JP2021128383A - 袋供給装置及び商品販売データ処理装置 - Google Patents

袋供給装置及び商品販売データ処理装置 Download PDF

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章央 石井
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Abstract

【課題】袋を購入する際に袋収納部から確実に袋を供給することができる。【解決手段】商品販売データ処理装置1は、商品登録決済装置2と袋供給装置3とを並列に設けた。商品登録決済装置2は顧客側に向けられていてスキャナ部8を備えた筐体5と、登録された商品情報及びレジ袋の購入の有無を表示する表示画面10と、を備えている。商品登録決済装置2の側方に設けた袋供給装置3は、表示画面10にレジ袋の購入が指示された場合に袋収納部30の下面の開口部からレジ袋を繰り出すことができる。袋収納部30の下方且つ前方には、袋またはマイバッグを係止する袋掛け部21を備えている。袋掛け部21は一対のアーム部19と係止部20を備えている。レジ袋は袋収納部30の開口部から2本のアーム部19の間に繰り出される。【選択図】図1

Description

本発明は、商品を収納するレジ袋等の袋を袋収納部から繰り出し可能な袋供給装置及び商品販売データ処理装置に関する。
従来、スーパーマーケット等の店舗には商品販売データ処理装置が設置されている。商品販売データ処理装置では、顧客が購入した商品のバーコードをスキャナで読み込んで登録して、レジ袋やマイバッグに商品を詰め込んで精算後に退出する。このような商品販売データ処理装置として、顧客が商品の登録と精算と袋への詰め込みを全て行うフルセルフのセルフ式モードの装置が提案されている。
セルフ式モードでは、顧客が商品の精算を終えた後、顧客の近傍に設置した支持具からレジ袋を取り外して商品を収納している。
一方、近年では環境保護等のためにレジ袋を有料化してマイバッグの持参を促すことで、環境に悪影響を与えるレジ袋の消費を抑制しようとする流れが進んでいる。この場合、セルフ式モードでは、顧客が購入するレジ袋の枚数に応じて購入枚数の商品登録と決済を行うが、購入枚数に応じた決済は購入者の申告に任されていた。そのため、顧客の利便性を損なうことなくレジ袋の利用枚数を有効に削減させることが求められている。
レジ袋の利用枚数を有効に削減できるシステムとして、例えば特許文献1に記載されたセルフチェックアウト装置が提案されている。この装置は、登録部の下流側に設けた袋詰め部の上方に棒状の袋保持部に多数のレジ袋を挿通させ、レジ袋の前方にカウント機構を備えている。そして、顧客がレジ袋を袋保持部から引き出すとカウント機構が押されて所定角度回動することでカウント信号を出力し、購入枚数を計上できるとしている。
特許第5269523号公報
しかしながら、特許文献1に記載のセルフチェックアウト装置では、レジ袋は薄いフィルム製であり静電気等で複数枚のレジ袋が密着し易く手動で1枚だけを分離することが困難であった。そのため、顧客が誤って複数枚のレジ袋をまとめて袋保持部を通して引き出した場合にカウント機構は1枚とカウントしてしまうことになる。或いは、顧客が不用意に複数枚のレジ袋をまとめて引き出すとカウント機構はやはり1枚とカウントしてしまう。そのため、この装置はレジ袋の利用枚数の削減に十分な効果を発揮し難いという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、袋を購入する際に袋収納部から必要な袋を供給することができる袋供給装置及び商品販売データ処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る袋供給装置は、少なくとも袋の購入の指示を受け付け可能な商品販売データ処理装置と接続可能にされた袋供給装置であって、商品販売データ処理装置で袋の購入の指示が受け付けられた場合に袋を繰り出すようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、顧客が商品販売データ処理装置で袋の購入を指示すると袋供給装置から袋が自動的に繰り出され、購入を指示しない場合には袋は繰り出されない。
本発明の第一実施形態による商品販売データ処理装置を示す斜視図である。 図1に示す商品販売データ処理装置の正面図である。 第1に示す商品販売データ処理装置を袋収納部側から見た側面図である。 袋収納部を示すもので、(a)は側面図、(b)は開閉蓋部を開いた状態の側断面図である。 第二実施形態による商品販売データ処理装置に設ける袋供給装置の斜視図である。 (a)、(b)は袋供給装置の左右の側面図である。 第三実施形態による商品販売データ処理装置の要部正面図である。 袋収納部の変形例を示す側面図であり、(a)は第一変形例の図、(b)は第二変形例の図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の各実施形態による袋供給装置を備えた商品販売データ処理装置について説明する。
本発明の第一実施形態による商品販売データ処理装置1について図1乃至図4により説明する。図1及び図2に示す本実施形態の商品販売データ処理装置1は、例えば顧客が商品の登録と商品の詰め込みを行うセルフ式モード(フルセルフ)を行うレジスタ装置である。図1及び図2において、商品販売データ処理装置1は、商品登録決済装置2と袋供給装置3とを並列に備えている。
商品の処理の動線に沿って例えば上流側に商品登録決済装置2が設置され、下流側に袋供給装置3が設置されている。
商品登録決済装置2において、床面に設置されたレジ台である筐体5の上部のスペース内に決済手段として釣銭機6が設置されており、筐体5の上面5aに不図示の制御部を内蔵する本体部7が固定されている。筐体5の釣銭機6側が顧客側スペースGである。顧客側スペースG側には、上面5aに顧客用のスキャナ部8が商品登録部として設けられている。スキャナ部8では商品に対応付けられたバーコードを読み込んで商品情報を商品登録することができる。
スキャナ部8は、本体部7の制御部による商品登録処理の実行中に商品のバーコード状の商品コードを読み取り、商品コードの情報を制御部に供給する光学式読取装置である。スキャナ部8は、バーコード読み取り用の窓口を備えた固定型スキャナであるが、ハンディスキャナにより実現されてもよい。
本体部7の上部には、表示部として顧客用の表示画面10が連結されている。表示画面10は、操作受付機能を有するタッチパネル付液晶表示装置により実現される。この場合、制御部は、合計金額以上の額の貨幣(硬貨および紙幣またはいずれか)が釣銭機6に投入された場合に、終了キーを表示画面10に表示させる。終了キーは、制御部により実行されている決済処理(精算処理)を完了させるためのGUIボタンまたはハードウェアキーである。タッチパネルは、その終了キーの操作入力を受け付けて、操作に応じた操作情報を制御部に供給する。
また、表示画面10には例えば商品の精算開始時にレジ袋Rの購入の要否が表示され、顧客がレジ袋Rの購入を要する表示をタッチするとレジ袋Rの購入が指示される。この指示信号は本体部7の制御部を介して袋供給装置3の後述する袋収納部30に出力され、袋収納部30からレジ袋Rが自動的に供給される。そして、スキャナ部8による商品の精算が開始され、表示画面10に精算した商品が表示される。また、顧客がマイバッグを所持している場合等には、レジ袋不要の表示をタッチするとレジ袋が供給されることなく商品の精算が開始される。
筐体5の上面5aにおいて、本体部7の側部にはレシートを印字して発行するプリンター12が、印字手段として設置されている。
顧客側に設置された釣銭機6は、顧客による貨幣の投入を受け付けて入金処理を行い、つり金、返金、またはリジェクトの紙幣および硬貨を排出する自動釣銭機である。つまり、釣銭機6は現金による決済手段である。決済手段としては、釣銭機6の他、例えばクレジットカードの決済機、電子マネーの決済機が含まれる。
釣銭機6は、紙幣投入口と紙幣排出口、硬貨投入口と硬貨排出口とリジェクト口を備えている。紙幣投入口は、顧客により投入される紙幣を取り込む口である。紙幣排出口は、おつりの紙幣およびリジェクト紙幣を排出する口である。紙幣投入口および紙幣排出口は、上下の二段に配置構成される。なお、紙幣投入口及び紙幣排出口に代えて、紙幣の投入口と排出口とを兼用する一つの紙幣投入排出口であってもよい。
硬貨投入口は、顧客により投入される硬貨を取り込む口である。硬貨排出口は、おつりとしての硬貨を排出する口であり、硬貨の識別に失敗した場合や偽造硬貨として識別した場合の硬貨を排出する口である。リジェクト口は、入金後、キャンセルの操作がされた場合に硬貨を排出する口である。
筐体5の左右の側面5b、5cには水平方向に延びる第一載置台13と第二載置台14とが固定されている。第一載置台13は筐体5の入り口側に設置され、顧客が購入する商品を収納した買い物かごや商品そのものが載置される。第二載置台14にはスキャナ部8で登録の済んだ商品を収納するレジ袋またはマイバッグ、或いは別の買い物かごの底部が載置される。
第二載置台14の延長上または上方には、一時置き台15が設置されている。一時置き台15は精算の済んだパンや卵パック等の壊れやすい商品を一時的に置く平台である。他の剛性の高い商品や重量のある商品をレジ袋やマイバッグ等の底部側に収納することで、壊れやすい商品を上方に収納できるように調整するものである。なお、一時置き台15の上下部や側部等にスプーンや箸等を収納する箸置きボックス16を設置してもよい。図では一時置き台15の下側に箸置きボックス16が設置されている。また、一時置き台15を第二載置台14の延長上に設置したため、第二載置台14を広く使用することができる。
次に袋供給装置3について図1乃至図4により説明する。袋供給装置3は袋係止装置3Aと袋収納装置3Bとで構成されている。
袋係止装置3Aにおいて、第二載置台14の両端部には一対の第一支柱17が起立され、その上端部にはガイド板18が連結されている。ガイド板18は後述する袋収納部30から繰り出されるレジ袋の移動をガイドするために上面18aの先端側が緩やかな傾斜面18bとして形成されている。
第一支柱17の上下方向中間部にはそれぞれ水平方向前方、即ち第二載置台14上に延びる一対のアーム部19が連結されている。各アーム部19の先端部にはレジ袋やマイバッグの把持部を掛けるための係止部20がそれぞれ上方に起立して連結されている。アーム部19の係止部20はそれぞれ外側に湾曲して形成され、レジ袋やマイバッグの把持部を広げた状態で係止し易くしている。これら一対のアーム部19及び係止部20とで袋掛け部21を構成する。
アーム部19の係止部20は、商品登録決済装置2におけるスキャナ部8と略並列で下側に配設されている。これにより、スキャナ部8で精算された商品を下流側に設置されたレジ袋Rやマイバッグの開口を通して収納し易くしている。
次に袋収納装置3Bについて図1乃至図4により説明する。
袋収納装置3Bの下部には、例えば2本の脚部22と脚部22同士を連結する連結板23とからなる平面視略H字状の基部24が配設されている。各脚部22の下面にはキャスター25が連結され、袋収納装置3Bを移動可能としている。各脚部22から上方に起立する第二支柱27が一対設置され、第二支柱27の上端部には略直方体ボックス状の袋収納部30が連結支持されている。
袋収納部30内には、図4に示すように、レジ袋Rの束が収納され、図示しない公知の自動繰り出し機構によって下面に設置した開口部31から1枚ずつ自動的に繰り出し可能とされている。開口部31から繰り出されるレジ袋Rがその下側で前方のアーム部19方向に流れ易いように、開口部31を前方に傾斜させた形状に形成することが好ましい。
図4(a)、(b)に示す袋収納部30は、基体部32と開閉蓋部33とで二分割して形成されており、開閉蓋部33は基体部32の開口側下端部に設けたヒンジ部34を介して顧客側である前方に開放可能とされている。しかも、開閉蓋部33は基体部32よりも外径寸法が大きく形成され、閉鎖状態で基体部32の開口32aを覆うように形成されている。また、図4(b)に示すように、開閉蓋部33には前面33aから直交する方向に突出する係止アーム35が固定され、係止アーム35にはレジ袋Rの束が穴部を通して係止可能とされている。しかも、係止アーム35はレジ袋Rが不用意に外れないように先端にフック35aが形成されていてもよい。
開閉蓋部33は閉鎖状態で基体部32の開口32aを閉鎖して一体化され、内部にレジ袋Rの束を収納可能としている。収納状態で、袋収納部30における不図示の自動繰り出し機構によって1枚のレジ袋Rが基体部32の下面に設けた開口部31から繰り出し可能とされている。また、開閉蓋部33をヒンジ部34を介して開放した状態で水平位置に保持される。この位置で開閉蓋部33はアーム部19の上方に配設され、下方の袋掛け部21に干渉しない配置構成とされている。
そのため、水平位置に開放された開閉蓋部33は開口33bを通して追加のレジ袋Rの束を補充して収納可能である。しかも、図4(a)に示すように、開閉蓋部33を基体部32に閉鎖した状態で、開閉蓋部33の一方の側面33cには内部のレジ袋Rの残り量を目視で確認可能な窓部36が形成されている。或いは、レジ袋Rの残量を検知して残り少なくなった場合に警告を発するセンサーを設けてもよい。
また、図1及び図2に示すように、袋収納部30における開閉蓋部33の前面33aは表示部38を有している。表示部38には広告等のポスターを貼り付けてもよいし、ディスプレイ装置を取り付けて情報表示や画像広告等を表示してもよい。表示部38は商品登録決済装置2の表示画面10の側方で同一高さに配設され、しかも表示画面10より後方に配設されている。そのため、顧客が表示画面10から表示部38へ視線を移し易く目視し易い配置に設定されている。また、表示部38の下側には例えば1または2つのLEDランプを備えた第二の表示部39が設けられている。第二の表示部39によってレジ袋Rの供給位置等を認識させることができる。
また、袋収納部30の開閉蓋部33を店員が開いてレジ袋Rの束の補充を容易に行える。袋収納部30が表示画面10より高い位置にあるとレジ袋Rの補充が困難になる。この袋供給装置3の袋収納装置3Bは基部24に設けたキャスター25によって移動可能とされている。袋収納装置3Bを使用しない場合には他の場所に撤去することができる。
また、本実施形態では、袋収納部30は商品登録決済装置2の表示画面10の後方に配設されている。しかも、袋収納部30の下面の開口部31の下方に設置したガイド板18の下側且つ前方にアーム部19及び係止部20からなる袋掛け部21が配設されている。この袋掛け部21は係止部20がスキャナ部8の側方且つ下側に配設されている。そのため、袋収納部30の開口部31から繰り出されたレジ袋Rはガイド板18の傾斜面18bでガイドされてその前方の一対のアーム部19の間に流れ易くなる。
また、袋収納部30のレジ袋Rを繰り出す開口部31は表示画面10の下側部分と略同一高さに設置されている。
本第一実施形態による商品販売データ処理装置1は上述した構成を有しており、次にその使用方法について説明する。商品販売データ処理装置1の使用状態の一例として、セルフ式モード(フルセルフ)で顧客が商品登録する場合について説明する。
フルセルフのセルフ式モードで使用する場合、商品登録決済装置2の下流側に袋供給装置3を設置する。この場合、袋収納装置3Bの袋収納部30が商品登録決済装置2の筐体5の側面5cに設けた袋係止装置3Aの上方に位置するように袋収納装置3Bを移動させて位置決めする。これにより、図1乃至図3に示すように、袋係止装置3Aにおけるガイド板18の上方に袋収納部30が位置する。
顧客は商品を購入した買い物かご(図示せず)を第一載置台13上に載置し、最初に表示画面10の正面に立つと表示画面10に「レジ袋Rを購入するか否か」が表示される。ここで、マイバッグを持参した顧客は「購入しない」表示をタッチする。すると、表示画面10には、マイバッグの把持部を一対のアーム部19の係止部20に係止させて商品のバーコードをスキャナ部8にかざして精算するよう表示される。
また、顧客が表示画面10のレジ袋Rを「購入する」表示をタッチすると指示がだされ、自動的に袋収納部30の下面の開口部31からレジ袋Rが1枚下方に繰り出される。なお、「購入する」表示をタッチした後、表示画面10に枚数の選択表示が現れるように設定してもよく、「1枚、2枚、3枚、…」と複数の枚数を表示して顧客に選択させることも可能である。この場合、選択された複数枚のレジ袋を連続して開口部31から繰り出してもよい。或いは、1枚目のレジ袋Rを引き出した後、2枚目のレジ袋Rが途中まで開口部31から繰り出され、2枚目を引き出した後に3枚目が途中まで繰り出す等のように順次繰り出す設定にしてもよい。
いずれにしても、購入したレジ袋Rの枚数に応じた金額が加算され、表示画面10に表示される。
図4(a)に示すように、レジ袋Rが袋収納部30の開口部31から繰り出されると、レジ袋Rはガイド板18の傾斜面18bにガイドされて開口部31の下方に設置された一対のアーム部19の間に流れ出る。顧客は繰り出されたレジ袋Rを手に取って、把持部を2本のアーム部19の係止部20に係止させてレジ袋Rの開口を広げさせることができる。この状態で、レジ袋Rの底部は第二載置台14の上部に位置する。しかも、レジ袋Rは一対のアーム部19の間に流れ出るため、顧客による係止部20への係止作業をスムーズに行える。
この状態で、顧客は買い物かごに収納された商品を順次スキャナ部8でスキャンさせて登録し、レジ袋Rまたはマイバッグに収納する。スキャナ部8でスキャンされた商品は登録され、表示画面10に表示される。その際、買い物かごの上部に載せたパンや卵パック等の変形し易く壊れやすい商品はスキャナ部8でスキャンした後、一時置き台15に一時的に載置する。そして、他の商品をスキャンさせてレジ袋Rまたはマイバッグの内部に収納する。袋掛け部21の係止部20に係止させたレジ袋Rやマイバッグの開口はスキャナ部8に隣接する下流側で、しかもわずかに低い位置にあるため、精算した商品の収納までの作業が容易である。
最後に一時置き台15に置いたパンや卵パック等をレジ袋Rまたはマイバッグ内の上部に載置する。また、商品の登録終了後に箸やスプーン等が必要な場合には一時置き台15の下の箸置きボックス16から適宜取り出してレジ袋Rまたはマイバッグ内に収納できる。精算した商品とレジ袋Rの精算費用は表示画面10に表示される。その後、釣銭機6でレジ袋Rの代金が加算された精算費用の支払いとお釣りの回収を済ませ、プリンター12からレシートを受け取った後に、顧客は係止部20から把持部を引き抜いてレジ袋Rまたはマイバッグを持って退店する。
なお、図4(a)に示すように、使用中に袋収納部30内のレジ袋Rの枚数が減ったか否かは開閉蓋部33の側面33cに設けた窓部36を通して店員が確認できる。そして、袋収納部30内のレジ袋Rが減少してなくなりそうになった場合には、図4(b)に示すように、ヒンジ部34を中心に開閉蓋部33を前面側に倒すことで水平位置に開放できる。すると、開閉蓋部33内に残っているレジ袋Rが露出するので、穴部を係止アーム35に通してレジ袋Rの束を補充することができる。その後、開閉蓋部33を回動させて基体部32に嵌合させることで元の位置に戻すことができる。
この場合、開閉蓋部33の開閉作業とレジ袋Rの補充を袋収納部30の前面33a側から、しかも表示画面10と略同一高さで行えるので店員の作業が容易になる。
なお、袋収納部30内でのレジ袋Rの量が減った場合の報知は、表示画面10や表示部38で表示してもよいし、第二の表示部39を通常時とは異なる色や点滅等によって行ってもよい。
上述のように本実施形態による商品販売データ処理装置1によれば、表示画面10にレジ袋Rを購入する意思表示あった場合に、隣接する袋収納部30から確実に必要な枚数のレジ袋Rを自動的に供給することができる。
しかも、レジ袋Rは袋収納部30の下面の開口部31から繰り出されてその下方のガイド板18の傾斜面18bを経由して前方に設けられた一対のアーム部19の間に流れ出る。そのため、顧客が供給されたレジ袋Rをつかんでアーム部19の係止部20に把持部を掛けて開口を広げる動作がスムーズに行える。
また、スキャナ部8に対して袋掛け部21の係止部20が側方下側に配設されているため、スキャナ部8でバーコードをスキャンさせた商品を横方向に移動させることで係止部20に把持部を掛けたレジ袋Rやマイバッグの開口内に収納させ易い。
しかも、レジ袋Rを載置する第二載置台14に隣接して一時置き台15を設置したため、スキャナ部8で精算した変形等し易い商品を一時置き台15に一時的に設置することが容易である。
更に、袋収納部30は表示画面10と略同一高さに保持され、袋収納部30内のレジ袋Rが減少した場合には、開閉蓋部33を前方に開いてレジ袋Rを補充することができて作業が容易である。しかも、レジ袋Rの量は袋収納部30の側面33cの窓部36を通して確認できる。
以上、本発明の第一実施形態による商品販売データ処理装置1について詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。
以下に、本発明の他の実施形態や変形例について説明するが、上述した実施形態と同一または同様な部分、部材には同一の符号を用いて説明を省略する。
次に本発明の第二実施形態による商品販売データ処理装置1Aについて説明する。
本実施形態による商品販売データ処理装置1Aは、第一実施形態における袋供給装置3の袋収納装置3Bについて基部24及び第二支柱27は設置されていない。袋収納部30は袋係止装置3Aにおけるガイド板18の両側側部から起立する一対の支持板40が基体部32の側面に連結されて一体化されている。
本第二実施形態では、袋供給装置3は第二載置台14の裏面に略L字型の取り付け部材41の一方の支持部材41aが取り付けられ、商品登録決済装置2における筐体5の側面5cに他方の支持部材41bが取り付けられている。そのため、袋収納部30は袋係止装置3Aと一体化され、商品登録決済装置2の筐体5に固定された袋供給装置3を構成する。
次に、本発明の第三実施形態による商品販売データ処理装置1Bについて、図7により説明する。
図7において、第一実施形態に示す袋係止装置3Aを筐体5の側面5cに取り付けた商品登録決済装置2が備えられ、この商品登録決済装置2が動線の流れ方向に線対称に一対配設されている。そのため、2組の商品登録決済装置2間の内側にそれぞれ袋係止装置3Aが配設されている。しかも、これら2組の袋係止装置3Aの中間に袋収納装置3Bが1組設置されている。
本第三実施形態によれば、左右に設けた商品登録決済装置2の前に立つ2組の顧客が、袋収納部30の下面に形成した開口部31から繰り出されたレジ袋Rを選択的に取り出すことができる。そして、それぞれの商品登録決済装置2に設けた袋掛け部21の係止部20にそれぞれレジ袋Rを袋掛けして、精算の済んだ商品を収納できるようにした。
本実施形態による商品販売データ処理装置1Bによれば、1台の袋収納部30から取り出したレジ袋Rを左右に設けた2台の商品登録決済装置2の袋掛け部21にそれぞれ袋掛けできる。そして、2台の商品登録決済装置2でそれぞれの顧客が商品の精算をしながら、個別に袋掛け部21に設置したレジ袋Rまたはマイバッグに商品を収納することができる。この場合、それぞれの商品決済装置2でレジ袋Rの購入が指示されると、表示部38にていずれの商品決済装置2で指示されたのか、または第二の表示部39に設けたLEDランプを右側だけや左側だけ発光させることでいずれの商品登録決済装置2で購入されたかを判別できるようにしてもよい。
本実施形態によれば、2台の商品登録決済装置2で1台の袋収納装置3Bを共用できるので設置コストとランニングコストを低廉にできる。
次に、袋収納部30の変形例について図8により説明する。
図8(a)は袋収納部30Aを袋掛け部21の上方且つ後方に配設したものである。しかも、レジ袋Rを繰り出す開口部31を袋収納部30Aの前面33aに設けた表示部38の下部に設けている。そのため、袋収納部30の開口部31からレジ袋Rを繰り出させる際、前面下部に設けた開口部31から繰り出されて袋掛け部21における一対のアーム部19の間に送り出される。
顧客は一対のアーム部19の間で繰り出されるレジ袋Rを把持して把持部をそれぞれ係止部20に掛けて開口を広げることができる。
図8(b)は袋収納部30Bを袋掛け部21の下方且つ後方に配設したものである。しかも、レジ袋Rを繰り出す開口部31を袋収納部30Bの上面前側に設けている。そのため、袋収納部30の開口部31からレジ袋Rを繰り出させると、レジ袋Rは上面に設けた開口部31から繰り出されて重力で下方に湾曲され、上方に設けた袋掛け部21の一対のアーム部19の間に送り出される。
そのため、顧客は一対のアーム部19の間に繰り出されるレジ袋Rを把持して把持部をそれぞれ袋掛け部21の係止部20に掛けて開口を広げることができる。
なお、一時置き台15の設置位置は袋収納部30,30A、30Bの下側でもよく、或いはガイド板18を一時置き台として利用してもよい。一時置き台15の設置位置は適宜選定できる。
本発明において、袋収納部30はレジ袋Rに限定されることなく、商品を収納するためのビニール袋等を繰り出し可能に収納していてもよい。これらレジ袋Rやビニール袋等は袋に含まれる。
1、1A、1B 商品販売データ処理装置
2 商品登録決済装置
3 袋供給装置
3A 袋係止装置
3B 袋収納装置
5 筐体
6 釣銭機
8 スキャナ部
10 表示画面
14 第二載置台
15 一時置き台
16 箸置きボックス
18 ガイド板
19 アーム部
20 係止部
21 袋掛け部
30、30A、30B 袋収納部
31 開口部
32 基体部
33 開閉蓋部
36 窓部
38 表示部
R レジ袋

Claims (7)

  1. 少なくとも袋の購入の指示を受け付け可能な商品販売データ処理装置と接続可能にされた袋供給装置であって、
    前記商品販売データ処理装置で袋の購入の指示が受け付けられた場合に前記袋を繰り出すようにしたことを特徴とする袋供給装置。
  2. 前記袋を繰り出す袋収納部と、前記袋を係止する袋掛け部と、を備えており、前記袋は前記袋収納部から前記袋掛け部の間に繰り出される請求項1に記載された袋供給装置。
  3. 前記袋を繰り出す袋収納部と、前記袋を係止する袋掛け部と、を備えており、前記袋収納部から前記袋掛け部の上方に前記袋が繰り出される請求項1または2に記載された袋供給装置。
  4. 前記袋収納部は前記袋掛け部の上方に設置されている請求項2または3に記載された袋供給装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載された前記袋供給装置を備えた商品販売データ処理装置であって、
    商品を登録する商品登録部と、
    商品の登録を表示すると共に袋の購入を操作する表示画面と、を更に備え、
    前記袋収納部における袋を繰り出す開口部と、前記表示画面の下側部分とが略同一高さに設定されていることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  6. 前記商品販売データ処理装置の側方に商品の一時置き台が設けられている請求項5に記載された商品販売データ処理装置。
  7. 前記表示画面と前記袋収納部の前面に設けられた表示部とが略同一高さとされている請求項5または6に記載された商品販売データ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20230036913A (ko) * 2021-09-08 2023-03-15 주식회사 한네트 무인 셀프 계산대

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