JP5591290B2 - 貨幣入金装置およびセルフチェックアウト装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、貨幣入金装置およびセルフチェックアウト装置に関する。
従来、POS端末やECR等の電子機器に接続して使用するのに適した貨幣入金装置が知られている。このような貨幣入金装置として、例えば、硬貨入出金装置や紙幣入出金装置がある。
硬貨入出金装置および紙幣入出金装置は、それぞれ、投入口から投入された貨幣を筐体内へ搬送し、選別部で金種別に選別して収納部に収納し、POS端末等からの払出し指示に基づいて収納部から貨幣を取り出す。
一方、近年、購入する商品の販売登録および会計処理を客自身が行うためのセルフチェックアウト装置(セルフPOSやセルフレジなどともいう)が備えられ、客が商品の販売登録および会計処理を行う販売形態を採用する店舗が増加している。
しかしながら、上述のような従来の貨幣入金装置やセルフチェックアウト装置において、貨幣投入口は、紙幣用と硬貨用と別々に設けられている。そればかりか、紙幣用の貨幣投入口と、硬貨用の貨幣投入口とが、離れた位置に配されていることも少なくない。各貨幣投入口の場所がわかりにくいと、各貨幣投入口の場所の確認に時間が取られてしまう。特に不慣れな客が操作するセルフチェックアウト装置では、各貨幣投入口の確認に時間が取られると、セルフチェックアウトによる時間短縮という目的を損なってしまう。
実施形態の貨幣入金装置は、貨幣投入口と、硬貨収納部と、紙幣収納部と、硬貨搬送部と、紙幣搬送部と、貨幣分別部とを備える。貨幣投入口は、硬貨および紙幣の投入を受け付ける。硬貨収納部は、硬貨を収納する。紙幣収納部は、紙幣を収納する。硬貨搬送部は、硬貨収納部へ硬貨を搬送する。紙幣搬送部は、紙幣収納部へ紙幣を搬送する。貨幣分別部は、貨幣投入口と硬貨搬送部および紙幣搬送部との間に配され、貨幣投入口が受け付けた硬貨と紙幣とを分別する。また、貨幣分別部は、紙幣を保持しつつ紙幣とともに投入された硬貨を通過させる硬貨通過部と、硬貨通過部を通過した硬貨を硬貨搬送部へと導く硬貨移送部と、を有する。さらに、硬貨移送部は、硬貨が滑り降りる傾斜面と該傾斜面の両側部に位置して対をなす側壁とを有し、傾斜面の上部が少なくとも部分的に開放されている。
図1は、実施形態のセルフチェックアウト装置の外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態のセルフチェックアウト装置が備える入出金部の外観を示す斜視図である。 図3は、実施形態のセルフチェックアウト装置が備える入出金部の位置関係および構造を模式的に示す断面図である。 図4は、実施形態の紙幣用筐体内の各部の位置関係および構造を模式的に示す平面図である。 図5は、実施形態の硬貨用筐体内の各部の位置関係および構造を模式的に示す平面図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。本実施形態では、セルフチェックアウト装置100が備える入出金部4を貨幣入金装置の一例とする。図1は、セルフチェックアウト装置100の外観を示す斜視図である。セルフチェックアウト装置100は、決済端末1と、籠置き棚2と、袋詰め棚3とを備えている。
決済端末1は、情報処理装置(不図示)と、入出金部4と、定置スキャナ5と、表示操作パネル6と、ハンドスキャナ7と、カードリーダライタ8と、レシートプリンタ9と、第一の筐体10と、第二の筐体11とを備えている。第一の筐体10は、情報処理装置および入出金部4を内蔵する箱で、床に置かれている。第二の筐体11は、定置スキャナ5およびレシートプリンタ9の外殻であり、第一の筐体10の上面10aに載せられている。定置スキャナ5およびハンドスキャナ7は、商品情報受付部として機能し、商品の価格に関連する情報(一例としてはバーコードなど)の入力を受け付ける。
定置スキャナ5は、第一の筐体10の上部に設けられた撮像窓51と、第一の筐体10に内蔵された撮像部(不図示)とを有している。撮像部は、撮像窓51の前にかざされた例えばバーコードなどのコードシンボル像を撮像し、撮像したコードシンボル像をデコードして、デコードしたコード情報を情報処理装置に出力する。
ハンドスキャナ7は、第一の筐体10の前面10bの上部に配されている。第一の筐体10の前面10bの右上部には、ハンドスキャナ7の先端部71を引っ掛け状態で支持する支持部10cが設けられている。ハンドスキャナ7は、先端部71に設けられた撮像窓(不図示)と、この撮像窓の内側に配された読取部(不図示)とを有している。この読取部は、撮像窓の前にかざされた例えばバーコードなどのコードシンボル像を撮像し、撮像したコードシンボル像をデコードし、デコードしたコード情報を、カールコード72を介して情報処理装置に出力する。カールコード72は、ハンドスキャナ7の撮像窓が設けられた先端部71の反対側の端部である基端部と、第一の筐体10に内蔵された情報処理装置に連絡するコネクタ(不図示)とを連結している。
表示操作パネル6は、表示画面61と、タッチパネル62とを備え、第二の筐体11に載せられている。表示画面61は、情報処理装置の制御に従って画像を表示する。タッチパネル62は、表示画面61の表面に設けられており、オペレータが触れた位置に基づく情報を情報処理装置に出力する。
カードリーダライタ8は、第二の筐体11の横に配されて、第一の筐体10の上面10aに配されている。カードリーダライタ8は、ポイントカードやクレジットカード等の磁気カード(情報記録媒体)に対して情報を読み書きする。
入出金部4は、貨幣を受け入れて分別収納し、情報処理装置の要求に応じて釣銭を払い出す。この入出金部4については後述する。
レシートプリンタ9は、第二の筐体11に内蔵された印刷部(不図示)と、第二の筐体11の前面11aに設けられたレシート発行口91とを有している。レシートプリンタ9は、情報処理装置の制御に従い、印刷部によってレシートを印刷し、印刷後のレシートをレシート発行口91から発行する。
情報処理装置は、第一の筐体10に内蔵されており、決済端末1が備える各部(入出金部4、定置スキャナ5、表示操作パネル6、ハンドスキャナ7、カードリーダライタ8、およびレシートプリンタ9)を統括的に制御する。情報処理装置は、定置スキャナ5ないしハンドスキャナ7からコード情報を取得する。また、情報処理装置は、表示操作パネル6の表示画面61に表示させる情報を出力し、タッチパネル62からオペレータが行った操作の情報を取得する。さらに、情報処理装置は、入出金部4への入金を把握し、入出金部4に出金の指示を行う。
籠置き棚2は、決済端末1の一側方に設けられ、籠置き台21と、脚部22と、水物用袋保持部23と、テープホルダ24とを備えている。籠置き台21は、商品を入れた籠から商品を取り出して定置スキャナ5にかざす動作を行う際に、籠の置き場とする台である。籠置き台21は、脚部22に支持されて適当な高さに設置されている。水物用袋保持部23は、脚部22の上端に取り付けられて、籠置き台21の上方に位置している。水物用袋保持部23は、例えば袋ロール231を保持可能である。袋ロール231は、複数の袋が一列に連続して構成されたシートが巻かれたものである。袋同士の間にはミシン目(切断予定部)が入れられていて、引っ張って切り離し可能である。また、水物用袋保持部23に保持されるものは、所謂ポリティッシュタイプの袋であってもよい。テープホルダ24は、水物用袋保持部23の横に設けられている。テープホルダ24は、ロール状に巻回された粘着テープ241を引き出し可能に保持するものである。テープホルダ24は、引き出された粘着テープ241を切断する刃242を備えている。
袋詰め棚3は、決済端末1の他側方(籠置き棚2の反対側)に設けられている。袋詰め棚3は、秤皿31と、一時置き台32と、袋保持具33と、筐体34と、ロードセルユニット(不図示)とを備えている。秤皿31は、筐体34の上に設けられている。一時置き台32は、秤皿31に立ててられた柱311の上端に取り付けられている。秤皿31および一時置き台32は、定置スキャナ5ないしハンドスキャナ7でスキャンした後の商品の置き場とする台である。袋保持具33は、柱311に設けられて一時置き台32の下に位置し、レジ袋などの袋を開口状態で支持する。ロードセルユニットは、筐体34に内蔵されており、秤皿31にかかる荷重を電気信号に変換する。ロードセルユニットからの電気信号は、決済端末1の情報処理装置へ出力される。
入出金部4について、図2〜図5を用いて説明する。図2は、入出金部4の外観を示す斜視図である。図3は、入出金部4の位置関係および構造を模式的に示す断面図である。入出金部4は、貨幣投入口41と、貨幣分別部42と、紙幣出金口43と、硬貨出金部44と、紙幣用筐体45と、硬貨用筐体46と、紙幣収納部47と、紙幣搬送部48と、硬貨収納部49と、硬貨搬送部50とを備えている。紙幣出金口43および硬貨出金部44は、貨幣出金部として機能する。図4は、紙幣用筐体45内の各部の位置関係および構造を模式的に示す平面図である。図5は、硬貨用筐体46内の各部の位置関係および構造を模式的に示す平面図である。
貨幣投入口41は、第一の筐体10の上面10aの手前側であって幅方向中央部である位置に開口している。貨幣投入口41は、紙幣Xおよび硬貨Cの投入を受け入れる。
貨幣分別部42は、貨幣投入口41と、硬貨搬送部50および紙幣搬送部48との間に配されている。貨幣分別部42は、貨幣投入口41が受け付けた硬貨Cと紙幣Xとを分別する。より詳細には、貨幣分別部42は、貨幣投入口41に併せて投入された硬貨Cおよび紙幣Xから硬貨Cを分別して硬貨搬送部50へ送り込む。貨幣分別部42は、硬貨通過部421と、硬貨移送スライダ422と、硬貨投入口423とを備えている。硬貨通過部421は、貨幣投入口41の下方に設けられた複数本のバー421aを有している。各バー421aは、貨幣投入口41から投入される紙幣Xの厚さ方向に略平行に設けられている。硬貨通過部421は、紙幣Xを、券面が略鉛直方向に沿う状態または券面を傾斜させた状態で支えて落下を妨げながら、紙幣Xとともに貨幣投入口41に投入された硬貨Cの落下を許容する。
紙幣搬送部48は、紙幣Xを、図3および図4に示す状態から、横方向(図3における紙面奥向き方向)へ搬送する。搬送された紙幣Xは、紙幣収納部47に至り、収納される。
硬貨移送スライダ422は、硬貨移送部の一例であり、滑り台状の部材である。硬貨移送スライダ422は、貨幣投入口41の下方奥から硬貨投入口423上へと連通する経路であり、硬貨Cが滑り降りる傾斜面422a,422bを有している。また、硬貨移送スライダ422の傾斜面422bの上部は開放されている。硬貨移送スライダ422は、紙幣Xとともに貨幣投入口41に投入されて硬貨通過部421をすり抜けた硬貨Cを硬貨投入口423へと導く。硬貨投入口423の底にはベルトコンベア423aが配されている。硬貨投入口423が受け入れた硬貨Cは、ベルトコンベア423aおよび硬貨搬送部50により硬貨用筐体46の奥へ運ばれ、硬貨収納部49に収納される。
紙幣収納部47は、貨幣投入口41が受け入れた紙幣Xを収納する。硬貨収納部49は、貨幣投入口41が受け入れた硬貨Cを収納する。紙幣出金口43は、紙幣収納部47内の紙幣Xが払い出される口である。また紙幣出金口43は、第一の筐体10の上面10aの手前側における貨幣投入口41の奥側に開口している。硬貨出金部44は、払出口441と受皿442とを備える。払出口441は、硬貨収納部49内の硬貨Cが払い出される口である。受皿442は、払い出された硬貨Cを受け止める。また受皿442は、第一の筐体10の前面10bに露出している。
紙幣用筐体45は、紙幣収納部47および紙幣搬送部48を内蔵する箱である。また、紙幣用筐体45に、貨幣投入口41、硬貨通過部421、硬貨移送スライダ422、および紙幣出金口43が設けられている。硬貨用筐体46は、硬貨収納部49および硬貨搬送部50を内蔵する箱である。また、硬貨用筐体46に、硬貨投入口423、硬貨出金部44が設けられている。
上記構成のセルフチェックアウト装置100の使用方法の一例を説明する。客は、会計前の商品を入れた籠を籠置き台21に置く。続いて、客は、決済端末1の正面前方に立って、表示操作パネル6の表示画面61に表示されたスタートボタンをタッチ操作する。続いて、客は、籠の中の商品を取り出し、取り出した商品を、定置スキャナ5の撮像窓51に近接させて、商品に付されたバーコードを定置スキャナ5に読み取らせる。ここで、比較的に大きな商品や重い商品は、籠ではなく、例えば買物カートに入れる場合がある。このような場合等には、ハンドスキャナ7の撮像窓をその商品に近接させて、その商品に付されたバーコードをハンドスキャナ7に読み取らせてもよい。情報処理装置は、バーコードをデコードしたコード情報に基づいて、商品の登録(記憶)を行う商品登録処理を行う。
次に、客は、商品コードの読み取りがなされた商品を、袋保持具33によって開口状態で支持されているレジ袋に詰める。この際、情報処理装置は、ロードセルユニットによって計測された商品の重量を用いて周知の重量チェック処理を行う。
客は、商品コードを定置スキャナ5に読み取らせる前等、所望に応じて袋ロール231から袋を切り離して、商品を袋に詰めることができる。例えば、客は、魚や果物等の水物商品を袋に収納することができる。また、客は、商品を詰めた袋の口を、切断した粘着テープ241によって止めることができる。また、客は、商品コードを読み取らせた後、例えばパン等のつぶれ易い商品を一時置き台32に載せることができる。
客は、レジ袋への商品の詰め込みが終了したならば、表示操作パネル6の表示画面61に表示された終了ボタンをタッチ操作し、例えば現金を入出金部4に入金して代金を支払う。このとき、客は、紙幣Xおよび硬貨Cを、併せて貨幣投入口41へ入れることができる。支払い完了後、客は、レジ袋を袋保持具33から取り外す。
上述の代金の支払いに際して、入出金部4は、貨幣投入口41に投入された紙幣Xおよび硬貨Cを金種別に収納するとともに、情報処理装置からの指令に応じて紙幣出金口43や硬貨出金部44から釣銭を払い出す。
貨幣投入口41に投入された紙幣Xと硬貨Cとは、硬貨通過部421によって分別される。硬貨通過部421は、紙幣Xを支えて通過させず、硬貨Cを通過させる。硬貨通過部421上に残った紙幣Xは、紙幣搬送部48により紙幣収納部47へと搬送され、紙幣収納部47に収納される。硬貨通過部421を通過した硬貨Cは、硬貨移送スライダ422によって硬貨投入口423上へ運ばれ、硬貨投入口423に投入され、硬貨搬送部50により硬貨収納部49へと搬送され、硬貨収納部49に収納される。
以上説明したとおり、本実施形態の入出金部4は、貨幣投入口41と、硬貨収納部49と、紙幣収納部47と、硬貨搬送部50と、紙幣搬送部48と、貨幣分別部42とを備えた。よって、客は、硬貨Cと紙幣Xとを、併せて貨幣投入口41に投入することができる。また、入出金部4は、貨幣投入口41に紙幣Xとともに投入された硬貨Cを紙幣Xから分別して硬貨搬送部50へ送り込むことができる。
また、本実施形態の貨幣分別部42は、硬貨通過部421と、硬貨移送スライダ422とを備えた。硬貨通過部421が、紙幣Xを保持しつつ紙幣Xとともに投入された硬貨Cを通過させるので、紙幣Xと硬貨Cとを分別できる。そして、硬貨移送スライダ422によって分別後の硬貨Cが硬貨搬送部50へ導かれる。
さらに、本実施形態の貨幣分別部42は、券面が略鉛直方向に沿う状態または券面を傾斜させた状態で紙幣Xを硬貨通過部421に保持させる。よって、紙幣Xの間に挟まった硬貨Cが滑り落ちやすく、紙幣Xと硬貨Cとの分別が好適に行われやすい。
また、本実施形態では、硬貨移送部を硬貨移送スライダ422により実現した。よって、硬貨Cを導きやすく、また、硬貨移送部における硬貨Cの詰まりが起こりにくい。さらに、硬貨移送スライダ422の傾斜面422bの上部は開放されているので、硬貨移送スライダ422内を確認しやすく、万一硬貨Cが詰まっても、詰まった硬貨Cを見つけやすい。
さらに、本実施形態では、セルフチェックアウト装置100の正面の幅方向中央部に、貨幣投入口41が配されている。よって、セルフチェックアウト装置100を利用する客の移動方向が右から左の場合と左から右の場合とのどちらの場合であっても、利用しやすさの差が出にくい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、上記実施形態では、硬貨移送部に滑り台状の硬貨移送スライダ422を用いたが、実施にあたっては、硬貨移送スライダ422に替えて筒状の部材など、他の形状の部材を用いてもよい。
また、上記実施形態では、貨幣投入口41は上向き開口としたが、実施にあたっては、開口の向きは問わず、例えば正面に開口していてもよい。
そして、上記実施形態では、紙幣用筐体45と硬貨用筐体46とを別体としたが、実施にあたっては、一つの筐体に各部(貨幣投入口41、貨幣分別部42、紙幣出金口43、硬貨出金部44、紙幣収納部47、紙幣搬送部48、硬貨収納部49、および硬貨搬送部50)が設けられていてもよい。
4…入出金部(貨幣入金装置)、
5…定置スキャナ(商品情報受付部)、7…ハンドスキャナ(商品情報受付部)、
10…第一の筐体、
41…貨幣投入口、42…貨幣分別部、
421…硬貨通過部、422…硬貨移送スライダ(硬貨移送部)、
43…紙幣出金口(貨幣出金部)、44…硬貨出金部(貨幣出金部)、
47…紙幣収納部、48…紙幣搬送部、49…硬貨収納部、50…硬貨搬送部、
100…セルフチェックアウト装置、C…硬貨、X…紙幣。
特開2012−150841号公報

Claims (6)

  1. 硬貨および紙幣の投入を受け付ける貨幣投入口と、
    硬貨を収納する硬貨収納部と、
    紙幣を収納する紙幣収納部と、
    前記硬貨収納部へ硬貨を搬送する硬貨搬送部と、
    前記紙幣収納部へ紙幣を搬送する紙幣搬送部と、
    前記貨幣投入口と前記硬貨搬送部および前記紙幣搬送部との間に配され、前記貨幣投入口が受け付けた硬貨と紙幣とを分別する貨幣分別部と
    を備え
    前記貨幣分別部は、紙幣を保持しつつ紙幣とともに投入された硬貨を通過させる硬貨通過部と前記硬貨通過部を通過した硬貨を前記硬貨搬送部へと導く硬貨移送部とを有し、
    前記硬貨移送部は、硬貨が滑り降りる傾斜面と該傾斜面の両側部に位置して対をなす側壁とを有し、前記傾斜面の上部が少なくとも部分的に開放されてい
    貨幣入金装置。
  2. 前記貨幣分別部は、券面が略鉛直方向に沿う状態または券面を傾斜させた状態で紙幣を前記硬貨通過部に保持させる
    請求項に記載の貨幣入金装置。
  3. 前記硬貨移送部は、滑り台状または筒状である
    請求項またはのいずれかに記載の貨幣入金装置。
  4. 商品の価格に関連する情報の入力を受け付ける商品情報受付部と、
    硬貨および紙幣の投入を受け付ける貨幣投入口と、硬貨を収納する硬貨収納部と、紙幣を収納する紙幣収納部と、前記硬貨収納部へ硬貨を搬送する硬貨搬送部と、前記紙幣収納部へ紙幣を搬送する紙幣搬送部と、前記貨幣投入口と前記硬貨搬送部および前記紙幣搬送部との間に配され、前記貨幣投入口が受け付けた硬貨と紙幣とを分別する貨幣分別部とを備え、前記貨幣分別部は、紙幣を保持しつつ紙幣とともに投入された硬貨を通過させる硬貨通過部と、前記硬貨通過部を通過した硬貨を前記硬貨搬送部へと導く硬貨移送部と、を有し、前記硬貨移送部は、硬貨が滑り降りる傾斜面と該傾斜面の両側部に位置して対をなす側壁とを有し、前記傾斜面の上部が少なくとも部分的に開放されている貨幣入金装置と、
    前記硬貨収納部および前記紙幣収納部に収納された硬貨および紙幣を払い出す貨幣出金部と、
    を備えるセルフチェックアウト装置。
  5. 前記貨幣分別部は、券面が略鉛直方向に沿う状態または券面を傾斜させた状態で紙幣を前記硬貨通過部に保持させる請求項4に記載のセルフチェックアウト装置。
  6. 前記貨幣投入口は、前記貨幣入金装置を収納する筐体の幅方向中央部に配されている
    請求項4または5に記載のセルフチェックアウト装置。
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