやすい位置に表示画面45aを設置可能な高さを有している。表示画面45aは、一例として、台20が設置される床面5から1100mmの位置に配置されている。
図2は、装置本体41を示すブロック図である。図2に示すように、装置本体41は、制御部43と、記憶部44と、インターフェース49と、を有している。制御部43は、インターフェース49を介して商品登録装置と通信する。
制御部43は、表示装置42と硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とランプ装置100とカメラ90と電気的に接続されている。制御部43は、表示装置42と硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とランプ装置100とカメラ90とを制御する。
記憶部44は、決済情報と、カメラ90が撮影した映像の情報と、を記憶する。
第2の筐体50は、天板24の上面に固定されている。第2の筐体50は、POS端末装置40よりも後方に配置されている。第2の筐体50は、筐体本体51と、保持台57と、カバー52と、を有している。
筐体本体51は、前壁53と、一対の側壁54と、上壁55と、後壁56と、を有している。筐体本体51は、開口58を有している。開口58は、筐体本体51の前部に形成されている。
前壁53の上縁53aは、表示装置42よりも上方に位置している。本実施形態では、表示装置42の第1の筐体46の上端が、表示装置42の中で最も高い位置に位置する部分である。上縁53aは、第1の筐体46の上端よりも高い位置に位置している。上壁55は、側壁54の前縁54aよりも後方の位置から、側壁54の後縁まで延びている。前壁53の上縁53aと上壁55の前縁55aとは、開口58を形成している。
筐体本体51は、上壁55の上面55bを荷物載置部として用いることができる強度を有している。ここで言う荷物は、一例として、買い物客が有する鞄等の手荷物である。
保持台57は、筐体本体51内に収容されている。保持台57の上面57aは、上下方向に直交する平面である。上面57aは、上縁53aよりも高い位置に位置している。上面57aは、上縁53aよりも高い位置に位置していることによって、表示装置42よりも上方に位置している。
図3は、チェックアウト装置10を示す側面図である。図3に示すように、カバー52は、開口58を塞ぐ大きさを有している。カバー52は、筐体本体51に着脱可能に取り付けられる。カバー52は、筐体本体51に取り付けられた状態では、開口58を塞ぐ。カバー52は、前後方向に筐体本体51に対して着脱される。
カバー52は、筐体本体51の前壁53と連続する前壁52aと、筐体本体51の上壁55と連続する上壁52bと、を有している。
カバー52の前壁52aは、図1に示すように、硬貨用釣銭払出口110と、紙幣投入払出口120と、が形成されている。硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とは、表示画面45aよりも上方に位置している。
硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とが表示画面45aよりも上方に位置することによって、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とは、買い物客の視野内に入る。この点について具体的に説明する。
図4は、チェックアウト装置10を示す正面図である。表示画面45aは、買い物客が表示内容を視認しやすく、かつ、操作しやすい高さに配置されている。
買い物客は、表示装置42の前に移動した後、矢印A1で示すように、表示画面45aを確認するために視線を下方に移動する。視線を移動することによって、買い物客の視野も移動する。買い物客は、決済処理が完了した後、正面を向くために、矢印A2で示すように視線を上方に移動する。視線を移動することによって、買い物客の視野も、移動する。
硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とが表示画面45aよりも上方に位置することによって、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とは、買い物客の視野の移動経路中に配置される。
なお、正面を向いていた状態から表示画面45aまでの視線の移動経路、及び、表示画面45aから正面を向く状態までの視線の移動経路は、略同じである。正面を向いていた状態から表示画面45aまでの視線の移動経路、及び、表示画面45aから正面を向く状態までの視線の移動経路は、実験等によって得ることができる。
さらに具体的に説明すると、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とは、矢印A1,A2で示す視線の移動に伴う視野の移動する範囲内に配置されている。
なお、本実施形態では、台20の幅は、買い物客の視野内に十分納まる大きさである。言い換えると、買い物客が台20の幅方向に視線を移動しなくても、買い物客の視野内に台20の幅方向一端から他端までの範囲が収まる。台20の幅が買い物客の視野内に十分納まる大きさであるので、買い物客が表示画面45aから視線を上方に移動すると、買い物客の視野内に硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120が入る。
例えば、第2の筐体50のカバー52の幅が買い物客の視野内の幅よりも大きい場合は、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120は、買い物客が表示画面45aから正面に視線を移動する際の視野の移動する範囲内に配置される。
カバー52の上壁52bは、図1に示すように、硬貨投入口130が形成されている。
硬貨用釣銭機60は、保持台57の上面57aの設置位置に設置されている。上面57aには、硬貨用釣銭機60を設置する設置位置が予め決められている。硬貨用釣銭機60は、循環式の釣銭機である。硬貨用釣銭機60は、硬貨投入口130に投入された硬貨を収受する。収受された硬貨は、硬貨用釣銭機60内に収容される。収受された硬貨は、釣銭用の硬貨として用いられる。
硬貨用釣銭機60は、硬貨投入口130に投入された硬貨の合計金額等の情報を、制御部43に送信する。硬貨用釣銭機60は、制御部43の制御によって、釣銭としての硬貨を硬貨用釣銭払出口110に払い出す。
紙幣用釣銭機70は、保持台57の上面の設置位置に設置されている。上面57aには、紙幣用釣銭機70を設置する設置位置が予め決められている。紙幣用釣銭機70は、循環式の釣銭機である。紙幣用釣銭機70は、紙幣投入払出口120に投入された紙幣を収受する。収受された紙幣は、紙幣用釣銭機70内に収容される。収受された紙幣は、釣銭用の紙幣として用いられる。
紙幣用釣銭機70は、紙幣投入払出口120に投入された紙幣の合計金額等の情報を、制御部43に送信する。紙幣用釣銭機70は、制御部43の制御によって、釣銭としての紙幣を紙幣投入払出口120に払い出す。
ポール80は、筐体本体51の上壁55に固定されている。ポール80は、第2の筐体50に対して上方に延びている。
カメラ90は、ポール80の上端部に設置されている。カメラ90は、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120と硬貨投入口130と買い物客の顔とを撮影する。カメラ90の撮影範囲Fは、図3中に1点鎖線で示されている。カメラ90の撮影範囲Fは、図3に示すように、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120と買い物客の顔と硬貨投入口130とを撮影可能となるように、設定されている。
カメラ90の撮影範囲Fは、第2の筐体50上に置かれる荷物を考慮して決定されている。言い換えると、第2の筐体50上に荷物が置かれても、買い物客の顔と硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120と硬貨投入口130とを撮影できるように、カメラ90の位置等が決定されている。カメラ90は、撮影した映像の情報を制御部43に送信する。
ランプ装置100は、青色ランプ101と、赤色ランプ102と、緑色ランプ103とを有している。青色ランプ101は、青色の光を発光する。赤色ランプ102は、赤色の光を発光する。緑色ランプ103は、緑色の光を発光する。
制御部43は、チェックアウト装置10が正常な状態であると、ランプ装置100を制御して青色ランプ101を点灯させる。制御部43は、チェックアウト装置10に異常が生じていると、ランプ装置100を制御して赤色ランプ102を点灯する。異常とは、例えば、硬貨用釣銭機60の故障、紙幣用釣銭機70の故障、等である。
制御部43は、買い物客が代金を投入した後に、撮影した映像を解析して硬貨用釣銭払出口110に硬貨があると判断すると、ランプ装置100を制御して緑色ランプ103を点灯させる。制御部43は、買い物客が代金を投入した後に、映像を解析して紙幣投入払出口120に紙幣があると判断すると、ランプ装置100を制御して緑色ランプ103を点灯させる。
次に、買い物客の決済処理時のチェックアウト装置10の動作を説明する。カメラ90は、買い物客の顔と硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120と硬貨投入口130とを撮影する。カメラ90は、撮影した映像の情報を記憶部44に送信する。記憶部44は、受信した映像の情報を記憶する。制御部43は、記憶部44に記憶された映像をリアルタイムで解析する。
買い物客は、商品が入ったかご6をかご載置部30の載置板32上に置く。買い物客は、かご6以外の手荷物等の荷物7を筐体本体51の上壁55の上面55b上に置くことができる。
POS端末装置40の制御部43は、商品登録装置から決済情報を受信する。まず、制御部43は、決済の方法の選択画面を表示する。決済方法は、現金決済と、カード決済とがある。
買い物客は、チェックアウト装置10の前に移動する。買い物客は、図4の矢印A1で示すように、視線を正面から表示画面45aまで移動する。買い物客は、表示画面45a上のタッチパネルを操作して、決済方法を決定する。制御部43は、決済方法が決定されると、表示装置42を制御して表示画面45aに決済情報を表示させる。
買い物客は、現金決済を選択すると、代金を硬貨投入口130と紙幣投入払出口120とに投入する。買い物客が商品の代金を硬貨投入口130に投入すると、硬貨用釣銭機60は、投入された硬貨の合計金額の情報を制御部43に送信する。硬貨用釣銭機60は、収受した硬貨を収容する。
買い物客が商品の代金を紙幣投入払出口120に投入すると、紙幣用釣銭機70は、投入された紙幣の合計金額の情報を制御部43に送信する。紙幣用釣銭機70は、収受した紙幣を収容する。
制御部43は、買い物客が投入した代金と商品の金額とを比較する。制御部43は、買い物客の支払った代金が商品の金額より大きい場合は、釣銭を計算する。制御部43は、硬貨用釣銭機60を制御して、釣銭としての硬貨を硬貨用釣銭払出口110に払い出させる。制御部43は、紙幣用釣銭機70を制御して、釣銭としての紙幣を紙幣投入払出口120に払い出させる。
制御部43は、カメラ90が撮影した映像をリアルタイムで解析する。制御部43は、映像の解析の結果、硬貨用釣銭払出口110に硬貨があると判断すると、ランプ装置100を制御して青色ランプ101の点灯を停止させる。制御部43は、青色ランプ101の点灯を停止させた後に、ランプ装置100を制御して緑色ランプ103を点灯させる。
制御部43は、映像の解析の結果、紙幣投入払出口120に紙幣があると判断すると、ランプ装置100を制御して青色ランプ101の点灯を停止させる。制御部43は、青色ランプ101の点灯を停止させた後に、ランプ装置100を制御して緑色ランプ103を点灯させる。
買い物客は、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とから釣銭を取り出す。制御部43は、カメラ90が撮影した映像の解析の結果、硬貨用釣銭払出口110に硬貨がなく、かつ、紙幣投入払出口120に紙幣がないと判断すると、ランプ装置100を制御して緑色ランプ103の点灯を停止する。
制御部43は、緑色ランプ103の点灯を停止させた後、チェックアウト装置10が正常であると判断すると、ランプ装置100を制御して青色ランプ101を点灯させる。
釣銭を取り出した後の買い物客は、正面を向く為に視線を図4の矢印A2で示すように上方に移動する。買い物客の視線は、表示画面45aから矢印A2に示すように上方に移動する際に、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120と第2の筐体50とを通る。
買い物客が釣銭について失念していても、視線が硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とを通るので、釣銭は、買い物客の視野に入る。買い物客は、釣銭が視野に入るので、釣銭に気付く。さらに、買い物客は、釣銭を取り忘れても、緑色ランプ103が点灯していることを確認することによって、釣銭の取り忘れに気付く。
買い物客は、決済処理が完了すると、第2の筐体50上に置かれた荷物7とかご載置部30上に置かれたかご6とを持って、チェックアウト装置10から移動する。買い物客が第2の筐体50上に置いた荷物7について失念していても、視線が第2の筐体50を通るので、荷物7は、買い物客の視野に入る。荷物7が視野に入るので、買い物客は、荷物7に気付く。
店員は、買い物客がチェックアウト装置10から離れようとするときに緑色ランプ103が点灯していることを認識すると、買い物客に釣銭の取り忘れを指摘できる。
買い物客が釣銭を取り忘れた状態でチェックアウト装置10から離れても、店員は、記憶部44が記憶している映像を解析することによって、釣銭を取り忘れた買い物客と釣銭の額とを特定とすることができる。
次に、硬貨用釣銭機60及び紙幣用釣銭機70のメンテナンス作業について、説明する。作業員は、硬貨用釣銭機60及び紙幣用釣銭機70をメンテナンスする場合は、まず、第2の筐体50のカバー52を筐体本体51から取り外す。具体的には、作業員は、カバー52を筐体本体51に対して前方に移動する。
作業員は、カバー52が筐体本体51から取り外されると、筐体本体51の開口58を通して、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とを取り出す。具体的には、作業員は、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とを、保持台57の上面57a上に沿って前方にスライドすることによって、筐体本体51から取り出すことができる。
作業員は、メンテナンスが完了した硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70を、開口58を通して筐体本体51内に設置する。具体的には、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とを保持台57の上面57aに載せた後、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とを上面57aに沿って設置位置までスライドさせる。
作業員は、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とが設置位置まで移動した後、カバー52を筐体本体51に固定する。
このように構成されたチェックアウト装置10では、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とは、表示画面45aよりも上方に配置されている。硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とが表示画面45aよりも上方に配置されているので、釣銭は、買い物客の視野内に入る。釣銭が視野に入るので、買い物客は、釣銭に気付くことができる。買い物客が釣銭に気付くことができるので、釣銭の取り忘れの発生が防止される。
第2の筐体50の上壁55は、表示画面45aよりも上方に位置しているので、買い物客の視野内に入る。上壁55が視野内に入るので、荷物7は、買い物客の視野に入る。荷物7が視野に入るので、買い物客は、荷物7に気付くことができる。荷物7に気付くことができるので、荷物7の取り忘れの発生が防止される。
上壁55が表示画面45aよりも上方に位置しているので、表示画面45aが荷物7と干渉することが防止される。さらに、上壁55が、表示装置42の第1の筐体46よりも上方に位置しているので、第1の筐体46が荷物7と干渉することが防止される。
硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とが表示画面45aよりも上方に位置しているので、表示画面45aは、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とを第2の筐体50内から取り出す作業の邪魔をしない。表示画面45aが取り出し作業の邪魔にならないので、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70の取り出し作業が効率良く行われる。硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70の取り出し作業が効率よく行われるので、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とのメンテナンス作業の効率は、向上する。
さらに、ディスプレイ45が収容される第1の筐体46は、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とが収容される第2の筐体50と異なる。保持台57の上面57aが第1の筐体46よりも上方に位置することによって、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とは、第1の筐体46よりも上方に位置する。
硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とが第1の筐体46よりも上方に位置することによって、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とを筐体本体51内から前方に引き出す構造であっても、第1の筐体46は、引き出し作業の邪魔をしない。第1の筐体46が引き出し作業の邪魔をしないので、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とのメンテナンス作業の効率は、向上する。
カメラ90は、表示画面45aよりも上方に設置されることによって、買い物客の顔と硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120と硬貨投入口130との撮影を行いやすくなる。さらに、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とが表示画面45aよりも上方に位置することによって、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とが表示画面45aによって遮られることがない。硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とが表示画面45aによって遮られることがないので、カメラ90は、硬貨用釣銭払出口110と紙幣投入払出口120とを撮影しやすくなる。
店員は、記憶部44に記憶された映像を確認することによって、釣銭を取り忘れた買い物客の特定と釣銭の額の特定を行うことできる。
買い物客または店員は、緑色ランプ103が点灯している状態を確認することによって、釣銭の取り忘れに気付くことができる。
なお、本実施形態では、セミセルフ式のチェックアウト装置10が用いられた。他の例としては、セルフ式のチェックアウト装置であってもよい。
報知部の一例として、ランプ装置100が用いられた。他の例としては、スピーカが用いられてもよい。スピーカは、音によって買い物客に報知するようにしてもよい。
制御部43は、映像の解析の結果、硬貨用釣銭払出口110に釣銭がありかつ買い物客がいない状態であることを判断すると、報知部を駆動してもよい。報知部としてスピーカが用いられる場合は、スピーカは、音を鳴らす。報知部としてランプ装置が用いられる場合は、ランプ装置100は、買い物客が釣銭を取り忘れた状態でチェックアウト装置10から離れたことを示す光を発光する。
本実施形態では、ディスプレイ45は、第1の筐体46内に収容されている。硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とは、第2の筐体50内に収容されている。他の例として、ディスプレイ45と硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とは、1つの共通の筐体内に収容されてもよい。ディスプレイ45と硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とが1つの共通の筐体内に収容される場合、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とがディスプレイ45よりも上方に配置される。硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70とがディスプレイ45よりも上方に配置されると、ディスプレイ45は、硬貨用釣銭機60と紙幣用釣銭機70と取り出す作業の邪魔をしない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…チェックアウト装置、43…制御部(判断部)、44…記憶部、45a…表示画面(表示部)、46…第1の筐体、50…第2の筐体、55b…上面(荷物載置部)、60…硬貨用釣銭機(釣銭機)、70…紙幣用釣銭機(釣銭機)、90…カメラ、100…ランプ装置(報知部)、110…硬貨用釣銭払出口(釣銭払出口)、12…紙幣用投入払出口(釣銭払出口)。

Claims (5)

  1. 決済情報を表示する表示部と、
    前記表示部よりも上方に位置する釣銭払出口と、
    前記釣銭払出口に釣銭を払い出す釣銭機と、
    を具備することを特徴とするチェックアウト装置。
  2. 前記表示部よりも上方に位置する荷物載置部を具備することを特徴とする請求項1に記載のチェックアウト装置。
  3. 前記表示部を収容する第1の筐体と、
    前記釣銭機を収容する、前記第1の筐体とは異なる第2の筐体と、
    を具備し、
    前記釣銭機は、前記第1の筐体よりも上方に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載のチェックアウト装置。
  4. 前記表示部よりも上方に位置し、前記釣銭払出口を撮影するカメラを具備することを特徴とする請求項1に記載のチェックアウト装置。
  5. 報知部と、
    前記カメラが撮影した映像に基づいて前記釣銭払出口に釣銭がある判断すると、前記報知部を駆動する制御部と、
    を具備することを特徴とする請求項4に記載のチェックアウト装置。
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