JP2017057462A - 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
Si+Al+0.5×Mn≧1.5 (1)
W10/400=(W10/400L+2×W10/400D+W10/400C)/4 (2)
B50=(B50L+2×B50D+B50C)/4 (3)
X=50×(B50+t)−1.4×W10/400−72 (4)
(ここで、Si、AlおよびMn:各元素の含有量(質量%)
W10/400L:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延方向の鉄損(W/kg)
W10/400C:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延直角方向の鉄損(W/kg)
W10/400D:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延方向に対して45°方向の鉄損(W/kg)
B50L:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延方向の磁束密度(T)
B50C:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延直角方向の磁束密度(T)
B50D:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延方向に対して45°方向の磁束密度(T)
t:板厚(mm)
である。)
(A1)上述の化学組成を有する最終冷間圧延前の鋼板に、700℃以上900℃以下の温度域に1時間以上100時間以下保持する最終冷間圧延前焼鈍を施す最終冷間圧延前焼鈍工程;
(B)上記最終冷間圧延前焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、冷圧率:55%以上95%以下の冷間圧延を施して仕上板厚とする最終冷間圧延工程;
(C)上記最終冷間圧延工程により得られた冷延鋼板に、350℃以上575℃以下の温度域に1時間以上200時間以下保持する回復焼鈍を施す回復焼鈍工程;および
(D)上記回復焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、800℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する仕上焼鈍を施す仕上焼鈍工程。
(A2)上述の化学組成を有する最終冷間圧延前の鋼板に、850℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する最終冷間圧延前焼鈍を施す最終冷間圧延前焼鈍工程。
本発明の無方向性電磁鋼板は、質量%で、C:0.01%以下、Si:1.0%以上4.0%以下、Al:0.001%以上3.0%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、P:0.15%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなるとともに、上記式(1)を満足する化学組成を有し、平均結晶粒径が40μm以上250μm以下であるミクロ組織を有し、板厚が0.10mm以上0.35mm以下であり、({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)≧0.65の関係を満たし、上記式(2)〜(4)により規定されるX値が0以上である磁気特性を有することを特徴とするものである。以下、本発明の無方向性電磁鋼板における化学組成および特性について説明する。
まず、鋼板の化学組成の限定理由について説明する。なお、各元素の含有量を示す「%」は特に断りのない限り「質量%」を意味する。
Si+Al+0.5×Mn≧1.5 (1)
Si+Al+0.5×Mn≧2.0 (1a)
結晶粒径は過大であっても過小であっても鉄損が劣化する。したがって、平均結晶粒径は40μm以上250μm以下とする。好ましくは、50μm以上200μm以下である。なお、平均結晶粒径は、板厚方向および圧延方向に平行な縦断面組織写真において、板厚方向および圧延方向について切断法により測定した結晶粒径の平均値を用いればよい。この縦断面組織写真としては光学顕微鏡写真を用いることができ、例えば50倍の倍率で撮影した写真を用いればよい。
板厚低減や、合金含有量の増加によって鉄損を低減できる。しかしながら、板厚を低減するとモータ生産時の打抜き回数が増加して、生産性が低下する。また、合金元素の含有量を増加させると電磁鋼板中の鉄原子の割合が低下して磁束密度が低下する。つまり、鉄損と磁束密度および鉄損とモータ生産性は、一般的にトレードオフの関係にある。このため、これらの特性について要求されるバランスはモータの設計に依存し、磁束密度が高いことを重視する場合やモータ生産性を重視して板厚を厚くする場合には、鉄損は相対的に高くなることが許容される。このようなことから、本発明においては、下記式(2)〜(4)により規定されるX値が0以上である磁気特性を有するものとする。X値は1以上であることが好ましい。
W10/400=(W10/400L+2×W10/400D+W10/400C)/4 (2)
B50=(B50L+2×B50D+B50C)/4 (3)
X=50×(B50+t)−1.4×W10/400−72 (4)
ここで、W10/400L:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延方向の鉄損(W/kg)
W10/400C:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延直角方向の鉄損(W/kg)
W10/400D:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延方向に対して45°方向の鉄損(W/kg)
B50L:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延方向の磁束密度(T)
B50C:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延直角方向の磁束密度(T)
B50D:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延方向に対して45°方向の磁束密度(T)
t:板厚(mm)である。
上述したように、エアコンや冷蔵庫などのコンプレッサーモータ、電気自動車やハイブリッド自動車などの駆動モータおよび発電機は高速回転域で使用されるため、鉄心材料である無方向性電磁鋼板は高周波域での鉄損が低いものが望ましい。高周波条件下での鉄損低減には板厚が薄い方が好ましい。したがって、板厚は0.35mm以下とする。好ましくは0.33mm以下である。さらに好ましくは、0.30mm以下である。一方、過度の薄肉化は鋼板やモータの生産性を著しく低下させる。したがって、板厚は0.10mm以上とする。好ましくは0.15mm以上である。さらに好ましくは、0.20mm以上である。
本発明の上記(2)および(3)式は鋼板面内の平均磁気特性を示している。鋼板面内の磁気特性の異方性を過度に高めることは好ましくなく、鋼板面内の磁気特性の異方性の小さい方位である{111}<112>方位および{411}<148>方位が必要となる。また、このうち、磁気特性に悪影響を及ぼす{111}<112>方位を低減させる必要がある。そこで、本発明の磁気特性を得るためには、({411}<148>方位の集積強度)と({111}<112>方位)の集積強度の比である({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)は、0.65以上とする必要がある。また、({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)は、好ましくは0.80以上、さらに好ましくは1.0以上である。
本発明の無方向性電磁鋼板は、後述する無方向性電磁鋼板の製造方法により製造することが好適である。
本発明の無方向性電磁鋼板の製造方法は最終冷間圧延前焼鈍工程に応じて二つの態様を有する。
本発明の無方向性電磁鋼板の製造方法の第一態様は、下記工程(A1)および(B)〜(D)を有する。
(A1)上述の化学組成を有する最終冷間圧延前の鋼板に、700℃以上900℃以下の温度域に1時間以上100時間以下保持する最終冷間圧延前焼鈍を施す最終冷間圧延前焼鈍工程;
(B)上記最終冷間圧延前焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、冷圧率:55%以上95%以下の冷間圧延を施して仕上板厚とする最終冷間圧延工程;
(C)上記最終冷間圧延工程により得られた冷延鋼板に、350℃以上575℃以下の温度域に1時間以上200時間以下保持する回復焼鈍を施す回復焼鈍工程;および
(D)上記回復焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、800℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する仕上焼鈍を施す仕上焼鈍工程。
(A2)上述の化学組成を有する最終冷間圧延前の鋼板に、850℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する最終冷間圧延前焼鈍を施す最終冷間圧延前焼鈍工程。
以下、本発明の無方向性電磁鋼板の製造方法における各工程について説明する。
最終冷延前焼鈍工程においては、上述した化学組成を有する鋼板に700℃以上900℃以下の温度に1時間以上100時間以下保持する焼鈍または850℃以上1200℃以下の温度に1秒間以上600秒間以下保持する焼鈍を施す。最終冷間圧延前焼鈍工程における焼鈍温度が低い場合や焼鈍時間が短い場合には目的とする磁気特性を得ることが困難となる。一方、焼鈍温度が高いと特殊な設備が必要となり、焼鈍時間が長いと生産性が低下して経済的に不利となる。
最終冷間圧延工程においては、上記最終冷間圧延前焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に冷圧率:55%以上95%以下の冷間圧延を施す。最終冷間圧延工程における冷圧率が55%未満では目的とする磁気特性を得ることが困難である。一方、最終冷間圧延工程における冷圧率が95%超では冷間圧延によって鋼板が過度に硬化されてしまい冷間圧延が困難になる。好ましい冷圧率は60%以上93%以下である。
回復焼鈍工程においては、上記最終冷間圧延工程により得られた冷延鋼板に350℃以上575℃以下の温度にて1時間以上200時間以下保持する回復焼鈍を施す。回復焼鈍工程における焼鈍温度が低い場合や保持時間が短い場合には十分な回復組織が得られず、目的とする磁気特性を得ることが困難となる。一方、焼鈍温度が高い場合や保持時間が長い場合には再結晶が生じてしまい目的の磁気特性を得ることが困難となる。焼鈍温度は400℃以上550℃以下とすることが好ましく、保持時間は1時間以上100時間以下とすることが好ましい。
仕上焼鈍工程においては、上記回復焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、800℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する仕上焼鈍を施す。仕上焼鈍工程における焼鈍温度が低い場合や焼鈍時間が短い場合には平均結晶粒径が40μm未満となってしまい目的の磁気特性を得ることが困難となる。一方、1200℃超の焼鈍を施すには特殊な設備が必要となり、保持時間が長いと生産性が低下するため経済的に不利となる。
上記化学組成を有する最終冷間圧延前の鋼板を調製する際には、通常、熱間圧延工程が行われる。熱間圧延においては、上記化学組成を有する鋼を、連続鋳造法あるいは鋼塊を分塊圧延する方法など一般的な方法によりスラブとし、加熱炉に装入して熱間圧延を施す。この際、スラブ温度が高い場合には加熱炉に装入しないで熱間圧延を行ってもよい。熱間圧延の各種条件は特に限定されるものではない。
本発明において、1回の冷間圧延によって仕上板厚とする場合には、上記最終冷間圧延工程前に上記最終冷間圧延前焼鈍工程として熱延板焼鈍工程が行われる。一方、中間焼鈍を挟む2回の冷間圧延によって仕上板厚とする場合、熱延板焼鈍工程は任意の工程である。 中間焼鈍を挟む2回の冷間圧延によって仕上板厚とする場合、熱延板焼鈍工程では熱延鋼板に700℃以上900℃以下の温度域に1時間以上100時間以下保持する箱型焼鈍か、800℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する連続型焼鈍を施すことが望ましい。上述したように、1回の冷間圧延によって仕上板厚とする場合は熱延板焼鈍工程が最終冷間圧延前焼鈍工程に相当することになる。
上記仕上焼鈍工程後に、一般的な方法に従って、有機成分のみ、無機成分のみ、あるいは有機無機複合物からなる絶縁被膜を鋼板表面に塗布するコーティングを施してもよい。環境負荷軽減の観点から、クロムを含有しない絶縁被膜を塗布するものであっても構わない。また、コーティングは、加熱・加圧することにより接着能を発揮する絶縁コーティングを施すものであってもよい。接着能を発揮するコーティング材料としては、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂またはメラミン樹脂などを用いることができる。
C:0.002%、Si:2.0%、Al:0.3%、Mn:0.2%、P:0.01%、S:0.003%、N:0.002%、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有するスラブを、熱間圧延によって板厚2.0mmの熱延鋼板とし、酸洗を施す。これらの酸洗板に750℃で10時間保持する熱延板焼鈍(最終冷間圧延前焼鈍)を施した後、板厚0.30mmまで冷間圧延を施す(冷圧率:85%)。得られた冷延鋼板の一部には回復焼鈍を施さず、残りには300℃以上600℃以下の温度域で10時間保持する回復焼鈍を施した後、1050℃で10秒間保持する仕上焼鈍を施して、平均結晶粒径100μmの無方向性電磁鋼板とする。これらの無方向性電磁鋼板について、励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際のL方向、C方向およびD方向の鉄損W10/400L、W10/400CおよびW10/400D、磁化力5000A/mで磁化した際のL方向、C方向およびD方向の磁束密度B50L、B50CおよびB50Dを測定し、式(2)〜(4)を用いてW10/400、B50およびX値を算出する。また、板厚1/4位置にてX線回折法により{110}、{200}、{211}および{310}極点図を測定し、ODFから({411}<148>方位の集積強度)と({111}<112>方位の集積強度)の比である({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)を集積強度比として求める。この結果を回復焼鈍条件と併せて表1に示す。また、図1にはX値と回復焼鈍温度の関係を示す。
表2に示す化学組成を有するスラブを熱間圧延によって板厚2.0〜2.5mmの熱延鋼板とする。これらの熱延鋼板の一部は酸洗を施してから650℃以上850℃以下の温度にて10時間以上30時間以下保持する箱型の熱延板焼鈍を施し、残りは800℃以上1100℃以下の温度にて30秒以上180秒以下保持する連続型の熱延板焼鈍を施した後に酸洗を施す。これらの焼鈍板や酸洗板に冷間圧延を施して板厚0.20mm以上0.35mm以下の冷延鋼板とする。これらの冷延鋼板に500℃の温度にて10時間の回復焼鈍を施した後、750℃以上1130℃以下で5秒間以上60秒間以下保持する仕上焼鈍を施して無方向性電磁鋼板とする。これらの無方向性電磁鋼板について、W10/400およびB50を測定する。また、板厚1/4位置にてX線回折法により{110}、{200}、{211}および{310}極点図を測定し、ODFから({411}<148>方位の集積強度)と({111}<112>方位の集積強度)の比である({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)を集積強度比として求める。この結果を製造条件と併せて表3に示す。
C:0.002%、Si:3.0%、Al:1.0%、Mn:0.2%、P:0.005%、S:0.002%、N:0.002%、残部がFeおよび不純物からなることをベースとし、表4に示す元素をさらに含有する化学組成を有するスラブを熱間圧延にて板厚1.8mmの熱延鋼板とする。これらの熱延鋼板に1000℃の温度に60秒間保持する熱延板焼鈍(最終冷間圧延前焼鈍)を施した後に酸洗を施す。これらの酸洗板に冷間圧延を施して板厚0.25mmの冷延鋼板とする(冷圧率:86.1%)。これらの冷延鋼板に475℃の温度に50時間保持する回復焼鈍を施した後、1000℃に15秒間保持する仕上焼鈍を施して無方向性電磁鋼板とする。これらの無方向性電磁鋼板について、W10/400およびB50を測定する。また、板厚1/4位置にてX線回折法により{110}、{200}、{211}および{310}極点図を測定し、ODFから({411}<148>方位の集積強度)と({111}<112>方位の集積強度)の比である({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)を集積強度比として求める。この結果を化学組成と併せて表4に示す。
C:0.002%、Si:2.5%、Al:1.5%、Mn:0.2%、P:0.005%、S:0.003%、N:0.003%、残部がFeおよび不純物からなることをベースとし、表5に示す元素をさらに含有する化学組成を有するスラブを熱間圧延にて板厚1.8mmの熱延鋼板とする。これらの熱延鋼板に酸洗を施した後に、800℃の温度で10時間保持する熱延板焼鈍(最終冷間圧延前焼鈍)を施す。これらの焼鈍板に冷間圧延を施して板厚0.30mmの冷延鋼板とする(冷圧率:83.3%)。これらの冷延鋼板に525℃の温度に5時間保持する回復焼鈍を施した後、1050℃に30秒間保持する仕上焼鈍を施して無方向性電磁鋼板とする。これらの無方向性電磁鋼板について、W10/400およびB50を測定する。また、板厚1/4位置にてX線回折法により{110}、{200}、{211}および{310}極点図を測定し、ODFから({411}<148>方位の集積強度)と({111}<112>方位の集積強度)の比である({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)を集積強度比として求める。この結果を化学組成と併せて表5に示す。
表2に示すAおよびDの化学組成を有するスラブを熱間圧延にて板厚2.0mmの熱延鋼板とする。熱延鋼板の一部は、酸洗後に800℃の温度に20時間保持する箱型の熱延板焼鈍を施し、一部は1000℃で30秒間保持する連続型の熱延板焼鈍を施した後に酸洗を施す。これらの焼鈍板および酸洗板に冷間圧延を施して中間板厚0.5mm以上1.2mm以下の冷延鋼板とする。得られた冷延鋼板の一部には800℃で20時間保持する箱型の中間焼鈍を施し、残りは1000℃で30秒保持する連続型の中間焼鈍を施す(最終冷間圧延前焼鈍)。得られた焼鈍板に冷間圧延を施して仕上板厚0.25mm以上0.30mm以下の冷延鋼板とする。得られた冷延鋼板に500℃の温度で5時間保持する回復焼鈍を施した後、1050℃の温度で30秒間保持する仕上焼鈍を施して平均結晶粒径100〜115μmの無方向性電磁鋼板とする。これらの無方向性電磁鋼板について、W10/400およびB50を測定し、X値を算出する。また、板厚1/4位置にてX線回折法により{110}、{200}、{211}および{310}極点図を測定し、ODFから({411}<148>方位の集積強度)と({111}<112>方位の集積強度)の比である({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)を集積強度比として求める。この結果を製造条件と併せて表6に示す。
Claims (7)
- 質量%で、C:0.01%以下、Si:1.0%以上4.0%以下、Al:0.001%以上3.0%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、P:0.15%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなるとともに、下記式(1)を満足する化学組成を有し、
平均結晶粒径が40μm以上250μm以下であるミクロ組織を有し、
板厚が0.10mm以上0.35mm以下であり、
({411}<148>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)≧0.65の関係を満たし、
下記式(2)〜(4)により規定されるX値が0以上である磁気特性を有することを特徴とする無方向性電磁鋼板。
Si+Al+0.5×Mn≧1.5 (1)
W10/400=(W10/400L+2×W10/400D+W10/400C)/4 (2)
B50=(B50L+2×B50D+B50C)/4 (3)
X=50×(B50+t)−1.4×W10/400−72 (4)
(ここで、Si、AlおよびMn:各元素の含有量(質量%)
W10/400L:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延方向の鉄損(W/kg)
W10/400C:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延直角方向の鉄損(W/kg)
W10/400D:励磁磁束密度1.0T、励磁周波数400Hzで磁化した際の圧延方向に対して45°方向の鉄損(W/kg)
B50L:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延方向の磁束密度(T)
B50C:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延直角方向の磁束密度(T)
B50D:磁化力5000A/mで磁化した際の圧延方向に対して45°方向の磁束密度(T)
t:板厚(mm)
である。) - 前記化学組成が、前記Feの一部に代えて、質量%で、Sn:0.2%以下およびSb:0.2%以下からなる群から選択される1種または2種を含有することを特徴とする請求項1に記載の無方向性電磁鋼板。
- 前記化学組成が、前記Feの一部に代えて、質量%で、Cr:10.0%以下、Cu:5.0%以下およびNi:5.0%以下からなる群から選択される1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無方向性電磁鋼板。
- 前記化学組成が、前記Feの一部に代えて、質量%で、Ca:0.01%以下、Mg:0.01%以下およびREM:0.01%以下からなる群から選択される1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の無方向性電磁鋼板。
- 前記化学組成が、前記Feの一部に代えて、質量%で、Ti:0.010%以下、V:0.010%以下、Nb:0.010%以下、Zr:0.010以下およびSe:0.010%以下からなる群から選択される1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の無方向性電磁鋼板。
- 下記工程(A1)および(B)〜(D)を有することを特徴とする無方向性電磁鋼板の製造方法:
(A1)請求項1から請求項5までのいずれかに記載の化学組成を有する最終冷間圧延前の鋼板に、700℃以上900℃以下の温度域に1時間以上100時間以下保持する最終冷間圧延前焼鈍を施す最終冷間圧延前焼鈍工程;
(B)前記最終冷間圧延前焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、冷圧率:55%以上95%以下の冷間圧延を施して仕上板厚とする最終冷間圧延工程;
(C)前記最終冷間圧延工程により得られた冷延鋼板に、350℃以上575℃以下の温度域に1時間以上200時間以下保持する回復焼鈍を施す回復焼鈍工程;および
(D)前記回復焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、800℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する仕上焼鈍を施す仕上焼鈍工程。 - 下記工程(A2)および(B)〜(D)を有することを特徴とする無方向性電磁鋼板の製造方法:
(A2)請求項1から請求項5までのいずれかに記載の化学組成を有する最終冷間圧延前の鋼板に、850℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する最終冷間圧延前焼鈍を施す最終冷間圧延前焼鈍工程;
(B)前記最終冷間圧延前焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、冷圧率:55%以上95%以下の冷間圧延を施して仕上板厚とする最終冷間圧延工程;
(C)前記最終冷間圧延工程により得られた冷延鋼板に、350℃以上575℃以下の温度域に1時間以上200時間以下保持する回復焼鈍を施す回復焼鈍工程;および
(D)前記回復焼鈍工程により得られた焼鈍鋼板に、800℃以上1200℃以下の温度域に1秒間以上600秒間以下保持する仕上焼鈍を施す仕上焼鈍工程。
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