JP2017046096A - 看護業務支援システム、看護業務支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】病院や介護施設における患者への看護行為の効率化を支援する看護業務支援システム及び看護業務支援方法を提供すること。
【解決手段】患者の看護業務を支援するための看護業務支援システムであって、患者が携帯し、固有のIDが記憶された記憶部と、現在位置を検出する位置検出部と、患者からの呼出要求を受け付ける受付部とを有し、受付部で呼出要求が受け付けられると、呼出信号を記憶部に記憶されているID及び位置検出部で検出される現在位置とともに送信する端末装置と、端末装置から送信される呼出信号、ID及び現在位置を受信し、呼出信号を受信すると、呼出が行われたことをID及び現在位置とともに報知する親機と、医療従事者が所持し、親機からの報知を受信する子機とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】患者の看護業務を支援するための看護業務支援システムであって、患者が携帯し、固有のIDが記憶された記憶部と、現在位置を検出する位置検出部と、患者からの呼出要求を受け付ける受付部とを有し、受付部で呼出要求が受け付けられると、呼出信号を記憶部に記憶されているID及び位置検出部で検出される現在位置とともに送信する端末装置と、端末装置から送信される呼出信号、ID及び現在位置を受信し、呼出信号を受信すると、呼出が行われたことをID及び現在位置とともに報知する親機と、医療従事者が所持し、親機からの報知を受信する子機とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、病院や介護施設における患者への看護行為を効率的に支援できる看護業務支援システム及び看護業務支援方法に関する。
病院や介護施設等においては、いわゆるナースコールシステムを導入しているところがある。このナースコールシステムは、患者が操作するナースコール子機とナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機とを備えている。また、ナースコール親機は、ナースコール子機を使用した呼び出し(ナースコール呼出)が発生した場合、呼出元の患者情報を表示するディスプレイを備えている。
ナースコールシステムを導入することで、患者は、必要に応じてナースコール子機を操作してナースコールを行うと、上記ディスプレイに表示される呼出元情報により、応答した看護師はその後の処置をスムーズに行うことができる(例えば、特許文献1参照)。また、個々の看護師が端末を所持して、その端末に呼出元の患者情報を表示するシステムも実現されている。
上記のような病院や介護施設では、患者は、体調の不良や身の回りの世話などを頼むべく、ナースコール呼出により看護師を呼び出すことがしばしばある。このナースコール呼出に対し、看護師がすぐに対応しないとナースコール呼出を繰り返すことがある。このようにナースコール呼出を繰り返した患者は、病院の対応に強い不満を持つことが多い。一方、ナースコール呼出に対応する看護婦は、一人の患者による一件の用事により、ナースコール呼出が複数回発生する繰り返しなされることにより、その対応に時間をとられる。このため、看護業務が非効率となる。
また、上記のような病院や介護施設では、患者のベッドを定期的に巡回して看護が行われるが、この巡回の際に患者がベッドから離れていたりすると、該患者の呼び出しや探索が必要となる。また、巡回の時間が遅れた場合等に患者が確認のためにナースコール呼出を行うと、その対応に時間をとられる。このため、看護業務が非効率となる。
近年では、高齢化の加速や医療技術の進歩により医療費は増加する一方、経済の潜在成長率は低く保険財政の制約は強まっている。このため、医療の効率化が一層求められており、上記のような非効率な看護業務の改善が強く求められている。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、病院や介護施設における患者への看護行為の効率化を支援する看護業務支援システム及び看護業務支援方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明に係る看護業務支援システムは、患者の看護業務を支援するための看護業務支援システムであって、患者が携帯し、固有のIDが記憶された記憶部と、現在位置を検出する位置検出部と、患者からの呼出要求を受け付ける受付部とを有し、受付部で前記呼出要求が受け付けられると、呼出信号を前記記憶部に記憶されているID及び位置検出部で検出される現在位置とともに送信する端末装置と、端末装置から送信される呼出信号、ID及び現在位置を受信し、呼出信号を受信すると、呼出が行われたことをID及び現在位置とともに報知する親機と、医療従事者が所持し、親機からの報知を受信する子機とを備える。
本発明に係る看護業務支援システムでは、患者が特定の場所(例えば、自分のベッド)以外の場所(例えば、廊下やトイレ等の共用区域)で呼出要求を行った場合でも、呼出しを行った患者を特定できるとともに、患者の現在位置についても特定することができる。このため、患者が特定の場所以外から呼出要求を行っても、該呼出要求を行った患者を探しまわる必要が無く、看護業務が非効率となることを抑制できる。
本発明に係る看護業務支援システムの親機及び/又は子機は、患者への通知要求を受け付け、通知要求が受け付けられると通知信号を患者が携帯する端末装置へ送信し、端末装置は、通知要求を受信すると、該受信した通知要求を患者に報知する。
本発明に係る看護業務支援システムでは、例えば、患者が呼出要求を行った場合に、医療従事者が患者への通知要求を行うことで、該通知が呼出要求を行った患者に報知されるので、呼出要求がきちんと伝達されたことを患者に伝えることができる。この結果、患者が呼出要求を繰り返すことを抑制することができる。また、患者が、病院の対応に強い不満を持つことを低減することができる。さらに、呼出要求に対応する医療従事者が、一人の患者による一件の用事により、呼出要求が複数回発生する繰り返しなされることにより、その対応に時間をとられることを防ぐことができる。この結果、看護業務が非効率となることを抑制できる。
本発明に係る看護業務支援システムの親機及び/又は子機は、患者が携帯する端末装置の現在位置の取得要求を受け付け、取得要求が受け付けられると、端末装置の現在位置を取得し、該取得した現在位置を医療従事者に報知する。
本発明に係る看護業務支援システムでは、医療従事者が必要に応じて患者の現在位置を取得できるので、巡回時に患者が自分のベッドにおらず、他の場所に移動してしまっている場合でも、患者を探しまわる必要が無く、看護業務が非効率となることを抑制できる。
本発明に係る看護業務支援システムの親機は、端末装置のIDと、端末装置を携帯する患者への看護業務を行う日時とが関連付けて記憶された記憶部を有し、記憶部に記憶されているID及び日時に基づいて、端末装置へ通知信号を送信する。
本発明に係る看護業務支援システムでは、親機の記憶部に記憶されている看護業務の日時に基づいて、看護業務が必要な患者への通知が自動的に行われるため看護業務をより効率的に行うことができる。
本発明に係る看護業務支援システムは、所定の端末検知エリアごとに設置され、当該エリアの固有のIDを発信する複数の発信装置をさらに備え、端末装置の位置検出部は、発信装置から発信されるIDに基づいて現在位置を検出する。
本発明に係る看護業務支援システムでは、所定の端末検知エリアごとに設置され、当該エリアの固有のIDを発信する複数の発信装置をさらに備えているので、屋内においても患者の現在位置を検出することができる。
本発明に係る看護業務支援システムの位置検出部は、GPS機能を有し、屋外ではGPS機能により現在位置を検出し、屋内では発信装置から発信されるIDに基づいて現在位置を検出する。
本発明に係る看護業務支援システムでは、屋内及び屋外においてもシームレスに患者の現在位置を検出することができる。
本発明に係る看護業務支援システムの親機及び/又は子機は、端末装置のID及び/又は端末装置を携帯する看護業務を行う日時の編集操作を受け付け、親機は、編集操作が受け付けられると、該受け付けた編集操作に基づいて、記憶部に記憶されているID及び/又は日時を更新する更新部を有する。
本発明に係る看護業務支援システムでは、看護業務を行う患者が携帯する端末装置のID及び/又は看護業務を行う日時を必要に応じて編集することができるため、看護業務をさらに効率的に行うことができる。
上記の課題を解決すべく、本発明の看護業務支援方法は、固有のIDが記憶され、患者が携帯する端末装置と、端末装置から送信される呼出要求を受信する親機と、医療従事者が所持する子機とを備える看護業務支援システムを用いた看護業務支援方法であって、端末装置が、現在位置を検出する工程と、患者からの呼出要求を受け付ける工程と、呼出要求が受け付けられると、呼出信号を記憶されているID及び検出した現在位置とともに送信する工程と、親機が、端末装置から送信される呼出信号、ID及び現在位置を受信する工程と、呼出信号を受信すると、呼出が行われたことをID及び現在位置とともに報知する工程と、子機が、親機からの報知を受信する工程とを有する。
以上説明したように、本発明によれば、病院や介護施設における患者への看護行為の効率化を支援する看護業務支援システム及び看護業務支援方法を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る看護業務支援システム1の概略構成図である。なお、以下では、病棟に設置される看護支援用のナースコールシステムを例に本発明について説明する。
以下、図面を参照して、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る看護業務支援システム1の概略構成図である。なお、以下では、病棟に設置される看護支援用のナースコールシステムを例に本発明について説明する。
この看護業務支援システム1は、患者が携帯する端末装置2と、ナースセンタに設置されるセンタ装置として機能するナースコール親機3(親機)と、医療従事者が所持する子機4と、各病室の入口近傍の廊下側壁面や、トイレ、浴室などの所定の端末検知エリアごとに設置される発信装置5とを備える。
また、この看護業務支援システム1は、例えば病院内の通信センタに設置されるハンディナースコール主装置6を備え、ハンディナースコール主装置6には無線ユニット7が接続される。また、ハンディナースコール主装置6は、外部からの電話やFAX等による連絡に対応できるように公衆網12に接続されている。
さらに、上記ナースコール親機3は、例えばLAN(Local Area Network)8を介して看護支援サーバ9に接続される。看護支援サーバ9は、看護支援のための種々情報を記憶し管理する。なお、上記看護支援サーバ9には、記憶されているデータをプリントアウトするためのプリンタ10が、ハブ11を介して上記看護支援サーバ9と接続されている。
発信装置5は、例えば、ビーコン装置であり、各病室の入口近傍の廊下側壁面や、トイレ、浴室などの所定の端末検知エリアごとに設置され、当該エリアの固有のID(以下、P−ID)を無線で発信する。発信装置5では、エリアを細分化したい場合は、BlueTooth(登録商標)等の弱い電波を用いることが好ましい。
ハンディナースコール主装置6は、例えば構内PHS(Personal Handyphone System)対応の交換装置からなるもので、交換制御部やタイムスイッチの他に、複数の内線インタフェースと、局線インタフェースと、保守インタフェースとを備える。内線インタフェースにはそれぞれ無線ユニット7を構成する複数の無線基地局71が接続される。
無線基地局71は、Wifiルータ等であり、それぞれ無線エリアを形成し、この無線エリア内に存在する端末装置2及び子機4との間で無線回線を介して接続される。また、無線基地局71は、病棟内の主要な位置に設置されている。
図2は、患者が携帯する端末装置2の構成図である。端末装置2は、身体装着型のウェアラブルデバイスであり、無線通信部201と、記憶部202と、位置検出器203、受付部204、操作部205、表示制御部206、モニタ207、スピーカ208、マイク209、制御部210及び電源211を有する。
無線通信部201(送信部及び受信部に相当)は、無線基地局71との間に無線通信リンクを開設して無線通信を行う。記憶部202には、制御部210の制御プログラムや制御データが記憶されている。また、記憶部202には、端末装置2に割り当てられた固有の識別番号であるID(以下、C−ID)が記憶されている。位置検出器203は、発信装置5から発信されるP−IDに基づいて現在位置を検出する。また、位置検出器203は、GPS機能を備え、屋外では該GPS機能により現在位置を取得する。受付部204は、患者が操作部205を操作して入力する呼出要求を受け付ける。表示制御部206は、モニタ207への文字や図形など種々の画像の表示を制御する。
ここで、操作部205は、患者が医療従事者を呼び出したい場合や、話をしたい場合などに操作するものであり、押しボタン式のスイッチなどで構成される。モニタ207は、例えば、液晶パネル等である。スピーカ208及びマイク209は、患者が医療従事者と話をするためのものである。制御部210は、端末装置2の各部を統括して制御するものであって、記憶部202に記憶される制御プログラムや制御データにしたがって種々の制御を行う。電源211は、例えば、バッテリであり、端末装置2の各部に必要な電力を供給する。
図3は、看護業務支援システム1が備える親機3の構成図である。ナースコール親機3は、通信部301、記憶部302、タイマ303、受付部304、操作部305、表示制御部306、モニタ307、スピーカ308、マイク309、更新部310及び制御部311を有する。
通信部301は、患者が携帯する端末装置2及び医療従事者が所持する子機4との間で上記ハンディナースコール主装置6を介して信号の伝送を行う。また、通信部301は、LAN8にハブ11を介して接続された看護支援サーバ9やプリンタ10との間で信号の送受信を行う。
記憶部302には、親機3に割り当てられた固有の識別番号であるID(以下、S−ID)が記憶されている。また、記憶部302には、発信装置5が有する固有の識別番号(P−ID)と、発信装置5が設置される場所の名称(病室番号、トイレや浴室の識別番号や名称)とが関連付けて記憶されている。また、記憶部302には、端末装置2が有するC−IDと該端末装置2を携帯する患者の氏名とが関連付けて記憶されている。また、記憶部302には、子機4に固有に割り振られた識別番号(以下、S−ID)と該子機4を所持する医療従事者の氏名とが関連付けて記憶されている。
さらに、記憶部302には、患者ごとに、看護業務を行う日時、該看護業務を受ける患者が携帯する端末装置2のC−ID及び看護業務の種類(看護業務の内容)が関連付けて記憶されている。ここで、看護業務の種類とは、例えば、血圧測定、血液採取及び尿採採取等の回診や、回診における医師の補助、決められた時間における医薬品の投与、食事の配膳、補助、後片付け、入浴の世話等の定期的に行われるルーチン的な看護業務だけでなく、突発的(イレギュラ)な看護業務も含まれる。
タイマ303は、時刻を計時する機能と、制御部311からの指示に応じて時間を計る機能を備え、現在時刻および計測した時間を制御部311に通知する。
受付部304は、医療従事者が操作部305を操作して入力する呼出要求を受け付ける。表示制御部306は、モニタ307への文字や図形など種々の画像の表示を制御する。
ここで、操作部305は、医療従事者が患者や他の医療従事者を呼び出したい場合や話をしたい場合、記憶部302に記憶されている看護業務を行う日時、該看護業務を受ける患者が携帯する端末装置2のC−ID及び看護業務の種類(看護業務の内容)の更新や新規作成の編集を行う際などに操作するものであり、押しボタン式のスイッチなどで構成される。
モニタ307は、例えば、液晶パネル等である。スピーカ308及びマイク309は、医療従事者が患者や他の医療従事者と話をするためのものである。制御部311は、当該ナースコール親機3の各部を統括して制御するものであって、記憶部302に記憶される制御プログラムや制御データにしたがって種々の制御を行う。
図4は、看護業務支援システム1が備える子機4の構成図である。子機4は、無線通信部401と、記憶部402と、受付部404、操作部405、表示制御部406、モニタ407、スピーカ408、マイク409、制御部410及び電源411を有する。
無線通信部401(送信部及び受信部に相当)は、無線基地局71との間に無線通信リンクを開設して無線通信を行う。記憶部402には、制御部410の制御プログラムや制御データが記憶されている。また、記憶部402には、子機4に割り当てられた固有の識別番号であるID(以下、S−ID)が記憶されている。受付部404は、医療従事者が操作部405を操作して入力する呼出要求を受け付ける。表示制御部406は、モニタ407への文字や図形など種々の画像の表示を制御する。
ここで、操作部405は、医療従事者が患者や他の医療従事者を呼び出したい場合や、話をしたい場合などに操作するものであり、押しボタン式のスイッチなどで構成される。モニタ407は、例えば、液晶パネル等である。スピーカ408及びマイク409は、医療従事者が患者や他の医療従事者と話をするためのものである。制御部410は、子機4の各部を統括して制御するものであって、記憶部402に記憶される制御プログラムや制御データにしたがって種々の制御を行う。電源411は、例えば、バッテリであり、子機4の各部に必要な電力を供給する。
次に、上記構成の看護業務支援システム1の動作について図5〜図9を参照して説明する。はじめに、図5を参照して、患者が端末装置2を操作して、医療従事者を呼び出す場合の動作について説明する。
端末装置2の受付部204は、患者が操作部205を操作して入力する呼出要求の受付を常時判定している(S101)。患者が端末装置2の操作部205を操作して呼出要求を行うと(S101のYES)、制御部210は、記憶部202から固有のIDであるC−IDを取得する(S102)。また、制御部210は、位置検出器203に現在位置を取得するように指示し、位置検出器203は、現在位置を取得する(S103)。
ここで、位置検出器203は、屋内においては、各病室の入口近傍の廊下側壁面や、トイレ、浴室などの所定の端末検知エリアごとに設置された発信装置5から発信されるP−IDを取得し、屋外においては、GPS機能により現在位置を取得する。
次に、制御部210は、受付部204で受け付けた呼出要求を取得したC−ID及び現在位置とともに送信するよう無線通信部201に指示し、無線通信部201は、呼出要求を取得したC−ID及び現在位置とともに送信する(S104)。
端末装置2から送信された呼出要求は、C−ID及び現在位置とともに無線ユニット7の無線基地局71を介して親機3の通信部301で受信される(S105)。次に、親機3の制御部311は、通信部301で受信したC−ID及び現在位置を確認する(S106)。
具体的には、制御部311は、通信部301で受信したC−IDを、記憶部302に記憶されているC−IDと照合し、該C−IDに関連付けられた患者の氏名を確認する。また、制御部311は、現在位置がP−IDである場合、記憶部302に記憶されているP−IDと照合し、該P−IDに関連付けられた場所の名称を確認する。また、制御部311は、位置情報がGPSによる位置情報(緯度及び経度等)である場合、その位置(屋外)を確認する。
次に、親機3の制御部311は、呼出要求を確認した患者の氏名及び位置(場所の名称)とともに報知する(S107)。具体的には、制御部311は、呼出要求を確認した患者の氏名及び位置(場所の名称)とともにモニタ307に表示するよう表示制御部306に指示し、表示制御部306は、モニタ307に呼出要求を確認した患者の氏名及び位置(場所の名称)とともに表示する。また、この際、患者の位置を施設の地図上にマッピングして表示するようにしてもよい。さらに、この際、呼出要求を示す音をスピーカ308から出力するように構成してもよい。
さらに、制御部311は、呼出要求を確認した患者の氏名及び位置(場所の名称)とともに子機4に送信するように通信部301に指示し、通信部301は、呼出要求を確認した患者の氏名及び位置(場所の名称)とともに子機4へ送信する。子機4では、無線通信部401で受信した呼出要求が患者の氏名及び位置(場所の名称)とともにモニタ407に表示される。また、この際、患者の位置を施設の地図上にマッピングして表示するようにしてもよい。さらに、この際、呼出要求を示す音をスピーカ408から出力するように構成してもよい。また、S107の報知後に、患者と医療従事者が親機3又は子機4のスピーカ及びマイクにより相互に通話できるようにしてもよい。
次に、図6を参照して、医療従事者が親機3又は子機4を操作して、患者へ通知要求を送信する場合の動作について説明する。この通知要求は、例えば、患者からの呼出要求の応答時や患者への看護業務等についての伝達時に利用される。
親機3の受付部304又は子機4の受付部404は、医療従事者が親機3の操作部305又は子機4の操作部405を操作して入力する通知要求の受付を常時判定している(S201)。医療従事者が親機3の操作部305又は子機4の操作部405を操作して通知要求を行うと(S201のYES)、親機3の制御部311又は子機4の制御部410は、端末装置2の一覧(C−IDの一覧)を親機3のモニタ307又は子機4のモニタ407に表示するよう、親機3の表示制御部306又は子機4の表示制御部406に指示する。
親機3の表示制御部306又は子機4の表示制御部406は、指示に基づき端末装置2の一覧(C−IDの一覧)を親機3のモニタ307又は子機4のモニタ407に表示する。なお、端末装置2の一覧(C−IDの一覧)の一覧の替わりに患者の氏名の一覧を表示してもよい。また、子機4のモニタ407にC−ID又は患者の氏名を表示する際は、親機3の記憶部302からデータを取得してもよいし、予め子機4の記憶部402にデータを記憶しておいてもよい。
次に、医療従事者が、親機3のモニタ307又は子機4のモニタ407に表示されたC−IDの一覧から、通知要求を送信したい端末装置2のC−IDを選択すると、該選択が受け付けられ、親機3の制御部311又は子機4の制御部410は、通知要求を選択されたC−IDともに送信するように親機3の通信部301又は子機4の無線通信部401に指示する。親機3の通信部301又は子機4の無線通信部401は、指示に基づいて通知要求を選択されたC−IDともに送信する(S203)。
親機3又は子機4から送信された通知要求は、患者が携帯する端末装置2で受信される(S204)。端末装置2の制御部210は、通知要求とともに受信されたC−IDが自己の記憶部202に記憶されているC−IDと一致するか照合を行う(S205)。C−IDが一致する場合(S206のYES)、端末装置2において該通知要求が報知される(S207)。具体的には、該通知要求が、端末装置2のモニタ207及び/又はスピーカ208により患者に通知される。なお、S207の報知後に、患者と医療従事者がスピーカ及びマイクにより相互に通話できるようにしてもよい。
次に、図7を参照して、医療従事者が親機3又は子機4を操作して、患者の位置情報を取得する場合の動作について説明する。この位置情報に取得は、看護業務を行う際(もしくは前)や患者から呼出要求があった場合に、患者の位置を確認するために利用される。
親機3の受付部304又は子機4の受付部404は、医療従事者が親機3の操作部305又は子機4の操作部405を操作して入力する位置情報の取得要求の受付を常時判定している(S301)。医療従事者が親機3の操作部305又は子機4の操作部405を操作して取得要求を行うと(S301のYES)、親機3の制御部311又は子機4の制御部410は、端末装置2の一覧(C−IDの一覧)を親機3のモニタ307又は子機4のモニタ407に表示するよう、親機3の表示制御部306又は子機4の表示制御部406に指示する。
親機3の表示制御部306又は子機4の表示制御部406は、指示に基づき端末装置2の一覧(C−IDの一覧)を親機3のモニタ307又は子機4のモニタ407に表示する。なお、端末装置2の一覧(C−IDの一覧)の一覧の替わりに患者の氏名の一覧を表示してもよい。また、子機4のモニタ407にC−ID又は患者の氏名を表示する際は、親機3の記憶部302からデータを取得してもよいし、予め子機4の記憶部402にデータを記憶しておいてもよい。
次に、医療従事者が、親機3のモニタ307又は子機4のモニタ407に表示されたC−IDの一覧から、取得要求を送信したい端末装置2のC−IDを選択すると、該選択が受け付けられ、親機3の制御部311又は子機4の制御部410は、取得要求を選択されたC−ID及び該取得要求を行う親機3又は子機4のS−IDとともに送信するように親機3の通信部301又は子機4の無線通信部401に指示する。親機3の通信部301又は子機4の無線通信部401は、指示に基づいて取得要求を選択されたC−ID、S−IDとともに送信する(S303)。
親機3又は子機4から送信された取得要求は、患者が携帯する端末装置2で受信される(S304)。端末装置2の制御部210は、取得要求とともに受信されたC−IDが自己の記憶部202に記憶されているC−IDと一致するか照合を行う(S305)。C−IDが一致する場合(S306のYES)、端末装置2の制御部210は、位置検出器203に指示し、位置検出器203は、屋内においては、発信装置5から発信されるP−IDを取得し、屋外においては、GPS機能により現在位置を取得する(S307)。
次に、端末装置2の制御部210は、取得した位置情報を、S304で受信したS−ID送信するように無線通信部201に指示し、無線通信部201は、位置情報をS−IDとともに送信する。送信された位置情報は、親機3及び子機4で受信され、S−IDが自己の記憶部302及び402に記憶されているS−IDと一致するか照合され、一致する場合に、位置情報が報知される(S308)。具体的には、モニタ307又はモニタ407に位置情報が表示される。なお、この際、患者の位置を施設の地図上にマッピングして表示するようにしてもよい。また、S308の報知後に、患者と医療従事者がスピーカ及びマイクにより相互に通話できるようにしてもよい。
次に、図8を参照して、看護業務支援システム1の親機3の記憶部302に記憶されているデータ編集時の動作について説明する。
初めに、医療従事者が親機3の操作部305を操作して、記憶部302の編集画面を表示させる指示を出すと、該指示が受付部304で受け付けられる(S401)。制御部311は、該指示が受付部304で受け付けられると、モニタ307に編集画面を表示するように表示制御部306に指示し、表示制御部306は、モニタ307に編集画面を表示する。
次に、医療従事者は、操作部305を操作して、データの新規作成かすでに登録されているデータの編集かを選択する(S402)。データの新規作成の場合(S402のYes)、制御部311は、モニタ307に新規作成画面を表示するよう表示制御部306に指示し、表示制御部306は、モニタ307に新規作成画面を表示する(S403)。
次に、医療従事者は、操作部305を操作して、新規作成するデータ、例えば、端末装置2のID(C−ID)、看護業務を行う日時、看護業務の種類(看護業務の内容)、患者の氏名等を入力する。該入力操作は、受付部304で受け付けられる(S404)。
また、医療従事者が操作部305を操作して、すでに登録されているデータを更新する場合(S402のNo)、制御部311は、モニタ307に記憶部302に記憶されているデータを表示画面に表示するように表示制御部306に指示し、表示制御部306は、モニタ307に、記憶部302に記憶されているデータを表示する。
医療従事者が操作部305を操作して、編集したいデータを選択すると、該選択操作が受付部304で受け付けられる(S405)。次に、医療従事者が操作部305を操作して、選択したデータ(端末装置2のID(C−ID)、看護業務を行う日時、看護業務の種類(看護業務の内容)、患者の氏名等)を編集する。該編集操作は、受付部304で受け付けられる(S406)。
制御部311は、S404又はS406において、受付部304で受け付けられた編集内容に基づいて、記憶部302のデータを更新するように更新部310に指示する。更新部310は、制御部311からの指示に基づいて、記憶部302のデータを更新する(S307)。
制御部311は、記憶部302に記憶されているデータの編集操作が終了したかを判定する(S408)。編集操作が終了している場合(S408のYes)、制御部311は、動作を終了する。また、編集操作が終了していない場合(S408のNo)、制御部311は、S402から動作を継続する。
次に、図9を参照して、看護業務支援システム1のイベント通知時における動作について説明する。
親機3では、タイマ303の時刻と、記憶部302に記憶されている看護業務を行う日時との照合が常時なされている。つまり、タイマ303の時刻と記憶部302に記憶されている看護業務を行う日時とが同一か否かが常に監視されている(S501)。
そして、タイマ303の時刻が、何れかの看護業務を行う日時と同一になった場合(S501のYes)、制御部311は、該看護業務を行う日時に関連付けられた端末装置2のID(C−ID)を確認する。制御部311は、C−IDを確認すると通信部301へ通知要求を上記C−IDとともに送信するように指示し、通信部301は、通知要求をC―IDとともに送信する(S502)。
親機3から送信された通知要求は、患者が携帯する端末装置2で受信される(S503)。端末装置2の制御部210は、通知要求とともに受信されたC−IDが自己の記憶部202に記憶されているC−IDと一致するか照合を行う(S504)。C−IDが一致する場合(S505のYES)、端末装置2において該通知要求が報知される(S506)。具体的には、該通知要求が、端末装置2のモニタ207及び/又はスピーカ208により患者に通知される。なお、S506の報知後に、患者と医療従事者がスピーカ及びマイクにより相互に通話できるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図1〜図9を参照して説明した第1の実施形態に係る看護業務支援システム1は、所定の端末検知エリアごとに設置された発信装置5から当該エリアの固有のID(P−ID)を発信し、端末装置2の位置検出器203は、発信装置5から発信されるP−IDを取得して、該P−IDを親機3又は子機4に送信することで屋内における位置情報を取得している。
図1〜図9を参照して説明した第1の実施形態に係る看護業務支援システム1は、所定の端末検知エリアごとに設置された発信装置5から当該エリアの固有のID(P−ID)を発信し、端末装置2の位置検出器203は、発信装置5から発信されるP−IDを取得して、該P−IDを親機3又は子機4に送信することで屋内における位置情報を取得している。
図10は、第1の実施形態に係る看護業務支援システム13の概略図である。この第2の実施形態に係る看護業務支援システム13では、無線基地局71が位置情報である固有のID(P−ID)を有し、自己の無線通信エリア内の端末装置2と無線通信し、端末装置2の固有のID(C−ID)を取得して、自己の固有のID(P−ID)とともに親機3に送信することで、端末装置2の屋内における位置情報を取得する構成となっている。つまり、この第2の実施形態に係る看護業務支援システム13では、発信装置5が不要となる。
以上のように、本実施形態に係る看護業務支援システム1及び13は、患者の看護業務を支援するための看護業務支援システムであって、患者が携帯し、固有のID(C−ID)が記憶された記憶部202と、現在位置を検出する位置検出器203と、患者からの呼出要求を受け付ける受付部204とを有し、受付部204で前記呼出要求が受け付けられると、呼出信号を記憶部202に記憶されているC−ID及び位置検出器203で検出される現在位置とともに送信する端末装置2と、端末装置2から送信される呼出信号、C−ID及び現在位置を受信し、呼出信号を受信すると、呼出が行われたことをP−ID及び現在位置とともに報知する親機3と、医療従事者が所持し、親機3からの報知を受信する子機4とを備える。
このため、患者が特定の場所(例えば、自分のベッド)以外の場所(例えば、廊下やトイレ等の共用区域)で呼出要求を行った場合でも、呼出しを行った患者を特定できるとともに、患者の現在位置についても特定することができる。このため、患者が特定の場所以外から呼出要求を行っても、該呼出要求を行った患者を探しまわる必要が無く、看護業務が非効率となることを抑制できる。
また、看護業務支援システム1,13の親機3及び/又は子機4は、患者への通知要求を受け付け、通知要求が受け付けられると通知信号を患者が携帯する端末装置2へ送信し、端末装置2は、通知要求を受信すると、該受信した通知要求を患者に報知する。
このため、例えば、患者が呼出要求を行った場合に、医療従事者が患者への通知要求を行うことで、該通知が呼出要求を行った患者に報知されるので、呼出要求がきちんと伝達されたことを患者に伝えることができる。この結果、患者が呼出要求を繰り返すことを抑制することができる。また、患者が、病院の対応に強い不満を持つことを低減することができる。さらに、呼出要求に対応する医療従事者が、一人の患者による一件の用事により、呼出要求が複数回発生する繰り返しなされることにより、その対応に時間をとられることを防ぐことができる。この結果、看護業務が非効率となることを抑制できる。
また、本実施形態に係る看護業務支援システム1,13の親機3及び/又は子機4は、患者が携帯する端末装置2の現在位置の取得要求を受け付け、取得要求が受け付けられると、端末装置2の現在位置を取得し、該取得した現在位置を医療従事者に報知する。
つまり、医療従事者が必要に応じて患者の現在位置を取得できるので、巡回時に患者が自分のベッドにおらず、他の場所に移動してしまっている場合でも、患者を探しまわる必要が無く、看護業務が非効率となることを抑制できる。
また、本実施形態に係る看護業務支援システム1,13の親機3は、端末装置2のIDと、端末装置2を携帯する患者への看護業務を行う日時とが関連付けて記憶された記憶部302を有し、記憶部302に記憶されているID及び日時に基づいて、端末装置2へ通知信号を送信する。
つまり、親機3の記憶部302に記憶されている看護業務の日時に基づいて、看護業務が必要な患者への通知が自動的に行われるため看護業務をより効率的に行うことができる。
また、本実施形態に係る看護業務支援システム1は、所定の端末検知エリアごとに設置され、当該エリアの固有のIDを発信する複数の発信装置5をさらに備え、端末装置2の位置検出器203は、発信装置5から発信されるIDに基づいて現在位置を検出する。このため、屋内においても患者の現在位置を検出することができる。
また、本字実施形態に係る看護業務支援システム1,13の位置検出器203は、GPS機能を有し、屋外ではGPS機能により現在位置を検出し、屋内では発信装置から発信されるIDに基づいて現在位置を検出する。このため、屋内及び屋外においてもシームレスに患者の現在位置を検出することができる。
また、本実施形態に係る看護業務支援システム1,13の親機3及び/又は子機4は、端末装置2のC−ID及び/又は端末装置2を携帯する看護業務を行う日時の編集操作を受け付け、親機3は、編集操作が受け付けられると、該受け付けた編集操作に基づいて、記憶部302に記憶されているID及び/又は日時を更新する更新部310を有する。
このため、看護業務を行う患者が携帯する端末装置2のID及び/又は看護業務を行う日時を必要に応じて編集することができるため、看護業務をさらに効率的に行うことができる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以上で説明したように、本発明の看護業務支援システム及び看護業務支援方法は、病院や介護施設における患者への看護行為の効率化を支援することができる。
1…第1の実施形態に係る看護業務支援システム
2…端末装置
3…親機
4…子機
5…発信装置
6…ハンディナースコール主装置
7…無線ユニット
8…LAN
9…看護支援サーバ
10…プリンタ
11…ハブ
12…公衆網
13…第2の実施形態に係る看護業務支援システム
2…端末装置
3…親機
4…子機
5…発信装置
6…ハンディナースコール主装置
7…無線ユニット
8…LAN
9…看護支援サーバ
10…プリンタ
11…ハブ
12…公衆網
13…第2の実施形態に係る看護業務支援システム
Claims (8)
- 患者の看護業務を支援するための看護業務支援システムであって、
前記患者が携帯し、固有のIDが記憶された記憶部と、現在位置を検出する位置検出部と、前記患者からの呼出要求を受け付ける受付部とを有し、前記受付部で前記呼出要求が受け付けられると、呼出信号を前記記憶部に記憶されているID及び前記位置検出部で検出される現在位置とともに送信する端末装置と、
前記端末装置から送信される前記呼出信号、前記ID及び前記現在位置を受信し、前記呼出信号を受信すると、呼出が行われたことを前記ID及び前記現在位置とともに報知する親機と、
医療従事者が所持し、前記親機からの報知を受信する子機と
を備える看護業務支援システム。 - 前記親機及び/又は前記子機は、
前記患者への通知要求を受け付け、前記通知要求が受け付けられると通知信号を前記患者が携帯する端末装置へ送信し、
前記端末装置は、
前記通知要求を受信すると、該受信した通知要求を前記患者に報知する請求項1に記載の看護業務支援システム。 - 前記親機及び/又は前記子機は、
前記患者が携帯する前記端末装置の現在位置の取得要求を受け付け、前記取得要求が受け付けられると、前記端末装置の現在位置を取得し、該取得した現在位置を前記医療従事者に報知する請求項1又は請求項2に記載の看護業務支援システム。 - 前記親機は、
前記端末装置のIDと、前記端末装置を携帯する患者への看護業務を行う日時とが関連付けて記憶された記憶部を有し、
前記記憶部に記憶されている前記ID及び前記日時に基づいて、前記端末装置へ通知信号を送信する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の看護業務支援システム。 - 前記護業務支援システムは、
所定の端末検知エリアごとに設置され、当該エリアの固有のIDを発信する複数の発信装置をさらに備え、
前記端末装置の位置検出部は、
前記発信装置から発信される前記IDに基づいて現在位置を検出する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の看護業務支援システム。 - 前記位置検出部は、
GPS機能を有し、
屋外では前記GPS機能により現在位置を検出し、屋内では前記発信装置から発信される前記IDに基づいて現在位置を検出する請求項5に記載の看護業務支援システム。 - 前記親機及び/又は前記子機は、
前記端末装置のID及び/又は前記端末装置を携帯する前記看護業務を行う日時の編集操作を受け付け、
前記親機は、
前記編集操作が受け付けられると、該受け付けた編集操作に基づいて、前記記憶部に記憶されている前記ID及び/又は前記日時を更新する更新部を有する請求項4に記載の看護業務支援システム。 - 固有のIDが記憶され、前記患者が携帯する端末装置と、前記端末装置から送信される呼出要求を受信する親機と、医療従事者が所持する子機とを備える看護業務支援システムを用いた看護業務支援方法であって、
前記端末装置が、
現在位置を検出する工程と、
前記患者からの呼出要求を受け付ける工程と、
前記呼出要求が受け付けられると、呼出信号を前記記憶されているID及び検出した現在位置とともに送信する工程と、
前記親機が、
前記端末装置から送信される前記呼出信号、前記ID及び前記現在位置を受信する工程と、
前記呼出信号を受信すると、呼出が行われたことを前記ID及び前記現在位置とともに報知する工程と、
前記子機が、
前記親機からの報知を受信する工程と
を有する看護業務支援方法。
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