JP2014159112A - インクジェットプリンター - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワイプブレード先端がインクジェットヘッドのノズルガード部材のエッジに当接すると、その部分の摩耗量が大きくなり、ワイプブレードの寿命が短くなり、また、クリーニング性能が落ちてしまい、また、強固に固着したインクを清掃するのは困難であるという問題があった。
【解決手段】 ワイプブレードを多孔質部材のワイプブレードと、スリットを2個所入れ、両端をノズルガード、中をノズル面の払拭に用いるワイプブレードの2枚の構成とする。スリット間の距離をワイプガードの幅より小さくし、この部分がノズル面を払拭することで、ノズルガード部材のエッジが当接しないようにできる。また、多孔質部材のワイプブレードにより払拭毎に払拭面に洗浄液を付けて払拭を行い、強固に固着したインクを落とすことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクを吐出することによって画像を記録するインクジェットプリンターに関する。
インクジェットヘッドから、紙や樹脂フィルムなどの記録媒体にインクを吐出して画像を記録するインクジェットプリンターが知られている。インクジェットプリンターは、高画質化、耐久性、信頼性などの性能の向上が求められている。インクジェットヘッドのノズル面に異物が付着していると、その影響でインクが吐出されないなどの吐出不良が生じる場合がある。そのため、一般的なインクジェットプリンターでは、インクジェットヘッドのノズル面に付着したインクなどを、ゴムなどの弾性体のワイプブレードで定期的に拭き取り、付着物を除去している。
また、インクジェットヘッドは記録媒体に対して数ミリメートルの間隔を隔て、記録媒体の幅方向を往復移動する。記録媒体が歪むなどの異常搬送があると、インクジェトヘッドと記録媒体が接触してしまう。一般的な、インクジェットヘッドのノズルプレートは、樹脂製のプレートに細孔のノズルが設けられている。記録媒体とインクジェットヘッドが接触することで、ノズルに再生不可能な傷が生じる場合がある。この傷により吐出不良が生じると、インクジェットヘッドを交換するしかなくなる。そのため、ノズル面にはノズルをガードするガード部材を備える構成が考えられている。
例えば、従来の技術として特許3233164号公報があげられる。この技術はインクジェットヘッドのノズル面に設けられているノズル列の両脇に凸状のガード部材を配置することで、記録媒体が接触した場合であっても直接ノズルに当たりにくくして傷を防止するものである。
特許第3233164号公報
従来の技術では、ノズルのガード部材がノズル列の両側の夫々に板状のプレートを固定したものである。そのため、ノズルをワイプブレードで拭き取る場合に、正確に位置決めをしないとワイプブレードがガード部材に乗り上げてしまう。ワイプブレードがガード部材に乗り上げてしまうと、ノズル面とガード部材の高さが違うので、ノズル面とガード部材による段差の角の部分が十分に払拭できずにごみが溜まってしまう恐れがある。また、ワイプブレードにガード部材のエッジ部分の鋭い角が当たり、当たったまま払拭すると、ワイプブレードのガード部材との接触部分に損傷が生じる恐れがある。また、ワイプブレードの摩耗の進行速度が速くなる原因となる。損傷部分では十分な払拭ができず、ごみ等が残ってしまう恐れがある。また、ワイプブレードが正常であっても、ガード部材に乗り上げてしまうと、ガード部材の表面にはワイプブレードによって拭き取れない部分ができ、インクの塊が残ってしまうという問題があった。インクの塊が残ってしまうとキャプしたときに、そこから空気が漏れ、インクの吸引ができないという問題が生じる。
このような問題に対して、本発明は、高画質な画像を記録でき、耐久性および信頼性の高いインクジェットヘッドおよびワイプブレードを備えるインクジェットプリンターを提供する。
本発明のインクジェットプリンターは、インクを吐出する複数のノズルからなるノズル列を有するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを搭載し主走査方向に移動するキャリッジと、前記主走査方向に対して交差する方向に移動しながら前記インクジェットヘッドの前記ノズルが形成されたノズル面を払拭するワイプブレードと、前記ノズル面に固定され、前記ノズル列に対応する部分に開口部を備えるノズルガードと、を有するインクジェットプリンターにおいて、前記ワイプブレードが、第1のワイプブレードと第2のワイプブレードを有し、前記第1のワイプブレードは、幅が前記ノズルガードの幅より広く、先端が3部分に分かれて構成され、前記3部分の内の両端の部分が前記ノズルガードの表面のみを払拭する部分であり、前記3部分の内の中央の部分が前記ノズルガードの表面と前記ノズル面を払拭する部分であり、前記第2のワイプブレードは幅が前記ノズルガードの幅より広く、多孔質の樹脂で構成され、前記インクジェットヘッドを前記ワイプブレードで払拭する場合に、前記インクジェットヘッドの幅方向において、前記インクジェットヘッドと前記ワイプブレードの相対位置が夫々異なる少なくとも2つの位置で払拭が行われ、前記第1のワイプブレードは、前記ノズル面と前記ノズルガードの表面を払拭し、前記第2のワイプブレードは、前記ノズル面は払拭せずに前記ノズルガードの表面を払拭することを特徴とする。
本発明によって、ワイプブレードの先端の場所による摩耗量の差を小さくして特定部分だけ極端に多く摩耗することを防止し、寿命を延ばすことを可能とし、インクジェットヘッドの清掃の正確性が格段に改善され、高画質な画像を記録できるインクジェットプリンターを提供できる。
図1は、ワイピング機構の概略図である。 図2は、インクジェットヘッドとワイプブレードの関係の例を示す図である。 図3は、インクジェットヘッドをワイプブレードで払拭する例を示す図である。 図4は、インクジェットプリンターのブロック図である。 図5は、ワイプシーケンスの動作を説明するフローチャートである。 図6は、ワイプブレードの位置関係を説明する図である。 図7は、インクジェットプリンターの概略図である。
図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図7は、インクジェットプリンターの概略図である。本実施形態のインクジェットプリンター39は、プラテン41上に記録媒体を固定し、その記録媒体の幅方向、すなわち主走査方向に、インクジェットヘッドを搭載したキャリッジ40を往復走査しながらインクを吐出して、記録媒体の表面に記録データに応じた画像や文字などを記録する。記録媒体は、紙、樹脂フィルムなどである。
レール45に沿ってキャリッジ40は移動する。キャリッジ40はキャリッジベルト44に固定され、このキャリッジベルト44をモータ43によって駆動する。プラテン41の一方の端側には、インクジェットヘッドを密閉し、必要に応じてインクを吸引するキャップユニット46が配置されている。他方側にはインクジェットヘッドを清掃するワイプユニット1が配置されている。
インクジェットプリンター39は、記録媒体を搬送する搬送ローラー42を備える。搬送ローラー42はレール45に沿って複数配置されている。記録媒体の搬送方向を副走査方向と呼ぶ。この搬送ローラー42は、回転するグリッドローラと、グリッドローラに付勢され連れ回るピンチローラを備える。記録媒体はこのグリッドローラとピンチローラに挟まれて搬送される。グリッドローラが、回転することで記録媒体が搬送される。
不図示のリニアスケールがレール45に沿って設けられ、このリニアスケールの目盛を検出するリニアセンサーがキャリッジ40に備わる。キャリッジ40の位置を検出可能とし、キャリッジ40に定位置に固定されている複数のインクジェットヘッドの位置もそれに応じて検出ができる。
なお、インクジェットヘッドの詳細は図示しないが、各ノズルにインクを供給するインク室や、圧電素子などを用いた吐出機構が設けられている。インクジェットヘッドはその圧電素子などを用いた吐出機構によってインクの吐出及びノズルのインクメニスカスを微振動させる空駆動動作を行うことが可能な構成となっている。インクジェットプリンター39は、画像形成範囲外において、ノズルからインクを吐出させ、画像を記録する。また、ノズルは吐出機構の構成や記録画素ピッチなどに応じて適宜の個数及び配列ピッチで設けることができる。例えば、256個などの多数のノズルを配列することができる。例えばインクジェットヘッドは、記録素子として圧電素子を用いてもよいし、記録素子としてヒータを用いたインクジェットヘッドであっても良い。
図1は、ワイピング機構の概略図である。ワイプユニット1は、インクジェトヘッド6の複数のノズルが設けられているノズル面22を第1ワイプブレード3と第2ワイプブレード4で払拭する。図中のインクジェットヘッド6は、ノズル列方向に沿って、ノズル面22を第1ワイプブレード3と第2ワイプブレード4で払拭する様子を描いている。
第1ワイプブレード3はゴムなどの樹脂製の弾性体であり、先端を撓ませながらノズル面22を払拭する。第2ワイプブレード4は多孔質の樹脂製の弾性体であり、先端を撓ませながらノズル面22を払拭する。第2ワイプブレード4は、液槽7内の洗浄液8に浸ることで、洗浄液8を蓄え、ノズル面22を払拭する。ノズル面22は洗浄液8の付いた第2ワイプブレード4で払拭されることで、増粘したインクなども十分に溶かして除去できる。液槽7には、第1ワイプブレード3および第2ワイプブレード4に付着したインクなどを十分に除去するために、多孔質部材の台9が配置されている。この台9は洗浄液8に浸かり、第1ワイプブレード3と第2ワイプブレード4を接触させながら移動させることで、付着したインクなどを除去する。台9の上面に凹凸を設け、ワイプブレードの当たる角度が変えることで、更に付着物の除去ができる。
ベルト2は第1ワイプブレード3と第2ワイプブレード4を固定し、矢印5の方向に回転する無端ベルトである。点線10で描かれているワイプブレードは、第1ワイプブレード3あるいは第2ワイプブレード4が台9と接触している状態を示し、先端が湾曲しながら接触することを示している。
図2は、インクジェットヘッドとワイプブレードの関係の例を示す図である。インクジェットヘッド6のノズル面側には、ノズルガード20がノズル面22に密着して固定されている。ノズル列19はインクジェットヘッド6のノズル面22の長手方向に沿って複数のノズルが列状に配置されたものである。ノズルガード20の内周には、ノズル面22に対して垂直方向に側壁21を備える。
第1ワイプブレード3の基端にはブレード固定部11が備わり、先端には第1ブレード12、第2ブレード13、第3ブレード14に分かれたゴムのブレードが備わる。夫々の間に第1スリット15、第2スリット16が備わる。ブレード固定部11はベルト2に固定される。第1スリット15、第2スリット16はU字状の溝で構成され、第1ブレード12、第2ブレード13、第3ブレード14は互いに接触しないように分離されている。
第2ワイプブレード3の基端にはブレード固定部17が備わり、先端には樹脂製の多孔質部材、例えばスポンジ、の第4ブレード18が備わる。ブレード固定部17はベルト2に固定される。
第2ブレード13の幅は、ノズルガード20のノズル列19に沿った内周間の距離より短い。ノズル面22を第2ブレード13によって払拭できる。また、第1ブレード12と第3ブレード14の幅はノズルガード20のノズル列19に沿った部分の幅より広く、ノズルガード20のノズル列19に沿った部分の表面を払拭できる。第1スリット15と第2スリット16に対応するノズルガード20の表面は払拭されないので、第1ワイプブレード3とインクジェットヘッド6の幅方向の相対位置を変えて払拭し、拭き漏れを無くす。
第2ワイプブレード4の第4ブレード18の幅は、ノズルガード20の幅より広い。第1ワイプブレード3とインクジェットヘッド6の幅方向の相対位置が変った場合でも、全面を払拭できる。
図3は、インクジェットヘッドをワイプブレードで払拭する例を示す図である。第2ワイプブレード4によってインクジェットヘッド6を払拭する場合に、第2ワイプブレード4はノズルガード20の表面に接触するが、ノズル面22には接触しない。第4ブレード18は先端が変形し、ノズルガード20の内周間の部分で凸部23が形成されるが、ノズル面22には接触しない。第2ワイプブレード4は主にノズルガード20の表面を払拭することになる。この部分に付着したインクを洗浄液で十分に除去することで、キャップとの密着が確実なものとなり、吸引時の空気漏れの問題が無くなる。
図4は、インクジェットプリンターのブロック図である。
制御手段31は、演算、制御、判別、設定などの処理動作を実行するCPUを備える制御手段である。制御手段31はROM24に格納されていう制御プログラムに従って動作する。RAM25は、記録データのバッファや制御手段31による処理のワークエリア等として用いられる。キャリッジ移動モータ駆動回路26は制御手段31の制御によって動作し、インクジェットヘッド6を搭載したキャリッジ40を移動させるモータを駆動する。キャリッジ位置検出センサー27は、キャリッジ40の移動を案内するレール45に沿って配置されたリニアスケールの目盛を検出するリニアセンサーである。このセンサー出力に基づいてキャリッジ40の位置を演算して取得する。ヘッド駆動回路28は制御手段31によって制御される。ヘッド駆動回路28を介して、インクジェットヘッド6を動作させる。インクジェットヘッド6が複数搭載されている場合、制御部31及びヘッド駆動回路28は、各々のインクジェットヘッド6を個別に駆動させることができる。ヘッド駆動回路28は制御手段31から入力された情報に基づいて、各インクジェットヘッド6のインク吐出もしくは不吐出のタイミングを生成し、インクジェットヘッド6を駆動させる。インク吐出をさせる場合は、オン波形を生成し、不吐出させる場合には、オフ波形を生成し、各インクジェットヘッド6へ転送する。吐出のタイミングはキャリッジ40の位置に応じて決められる。
記録媒体搬送手段29は、制御手段31の制御によって動作する。記録媒体搬送手段31は、記録媒体を搬送するローラー42を含む。モータによって、このローラー42を駆動し、記録媒体を搬送する。ワイプブレード移動モータ駆動回路30は制御手段31の制御によって動作する。ワイプブレード移動モータ駆動回路30はベルト2を動かすモータを駆動する。
制御手段31の制御によってインクジェットプリンターの各機能が制御される。また、制御手段31に予めワイピング動作条件の情報を格納しておくことで、所定のワイピング動作を行うことができる。上記ワイピング条件として、第1ワイプブレード3と第2ワイプブレード4の移動速度及びノズル面22の払拭回数などが挙げられる。
図5は、ワイプシーケンスの動作を説明するフローチャートである。
インクジェットヘッド6のノズル面22を払拭する場合に、少なくとも2回の払拭をする。すなわち、ノズルガード20のガード表面の全面を払拭する。複数回払拭することで、ノズルカード20の開口部から露出するノズル面22およびノズルガード20の表面を払拭できる。例では2回行っている。1回目は右寄り、2回目は左寄りを狙って払拭する。取り付け誤差、がたつきなどによる位置ズレの許容範囲をカバーできるようにする。また、第1ワイプブレード3の先端が3分割され、夫々に間に隙間がある場合に、少なくとも2回の払拭で、お互いの回でそのお互いの隙間部分に対応する部分を払拭する必要があるので、複数回の払拭が必要になる。
ステップS1では、先ず1回目のワイプ位置にインクジェットヘッド6を移動する。制御手段31によって、キャリッジ40の位置を取得し、第1ワイプブレード3に相対する位置にキャリッジ40を移動し、次のステップ2に移行する。第1ワイプブレード3と第2ワイプブレード4とがインクジェットヘッド6のワイプ位置の許容される範囲の右端を狙ってキャリッジ40を移動する。
ステップS2では、1回目のワイプを行う。制御手段31の制御によってベルト2を回転させる。1回目のワイプの回数は複数回でもよい。次にステップS3に移行する。
ステップS3では、2回目のワイプ位置にインクジェットヘッド6を移動する。制御手段31によって、キャリッジ40の位置を取得し、キャリッジ40を移動し、次のステップ4に移行する。第1ワイプブレード3と第2ワイプブレード4とインクジェットヘッド6のワイプ位置の許容される範囲の左端を狙ってキャリッジ40を移動する。
ステップS4では、2回目のワイプを行う。制御手段31の制御によってベルト2を回転させる。2回目のワイプの回数は複数回でもよい。次にステップS5に移行する。
ステップS5では、1回目と2回目のワイプ回数をカウントする。次にステップS6に移行する。
ステップS6では、カウントされたワイプ回数が所定回数を超えたか否かを判断する。超えていなければ再びワイプ処理をするため、ステップS1へ移行する。超えていればワイプ処理を終了する。
このワイプ回数は、あらかじめ設定された値であり、十分にノズル面を払拭できる回数を実験などから求め、ROM24に記憶させておく。複数のワイプモードを作り、それ毎に回数を変えても良い。汚れ具合によっては回数を多くしたいばあいもあるからである。これで1つのインクジェットヘッド6のワイプ動作は終わりである。
上述のようにインクジェットヘッド6のノズル面22およびノズルガード20の表面を清掃することで、吐出不良を防止でき、またキャップ時の密閉の空気漏れを防止できる。また、正しい位置で払拭させることで第1ワイプブレード3あるいは第2ワイプブレード4の先端部の消耗を抑制でき、長く使うことができる。また、消耗していなければ拭く動作の仕上がりが良く、画像品質の劣化を防止できる。
図6は、ワイプブレードの位置関係を説明する図である。軸32は経過時間を示す軸であり図中右方向に向かって時間が経過する。期間33はベルト2が1回転する期間を示す。期間33の左端は1回転のスタート地点であり、右端は終了地点である。
最初、第2ワイプブレード4は、矢印36で示されている期間、洗浄液8に浸っている。次に矢印37で示されている期間、インクジェットヘッド6を払拭する。次に矢印38で示されている期間、洗浄液8に浸っている。第1ワイプブレード3は、矢印34で示されている期間、洗浄液8に浸っている。次に矢印35で示されている期間、インクジェットヘッド6を払拭する。ワイプ処理がされない場合は、第2ワイプブレード4は、洗浄液8に浸っている状態である。
第2ワイプブレード4でまずインクジェットヘッド6を払拭し、その後、第1ワイプブレード3でインクジェットヘッド6を払拭する。この払拭動作を、相対位置を変えて少なくとも2回行うので、強固に付着したインクを拭き漏らすことなく除去できる。
ここで、更に第3ワイプブレードを備える構成とすることができる。第3ワイプブレードは、例えばゴム材であり、先が3分割された第1ワイプブレード3と同様のものが好ましい。また、払拭順序を第1ワイプブレード3の次に第3ワイプブレードによって払拭させることで、第3ワイプブレード4によって払拭したあとに、直ぐに同じタイプのワイプブレードによって払拭されるので、より綺麗に払拭できる。すなわち、2回行うので拭きもらしなしを防止できる。また、第1ワイプブレード3の次に第3ワイプブレードを微妙に幅方向にずらして配置してもよい。こうすることで、スリット部分による拭き漏れを無くすことができる。その場合のずらし量は、第1スリット15と第2スリット16の幅以上であって第2ブレード13の幅以下とすると、ベルト2を1回転させれば、拭き漏れなくインクジェットヘッド6を払拭できる。
本発明はインクジェットヘッドを備えるプリンターに利用できる。
1 ワイプユニット
3 第1ワイプブレード
4 第2ワイプブレード
6 インクジェトヘッド
7 液槽
8 洗浄液
19 ノズル列
20 ノズルガード
22 ノズル面
39 インクジェットプリンター
40 キャリッジ
41 プラテン
42 搬送ローラー
44 キャリッジベルト
45 レール
46 キャップユニット

Claims (5)

  1. インクを吐出する複数のノズルからなるノズル列を有するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドを搭載し主走査方向に移動するキャリッジと、前記主走査方向に対して交差する方向に移動しながら前記インクジェットヘッドの前記ノズルが形成されたノズル面を払拭するワイプブレードと、前記ノズル面に固定され、前記ノズル列に対応する部分に開口部を備えるノズルガードと、を有するインクジェットプリンターにおいて、
    前記ワイプブレードが、第1のワイプブレードと第2のワイプブレードを有し、
    前記第1のワイプブレードは、幅が前記ノズルガードの幅より広く、先端が3部分に分かれて構成され、前記3部分の内の両端の部分が前記ノズルガードの表面のみを払拭する部分であり、前記3部分の内の中央の部分が前記ノズルガードの表面と前記ノズル面を払拭する部分であり、
    前記第2のワイプブレードは幅が前記ノズルガードの幅より広く、多孔質の樹脂で構成され、
    前記インクジェットヘッドを前記ワイプブレードで払拭する場合に、前記インクジェットヘッドの幅方向において、前記インクジェットヘッドと前記ワイプブレードの相対位置が夫々異なる少なくとも2つの位置で払拭が行われ、
    前記第1のワイプブレードは、前記ノズル面と前記ノズルガードの表面を払拭し、前記第2のワイプブレードは、前記ノズル面は払拭せずに前記ノズルガードの表面を払拭することを特徴とするインクジェットプリンター。
  2. 前記ワイプブレードの下部に前記ワイプブレードを洗浄する洗浄液を入れた液槽が配置され、前記液槽内に多孔質の樹脂製の台が配置され、前記台は前記洗浄液に浸され、前記ワイプブレードが移動して先端が前記台に接触した場合に前記ワイプブレードに付着した付着物を除去することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンター。
  3. 前記インクジェットヘッドと前記ワイプブレードの相対位置の移動は、前記ワイプブレードの位置は変えず、前記キャリッジを移動させることによりおこなうことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェットプリンター。
  4. 前記第1のワイプブレードは、前記先端から基端に向かいU字型の溝でお互いが接触しないように前記3部分に分けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のインクジェットプリンター。
  5. 前記ワイプブレードは第3のワイプブレードを有し、前記第3のワイプブレードは、幅が前記ノズルガードの幅より広く、先端が3部分に分かれて構成され、該3部分の内の両端の部分が前記ノズルガードの表面のみを払拭する部分であり、該3部分の内の中央の部分が前記ノズルガードの表面と前記ノズル面を払拭する部分であり、前記インクジェットヘッドを払拭する場合に、前記第3のワイプブレードは前記第1のワイプブレードに続き前記インクジェトヘッドを払拭することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のインクジェットプリンター。
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