JP2017064921A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄液によってワイパーの洗浄を行うと共に、ノズル面に付着した洗浄液を除去することができるインクジェットプリンタを提供する。【解決手段】インクジェットプリンタは、第1ワイパー73および第2ワイパー78と、第1ワイパー73を支持する第1支軸72と、第1支軸72から離隔して配置され、第2ワイパー78を支持する第2支軸77と、第1ワイパー73を洗浄する洗浄液が収容され、第2支軸77から離隔して配置された洗浄液槽75と、第1ワイパー73がノズル面をワイピングする第1ワイピング位置と第1ワイパー73が洗浄液に浸かる洗浄位置との間で第1ワイパー73を回動させ、かつ、第2ワイパー78がノズル面をワイピングする第2ワイピング位置と第2ワイパー78がノズル面をワイピングしない非ワイピング位置との間で第2ワイパー78を回動させるモータ85と、を備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、インクジェットプリンタに関する。
従来から、複数のノズルを有するインクヘッドを備え、インクジェット方式によりメディア上に所定の印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。インクジェットプリンタでは、インクヘッドのノズル付近に付着したインクや粉塵を清掃するメンテナンス機構が不可欠である。
メンテナンス機構として、例えば、ノズルが形成されたノズル面をワイピングするワイパーが知られている。ワイパーがノズル面に接触した状態で、ワイパーとノズル面とが相対移動することにより、ノズル面に付着したインクや粉塵がワイパーによって拭き取られる。これにより、インク面においてインクが固化することが防止され、インクの吐出不良を防ぐことができる。ノズル面をワイピングした後には、ワイパーにはインクが付着するため、ワイパーに付着したインクを除去することが重要である。ワイパーに付着したインクを除去する方法として、例えば、ワイパーに洗浄液を付与する方法が提案されている。
ところで、洗浄液を用いてワイパーに付着したインクを除去した後に、ワイパーに洗浄液が残存することがある。この状態で、ワイパーがノズル面をワイピングすると、ノズル面に洗浄液が付着する虞がある。ノズル面に洗浄液が付着した状態で、メディア上に印刷を行おうとした場合、洗浄液によってメディアを汚してしまうことがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗浄液によってワイパーの洗浄を行うと共に、ノズル面に付着した洗浄液を除去することができるインクジェットプリンタを提供することである。
本願出願人は、ノズル面に付着したインクを取り除く第1ワイパーと、ノズル面に付着した洗浄液を除去する第2ワイパーとを、同軸上に回動可能に設けることを考えた。ここで、第1ワイパーについては、第1ワイパーに付着したインクを洗浄液で除去する必要があるが、洗浄液を除去する第2ワイパーは洗浄液に浸からせる必要がない。しかし、第1ワイパーを洗浄するために、洗浄液槽を設けると、第2ワイパーも洗浄液に浸かることになってしまい、第2ワイパーでノズル面をワイピングしてもノズル面から洗浄液が除去できないことが分かった。そこで、本願出願人は、第1ワイパーと第2ワイパーとをそれぞれ別軸に設けることによって、第2ワイパーを洗浄液に浸からせないことを考え出した。
本発明に係るインクジェットプリンタは、インクを吐出するノズルと前記ノズルが形成されたノズル面とを有するインクヘッドと、前記ノズル面をワイピングする第1ワイパーと、前記ノズル面をワイピングする第2ワイパーと、前記第1ワイパーを回動可能に支持する第1支軸と、前記第1支軸から離隔して配置され、前記第2ワイパーを回動可能に支持する第2支軸と、前記第1ワイパーを洗浄する洗浄液が収容され、前記第1支軸の下方かつ前記ノズル面をワイピングする方向において前記第2支軸から離隔して配置された洗浄液槽と、前記第1ワイパーが前記ノズル面をワイピングする第1ワイピング位置と、前記第1ワイパーが前記洗浄液槽に収容された前記洗浄液に浸かる洗浄位置との間で、前記第1支軸を中心に前記第1ワイパーを回動させる第1駆動部と、前記第2ワイパーが前記ノズル面をワイピングする第2ワイピング位置と、前記第2ワイパーが前記ノズル面をワイピングしない非ワイピング位置との間で、前記第2支軸を中心に前記第2ワイパーを回動させる第2駆動部と、を備えている。
本発明のインクジェットプリンタは、第1支軸に支持された第1ワイパーと、第1支軸から離隔して配置された第2支軸に支持された第2ワイパーとを備えている。また、洗浄液槽は、ノズル面をワイピングする方向において第2支軸から離隔して配置されている。このため、第1ワイパーは、洗浄液槽に収容された洗浄液に洗浄されるが、第2ワイパーは洗浄液に浸からない。本発明のインクジェットプリンタによると、ノズル面は洗浄液によって洗浄された第1ワイパーにワイピングされて、ノズル面に付着したインク等を除去することができる。その後、ノズル面は第2ワイパーによってワイピングされて、ノズル面に付着した洗浄液を除去することができる。これにより、印刷時にはノズル面から洗浄液が除去されて、メディアを洗浄液によって汚すことを防止することができる。
本発明によれば、洗浄液によってワイパーの洗浄を行うと共に、ノズル面に付着した洗浄液を除去することができるインクジェットプリンタを提供することができる。
一実施形態に係るインクジェットプリンタの一部を切り欠いて示す斜視図である。 一実施形態に係るインクヘッドユニットを示す正面図である。 一実施形態に係るインクジェットプリンタを制御するための制御システムを示すブロック図である。 一実施形態に係るクリーニング機構を示す斜視図である。 一実施形態に係るワイピングユニットを示す前方斜視図である。 一実施形態に係るワイピングユニットを示す後方斜視図である。 図5中のA‐Aに沿う断面図であり、回動蓋部材が閉じている状態を示す図である。 図5中のA‐Aに沿う断面図であり、回動蓋部材が開いている状態を示す図である。 一実施形態に係る第1ワイパーのワイプ部がノズル面をワイピングする状態を示す側面図である。 一実施形態に係る第2ワイピング部の第1ワイプ部がノズル面をワイピングする状態を示す側面図である。 一実施形態に係る第2ワイピング部の第2ワイプ部がノズル面をワイピングする状態を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタについて説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ10の一部を切り欠いて示す斜視図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、メディア12に印刷を行う。メディア12は、例えば、記録紙である。ただし、メディア12は、記録紙に限定されない。例えば、メディア12は、シート状のメディア、例えば、樹脂製のシートなどであってもよい。また、メディア12の可撓性や厚みの如何は問わない。すなわち、メディア12は、ガラス基板などの硬いものであってもよいし、段ボールなどの厚みのあるものであってもよい。
以下の説明では、左、右、上、下とは、インクジェットプリンタ10の正面にいる作業者から見た左、右、上、下をそれぞれ意味することとする。また、インクジェットプリンタ10から上記作業者に近づく方を前方、遠ざかる方を後方とする。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。後述するインクヘッド30は左方および右方に移動可能である。メディア12は、前方および後方に搬送可能である。本実施形態では、インクヘッド30の移動方向を主走査方向Yといい、メディア12の搬送方向を副走査方向Xという。ここでは、主走査方向Yは左右方向に対応し、副走査方向Xは前後方向に対応する。主走査方向Yと副走査方向Xとは直交している。ただし、主走査方向Yおよび副走査方向Xは特に限定される訳ではなく、インクジェットプリンタ10の形態等に応じて適宜に設定可能である。また、本実施形態では、ノズル面32B(図2参照)をワイピングする方向は、左右方向(即ち主走査方向Y)を意味する。ただし、ノズル面32Bをワイピングする方向は、前後方向(即ち副走査方向X)であってもよい。
図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、メディア12を支持するプラテン14を備えている。プラテン14には、移動機構として、円筒状のグリッドローラ16が設けられている。グリッドローラ16は、その上面を露出させた状態でプラテン14に埋設されている。グリッドローラ16は、フィードモータ17(図3参照)によって駆動される。フィードモータ17は、後述の制御装置25(図3参照)によって制御される。
プラテン14の上方には、ガイドレール18が配置されている。ガイドレール18は、プラテン14と平行に配置され、左右方向に延びている。ガイドレール18の下方には、複数のピンチローラ20が略等間隔に配置されている。ピンチローラ20は、グリッドローラ16に対向している。ピンチローラ20は、メディア12の厚さに応じて上下方向の位置を設定可能に構成されている。ピンチローラ20とグリッドローラ16との間にメディア12を挟み込む。グリッドローラ16およびピンチローラ20は、メディア12を挟持しながらメディア12を副走査方向X(前後方向)に搬送可能に構成されている。ガイドレール18は、前方に突出した係合部22を有している。
図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、インクヘッドユニット28を備えている。インクヘッドユニット28は、インクヘッド30と、ケース34とを備えている。インクヘッド30は、インクをメディア12に吐出する。図2に示すように、インクヘッド30は、インクを吐出するノズル32と、ノズル32が形成されたノズル面32Bを有している。インクヘッド30は、ケース34に収容されている。ノズル面32Bは、ケース34の下面34Bから外部に露出している。インクとしては、例えば、熱硬化型の水性インクや溶剤インク等が挙げられる。
図1に示すように、ケース34の背面には、キャリッジ36が設けられている。キャリッジ36の後側部分には、前向きに凹んだ凹部38が形成されている。この凹部38には、ガイドレール18の係合部22が係合している。キャリッジ36は、ガイドレール18に沿って主走査方向Yに移動可能である。インクヘッド30は、キャリッジ36を介してガイドレール18によって主走査方向Yに移動可能である。
図1に示すように、ケース34の背面上部には、左右方向に延びる駆動ベルト40の一部が固定されている。駆動ベルト40は、環状の無端ベルトである。駆動ベルト40は、スキャンモータ42(図3参照)に接続され、スキャンモータ42によって回転駆動される。インクヘッド30は、駆動ベルト40を介して、スキャンモータ42によって駆動される。スキャンモータ42は、制御装置25によって制御される。
図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、制御装置25を備えている。制御装置25の構成は特に限定されない。例えば、制御装置25は、コンピュータであり、中央演算処理装置(以下、CPUという)と、CPUが実行するプログラムなどを格納したROMと、RAMなどを備えていてもよい。図3に示すように、制御装置25は、フィードモータ17、スキャンモータ42、後述のモータ85およびインクヘッド30に接続されている。制御装置25は、フィードモータ17、スキャンモータ42およびモータ85を制御する。制御装置25は、ノズル32(図2参照)からのインクの吐出を制御する。
図1に示すように、インクジェットプリンタ10は、クリーニング機構45を備えている。クリーニング機構45は、プラテン14の右方に位置する側方部材15に配置されている。図4に示すように、クリーニング機構45は、キャッピングユニット50と、ワイピングユニット70と、フラッシングユニット90とを備えている。キャッピングユニット50、ワイピングユニット70およびフラッシングユニット90は、左右方向に右から左に順に配置されている。ただし、キャッピングユニット50、ワイピングユニット70およびフラッシングユニット90の配置の順序はこれに限定されない。
図5に示すように、ワイピングユニット70は、本体部71と、第1支軸72と、第1ワイパー73と、カム74と、洗浄液槽75と、第2支軸77と、第2ワイパー78と、第3支軸79と、回動蓋部材80とを備えている。
図5に示すように、本体部71は、前壁71Aと、後壁71Bと、底壁71C(図6参照)とを備えている。前壁71Aは、上下方向かつ左右方向に延びる。後壁71Bは、上下方向かつ左右方向に延びる。底壁71Cは、前後方向かつ左右方向に延びる。底壁71Cは、前壁71Aの下端と後壁71Bの下端とを接続する。前壁71Aは、後壁71Bと対向する位置に配置されている。
図5に示すように、第1支軸72は、前後方向に延びる。第1支軸72は、前壁71Aと後壁71Bとに回転可能に支持されている。第1支軸72は、前壁71Aおよび後壁71Bにそれぞれ形成された貫通孔(図示せず)に挿入されている。第1支軸72は、第1ワイパー73を、前壁71Aおよび後壁71Bに対して回動可能に支持する。第1支軸72は、第3支軸79より上方に配置されている。第1支軸72は、第2支軸77より左方に配置されている。第1支軸72は、第3支軸79より右方に配置されている。第1支軸72は、ノズル面32B(図2参照)をワイピングする方向において、第2支軸77と第3支軸79との間に配置されている。第1支軸72には、カム74が取り付けられている。カム74は第1ワイパー73より後方に設けられている。カム74は、第1支軸72と一体となって回転する。
図5に示すように、第1ワイパー73は、第1支軸72に設けられている。第1ワイパー73は、第1支軸72と一体となって回転する。第1ワイパー73は、本体部73Aと、ワイプ部73Bとを備えている。本体部73Aは、第1支軸72に取り付けられている。ワイプ部73Bは、本体部73Aに設けられている。ワイプ部73Bは、ゴム等の弾性を有する材料から形成されている。ワイプ部73Bは、ノズル32のノズル面32B(図2参照)をワイピングする。即ち、ワイプ部73Bは、ノズル面32Bに付着したインクを拭き取る。
図5に示すように、第2支軸77は、前後方向に延びる。第2支軸77は、前壁71Aと後壁71Bとに回転可能に支持されている。第2支軸77は、前壁71Aおよび後壁71Bにそれぞれ形成された貫通孔(図示せず)に挿入されている。第2支軸77は、第2ワイパー78を、前壁71Aおよび後壁71Bに対して回動可能に支持する。第2支軸77は、第1支軸72から離隔して配置されている。第2支軸77は、第3支軸79より上方に配置されている。
図5に示すように、第2ワイパー78は、第2支軸77に設けられている。第2ワイパー78は、第2支軸77と一体となって回転する。第2ワイパー78は、第1ワイパー73がノズル面32B(図2参照)をワイピングした後に、ノズル面32Bをワイピングする。第2ワイパー73は、第1ワイピング部78Aと、第2ワイピング部78Bとを備えている。第1ワイピング部78Aは、第1本体部78AAと、第1ワイプ部78ABとを備えている。第1本体部78AAは、第2支軸77に取り付けられている。第1ワイプ部78ABは、前後方向に延びる。第1ワイプ部78ABは、ノズル面32Bの前後方向の長さと同一かそれ以上の長さに形成されている。第1ワイプ部78ABは、第1本体部78AAに設けられている。第1ワイプ部78ABは、ノズル面32Bに付着した洗浄液75A(図7参照)を吸収する材料から形成されている。第1ワイプ部78ABは、フェルト等の弾性を有しかつ多孔質の材料から形成されている。第1ワイプ部78ABは、ノズル32のノズル面32Bの全体をワイピングする。即ち、第1ワイプ部78ABは、ノズル面32Bに付着した洗浄液75Aを拭き取る。
図5に示すように、第2ワイピング部78Bは、第1本体部78BAと、2つの第2ワイプ部78BBとを備えている。第2本体部78BAは、第2支軸77に取り付けられている。第2ワイプ部78BBは、略三角柱に形成されている。第2ワイプ部78BBは、第2本体部78BAに設けられている。第2ワイプ部78BBは、第2本体部78BAの前端部と、後端部とにそれぞれ設けられている。第2ワイプ部78BBは、ノズル面32B(図2参照)に付着した洗浄液75A(図7参照)を吸収する材料から形成されている。第2ワイプ部78BBは、フェルト等の弾性を有しかつ多孔質の材料から形成されている。第2ワイプ部78BBは、ノズル32のノズル面32Bのうちノズル面32Bをワイピングする方向に平行な両端部の全体(即ちノズル面32Bの前端部の左右方向の全体およびノズル面32Bの後端部の左右方向の全体)をワイピングする。即ち、第2ワイプ部78BBは、ノズル面32Bに付着した洗浄液75Aを拭き取る。なお、第1ワイプ部78ABおよび第2ワイプ部78BBに付着した洗浄液75Aは、自然に蒸発する。
図7に示すように、洗浄液槽75は、洗浄液75Aを収容する。洗浄液槽75には、洗浄液75Aが収容されている。洗浄液75Aは、ワイプ部73Bを洗浄する。第1ワイパー73が洗浄位置に位置するとき、ワイプ部73Bは、洗浄液75Aの液面75Bより下方に位置する。即ち、第1ワイパー73が洗浄位置に位置するとき、ワイプ部73Bは、洗浄液75Aに浸かる。第1ワイパー73が洗浄位置に位置するとき、本体部73Aは、洗浄液75Aの液面75Bより上方に位置する。即ち、第1ワイパー73が洗浄位置に位置するとき、本体部73Aは、洗浄液75Aに浸からない。洗浄液槽75は、本体部71に着脱可能に設けられている。洗浄液槽75は、第1支軸72の下方に配置されている。洗浄液槽75は、ノズル面32B(図2参照)をワイピングする方向において第2支軸77から離隔して配置されている。洗浄液槽75は、第2支軸77より左方に配置されている。洗浄液槽75は、第1ワイパー73の回転軌跡M1と重なる位置に配置されている。回転軌跡M1は、ワイプ部73Bの先端が描く軌跡である。洗浄液槽75は、第2ワイパー78の回転軌跡M2とは重ならない位置に配置されている。回転軌跡M2は、第1ワイプ部78ABの先端および第2ワイプ部78BBの先端が描く軌跡である。洗浄液槽75には、固定蓋部材76が取り付けられている。固定蓋部材76は、第1支軸より右方に配置されている。固定蓋部材76は、洗浄液槽75の開口のうち右側の部分を覆うように配置されている。
図5に示すように、ワイピングユニット70は、モータ85と、連動機構としての駆動ベルト87(図6参照)と、第4支軸86(図7参照)とを備えている。本実施形態では、モータ85は、第1ワイパー73を回動させる第1駆動部および第2ワイパー78を回動させる第2駆動部として機能する。図6に示すように、モータ85は後壁71Bに設けられた補助部材71Dに設けられている。モータ85は、前後方向に延びる第4支軸86(図7参照)に連結されている。第4支軸86は、後壁81Bに支持されている。駆動ベルト87は、環状の無端ベルトである。駆動ベルト87は、第1支軸72と第2支軸77と第4支軸86とに巻き掛けられている。駆動ベルト87は、第4支軸86によって回転駆動される。
モータ85が駆動して第4支軸86が回転すると、駆動ベルト87を介して、第1支軸72および第2支軸77が回転する。第1支軸72が回転することによって、第1ワイパー73が回動する。モータ85は、駆動ベルト87を介して、第1ワイパー73がノズル面32B(図2参照)をワイピングする第1ワイピング位置(図8および図9参照)と、第1ワイパー73が洗浄液槽75に収容された洗浄液75Aに浸かる洗浄位置(図7参照)との間で、第1支軸72を中心に第1ワイパー73を回動させる。第1ワイパー73は、図7に示す回転軌跡M1に沿って回動する。本実施形態では、第1ワイパー73の回転角度は凡そ240°である。第1ワイパー73は、ノズル面32Bをワイピングする前に洗浄位置に位置する。第1ワイパー73は、ワイピングユニット70によるノズル面32Bのワイピングを行っていないときは、常に洗浄位置に位置する。
また、第2支軸77が回転することによって、第2ワイパー78が回動する。モータ85は、駆動ベルト87を介して、第2ワイパー78がノズル面32Bをワイピングする第2ワイピング位置と、第2ワイパー78がノズル面32Bをワイピングしない非ワイピング位置(図7参照)との間で、第2支軸77を中心に第2ワイパー78を回動させる。第2ワイパー78は、図7に示す回転軌跡M2に沿って回動する。本実施形態では、第2ワイパー78の回転角度は凡そ240°である。本実施形態では、第2ワイピング位置は、図10に示すように第1ワイピング部78Aの第1ワイプ部78ABがノズル面32Bをワイピングする位置と、図11に示すように第2ワイピング部78Bの第2ワイプ部78BBがノズル面32Bをワイピングする位置との両方を含む。また、非ワイピング位置とは、第1ワイプ部78ABおよび第2ワイプ部78BBが、いずれもノズル面32Bと接触しない位置である。なお、図7に示すように、第1ワイパー73が洗浄位置に位置するとき、第2ワイパー78は、非ワイピング位置に位置する。図8に示すように、第1ワイパー73が第1ワイピング位置に位置するとき、第2ワイパー78は、非ワイピング位置に位置する。図10に示すように、第2ワイパー78の第1ワイピング部78Aが第2ワイピング位置に位置するとき、第1ワイパー73(図7参照)は、第1ワイピング位置に位置しない。図11に示すように、第2ワイパー78の第2ワイピング部78Bが第2ワイピング位置に位置するとき、第1ワイパー73は、第1ワイピング位置に位置しない。このように、駆動ベルト87は、第1ワイパー73の回動と第2ワイパー78の回動とを連動させる。
図5に示すように、第3支軸79は、前後方向に延びる。第3支軸79は、前壁71Aと後壁71Bとに回転可能に支持されている。第3支軸79は、前壁71Aおよび後壁71Bにそれぞれ形成された貫通孔(図示せず)に挿入されている。
図7に示すように、回動蓋部材80は、第3支軸79に回動可能に支持されている。回動蓋部材80は、固定蓋部材76より左方に配置されている。回動蓋部材80が閉じているとき、回動蓋部材80は、洗浄液槽75の開口のうち左側の部分を覆うように配置されている。回動蓋部材80が閉じているとき、回動蓋部材80の一部は、固定蓋部材76の一部と重なる。回動蓋部材80は、第1ワイパー73が洗浄位置に位置するとき、洗浄液槽75を覆う。回動蓋部材80は、ワイピングユニット70によるノズル面32Bのワイピングを行っていないときは、洗浄液槽75を覆う。回動蓋部材80は、蓋部80Aと、ローラ支持部80Bと、ローラ80Cと、軸支持部80Dとを備えている。蓋部80Aは、軸支持部80Dに接続している。蓋部80Aは、洗浄液槽75の開口のうち左側の部分を覆うように構成されている。ローラ支持部80Bは、蓋部80Aおよび軸支持部80Dに接続している。ローラ80Cは、ローラ支持部80Bに回動可能に支持されている。ローラ80Cは、カム74と接触可能に形成されている。ローラ80Cは、カム74から力を受ける。ローラ80Cは、洗浄液槽75を覆う閉位置(図7参照)と、洗浄液槽75を開放する開位置(図8参照)との間で回動する。ローラ80Cは、第3支軸79を中心に回動蓋部材80を回動させる。軸支持部80Dは、第3支軸79に回動可能に取り付けられている。蓋部80Aには、付勢部材としてのスプリング82が取り付けられている。スプリング82は、ローラ80Cをカム74に向けて付勢する。
回動蓋部材80は、カム74から力を受けて回動する。カム74が図7の矢印X1の方向に回転すると、カム74がローラ80Cと接触し、カム74がローラ80Cを押し上げる。これにより、回動蓋部材80は、第3支軸79を中心に図7の矢印Y1の方向に回動し、開位置(図8参照)に位置する。このとき、スプリング82には、元の状態に戻ろうとする復元力が発生する。一方、カム74が図8の矢印X2の方向に回転すると、ローラ80Cに対するカム74の力は減少し、やがてカム74はローラ80Cから離れる。スプリング82の復元力によって、回動蓋部材80は、第3支軸79を中心に図8の矢印Y2の方向に回動し、閉位置(図7参照)に位置する。
図4に示すように、キャッピングユニット50は、ワイピングユニット70より右方に配置されている。キャッピングユニット50は、ノズル面32B(図2参照)を覆うようにインクヘッド30に着脱可能に形成されたキャップ52を備えている。インクヘッド30のノズル32内のインクは、図示しない吸引ポンプによってキャップ52内に排出される。これにより、ノズル32の目詰まりを抑制することができる。
図4に示すように、フラッシングユニット90は、ワイピングユニット70より左方に配置されている。フラッシングユニット90は、ケース90Aと、フラッシュ用紙90Bとを備えている。フラッシュ用紙90Bは、ケース90Aに形成された開口90Cと重なる位置に配置されている。フラッシュ用紙90Bとは、ノズル32から一定量のインクをフラッシングユニット90に吐出するフラッシング処理の際に、ノズル32から吐出されるインクを吸収する紙である。
以下、ワイピングユニット70によって、ノズル32のノズル面32B(図2参照)をワイピングする一連の動作について説明する。図7に示すように、ワイピングユニット70によるワイピング前には、第1ワイパー73は洗浄位置に位置する。ワイピングユニット70によるワイピングを開始する前に、制御装置25(図3参照)は、インクヘッドユニット28(図4参照)をワイピングユニット70の上方に移動させる。次に、モータ85(図5参照)を駆動して、第1支軸72および第2支軸77が回転すると、カム74および第1ワイパー73が図7の矢印X1の方向に回転すると共にワイパー78が図7の矢印X3方向に回転する。このとき、カム74の回転に伴い、回動蓋部材80が図7の矢印Y1の方向に回動するため、第1ワイパー73と回動蓋部材80とは接触しない。図9に示すように、第1ワイパー73が第1ワイピング位置に位置すると、第1ワイパー73のワイプ部73Bは、ノズル面32Bの左端部に接触する。ワイプ部73Bがノズル面32Bに接触した状態で、制御装置25は、インクヘッドユニット28を図9の矢印Z1の方向に移動させる。これにより、ノズル面32Bの全面がワイプ部73Bによってワイピングされる。即ち、ワイプ部73Bはノズル面32Bに付着したインクを除去する。
ワイプ部73Bによってノズル面32Bがワイピングされた後、モータ85(図5参照)を駆動して、第1支軸72および第2支軸77を逆方向に回転させる。これにより、カム74および第1ワイパー73が図8の矢印X2の方向に回転すると共に、第2ワイパー78が図8の矢印X4の方向に回転する。このとき、制御装置25(図3参照)は、インクヘッドユニット28を図9の矢印Z2の方向に移動させ、ノズル面32Bを第2ワイパー78の上方に位置させる。図10に示すように、第2ワイパー78の第1ワイピング部78Aが第2ワイピング位置に位置すると、第1ワイピング部78Aの第1ワイプ部78ABは、ノズル面32Bの右端部に接触する。第1ワイプ部78ABがノズル面32Bに接触した状態で、制御装置25は、インクヘッドユニット28を図10の矢印Z2の方向に移動させる。これにより、ノズル面32Bの全面が第1ワイプ部78ABによってワイピングされる。即ち、第1ワイプ部78ABはノズル面32Bに付着した洗浄液75A(図7参照)を除去する。
第1ワイプ部78ABによってノズル面32Bがワイピングされた後、モータ85(図5参照)を駆動して、第1支軸72および第2支軸77をさらに逆方向に回転させる。これにより、第2ワイパー78が図8の矢印X4の方向にさらに回転する。図11に示すように、第2ワイパー78の第2ワイピング部78Bが第2ワイピング位置に位置すると、第2ワイピング部78Bの第2ワイプ部78BBは、ノズル面32Bの左端部に接触する。第2ワイプ部78BBがノズル面32Bに接触した状態で、制御装置25(図3参照)は、インクヘッドユニット28を図11の矢印Z1の方向に移動させる。これにより、ノズル面32Bの前端部の左右方向の全体およびノズル面32Bの後端部の左右方向の全体が第2ワイプ部78BBによってワイピングされる。即ち、第2ワイプ部78BBはノズル面32Bに付着した洗浄液75A(図7参照)を除去する。
本実施形態のインクジェットプリンタ10は、図5に示すように、第1支軸72に支持された第1ワイパー73と、第1支軸72から離隔して配置された第2支軸77に支持された第2ワイパー78とを備えている。また、洗浄液槽75は、ノズル面32B(図2参照)をワイピングする方向において第2支軸77から離隔して配置されている。このため、第1ワイパー73は、洗浄液槽75に収容された洗浄液75A(図7参照)に洗浄されるが、第2ワイパー78は洗浄液75Aに浸からない。インクジェットプリンタ10によると、ノズル面32Bは洗浄液75Aによって洗浄された第1ワイパー73にワイピングされて、ノズル面32Bに付着したインク等を除去することができる。その後、ノズル面32Bは第2ワイパー78によってワイピングされて、ノズル面32Bに付着した洗浄液75Aを除去することができる。これにより、印刷時にはノズル面32Bから洗浄液75Aが除去されて、メディア12(図1参照)を洗浄液75Aによって汚すことを防止することができる。
本実施形態では、図7に示すように、第1ワイパー73は、ノズル面32B(図2参照)をワイピングする前に洗浄位置に位置する。これにより、第1ワイパー73によってノズル面32Bをワイピングする前に、第1ワイパー73のワイプ部73Bが確実に洗浄される。この結果、第1ワイパー73によるノズル面32Bのワイピング効果が高まる。
本実施形態では、第2ワイパー78の第1ワイプ部78ABおよび第2ワイプ部78BBは、洗浄液75Aを吸収する材料から形成されている。これにより、ノズル面32Bに付着した洗浄液75Aをより確実に除去することができる。
本実施形態では、図7に示すように、ワイピングユニット70は、第1ワイパー73が洗浄位置に位置するとき、洗浄液槽75を覆う回動蓋部材80を備えている。これにより、洗浄液槽75内に収容された洗浄液75Aの蒸発を抑制することができる。また、インクヘッドユニット28にメディア12に吐出されたインクの乾燥を促進するファンが取り付けられている場合には、ファンから送風された空気は回動蓋部材80によって洗浄液75Aには到達しないため、洗浄液75Aが洗浄液槽75からこぼれ落ちることを防止することができる。
本実施形態では、図8に示すように、回動蓋部材80に設けられたローラ80Cは、カム74から力を受けて、洗浄液槽75を覆う閉位置から洗浄液槽75を開放する開位置へと、第3支軸79を中心に回動蓋部材80を回動させる。これにより、第1ワイパー73によってノズル面32Bをワイピングするときだけ、洗浄液槽75を開放することができる。即ち、第1ワイパー73によってノズル面32Bをワイピングするときを除き、洗浄液槽75は回動蓋部材80に覆われているため、洗浄液75Aの蒸発を抑制することができる。
本実施形態では、図7に示すように、ワイピングユニット70は、ローラ80Cをカム74に向けて付勢するスプリング82を備えている。これにより、回動蓋部材80を容易かつ素早く閉じることができる。
本実施形態では、図7に示すように、第1支軸72は、ノズル面32B(図2参照)をワイピングする方向(左右方向)において、第2支軸77と第3支軸79との間に配置されている。これにより、ワイピングユニット70の左右方向の長さをコンパクトにすることができる。
本実施形態では、図5に示すように、第2ワイパー78は、第1ワイピング部78Aと第2ワイピング部78Bとを備えている。これにより、第1ワイピング部78Aによってワイピングされたノズル面32Bの前端部および後端部に洗浄液75A(図7参照)が依然として残っていたとしても、第2ワイピング部78Bによってかかる洗浄液75Aを確実に除去することができる。
本実施形態では、図6に示すように、ワイピングユニット70は、第4支軸86(図7参照)に連結したモータ85と、第1ワイパー73の回動と第2ワイパー78の回動とを連動させ、第4支軸86の回転によって駆動される駆動ベルト87とを備えている。このように、単一のモータ85を用いることによって、第1ワイパー73と第2ワイパー78とを回動させることができるため、第1ワイパー73および第2ワイパー78の制御が容易になる。
上述した実施形態では、第2ワイパー78の第1ワイプ部78ABおよび第2ワイプ部78BBは、フェルト等の弾性を有しかつ多孔質の材料から形成されているが、これに限定されない。第1ワイプ部78ABおよび第2ワイプ部78BBは、例えば、ワイプ部73Bと同様に、ゴム等の弾性を有する材料から形成されていてもよい。
上述した実施形態では、第2ワイプ部78BBは、略三角柱に形成されているがこれに限定されない。第2ワイプ部78BBは、例えば、略四角柱に形成されていてもよい。また、第2ワイプ部78BBは、第1ワイプ部78ABと同様に、ノズル面32Bの前後方向の長さと同一かそれ以上の長さに形成されていてもよい。
上述した実施形態では、第2ワイパー78は、第1ワイピング部78Aと第2ワイピング部78Bとを備えていたが、いずれか一方のみを備えていてもよいし、3以上のワイピング部を備えていてもよい。
上述した実施形態では、モータ85は、第1ワイパー73を回動させる第1駆動部および第2ワイパー78を回動させる第2駆動部として機能していたが、これに限定されない。モータ85を第1ワイパー73および第2ワイパー78のいずれか一方のみを回動させるために用い、他方を回動させるモータを別途設けてもよい。これにより、第1ワイパー73および第2ワイパー78を互いに独立して制御することができる。
10 インクジェットプリンタ
30 インクヘッド
32 ノズル
32B ノズル面
70 ワイピングユニット
72第1支軸
73 第1ワイパー
75洗浄液槽
75A 洗浄液
78 第2ワイパー
79第3支軸
80 回動蓋部材

Claims (9)

  1. インクを吐出するノズルと前記ノズルが形成されたノズル面とを有するインクヘッドと、
    前記ノズル面をワイピングする第1ワイパーと、
    前記ノズル面をワイピングする第2ワイパーと、
    前記第1ワイパーを回動可能に支持する第1支軸と、
    前記第1支軸から離隔して配置され、前記第2ワイパーを回動可能に支持する第2支軸と、
    前記第1ワイパーを洗浄する洗浄液が収容され、前記第1支軸の下方かつ前記ノズル面をワイピングする方向において前記第2支軸から離隔して配置された洗浄液槽と、
    前記第1ワイパーが前記ノズル面をワイピングする第1ワイピング位置と、前記第1ワイパーが前記洗浄液槽に収容された前記洗浄液に浸かる洗浄位置との間で、前記第1支軸を中心に前記第1ワイパーを回動させる第1駆動部と、
    前記第2ワイパーが前記ノズル面をワイピングする第2ワイピング位置と、前記第2ワイパーが前記ノズル面をワイピングしない非ワイピング位置との間で、前記第2支軸を中心に前記第2ワイパーを回動させる第2駆動部と、を備えたインクジェットプリンタ。
  2. 前記第1ワイパーは、前記ノズル面をワイピングする前に前記洗浄位置に位置する、請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記第2ワイパーは、前記洗浄液を吸収する材料から形成されている、請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記第1ワイパーが前記洗浄位置に位置するとき、前記洗浄液槽を覆う蓋部材を備えた、請求項1から3のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記第1支軸に設けられ、前記第1支軸と一体となって回転するカムと、
    前記蓋部材を回動可能に支持する第3支軸と、
    前記蓋部材に設けられ、前記カムから力を受けて、前記洗浄液槽を覆う閉位置から前記洗浄液槽を開放する開位置へと、前記第3支軸を中心に前記蓋部材を回動させるローラと、を備えた請求項4に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記ローラを前記カムに向けて付勢する付勢部材を備えている、請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記第1支軸は、前記ノズル面をワイピングする方向において、前記第2支軸と前記第3支軸との間に配置されている、請求項5または6に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記第2ワイパーは、前記ノズル面の全体をワイピングする第1ワイピング部と、前記ノズル面のうち前記ノズル面をワイピングする方向に平行な両端部をワイピングする第2ワイピング部と、を備えている、請求項1から7のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記第1駆動部と前記第2駆動部とは同一であり、
    前記第1ワイパーの回動と、前記第2ワイパーの回動とを連動させる連動機構を備えている、請求項1から8のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
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