JP2009251824A - 硬貨補充装置 - Google Patents

硬貨補充装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009251824A
JP2009251824A JP2008097484A JP2008097484A JP2009251824A JP 2009251824 A JP2009251824 A JP 2009251824A JP 2008097484 A JP2008097484 A JP 2008097484A JP 2008097484 A JP2008097484 A JP 2008097484A JP 2009251824 A JP2009251824 A JP 2009251824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
coins
unit
replenishing device
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008097484A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Tashiro
鋼 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2008097484A priority Critical patent/JP2009251824A/ja
Publication of JP2009251824A publication Critical patent/JP2009251824A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

【課題】一枚ずつしか硬貨を投入することができない構造の硬貨投入口に対して、硬貨入出金装置を内蔵する機器の扉を開くことなく、複数枚の硬貨を同時に投入するという作業形態での硬貨投入を可能にする。
【解決手段】硬貨を一枚ずつ受け入れる硬貨投入口407aの部分に対して着脱自在に取り付けられる基体12に形成した複数硬貨投入口13に複数枚の硬貨を一度に投入できるようにし、複数硬貨投入口13に投入された複数枚の硬貨を一枚ずつに分離して送り出し(分離搬送部18)、送り出された硬貨を自由落下させ、自由落下する硬貨を硬貨投入口の向きに合わせて配置された案内部20に沿わせて案内し、硬貨投入口407aに導くようにした(導出部19)。
【選択図】図5

Description

本発明は、硬貨投入口から硬貨を一枚ずつ受け入れる方式の硬貨入出金装置を内蔵する機器に着脱自在に取り付けられ、複数枚の硬貨を一度に投入でき、投入された複数枚の硬貨を硬貨投入口に一枚ずつ導くようにした硬貨補充装置に関する。
従来、硬貨の受け入れと払い出しとの実行が可能な硬貨入出金装置が実用化され、普及している。このような硬貨入出金装置は、複数枚の硬貨を一度に受け入れ可能に構成されているのが一般的である(特許文献1参照)。
これに対して、各国の規則等によっては、硬貨入出金装置に対して一般顧客が硬貨の投入をする場合には、硬貨入出金装置の硬貨投入口に硬貨を一枚ずつ投入することを推奨している国がある。このため、このような国で使用する一般顧客向けの硬貨入出金装置は、硬貨を一枚ずつしか投入できないように構成する必要がある。
なお、硬貨入出金装置の硬貨投入口に一般顧客が硬貨を投入するという状況は、例えばセルフチェックアウト端末において発生する。セルフチェックアウト端末は、商品販売データ処理を実行するための各種ユーザインターフェースを顧客による操作と顧客への情報提供と顧客へのレシート発行とが可能な位置に配置し、顧客によるセルフチェックアウトを可能にした端末である(特許文献2参照)。
特開2004−133776号公報 特開平10−069574号公報
複数枚の硬貨を一度に受け入れ可能である硬貨入出金装置を例えばセルフチェックアウト端末等の機器に内蔵して用いる場合、一般顧客向けに硬貨を一枚ずつしか投入できないようにするためには、その機器の外部からは硬貨を一枚ずつしか投入できないように構成する必要がある。これに対して、店舗側の作業者が硬貨入出金装置に硬貨を補充することを考慮すると、硬貨入出金装置に複数枚の硬貨を投入できるようにすることが望ましい。そこで、上記セルフチェックアウト端末等の機器に扉を開閉自在に設けておき、扉を開いた状態で硬貨入出金装置に複数枚の硬貨を直接投入できるようにすることが考えられる。この場合、防犯上の観点から、扉には鍵を掛けることができるように構成されている必要がある。
しかし、硬貨を補充するたびに扉を開閉する構造を採用する場合には、その度に鍵を開錠して扉を開け、硬貨補充後には扉を閉じて鍵を施錠しなければならず、煩雑な作業が必要となってしまうという問題が生ずる。しかも、短時間とはいえ硬貨入出金装置等の収納物を外部に露出させてしまうことは、防犯上の観点から望ましくない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、一枚ずつしか硬貨を投入することができない構造の硬貨投入口に対して、硬貨入出金装置を内蔵する機器の扉を開くことなく、複数枚の硬貨を同時に投入するという作業形態での硬貨投入を可能にすることを目的とする。
本発明の硬貨補充装置は、硬貨を一枚ずつ受け入れる硬貨投入口の部分に対して基体を着脱自在に取り付ける着脱構造と、前記基体に設けられ、複数枚の硬貨を一度に投入自在に形成された複数硬貨投入口と、前記基体に設けられ、前記複数硬貨投入口に投入された複数枚の硬貨を一枚ずつに分離して送り出す分離搬送部と、前記基体に設けられ、前記分離搬送部から送り出された硬貨を自由落下させ、自由落下する硬貨を前記硬貨投入口の向きに合わせて配置された案内部に沿わせて案内し、当該硬貨投入口に導く導出部と、を備える。
本発明によれば、硬貨投入口の部分に基体を取り付けることで、一枚ずつしか硬貨を投入することができない構造の硬貨投入口に対して、硬貨入出金装置を内蔵する機器の扉を開くことなく、複数枚の硬貨を同時に投入するという作業形態での硬貨投入を可能にすることができ、したがって、硬貨補充のための作業負担及び危険性を大幅に軽くすることができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図14に基づいて説明する。本実施の形態の硬貨補充装置11は、セルフチェックアウト端末101に装着されて用いられる。そこで、図1ないし図3に基づいてセルフチェックアウト端末101について説明し、その後、図4ないし図14に基づいて硬貨補充装置11について説明する。
[セルフチェックアウト端末101]
図1は、セルフチェックアウト端末101を示す斜視図である。セルフチェックアウト端末101は、三つのユニットが一つに集合して構成されている。三つのユニットのうちの一つは登録操作ユニット201であり、別の一つは秤ユニット301であり、更に別のユニットは決済操作ユニット401である。これらの登録操作ユニット201と秤ユニット301と決済操作ユニット401とは、連結されて単一のハウジング102を形成する。つまり、このハウジング102は、幅寸法が高さ寸法及び奥行き寸法よりも小さくて前方側の高さが後方側の高さよりも低い形状を有する登録操作ユニット201をなす第1のブロック102aと、第1のブロック102aに前面位置を揃えて隣接配置されて当該第1のブロック102aよりも高さ寸法及び奥行き寸法が小さい形状を有する秤ユニット301によって形成された第2のブロック102bと、第2のブロック102bの後部から立ち上がり第1のブロック102aの後方側の高さ寸法よりも高さ寸法が大きい形状を有する決済操作ユニット401によって形成された第3のブロック102cと、が一体的に集合して形成されている。
ここで、最初に、登録操作ユニット201について説明する。登録操作ユニット201は、直方体形状をした第1のハウジング202を有している。第1のハウジング202は、前方側の高さが後方側の高さよりも低い形状を有している。つまり、前方側の上面は水平に配置された平坦面202aとなり、その後方位置から上方に向けて立ち上がることで、後方側の高さが前方側の高さよりも高く形成されている。平坦面202aの後方位置からの立ち上がり面は、後方側の前面202bとなる。
登録操作ユニット201は、第1のハウジング202の前方側の平坦面202aに計量台203を配置するスケール(図示せず)を内蔵する。このスケールは、計量台203に載せられた計り売り商品の重量を計量するために用いられる。そして、第1のハウジング202の後方側の前面202bには、スキャナ204が配置されている。スキャナ204は、平面ガラス状の読取面204aを有し、この読取面204aにかざされた商品に付されたコードシンボルを光学的に読み取る。第1のハウジング202の後方側の前面202bには、更に、スキャナ204よりも上方に位置させて、ディスプレイ205が配置されている。このディスプレイ205は、例えば液晶表示装置であり、その表示面にタッチパネル206を有している。
登録操作ユニット201は、その左側側面に商品置き台207を備えている。商品置き台207は、ユーザが購入しようとする商品を載置するために用いられる。
登録操作ユニット201は、その前面に扉208を有しており、この扉208の向こう側には収納庫(図示せず)が設けられている。
登録操作ユニット201には、更に、高さが高い後方側の上面に警告ポール209が立設されている。警告ポール209は、セルフチェックアウト端末101のエラー発生時、エラーの発生をその点滅等によって報知する。
次いで、秤ユニット301について説明する。秤ユニット301は、略直方体形状をした第2のハウジング302を有している。第2のハウジング302の高さ寸法は、第1のハウジング202の前方側の平坦面202aの高さ寸法の略半分程度である。このような秤ユニット301の第2のハウジング302は、その上面に計量台303を配置する秤装置(図示せず)を内蔵している。この秤装置は、スキャナ204で商品コードを読み取られた後の商品の重量を計量し、この商品の重量がスキャナ204で読み取られた商品の重量と一致するかどうかを判定する重量チェック処理のために用いられる。つまり、重量チェック用の秤装置である。
秤ユニット301は、また、セルフチェックアウト端末101の各部を制御するコンピュータ構成のコントローラ(図示せず)をも内蔵している。秤ユニット301の第2のハウジング302は、その前面に扉304を有し、この扉304を開くことによってコントローラを着脱することが可能である。
ここで、計量台303にはその四隅に取付孔305が形成されている。これらの取付孔305は、購入した商品を収納するためのアイテムバッグ(図示せず)をセットするための袋掛け306を取り付けるための孔である。つまり、図1に示すように、複数本のワイヤが折り曲げられたり溶接されたりして形成された袋掛け306が計量台303に取付けられている。袋掛け306は、その両側の上方位置に、アイテムバッグに設けられた一対の把手(図示せず)を引っ掛けてアイテムバッグをその口を開いた状態に保持するための一対の引掛け部307を有する。そして、これらの一対の引掛け部307が対向する領域は、スキャナ204によってコードシンボルが読み取られた後の商品をアイテムバッグに袋詰めした状態で位置付けるための商品載置空間ISを規定する。こうして、秤ユニット301は、計量台303の上方に商品載置空間ISを確保することになる。
次いで、決済操作ユニット401について説明する。決済操作ユニット401は、背が高い直方体形状を有する第3のハウジング402を有している。もっとも、第3のハウジング402は、全くの直方体形状をしているわけではなく、秤ユニット301と連結する部分が奥側に向けてオフセットした形状をしている。これにより、図1に示すように、登録操作ユニット201と隣接配置された場合に、その前面上方位置に設けられたフロントパネル404が登録操作ユニット201に設けられているスキャナ204及びディスプレイ205と略横並び状態となるように各部が構成されている。また、フロントパネル404の前面は垂直配置されておらず、上方に向かうに従い奥側に傾斜している。そして、第3のハウジング402の高さ寸法は、登録操作ユニット201の第1のハウジング202の奥側部分の高さより高く、警告ポール209の高さよりは低く設定されている。
ここで、フロントパネル404は、金属製の板金を基本として形成されている。フロントパネル404は、金属製であることが必要である。これは、硬貨補充装置11をフロントパネル404に装着する手法として、後述するように、磁石16(図4参照)による磁力の吸着作用を利用するからである。
決済操作ユニット401は、第3のハウジング402に貨幣入出金装置を内蔵している。内蔵されている貨幣入出金装置は、硬貨用の硬貨入出金装置405(図2、図3参照)と紙幣用の紙幣入出金装置406(図2、図3参照)との二種類である。貨幣入出金装置(硬貨入出金装置405、紙幣入出金装置406)は、それぞれ、硬貨受入口407及び硬貨排出口408、紙幣受入口409及び紙幣排出口410を有している(図2、図3参照)。フロントパネル404には、それらの硬貨受入口407、硬貨排出口408、紙幣受入口409及び紙幣排出口410にそれぞれ連絡する硬貨投入口407a、硬貨受取口408a、紙幣投入口409a及び紙幣受取口410aが設けられている。フロントパネル404中、硬貨受入口407に連絡する硬貨投入口407aは右側上方位置、硬貨排出口408に連絡する硬貨受取口408aは右側下方位置、紙幣受入口409に連絡する紙幣投入口409aは左側上方位置、紙幣排出口410に連絡する紙幣受取口410aは左側下方位置にそれぞれ配列されている。
ここで、フロントパネル404に設けられている硬貨投入口407aは、硬貨の挿入を受け付けて硬貨入出金装置405の硬貨受入口407に連絡する入口スリット407a−1と、この入口スリット407a−1の下方に位置付けられている受皿407a−2とによって形成されている。入口スリット407a−1は、垂直方向に長く形成され、硬貨を立てた状態で受け入れる形状をしている。受皿407a−2は、お碗を縦に半分に切ったような形状をしており、フロントパネル404から突出して設けられている。
決済操作ユニット401は、また、第3のハウジング402にレシートプリンタ411(図2、図3参照)も内蔵している。フロントパネル404には、レシートプリンタ411のレシート排出口412(図2、図3参照)に連絡するレシート発行口412aも設けられている。このレシート発行口412aは、フロントパネル404の左側上方位置の紙幣排出口410に連絡する紙幣受取口410aよりも高い位置に配列されている。
図2は、決済操作ユニット401のフロントパネル404及びフロントドア413(図1、図3等参照)が開かれた状態を示すセルフチェックアウト端末101の斜視図である。決済操作ユニット401を構成する第3のハウジング402は、その前面が開口OPとなっている。フロントパネル404は、その開口OPに垂直軸周りに回動開閉自在に取り付けられている。このような構造上、回動して開くフロントパネル404が秤ユニット301の計量台303に取り付けられている袋掛け306に干渉しないよう、フロントパネル404はその回動軌跡が袋掛け306に干渉しない高さとなる位置に取り付けられている。これに対して、第3のハウジング402の開口OPは、秤ユニット301の計量台303の上面近くまで延出して設けられている。このため、フロントパネル404のみによっては、第3のハウジング402の開口OPを完全に覆うことができない。
図3は、決済操作ユニット401のフロントパネル404のみが開かれた状態を示すセルフチェックアウト端末101の斜視図である。フロントパネル404のみによって第3のハウジング402の開口OPを完全に覆うことができないことから、フロントパネル404によっては覆われない開口OPの部分を覆うために、第3のハウジング402にはフロントドア413が取り付けられている。フロントドア413は、フロントパネル404の下方位置に袋掛け306に干渉することなく開閉自在に設けられている。
図2及び図3に示すように、硬貨入出金装置405は、第3のハウジング402の右側であって、フロントパネル404によってのみ覆われる位置に配置されている。硬貨入出金装置405は、その上端に硬貨受入口407を備え、その下端に硬貨排出口408を備えている。そして、硬貨入出金装置405は、手前側に引き出し自在となるように第3のハウジング402に取り付けられている。このような硬貨入出金装置405としては、縦型のリサイクル方式のものが採用されている。
図2及び図3に示すように、紙幣入出金装置406は、第3のハウジング402の左側に配置されている。紙幣入出金装置406は、紙幣受入口409及び液晶表示部414を有する紙幣投入ユニット415と、紙幣排出口410を有する紙幣受取ユニット416と、リサイクル庫417と、金庫418とから構成されている。これらの各部は、上から順に、紙幣投入ユニット415、リサイクル庫417、紙幣受取ユニット416及び金庫418の順に配列されている。紙幣投入ユニット415及びリサイクル庫417は、フロントパネル404によってのみ覆われる位置に配置されている。紙幣受取ユニット416は、フロントパネル404とフロントドア413との両方に覆われる位置に配置されている。そして、金庫418は、フロントドア413によってのみ覆われる位置に配置されている。紙幣入出金装置406のうち、リサイクル庫417及び金庫418は、手前側に引き出し自在となるように第3のハウジング402に取り付けられている。このような紙幣入出金装置406としては、縦型のリサイクル方式のものが採用されている。
更に、決済操作ユニット401のフロントパネル404には錠419が設けられており、図示しない鍵で鍵を掛けることができるようになっている。フロントパネル404を開くと、フロントドア413も開くことができるように構成されている。こうして、フロントパネル404を開くと、決済操作ユニット401が内蔵する貨幣入出金装置(硬貨入出金装置405、紙幣入出金装置406)及びレシートプリンタ411も開放され、そのメンテナンス等を容易に行なうことができるように構成されている。この際、硬貨入出金装置405の全体と紙幣入出金装置406のリサイクル庫417とを手前側に引き出すことができる。また、紙幣入出金装置406の金庫418については、フロントドア413を開くことによって手前側に引き出すことができる。
このような構成において、ユーザである顧客は、購入しようとする商品を、例えば店舗側が用意している買物籠に入れ、これを商品置き台207に置く。そして、登録操作ユニット201での商品登録操作を行なう。つまり、秤ユニット301が内蔵するコントローラ(図示せず)がディスプレイ205に表示させる指示に従い、タッチパネル206によって一取引の開始を宣言する。その後、商品置き台207に置いた買物籠から商品を一品ずつ取り出してその商品に付されているバーコード等のシンボルコードをスキャナ204の読取面204aにかざして商品コードを読み取らせる。すると、コントローラは、個々の商品コードに対応させて単価と重量とを記憶する商品データファイル(図示せず)から、スキャナ204によって読み取られた商品コードに対応する単価と重量とを検索する検索処理を実行する。この際、計り売り商品の場合には、登録操作ユニット201に内蔵されている図示しないスケールの計量台203に商品を載せてその重量を計量し、検索処理で検索された単価と計量された重量とに基づいて金額を求める。そして、スキャナ204による商品コードの読み取り後に秤ユニット301が内蔵する秤装置が出力する重量値が検索処理によって取得した重量値又はスケールが計量した重量値と一致しているかどうかを判定する重量チェック処理を実行し、同一性を有していると判定した場合にのみ読み取った商品コードと検索された単価とを含む商品情報を記憶部(図示せず)に記憶させる商品情報登録処理を実行する。
こうして、購入しようとする全ての商品についてその商品コードの読み取り操作を終了すると、コントローラがディスプレイ205に表示させる指示に従い、タッチパネル206によって一取引の終了を宣言する。これにより、コントローラは、ディスプレイ205に決済操作ユニット401での決済方法を表示案内する。決済操作ユニット401での決済方法は、この決済操作ユニット401が内蔵する硬貨用と紙幣用とのそれぞれの入出金装置(硬貨入出金装置405、紙幣入出金装置406)を用いた現金による決済による。そこで、ユーザは、ディスプレイ205に表示される案内に従い、紙幣投入口409aに連絡している紙幣受入口409に対する紙幣の投入や硬貨投入口407aに連絡している硬貨受入口407に対する硬貨の投入、必要に応じて紙幣受取口410aに連絡している紙幣排出口410からの釣紙幣の受け取りや硬貨受取口408aに連絡している硬貨排出口408からの釣硬貨の受け取りを行なう。そして、最後に、コントローラは決済操作ユニット401が内蔵するレシートプリンタ411を駆動制御してレシート(図示せず)を印字してレシート発行口412aに連絡しているレシート排出口412より発行させる。ユーザである顧客は、発行されたレシートを受け取り、一取引を終了する。
[硬貨補充装置11]
図4は、硬貨補充装置11を示す斜視図である。硬貨補充装置11は、全体が立方体形状をした基体12を基本形状としている。基体12の上面後方側には、複数枚の硬貨を一度に投入可能な複数硬貨投入口13が配置されている。基体12の正面側は、セルフチェックアウト端末101に対する取付面14として形成されている。取付面14には、その中央部に下面まで抜けている凹部15が設けられ、これらの凹部15の両側に位置させて一対の磁石16が設けられている。凹部15は、セルフチェックアウト端末101のフロントパネル404から突出して設けられている硬貨投入口407aの受皿407a−2を位置付けるため形状である。磁石16は、金属製のフロントパネル404に磁気的に吸着することで、基体12をセルフチェックアウト端末101に固定するための構造物である。したがって、凹部15及び磁石16を含む基体12の構造は、硬貨を一枚ずつ受け入れるセルフチェックアウト端末101の硬貨投入口407aの部分に対して基体12を着脱自在に取り付ける着脱構造17を構成する。
図5は、セルフチェックアウト端末101に装着された状態の硬貨補充装置11の縦断側面図である。図6は、硬貨補充装置11の横断平面図、図7は、硬貨補充装置11の縦断正面図である。これらの図5ないし図7を参照しながら、硬貨補充装置11の詳細構造について説明する。
硬貨補充装置11は、分離搬送部18と導出部19とを内蔵している。分離搬送部18は、複数硬貨投入口13に投入された複数枚の硬貨を一枚ずつに分離して送り出す構造のものである。導出部19は、分離搬送部18から送り出された硬貨を自由落下させ、自由落下する硬貨を硬貨投入口407aの入口スリット407a−1の向きに合わせて配置された案内部20に沿わせて案内し、硬貨投入口407aの入口スリット407a−1に導く構造のものである。以下、これらの分離搬送部18と導出部19とについて説明する。
まず、分離搬送部18について説明する。分離搬送部18は、複数硬貨投入口13の直下に位置付けられ、基体12の前面方向まで硬貨を搬送するコンベア21を有している。コンベア21は、一対のローラ22にベルト23が掛け渡されて構成されている。このようなコンベア21は、一方のローラ22aにモータ24(図13参照)からの回転駆動力が伝達されることで回転駆動され、ベルト23の上に載置されている硬貨を搬送する。分離搬送部18は、そのような硬貨の搬送途中で、リバースローラ25によって重なり合う硬貨から最下位の硬貨のみを分離し、この最下位の硬貨のみをベルト23によって搬送する。この目的のために、リバースローラ25は、最も厚みが厚い硬貨一枚分の厚さ寸法よりも僅かに大きな寸法を空けてベルト23に対向配置されている。そして、リバースローラ25は、モータ24によってベルト23の回転方向と同一方向に回転駆動される。これにより、ベルト23とリバースローラ25との相対向する周面はカウンター方向に移動することになる。その結果、ベルト23の上で最下位の硬貨に積み重なって搬送される硬貨がリバースローラ25に戻され、最下位の硬貨のみが他の硬貨から分離されて搬送される。
図6及び図7に示すように、コンベア21及びリバースローラ25の両側方には一対の側壁26が設けられている。これらの側壁26は、最大径の硬貨の直径寸法よりも僅かに広い寸法をもって対向配置されている。これにより、複数硬貨投入口13に投入された複数枚の硬貨は、リバースローラ25に分離された後、最下位の一枚のみが一列に列設された状態で順次搬送されることになる。
また、図5ないし図7に示すように、コンベア21及びリバースローラ25は、水平向きに対して傾斜した状態で配置されている。したがって、図7に示すように、コンベア21の終端まで至った硬貨は自由落下することになり、この際、硬貨は予め傾斜した状態で自由落下することになる。
次いで、導出部19について説明する。導出部19は、コンベア21の終端まで至ることで自由落下する硬貨を案内する案内部20として、一対の案内体20aを有している。これらの案内体20aは、コンベア21から排出される硬貨を案内して凹部15に導く構造の相対向する一対の壁状構造を有している。案内体20aにおいて重要なことは、自由落下する硬貨の向きをフロントパネル404に設けられた硬貨投入口407aの入口スリット407a−1の向きに合わせて凹部15より排出させる、ということである。前述したように、硬貨投入口407aの入口スリット407a−1は垂直方向に長く形成され、垂直向きに硬貨を立てた状態で受け入れる形状をしている。そこで、案内体20aは、硬貨の姿勢を垂直向きに立てた姿勢にするように、垂直向きに配置されている。
導出部19のもう一つの重要な要素は導入部27である。導入部27は、コンベア21から排出される硬貨を最初に受け止める領域に配置された曲面状の部材である。導入部27は、一対の案内体20aの一方に滑らかに連絡している。このような導入部27は、自由落下する硬貨を受け止め、受け止めた硬貨を案内部20に円滑に案内する。
図8は、硬貨補充装置11の別の一例を示す縦断正面図である。図8に示す硬貨補充装置11は、一対の案内体20aが垂直向きではなく、垂直向きに対して傾斜した状態で配置されている。前述したように、案内部20において重要なことは、自由落下する硬貨の向きをフロントパネル404に設けられた硬貨投入口407aの入口スリット407a−1の向きに合わせて凹部15より排出させる、ということである。そこで、図8に示す硬貨補充装置11は、硬貨投入口407aの入口スリット407a−1が垂直に対して傾斜した向きに配置されている場合に対応させている。つまり、一対の案内体20aを、垂直に対して傾斜配置されて入口スリット407a−1の傾斜に合わせた向きに配置している。
図9は、硬貨補充補助具51を上方から見た斜視図である。図10は、硬貨補充補助具51を下方から見た斜視図である。硬貨補充補助具51は、硬貨補充装置11の硬貨投入口13に対して、複数枚の硬貨を一挙に投入する作業を補助し、その際、何枚の硬貨を投入するのかを作業者に容易に分からせるようにするための器具である。この目的を実現するための構造として、硬貨補充補助具51は、硬貨補充装置11の硬貨投入口13に連結するための連結部としての連結基板52に、硬貨を積層収納可能な硬貨チューブ53が立設した基本形状を有している。連結基板52は、図10に示すように、硬貨投入口13の四隅に嵌合する位置決めリブ54を下面に有している。位置決めリブ54が硬貨投入口13の四隅に嵌合することで、硬貨補充補助具51は安定して硬貨投入口13に装着される。また、硬貨チューブ53は、複数枚の硬貨を金種毎に積層状態で収納する透光性を有する両端開口のチューブ状部材であり、収納されている硬貨の枚数を示す目盛り55が付されて形成されている。このような硬貨チューブ53は、開口する一端が連結基板52に連結固定されている。
硬貨補充補助具51は、硬貨チューブ53に積層状態で収納された硬貨を連結基板52に内蔵する開閉自在のストッパ56(図11及び図12参照)で塞き止め、ストッパ56を開放することによって連結基板52の裏面側に開口する落下口57から一挙に自由落下させることができるように構成されている。図9中、符号58は、ストッパ56を開閉操作するためのノブである。ノブ58は、スライド溝59内で硬貨チューブ53に近接離反する方向にスライド自在に取り付けられている。ノブ58が硬貨チューブ53に近接する位置に位置付けられている場合(図9の状態)、ストッパ56は硬貨チューブ53に収納されている硬貨を塞き止める。これに対して、ノブ58が硬貨チューブ53から離反する方向に位置付けられている場合、ストッパ56は硬貨チューブ53に収納されている硬貨を塞き止める位置から退避し、連結基板52の裏面側に開口する落下口57から硬貨を自由落下させる。
図11は、硬貨補充補助具51のストッパ56の構造を示す縦断側面図である。図12は、硬貨補充補助具51のストッパ56の構造を示す平面図である。硬貨補充補助具51の連結基板52は、下層基板52aと上層基板52bとが接合固定されて形成されている。これらの下層基板52a及び上層基板52bには、硬貨チューブ53の連結固定位置に位置を合わせて落下口57が形成されている。硬貨チューブ53は、上層基板52bの表面に接着剤60によって接着固定されている。したがって、硬貨チューブ53の開口する一旦側は、そのまま落下口57に連絡している。このような落下口57を開閉する機構がストッパ56である。ストッパ56は、下層基板52aと上層基板52bとの間に組み込まれている。
ここで、ストッパ56の構造について説明する。ストッパ56の中心をなす要素は、平板状のストッパ板61である。ストッパ板61は、下層基板52aと上層基板52bとの間にスライド自在に設けられている(図12中、破線で示す)。このストッパ板61の開閉範囲は、落下口57を開閉し得る範囲である。ストッパ板61をスライド移動させるために、上層基板52bに下層基板52aと対面する位置にスライド凹部62が形成されている(図12中、破線で示す)。このスライド凹部62の内部をスライド移動することで、ストッパ板61は落下口57を開閉する。
上層基板52bには、前述したスライド溝59を形成するためのスライド開口63が形成されている。スライド開口63は、スライド凹部62に連絡している。そこで、そのスライド開口63の内部をスライド移動自在に前述したノブ58を配置し、このノブ58をストッパ板61の一縁に結合することで、ノブ58のスライド移動によるストッパ板61のスライド移動が実現可能となる。
図13は、硬貨補充装置11の制御系のブロック図である。硬貨補充装置11は、図示しない電源を内蔵し、この電源から給電されて動作する制御部28を有している。制御部28は、一例として集積回路によって構成され、一連の処理をシーケンシャルに実行する。このような制御部28は、前述したモータ24を駆動制御する。これにより、モータ24の回転駆動力がコンベア21に含まれている一方のローラ22a及びリバースローラ25に伝達され、コンベア21及びリバースローラ25を回転させることができる。また、制御部28にはセンサ29も接続されている。センサ29は、一例として透過型又は反射型の光センサであり、硬貨投入口13から投入される硬貨を検出し得る位置に取り付けられている。
図14は、硬貨補充装置11の制御系(制御部28)によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。制御部28は、センサ29からのON信号の受信判定に待機している。センサ29は、硬貨投入口13からの硬貨の投入をセンシングし、これに応じてON信号を出力する。そこで、制御部28は、センサ29からのON信号を受信すると(ステップS101のY)、モータ24を駆動する(ステップS102)。これにより、モータ24の回転駆動力がコンベア21に含まれている一方のローラ22a及びリバースローラ25に伝達され、コンベア21及びリバースローラ25が回転を始める。その結果、硬貨投入口13から投入された硬貨がコンベア21に搬送され、リバースローラ25によって最下位の硬貨のみが他の硬貨から分離されて搬送される。そして、コンベア21に搬送された硬貨は、コンベア21の終端から自由落下し、セルフチェックアウト端末101の硬貨投入口407aへと導かれる。その後、制御部28は、所定時間の経過を判定すると(ステップS103のY)、モータ24をOFFにしてその駆動を停止し(ステップS104)、処理を終了する。ステップS103で判定する「所定時間」は、硬貨投入口13から投入された全ての硬貨がコンベア21の終端から自由落下して排出されるのに十分な時間である。
このような構成において、セルフチェックアウト端末101は、その硬貨投入口407aに一枚ずつ硬貨を投入する構造となっている。つまり、セルフチェックアウト端末101の硬貨投入口407aは、外部からは一枚ずつしか硬貨を投入することができない構造となっている。このため、店舗側の作業者がセルフチェックアウト端末101に内蔵されている硬貨入出金装置405に硬貨を補充する場合、その作業が煩雑になる。そこで、本実施の形態の硬貨補充装置11をセルフチェックアウト端末101に装着することで、一度に複数枚の硬貨を投入するという作業形態での作業が可能になる。
つまり、セルフチェックアウト端末101のフロントパネル404から突出する硬貨投入口407aの受皿407a−2が硬貨補充装置11の凹部15に位置付けられるようにして、硬貨補充装置11をセルフチェックアウト端末101に取り付ける(図5参照)。硬貨補充装置11は、磁石16がセルフチェックアウト端末101のフロントパネル404に磁気的に吸着するため、手を離してもセルフチェックアウト端末101に固定された状態となる。この状態において、硬貨補充装置11では、硬貨を自由落下させて排出する案内部20(図6及び図7、図8参照)が受皿407a−2の上方に位置付けられる。
硬貨の補充作業時には、硬貨補充装置11の硬貨投入口13に複数枚の硬貨を投入する。すると、投入された硬貨がセンサ29にセンシングされ、制御部28によるモータ24の駆動がなされる(図14のステップS102参照)。これにより、コンベア21及びリバースローラ25が回転を始め、硬貨投入口13から投入された硬貨がコンベア21に搬送され、リバースローラ25によって最下位の硬貨のみが他の硬貨から分離されて搬送される。この際、搬送される硬貨は、一枚ずつ一列に配列されて搬送される。そして、コンベア21の終端に至った硬貨は自由落下し、案内部20に導かれる。この際、コンベア21から自由落下する硬貨は、最初に導入部27に接触し、その曲面形状によって円滑に一方の案内体20aに導かれる。そして、案内部20から更に自由落下する硬貨は、凹部15に位置付けられているセルフチェックアウト端末101のフロントパネル404から突出する硬貨投入口407aの受皿407a−2に落下し、そのまま入口スリット407a−1に挿入され、硬貨投入口407aに一枚ずつ投入される。このような動作が硬貨投入口13に投入された全ての硬貨についてなされることで、セルフチェックアウト端末101の硬貨入出金装置405に対する硬貨の補充作業を完了することができる。
ここで、複数枚の硬貨を一度に投入する際、作業者は、投入する硬貨の金種毎の枚数を知りたい場合がある。この場合には、硬貨補充補助具51を用いる。つまり、硬貨補充補助具51のストッパ56を閉じた状態にしておき、硬貨チューブ53に硬貨を収納する。ストッパ56を閉じた状態にするには、ノブ58を硬貨チューブ53に近接する位置にスライド移動させておけばよい。硬貨チューブ53に硬貨を収納させた場合、硬貨チューブ53には目盛り55が付されているので、硬貨チューブ53に何枚の硬貨を収納させたのかが一目瞭然である。そこで、希望枚数の硬貨を硬貨チューブ53に収納させたところで、硬貨補充補助具51を硬貨補充装置11の硬貨投入口13にセットする。この状態で、ノブ58を硬貨チューブ53から離反する方向にスライド移動させる。すると、ストッパ板61もスライド移動し、落下口57が開放される。これにより、硬貨チューブ53に収納されている硬貨が落下口57から自由落下し、硬貨補充装置11の硬貨投入口13に一挙に投入される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、セルフチェックアウト端末101に内蔵されている硬貨入出金装置405に連絡する硬貨を一枚ずつしか投入できない硬貨投入口407aに対して、フロントパネル404を開くことなく、複数枚の硬貨を同時に投入するという作業形態での硬貨投入を可能にすることができる。その結果、硬貨補充のための作業負担を大幅に軽減することができ、しかも、フロントパネル404を開くことによる犯罪誘発の危険性を大幅に軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、分離搬送部18は、硬貨を斜めに傾けて送り出すので、例えば、硬貨投入口407aの入口スリット407a−2が垂直向きに配置されていたり垂直向きに対して傾斜する向きに配置されていたりする場合に、硬貨の姿勢を容易にそのような入口スリット407a−2の向きに合わせることができる。
また、本実施の形態によれば、分離搬送部18から送り出された硬貨を曲面状の導入部27によって案内部20に案内するようにしたので、分離搬送部18から送り出されて自由落下する硬貨が何処かに引っ掛かってしまうような事故を防止することができ、分離搬送部18から導出部19への硬貨の受け渡しを円滑にすることができる。特に、導入部27による硬貨の円滑な受け渡し動作は、多角形をしているような何処かに引っ掛かり易い形状の硬貨に対して有効に機能する。
更に、本実施の形態によれば、硬貨補充補助具51を採用することで、硬貨補充装置11の硬貨投入口13に投入する硬貨の枚数を作業者に容易に知らせることができる。
本発明の実施の一形態である硬貨補充装置が装着されるセルフチェックアウト端末を示す斜視図である。 決済操作ユニットのフロントパネル及びフロントドアが開かれた状態を示すセルフチェックアウト端末の斜視図である。 決済操作ユニットのフロントパネルのみが開かれた状態を示すセルフチェックアウト端末の斜視図である。 本発明の実施の一形態である硬貨補充装置を示す斜視図である。 セルフチェックアウト端末に装着された状態の硬貨補充装置の縦断側面図である。 硬貨補充装置の横断平面図である。 硬貨補充装置の縦断正面図である。 硬貨補充装置の別の一例を示す縦断正面図である。 硬貨補充補助具を上方から見た斜視図である。 硬貨補充補助具を下方から見た斜視図である。 硬貨補充補助具のストッパの構造を示す縦断側面図である。 硬貨補充補助具のストッパの構造を示す平面図である。 硬貨補充装置の制御系のブロック図である。 硬貨補充装置の制御系によって実行される処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
12…基体、13…複数硬貨投入口、17…着脱構造、18…分離搬送部、19…導出部、20…案内部、20a…案内体、27…導入部、51…硬貨補充補助具、52…連結基板(連結部)、53…硬貨チューブ、55…目盛り、56…ストッパ、407a…硬貨投入口

Claims (6)

  1. 硬貨を一枚ずつ受け入れる硬貨投入口の部分に対して基体を着脱自在に取り付ける着脱構造と、
    前記基体に設けられ、複数枚の硬貨を一度に投入自在に形成された複数硬貨投入口と、
    前記基体に設けられ、前記複数硬貨投入口に投入された複数枚の硬貨を一枚ずつに分離して送り出す分離搬送部と、
    前記基体に設けられ、前記分離搬送部から送り出された硬貨を自由落下させ、自由落下する硬貨を前記硬貨投入口の向きに合わせて配置された案内部に沿わせて案内し、当該硬貨投入口に導く導出部と、
    を備える硬貨補充装置。
  2. 前記分離搬送部は、硬貨を斜めに傾けて送り出す、請求項1記載の硬貨補充装置。
  3. 前記導出部は、前記分離搬送部から送り出されて自由落下する硬貨を垂直向きで互いに対向配置された一対の案内体を有する前記案内部によって案内し、垂直向きに配置された前記硬貨投入口に導く、請求項1又は2記載の硬貨補充装置。
  4. 前記導出部は、前記分離搬送部から送り出されて自由落下する硬貨を斜めに傾けて配置された案内体を有する前記案内部によって案内し、斜めに傾けて配置された前記硬貨投入口に導く、請求項1又は2記載の硬貨補充装置。
  5. 前記導出部は、前記分離搬送部から送り出された硬貨を曲面状の導入部によって前記案内体に案内する、請求項3又は4記載の硬貨補充装置。
  6. 複数枚の硬貨を金種毎に積層状態で収納する透光性を有する両端開口の硬貨チューブと、
    前記硬貨チューブの開口する一端側を開閉自在にするストッパと、
    前記硬貨チューブに形成され、当該硬貨チューブにその開口する他端側から投入されて前記ストッパで塞き止められて積層収納されている硬貨の枚数を示す目盛りと、
    前記ストッパが設けられた前記チューブの一端側に連結され、前記複数硬貨投入口に連結自在の連結部と、
    を有する硬貨補充補助具を備える、請求項1ないし5のいずれか一記載の硬貨補充装置。
JP2008097484A 2008-04-03 2008-04-03 硬貨補充装置 Pending JP2009251824A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008097484A JP2009251824A (ja) 2008-04-03 2008-04-03 硬貨補充装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008097484A JP2009251824A (ja) 2008-04-03 2008-04-03 硬貨補充装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009251824A true JP2009251824A (ja) 2009-10-29

Family

ID=41312491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008097484A Pending JP2009251824A (ja) 2008-04-03 2008-04-03 硬貨補充装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009251824A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533854A (ja) * 2011-11-18 2014-12-15 ノヴォマティック アクツィエンゲゼルシャフトNovomatic Ag コイン搬送装置
JP2017128924A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 東芝テック株式会社 ロックシステム、扉構造、および電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533854A (ja) * 2011-11-18 2014-12-15 ノヴォマティック アクツィエンゲゼルシャフトNovomatic Ag コイン搬送装置
JP2017128924A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 東芝テック株式会社 ロックシステム、扉構造、および電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5592918B2 (ja) 貨幣出金装置および紙幣出金装置
JP5591290B2 (ja) 貨幣入金装置およびセルフチェックアウト装置
JP6704758B2 (ja) 会計装置
JP2008276539A (ja) セルフチェックアウト端末
JP2012190240A (ja) 精算システム、レジスタ、及び精算方法
JP2009251824A (ja) 硬貨補充装置
CN108734859B (zh) 香烟自动交出机
JP2021128383A (ja) 袋供給装置及び商品販売データ処理装置
JP7118395B2 (ja) 精算装置及び精算装置を備えた商品販売処理システム
EP3054428A2 (en) Cash processing apparatus and system
JP6749769B2 (ja) 貨幣処理システム及び貨幣入出金機
JP5329612B2 (ja) Posシステム
JP5282139B2 (ja) 硬貨入出金装置
JP4918073B2 (ja) セルフチェックアウト端末
JP6697246B2 (ja) 貨幣管理システム、貨幣処理装置および貨幣管理方法
JP7330558B2 (ja) 精算装置及び精算装置を備えた商品販売処理システム
CN213736715U (zh) 袋保持装置
JP5000600B2 (ja) セルフチェックアウト端末
JP2019144661A (ja) 硬貨処理システムおよび硬貨処理方法
JP6680927B2 (ja) 決済装置
JP6882580B2 (ja) 金銭払出装置および会計装置
JP7301619B2 (ja) 紙葉類処理装置および紙葉類処理システム
JP4891160B2 (ja) 硬貨入出金装置
JP2018101188A (ja) 貨幣処理機および貨幣処理システム
JP6689615B2 (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091030

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100202