JP5282139B2 - 硬貨入出金装置 - Google Patents

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本発明は、硬貨入出金装置に関する。
従来、POS端末等の商品販売データ処理装置に接続されて使用される硬貨入出金装置(例えば、特許文献1又は2参照)がある。硬貨入出金装置は、その基本機能として、硬貨投入口から投入された硬貨をハウジングの内部に搬送し、硬貨選別部で金種別に選別して硬貨収納部に収納し、金種別に収納した硬貨をPOS端末等からの払出指示に基づいて払い出すように構成されている。
硬貨選別部には、金種毎に計数センサが設けられていることがある。硬貨入出金装置では、計数センサの検出出力に基づいて、投入された硬貨の金種が特定される。特定された金種のデータは、商品販売データ処理装置に送信される。
特開2000−123247公報 特開2007−41667公報
前述したような硬貨入出金装置は、顧客による商品販売データ処理を許容するセルフチェックアウト端末に内蔵されて使用される場合がある。この場合、硬貨入出金装置は、顧客による決済を可能とする決済部として機能する。
セルフチェックアウト端末は、商品に付された商品コードを読み取る読取部(例えば、バーコードスキャナ)を備える。顧客は、購入を希望する商品の商品コードを読取部に読み取らせる。セルフチェックアウト端末は、読み取られた商品コードに基づいて商品の単価を取得し、取得した単価に基づいて顧客が支払すべき合計金額を算出する。また、算出した合計金額を表示部(例えば、LCD)に表示して顧客に報知する。顧客は報知された合計金額に足りる金銭を決済部である硬貨入出金装置等に入金する。
硬貨入出金装置に入金された硬貨の金種のデータは、セルフチェックアウト端末に送信される。セルフチェックアウト端末は、送信された金種データに基づいて顧客が入金した金額を決定し、合計金額と入金金額との差から釣銭金額を算出する。そして、算出した釣銭金額についての払出指示を硬貨入出金装置に送信する。硬貨入出金装置は、送信された払出指示に基づいて硬貨を払い出す。
しかしながら、硬貨入出金装置では、硬貨選別部に設けられた計数センサの検出出力に基づいて投入硬貨の金種が特定されるため、硬貨が硬貨選別部に至るまでの経路に滞留する、いわゆるジャムが発生した場合には、硬貨の金種を特定することができない。そのため、ジャムが解消されるまで入金金額の決定や釣銭金額の払い出しを行うことができず、セルフチェックアウト端末を使用する顧客を待たせてしまうことになる。また、店員等が滞留する硬貨を取り除く作業を行う場合、予め滞留している硬貨の金種毎の枚数を把握することができれば、滞留した硬貨が脱落し硬貨入出金装置の中で隠れてしまっている場合でも、隠れている硬貨を認識することができ、便利である。
実施形態に係る硬貨入出金装置は、硬貨を金種別に収納する硬貨収納部と、硬貨収納部に向けて搬送される硬貨の金種を特定する第1の検出部と、第1の検出部により金種が特定された硬貨を金種毎に加算する手段と、第1の検出部の硬貨搬送方向下流に設けられ、搬送される硬貨を硬貨収納部に対して金種に応じて選別する硬貨選別部と、金種毎に硬貨収納部へ収納される硬貨を検出する第2の検出部と、第2の検出部による検出結果に基づき硬貨を金種毎に加算する手段と、第1の検出部により金種が特定された硬貨を金種毎に加算する手段により加算された金種毎の硬貨枚数と、第2の検出部による検出結果に基づき硬貨を金種毎に加算する手段により加算された金種毎の硬貨枚数との金種毎の硬貨枚数差を算出する手段と、算出する手段により算出された金種毎の硬貨枚数差を表示する手段と、を備える。
セルフチェックアウト端末を示す外観斜視図である。 硬貨入出金装置の内部構造を示す平面図である。 選別孔を拡大して示す斜視図である。 硬貨入出金装置の内部構造を示す縦断側面図である。 決済端末が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 硬貨入出金装置が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 第1の金種別枚数ファイル及び第2の金種別枚数ファイルのデータ構成を示す模式図である。 決済端末の制御部が実行する商品販売データ処理の流れを示すフローチャートである。 硬貨入出金装置の制御部が検出センサと計数センサとの検出出力に基づいて実行する処理の流れを示すフローチャートである。 硬貨ジャムが発生した状態の硬貨入出金装置の内部構造を示す平面図である。 硬貨ジャムが発生した際に硬貨入出金装置の制御部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 硬貨ジャムが発生した際に決済端末の制御部が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 硬貨ジャムが発生した際のLCDの画面例を示す模式図である。
本発明の実施の一形態を図1ないし図13に基づいて説明する。本実施の形態は、セルフチェックアウト端末101を構成する商品販売データ処理装置としての決済端末201に内蔵された硬貨入出金装置1への適用例である。
図1は、セルフチェックアウト端末101を示す外観斜視図である。本実施の形態のセルフチェックアウト端末101は、決済端末201と、決済端末201の左側に配置された2台の秤装置301とから構成されている。
決済端末201は、床面に設置されるベースハウジング202と、ベースハウジング202の上面に載置される上部ハウジング203とを有している。ベースハウジング202の右側面には、顧客が購入しようとする商品を入れた買物カゴ(図示せず)を載置するためのカゴ載置台102が設けられている。
上部ハウジング203の前面の右側には、ユーザインターフェースとして、商品コードを読み取る読取部としてのバーコードスキャナ204が配置されている。バーコードスキャナ204は、各商品にバーコードの形態で付された商品コードを光学的に読み取るものである。上部ハウジング203の前面の左側には、レシート発行口208が形成されたプリンタカバー205が配置されている。バーコードスキャナ204とプリンタカバー205との間には、上部ハウジング203に内蔵されたカードリーダライタ252(図5参照)のカード挿入口212が形成されている。プリンタカバー205の奥側には、レシートプリンタ251(図5参照)が上部ハウジング203に内蔵されて設けられている。レシートプリンタ251によって印字されるレシート(図示せず)は、レシート発行口208から発行される。上部ハウジング203には、スピーカ271(図5参照)も内蔵されている。
上部ハウジング203には、ユーザインターフェースとして、情報を表示する表示部としてのLCD210が設けられている。また、LCD210の表示面には、同じくユーザインターフェースとして、情報を入力する入力部としてのタッチパネル211が取り付けられている。
ベースハウジング202には、硬貨入出金装置1及び紙幣入出金装置501が内蔵されている(いずれも図5参照)。ベースハウジング202の中央上面には顧客が硬貨を投入するための硬貨投入部701が設けられている。ベースハウジング202の前面の左側には硬貨入出金装置1の一部である硬貨受部23が露出している。ベースハウジングの前面の右側には、紙幣入出金装置501の一部である紙幣入金口503と紙幣出金口504とが露出している。
ベースハウジング202の背面には、セルフチェックアウト端末101の現在の状態を表示する表示ポール217が立設している。表示ポール217は、先端部に青色と赤色とに選択的に発光する発光部218を有する。
次に、秤装置301について説明する。秤装置301の秤ハウジング302の上部には、秤皿303が設けられている。秤皿303は、その上面に載置台303aを有する。載置台303aには、袋保持具304が取り付けられている。つまり、載置台303aの後方中央部にはポール形状のアーム支持部305が立設され、アーム支持部305の上端には一時置き台306が固定されている。一時置き台306は、上面が平坦面となっている。一時置き台306は、バーコードスキャナ204でバーコードを読み取った後の商品を一時的に置く用途で用いられる台である。一時置き台306の下面には、保持アーム307とフック308とが取り付けられている。保持アーム307は、ビニール製のレジ袋(図示せず)が有する一対の把手を串刺し状態で保持する。レジ袋には、一対の把手の間にミシン目で脱落可能であって引掛け穴が形成された耳部が形成されており、フック308は、引掛け穴を挿通してレジ袋を保持アーム307と共に保持する。秤ハウジング302は、載置台303aに載置された商品の荷重を電気信号に変換する図示しないロードセルユニットを内蔵する。ロードセルユニットからの出力信号は、決済端末201へ出力される。
図2は、硬貨入出金装置1の内部構造を示す平面図である。硬貨入出金装置1の筐体であるハウジング2の右側手前には、上方に向けて開口した硬貨投入口3が設けられている。決済端末201のベースハウジング202の内部には、硬貨投入部701と硬貨投入口3とを連通する連通部(図示せず)が設けられている。つまり、硬貨投入部701に投入された硬貨は、この連通部を介して、硬貨入出金装置1の硬貨投入口3に投入される。ハウジング2の左側手前の位置には、上面が開口した凹状の硬貨受部23が配置されている。硬貨受部23は、決済端末201のベースハウジング202から露出する。
硬貨投入口3には、光電的に硬貨の有無を検出する複数組の投入センサ4が設けられている。また、硬貨投入口3には、投入された硬貨を奥に向けて搬送する投入口ベルト5が設けられている。投入口ベルト5は、モータM(図6参照)に連結されて駆動される。投入口ベルト5上には硬貨投入口3の一端に位置させて不規則に投入された硬貨を一枚ずつ送り出すための投入口ローラ6が設けられている。投入口ローラ6によって送り出された硬貨を受ける位置には、硬貨を支持する硬貨搬送面7aが形成されている。硬貨搬送面7aの上の硬貨は、硬貨搬送面7aの上面側に設けられた搬送ベルト7の回転によって硬貨搬送面7aに押し付けられて搬送される。搬送ベルト7は、モータM(図6参照)に連結されて駆動される。搬送ベルト7の終端部分には、搬送方向を略直角に屈曲する硬貨案内部50が設けられている。硬貨案内部50に連続する位置には、搬送ベルト8が硬貨入出金装置1の幅方向と略平行に設けられている。搬送ベルト8は、硬貨案内部50によって搬送方向が略直角に屈曲された硬貨を搬送する。
したがって、投入口ベルト5、投入口ローラ6、搬送ベルト7、硬貨搬送面7a、硬貨案内部50及び搬送ベルト8は、硬貨投入口3から投入された硬貨を一枚ずつ分離して搬送する硬貨搬送部9を構成する。
搬送ベルト7によって搬送される硬貨の搬送経路中には、第1の検出部としての検出センサ55が設けられている。本実施の形態の検出センサ55は、光センサである。光センサである検出センサ55は、通過する硬貨が検出センサ55を塞いでいない領域の光の量を電圧に変換して制御部30(図6参照)に出力する。
硬貨搬送面7aには、搬送ベルト7によって搬送される最大径の硬貨を落下させ得るリジェクト孔25aが形成されている。リジェクト孔25aはリジェクトシャッタ25bによって塞がれている。つまり、搬送される硬貨は、最小径の硬貨であっても、リジェクトシャッタ25bによってリジェクト孔25aの通過が許容される。
リジェクトシャッタ25bは、その下面側に設けられたリジェクトソレノイド25c(図6参照)によって押圧されて閉状態に位置保持されている。リジェクトソレノイド25cは、通電されることにより変位して、リジェクトシャッタ25bは開状態となる。リジェクト孔25aから落下した硬貨の落下方向の先には、硬貨を収納するリジェクト収納部(図示せず)が配置されている。したがって、リジェクト孔25aから落下した硬貨は、このリジェクト収納部に収納される。リジェクト孔25a、リジェクトシャッタ25b、及びリジェクトソレノイド25cは、リジェクト部25を構成する。リジェクト部25は、リジェクト孔25aから落下する硬貨を検出するリジェクトセンサ25d(図6参照)を有する。
搬送ベルト8の下方には、搬送ベルト8と平行な板状部材である孔ベース部31が配置されている。孔ベース部31には、搬送ベルト8に沿わせて、金種別の6個の選別孔10が設けられている。選別孔10は、順次孔幅寸法が拡大する金種別の孔である。つまり、選別孔10は、図2の右側から1円、50円、5円、100円、10円、500円の順にそれぞれの金種に対応する大きさで6個設けられている。搬送ベルト8によって搬送される硬貨は、図3に基づいて詳述するように対応する金種の選別孔10から落下する。孔ベース部31及び選別孔10は、搬送ベルト8によって搬送される硬貨を金種に応じて選別する硬貨選別部11を構成する。
硬貨選別部11は、各選別孔10から落下する硬貨を検出する第2の検出部としての計数センサ12が設けられている。選別孔10は、仕切板13により金種別に仕切られた上方開口の硬貨収納部14(14a〜14f)に連通している。硬貨収納部14は、選別孔10から落下した硬貨を受け入れる位置に配置されて、この硬貨を収納する。
硬貨収納部14a〜14fの底面部の横幅は、各硬貨収納部14a〜14fに収納される硬貨の直径よりも広く、かつ、各硬貨収納部14a〜14fに収納される硬貨の直径にその硬貨の厚さを加えた幅よりは狭く設定されている。
図3は、選別孔10を拡大して示す斜視図である。選別孔10の一側方には、搬送基準面10bが搬送ベルト8に沿って形成されている。選別孔10には、選別孔10から落下する硬貨Cを硬貨収納部14の内部に案内する傾斜ガイド10aが設けられている。傾斜ガイド10aは、搬送基準面10b側の端部から支持部10c側の端部に向かうに従い下方に傾斜しており、選別孔10により選別されて落下する硬貨Cを斜め下方へ向けて落下させる。
硬貨Cは、搬送ベルト8(図2参照)によって搬送基準面10bに押し付けられて搬送される。このとき硬貨Cは、搬送基準面10b側の搬送基準面側支持部10dと搬送基準面10bとは反対側の支持部10cとに支持されている。搬送基準面10bに沿って搬送される硬貨Cは、その金種に対応する大きさの選別孔10に位置して支持部10cに支持されなくなった場合に、搬送基準面側支持部10dとの接触箇所を支点として下方に回動して、この選別孔10から落下する。選別孔10から落下した硬貨Cは、傾斜ガイド10aを滑り落ちる。傾斜ガイド10aを滑り落ちた硬貨Cは、対応する硬貨収納部14に収納される。
図4は、硬貨入出金装置1の内部構造を示す縦断側面図である。硬貨収納部14の底面部分には、払出ベルト15が設けられている。払出ベルト15は、モータM(図6参照)に連結されて駆動される駆動ローラ16と従動ローラ17とに掛け渡されている。払出ベルト15は、払出搬送方向下流側(図4中右側)に向かうに従い高さが高くなる昇斜面を形成させて傾斜配置されている。
また、硬貨収納部14の出口部には、硬貨を一枚毎に分離する分離ローラ18が、払出ベルト15に対して硬貨一枚が通過し得る間隔を隔てて設けられている。分離ローラ18は、全ての出口部を横断させて設けられている。
さらに、硬貨収納部14の出口部には、所定枚数の硬貨を一列に整列させて、待機させる硬貨整列部19が設けられている。硬貨整列部19は、払出ベルト15を備えており、硬貨払出経路としても機能する。
各硬貨整列部19には、払出ベルト15上の先頭の硬貨Cを押えて硬貨Cを一時的に停止させる払出シャッタ20がそれぞれ設けられている。払出シャッタ20は、払出ソレノイド21に連結されている。払出シャッタ20は、払出ソレノイド21が駆動された場合、払出ベルト15から退避する。払出ベルト15上の先頭の硬貨Cを押えていた払出シャッタ20が払出ベルト15上から退避することにより、指定枚数だけ硬貨Cを硬貨受部23(図2参照)に払い出すことが可能になっている。
払出シャッタ20の直後には、金種別に払い出された硬貨の枚数を計数する光センサである払出センサ22や、硬貨の材質を検出するための発振コイルである材質センサ27がそれぞれ設けられている。
図5は、決済端末201が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。決済端末201は、各部の制御を受け持つ制御部253を備える。制御部253は、各部を集中的に制御するCPU255、固定データを固定的に記憶するROM256、可変データを書き換え自在に記憶するRAM254、LCD210に表示する表示画像を生成するVRAM257、HDD258により構成されている。HDD258には動作プログラム、PLUファイル、画像ファイル、音声ファイル、売上ファイル等の各種ファイルが記憶保存されている。これらの動作プログラム、各種ファイル等は、その全部又は一部が決済端末201の起動時にRAM254に移されて使用される。PLUファイルは、各商品を特定する商品コードに対応させて、単価の他に、重量、重量に対する下限値と上限値、商品表示等を書き換え自在に記憶する。
制御部253には、バーコードスキャナ204、LCD210、タッチパネル211、レシートプリンタ251、カードリーダライタ252、スピーカ271、発光部218、硬貨入出金装置1、紙幣入出金装置501、秤装置301や複数のセルフチェックアウト端末101を監視するためのアテンダント端末(図示せず)等との間のデータ通信を実現する通信インターフェース261がバスライン259を介して接続されている。制御部253は、これらの各部を制御し、各種処理を実行する。
決済端末201の制御部253が実行する商品販売データ処理について説明する。商品販売データ処理は、検索処理と、重量チェック処理と、決済処理とを含む(図8参照)。
検索処理は、商品に付されたバーコードがバーコードスキャナ204を用いて読み取られた場合、読み取られたバーコードにより特定される商品コードを認識し、PLUファイルを検索してその商品コードに対応する単価、重量及び商品表示を取得する処理である。
重量チェック処理は、バーコードの読み取り後に秤装置301によって計量された重量と検索処理で取得された重量とが同一性を有しているか否かについて、計量重量が検索処理で取得した重量の下限値と上限値との間に収まっているか否かを判定することによって判定する処理である。
決済処理は、検索処理で取得した単価に基づいて顧客が支払うべき合計金額を算出し、その合計金額の決済を実行する処理である。合計金額は、RAM254に仮登録されるか、あるいは売上ファイルに登録される。決済処理では、算出した合計金額について、現金を利用した決済を可能にする。現金の扱いは、硬貨入出金装置1又は紙幣入出金装置501で実行される。
図6は、硬貨入出金装置1が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。硬貨入出金装置1は、情報処理を実行する情報処理部としての制御部30を備える。制御部30は、各部の制御を受け持つ。制御部30には、通信インターフェース33を介してPOS端末が接続されている。制御部30は、各部を集中的に制御するCPU30a、制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM30b、金種別の硬貨Cの枚数等の可変的なデータを書換え自在に格納するRAM30cによって構成されている。
ROM30bには、照合テーブル45が形成されている。照合テーブル45には、検出センサ55の検出出力である電圧値と金種とが対応付けて記憶されている。
RAM30cには、金種別に硬貨の枚数を記憶する第1の金種別枚数ファイル41及び第2の金種別枚数ファイル42が形成されている(図7参照)。
制御部30には、計数センサ12、検出センサ55、リジェクトセンサ25dの他、投入センサ4、払出センサ22、材質センサ27等を含むセンサ類32、各モータM、リジェクトソレノイド25c、払出ソレノイド21がバスライン34を介して接続されている。制御部30は、センサ類32の検出出力等に基づいて各モータMを駆動制御する。また、制御部30は、リジェクトソレノイド25c、払出ソレノイド21を駆動制御する。払出ソレノイド21は、1つしか図示しないが、払出シャッタ20に接続されて、各硬貨収納部14に対応させて複数個設けられている。複数個の払出ソレノイド21は、それぞれに制御部30によって制御される。
図7は、第1の金種別枚数ファイル41及び第2の金種別枚数ファイル42のデータ構成を示す模式図である。第1の金種別枚数ファイル41及び第2の金種別枚数ファイル42は、一取引ごとに硬貨入出金装置1のRAM30cに形成される。図7に示すように、第1の金種別枚数ファイル41と第2の金種別枚数ファイル42とは、それぞれ同様に、金種毎に硬貨の枚数を記憶可能なデータ構成を有する。後述するように、第1の金種別枚数ファイル41には、検出センサ55の検出出力に基づく金種毎の硬貨の枚数が制御部30によって記憶される。また、第2の金種別枚数ファイル42には、計数センサ12の検出出力に基づく金種毎の硬貨の枚数が制御部30によって記憶される。
このような構成においてセルフチェックアウト端末101の決済端末201では、前述した商品販売データ処理が顧客により実行される。
図8は、決済端末201の制御部253が実行する商品販売データ処理の流れを示すフローチャートである。まず、顧客は、カゴ載置台102に載置された買物カゴから商品を取り出してバーコードスキャナ204にバーコードを読み取らせる。これにより、決済端末201の制御部253は、検索処理を実行する(ステップS101)。
次に、顧客は、バーコードスキャナ204にバーコードを読み取らせた後、秤装置301に保持されているレジ袋にその商品を収納する。レジ袋への商品収納によって載置台303aに対して商品の荷重が加わり、ロードセルユニットからの出力信号が決済端末201へ入力される。これにより、決済端末201の制御部253は、重量チェック処理を実行する(ステップS102)。重量チェック処理で重量の同一性がないと判定された場合には、商品販売データ処理の実行が停止される。
顧客は、購入を希望する全ての商品についてバーコードの読み取りを終えたならば、所定の操作を実行して、硬貨入出金装置1等を使用した決済を行う。つまり、決済端末201の制御部253は、決済処理を実行する(ステップS103)。決済処理では、決済端末201の制御部253は、算出した合計金額をLCD210に表示させるとともに貨幣の投入を促すメッセージをLCD210に表示させる。これにより、顧客は、硬貨投入部701又は紙幣入金口503に貨幣を投入することになる。硬貨投入部701に投入された硬貨は、前述したように、硬貨入出金装置1の硬貨投入口3に投入される。
硬貨投入口3に投入された硬貨Cは、投入センサ4によって検出される。投入センサ4の検出出力があったならば、硬貨入出金装置1の制御部30は、モータMを駆動制御する。これにより、投入口ベルト5が回転して硬貨Cは搬送されて投入口ローラ6によって1枚ずつ送り出される。投入口ローラ6によって送り出された硬貨Cは、搬送ベルト7によって1枚ずつ搬送される。硬貨Cは、搬送中に検出センサ55を通過する。検出センサ55は、硬貨Cを検出して硬貨入出金装置1の制御部30に出力する。
図9は、硬貨入出金装置1の制御部30が検出センサ55と計数センサ12との検出出力に基づいて実行する処理の流れを示すフローチャートである。制御部30は、検出センサ55の検出出力があったならば(ステップS201のY)、検出出力に基づいて金種を特定する(ステップS202)。ステップS202では、硬貨入出金装置1の制御部30は、検出センサ55の検出出力である電圧値と照合テーブル45に金種毎に記憶されている電圧値とを比較照合することで金種を特定する。
照合テーブル45に一致する電圧値がなく金種を特定できなければ(ステップS203のN)、検出センサ55を通過した硬貨Cは偽貨判定される。つまり、硬貨入出金装置1の制御部30は、リジェクト部25が硬貨Cを排除するようにリジェクトソレノイド25cを駆動制御する。つまり、リジェクトソレノイド25cに通電する。これにより、リジェクトシャッタ25bは開状態となり、硬貨Cはリジェクト孔25aから落下する。
一方で、照合テーブル45に一致する電圧値があり金種が特定できたならば(ステップS203のY)、硬貨入出金装置1の制御部30は、第1の金種別枚数ファイル41の対応する金種に「1」を加算する(ステップS204)。そして、硬貨入出金装置1の制御部30は、特定した金種についてのデータを、通信インターフェース33を介して決済端末201に送信する。つまり、硬貨入出金装置1では、1枚ずつ硬貨Cの金種が特定されて決済端末201にそのデータが送信される。
その後、硬貨Cは搬送ベルト8によってさらに搬送されて選別孔10から落下する。この際、硬貨Cは、計数センサ12により検出される。硬貨入出金装置1の制御部30は、計数センサ12の検出出力があったならば(ステップS207のY)、出力があった計数センサ12に対応する金種について第2の金種別枚数ファイル42に「1」を加算する(ステップS208)。
つまり、硬貨入出金装置1の制御部30は、計数センサ12の検出出力がある前に特定した金種のデータを決済端末201に送信する。
決済端末201の制御部253は、受信した金種のデータをRAM254に順次記憶させて、顧客が投入した硬貨の金種毎の枚数を決定する。
このように本実施の形態によれば、硬貨選別部11に設けられた計数センサ12の検出出力に基づいて硬貨Cの金種が特定されてそのデータが決済端末201に送信される場合と比較して、硬貨Cが硬貨投入口3に投入されてから投入された硬貨Cの金種のデータが硬貨入出金装置1から決済端末201に送信されるまでの時間が短縮されることになる。その結果、決済端末201の制御部253は、決済処理でいち早く顧客の入金金額を決定することができ、入金金額の決定までに顧客を待たせる時間もより短縮される。
図8のフローチャートのステップS103の決済処理の説明に戻る。決済端末201の制御部253は、算出した合計金額と決定した入金金額との差から釣銭金額を算出する。決済端末201の制御部253は、算出した釣銭金額についての払出指示を硬貨入出金装置1又は紙幣入出金装置501に送信する。硬貨入出金装置1の制御部30は、モータM、払出ソレノイド21を駆動制御して、受信した払出指示に基づく硬貨払出を実行する。
ところで、決済処理中、搬送される硬貨Cが検出センサ55によって検出された後にジャムが発生して硬貨選別部11で選別されて硬貨収納部14に収納されないことがある。
図10は、硬貨ジャムが発生した状態の硬貨入出金装置1の内部構造を示す平面図である。硬貨案内部50の付近の硬貨CJは、搬送ベルト7又は搬送ベルト8による強制的な搬送から外れて滞留している。図10に示すように検出センサ55を通過した後の硬貨についてジャムが発生した場合には、その硬貨が硬貨選別部11まで搬送されて硬貨収納部14に収納されていない。しかしながら、本実施の形態によれば、検出センサ55の検出出力に基づき特定された金種のデータが決済端末201に送信されているため、決済端末201の制御部253は、入金金額について決定することができる。つまり、硬貨ジャムが発生した場合であっても、顧客を待たせるようなことがなくなる。
次に、硬貨ジャムが発生した場合に実行される処理について説明する。まず、図10に示すような硬貨ジャムが発生した場合、検出センサ55による硬貨検出がなされる一方で計数センサ12による硬貨検出がなされないため、第1の金種別枚数ファイル41に記憶されている金種別の硬貨枚数と、第2の金種別枚数ファイル42に記憶されている金種別の硬貨枚数とには、枚数差が生ずる。
また、計数センサ12による硬貨検出がなされないため、検出センサ55の検出出力と計数センサ12の検出出力との間隔は、硬貨ジャムが発生していない平常状態よりも長くなる。
図11は、硬貨ジャムが発生した際に硬貨入出金装置1の制御部30が実行する処理の流れを示すフローチャートである。硬貨ジャムが発生したことにより、検出センサ55と計数センサ12との出力間隔があらかじめ設定された所定時間以上である場合には(ステップS301のY)、硬貨入出金装置1の制御部30は、第1の金種別枚数ファイル41と第2の金種別枚数ファイル42とを参照して、金種毎の枚数差を算出する(ステップS302)。つまり、ステップS302では、金種毎に第1の金種別枚数ファイル41と第2の金種別枚数ファイル42とに記憶されている枚数を比較して、差がある金種についてその枚数差を算出する。
例えば、硬貨ジャムが発生して、500円硬貨、100円硬貨、及び、10円硬貨がそれぞれ一枚ずつ滞留した場合について説明する。この場合、第1の金種別枚数ファイル41には、第2の金種別枚数ファイル42と比較して、500円硬貨、100円硬貨、及び、10円硬貨についての枚数がそれぞれ1枚多く記憶されている。つまり、硬貨入出金装置1の制御部30は、金種毎の枚数差として、500円硬貨、100円硬貨、及び、10円硬貨についてそれぞれ1枚を算出する。
次に、硬貨入出金装置1の制御部30は、ステップS302で算出した金種毎の枚数差のデータを、通信インターフェース33を介して決済端末201に送信する(ステップS303)。
図12は、硬貨ジャムが発生した際に決済端末201の制御部253が実行する処理の流れを示すフローチャートである。決済端末201の制御部253は、硬貨入出金装置1から金種毎の枚数差のデータを受信したならば(ステップS401のY)、受信した金種別の枚数差の情報と共に硬貨ジャムの発生を告げるメッセージを含むジャム発生報知画面Gを生成してLCD210に表示させる(ステップS402)。なお、ステップS402では、決済端末201の制御部253は、アテンダント端末に対して硬貨ジャムの発生を告げるデータを送信するようにしてもよい。
図13は、硬貨ジャムが発生した際のLCD210の画面例を示す模式図である。LCD210には、ジャム発生報知画面Gが表示されている。ジャム発生報知画面Gは、硬貨ジャムの発生を告げるメッセージとして、「硬貨ジャムが発生しました」という文字列を含む。さらに、ジャム発生報知画面Gは、硬貨入出金装置1から受信した金種別の枚数差のデータに基づく滞留した硬貨CJの金種別枚数の情報を含む。ジャム発生報知画面Gを見た店員は、決済端末201のベースハウジング202を開け、さらに、硬貨入出金装置1のハウジング2を開け、滞留している硬貨CJを取り除く。このとき、ジャム発生報知画面Gには、硬貨CJの金種別枚数の情報を含んでいるため、滞留した硬貨CJが脱落してハウジング2の中で隠れてしまっているような場合でも、ジャム発生報知画面Gが含む金種別の枚数と実際の硬貨CJの金種別の枚数とを比較して、硬貨が足りないことを認識して探すことができる。
1…硬貨入出金装置、3…硬貨投入口、9…硬貨搬送部、11…硬貨選別部、12…計数センサ(第2の検出部)、25…リジェクト部、30c…RAM(記憶部)、33…通信インターフェース(通信部)、55…検出センサ(第1の検出部)、201…決済端末(商品販売データ処理装置)

Claims (4)

  1. 硬貨を金種別に収納する硬貨収納部と、
    前記硬貨収納部に向けて搬送される硬貨の金種を特定する第1の検出部と、
    前記第1の検出部により金種が特定された硬貨を金種毎に加算する手段と、
    前記第1の検出部の硬貨搬送方向下流に設けられ、搬送される硬貨を前記硬貨収納部に対して金種に応じて選別する硬貨選別部と、
    金種毎に前記硬貨収納部へ収納される硬貨を検出する第2の検出部と、
    前記第2の検出部による検出結果に基づき硬貨を金種毎に加算する手段と、
    前記第1の検出部により金種が特定された硬貨を金種毎に加算する手段により加算された金種毎の硬貨枚数と、前記第2の検出部による検出結果に基づき硬貨を金種毎に加算する手段により加算された金種毎の硬貨枚数との金種毎の硬貨枚数差を算出する手段と、
    前記算出する手段により算出された前記金種毎の硬貨枚数差を表示する手段と、
    を備える硬貨入出金装置。
  2. 前記算出する手段は、前記第1の検出部と前記第2の検出部との出力間隔が所定時間以上である金種について硬貨枚数差を算出する請求項1記載の硬貨入出金装置。
  3. 前記第1の検出部が設けられている硬貨の搬送経路における硬貨の搬送方向と、前記硬貨選別部における硬貨の搬送方向とは異なる請求項1または2記載の硬貨入出金装置。
  4. 前記第1の検出部が設けられている硬貨の搬送経路において硬貨を搬送する第1の搬送ベルトと、
    前記硬貨選別部において硬貨を搬送する、前記第1の搬送ベルトとは異なる第2の搬送ベルトと、
    を備える請求項3記載の硬貨入出金装置。
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