JP6432264B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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本発明は、液体を吐出する液体吐出装置に関する。
液体吐出ヘッドの吐出面に形成された複数の吐出口から被吐出体に向けて液体を吐出する液体吐出装置として、インクジェットヘッドからインクを吐出させて記録用紙に印刷を行うインクジェットプリンタが知られている。このインクジェットプリンタにおいては、吐出面に付着したインクなどの異物を、ゴム等で形成されたワイパーで拭き取っている。例えば特許文献1のインクジェットプリンタでは、吐出面のインク等を拭き取った後のワイパーに付着したインク等を除去するため、スポンジ等からなるワイパークリーナーにスリットを形成し、このスリットにワイパーを通過させている。また、ワイパークリーナーは、その上部が圧縮された状態で箱状の支持部材の内側に収容されている。
特開2004−188611号公報
しかしながら、ワイパークリーナーの上部が圧縮された状態で支持部材に収容されていると、ワイパークリーナーの上部はほぼ変形不能となる。ワイパーは可撓性を有するため、このようなワイパークリーナーのスリットにワイパーを挿入すると、ワイパーがスリットに引っ掛かってしまい、スリットをスムーズに通過できない場合がある。しかしながら、スリットの幅を大きくすると、ワイパーの挿通性は向上するものの、クリーニング精度が低下してしまう。
本発明の目的は、ワイパーのクリーニング精度を維持しつつ、ワイパーがワイパークリーナーの隙間をスムーズに通過できる液体吐出装置を提供することである。
第1の発明の液体吐出装置は、液体を吐出する複数の吐出口が形成された吐出面を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに対して所定の吐出面払拭方向に相対移動可能であって、第1面と第2面とを有し、少なくとも前記第1面によって前記吐出面を払拭する板状のワイパーと、前記ワイパーの少なくとも前記第1面に付着した液体を清掃するワイパークリーナーと、前記ワイパーと前記ワイパークリーナーを、前記吐出面払拭方向に交差するワイパー清掃方向に相対移動させる第1移動機構と、を備える液体吐出装置であって、前記ワイパークリーナーは、液体を吸収する吸収体からなり、前記ワイパーの前記第1面と接触する第1接触部と、前記第1接触部と対向して配置され、前記ワイパーの前記第2面と接触する第2接触部と、を有し、前記第1接触部と前記第2接触部の少なくとも一方が、前記ワイパーと前記ワイパークリーナーの前記ワイパー清掃方向の相対移動に伴って、両者の隙間を変化させるように回動可能であることを特徴とする。
この構成によると、ワイパークリーナーの第1接触部と第2接触部の隙間(以下、単にワイパークリーナーの隙間という場合がある)にワイパーを挿入したとき、ワイパーの相対移動に伴って、第1接触部と第2接触部の隙間を変化させるように、第1接触部と第2接触部の少なくとも一方が回動する。具体的には例えば、ワイパーと前記少なくとも一方の接触部との間に生じる摩擦力により、前記少なくとも一方の接触部のワイパーと接触する部分がワイパーに引きずられることで、前記少なくとも一方の接触部が回動してもよい。第1接触部と第2接触部の隙間が変化するように第1接触部と第2接触部の少なくとも一方が回動するので、ワイパーとワイパークリーナーとの接触面圧を確保しながら、ワイパーがワイパークリーナーに引っ掛かるのを防止できる。したがって、ワイパーのクリーニング精度を維持しつつ、ワイパーをワイパークリーナーの隙間にスムーズに通すことができる。
第2の発明の液体吐出装置は、第1の発明において、前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方が、前記ワイパーと前記ワイパークリーナーの前記ワイパー清掃方向の相対移動に伴って、両者の隙間を変化させるように、前記第1接触部と前記第2接触部の対向する方向と前記ワイパー清掃方向の両方に交差する方向の軸線を中心として回動可能であることを特徴とする。
第3の発明の液体吐出装置は、第2の発明において、前記第1移動機構により前記ワイパーが前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向における第1向きに相対移動させられることに伴って生じる、前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方の回動により、前記第1接触部と前記第2接触部の隙間が狭くなることを特徴とする。
この構成によると、ワイパーをワイパークリーナーに対してワイパー清掃方向における第1向きに相対移動させてワイパークリーナーの隙間に挿入したとき、第1接触部と第2接触部の少なくとも一方が回動してワイパークリーナーの隙間が狭くなるので、ワイパーにワイパークリーナーを強く押し付けることができ、クリーニング精度を向上できる。また、ワイパークリーナーの隙間は狭くなるものの、第1接触部と第2接触部の少なくとも一方が回動するため、第1接触部と第2接触部を回動させずに同程度の接触面圧を確保する場合に比べて、ワイパーが隙間をスムーズに通過することができる。
第4の発明の液体吐出装置は、第3の発明において、前記第1移動機構により前記ワイパーが前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向における前記第1向きと反対の第2向きに相対移動させられることに伴って生じる、前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方の回動により、前記第1接触部と前記第2接触部の隙間が広くなることを特徴とする。
この構成によると、ワイパーをワイパークリーナーに対してワイパー清掃方向における第2向きに相対移動させてワイパークリーナーの隙間に挿入したとき、第1接触部と第2接触部の少なくとも一方が回動してワイパークリーナーの隙間が広くなるので、ワイパーがワイパークリーナーの隙間をよりスムーズに通過できる。また、ワイパーによってワイパークリーナーの隙間を広げているため、ワイパーとワイパークリーナーの接触面圧は小さいながらもある程度確保することができる。したがって、クリーニング精度を確保できる。
第5の発明の液体吐出装置は、第4の発明において、前記ワイパーが前記ワイパークリーナーと接触していないとき、前記第1接触部と前記第2接触部の前記ワイパー清掃方向の前記第1向きの上流側端部の離間距離が、前記第1接触部と前記第2接触部の前記ワイパー清掃方向の前記第1向きの下流側端部の離間距離よりも大きいことを特徴とする。
この構成によると、ワイパーがワイパークリーナーに対して第1ワイパー清掃方向の第1向きに相対移動するとき、ワイパーは、まず、第1接触部と第2接触部のワイパー清掃方向の第1向きの上流側端部の隙間に挿入される。第1接触部と第2接触部のワイパー清掃方向の第1向きの上流側端部の隙間が、第1接触部と第2接触部のワイパー清掃方向の第1向きの下流側端部の隙間よりも大きいため、ワイパーを第1接触部と第2接触部の隙間に挿入しやすいと共に、ワイパーが相対移動するにつれてワイパーとワイパークリーナーとの接触面圧を高くできる。
第6の発明の液体吐出装置は、第2〜第5の発明のいずれかにおいて、前記液体吐出ヘッドに対して前記ワイパーを前記吐出面払拭方向に相対移動させる第2移動機構と、少なくとも前記液体吐出ヘッド、前記第1移動機構、及び前記第2移動機構を制御する制御部とをさらに備え、前記制御部は、前記第2移動機構を制御して前記ワイパーに前記吐出面を払拭させた後、前記第1移動機構を制御して前記ワイパーを前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向の第1向きに相対移動させ、前記第1接触部と前記第2接触部は、前記ワイパーが前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向の前記第1向きに相対移動するのに伴って、前記第1接触部と前記第2接触部の隙間が狭くなるように前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方が回動するよう構成されている、ことを特徴とする。
この構成によると、吐出面を払拭した後のワイパーは、ワイパークリーナーに対してワイパー清掃方向の第1向きに相対移動してワイパークリーナーの隙間に挿入されて、それに伴ってワイパークリーナーの隙間が狭くなる。そのため、吐出面を払拭した後に、ワイパーがワイパークリーナーの隙間を通過するときに、ワイパーに付着した液体を除去できる。
第7の発明の液体吐出装置は、第2〜第6の発明のいずれかにおいて、前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方は、前記隙間を形成する面の前記ワイパー清掃方向の両端から延びて、前記ワイパー清掃方向に対向する第1側面と第2側面を有し、前記第1側面と接する第1押さえ壁と、前記第2側面に接する第2押さえ壁とを有し、前記ワイパークリーナーを保持するワイパークリーナーホルダーをさらに備えていることを特徴とする。
この構成によると、ワイパーがワイパークリーナーの隙間を通過するとき、ワイパークリーナーの第1側面または第2側面が、第1押さえ壁または第2押さえ壁に押し付けられる。そのため、前記少なくとも一方の接触部のワイパーと接触する部分がワイパーに引きずられることで、前記少なくとも一方の接触部が回動する場合には、前記少なくとも一方の接触部が回動しすぎたり変形しすぎたりするのを防止できる。
第8の発明の液体吐出装置は、第7の発明において、前記液体吐出ヘッドに対して前記ワイパーを前記吐出面払拭方向に相対移動させる第2移動機構と、少なくとも前記液体吐出ヘッド、前記第1移動機構、及び前記第2移動機構を制御する制御部とをさらに備え、前記制御部は、前記第2移動機構を制御して前記ワイパーに前記吐出面を払拭させた後、前記第1移動機構を制御して前記ワイパーを前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向の第1向きに相対移動させ、前記第2側面から前記第1側面に向かう向きが、前記ワイパー清掃方向の前記第1向きであって、前記第1側面は、前記隙間側に、前記第1押さえ壁に覆われていない第1露出部を有し、前記第2側面は、前記隙間側に、前記第2押さえ壁に覆われていない第2露出部を有し、前記第1側面の前記第1露出部の前記吐出面に平行な方向の長さが、前記第2側面の前記第2露出部の前記吐出面に平行な方向の長さよりも短いことを特徴とする。
吐出面を払拭した後にワイパーがワイパークリーナーに対して相対移動するときは、前記少なくとも一方の接触部の第1側面が第1押さえ壁に押し付けられ、逆方向に相対移動するときは、前記少なくとも一方の接触部の第2側面が第2押さえ壁に押し付けられる。第1側面の第1押さえ壁で覆われていない第1露出部の長さは、第2側面の第2押さえ壁で覆われていない第2露出部の長さよりも短いため、吐出面を払拭した後の移動時には、逆方向の移動時よりも、前記少なくとも一方の接触部の回動と変形が抑えられる。そのため、吐出面を払拭した後の移動時に、接触部が回動しすぎて、ワイパークリーナーの隙間が広がってしまうのを防止できる。
第9の発明の液体吐出装置は、第1〜第8の発明のいずれかにおいて、前記第1接触部と前記第2接触部の両方が、前記ワイパーと前記ワイパークリーナーの前記ワイパー清掃方向の相対移動に伴って、両者の隙間を変化させるように回動可能であることを特徴とする。
この構成によると、第1接触部と前記第2接触部の一方のみが回動可能な場合に比べて、第1接触部と第2接触部の隙間の変化量をより大きくできるため、クリーニング精度を維持しつつ、ワイパーの挿入しやすさを向上できる。
第10の発明の液体吐出装置は、第1〜第9の発明のいずれかにおいて、前記第2接触部が、液体を吸収する吸収体からなることを特徴とする。
この構成によると、ワイパーの第1面だけでなく第2面に付着した液体をワイパークリーナーによって除去できる
第11の発明の液体吐出装置は、第1〜第10の発明のいずれかにおいて、前記ワイパー清掃方向が、前記吐出面に直交する方向と前記吐出面払拭方向の両方に交差する方向であることを特徴とする。
本発明では、ワイパークリーナーの第1接触部と第2接触部の隙間にワイパーを挿入したとき、第1接触部と第2接触部の隙間が変化するように、第1接触部と第2接触部の少なくとも一方が回動する。そのため、ワイパーとワイパークリーナーとの接触面圧を確保しながら、ワイパーがワイパークリーナーに引っ掛かるのを防止できる。したがって、ワイパーのクリーニング精度を維持しつつ、ワイパーをワイパークリーナーの隙間にスムーズに通すことができる。
本実施形態に係るインクジェットプリンタの概略的な平面図である。 インクジェットプリンタの制御系を概略的に示すブロック図である。 図1のIII‐III線矢視図である。 ワイパーがワイプ位置にあるときにワイパーとワイパークリーナーを図1の後方から見た斜視図である。 メンテナンスユニットの動作説明図である。 ワイパーが待機位置からワイプ位置まで移動する過程を示す図である。 ワイパーがワイプ位置から待機位置まで移動する過程を示す図である。 変更形態のインクジェットプリンタの図6(a)に相当する図である。 変更形態のインクジェットプリンタの図6(a)に相当する図である。 変更形態のインクジェットプリンタのワイパークリーナーの製造過程を説明する図である。 変更形態のインクジェットプリンタのワイパークリーナーの正面図である。 変更形態のインクジェットプリンタの図6(a)に相当する図である。 変更形態のインクジェットプリンタの動作説明図である。 変更形態のインクジェットプリンタの動作説明図である。 変更形態のインクジェットプリンタの図3に相当する図である。 図15のインクジェットプリンタの動作説明図である。
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成を示す平面図である。なお、図1における前後左右の方向を前後左右と定義するとともに、図1の紙面垂直方向を上下方向と定義し、以下の説明にて適宜使用する。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1(本発明の液体吐出装置)は、記録用紙Pが載置されるプラテン2と、このプラテン2と平行な走査方向(左右方向)に往復移動可能なキャリッジ3と、キャリッジ3に搭載されたインクジェットヘッド4(本発明の液体吐出ヘッド)と、記録用紙Pを走査方向と直交する紙送り方向(前方)に搬送する搬送機構5と、インクジェットヘッド4の液体吐出性能の維持・回復に関する各種メンテナンス作業を行うメンテナンスユニット6と、インクジェットプリンタ1の全体制御を司る制御装置7(本発明の制御部)(図2参照)等を備えている。
プラテン2の上面には図示しない給紙機構から供給された記録用紙Pが載置される。また、プラテン2の上方には、走査方向(左右方向)に平行に延びる2本のガイドレール10,11が設けられ、キャリッジ3は、プラテン2と対向する領域において2本のガイドレール10,11に沿って走査方向に往復移動可能に構成されている。また、2本のガイドレール10,11は、プラテン2から走査方向(左右方向)に沿って右方に離れた位置(メンテナンス位置)まで延在しており、キャリッジ3は、プラテン2上の記録用紙Pと対向する領域(記録領域)から、非記録領域である上記メンテナンス位置まで移動可能に構成されている。また、キャリッジ3には、2つのプーリ12,13間に巻き掛けられた無端ベルト14が連結されており、キャリッジ駆動モータ15によって無端ベルト14が走行駆動されたときに、キャリッジ3は、無端ベルト14の走行に伴って走査方向に移動するようになっている。
インクジェットヘッド4は、キャリッジ3の下部に取り付けられており、プラテン2の上面と平行な、インクジェットヘッド4の下面(吐出面4a)には、複数の吐出口16が形成されている。吐出面4aは撥水膜(図示省略)で被覆されている。そして、この吐出面4aの複数の吐出口16から、プラテン2に載置された記録用紙Pに向かってインクが吐出される。搬送機構5は、紙送り方向にプラテン2を挟むように配置された2つの搬送ローラ17,18を有し、これら2つの搬送ローラ17,18によって、プラテン2に載置された記録用紙Pを紙送り方向(前方)に搬送する。そして、インクジェットプリンタ1は、プラテン2上に載置された記録用紙Pに対して、キャリッジ3とともに走査方向(左右方向)に往復移動するインクジェットヘッド4からインクを吐出させるとともに、2つの搬送ローラ17,18によって記録用紙Pを紙送り方向(前方)に搬送することにより、記録用紙Pに所望の画像や文字等を印刷する。
メンテナンスユニット6は、インクジェットヘッド4の記録領域よりも、走査方向(左右方向)における右側の上記メンテナンス位置に対応する位置に配置されている。メンテナンスユニット6は、インクジェットヘッド4がキャリッジ3と共にメンテナンス位置に移動したときに、インクジェットヘッド4内に混入した異物や気泡等を取り除くために、吐出口16からインクを吸引排出させる吸引パージや、吐出面4aに付着したインクの拭き取りを行い、インクジェットヘッド4のインク吐出性能の維持及び回復を図るものである。メンテナンスユニット6は、ワイパー41、ワイパークリーナー46、吸引キャップ31、および吸引ポンプ32等を備えている。
吸引キャップ31は、インクジェットヘッド4がメンテナンス位置にあるときにインクジェットヘッド4の吐出面4aと対向する位置に配置されている。図5(a)および図5(b)に示すように、吸引キャップ31は、キャップ昇降機構33によって上下方向に駆動される。キャップ昇降機構33は、キャップ昇降モータ24(図2参照)によって駆動される。また、吸引キャップ31は、吸引ポンプ32に接続されている。なお、図5(a)〜図5(d)は、図1のV−V線断面図である。
インクジェットヘッド4がメンテナンス位置にあるときに、キャップ昇降機構33によって吸引キャップ31が上方に駆動されると、吸引キャップ31はインクジェットヘッド4の吐出面4aに密着し、複数の吐出口16を覆う。この状態で、吸引キャップ31に接続された吸引ポンプ32が駆動されると、吸引キャップ31内の圧力が低下するため、インクジェットヘッド4内のインクが吐出口16から吸引キャップ31内へ吸引排出される(吸引パージ)。
ワイパー41は、ゴムや合成樹脂等の可撓性材料からなる平板状の部材である。図3および図4に示すように、ワイパー41は、末端(下端)がワイパーホルダー42に保持されて、走査方向と直交するように配置されている。ワイパー41は、矩形状に形成されており、ワイパー41の先端(上端)は、吐出面4aと平行に延びている。
ワイパー41は、ワイパー移動機構43によって、吐出面4aと平行で且つ走査方向に直交する方向(以下、ワイパー移動方向という)に直線状に往復駆動される。ワイパー41は、キャリッジ3の走査方向の移動軌跡上のワイプ位置(図1および図3中二点鎖線で表示)と、ワイプ位置より前方の待機位置(図1および図3中実線で表示)との間を駆動される。ワイパー移動機構43は、ワイパーホルダー42に取り付けられたラック44と、このラック44と噛み合うピニオン45と、ピニオン45を回転駆動するワイパー駆動モータ25とを有する。なお、ワイパー移動機構43の具体的な構成は、上記以外であってもよい。
ワイパー41の先端は、吐出面4aよりも上方に位置している。図5(c)および図5(d)に示すように、ワイパー41がワイプ位置にあるとき、インクジェットヘッド4がメンテナンス位置において走査方向(具体的には左方)に移動することで、インクジェットヘッド4の吐出面4aに付着したインクがワイパー41の右面41s1(本発明の第1面)で拭き取られる。本実施形態では、キャリッジ駆動モータ15が、本発明の第2移動機構に相当する。拭き取り後、インクは主にワイパー41の右面41s1に付着し、左面41s2(本発明の第2面)にはあまり付着しない。また、ワイパー41の幅(前後方向長さ)は、吐出面4aの前後方向長さとほぼ同じかそれよりも長くなっており、ワイパー41は吐出面4aの全面を1回で拭き取ることが可能になっている。
ワイパー41は、全体的に厚みが例えば1mm程度と薄く、ワイパー41の上端部は先細り状に形成されている。これにより、ワイパー41が吐出面4aに接触したときに容易に湾曲して、吐出面4aのインクを確実に拭き取ることができる。また、ワイパー41が湾曲した状態から復元しようとする復元力が大きいと吐出面4aを覆う撥水膜がワイパー41から受ける力も大きくなるが、1mm程度の厚みの場合には復元力が比較的小さくなるため、撥水膜がワイパー41から受ける力を抑えて撥水膜の剥離を防止できる。
ワイパークリーナー46は、クリーナーホルダー49に保持されて、ワイパー41の待機位置とワイプ位置の間に配置される。なお、図1および図3ではクリーナーホルダー49の表示を省略している。ワイパークリーナー46は、スポンジなどの弾性を有する吸収体からなり、左右方向に並んだ2つの直方体状のクリーナー部47,48(本発明の第2接触部と第1接触部に相当)で形成されている。クリーナー部47は、クリーナー部48の左側に位置する。
図4および図5(a)に示すように、2つのクリーナー部47,48は、同じ形状であって、左右対称に配置されている。2つのクリーナー部47,48は、上下方向に延びるように配置されている。また、2つのクリーナー部47,48は、後方(ワイプ位置側)に向かうにつれて両者の隙間46aが広がるように、前後方向と左右方向に対して斜めに配置されている。したがって、2つのクリーナー部47,48の対向面の後端47b,48bの離間距離は、2つのクリーナー部47,48の対向面の前端47a,48aの離間距離よりも大きい。また、2つのクリーナー部47,48は、対向面の前端47a,48aおよびその近傍において、左右方向に若干圧縮された状態で接触している。
ワイパークリーナー46は、ワイパー41が待機位置とワイプ位置との間を移動する途中、ワイパー41のワイパーホルダー42よりも上側の部分が、2つのクリーナー部47,48の隙間46aを通り抜けることができる位置に設置されている。
図4、図6(a)に示すように、クリーナーホルダー49は、左右対称に形成されている。クリーナーホルダー49は、2つのクリーナー部47,48の、左右方向に関して隙間46aから遠い方の端部を上下方向に貫通する2つの軸部材50,51を有する。2つのクリーナー部47,48は、上下方向に延びる軸部材50,51を中心に回動可能にクリーナーホルダー49に保持されている。
クリーナーホルダー49は、ワイパークリーナー46の上面と、左右両面と、前後両面のそれぞれの一部と、下面の一部を覆う壁部を有する。2つの軸部材50,51の両端は、ワイパークリーナー46の上下面を覆う壁部に支持されている。クリーナーホルダー49のワイパークリーナー46を覆う壁部は、いずれもワイパークリーナー46とは固定されていない。2つのクリーナー部47,48の前面(本発明の第1側面)をそれぞれ覆う壁部を、第1押さえ壁52,53とし、2つのクリーナー部47,48の後面(本発明の第2側面)をそれぞれ覆う壁部を、第2押さえ壁54,55とする。4つの押さえ壁52,53,54,55は、2つのクリーナー部47,48の、左右方向に関して隙間46aから離れた部分を覆っている。クリーナー部47の前面のうち押さえ壁52で覆われていない部分を露出部56(第1露出部)とし、クリーナー部48の前面のうち押さえ壁53で覆われていない部分を露出部57(第1露出部)とする。クリーナー部47の後面のうち押さえ壁54で覆われていない部分を露出部58(第2露出部)とし、クリーナー部48の後面のうち押さえ壁55で覆われていない部分を露出部(第2露出部)59とする。第1押さえ壁52,53の露出部56,57の水平方向長さは、第2押さえ壁54,55の露出部58,59の水平方向長さよりも長い。
図6(a)〜図6(c)に示すように、ワイパー41が待機位置からワイプ位置に向かって後方に移動すると、まず、ワイパー41の後端41a(進行方向前端)が、ワイパークリーナー46の前面における2つのクリーナー部47,48の境界部分(隙間46a)またはその周辺に接触する。2つのクリーナー部47,48の前面は、左右方向に関して隙間46aに近いほど後方に位置するように、左右方向(走査方向)に対して傾斜している。そのため、たとえワイパー41の後端41aが隙間46aからずれた位置に接触しても、ワイパー41の移動に伴って、ワイパー41の後端41aはクリーナー部(47または48)の前面に沿って移動して隙間46aに誘導される。そのため、ワイパー41の後端41aを確実に隙間46aに挿入できる。
ワイパー41がワイパークリーナー46の隙間46aに挿入されると、ワイパー41の両面41s1,41s2が2つのクリーナー部47,48の対向面に接触する。この状態でワイパー41がさらに後方に進むと、2つのクリーナー部47,48は、後方に曲がるように変形しつつ2つの軸部材50,51を中心に後方に回動する。これにより、2つのクリーナー部47,48の隙間46aは広くなる。そのため、ワイパー41が隙間46aを進むほど、ワイパー41と2つのクリーナー部47,48との接触面圧が小さくなるため、ワイパー41はワイパークリーナー46の隙間46aをスムーズに通り抜けることができる。また、ワイパー41によって隙間46aを広げているため、ワイパー41とワイパークリーナー46の接触面圧は小さいながらもある程度確保することができる。したがって、ワイパー41にインクが付着している場合には、ワイパークリーナー46にインクを吸収させて除去できる。
図7(a)〜図7(c)に示すように、ワイパー41がワイプ位置から待機位置に向かって前方に移動すると、まず、ワイパー41の前端41b(進行方向前端でもある)が、2つのクリーナー部47,48の対向面の後端47b,48bの隙間に進入する。2つのクリーナー部47,48の対向面の後端47b,48bの離間距離は、対向面の前端47a,48aの離間距離よりも大きいため、ワイパー41の前端41bを確実に隙間46aに挿入できる。
さらにワイパー41が前方に移動することにより、ワイパー41の両面41s1,41s2が2つのクリーナー部47,48の対向面に接触する。この状態でワイパー41がさらに前方に進むと、2つのクリーナー部47,48は、前方に曲がるように変形しつつ2つの軸部材50,51を中心に前方に回動する。これにより、2つのクリーナー部47,48の隙間46aは狭くなる。そのため、ワイパー41が後方に移動する場合に比べて、ワイパー41にワイパークリーナー46を強く押し付けることができると共に、ワイパー41とワイパークリーナー46の接触面積を広くできる。そのため、ワイプ位置で吐出面4aを払拭した際にワイパー41に付着したインクを確実にワイパークリーナー46に吸収させて除去できる。また、ワイパークリーナー46の隙間46aは狭くなるものの、2つのクリーナー部47,48が回動するため、2つのクリーナー部47,48を回動させずに同程度の接触面圧を確保する場合に比べて、ワイパー41が隙間46aをスムーズに通過することができる。
また、図7(a)〜図7(c)に示すようにワイパー41が隙間46aを前方に通過するとき、2つのクリーナー部47,48の前面が、クリーナーホルダー49の第1押さえ壁52,53にそれぞれ押し付けられて、2つのクリーナー部47,48の前方への回動と変形が規制される。また、図6(a)〜図6(c)に示すようにワイパー41が隙間46aを後方に通過するとき、2つのクリーナー部47,48の後面が、クリーナーホルダー49の第2押さえ壁54,55にそれぞれ押し付けられて、2つのクリーナー部47,48の後方への回動と変形が規制される。そのため、2つのクリーナー部47,48が回動しすぎたり変形しすぎたりするのを防止できる。2つのクリーナー部47,48が回動しすぎたり変形しすぎたりするのを防止することにより、ワイパー41が隙間46aを通り抜けた後、2つのクリーナー部47,48はその復元力によって回動および変形する前の状態に戻ることができる。
また、2つのクリーナー部47,48の前面のうち、第1押さえ壁52,53に覆われていない露出部56,57の水平方向の長さは、2つのクリーナー部47,48の後面のうち、第2押さえ壁54,55に覆われていない露出部58,59の水平方向の長さよりも短い。したがって、ワイパー41が隙間46aを前方向に通過するときには、逆方向に隙間46aを通過するときよりも、2つのクリーナー部47,48の回動と変形が規制される。そのため、2つのクリーナー部47,48が回動しすぎて、2つのクリーナー部47,48の対向面の前端47a,48aおよびその近傍の隙間が広がってしまうのを防止できる。
上述したように、ワイパー41の左面(本発明の第2面)41s2には、インクはあまり付着しないため、ワイパー41の左面41s2と接触するクリーナー部47(本発明の第2接触部)は、ワイパー41の清掃にほとんど関与しない場合がある。左面41s2にインクが付着する場合と付着しない場合のいずれにおいても、クリーナー部47は、ワイパー41の右面(本発明の第1面)41s1とクリーナー部48との接触面圧を確保する機能を果たしている。
図2は、インクジェットプリンタ1の制御系を示すブロック図である。図2に示す制御装置7は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、および、各種制御回路を含むASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を備える。制御装置7は、ROMに格納されたプログラムに従い、ASICにより、記録用紙Pへの印刷等の各種処理を実行する。制御装置7は、PC等の外部装置から入力された印刷指令に基づいて、インクジェットヘッド4、キャリッジ3を駆動するキャリッジ駆動モータ15、および、搬送機構5の搬送ローラ17,18を駆動する搬送モータ23を制御して、記録用紙Pへの印刷を行わせる。また、制御装置7は、キャリッジ駆動モータ15を駆動してメンテナンス時(吸引パージ、あるいは、インク拭き取り)時のインクジェットヘッド4の位置を制御するとともに、吸引キャップ31を昇降させるキャップ昇降モータ24、吸引ポンプ32、および、ワイパー41を駆動するワイパー駆動モータ25を制御して、吸引パージやインク拭き取りを行わせる。
メンテナンスユニット6の一連の動作について、具体的に説明する。電源投入直後、あるいは、ユーザーによるパージ指令が入力された場合など、インクジェットヘッド4の吸引パージを行う必要が生じた場合に、制御装置7はメンテナンスユニット6を動作させる。
まず、図5(a)に示すように、インクジェットヘッド4を、吸引キャップ31と対向するメンテナンス位置に位置させる。次に、キャップ昇降モータ24を駆動して、吸引キャップ31を図5(a)の待機位置から上昇させ、図5(b)のように、吸引キャップ31をインクジェットヘッド4の吐出面4aに密着させる。この状態で、吸引ポンプ32を駆動して吸引キャップ31内の圧力を低下させる。これにより、吸引キャップ31に覆われた複数の吐出口16から、インクジェットヘッド4内に混入した異物や気泡をインクとともに吸引排出させる(吸引パージ)。
一定時間の吸引パージが終了したら、吸引キャップ31を下降させて再び待機位置に戻す。このとき、吐出口16から排出されたインクの一部が吐出面4aに付着した状態となっている。そこで、続けてワイパー41に吐出面4aのインク拭き取りを行わせる。まず、図5(c)および図6(a)〜図6(c)に示すように、ワイパー駆動モータ25を駆動して、ワイパー41を待機位置からワイプ位置まで移動させる。このとき、ワイパー41はワイパークリーナー46の隙間46aを通り抜ける。
続いて、図5(d)に示すように、キャリッジ3をプラテン2に近づく方向に移動させて、インクジェットヘッド4の吐出面4aにワイパー41の先端部を接触させて、吐出面4aに付着したインクをワイパー41で拭き取る。その後、図7(a)〜図7(c)に示すようにワイパー駆動モータ25によりワイパー41をワイプ位置から待機位置まで移動させる。このとき、ワイパー41は、ワイパークリーナー46の隙間46aを通り抜けるため、吐出面4aを拭き取った際にワイパー41に付着したインクがワイパークリーナー46によって除去され、ワイパー41が清掃される。
なお、本実施形態では、走査方向(左右方向)が、本発明の吐出面払拭方向に相当し、ワイパー移動方向(前後方向)がワイパー清掃方向に相当し、前方が、本発明のワイパー清掃方向の第1向きに相当し、後方が、本発明のワイパー清掃方向の第2向きに相当する。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。
前記実施形態では、2つのクリーナー部47,48の前面のうち、第1押さえ壁52,53に覆われていない領域の水平方向の長さは、2つのクリーナー部47,48の後面のうち、第2押さえ壁54,55に覆われていない領域の水平方向の長さよりも短いが、長さの大小関係が逆であってもよい。
前記実施形態では、クリーナー部47は直方体状であって、クリーナー部47のクリーナー部48と対向する面は、クリーナー部47の前後両面と直交しているが、対向面が、クリーナー部47の前面または/および後面に対して傾斜していてもよい。クリーナー部48についても同様である。
前記実施形態では、2つのクリーナー部47,48は、左右対称であるが、例えば図8に示すワイパークリーナー146のように、2つのクリーナー部47,48が左右非対称(ワイパー移動方向の直線に対して非対称)であってもよい。なお、図8では、2つのクリーナー部47,48の形状は同じ直方体状であるが、2つのクリーナー部の形状が異なっていてもよい。
前記実施形態では2つのクリーナー部47,48の対向面は、共に前後方向(ワイパー移動方向)に対して傾斜しているが、2つのクリーナー部47,48の一方の対向面が、前後方向(ワイパー移動方向)と平行であって、他方の対向面が、前後方向に対して傾斜していてもよい。また、例えば図9に示すワイパークリーナー246のように、2つのクリーナー部47,48の対向面が、共に前後方向(ワイパー移動方向)と平行であってもよい。図9に示す変更例では、2つのクリーナー部47,48の対向面と前後両面が直交しているため、2つのクリーナー部47,48が前後方向のどちらに回動するときも、2つのクリーナー部47,48の隙間46aは広くなる。
前記実施形態のワイパークリーナー46は、2つの部材(クリーナー部47,48)で形成されているが、1つの部材だけで形成されていてもよい。例えば図10に示すように、平板状の吸収部材60に、T字状の切込み61を入れた後、吸収部材60を折り曲げて、上下方向に延びる切込みの両側の部分62,63(本発明の第2接触部と第1接触部)を、前記実施形態の2つのクリーナー部47,48と同様に、左右方向および前後方向に対して斜めに配置してもよい。
上記実施形態では、2つのクリーナー部47,48は共に回動可能にクリーナーホルダー49に保持されているが、2つのクリーナー部47,48の一方が回動可能にクリーナーホルダー49に保持され、他方のクリーナー部47は回動不能にクリーナーホルダー49に固定されていてもよい。但し、2つのクリーナー部47,48が共に回動可能な方が、2つのクリーナー部47,48の隙間の変化量をより大きくなり、ワイパー41を隙間46aに通しやすいため、この点では、前記実施形態の構成が好ましい。
前記実施形態のワイパークリーナー46は、下面全体が水平であるが、例えば図11に示すように、ワイパークリーナー346の下面のうち少なくとも隙間46aに近い部分(346b)が、左右で高さが異なるように水平面に対して傾斜していてもよい。これにより、ワイパークリーナー346に吸収されたインクを傾斜面346bに沿って下方に移動させて集めることができる。図11では、傾斜面346bの最下端より下方に突出するインク排出部346cがワイパークリーナー346に形成されており、このインク排出部346cからインクが排出される。
前記実施形態では、ワイパークリーナー46は、吸収体だけで構成されているが、例えば図12に示すように、ワイパークリーナー446が、吸収体からなるクリーナー部48(本発明の第1接触部)と、例えば合成樹脂等で形成され、吸収体よりも剛性の高いワイパー接触部447(本発明の第2接触部)で構成されていてもよい。クリーナー部48は、ワイパー41の右面41s1(本発明の第1面)と接触し、ワイパー接触部447は、ワイパー41の左面41s2(本発明の第2面)と接触する。図12では、ワイパー接触部447は、回動不能に設けられているが、回動可能に設けられていてもよい。インクは主に右面41s1に付着するため、このワイパークリーナー446でもワイパー41を清掃できるが、クリーニング品質を高めるには、前記実施形態のワイパークリーナー46の方が好ましい。ワイパー接触部447は、ワイパー41の右面41s1とクリーナー部48との接触面圧を確保する役割を果たす。
前記実施形態では、ワイパー41の待機位置は、ワイプ位置より前方(紙送り方向)にあるが、ワイプ位置より後方であってもよい。
前記実施形態では、ワイパー41は、その幅方向が、吐出面4aと平行で且つ走査方向と直交する方向となるように配置され、ワイパー移動機構43は、ワイパー41をワイパー幅方向に駆動するが、ワイパー41の配置方向およびワイパー41の駆動方向は上記に限定されない。ワイパー幅方向は、吐出面4aと直交する方向(上下方向)に交差し、且つ、走査方向と交差する方向であればよい。また、ワイパー移動機構43によるワイパー41の移動方向は、ワイパー41に沿った方向であれば、ワイパー幅方向と完全に平行でなくてもよい。また、前記実施形態では、ワイパー41は、ワイパーホルダー42から鉛直上向きに延びているが、ワイパー41は上下方向に対して傾斜していてもよい。
前記実施形態では、ワイパー41が移動することで、ワイパー41とワイパークリーナー46が相対移動しているが、例えば図13(d)〜(g)に示すように、ワイパークリーナー46が前後方向に移動することで、ワイパー41とワイパークリーナー46が相対移動してもよい。図13(a)〜(g)に示す変更例では、ワイパークリーナー46は、モータ等で作動する図示しない移動機構(本発明の第1移動機構に相当)によって、吐出面4aと平行で且つ走査方向に直交する方向(前後方向)に往復移動可能であって、ワイパー41は、モータ等で作動する昇降機構543によって昇降可能である。図13(a)〜(g)では、クリーナーホルダー49の表示を省略している。そして、吐出面4aのインクを払拭する際には、まず、ワイパー41を図13(a)に示す位置から図13(b)に示す位置まで上昇させる。この状態で、図13(c)に示すように、インクジェットヘッド4を走査方向に移動させて、吐出面4aに付着したインクをワイパー41によって拭き取る。その後、図13(d)に示すように、ワイパー41を下降させてから、図13(e)〜(g)に示すように、ワイパークリーナー46を前後方向に往復移動させて、ワイパー41に付着したインクをワイパークリーナー46で除去する。
前記実施形態では、ワイパー41とワイパークリーナー46が、ワイパー41の幅方向に直線状に相対移動しているが、例えば図14(a)〜(e)に示すように、ワイパー41とワイパークリーナー46が、ワイパー41に直交する方向の軸線C1を中心とした円周方向に相対移動してもよい。この場合、ワイパー41とワイパークリーナー46は、吐出面4aと直交する方向(上下方向)に交差し、且つ、走査方向と交差する方向に相対移動することになる。なお、図14(a)〜(e)では、ワイパークリーナー46は固定されており、ワイパー41は、モータ等で作動するワイパー移動機構643によって回転移動可能となっているが、ワイパー41が固定され、ワイパークリーナー46が回転してもよい。図14(a)〜(e)では、クリーナーホルダー49の表示を省略している。なお、この変更例では、ワイパー移動機構643が前記実施形態のワイパー移動機構43よりも大型化するので、ワイパー移動機構(本発明の第1移動機構)を小型化できる点では、前記実施形態の方が好ましい。
また、例えば図15および図16(a)〜(d)に示すように、ワイパー41とワイパークリーナー746が、吐出面4aに直交し且つワイパー41に沿った方向(上下方向)に相対移動してもよい。図15および図16(a)〜(d)に示す変更例では、ワイパー41は、モータ等で作動するワイパー移動機構743によって昇降可能である。ワイパークリーナー746は、左右方向に並んだ2つの直方体状のクリーナー部747,748からなる。2つのクリーナー部747,748は、前後方向に延びており、その前後方向長さはワイパー41の幅と同じかそれよりも大きい。また、2つのクリーナー部747,748は、上方に向かうにつれて両者の隙間746aが広がるように、上下方向と左右方向に対して斜めに配置されている。ワイパークリーナー746は、クリーナーホルダー749に保持されており、クリーナーホルダー749は、2つのクリーナー部747,748を前後方向に貫通する2つの軸部材750,751と、2つのクリーナー部747,748の下面(本発明の第1側面)の一部を覆う2つの第1押さえ壁752,753と、2つのクリーナー部747,748の上面(本発明の第2側面)の一部を覆う2つの第2押さえ壁754,755を有する。第1押さえ壁752,753の左右方向長さは、第2押さえ壁754,755の左右方向長さよりも長い。印刷時を含む通常時には、図15および図16(a)に示すように、ワイパー41は、ワイパークリーナー746より下方に位置している。吐出面4aのインク拭き取りを行う際には、まず、図16(b)および図16(c)に示すように、ワイパー41を上昇させて、ワイパークリーナー746の隙間746aに挿入する。このとき、2つのクリーナー部747,748は隙間746aが広がる方向に回動および変形する。ワイパー41を所定の位置まで上昇させた後、図16(d)に示すように、インクジェットヘッド4を走査方向に移動させて、吐出面4aをワイパー41によって拭き取る。その後、ワイパー41を図16(a)の位置まで下降させて、ワイパー41に付着したインクをワイパークリーナー746で除去する。このとき、2つのクリーナー部747,748は隙間746aが狭くなる方向に回動および変形する。なお、この変更例では、ワイパークリーナー746が前記実施形態のワイパークリーナー46よりも大型化するので、ワイパークリーナーを小型化できる点では、前記実施形態の方が好ましい。
前記実施形態では、2つのクリーナー部47,48とワイパー41との間に生じる摩擦力によって、2つのクリーナー部47,48のワイパー41と接触する部分がワイパー41に引きずられることによって、2つのクリーナー部47,48は回動しているが、2つのクリーナー部47,48を回動させる方法はこれに限定されない。例えば、軸部材50,51をクリーナー部47,48に固定するともに、軸部材50,51を回転駆動するモータ等を設けて、ワイパー41をワイパー移動方向に移動させる際に、制御装置7により上述のモータ等を制御することで、クリーナー部47,48を両者の隙間が変化するように回動させてもよい。
前記実施形態では、インクジェットヘッド4を左方に移動させて吐出面4aをワイパー41の右面41s1で拭き取っているが、インクジェットヘッド4を右方に移動させて、吐出面4aをワイパー41の左面41s2で拭き取ってもよい。また、ワイパー41をワイピング位置に配置したまま、インクジェットヘッド4を左右に往復移動させて、ワイパー41の左右両面41s1、41s2で、吐出面4aを拭き取ってもよい。
前記実施形態では、インクジェットヘッド4をキャリッジ3とともに走査方向に移動させることにより、ワイパー41による吐出面4aの拭き取りが行われるが、ワイパー41を、モータ等の適宜の手段によってインクジェットヘッド4に対して移動させることにより、吐出面4aの拭き取りを行うように構成されてもよい。
また、ワイパー41の拭き取り方向(吐出面4aに対する移動方向)は、プラテン2から遠ざかる方向に限定されるものではない。例えば、プラテン2に近づく方向にワイパー41を移動させてもよいし、ワイパー41を紙送り方向と交差する方向に配置してワイパー41を紙送り方向に移動させてもよい。
ワイパー41による吐出面4aのインク拭き取りを行うタイミングは、前記実施形態で挙げた、吸引パージ後に限られるものではない。例えば、記録用紙Pに対してインクを噴射して印刷を行った後にインク拭き取りを行ってもよい。
以上、説明した前記実施形態及びその変更形態は、本発明を、記録用紙にインクを吐出して画像等を印刷するインクジェットプリンタのインク吐出装置に適用したものであるが、画像等の印刷以外の様々な用途で使用される液体吐出装置においても本発明は適用されうる。例えば、基板に導電性の液体を噴射して、基板表面に導電パターンを形成する液体吐出装置にも、本発明を適用することは可能である。
1 インクジェットプリンタ(液体吐出装置)
4 インクジェットヘッド(液体吐出ヘッド)
4a 吐出面
7 制御装置(制御部)
16 吐出口
41 ワイパー
41a 後端
41b 前端
41s1 右面(第1面)
41s2 左面(第2面)
42 ワイパーホルダー
43,743 ワイパー移動機構(第1移動機構)
46,146,246,346,446,746 ワイパークリーナー
46a,746a 隙間
47,747 クリーナー部(第2接触部)
47a 対向面の前端
47b 対向面の後端48,748 クリーナー部(第1接触部)
48a 対向面の前端
48b 対向面の後端
49,749 クリーナーホルダー
50,51、750,751 軸部材
52,53,752,753 第1押さえ壁
54,55,754,755 第2押さえ壁
56,57 露出部(第1露出部)
58,59 露出部(第2露出部)
447 ワイパー接触部(第2接触部)

Claims (11)

  1. 液体を吐出する複数の吐出口が形成された吐出面を有する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドに対して所定の吐出面払拭方向に相対移動可能であって、第1面と第2面とを有し、少なくとも前記第1面によって前記吐出面を払拭する板状のワイパーと、
    前記ワイパーの少なくとも前記第1面に付着した液体を清掃するワイパークリーナーと、
    前記ワイパーと前記ワイパークリーナーを、前記吐出面払拭方向に交差するワイパー清掃方向に相対移動させる第1移動機構と、を備える液体吐出装置であって、
    前記ワイパークリーナーは、
    液体を吸収する吸収体からなり、前記ワイパーの前記第1面と接触する第1接触部と、
    前記第1接触部と対向して配置され、前記ワイパーの前記第2面と接触する第2接触部と、を有し、
    前記ワイパーが前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向における第1向きに相対移動して前記ワイパーが前記第1接触部と前記第2接触部の隙間に挿入されたときには、前記第1接触部と前記第2接触部の少なくとも一方が、前記ワイパーに接触して引きずられて回動して、両者の隙間が狭くなり、
    前記ワイパーが前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向における前記第1向きと反対の第2向きに相対移動して前記ワイパーが隙間に挿入されたときには、前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方が前記ワイパーに接触して引きずられて回動して、両者の隙間が広くなることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方が、前記ワイパーと前記ワイパークリーナーの前記ワイパー清掃方向の相対移動に伴って、両者の隙間を変化させるように、前記第1接触部と前記第2接触部の対向する方向と前記ワイパー清掃方向の両方に交差する方向の軸線を中心として回動可能であることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 液体を吐出する複数の吐出口が形成された吐出面を有する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドに対して所定の吐出面払拭方向に相対移動可能であって、第1面と第2面とを有し、少なくとも前記第1面によって前記吐出面を払拭する板状のワイパーと、
    前記ワイパーの少なくとも前記第1面に付着した液体を清掃するワイパークリーナーと、
    前記ワイパークリーナーを保持するクリーナーホルダーと、
    前記ワイパーと前記ワイパークリーナーを、前記吐出面払拭方向に交差するワイパー清掃方向に相対移動させる第1移動機構と、
    前記液体吐出ヘッドに対して前記ワイパーを前記吐出面払拭方向に相対移動させる第2移動機構と、
    少なくとも前記液体吐出ヘッド、前記第1移動機構、及び前記第2移動機構を制御する制御部と、を備える液体吐出装置であって、
    前記ワイパークリーナーは、
    液体を吸収する吸収体からなり、前記ワイパーの前記第1面と接触する第1接触部と、
    前記第1接触部と対向して配置され、前記ワイパーの前記第2面と接触する第2接触部と、を有し、
    前記第1接触部と前記第2接触部の少なくとも一方が、前記ワイパーと前記ワイパークリーナーの前記ワイパー清掃方向の相対移動に伴って、両者の隙間を変化させるように前記第1接触部と前記第2接触部の対向する方向と前記ワイパー清掃方向の両方に交差する方向の軸線を中心として回動可能であり、且つ、
    前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方は、前記隙間を形成する面の前記ワイパー清掃方向の両端から延びて、前記ワイパー清掃方向に対向する第1側面と第2側面を有し、
    前記クリーナーホルダーは、前記第1側面と接する第1押さえ壁と、前記第2側面に接する第2押さえ壁とを有しており、
    前記第1側面は、前記隙間側に、前記第1押さえ壁に覆われていない第1露出部を有し、
    前記第2側面は、前記隙間側に、前記第2押さえ壁に覆われていない第2露出部を有し、
    前記第1側面の前記第1露出部の前記吐出面に平行な方向の長さが、前記第2側面の前記第2露出部の前記吐出面に平行な方向の長さよりも短く、
    前記制御部は、
    前記第2移動機構を制御して前記ワイパーに前記吐出面を払拭させた後、前記第1移動機構を制御して前記ワイパーを前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向における、前記第2側面から前記第1側面に向かう向きである第1向きに相対移動させることを特徴とする液体吐出装置。
  4. 前記第1移動機構により前記ワイパーが前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向における前記第1向きに相対移動させられることに伴って生じる、前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方の回動により、前記第1接触部と前記第2接触部の隙間が狭くなることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記第1移動機構により前記ワイパーが前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向における前記第1向きと反対の第2向きに相対移動させられることに伴って生じる、前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方の回動により、前記第1接触部と前記第2接触部の隙間が広くなることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。
  6. 前記ワイパーが前記ワイパークリーナーと接触していないとき、前記第1接触部と前記第2接触部の前記ワイパー清掃方向の前記第1向きの上流側端部の離間距離が、前記第1接触部と前記第2接触部の前記ワイパー清掃方向の前記第1向きの下流側端部の離間距離よりも大きいことを特徴とする請求項2又は5に記載の液体吐出装置。
  7. 前記液体吐出ヘッドに対して前記ワイパーを前記吐出面払拭方向に相対移動させる第2移動機構と、
    少なくとも前記液体吐出ヘッド、前記第1移動機構、及び前記第2移動機構を制御する制御部とをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記第2移動機構を制御して前記ワイパーに前記吐出面を払拭させた後、前記第1移動機構を制御して前記ワイパーを前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向の前記第1向きに相対移動させ、
    前記第1接触部と前記第2接触部は、前記ワイパーが前記ワイパークリーナーに対して前記ワイパー清掃方向の前記第1向きに相対移動するのに伴って、前記第1接触部と前記第2接触部の隙間が狭くなるように前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方が回動するよう構成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。
  8. 前記第1接触部と前記第2接触部の前記少なくとも一方は、前記隙間を形成する面の前記ワイパー清掃方向の両端から延びて、前記ワイパー清掃方向に対向する第1側面と第2側面を有し、
    前記第1側面と接する第1押さえ壁と、前記第2側面に接する第2押さえ壁とを有し、前記ワイパークリーナーを保持するクリーナーホルダーをさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
  9. 前記第1接触部と前記第2接触部の両方が、前記ワイパーと前記ワイパークリーナーの前記ワイパー清掃方向の相対移動に伴って、両者の隙間を変化させるように回動可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の液体吐出装置。
  10. 前記第2接触部が、液体を吸収する吸収体からなることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の液体吐出装置。
  11. 前記ワイパー清掃方向が、前記吐出面に直交する方向と前記吐出面払拭方向の両方に交差する方向であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の液体吐出装置。
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