JP2017081445A - 画像処理装置、及び、画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の運転に支障を生じることなく、異常の発生したマイクロコンピュータをリセットする技術を提供する。
【解決手段】車両2のシフトがリバースである間に、ガイド線GLを含む合成画像CPを生成するマルチメディアマイコンが異常となっても、マルチメディアマイコンへのリセット処理を実行しない。リセット処理は、シフト位置がリバースから外れた後に行う。マルチメディアマイコンが異常となってからリセット処理を行うまでの間は、カメラ4で撮影した画像PPをマルチメディアマイコンを介さず、ディスプレイ5に表示させる。これにより、運転操作の最中にディスプレイ5から画像が突然消失することを防止できる。運転者は、マルチメディアマイコンの生成する合成画像CPは参照できずとも、カメラ4の撮影画像PPを参照しつつ継続的に運転操作を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像を処理する技術に関する。
従来より、車両に設置したカメラで車両後方を撮影し、撮影した画像を車内のディスプレイに表示させる画像処理装置が知られている。運転者は、ディスプレイに表示された車両後方を示す画像を参照し、後方の障害物等を確認しつつ車両を後進運転できる。このような画像処理装置は、画像処理を行うマイクロコンピュータに異常が生じると、直ちにリセット処理を行い、速やかに処理を回復させる(例えば、特許文献1)。異常が生じたマイクロコンピュータに対してリセット処理を行わないと、ディスプレイに表示された画像が更新されず、運転者は障害物等と車両とが接近しているのに気付くことなく、後進運転を行う恐れがあるからである。
特開2014−197370号公報
しかし、画像処理を行うマイクロコンピュータをリセット処理すると、リセット処理の間には画像信号が生成されず、ディスプレイには何ら表示される画像がない。車両の後進運転を行う中で、マイクロコンピュータがリセット処理されて突然ディスプレイから画像が消失すると、運転者は新たな安全確認を要し、後進運転に支障を来すこととなる。
本発明はかかる課題に鑑み、車両の運転に支障を生じることなく、異常の発生したマイクロコンピュータをリセット処理する技術の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、画像を処理する画像処理装置であって、前記車両のシフト位置を検出するシフト検出手段と、前記シフト位置が所定位置の場合に、前記車両に設置されたカメラが該車両の周辺の被写体を撮像した撮像画像を取得し、該撮影画像を表示装置に出力して表示させる画像処理手段と、前記画像処理手段を制御するとともに、前記表示装置への出力前の前記撮像画像に図形を合成する合成手段と、前記合成手段の異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段の前記異常の検出に応答して、前記合成手段にリセット処理を行うリセット手段と、を備え、前記リセット手段は、前記シフト位置が前記所定位置である間に前記異常検出手段が前記異常を検出した場合、前記シフト位置が前記所定位置である間は前記リセット処理を行わず、前記シフト位置が前記所定位置から外れた後に、前記リセット処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記シフト位置の前記所定位置は、リバースであることを特徴とする画像処理装置。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記異常検出手段が前記異常を検出してから前記リセット手段が前記リセット処理を行うまでの間に、該リセット処理を行う旨をユーザに事前に通知する通知手段、をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置において、前記シフト検出手段は、前記シフト位置が変化してから所定時間経過後に、制御用に用いる前記シフト位置である制御シフト位置を確定し、前記リセット処理中に前記シフト位置が変化した場合、前記所定時間の経過に係わらず、前記リセット処理の終了時に前記制御シフト位置を確定することを特徴とする画像処理装置。
また、請求項5の発明は、画像を処理する画像処理方法であって、(a)前記車両のシフト位置を検出する工程と、(b)画像処理手段が、前記シフト位置が所定位置の場合に、前記車両に設置されたカメラが該車両の周辺の被写体を撮像した撮像画像を取得し、該撮影画像を表示装置に出力して表示させる工程と、(c)前記画像処理手段を制御する合成手段が、前記表示装置への出力前の前記撮像画像に図形を合成する工程と、(d)前記合成手段の異常を検出する工程と、(e)前記工程(d)の前記異常の検出に応答して、前記合成手段にリセット処理を行う工程と、を備え、前記工程(e)は、前記シフト位置が前記所定位置である間に前記工程(d)が前記異常を検出した場合、前記シフト位置が前記所定位置である間は前記リセット処理を行わず、前記シフト位置が前記所定位置から外れた後に、前記リセット処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
請求項1ないし5の発明によれば、シフト位置が所定位置から外れた後に合成手段にリセット処理を行うので、車両が同一のシフト状態でいる間に、合成手段と合成手段に制御される取得手段とがリセットされるのを防止し、継続して撮像画像を表示できる。
また、特に請求項2の発明によれば、シフト位置が車両を後進させる位置から外れた後に合成手段にリセット処理を行うので、車両が後進中に合成手段と合成手段に制御される画像処理手段とがリセットされるのを防止できる。
また、特に請求項3の発明によれば、ユーザは、合成手段へのリセット処理が行われる旨をリセット処理の開始前に把握できるので、リセット処理が開始されても当惑することがない。
また、特に請求項4の発明によれば、リセット処理中に所定時間の一部又は全部が経過しているので、リセット処理の終了後には、シフト位置が変化したと推定できる。リセット処理の終了時に図形を合成した撮像画像を表示装置に表示させることで、ユーザはリセット処理の終了後、直ちに図形を合成した撮像画像を参照できる。
図1は、画像処理システムの概要を示す。 図2は、画像処理システムの構成を示すブロック図である。 図3は、ディスプレイの表示例を示す。 図4は、映像デコーダの処理工程を示すフローチャートである。 図5は、マルチメディアマイコンの処理工程を示すフローチャートである。 図6は、システム制御マイコンの処理工程を示すフローチャートである。 図7は、ディスプレイの表示の遷移を示すタイムチャートである。 図8は、ディスプレイの表示の遷移を示すタイムチャートである。 図9は、第2の実施の形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。 図10は、第2の実施の形態に係る映像デコーダの処理工程を示すフローチャートである。 図11は、第2の実施の形態に係るディスプレイの表示の遷移を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1−1.概要>
図1は、第1の実施の形態に係る画像処理システム1の概要を示す。画像処理システム1は、車両2に搭載したカメラ4で車両2周辺、例えば後方を撮影し、撮影して得られた画像を車内のディスプレイ5に表示するシステムである。撮影して得られた画像には、車幅及び車両後端からの距離を示すガイド線GLを合成し、運転者が障害物との距離及び接触の可能性を把握できるにしている。運転者は、このような合成画像CPを参照しつつ車両2を例えば後方への進行方向DRに向けて運転する場合、車両2周辺、特に死角領域に存在する障害物の位置を正確に把握し、より安全に運転できる。
このような合成画像CPを生成するマイクロコンピュータは、複雑な演算処理を要するため、処理に異常を来す場合がある。異常が生じたマイクロコンピュータは、もはや画像処理を行い得ず、正確な画像を出力できない。例えば、同一画像を継続的に出力する等である。このため、画像処理システム1は、処理に異常を来したマイクロコンピュータに対してリセット処理を行い、正常状態に復帰させる。
しかし、運転の最中にマイクロコンピュータをリセット処理すると、突然にディスプレイ5から画像が消失し、運転者は当惑して運転操作に支障を生じる恐れがある。また、リセット処理を行わずに同一画像を継続的にディスプレイ5に表示させると、運転者は、障害物の車両2への接近や進行方向DRへの進入に気付くことがなく、車両2と障害物とが接触する恐れがある。
そこで、本発明に係る画像処理システム1は、このように合成画像CPを生成するマイクロコンピュータに異常が生じても、直ちにリセット処理を行わず、シフト位置が変更されるまで合成画像CPに代えてガイド線GLを合成する前の撮影画像PPをディスプレイ5に表示する。これにより、合成画像CPを表示できずとも、運転の最中にディスプレイ5が画像消失状態となることがなく、また同一画像が継続的にディスプレイ5に表示されることもない。したがって、運転者は突然の画像消失に当惑することなく、車両2周辺の障害物を撮影画像PPで的確に参照しつつ、運転操作を継続できる。以下、このような画像処理システム1を詳細に説明する。
<1−2.構成>
図2は、画像処理システム1の構成を示し、特に画像処理装置3の構成を示すブロック図である。画像処理システム1は、車両2に搭載された画像処理装置3、カメラ4、ディスプレイ5、シフトポジションセンサ6、及び周辺機器7を備える。
車両2は、自動車等の輸送用機器である。車両2は、自動車のほか、鉄道、船舶、航空機等である。運転者により操縦される機器であればよい。
画像処理装置3は、車両2に設置され、カメラ4で撮影した画像や車両に搭載された種々の機器のための画像をディスプレイ5に表示させる電子制御装置である。外部の機器と無線通信を行うアンテナを備えた電子制御装置である。画像処理装置3は、映像デコーダ32、マルチメディアマイコン31、及びシステム制御マイコン33を備える。映像デコーダ32、マルチメディアマイコン31、及びシステム制御マイコン33の備える機能は後述する。
カメラ4は、例えば車両2後部に後方を向いて設置され、車両後方の被写体を撮影して画像信号を生成するビデオカメラである。
ディスプレイ5は、画像処理装置3から出力される静止画または動画の画像信号を表示する画像表示機器である。例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ(PDP)である。ディスプレイ5は、本発明において、表示装置として機能する。
シフトポジションセンサ6は、ギアチェンジを行うシフト(図示せず)の位置を検出するセンサである。シフト位置とは、例えば、パーキング(P)、リバース(R)、ニュートラル(N)、及びドライブ(D)等である。シフトポジションセンサ6は、シフト位置を検出すると、検出したシフト位置を示すシフト信号SSをシステム制御マイコン33に送信する。
周辺機器7は、車両2に設置される様々な機器(マルチメディア)である。周辺機器7は、例えば、ラジオチューナ71、CDプレーヤ72、ナビゲーション73、及び不揮発性メモリ74等である。周辺機器7は、マルチメディアマイコン31に制御される。マルチメディアマイコン31は、例えば、ラジオチューナ71やCDプレーヤ72のためのオーディオ操作画面を生成し、映像デコーダに送信してディスプレイに表示させる。また、マルチメディアマイコン31は、ナビゲーション用の地図画像の生成や経路案内を実行する。また、マルチメディアマイコン31は、ユーザによって入力された様々なデータを不揮発性メモリ74に記憶させる。例えば、ユーザがラジオチューナ71を操作して選曲したラジオ局の周波数やナビゲーション73に対して入力した目的地の場所等である。
次に、マルチメディアマイコン31、映像デコーダ32、及びシステム制御マイコン33の備える機能を説明する。
マルチメディアマイコン31は、図示しないCPU、RAM、及びROMを備え、映像デコーダ32及び周辺機器7を制御するマイクロコンピュータである。マルチメディアマイコン31に映像デコーダ32や周辺機器7等の制御を集中させることで、簡易な仕組みで画像処理装置3を構成できる。また、マルチメディアマイコン31は、映像デコーダ32から送信されるカメラ4の撮影画像に運転支援用のガイド線GLを合成する。マルチメディアマイコン31は、メディア制御部31a及びガイド線合成部31bを備える。マルチメディアマイコン31は、本発明において、合成手段として機能する。また、ガイド線GLは、本発明において、図形として機能する。また、合成画像は、本発明において、図形が合成された撮影画像として機能する。
メディア制御部31aは、映像デコーダ32及び周辺機器7を制御する。例えば、ユーザの操作に基づき、ラジオチューナ71の周波数や音量を調整する。また、メディア制御部31aは、周辺機器7を制御するための表示用画面を生成する。例えば、CDプレーヤ72の選曲画面やナビゲーション73の地図画面である。メディア制御部31aは、表示用画面を生成すると映像デコーダ32に送信する。
ガイド線合成部31bは、カメラ4が撮影した車両2後方の撮影画像に運転支援用のガイド線GLを合成する。ガイド線GLは図示しないメモリに予め画像データとして記憶される。ガイド線合成部31bは、映像デコーダ32から撮影画像を受信するとガイド線GLを合成して映像デコーダ32に返信する。
映像デコーダ32は、カメラ4及びマルチメディアマイコン31から送信される画像信号をディスプレイ5に表示可能な画像信号に変換する集積回路である。映像デコーダ32は、マルチメディアマイコン31の下位に組み込まれて構成される。したがって、映像デコーダ32は、マルチメディアマイコン31がリセット処理されると、連動してリセット処理される。映像デコーダ32は、送受信部32a、デコード部32b、表示部32c、固着検知部32d、コーション部32e、及びシフト検出部32fを備える。映像デコーダ32は、本発明において、画像処理手段として機能する。
送受信部32aは、カメラ4及びマルチメディアマイコン31から送信される画像信号を受信する受信機能である。
デコード部32bは、カメラ4から送信される画像信号をデコードし、ディスプレイ5に表示可能な信号に変換するデコーダである。
表示部32cは、マルチメディアマイコン31から送信された合成画像信号CS並びに通常画像信号OS、及びデコード部32bが変換処理した撮影画像信号PSをディスプレイ5に送信し、ディスプレイ5に各画像を表示させる表示制御機能である。
表示部32cは、シフト位置に応じた画像をディスプレイ5に表示させる。すなわち、表示部32cは、シフト位置がリバースであると車両後方を示す画像を表示させ、ドライブであると地図画像を表示させ、パーキングであるとオーディオ画面を表示させる等である。
なお、撮影画像信号PSとは、カメラ4が車両2後方の被写体を撮影して生成した画像信号である。撮影画像信号PSがディスプレイ5に送信されると、ディスプレイ5には車両2後方の被写体の画像である撮影画像PPが表示される。ただし、撮影画像信号PSにはデコード部32bに変換処理された画像信号を含む。
また、合成画像信号CSとは、マルチメディアマイコン31が撮影画像信号PSに対してガイド線GLを示す画像を合成して生成した画像信号である。合成画像信号CSがディスプレイ5に送信されると、ディスプレイ5には車両2後方の被写体の画像にガイド線GLの画像が合成された合成画像CPが表示される。
また、通常画像信号OSとは、運転者が周辺機器7を操作するために、マルチメディアマイコン31が生成する周辺機器7の操作用等の画像信号である。例えば、ラジオチューナ71やCDプレーヤ72を操作するためのオーディオ操作画像である。また、ナビゲーション用の地図画像である。通常画像信号OSがディスプレイ5に送信されると、ディスプレイ5には周辺機器7の操作画面等の通常画像OPが表示される。
固着検知部32dは、マルチメディアマイコン31の異常を検知する。すなわち、固着検知部32dは、マルチメディアマイコン31から送信される合成画像信号CSに基づく合成画像CPの異常の有無を検知する。固着検知部32dは、本発明において、異常検出部として機能する。
マルチメディアマイコン31は、複数の周辺機器7を同時に制御するため、データ処理が複雑となる。このため、マルチメディアマイコン31は、他のマイコンと比較して異常が発生しやすい。異常が発生したマルチメディアマイコン31は、固着画像(動きのない同一画像)を出力する恐れがある。
車両2を後進運転する運転者は、一般的にはディスプレイ5の画像を凝視せず、様々な方向を目視して安全確認を行う。このため、マルチメディアマイコン31が固着画像を出力しても運転者は画像が固着していることに直ちに気付くことがない。この場合、運転者は、車両2後方への障害物の接近又は障害物の進入をディスプレイ5の画像から認識できず、車両2と障害物とが接触する恐れが生じる。
固着検知部32dは、画像の所定の9箇所のピクセルデータの色彩の変化を判定することで固着画像であるか否か判断する。ピクセルデータの色彩に変化がなければ、動きのない固着画像であると判断できる。固着検知部32dは、合成画像CPに固着があると判断すると、システム制御マイコン33へ合成画像CPに固着がある旨を示す固着信号ASを送信する。
コーション部32eは、固着検知部32dが合成画像CPに基づきマルチメディアマイコン31の異常を検知した場合に、車両2の運転者に異常の発生及びシステムをリセット処理する旨を通知する。コーション部32eは、異常の発生及びリセット処理を行う旨を示す通知画像をカメラ4が撮影した影画像に合成して、かかる通知を行う。コーション部32eは、本発明において、通知手段として機能する。
図3は、コーション部32eが生成する通知画像CAの例である。通知画像CAは、運転者にシステムの異常の発生及びシステムをリセット処理する旨を伝える文字を示す画像データである。例えば、「CAUTION! カメラシステムに異常が発生しました。シフト位置がリバースから解除された後、システムをリセット処理します。」である。
通知画像CAは、図示しないメモリに記憶され、固着検知部32dがマルチメディアマイコン31の異常を検知した際にコーション部32eに読み出される。コーション部32eは、通知画像CAを読み出すと、撮影画像PPに通知画像CAを重畳して合成する。通知画像CAが合成された撮影画像PPは、表示部によりディスプレイ5に表示される。これにより、運転者は、車両2後方の様子を参照しつつ、システムの異常の発生及びシステムがリセット処理される旨を把握できる。
再度図2を参照し、シフト検出部32f以下を説明する。シフト検出部32fは、シフトポジションセンサ6から送信されるシフトポジションを示すシフト信号SSを受信し、入力されているシフト位置を検出する。例えば、シフト信号SSがリバースを示す場合には、シフト検出部32fは、入力されているシフト位置をリバースと検出する。また、シフト検出部32fは、シフト位置が移動してから所定期間(チャタリング防止期間)経過後にシフト位置が移動したと判断する。シフト位置を移動させる場合、所望のシフト位置へ移動する前に他のシフト位置を経由する場合があるため、シフト検出部32fは、他のシフト位置を瞬間的に検出(いわゆる、チャタリング)することとなる。したがって、シフト位置を検出しても直ちにシフト位置が移動したと判断せず、シフト位置が所定のチャタリング防止期間だけ継続した場合に、シフト位置が移動したと判断する。すなわち、制御に用いるシフト位置(制御シフト位置)を確定する。なお、チャタリング防止期間は、例えば500msecである。シフト検出部32fは、本発明において、車両2のシフト位置を検出するシフト検出手段として機能する。
システム制御マイコン33は、図示しないCPU、RAM、及びROMを備え、画像処理装置3及び周辺機器7の電源管理を行うマイクロコンピュータである。システム制御マイコン33は、シフト検出部33b及びリセット部33aを備える。
シフト検出部33bは、シフトポジションセンサ6から送信されるシフトポジションを示すシフト信号SSを受信し、入力されているシフト位置を検出する。例えば、シフト信号SSがリバースを示す場合には、シフト検出部33bは、入力されているシフト位置をリバースと検出する。
リセット部33aは、マルチメディアマイコン31にリセット信号RSを送信し、マルチメディアマイコン31にリセット処理を行う。また、リセット部33aは、図示しない信号線を介して周辺機器7にリセット信号RSを送信してリセット処理を行う。リセット処理とは、マルチメディアマイコン31のCPUに備わるレジスタを強制的に初期状態に戻すことである。リセット処理期間は、1.5sec程度である。なお、リセット部33aは、リセット信号RSの送信に代えて、マルチメディアマイコン31及び周辺機器7への電源の遮断及び再投入によりリセット処理を行ってもよい。リセット部33aは、本発明において、リセット手段として機能する。
<1−3.工程>
次に、画像処理装置3の処理工程を説明する。図4は、画像処理装置3の備える映像デコーダ32の処理工程を示すフローチャートである。映像デコーダ32の処理工程は、所定周期で繰り返し実行される。
処理が開始されると、送受信部32aが、カメラ4が撮影して送信した撮影画像信号PSを取得する(ステップS101)。送受信部32aが撮影画像信号PSを取得すると、デコード部32bが、撮影画像信号PSをディスプレイ5に表示可能な形式に変換処理する。
次に、シフト検出部32fが、シフト位置がリバースであるか否か判断する(ステップS102)。シフト検出部32fは、前述の通り、シフトポジションセンサ6から送信されるシフト信号SSに基づいてシフト位置を判断する。
シフト検出部32fがシフト位置はリバースでないと判断すると(ステップS102でNo)、送受信部32aが、マルチメディアマイコン31が送信した通常画像信号OSを取得する。送受信部32aが通常画像信号OSを取得すると、表示部32cが、通常画像信号OSをディスプレイ5に送信して表示させる(ステップS112)。これにより、運転者は、シフト位置をパーキングやドライブに位置させた場合にラジオ選局画面や地図画面を参照できる。
一方、シフト検出部32fがシフト位置はリバースであると判断すると(ステップS102でYes)、送受信部32aは、撮影画像信号PSをマルチメディアマイコン31へ送信する(ステップS103)。
送受信部32aがマルチメディアマイコン31から返信される撮影画像にガイド線を合成した合成画像信号CSを受信すると、固着検知部32dが、マルチメディアマイコン31の異常、すなわち合成画像CPに固着が生じているか否か前述の手法を用いて判断する(ステップS104)。
固着検知部32dが合成画像CPに固着が生じてないと判断した場合(ステップS104でNo)、表示部32cは、合成画像信号CSをディスプレイ5に送信し、合成画像CPを表示させる(ステップS105)。これにより、運転者は、車両後方の画像にガイド線GLが合成された合成画像CPを参照しつつ、車両2の後進運転を行うことができる。表示部32cがディスプレイ5に合成画像CPを表示させると、映像デコーダ32の処理工程は終了する。この場合、所定周期の後、再びステップS101以下の処理が実行される。
一方、固着検知部32dは、合成画像CPに固着が生じていると判断した場合(ステップS104でYes)、システム制御マイコン33へ固着信号ASを送信する(ステップS106)。
固着検知部32dが固着信号ASを送信すると、コーション部32eは、システムに異常が発生し、リセット処理を行う旨を通知する通知画像CAを撮影画像PPに合成する(ステップS107)。
コーション部32eが通知画像CAを撮影画像PPに合成すると、表示部32cは、通知画像CAが合成された撮影画像PPを示す撮影画像信号PSをディスプレイ5に送信する(ステップS108)。これにより、運転者は、通知画像CAが合成された撮影画像PPを参照し、異常の発生及びリセット処理の実行を認識できる。
表示部32cが撮影画像信号PSをディスプレイ5に送信すると、映像デコーダ32は、マルチメディアマイコン31からリセット信号RSを受信したか否か判断する(ステップS109)。
映像デコーダ32は、リセット信号RSを受信しないと(ステップS109でNo)、リセット信号RSを受信するまで繰り返しステップS109を実行して待機する。固着検知部32dが固着信号ASを送信している以上、リセット信号RSが必ず送信されるので、映像デコーダ32はリセット信号RSが送信されるまで待機すればよい。
映像デコーダ32は、リセット信号RSを受信すると(ステップS109でYes)、リセット処理を行う(ステップS110)。すなわち、映像デコーダ32は、映像デコーダ32のCPUに備わるレジスタを強制的に初期状態に戻してリセット処理を行う。
映像デコーダ32がリセット処理を終了すると、シフト検出部32fが、シフト位置がリバースであるか否か判断する(ステップS111)。
シフト検出部32fがシフト位置はリバースであると判断すると(ステップS111でYes)、処理はステップS103に戻る。この場合、再びステップS103以下の処理が実行される。
一方、シフト検出部32fがシフト位置はリバースでないと判断すると(ステップS111でNo)、表示部32cは、マルチメディアマイコン31から送信された通常画像信号OSをディスプレイ5に送信し、ディスプレイ5に通常画像OPを表示させる(ステップS112)。表示部32cがディスプレイ5に通常画像OPを表示させると、映像デコーダ32の処理工程は終了する。
次に、マルチメディアマイコン31の処理工程を説明する。図5は、マルチメディアマイコン31の処理工程を示すフローチャートである。マルチメディアマイコン31の処理工程は、所定周期で繰り返し実行される。
処理が開始されると、メディア制御部31aが、周辺機器7を運転者の操作に基づいて制御する(ステップS201)。
メディア制御部31aが周辺機器7を制御すると、ガイド線合成部31bが、映像デコーダ32から撮影画像信号PSを受信したか否か判断する(ステップS202)。
ガイド線合成部31bが撮影画像信号PSを受信しないと判断した場合(ステップS202でNo)の処理は、後述する。一方、ガイド線合成部31bは、撮影画像信号PSを受信したと判断した場合(ステップS202でYes)、撮影画像信号PSに基づく撮影画像PPにガイド線GLを合成する(ステップS203)。
ガイド線合成部31bは、撮影画像PPにガイド線GLを合成すると、合成画像信号CSを映像デコーダ32へ送信する(ステップS204)。
ガイド線合成部31bが合成画像信号CSを映像デコーダ32へ送信すると、マルチメディアマイコン31は、システム制御マイコン33からリセット信号RSを受信したか否か判断する(ステップS205)。
一方、マルチメディアマイコン31は、リセット信号RSを受信したと判断すると(ステップS205でYes)、リセット処理を行う(ステップS206)。すなわち、マルチメディアマイコン31は、マルチメディアマイコン31のCPUに備わるレジスタを強制的に初期状態に戻してリセット処理を行う。また、マルチメディアマイコン31は、リセット処理を行うと、映像デコーダ32にリセット信号RSを送信する。
マルチメディアマイコン31がリセット処理を行った場合、前述のガイド線合成部31bが撮影画像信号PSを受信しないと判断した場合(ステップS202でNo)、及び、マルチメディアマイコン31がリセット信号RSを受信しないと判断した場合(ステップS205でNo)、メディア制御部31aは、周辺機器7を制御するための通常画像OPを生成する(ステップS207)。
メディア制御部31aは、通常画像OPを生成すると、映像デコーダ32に通常画像OPを示す通常画像信号OSを送信する(ステップS208)。メディア制御部31aが通常画像信号OSを送信すると、マルチメディアマイコン31の処理工程は終了する。
次に、システム制御マイコン33の処理工程を説明する。図6は、システム制御マイコン33の処理工程を示すフローチャートである。システム制御マイコン33の処理工程は、所定周期で繰り返し実行される。
処理が開始されると、システム制御マイコン33は、マルチメディアマイコン31及び周辺機器7に電源を供給する(ステップS301)。
次に、リセット部33aが映像デコーダ32から送信される固着信号ASを受信したか否か判断する(ステップS302)。
リセット部33aが固着信号ASを受信しないと判断すると(ステップS302でNo)、システム制御マイコン33の処理工程は終了する。ただし、ステップS301で実行した電源の供給は継続し、マルチメディアマイコン31及び周辺機器7が処理を継続できるようにする。
一方、リセット部33aは、固着信号ASを受信したと判断すると(ステップS302でYes)、周辺機器7をリセット処理する(ステップS303)。すなわち、リセット部33aは、周辺機器7への電源供給を遮断する。周辺機器7のリセット状態を維持することで、シフト位置がリバースを外れた際に、周辺機器7を早期に再起動できる。
リセット部33aが周辺機器7をリセット処理すると、システム制御マイコン33は、割り込み処理が発生したか判断する(ステップS304)。割り込み処理は、例えば、周辺機器7のリセット処理に伴うメモリ管理等である。
システム制御マイコン33は、割り込み処理が発生したと判断すると(ステップS304でYes)、かかる割り込み処理を実行する(ステップS305)。
システム制御マイコン33が割り込み処理を実行した場合、及び、割り込み処理が発生しないと判断した場合(ステップS304でNo)、シフト検出部33bが、シフト位置がリバースであるか否か判断する(ステップS306)。
シフト検出部33bがシフト位置はリバースであると判断すると(ステップS306でYes)、リセット部33aは周辺機器7のリセット状態を維持し(ステップS303)、システム制御マイコン33は割り込み処理の発生を再度判断する(ステップS304)。以後、シフト検出部33bがシフト位置はリバースでないと判断するまで、ステップS303からステップS306までの処理が繰り返し実行される。
一方、シフト検出部33bがシフト位置はリバースでないと判断すると(ステップS306でNo)、リセット部33aは、マルチメディアマイコン31へリセット信号RSを送信する(ステップS307)。これにより、マルチメディアマイコン31は、シフト位置がリバースから外れた後にリセット処理される。したがって、マルチメディアマイコン31に連動する映像デコーダ32もシフト位置がリバースから外れた後にリセット処理される。すなわち、シフト位置がリバースである間は、映像デコーダ32は撮影画像PPをディスプレイ5に表示させることができる。
リセット部33aは、マルチメディアマイコン31へリセット信号RSを送信すると、カメラ4とカメラ4に関連する機器とに電源を投入して再起動させる(ステップS308)。カメラ4に関連する機器は、例えば、カメラ4の操作の設定状態を保存している機器等である。
リセット部33aは、カメラ4等を再起動させると、周辺機器7に電源を投入して再起動させる。この際、周辺機器7はリセット部33aによりリセット状態が維持されていたので、速やかな起動が可能となる。また、周辺機器7に対してカメラ4等を優先して再起動させることで、速やかな画像表示が可能となる。リセット部33aが周辺機器7に電源を投入して再起動させると、システム制御マイコン33の処理工程は終了する。
<1−4.画像遷移>
次に、ディスプレイ5に表示される画像の遷移を説明する。図7は、ディスプレイ5に表示される画像の遷移を示すタイムチャートであり、マルチメディアマイコン31に異常が発生すると直ちにリセット処理を行う場合を示す。横軸aは時間経過を表す。
シフト位置のリバースはオフ、すなわちシフト位置はリバース以外の位置であり、マルチメディアマイコン31が正常に動作している場合、ディスプレイ5に表示される画像は、周辺機器7の操作画像等である通常画像OPである(時間a0)。
シフト位置のリバースがオン、すなわちシフト位置がリバースの位置となると、ディスプレイ5に表示される画像は、通常画像OPから車両2後方の画像にガイド線GLを合成させた合成画像CPとなる(時間a1)。これにより、シフト位置をリバースの位置とした運転者は、車両2後方及びガイド線GLを参照しつつ後進運転を行うことができる。時間a1以後、固着検知部32dは合成画像CPの固着の有無を判断する。
その後、マルチメディアマイコン31に異常が発生すると、固着検知部32dが固着信号ASをシステム制御マイコン33に送信する(時間a2)。
固着信号ASを受信したシステム制御マイコン33は、マルチメディアマイコン31にリセット信号RSを送信する(時間a3)。これにより、マルチメディアマイコン31及び映像デコーダ32がリセット処理される。映像デコーダ32がリセット処理されると、ディスプレイ5に画像信号が送信されなくなり、ディスプレイ5は画像消失状態RPとなる。時間a3の時点では、シフト位置は未だリバースに位置にあるため、運転者は後進運転を行っている最中である。この際に、ディスプレイ5が突然に画像消失状態RPとなると、運転者は予期しない画像状態に当惑し、後進運転に支障を生じる恐れがある。
一方、合成画像CPが固着したままマルチメディアマイコン31の異常を放置し、シフト位置がリバースを外れた後にリセット処理を行う場合にも、後進運転に支障を生じる恐れがある。すなわち、車両2は後進しつつも合成画像CPが固着しているので、車両2後方の障害物の接近に運転者が気付かない場合があるからである。また、合成画像CPの固着後に車両2後方に進入した障害物も固着した合成画像CPには映らないため、かかる障害物の進入に運転者が気付かない場合がある。一般的に運転者は、後進運転中は様々な方向への安全確認を要する。このため、運転者が後進運転中に合成画像CPの固着を見抜くことは容易でないからである。
リセット処理が終了しマルチメディアマイコン31及び映像デコーダ32が正常状態に復帰すると、再度合成画像がディスプレイ5に表示される(時間a4)。
車両2の後進運転が終了すると、シフト位置はリバース以外の位置となり、合成画像CPに替わって通常画像OPがディスプレイ5に表示される(時間a5)。
図8は、ディスプレイ5に表示される画像の遷移を示すタイムチャートであり、マルチメディアマイコン31に異常が発生している間は撮影画像PPを表示し、シフト位置がリバースを外れた後にリセット処理を行う場合を示す。横軸bは時間経過を表す。
時間b0及び時間b1は、前述の時間a0及び時間a1と同様のため、説明を省略する。
シフト位置がリバースとなった時点(時間b1)の後、マルチメディアマイコン31に異常が発生すると、映像デコーダ32からシステム制御マイコン33に固着信号ASが送信される。しかし、この時点(時間b2)ではリセット処理は実行しない。固着検知部32dが合成画像CPの固着を検知すると、表示部32cがディスプレイ5への送信する画像を合成画像CPから通知画像CAの合成された撮影画像PPに切り替える(時間b2)。これにより、運転者は車両2後方を参照できるので、障害物の接近や進入を把握でき、後進運転に何ら支障がない。
車両2の後進運転が終了すると、シフト位置はリバース以外の位置となる(時間b3)。この時点で、固着検知部32dは、固着信号ASをシステム制御マイコン33に送信する。固着信号ASを受信したシステム制御マイコン33は、マルチメディアマイコン31をリセット処理させ、さらに映像デコーダ32がリセット処理される。映像デコーダ32がリセット処理されるとディスプレイ5は画像消失状態RPとなる(時間b3)が、事前に通知画像CAを表示して異常発生とリセット処理とを予告しているので、運転者は、ディスプレイ5の表示が画像消失状態RPとなったとしても、何ら当惑することがない。また、シフト位置はリバースを外れているので、後進運転にも支障がない。
マルチメディアマイコン31及び映像デコーダ32のリセット処理が終了すると、シフト位置は既にリバースを外れているので、ディスプレイ5には通常画像OPが表示される(時間b4)。
以上の通り、第1の実施の形態に係る画像処理装置3は、車両2のシフト位置がリバース等の所定位置である間にマルチメディアマイコン31が異常となった場合、シフト位置が所定位置、例えばリバースである間はマルチメディアマイコン31へのリセット処理を行わず、シフト位置が所定位置から外れた後に、リセット処理を行う。また、マルチメディアマイコン31が異常となってからリセット処理を行うまでの間は、カメラ4で撮影した画像をマルチメディアマイコン31を介さずに、ディスプレイ5に表示させる。これにより、運転操作の最中にディスプレイ5から画像が突然消失することを防止できる。運転者は、マルチメディアマイコン31の生成する合成画像は参照できずとも、カメラ4の撮影画像を参照して継続的に運転操作を行うことができる。
<2.第2の実施の形態>
<2−1.概要>
上記第1の実施の形態では、シフト位置がリバースから外された後、リセット処理が終了すると、ディスプレイ5には通常画像OPが表示された(図8の時間b4)。これに対し、第2の実施の形態では、シフト位置がリバースから外された後、リセット処理中に再度シフト位置がリバースに設定された場合の処理を行う。
前述した様に、映像デコーダ32のシフト検出部32fは、シフト位置が移動してから所定時間(チャタリング防止期間)経過後にシフト位置が移動したと判断する。これにより、いわゆるチャタリングによるシフト位置の誤検出を防止する。
第2の実施の形態では、リセット処理の終了後にシフト検出部32fが計測するチャタリング防止期間を短縮する。リセット処理中に再度シフト位置がリバースに設定された場合には、リセット処理期間とチャタリング防止期間とが重複して経過する。この場合、リセット処理中にチャタリング防止期間の全部又は一部が経過する。このため、リセット処理中に再度シフト位置がリバースに設定された場合には、リセット処理の終了後には、シフト位置が変化したと推定できる。リセット処理の終了直後にガイド線GLを合成した合成画像CPをディスプレイ5に表示させることで、運転者はリセット処理の終了後、直ちに合成画像CPを参照して、後進運転を行うことができる。なお、第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様の構成及び処理を含む。このため、以下、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
<2−2.構成>
図9は、第2の実施の形態に係る画像処理装置3の構成を示す。第2の実施の形態に係る画像処理装置3は、映像デコーダ32に期間短縮部32gを備える。
期間短縮部32gは、リセット処理の終了直後に計測される前述のチャタリング防止期間を短縮する。期間短縮部32gがチャタリング防止期間を短縮すると、シフト検出部32fは、短縮されたチャタリング防止期間に基づきシフト位置の移動を判定する。なお、チャタリング防止期間は、リセット処理中にシフト位置が変更された場合には、リセット処理の終了直後にシフト検出部32fにより計測が開始される。リセット処理中にはシフト検出部32fは起動しおらず、リセット処理中にはチャタリング防止期間の計測を開始できないからである。
期間短縮部32gは、チャタリング防止期間に例えば500msecが設定されている場合には、500msec未満の期間を設定する。例えば、250msecである。ただし、期間短縮部32gは、チャタリング防止期間を0(ゼロ)msecにまで短縮することが好ましい。この場合、運転者は、リセット処理の終了直後に直ちに合成画像CPを参照して後進運転できるからである。これにより、シフト検出部32fは、リセット処理中にシフト位置が変化した場合、リセット処理が終了後に計測が開始されるチャタリング防止時間の経過に係わらず、リセット処理の終了時にシフト位置を確定する。なお、ここで確定されるシフト位置は、本発明における、制御シフト位置である。
<2−3.工程>
図10は、第2の実施の形態に係る映像デコーダ32の処理工程を示すフローチャートである。第2の実施の形態に係る処理工程は、第1の実施の形態に係る処理工程におけるステップS110の後にステップS110aを備える。したがって、ステップS110aを中心に説明する。
ステップS109においてリセット処理が終了すると、期間短縮部32gがチャタリング防止期間を短縮する。
期間短縮部32gがチャタリング防止期間を短縮すると、シフト検出部32fは、短縮されたチャタリング防止期間の経過を待ち、シフト位置がリバースか否か判断する(ステップS111)。なお、シフト検出部32fは、チャタリング防止期間が0(ゼロ)msecまで短縮されている場合は、リセット処理が終了した時点でシフト位置を確定させる。シフト検出部32fの判断結果に基づく処理は、前述の通りである。
<2−4.画像遷移>
次に、第2の実施の形態におけるディスプレイ5に表示される画像の遷移を説明する。図11は、ディスプレイ5に表示される画像の遷移を示すタイムチャートであり、リセット処理中にシフト位置がリバースに位置する場合を示す。横軸cは時間経過を表す。
時間c0ないし時間c3は、前述の時間b0ないし時間b3と同様のため、説明を省略する。
マルチメディアマイコン31及び映像デコーダ32がリセット期間中にシフト位置がリバースとなっても(時間c4)、リセット処理は継続して実行される。また、この時点において、シフト検出部32fは、映像デコーダ32がリセット処理中であるため、作動しない。
リセット処理が終了すると、期間短縮部32gがチャタリング防止期間を短縮する(時間c5)。本実施の形態においては、500msecを0(ゼロ)msecにまで短縮する。
シフト検出部32fは、チャタリング防止期間が0(ゼロ)msecに短縮されているので、リセット処理中に行われたリバースへのシフト位置の変更をリセット処理の終了とほぼ同時に確定する(時間c5)。
シフト検出部32fによりリバースへのシフト位置の変更が確定されると、映像デコーダ32は、ディスプレイ5へ車両2後方を示す合成画像CPを表示させる。これにより、運転者は、リセット処理中にシフト位置をリバースへ変更させた場合であっても、チャタリング防止期間を待たずにリセット処理の終了直後から車両2後方を示す合成画像CPを参照して後進運転を行うことができる。
以上の通り、第2の実施の形態に係る画像処理装置3は、映像デコーダ32に備える期間短縮部32gが、シフト位置の移動を確定するまでの期間であるチャタリング防止期間を短縮する。特に、期間短縮部32gはチャタリング防止期間を0(ゼロ)msecにまで短縮する。これにより、運転者は、リセット処理中にシフト位置を例えばリバースに設定した場合、リセット処理の終了直後にガイド線GLを合成した合成画像CPを直ちに参照し、後進運転を遅滞なく行うことができる。また、シフト位置の変更はリセット処理期間中に生じているので、チャタリング防止期間はリセット処理期間と重複する。したがって、リセット処理の終了後に計測が開始するチャタリング防止期間を0(ゼロ)msecにまで短縮しても、実質的にはチャタリング防止期間の一部又は全部はリセット処理期間中に経過しているので、シフト位置の変更の判断には概ね支障はない。
<3.変形例>
本発明は、上記実施の形態に限定されず、変形可能である。以下、本発明の変形例を説明する。なお、上記及び以下に説明する実施の形態は、適宜組み合わせできる。
上記実施の形態では、シフト位置がリバースの場合を説明した。しかし、シフト位置は他のシフト位置でもよい。例えば、ドライブでもよい。この場合、シフト位置がドライブとなると、ディスプレイに車両後方の画像でなく、車両前方、特に前方直下や左右直下を表示することが好ましい。前進運転をする運転者の死角となり易い箇所だからである。この場合であっても、マイコンに異常が生じた際には、直ちにリセット処理を行わず、シフト位置が他の位置、すなわちドライブから外れた際にリセット処理をすべきである。マイコンが異常の間は、カメラで撮影した画像をそのままディスプレイに表示させればよい。これにより、運転者が前進運転をしている間に、突然安全確認のための画像が消去されることがなく、運転の安全性を向上できる。
また、上記実施の形態では、シフトポジションセンサ6が検出するシフト位置についてオートマチックトランスミッション(自動変速機)を例として説明した。しかし、シフトポジションセンサ6が検出するシフト位置は、マニュアルトランスミッション(手動変速機)のものでもよい。この場合、シフトポジションセンサ6は、ニュートラル、ロー、セコンド、サード、トップ、及びリバースのシフト位置を検出する。
また、一つのブロックとして説明した機能は必ずしも単一の物理的要素によって実現される必要はない。分散した物理的要素によって実現されてもよい。また、上記実施の形態で複数のブロックとして説明した機能は単一の物理的要素によって実現されてもよい。また、車両内の装置と車両外の装置とに任意の一つの機能に係る処理を分担させ、これら装置間において通信によって情報の交換を行うことで、全体として当該一つの機能が実現されてもよい。
また、ハードウェアとして説明した構成をソフトウェアで実現してもよい。一方、ソフトウェアとして説明した機能をハードウェアで実現してもよい。また、ハードウェア又はソフトウェアをハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実現してもよい。
1 画像処理システム
2 車両
3 画像処理装置
4 カメラ
5 ディスプレイ
6 シフトポジションセンサ
7 周辺機器

Claims (5)

  1. 画像を処理する画像処理装置であって、
    前記車両のシフト位置を検出するシフト検出手段と、
    前記シフト位置が所定位置の場合に、前記車両に設置されたカメラが該車両の周辺の被写体を撮像した撮像画像を取得し、該撮影画像を表示装置に出力して表示させる画像処理手段と、
    前記画像処理手段を制御するとともに、前記表示装置への出力前の前記撮像画像に図形を合成する合成手段と、
    前記合成手段の異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段の前記異常の検出に応答して、前記合成手段にリセット処理を行うリセット手段と、
    を備え、
    前記リセット手段は、
    前記シフト位置が前記所定位置である間に前記異常検出手段が前記異常を検出した場合、
    前記シフト位置が前記所定位置である間は前記リセット処理を行わず、
    前記シフト位置が前記所定位置から外れた後に、前記リセット処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記シフト位置の前記所定位置は、リバースであることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記異常検出手段が前記異常を検出してから前記リセット手段が前記リセット処理を行うまでの間に、該リセット処理を行う旨をユーザに事前に通知する通知手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記シフト検出手段は、
    前記シフト位置が変化してから所定時間経過後に、制御用に用いる前記シフト位置である制御シフト位置を確定し、
    前記リセット処理中に前記シフト位置が変化した場合、前記所定時間の経過に係わらず、前記リセット処理の終了時に前記制御シフト位置を確定することを特徴とする画像処理装置。
  5. 画像を処理する画像処理方法であって、
    (a)前記車両のシフト位置を検出する工程と、
    (b)画像処理手段が、前記シフト位置が所定位置の場合に、前記車両に設置されたカメラが該車両の周辺の被写体を撮像した撮像画像を取得し、該撮影画像を表示装置に出力して表示させる工程と、
    (c)前記画像処理手段を制御する合成手段が、前記表示装置への出力前の前記撮像画像に図形を合成する工程と、
    (d)前記合成手段の異常を検出する工程と、
    (e)前記工程(d)の前記異常の検出に応答して、前記合成手段にリセット処理を行う工程と、
    を備え、
    前記工程(e)は、
    前記シフト位置が前記所定位置である間に前記工程(d)が前記異常を検出した場合、
    前記シフト位置が前記所定位置である間は前記リセット処理を行わず、
    前記シフト位置が前記所定位置から外れた後に、前記リセット処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
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