JPH0837682A - 通信システム - Google Patents
通信システムInfo
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- JPH0837682A JPH0837682A JP17117694A JP17117694A JPH0837682A JP H0837682 A JPH0837682 A JP H0837682A JP 17117694 A JP17117694 A JP 17117694A JP 17117694 A JP17117694 A JP 17117694A JP H0837682 A JPH0837682 A JP H0837682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- communication system
- terminal
- data
- display
- Prior art date
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単に移動体の位置や状態を知ることができ
るようにする。 【構成】 データの送受信が可能な通信手段を備えたセ
ンタ1と、このセンタとデータの送受信が可能な通信手
段を備えた複数台の端末機10,20,30とを有する
通信システムにおいて、端末機10,20,30のそれ
ぞれに現在位置検出手段14,24,34を設け、セン
タに各端末機の位置表示手段100を設け、センタから
各端末機への検出位置データ送信要求信号の送信によ
り、該当する端末機の現在位置検出手段が検出した位置
データをセンタに送信させ、センタの位置表示手段で表
示させるようにした。
るようにする。 【構成】 データの送受信が可能な通信手段を備えたセ
ンタ1と、このセンタとデータの送受信が可能な通信手
段を備えた複数台の端末機10,20,30とを有する
通信システムにおいて、端末機10,20,30のそれ
ぞれに現在位置検出手段14,24,34を設け、セン
タに各端末機の位置表示手段100を設け、センタから
各端末機への検出位置データ送信要求信号の送信によ
り、該当する端末機の現在位置検出手段が検出した位置
データをセンタに送信させ、センタの位置表示手段で表
示させるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種移動体の管理など
に使用して好適な通信システムに関する。
に使用して好適な通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの移動体の位置など
を、離れた場所で確認する場合には、各移動体に無線通
信装置を搭載させて、この無線通信装置で位置を連絡さ
せる方法が一般的である。このような無線連絡による方
法は、例えばタクシー会社や運送会社が、運用している
各車両の位置を把握する場合などに適用されている。
を、離れた場所で確認する場合には、各移動体に無線通
信装置を搭載させて、この無線通信装置で位置を連絡さ
せる方法が一般的である。このような無線連絡による方
法は、例えばタクシー会社や運送会社が、運用している
各車両の位置を把握する場合などに適用されている。
【0003】また、このような会社での業務で使用され
るシステムの他に、複数台の自動車やオートバイなどで
旅行をする場合などにも、各車両の位置を相互に知るた
めに、無線通信装置での無線連絡が広く使用されてい
る。
るシステムの他に、複数台の自動車やオートバイなどで
旅行をする場合などにも、各車両の位置を相互に知るた
めに、無線通信装置での無線連絡が広く使用されてい
る。
【0004】このような場合に適用される無線通信装置
としては、各通信装置間を無線で直接接続させる場合
や、無線電話システムを使用する場合など、各種通信方
式のものがある。
としては、各通信装置間を無線で直接接続させる場合
や、無線電話システムを使用する場合など、各種通信方
式のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
無線連絡による方法では、例えばタクシー会社の場合、
各車両の運転手が音声で会社からの連絡に応答する必要
があり、場合によっては運転中で応答が困難であること
があると共に、音声で位置を知らせるので、会社側に知
らせる現在位置などが必ずしも正確ではない不都合があ
った。
無線連絡による方法では、例えばタクシー会社の場合、
各車両の運転手が音声で会社からの連絡に応答する必要
があり、場合によっては運転中で応答が困難であること
があると共に、音声で位置を知らせるので、会社側に知
らせる現在位置などが必ずしも正確ではない不都合があ
った。
【0006】本発明はかかる点に鑑み、簡単に移動体の
位置や状態を知ることができるようにすることを目的と
する。
位置や状態を知ることができるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、例えば図
1に示すように、データの送受信が可能な通信手段を備
えたセンタ1と、このセンタとデータの送受信が可能な
通信手段を備えた複数台の端末機10,20,30とを
有する通信システムにおいて、端末機10,20,30
のそれぞれに現在位置検出手段14,24,34を設
け、センタに各端末機の位置表示手段100を設け、セ
ンタから各端末機への検出位置データ送信要求信号の送
信により、該当する端末機の現在位置検出手段が検出し
た位置データをセンタに送信させ、センタの位置表示手
段で表示させるようにしたものである。
1に示すように、データの送受信が可能な通信手段を備
えたセンタ1と、このセンタとデータの送受信が可能な
通信手段を備えた複数台の端末機10,20,30とを
有する通信システムにおいて、端末機10,20,30
のそれぞれに現在位置検出手段14,24,34を設
け、センタに各端末機の位置表示手段100を設け、セ
ンタから各端末機への検出位置データ送信要求信号の送
信により、該当する端末機の現在位置検出手段が検出し
た位置データをセンタに送信させ、センタの位置表示手
段で表示させるようにしたものである。
【0008】また第2の発明は、第1の発明において、
位置データに、端末機が設置された移動体の状態に関す
る情報を付加して送信させ、センタの位置表示手段で、
この送信された移動体の状態に関する情報を表示するよ
うにしたものである。
位置データに、端末機が設置された移動体の状態に関す
る情報を付加して送信させ、センタの位置表示手段で、
この送信された移動体の状態に関する情報を表示するよ
うにしたものである。
【0009】また第3の発明は、第1又は第2の発明に
おいて、センタ側で予め選択した1台又は複数の端末機
に、検出位置データ送信要求信号を送信するようにした
ものである。
おいて、センタ側で予め選択した1台又は複数の端末機
に、検出位置データ送信要求信号を送信するようにした
ものである。
【0010】また第4の発明は、第3の発明において、
センタ側で設定した間隔毎に、選択された端末機に対し
て検出位置データ送信要求信号を送信するようにしたも
のである。
センタ側で設定した間隔毎に、選択された端末機に対し
て検出位置データ送信要求信号を送信するようにしたも
のである。
【0011】また第5の発明は、第1又は第2の発明に
おいて、センタ側で選択された所定の端末機から、ほぼ
連続的に検出位置データを送信させるようにし、この所
定の端末機の移動状態が、センタ側でほぼ連続的に判る
ようにしたものである。
おいて、センタ側で選択された所定の端末機から、ほぼ
連続的に検出位置データを送信させるようにし、この所
定の端末機の移動状態が、センタ側でほぼ連続的に判る
ようにしたものである。
【0012】また第6の発明は、第1〜第5の発明の何
れかにおいて、センタが地図データの記憶手段を備え、
この記憶された地図データに基づいた地図を位置表示手
段に表示させると共に、この表示地図上に、各端末機の
現在位置検出手段が検出した位置を表示させるようにし
たものである。
れかにおいて、センタが地図データの記憶手段を備え、
この記憶された地図データに基づいた地図を位置表示手
段に表示させると共に、この表示地図上に、各端末機の
現在位置検出手段が検出した位置を表示させるようにし
たものである。
【0013】また第7の発明は、第6の発明において、
各端末機毎に付与した識別名を、表示地図上の各端末機
の表示位置の近傍に表示させるようにしたものである。
各端末機毎に付与した識別名を、表示地図上の各端末機
の表示位置の近傍に表示させるようにしたものである。
【0014】また第8の発明は、第6又は第7の発明に
おいて、センタが受信した位置データの記憶手段を備
え、検出位置データ送信要求信号の送信により、位置デ
ータの返送がない端末機の表示位置を、記憶手段に記憶
された過去の位置データに基づいた位置としたものであ
る。
おいて、センタが受信した位置データの記憶手段を備
え、検出位置データ送信要求信号の送信により、位置デ
ータの返送がない端末機の表示位置を、記憶手段に記憶
された過去の位置データに基づいた位置としたものであ
る。
【0015】また第9の発明は、第8の発明において、
過去の位置データに基づいた位置表示を行うとき、他の
位置表示と異なる態様で表示させるようにしたものであ
る。
過去の位置データに基づいた位置表示を行うとき、他の
位置表示と異なる態様で表示させるようにしたものであ
る。
【0016】また第10の発明は、第6又は第7の発明
において、センタが受信した位置データの記憶手段を備
え、該記憶手段が記憶した過去の各端末機の位置データ
と現在の位置データとに基づいて、表示地図上に各端末
機が移動した軌跡を表示するようにした通信システム。
において、センタが受信した位置データの記憶手段を備
え、該記憶手段が記憶した過去の各端末機の位置データ
と現在の位置データとに基づいて、表示地図上に各端末
機が移動した軌跡を表示するようにした通信システム。
【0017】また第11の発明は、第6又は第7の発明
において、端末機の少なくとも何れか1台が、地図デー
タの記憶手段と、地図表示手段とを備え、記憶手段に記
憶された地図データに基づいた地図を地図表示手段に表
示させると共に、この表示地図上に、該当する端末機が
備える現在位置検出手段が検出した位置を表示するよう
にしたものである。
において、端末機の少なくとも何れか1台が、地図デー
タの記憶手段と、地図表示手段とを備え、記憶手段に記
憶された地図データに基づいた地図を地図表示手段に表
示させると共に、この表示地図上に、該当する端末機が
備える現在位置検出手段が検出した位置を表示するよう
にしたものである。
【0018】また第12の発明は、第1〜第10の発明
の何れかにおいて、センタと各端末機との間の通信を、
所定の中継局を介して行うようにしたものである。
の何れかにおいて、センタと各端末機との間の通信を、
所定の中継局を介して行うようにしたものである。
【0019】また第13の発明は、第1〜第12の発明
の何れかにおいて、複数の端末機の少なくとも何れか1
台と、センタとに、メッセージの表示手段とを設け、こ
のメッセージの表示手段を備えた端末機とセンタとの間
で、メッセージの伝送ができるようにしたものである。
の何れかにおいて、複数の端末機の少なくとも何れか1
台と、センタとに、メッセージの表示手段とを設け、こ
のメッセージの表示手段を備えた端末機とセンタとの間
で、メッセージの伝送ができるようにしたものである。
【0020】また第14の発明は、第13の発明におい
て、センタ又は端末機側に予め用意されたメッセージの
中から選択されたメッセージを送信させるようにした通
信システム。
て、センタ又は端末機側に予め用意されたメッセージの
中から選択されたメッセージを送信させるようにした通
信システム。
【0021】また第15の発明は、第13又は第14の
発明において、メッセージに位置データを付与して送信
させ、受信側が備える位置表示手段に該当する位置を表
示させるようにしたものである。
発明において、メッセージに位置データを付与して送信
させ、受信側が備える位置表示手段に該当する位置を表
示させるようにしたものである。
【0022】また第16の発明は、第15の発明におい
て、メッセージに付与して送信する位置データとして、
現在位置検出手段が検出した現在位置データとしたもの
である。
て、メッセージに付与して送信する位置データとして、
現在位置検出手段が検出した現在位置データとしたもの
である。
【0023】また第17の発明は、第15の発明におい
て、メッセージに付与して送信する位置データとして、
目標地点又は通過地点の位置データとしたものである。
て、メッセージに付与して送信する位置データとして、
目標地点又は通過地点の位置データとしたものである。
【0024】また第18の発明は、第1〜第17の発明
の何れかにおいて、センタに現在位置検出手段を設け、
各端末機にセンタの位置データを送信するようにしたも
のである。
の何れかにおいて、センタに現在位置検出手段を設け、
各端末機にセンタの位置データを送信するようにしたも
のである。
【0025】
【作用】第1の発明によると、センタから各端末機への
検出位置データ送信要求信号の送信により、各端末機の
現在位置のデータがセンタに送信されるので、センタ側
で各端末機の現在位置を知ることができる。
検出位置データ送信要求信号の送信により、各端末機の
現在位置のデータがセンタに送信されるので、センタ側
で各端末機の現在位置を知ることができる。
【0026】また第2の発明によると、現在位置のデー
タに、端末機が設置された移動体の状態に関する情報を
付加してセンタに送信させるので、移動体の状態をセン
タ側で把握することができる。
タに、端末機が設置された移動体の状態に関する情報を
付加してセンタに送信させるので、移動体の状態をセン
タ側で把握することができる。
【0027】また第3の発明によると、センタ側で予め
選択した1台又は複数の端末機に、検出位置データ送信
要求信号を送信するので、センタ側で選択した移動体の
位置だけを知ることができる。
選択した1台又は複数の端末機に、検出位置データ送信
要求信号を送信するので、センタ側で選択した移動体の
位置だけを知ることができる。
【0028】また第4の発明によると、センタ側で設定
した間隔毎に、選択された端末機に対して検出位置デー
タ送信要求信号を送信するので、センタ側で所定間隔毎
に各端末機の位置をモニタすることができる。
した間隔毎に、選択された端末機に対して検出位置デー
タ送信要求信号を送信するので、センタ側で所定間隔毎
に各端末機の位置をモニタすることができる。
【0029】また第5の発明によると、センタ側で選択
された所定の端末機から、ほぼ連続的に検出位置データ
を送信させるようにしたことで、この所定の端末機の移
動状態をセンタ側でほぼ連続的にモニタすることができ
る。
された所定の端末機から、ほぼ連続的に検出位置データ
を送信させるようにしたことで、この所定の端末機の移
動状態をセンタ側でほぼ連続的にモニタすることができ
る。
【0030】また第6の発明によると、センタ側の表示
地図上に、各端末機の現在位置検出手段が検出した位置
が表示されるので、簡単に各端末機(移動体)の位置を
把握することができる。
地図上に、各端末機の現在位置検出手段が検出した位置
が表示されるので、簡単に各端末機(移動体)の位置を
把握することができる。
【0031】また第7の発明によると、各端末機毎に付
与した識別名が、表示地図上の各端末機の表示位置の近
傍に表示されるので、どの端末機(移動体)であるのか
簡単に判るようになる。
与した識別名が、表示地図上の各端末機の表示位置の近
傍に表示されるので、どの端末機(移動体)であるのか
簡単に判るようになる。
【0032】また第8の発明によると、位置データの返
送がない端末機がある場合でも、過去に受信した位置デ
ータに基づいた位置が表示されるので、現在位置の受信
ができない端末機(移動体)であっても、おおよその位
置をセンタ側で把握できる。
送がない端末機がある場合でも、過去に受信した位置デ
ータに基づいた位置が表示されるので、現在位置の受信
ができない端末機(移動体)であっても、おおよその位
置をセンタ側で把握できる。
【0033】また第9の発明によると、過去の位置デー
タに基づいた位置表示を行うとき、他の位置表示と異な
る態様で表示させることで、過去の位置データで表示さ
れていることが簡単に判るようになる。
タに基づいた位置表示を行うとき、他の位置表示と異な
る態様で表示させることで、過去の位置データで表示さ
れていることが簡単に判るようになる。
【0034】また第10の発明によると、表示地図上に
各端末機が移動した軌跡が表示できることで、各端末機
(移動体)の移動状態を把握することができる。
各端末機が移動した軌跡が表示できることで、各端末機
(移動体)の移動状態を把握することができる。
【0035】また第11の発明によると、端末機の少な
くとも何れか1台が、表示地図上にこの端末機が備える
現在位置検出手段が検出した位置を表示できることで、
各端末機(移動体)側でも位置を把握できるようにな
る。
くとも何れか1台が、表示地図上にこの端末機が備える
現在位置検出手段が検出した位置を表示できることで、
各端末機(移動体)側でも位置を把握できるようにな
る。
【0036】また第12の発明によると、センタと各端
末機との間の通信が、所定の中継局を介して行われるこ
とで、端末機と通信できる距離や伝送されるデータの信
頼性などが向上する。
末機との間の通信が、所定の中継局を介して行われるこ
とで、端末機と通信できる距離や伝送されるデータの信
頼性などが向上する。
【0037】また第13の発明によると、端末機とセン
タとの間で、メッセージの伝送ができることで、本発明
のシステムをメッセージの伝送手段として利用できるよ
うになる。
タとの間で、メッセージの伝送ができることで、本発明
のシステムをメッセージの伝送手段として利用できるよ
うになる。
【0038】また第14の発明によると、センタ又は端
末機側に予め用意されたメッセージの中から選択された
メッセージを送信できることで、簡単にメッセージの伝
送ができるようになる。
末機側に予め用意されたメッセージの中から選択された
メッセージを送信できることで、簡単にメッセージの伝
送ができるようになる。
【0039】また第15の発明によると、メッセージに
位置データを付与して送信できることで、位置を指定し
たメッセージなどが簡単に伝送できるようになる。
位置データを付与して送信できることで、位置を指定し
たメッセージなどが簡単に伝送できるようになる。
【0040】また第16の発明によると、現在位置検出
手段が検出した現在位置データをメッセージに付与して
伝送することで、現在位置とメッセージとが同時に伝送
され、メッセージを送信した箇所を判断できるようにな
る。
手段が検出した現在位置データをメッセージに付与して
伝送することで、現在位置とメッセージとが同時に伝送
され、メッセージを送信した箇所を判断できるようにな
る。
【0041】また第17の発明によると、目標地点又は
通過地点の位置データをメッセージに付与して伝送する
ことで、目標地点や通過地点を指示するメッセージの伝
送が簡単にできるようになる。
通過地点の位置データをメッセージに付与して伝送する
ことで、目標地点や通過地点を指示するメッセージの伝
送が簡単にできるようになる。
【0042】また第18の発明によると、センタに現在
位置検出手段を設けて、各端末機にセンタの位置データ
を送信できるようにしたことで、センタ側が移動体に搭
載されている場合のセンタの位置が、各端末機側で判る
ようになる。
位置検出手段を設けて、各端末機にセンタの位置データ
を送信できるようにしたことで、センタ側が移動体に搭
載されている場合のセンタの位置が、各端末機側で判る
ようになる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図35を
参照して説明する。本例においては、センタとなる場所
で、複数の移動体(車両)の管理を行うシステムに適用
したもので、各移動体が端末機を搭載しているものとす
る。
参照して説明する。本例においては、センタとなる場所
で、複数の移動体(車両)の管理を行うシステムに適用
したもので、各移動体が端末機を搭載しているものとす
る。
【0044】図1は本例の通信システムの全体構成を示
す図で、図中1は本例の通信を制御するセンタを示し、
このセンタ1は表示装置100と変換器2と送受信ユニ
ット3とを備える。表示装置100の具体的構成につい
ては後述する。そして、この表示装置100が変換器2
を介して送受信ユニット3と接続させてあり、変換器2
で表示装置100と送受信ユニット3との間のデータ伝
送を行う際の変換処理が行われる。そして、表示装置1
00で発生させたデータを、変換器2で送信用データに
変換してから送受信ユニット3に供給することで、送受
信ユニット3で送信処理が行われ、送受信ユニット3に
接続された送受信アンテナ4が無線送信される。この場
合、本例においては基地局5を介して無線伝送が行われ
るようにしてある。
す図で、図中1は本例の通信を制御するセンタを示し、
このセンタ1は表示装置100と変換器2と送受信ユニ
ット3とを備える。表示装置100の具体的構成につい
ては後述する。そして、この表示装置100が変換器2
を介して送受信ユニット3と接続させてあり、変換器2
で表示装置100と送受信ユニット3との間のデータ伝
送を行う際の変換処理が行われる。そして、表示装置1
00で発生させたデータを、変換器2で送信用データに
変換してから送受信ユニット3に供給することで、送受
信ユニット3で送信処理が行われ、送受信ユニット3に
接続された送受信アンテナ4が無線送信される。この場
合、本例においては基地局5を介して無線伝送が行われ
るようにしてある。
【0045】また、基地局5から無線送信された信号
が、送受信アンテナ4で受信されて送受信ユニット3で
受信処理され、受信して得たデータが変換器2を介して
表示装置1に供給される。この表示装置100から送受
信アンテナ4までがセンタに設置された機器である。
が、送受信アンテナ4で受信されて送受信ユニット3で
受信処理され、受信して得たデータが変換器2を介して
表示装置1に供給される。この表示装置100から送受
信アンテナ4までがセンタに設置された機器である。
【0046】ここで、表示装置100の構成を図2に示
すと、この表示装置100は比較的小型に構成されて、
液晶パネルよりなる表示パネル101を備え、この表示
パネル101に文字や図形を表示させることができる。
この場合、表示パネル101の下端部には、4箇所のフ
ァンクション表示部102,103,104,105が
形成され、このファンクション表示部102,103,
104,105の近傍に配されたファンクションキー1
24,125,126,127の機能が、この表示部1
02〜105に表示された機能となるようにしてある。
すと、この表示装置100は比較的小型に構成されて、
液晶パネルよりなる表示パネル101を備え、この表示
パネル101に文字や図形を表示させることができる。
この場合、表示パネル101の下端部には、4箇所のフ
ァンクション表示部102,103,104,105が
形成され、このファンクション表示部102,103,
104,105の近傍に配されたファンクションキー1
24,125,126,127の機能が、この表示部1
02〜105に表示された機能となるようにしてある。
【0047】また、この表示装置100の側面には、2
箇所のカードスロット106,107が配され、各スロ
ット106,107に装着されたメモリカードに記憶さ
れたプログラムデータに従って、この表示装置の機能が
設定されるようにしてある。ここでは、一方のカードス
ロット106にプログラムデータ用カード201を装着
し、他方のカードスロット107に地図データ用カード
202を装着する。このプログラムデータ用カード20
1には、この表示装置100を位置表示装置として使用
するためのプログラムデータが記憶され、地図データ用
カード202には、この表示装置100の表示パネル1
01に道路地図を表示させるための地図データが記憶さ
れている。
箇所のカードスロット106,107が配され、各スロ
ット106,107に装着されたメモリカードに記憶さ
れたプログラムデータに従って、この表示装置の機能が
設定されるようにしてある。ここでは、一方のカードス
ロット106にプログラムデータ用カード201を装着
し、他方のカードスロット107に地図データ用カード
202を装着する。このプログラムデータ用カード20
1には、この表示装置100を位置表示装置として使用
するためのプログラムデータが記憶され、地図データ用
カード202には、この表示装置100の表示パネル1
01に道路地図を表示させるための地図データが記憶さ
れている。
【0048】また、この表示装置100に配された操作
キーとしては、電源キー111,バックライトキー11
2,設定機能キー113,カード機能キー114,ポイ
ント機能キー115,メッセージキー116,モニタリ
ングキー117,表示切換キー118,個別移動体情報
表示キー119,カーソルキー120,エンターキー1
21,リコールキー122,ズームキー123と、上述
したファンクションキー124〜127とを備える。こ
の場合、カーソルキー120は、上下左右に方向を指示
できるようにしてあり、ズームキー123は+方向と−
方向にズームさせる指示ができるようにしてある。
キーとしては、電源キー111,バックライトキー11
2,設定機能キー113,カード機能キー114,ポイ
ント機能キー115,メッセージキー116,モニタリ
ングキー117,表示切換キー118,個別移動体情報
表示キー119,カーソルキー120,エンターキー1
21,リコールキー122,ズームキー123と、上述
したファンクションキー124〜127とを備える。こ
の場合、カーソルキー120は、上下左右に方向を指示
できるようにしてあり、ズームキー123は+方向と−
方向にズームさせる指示ができるようにしてある。
【0049】そして、それぞれのキー111〜127の
操作情報が、この表示装置100の動作を制御するシス
テムコントローラ(図示せず)に供給されるようにして
ある。そして、本例の表示装置100にプログラムデー
タ用カード201を装着したときにシステムコントロー
ラの制御で行われる動作としては、地図データ用カード
202に記憶された地図データを読出して、表示パネル
101に道路地図を表示させると共に、この地図上に、
後述する端末機から送信された現在位置データで示され
る位置を表示させる。このとき各端末機毎に設定された
名称を同時に表示させるようにしてある。また、各端末
機から送信された現在位置データについては、システム
コントローラ内のメモリに記憶するようにしてある。さ
らに、表示パネル101に表示されたメッセージを、各
端末機に対して送信させることができるようにしてある
と共に、各端末機から伝送されたメッセージを表示パネ
ル101に表示させることができるようにしてある。こ
れらの機能については後述する。
操作情報が、この表示装置100の動作を制御するシス
テムコントローラ(図示せず)に供給されるようにして
ある。そして、本例の表示装置100にプログラムデー
タ用カード201を装着したときにシステムコントロー
ラの制御で行われる動作としては、地図データ用カード
202に記憶された地図データを読出して、表示パネル
101に道路地図を表示させると共に、この地図上に、
後述する端末機から送信された現在位置データで示され
る位置を表示させる。このとき各端末機毎に設定された
名称を同時に表示させるようにしてある。また、各端末
機から送信された現在位置データについては、システム
コントローラ内のメモリに記憶するようにしてある。さ
らに、表示パネル101に表示されたメッセージを、各
端末機に対して送信させることができるようにしてある
と共に、各端末機から伝送されたメッセージを表示パネ
ル101に表示させることができるようにしてある。こ
れらの機能については後述する。
【0050】ここで、この表示装置100を使用した図
1の通信システムの構成の説明に戻ると、この表示装置
100を備えたセンタ1は、基地局5を介して複数の端
末機10,20,30‥‥と通信ができる。ここで、基
地局5は通信制御部6を備え、この通信制御部6でセン
タ及び各端末に付与された識別番号を使用して通信制御
を行う。この識別番号としては、このシステムを構成す
るセンタと端末機とに共通に設定されたシステム識別番
号と、センタ及び各端末機に個別に設定された個別識別
番号とがあり、センタ及び各端末機から基地局5に対し
て無線送信させるときには、システム識別番号と、発信
元の個別識別番号と、送信先の個別識別番号とを付与し
て送信させる。
1の通信システムの構成の説明に戻ると、この表示装置
100を備えたセンタ1は、基地局5を介して複数の端
末機10,20,30‥‥と通信ができる。ここで、基
地局5は通信制御部6を備え、この通信制御部6でセン
タ及び各端末に付与された識別番号を使用して通信制御
を行う。この識別番号としては、このシステムを構成す
るセンタと端末機とに共通に設定されたシステム識別番
号と、センタ及び各端末機に個別に設定された個別識別
番号とがあり、センタ及び各端末機から基地局5に対し
て無線送信させるときには、システム識別番号と、発信
元の個別識別番号と、送信先の個別識別番号とを付与し
て送信させる。
【0051】この場合、通信制御部6は送信データ用メ
モリ6aを備え、メッセージデータの伝送があるとき、
このメッセージデータを相手が受信するまで記憶するよ
うにしてある。
モリ6aを備え、メッセージデータの伝送があるとき、
このメッセージデータを相手が受信するまで記憶するよ
うにしてある。
【0052】そして、各端末機10,20,30‥‥の
構成について説明すると、ここでは3台の端末機10,
20,30を示し、各端末機10,20,30は送受信
アンテナ11,21,31を備え、それぞれの送受信ア
ンテナ11,21,31で受信した信号を送受信ユニッ
ト12,22,32で受信処理する。そして、各送受信
ユニット12,22,32で受信処理された受信データ
を、変換器13,23,33を介してGPS受信機1
4,24,34に供給する。
構成について説明すると、ここでは3台の端末機10,
20,30を示し、各端末機10,20,30は送受信
アンテナ11,21,31を備え、それぞれの送受信ア
ンテナ11,21,31で受信した信号を送受信ユニッ
ト12,22,32で受信処理する。そして、各送受信
ユニット12,22,32で受信処理された受信データ
を、変換器13,23,33を介してGPS受信機1
4,24,34に供給する。
【0053】このそれぞれのGPS受信機14,24,
34は、GPS(Global Positionin
g System)と称される人工衛星を使用した測位
システムによる現在位置の測位装置で、それぞれGPS
用衛星からの信号の受信用アンテナ15,25,35が
接続されている。
34は、GPS(Global Positionin
g System)と称される人工衛星を使用した測位
システムによる現在位置の測位装置で、それぞれGPS
用衛星からの信号の受信用アンテナ15,25,35が
接続されている。
【0054】そして、各アンテナ15,25,35が受
信してGPS受信機14,24,34内の演算回路での
演算で求めた座標位置のデータを、変換器13,23,
33に供給して送信用のデータとし、この送信用のデー
タを送受信ユニット12,22,32で送信処理して送
受信アンテナ11,21,31から基地局5に対して無
線送信させることができるようにしてある。なお、現在
の座標位置のデータに付随して検出される進行方向,走
行速度などの各種付随データも、同時に無線送信させる
ようにしてある。
信してGPS受信機14,24,34内の演算回路での
演算で求めた座標位置のデータを、変換器13,23,
33に供給して送信用のデータとし、この送信用のデー
タを送受信ユニット12,22,32で送信処理して送
受信アンテナ11,21,31から基地局5に対して無
線送信させることができるようにしてある。なお、現在
の座標位置のデータに付随して検出される進行方向,走
行速度などの各種付随データも、同時に無線送信させる
ようにしてある。
【0055】また本例においては、各端末機10,2
0,30には、この端末機が設置された移動体(車両)
の状態を検出する車両状態検出回路17,27,37が
設置され、それぞれの車両状態検出回路17,27,3
7が検出したデータを、送受信ユニット12,22,3
2で現在位置データと共に受信処理することができるよ
うにしてある。この車両状態検出回路17,27,37
で検出される車両状態としては、例えば車両がタクシー
の場合には、客を乗せて走行している状態,空車,迎
車,回送,休憩中などの走行状態に関する状態がある。
0,30には、この端末機が設置された移動体(車両)
の状態を検出する車両状態検出回路17,27,37が
設置され、それぞれの車両状態検出回路17,27,3
7が検出したデータを、送受信ユニット12,22,3
2で現在位置データと共に受信処理することができるよ
うにしてある。この車両状態検出回路17,27,37
で検出される車両状態としては、例えば車両がタクシー
の場合には、客を乗せて走行している状態,空車,迎
車,回送,休憩中などの走行状態に関する状態がある。
【0056】なお、各端末機10,20,30の送受信
ユニット12,22,32で受信してGPS受信機1
4,24,34に供給されるデータとしては、例えば検
出位置データ送信要求信号がある。この検出位置データ
送信要求信号が各GPS受信機14,24,34に供給
されると、各GPS受信機14,24,34は測位に必
要な回路の電源を投入させて、現在位置の測位を行う。
そして、測位して求めた現在の座標位置のデータを、送
受信ユニット12,22,32に供給させて、基地局5
側に無線送信させる。
ユニット12,22,32で受信してGPS受信機1
4,24,34に供給されるデータとしては、例えば検
出位置データ送信要求信号がある。この検出位置データ
送信要求信号が各GPS受信機14,24,34に供給
されると、各GPS受信機14,24,34は測位に必
要な回路の電源を投入させて、現在位置の測位を行う。
そして、測位して求めた現在の座標位置のデータを、送
受信ユニット12,22,32に供給させて、基地局5
側に無線送信させる。
【0057】また、端末機30には、表示装置36が接
続させてある。この表示装置36は、センタ1側が備え
る表示装置100と基本的に同じ装置である。但し、こ
の端末側の表示装置36の場合には、カードスロットに
装着するプログラムデータ用カードとして、端末機とし
て作動するプログラムが記憶されたものを使用する。
続させてある。この表示装置36は、センタ1側が備え
る表示装置100と基本的に同じ装置である。但し、こ
の端末側の表示装置36の場合には、カードスロットに
装着するプログラムデータ用カードとして、端末機とし
て作動するプログラムが記憶されたものを使用する。
【0058】なお、この端末機30側の表示装置36
は、GPS受信機34と接続させてあり、GPS受信機
34が測位した現在位置を表示装置36で表示できるよ
うにしてある。また、端末機30の送受信ユニット32
で受信したメッセージを、表示装置36の表示パネルに
表示させることができると共に、この表示パネルに表示
されたメッセージを送受信ユニット32で基地局側に送
信処理させることができるようにしてある。
は、GPS受信機34と接続させてあり、GPS受信機
34が測位した現在位置を表示装置36で表示できるよ
うにしてある。また、端末機30の送受信ユニット32
で受信したメッセージを、表示装置36の表示パネルに
表示させることができると共に、この表示パネルに表示
されたメッセージを送受信ユニット32で基地局側に送
信処理させることができるようにしてある。
【0059】次に、このように構成されるシステムを使
用して行われるデータ伝送について説明する。まず、セ
ンタ1側で必要な初期設定を、図3のフローチャートを
参照して説明すると、センタ1側の表示装置100の電
源をオンにすると、この表示装置100のシステムコン
トローラは初期設定がしてあるか否か判断する(ステッ
プ101)。そして、初期設定がされてないと判断した
ときには、表示させる道路地図の中心位置を設定させる
(ステップ102)。このときには、図4に示すよう
に、表示パネル101に所定箇所の道路地図がズームキ
ー123で選択した縮尺で表示されると共に、中心位置
を示す識別マークP1が画面上に表示され、カーソルキ
ー120の操作で中心位置、即ち識別マークP1の位置
が移動して、中心位置を所望の位置とすることができ
る。このときには、図4に示すように、文字で「中心位
置を指定してください」と表示させる。
用して行われるデータ伝送について説明する。まず、セ
ンタ1側で必要な初期設定を、図3のフローチャートを
参照して説明すると、センタ1側の表示装置100の電
源をオンにすると、この表示装置100のシステムコン
トローラは初期設定がしてあるか否か判断する(ステッ
プ101)。そして、初期設定がされてないと判断した
ときには、表示させる道路地図の中心位置を設定させる
(ステップ102)。このときには、図4に示すよう
に、表示パネル101に所定箇所の道路地図がズームキ
ー123で選択した縮尺で表示されると共に、中心位置
を示す識別マークP1が画面上に表示され、カーソルキ
ー120の操作で中心位置、即ち識別マークP1の位置
が移動して、中心位置を所望の位置とすることができ
る。このときには、図4に示すように、文字で「中心位
置を指定してください」と表示させる。
【0060】そして、この中心位置の設定が終了する
と、モニタする移動体(端末機)の選択を行う(ステッ
プ103)。このときには、図5に示すように、文字で
「モニタリング表示を設定してください」と表示させ、
このシステムが有する全ての移動体をモニタするのか、
或いは個別にモニタする移動体を選択するのかを、カー
ソルキー120の操作で選択させる。図5の場合には、
全体をモニタすることを選択した状態を示す。
と、モニタする移動体(端末機)の選択を行う(ステッ
プ103)。このときには、図5に示すように、文字で
「モニタリング表示を設定してください」と表示させ、
このシステムが有する全ての移動体をモニタするのか、
或いは個別にモニタする移動体を選択するのかを、カー
ソルキー120の操作で選択させる。図5の場合には、
全体をモニタすることを選択した状態を示す。
【0061】そして、個別にモニタする移動体を選択し
た場合には、図6に示すような移動局設定画面が表示さ
れる。この画面では、このシステムに属する移動体(端
末機)が一覧表示される。この場合、本例においては各
端末機毎に2文字までの識別名を付与することができる
ようにしてあり、例えば移動体が自動車の場合には、こ
の車両の運転者名を識別名として設定する。そして、こ
の識別名に続いて、各端末機毎に設定された個別識別番
号を表示する。なお、これらの端末機に関する情報につ
いては、表示装置100に装着されたメモリカード20
1に記憶させてある。また、所定のキー操作によって識
別名や個別識別番号を設定させたり、変更することもで
きる。また、この移動局設定画面では個別番号0番とし
て、自局(即ちセンタ)を表示させてある。
た場合には、図6に示すような移動局設定画面が表示さ
れる。この画面では、このシステムに属する移動体(端
末機)が一覧表示される。この場合、本例においては各
端末機毎に2文字までの識別名を付与することができる
ようにしてあり、例えば移動体が自動車の場合には、こ
の車両の運転者名を識別名として設定する。そして、こ
の識別名に続いて、各端末機毎に設定された個別識別番
号を表示する。なお、これらの端末機に関する情報につ
いては、表示装置100に装着されたメモリカード20
1に記憶させてある。また、所定のキー操作によって識
別名や個別識別番号を設定させたり、変更することもで
きる。また、この移動局設定画面では個別番号0番とし
て、自局(即ちセンタ)を表示させてある。
【0062】この移動局設定画面が表示された状態で、
カーソルキー120とエンターキー121の操作で、表
示された移動体の中からモニタする移動体を選択する処
理を行う。
カーソルキー120とエンターキー121の操作で、表
示された移動体の中からモニタする移動体を選択する処
理を行う。
【0063】このモニタする移動体の選択を行った後
は、各移動体をモニタする間隔の設定を行う(ステップ
104)。このときには、図7に示すように、画面上に
設定される間隔が「分」で表示され、カーソルキー12
0の操作で表示される間隔が順次変化し、希望する間隔
が表示された状態でエンターキー121の操作で、設定
される。なお、本例の場合には、1台の端末機を1回モ
ニタするのに3分必要とする。従って、選択できる最低
の間隔は〔モニタする台数×3分〕となり、これよりも
短い時間を設定したときには、画面上に入力エラーであ
ることを表示させ、再度設定し直しさせる。そして、モ
ニタする間隔が設定されると、それぞれの端末機に対し
て、この設定された間隔で検出位置データ送信要求信号
をセンタ1から送信させる。
は、各移動体をモニタする間隔の設定を行う(ステップ
104)。このときには、図7に示すように、画面上に
設定される間隔が「分」で表示され、カーソルキー12
0の操作で表示される間隔が順次変化し、希望する間隔
が表示された状態でエンターキー121の操作で、設定
される。なお、本例の場合には、1台の端末機を1回モ
ニタするのに3分必要とする。従って、選択できる最低
の間隔は〔モニタする台数×3分〕となり、これよりも
短い時間を設定したときには、画面上に入力エラーであ
ることを表示させ、再度設定し直しさせる。そして、モ
ニタする間隔が設定されると、それぞれの端末機に対し
て、この設定された間隔で検出位置データ送信要求信号
をセンタ1から送信させる。
【0064】この各移動体をモニタする間隔の設定が終
了すると、初期設定を終了する。この初期設定が行われ
ることで、各移動体の位置をモニタすることが可能にな
る。次に、図8のフローチャートを参照して各移動体の
位置をモニタするときの処理を説明する。まず、各移動
体の位置のモニタは、モニタリングキー117の操作で
開始されるようにしてあり、このモニタリングキー11
7が操作されたか否か判断する(ステップ111)。こ
こで、モニタリングキー117が操作されたときには、
図9に示すように、道路地図と移動体を表示する(ステ
ップ112)。このときの道路地図表示としては、初期
設定時に中心位置設定で設定された位置を中心にした地
図表示となる。そして、表示される移動体としては、初
期設定時にモニタすることを選択した移動体の中で、表
示中の地図で示される範囲内に位置する移動体を、最新
の現在位置データに基づいて、この移動体に設定した識
別名と共に表示させる。図9では、4台の移動体M1,
M2,M3,M4が地図中に進行方向を示した状態で表
示されている。
了すると、初期設定を終了する。この初期設定が行われ
ることで、各移動体の位置をモニタすることが可能にな
る。次に、図8のフローチャートを参照して各移動体の
位置をモニタするときの処理を説明する。まず、各移動
体の位置のモニタは、モニタリングキー117の操作で
開始されるようにしてあり、このモニタリングキー11
7が操作されたか否か判断する(ステップ111)。こ
こで、モニタリングキー117が操作されたときには、
図9に示すように、道路地図と移動体を表示する(ステ
ップ112)。このときの道路地図表示としては、初期
設定時に中心位置設定で設定された位置を中心にした地
図表示となる。そして、表示される移動体としては、初
期設定時にモニタすることを選択した移動体の中で、表
示中の地図で示される範囲内に位置する移動体を、最新
の現在位置データに基づいて、この移動体に設定した識
別名と共に表示させる。図9では、4台の移動体M1,
M2,M3,M4が地図中に進行方向を示した状態で表
示されている。
【0065】なお、地図中に表示する位置としては、各
移動体(端末機)から送信された最新の現在位置データ
を使用し、地図中の対応した位置とするが、何れかの移
動体に対する直前の検出位置データ送信要求信号の送信
で、現在位置データの返送がなかったときには、センタ
1側の表示装置100内に記憶された以前の位置データ
の中の最新のものを使用して、地図上に位置を表示させ
る。但し、このデータを受信できない移動体を表示する
場合には、他の移動体と区別できる状態で表示させる。
図9に示した表示例では、移動体M4がデータを受信で
きない移動体に相当し、他と表示色を逆にしてある。
移動体(端末機)から送信された最新の現在位置データ
を使用し、地図中の対応した位置とするが、何れかの移
動体に対する直前の検出位置データ送信要求信号の送信
で、現在位置データの返送がなかったときには、センタ
1側の表示装置100内に記憶された以前の位置データ
の中の最新のものを使用して、地図上に位置を表示させ
る。但し、このデータを受信できない移動体を表示する
場合には、他の移動体と区別できる状態で表示させる。
図9に示した表示例では、移動体M4がデータを受信で
きない移動体に相当し、他と表示色を逆にしてある。
【0066】そして、各移動体の最新の現在位置データ
を受信する毎に、表示位置を逐次更新させる。
を受信する毎に、表示位置を逐次更新させる。
【0067】ここで、図8のフローチャートの説明に戻
ると、このモニタリング画面が表示された状態(ステッ
プ112)で、位置確認キーが操作されたときには、位
置確認モードの処理Aに移る(ステップ113)。ま
た、中心位置キーが操作されたときには、中心位置モー
ドの処理Bに移る(ステップ114)。また、軌跡キー
が操作されたときには、軌跡モードの処理Cに移る(ス
テップ115)。また、ナビゲーションキーが操作され
たときには、ナビゲーションモードの処理Dに移る(ス
テップ116)。
ると、このモニタリング画面が表示された状態(ステッ
プ112)で、位置確認キーが操作されたときには、位
置確認モードの処理Aに移る(ステップ113)。ま
た、中心位置キーが操作されたときには、中心位置モー
ドの処理Bに移る(ステップ114)。また、軌跡キー
が操作されたときには、軌跡モードの処理Cに移る(ス
テップ115)。また、ナビゲーションキーが操作され
たときには、ナビゲーションモードの処理Dに移る(ス
テップ116)。
【0068】これらの各モード設定が行われるキーは、
図9の表示画面の下部に示されるファンクション表示部
102,103,104,105に対応した表示が行わ
れて、ファンクションキー124,125,126,1
27が使用される。
図9の表示画面の下部に示されるファンクション表示部
102,103,104,105に対応した表示が行わ
れて、ファンクションキー124,125,126,1
27が使用される。
【0069】これらの各モードについて説明すると、図
8のフローチャートでステップ113で位置確認モード
となったときには、図10のフローチャートの処理に移
る。即ち、まずモニタ中の移動体の一覧表が表示される
(ステップ121)。このときの表示としては、図11
に示すように、表示地図の上に重ねて一覧表が表示さ
れ、この一覧表の中からカーソルキー120とエンター
キー121の操作で、位置を確認する移動体を選択する
処理を行う(ステップ122)。この移動体の選択が行
われると、指定した移動体の端末機を呼び出す制御信号
を、センタ1から該当する端末機に対して送信させる
(ステップ123)。この制御信号が送信されて相手の
端末機が呼び出されると、この端末機が検出した現在位
置データを連続的に送信させる。そして、センタ1側の
表示装置100では、この連続的に送信される現在位置
データを使用して、この端末機(移動体)の位置を連続
的に表示させる(ステップ124)。このときの表示と
しては、図12に示すように、選択された移動体の現在
位置を中心にした地図表示とする。
8のフローチャートでステップ113で位置確認モード
となったときには、図10のフローチャートの処理に移
る。即ち、まずモニタ中の移動体の一覧表が表示される
(ステップ121)。このときの表示としては、図11
に示すように、表示地図の上に重ねて一覧表が表示さ
れ、この一覧表の中からカーソルキー120とエンター
キー121の操作で、位置を確認する移動体を選択する
処理を行う(ステップ122)。この移動体の選択が行
われると、指定した移動体の端末機を呼び出す制御信号
を、センタ1から該当する端末機に対して送信させる
(ステップ123)。この制御信号が送信されて相手の
端末機が呼び出されると、この端末機が検出した現在位
置データを連続的に送信させる。そして、センタ1側の
表示装置100では、この連続的に送信される現在位置
データを使用して、この端末機(移動体)の位置を連続
的に表示させる(ステップ124)。このときの表示と
しては、図12に示すように、選択された移動体の現在
位置を中心にした地図表示とする。
【0070】従って、通常のモニタリング画面では、初
期設定した所定間隔毎にしか検出位置が移動しないが、
この位置確認モードのときには選択された移動体の現在
位置を連続的に表示させることができる。
期設定した所定間隔毎にしか検出位置が移動しないが、
この位置確認モードのときには選択された移動体の現在
位置を連続的に表示させることができる。
【0071】そして、この位置確認モードが設定された
ときに、再度位置確認キーが操作されると(ステップ1
25)、位置確認モードでなくなり、図9に示すモニタ
リング画面に戻り、各移動体を設定された間隔毎に順番
に位置検出するモニタリング状態に戻る。
ときに、再度位置確認キーが操作されると(ステップ1
25)、位置確認モードでなくなり、図9に示すモニタ
リング画面に戻り、各移動体を設定された間隔毎に順番
に位置検出するモニタリング状態に戻る。
【0072】また、図8のフローチャートでステップ1
14で中心位置モードとなったときには、図13に示す
フローチャートの処理に移る。即ち、まず中心位置を設
定する処理に移る(ステップ131)。このときには、
図14に示すように、画面中に設定される中心位置を示
す識別マークP2が画面上に表示され、カーソルキー1
20の操作で中心位置、即ち識別マークP2の位置が移
動して、中心位置を所望の位置とすることができる。こ
のときには、図14に示すように、文字で「位置を指定
してください」と表示させる。
14で中心位置モードとなったときには、図13に示す
フローチャートの処理に移る。即ち、まず中心位置を設
定する処理に移る(ステップ131)。このときには、
図14に示すように、画面中に設定される中心位置を示
す識別マークP2が画面上に表示され、カーソルキー1
20の操作で中心位置、即ち識別マークP2の位置が移
動して、中心位置を所望の位置とすることができる。こ
のときには、図14に示すように、文字で「位置を指定
してください」と表示させる。
【0073】そして、中心位置が設定されると、設定し
た中心位置からモニタ中の各移動体までの距離が表示装
置100内のシステムコントローラで判断される。そし
て、判断した距離が近い順に、移動体状況を一覧表とし
て表示させる(ステップ132)。このときには、図1
5に示すように、地図表示に重ねるようにして一覧表を
表示させる。また、このとき各移動体の状況に関するデ
ータも文字などで表示させる。例えばタクシーの場合に
は、空車が否か等を表示させる。さらに、最新の位置デ
ータを受信した時間についても表示させる。
た中心位置からモニタ中の各移動体までの距離が表示装
置100内のシステムコントローラで判断される。そし
て、判断した距離が近い順に、移動体状況を一覧表とし
て表示させる(ステップ132)。このときには、図1
5に示すように、地図表示に重ねるようにして一覧表を
表示させる。また、このとき各移動体の状況に関するデ
ータも文字などで表示させる。例えばタクシーの場合に
は、空車が否か等を表示させる。さらに、最新の位置デ
ータを受信した時間についても表示させる。
【0074】そして、この中心位置モードが設定された
ときに、中止キーが操作されると(ステップ133)、
中心位置モードでなくなり、図9に示すモニタリング画
面に戻り、各移動体を設定された間隔毎に順番に位置検
出するモニタリング状態に戻る。
ときに、中止キーが操作されると(ステップ133)、
中心位置モードでなくなり、図9に示すモニタリング画
面に戻り、各移動体を設定された間隔毎に順番に位置検
出するモニタリング状態に戻る。
【0075】また、図8のフローチャートでステップ1
15で軌跡モードとなったときには、図16に示すフロ
ーチャートの処理に移る。即ち、まず表示パネル101
にメニュー表示が行われる(ステップ141)。このメ
ニュー表示としては、図17に示すように、軌跡の記
録,記録終了,再生,記録の削除,修正の各項目が地図
表示に重ねる状態で表示され、カーソルキー120の操
作で実行される項目を選択できる。各項目の処理を、図
16のフローチャートに従って説明すると、まず記録を
選択したか否か判断し(ステップ142)、記録を選択
したときには、記録する移動体を選択画面で選択させる
(ステップ143)。この記録する移動体の選択が行わ
れると、選択された移動体に搭載された端末機から送信
される位置データの記録を開始させる(ステップ14
4)。
15で軌跡モードとなったときには、図16に示すフロ
ーチャートの処理に移る。即ち、まず表示パネル101
にメニュー表示が行われる(ステップ141)。このメ
ニュー表示としては、図17に示すように、軌跡の記
録,記録終了,再生,記録の削除,修正の各項目が地図
表示に重ねる状態で表示され、カーソルキー120の操
作で実行される項目を選択できる。各項目の処理を、図
16のフローチャートに従って説明すると、まず記録を
選択したか否か判断し(ステップ142)、記録を選択
したときには、記録する移動体を選択画面で選択させる
(ステップ143)。この記録する移動体の選択が行わ
れると、選択された移動体に搭載された端末機から送信
される位置データの記録を開始させる(ステップ14
4)。
【0076】そして次に、記録終了を選択したか否か判
断し(ステップ145)、記録終了を選択したときに
は、記録終了する移動体を選択画面で選択させる(ステ
ップ146)。このときの選択画面では、記録中の移動
体を一覧表示させる。そして、この記録終了する移動体
の選択が行われると、選択された移動体に搭載された端
末機から送信される位置データの記録を終了させる(ス
テップ147)。
断し(ステップ145)、記録終了を選択したときに
は、記録終了する移動体を選択画面で選択させる(ステ
ップ146)。このときの選択画面では、記録中の移動
体を一覧表示させる。そして、この記録終了する移動体
の選択が行われると、選択された移動体に搭載された端
末機から送信される位置データの記録を終了させる(ス
テップ147)。
【0077】そして次に、再生を選択したか否か判断し
(ステップ148)、再生を選択したときには、軌跡を
再生する移動体を選択画面で選択させる(ステップ14
9)。このときの選択画面では、軌跡が記録されている
移動体を一覧表示させる。そして、この軌跡を再生する
移動体の選択が行われると、選択された移動体の位置デ
ータが変化する様子を、地図上に軌跡として表示させる
(ステップ150)。
(ステップ148)、再生を選択したときには、軌跡を
再生する移動体を選択画面で選択させる(ステップ14
9)。このときの選択画面では、軌跡が記録されている
移動体を一覧表示させる。そして、この軌跡を再生する
移動体の選択が行われると、選択された移動体の位置デ
ータが変化する様子を、地図上に軌跡として表示させる
(ステップ150)。
【0078】そして次に、削除を選択したか否か判断し
(ステップ151)、削除を選択したときには、記録さ
れた軌跡を削除する移動体を選択画面で選択させる(ス
テップ152)。このときの選択画面では、軌跡が記録
されている移動体を一覧表示させる。そして、この軌跡
を削除する移動体の選択が行われると、選択された移動
体の軌跡の記録のデータをメモリから削除させる(ステ
ップ153)。
(ステップ151)、削除を選択したときには、記録さ
れた軌跡を削除する移動体を選択画面で選択させる(ス
テップ152)。このときの選択画面では、軌跡が記録
されている移動体を一覧表示させる。そして、この軌跡
を削除する移動体の選択が行われると、選択された移動
体の軌跡の記録のデータをメモリから削除させる(ステ
ップ153)。
【0079】そして、この軌跡モードが設定されたとき
に、中止キーが操作されると(ステップ154)、軌跡
モードでなくなり、図9に示すモニタリング画面に戻
り、各移動体を設定された間隔毎に順番に位置検出する
モニタリング状態に戻る。
に、中止キーが操作されると(ステップ154)、軌跡
モードでなくなり、図9に示すモニタリング画面に戻
り、各移動体を設定された間隔毎に順番に位置検出する
モニタリング状態に戻る。
【0080】また、図8のフローチャートでステップ1
16でナビゲーションモードとなったときには、図18
に示すフローチャートの処理に移る。即ち、まず現在ナ
ビゲーション中か否か判断し(ステップ161)、ナビ
ゲーション中であるときには処理を終了し、ナビゲーシ
ョン中でない場合には、目標地の設定作業が行われる
(ステップ162)。このときには、図19に示すよう
に、目標地を示す識別マークP3が画面上に表示され、
カーソルキー120の操作で目標地、即ち識別マークP
2の位置が移動して、目標地を所望の位置とすることが
できる。このときには、図19に示すように、文字で
「目標地を指定してください」と表示させる。
16でナビゲーションモードとなったときには、図18
に示すフローチャートの処理に移る。即ち、まず現在ナ
ビゲーション中か否か判断し(ステップ161)、ナビ
ゲーション中であるときには処理を終了し、ナビゲーシ
ョン中でない場合には、目標地の設定作業が行われる
(ステップ162)。このときには、図19に示すよう
に、目標地を示す識別マークP3が画面上に表示され、
カーソルキー120の操作で目標地、即ち識別マークP
2の位置が移動して、目標地を所望の位置とすることが
できる。このときには、図19に示すように、文字で
「目標地を指定してください」と表示させる。
【0081】そして、目標地が設定されると、ナビゲー
ションする移動体の選択に移る(ステップ163)。こ
のときには、図20に示すように、モニタ中の全ての移
動体に対してナビゲーションするのか、或いは個別にナ
ビゲーションする移動体を選択するのかを、カーソルキ
ー120の操作で選択させる。そして次に、地図中に設
定された目標地の表示を行う(ステップ164)。ここ
で、表示装置を備えた端末機に対しては、センタ1から
目標地の座標データを基地局5を介して無線送信させ
る。但し、ナビゲーションする移動体として選択されて
いない場合には、送信させない。
ションする移動体の選択に移る(ステップ163)。こ
のときには、図20に示すように、モニタ中の全ての移
動体に対してナビゲーションするのか、或いは個別にナ
ビゲーションする移動体を選択するのかを、カーソルキ
ー120の操作で選択させる。そして次に、地図中に設
定された目標地の表示を行う(ステップ164)。ここ
で、表示装置を備えた端末機に対しては、センタ1から
目標地の座標データを基地局5を介して無線送信させ
る。但し、ナビゲーションする移動体として選択されて
いない場合には、送信させない。
【0082】そして、中止キーが操作されると(ステッ
プ165)、処理を終了する。
プ165)、処理を終了する。
【0083】また本例においては、各移動体の個別情報
表示を行うことができるようにしてある。この場合に
は、所定の操作を行うことで、この個別情報表示モード
となり、図21に示すように、個別情報を表示させたい
移動体を選択するための識別マークP4が画面上に表示
され、カーソルキー120の操作で何れかの移動体の表
示位置にこのマークP4を移動させてエンターキー12
1を操作することで、マークP4と表示位置が重なった
移動体に関する個別情報の表示に移る。この個別情報の
表示態様としては、図22に示すように、この移動体が
進行方向を示した状態で表示されると共に、目標地の設
定があるときには、目標地の方向を示す矢印P5が表示
される。さらに、文字,数字で、前回位置データを受信
した時間、現在地の緯度,経度,車両の状態(状況)が
表示される。
表示を行うことができるようにしてある。この場合に
は、所定の操作を行うことで、この個別情報表示モード
となり、図21に示すように、個別情報を表示させたい
移動体を選択するための識別マークP4が画面上に表示
され、カーソルキー120の操作で何れかの移動体の表
示位置にこのマークP4を移動させてエンターキー12
1を操作することで、マークP4と表示位置が重なった
移動体に関する個別情報の表示に移る。この個別情報の
表示態様としては、図22に示すように、この移動体が
進行方向を示した状態で表示されると共に、目標地の設
定があるときには、目標地の方向を示す矢印P5が表示
される。さらに、文字,数字で、前回位置データを受信
した時間、現在地の緯度,経度,車両の状態(状況)が
表示される。
【0084】また本例においては、表示切換キー118
を操作することで、各移動体のモニタリング表示を、地
図上の表示ではなく、図23に示すように、同心円が表
示された上の表示に切換えることもできる。この場合、
同心円の半径を示す距離を表示させる。
を操作することで、各移動体のモニタリング表示を、地
図上の表示ではなく、図23に示すように、同心円が表
示された上の表示に切換えることもできる。この場合、
同心円の半径を示す距離を表示させる。
【0085】また本例においては、目標地,通過地点な
どのポイントを、予め複数設定することができるように
してある。設定されたポイントは、図24に示すように
一覧表示させることができる。
どのポイントを、予め複数設定することができるように
してある。設定されたポイントは、図24に示すように
一覧表示させることができる。
【0086】そして本例においては、表示装置を備えた
端末機とセンタ1との間でメッセージの伝送ができるよ
うにしてある。このメッセージの送信処理及び受信処理
については何れの表示装置でも基本的には同じ操作でで
きるが、ここではセンタ1の表示装置100で操作する
場合について説明する。まず、図25のフローチャート
を参照して説明すると、メッセージに関する処理を行う
ときには、最初にメッセージキー116を操作する(ス
テップ171)。このメッセージキー116の操作があ
ると、ファンクションキー124,125がそれぞれ送
信キー,受信キーとなり、送信キーが操作されると、メ
ッセージの送信処理Eに移る(ステップ172)。ま
た、受信キーが操作されると、メッセージの受信処理F
に移る(ステップ173)。
端末機とセンタ1との間でメッセージの伝送ができるよ
うにしてある。このメッセージの送信処理及び受信処理
については何れの表示装置でも基本的には同じ操作でで
きるが、ここではセンタ1の表示装置100で操作する
場合について説明する。まず、図25のフローチャート
を参照して説明すると、メッセージに関する処理を行う
ときには、最初にメッセージキー116を操作する(ス
テップ171)。このメッセージキー116の操作があ
ると、ファンクションキー124,125がそれぞれ送
信キー,受信キーとなり、送信キーが操作されると、メ
ッセージの送信処理Eに移る(ステップ172)。ま
た、受信キーが操作されると、メッセージの受信処理F
に移る(ステップ173)。
【0087】送信キーが操作された場合の送信処理を図
26のフローチャートに示すと、メッセージの送信先の
移動体を選択する(ステップ181)。このときには、
図27に示すように、このシステムで用意された端末機
(メッセージを受信できる表示装置を備えた端末のみ)
及びセンタの一覧表が表示され、カーソルキー120,
エンターキー121の操作で所望の端末機又はセンタを
選択する。このときの表示では、図27に示すように、
文字で「送信先を指定してください」と表示させる。
26のフローチャートに示すと、メッセージの送信先の
移動体を選択する(ステップ181)。このときには、
図27に示すように、このシステムで用意された端末機
(メッセージを受信できる表示装置を備えた端末のみ)
及びセンタの一覧表が表示され、カーソルキー120,
エンターキー121の操作で所望の端末機又はセンタを
選択する。このときの表示では、図27に示すように、
文字で「送信先を指定してください」と表示させる。
【0088】そして、送信先が選択された後に、送信す
るメッセージを指示するが、本例の場合には予め用意さ
れた固定文を送信させる場合と、文字入力操作を行って
入力した自由文を送信させる場合とがあり、何れを送信
させるか選択する(ステップ182)。ここで、固定文
を送信させる場合には、所定の操作で固定文の一覧表を
図28に示すように表示パネル101に表示させ(ステ
ップ183)、カーソルキー120,エンターキー12
1の操作で所望のメッセージを選択させる(ステップ1
84)。このとき固定文の一覧表表示時には、図28に
示すように、文字で「メッセージを指定してください」
と表示させる。
るメッセージを指示するが、本例の場合には予め用意さ
れた固定文を送信させる場合と、文字入力操作を行って
入力した自由文を送信させる場合とがあり、何れを送信
させるか選択する(ステップ182)。ここで、固定文
を送信させる場合には、所定の操作で固定文の一覧表を
図28に示すように表示パネル101に表示させ(ステ
ップ183)、カーソルキー120,エンターキー12
1の操作で所望のメッセージを選択させる(ステップ1
84)。このとき固定文の一覧表表示時には、図28に
示すように、文字で「メッセージを指定してください」
と表示させる。
【0089】そして、固定文によっては部分的に文字や
数字の入力を必要とするものがあり、表示装置100の
システムコントローラでは、この入力箇所のある固定文
が選択されたか否か判断し(ステップ185)、入力箇
所のある固定文が選択されている場合には、文字又は数
字の入力操作を実行させる画面を表示させる(ステップ
186)。
数字の入力を必要とするものがあり、表示装置100の
システムコントローラでは、この入力箇所のある固定文
が選択されたか否か判断し(ステップ185)、入力箇
所のある固定文が選択されている場合には、文字又は数
字の入力操作を実行させる画面を表示させる(ステップ
186)。
【0090】この部分的に文字や数字の入力を必要とす
る固定文としては、例えば「○○に集合してください」
と言う固定文を用意し、○○とされた箇所に地名などの
文字を入力させる。或いは、「○○時○○分に配達して
ください」と言う固定文を用意し、○○とされた箇所に
時刻を示す数字を入力させる。また、地名などの入力を
行うときには、目標地,通過地点などとして設定された
地名を、入力できるようにしても良い。
る固定文としては、例えば「○○に集合してください」
と言う固定文を用意し、○○とされた箇所に地名などの
文字を入力させる。或いは、「○○時○○分に配達して
ください」と言う固定文を用意し、○○とされた箇所に
時刻を示す数字を入力させる。また、地名などの入力を
行うときには、目標地,通過地点などとして設定された
地名を、入力できるようにしても良い。
【0091】また、ステップ182で自由文を送信させ
ると判断したときには、表示パネル101に文字入力画
面を表示させる(ステップ187)。即ち、図29に示
すように、アイウエオカキクケコ‥‥と51音順に文字
を表示させると共に数字も表示させる。そして、カーソ
ルキー120とエンターキー121の操作で入力文字を
1文字ずつ選択させ、メッセージを作成させる(ステッ
プ188)。なお、本例の表示装置100の場合には、
入力文字の仮名・漢字変換機能を有し、漢字付きのメッ
セージを作成できる。
ると判断したときには、表示パネル101に文字入力画
面を表示させる(ステップ187)。即ち、図29に示
すように、アイウエオカキクケコ‥‥と51音順に文字
を表示させると共に数字も表示させる。そして、カーソ
ルキー120とエンターキー121の操作で入力文字を
1文字ずつ選択させ、メッセージを作成させる(ステッ
プ188)。なお、本例の表示装置100の場合には、
入力文字の仮名・漢字変換機能を有し、漢字付きのメッ
セージを作成できる。
【0092】そして、固定文,自由文何れの場合でも、
送信させるメッセージが現在位置データを必要とするメ
ッセージか否か判断する(ステップ189)。この判断
は、固定文の場合には、表示装置100のシステムコン
トローラが自動的に行い、自由文の場合には、入力操作
で選択させる。この現在位置データを必要とするメッセ
ージとしては、例えば「こちらへ集合してください」,
「事故にあいました。すぐ来てください」等の現在位置
を知らせる必要があるメッセージが考えられる。
送信させるメッセージが現在位置データを必要とするメ
ッセージか否か判断する(ステップ189)。この判断
は、固定文の場合には、表示装置100のシステムコン
トローラが自動的に行い、自由文の場合には、入力操作
で選択させる。この現在位置データを必要とするメッセ
ージとしては、例えば「こちらへ集合してください」,
「事故にあいました。すぐ来てください」等の現在位置
を知らせる必要があるメッセージが考えられる。
【0093】そして、この現在位置データを必要とする
メッセージの場合には、この表示装置と接続されたGP
S受信機で現在位置データを判断させ(ステップ19
0)、この現在位置データを送受信ユニットでメッセー
ジデータに付与して送信させる。但し、本例の場合には
センタ1側にはGPS受信機が設けられてないので(移
動しないので)、センタ側から端末機側に現在位置デー
タを送信することは行わない。
メッセージの場合には、この表示装置と接続されたGP
S受信機で現在位置データを判断させ(ステップ19
0)、この現在位置データを送受信ユニットでメッセー
ジデータに付与して送信させる。但し、本例の場合には
センタ1側にはGPS受信機が設けられてないので(移
動しないので)、センタ側から端末機側に現在位置デー
タを送信することは行わない。
【0094】そして、ステップ189で現在位置データ
を必要としないメッセージであると判断したときには、
目標位置の座標データを必要とするメッセージであるか
否か判断する(ステップ191)。この場合の判断も、
固定文の場合には、表示装置100のシステムコントロ
ーラが自動的に行い、自由文の場合には、入力操作で選
択させる。この現在位置データを必要とするメッセージ
としては、例えば「ポイント1に集合してください」,
「目標地点は表示のとおりです」等の目標位置を知らせ
る必要があるメッセージが考えられる。
を必要としないメッセージであると判断したときには、
目標位置の座標データを必要とするメッセージであるか
否か判断する(ステップ191)。この場合の判断も、
固定文の場合には、表示装置100のシステムコントロ
ーラが自動的に行い、自由文の場合には、入力操作で選
択させる。この現在位置データを必要とするメッセージ
としては、例えば「ポイント1に集合してください」,
「目標地点は表示のとおりです」等の目標位置を知らせ
る必要があるメッセージが考えられる。
【0095】そして、この目標位置データを必要とする
メッセージの場合には、この表示装置で選択された目標
位置の座標データを判断する(ステップ192)。この
ときの判断処理としては、例えば目標地などとして予め
設定された地点の座標を自動的に判断することが考えら
れる。或いは、緯度,経度などの座標データを直接入力
させるようにしても良い。
メッセージの場合には、この表示装置で選択された目標
位置の座標データを判断する(ステップ192)。この
ときの判断処理としては、例えば目標地などとして予め
設定された地点の座標を自動的に判断することが考えら
れる。或いは、緯度,経度などの座標データを直接入力
させるようにしても良い。
【0096】このようにして、送信させるメッセージと
座標データ(現在位置データ又は目標位置データ)とが
用意されると、表示装置から送受信ユニットにメッセー
ジデータ及び座標データを供給して基地局5に対して無
線送信させる(ステップ193)。
座標データ(現在位置データ又は目標位置データ)とが
用意されると、表示装置から送受信ユニットにメッセー
ジデータ及び座標データを供給して基地局5に対して無
線送信させる(ステップ193)。
【0097】また、何れの座標データも必要としないメ
ッセージの場合には、メッセージデータだけを表示装置
から送受信ユニット側に供給して基地局5に対して無線
送信させる(ステップ194)。なお、何れの場合で
も、送信するメッセージには送信元の個別識別番号,送
信先の個別識別番号,システム識別番号を付与して送信
される。
ッセージの場合には、メッセージデータだけを表示装置
から送受信ユニット側に供給して基地局5に対して無線
送信させる(ステップ194)。なお、何れの場合で
も、送信するメッセージには送信元の個別識別番号,送
信先の個別識別番号,システム識別番号を付与して送信
される。
【0098】そして、基地局5側では送信されたデータ
に付与された個別識別番号に基づいて送信先を判断し、
該当する送信先に対してメッセージの送信があることを
知らせるデータを送信すると共に、送信先でのメッセー
ジ受信処理が行われるまで、通信制御部6内のメモリ6
aにメッセージデータ(付与された座標データも含む)
を記憶させておく。
に付与された個別識別番号に基づいて送信先を判断し、
該当する送信先に対してメッセージの送信があることを
知らせるデータを送信すると共に、送信先でのメッセー
ジ受信処理が行われるまで、通信制御部6内のメモリ6
aにメッセージデータ(付与された座標データも含む)
を記憶させておく。
【0099】次に、メッセージの受信処理について説明
すると、まず該当する端末機又はセンタに対する受信メ
ッセージがある場合(即ち基地局5からメッセージの送
信があることを知らせるデータを受信したとき)には、
この端末機又はセンタの表示装置の表示パネルの画面の
上部の隅には、図31に示すように、受信メッセージが
あることを示すマークP6を表示させる。この表示は、
メッセージデータの受信処理を行うまで行う。
すると、まず該当する端末機又はセンタに対する受信メ
ッセージがある場合(即ち基地局5からメッセージの送
信があることを知らせるデータを受信したとき)には、
この端末機又はセンタの表示装置の表示パネルの画面の
上部の隅には、図31に示すように、受信メッセージが
あることを示すマークP6を表示させる。この表示は、
メッセージデータの受信処理を行うまで行う。
【0100】この受信メッセージ有りの表示が行われて
いる状態で、受信キーが操作されると、図30に示すフ
ローチャートの処理が行われる。即ち、最初に基地局5
に対して受信メッセージの一覧表のデータを送信させ、
図32に示すように、受信メッセージの一覧表を表示さ
せる(ステップ201)。この一覧表では、送信元の識
別名と、メッセージの先頭の4文字だけを表示させる。
また、「選択してください」と文字で表示させる。
いる状態で、受信キーが操作されると、図30に示すフ
ローチャートの処理が行われる。即ち、最初に基地局5
に対して受信メッセージの一覧表のデータを送信させ、
図32に示すように、受信メッセージの一覧表を表示さ
せる(ステップ201)。この一覧表では、送信元の識
別名と、メッセージの先頭の4文字だけを表示させる。
また、「選択してください」と文字で表示させる。
【0101】そして、カーソルキー120とエンターキ
ー121の操作で一覧表示された受信メッセージの中か
ら、全文を表示させるメッセージを選択する(ステップ
202)。このとき、選択した受信メッセージに座標デ
ータが付与されているか否か判断し(ステップ20
3)、座標データがない場合には、図33に示すよう
に、メッセージだけを全文表示させる。また、選択した
受信メッセージに座標データが付与されている場合に
は、表示パネルに表示された道路地図中の該当する座標
位置に、何らかの識別マークを付与させた状態で、受信
メッセージを全文表示させ、メッセージとこのメッセー
ジで示される位置が判るようにする(ステップ20
5)。
ー121の操作で一覧表示された受信メッセージの中か
ら、全文を表示させるメッセージを選択する(ステップ
202)。このとき、選択した受信メッセージに座標デ
ータが付与されているか否か判断し(ステップ20
3)、座標データがない場合には、図33に示すよう
に、メッセージだけを全文表示させる。また、選択した
受信メッセージに座標データが付与されている場合に
は、表示パネルに表示された道路地図中の該当する座標
位置に、何らかの識別マークを付与させた状態で、受信
メッセージを全文表示させ、メッセージとこのメッセー
ジで示される位置が判るようにする(ステップ20
5)。
【0102】そして、中止キーが操作されることで、こ
のメッセージの表示を停止させる(ステップ206)。
のメッセージの表示を停止させる(ステップ206)。
【0103】このようにして本例のシステムでメッセー
ジの伝送ができることで、簡単に移動体とセンタ或いは
移動体同士でメッセージを伝えることができ、連絡をと
ることが簡単にできるようになる。この場合、本例のシ
ステムが備える位置表示機能を利用してメッセージに座
標データを付加して伝送させることで、相手に位置を正
確且つ簡単に知らせることができる。
ジの伝送ができることで、簡単に移動体とセンタ或いは
移動体同士でメッセージを伝えることができ、連絡をと
ることが簡単にできるようになる。この場合、本例のシ
ステムが備える位置表示機能を利用してメッセージに座
標データを付加して伝送させることで、相手に位置を正
確且つ簡単に知らせることができる。
【0104】本例のシステムの使用例の一例を図34の
フローチャートに示すと、この例では運送業者の集荷・
配達作業に適用した例を示し、顧客から荷物の配送を依
頼されると、センタ側では集荷場所及び配達場所を車両
(トラック,オートバイなど)に対して指示する(ステ
ップ211)。このとき、センタ側では中心位置モード
により、集荷場所に最も近い位置を走行している車両を
判断して、該当する車両に対してメッセージを送る。そ
して、このメッセージを受信した車両側では、表示され
た地図上の地点に行って集荷した後(ステップ21
2)、指示された場所に配達してから(ステップ21
3)、帰社する(ステップ214)。
フローチャートに示すと、この例では運送業者の集荷・
配達作業に適用した例を示し、顧客から荷物の配送を依
頼されると、センタ側では集荷場所及び配達場所を車両
(トラック,オートバイなど)に対して指示する(ステ
ップ211)。このとき、センタ側では中心位置モード
により、集荷場所に最も近い位置を走行している車両を
判断して、該当する車両に対してメッセージを送る。そ
して、このメッセージを受信した車両側では、表示され
た地図上の地点に行って集荷した後(ステップ21
2)、指示された場所に配達してから(ステップ21
3)、帰社する(ステップ214)。
【0105】また、集荷・配達ルートが予め設定された
運送業者の場合には、図35のフローチャートに示すよ
うに、各指定場所まで集荷すると共に(ステップ22
1)、配達を行い(ステップ222)、顧客より集荷依
頼の電話(ステップ223)や留守だった顧客からの再
配達依頼(ステップ224)がセンタ側にあったとき、
メッセージで対応した集荷,配達を指示させてから、帰
社させる(ステップ225)。
運送業者の場合には、図35のフローチャートに示すよ
うに、各指定場所まで集荷すると共に(ステップ22
1)、配達を行い(ステップ222)、顧客より集荷依
頼の電話(ステップ223)や留守だった顧客からの再
配達依頼(ステップ224)がセンタ側にあったとき、
メッセージで対応した集荷,配達を指示させてから、帰
社させる(ステップ225)。
【0106】このようにしてセンタ側で各車両の管理が
できることで、各車両の使用効率が上がると共に、各車
両の走行記録などを簡単に得ることができる。また、各
車両の運転手は、センタからのメッセージに対して音声
などで直接返事をする必要がなく、任意のときにメッセ
ージの受信処理をすれば良いので、運転中などに受信操
作をする必要がなく、安全上からも好ましい。
できることで、各車両の使用効率が上がると共に、各車
両の走行記録などを簡単に得ることができる。また、各
車両の運転手は、センタからのメッセージに対して音声
などで直接返事をする必要がなく、任意のときにメッセ
ージの受信処理をすれば良いので、運転中などに受信操
作をする必要がなく、安全上からも好ましい。
【0107】このような運送業者の他に、タクシー会社
などの複数の車両(移動体)を管理する必要のある場合
に本例のシステムを適用して好適である。
などの複数の車両(移動体)を管理する必要のある場合
に本例のシステムを適用して好適である。
【0108】なお、上述実施例では基地局を介して通信
を行うようにしたが、基地局を介さずにセンタと各端末
機との間で直接通信を行うようにしても良い。或いは、
無線電話回線などの広域的な通信システムを使用するよ
うにしても良い。
を行うようにしたが、基地局を介さずにセンタと各端末
機との間で直接通信を行うようにしても良い。或いは、
無線電話回線などの広域的な通信システムを使用するよ
うにしても良い。
【0109】また、上述実施例ではセンタが固定されて
いるものとして説明したが、車両などの移動体にセンタ
を搭載するようにしても良い。この場合には、センタ側
にもGPS受信機を設け、各端末機に対してセンタの位
置を知らせるようにすれば良い。
いるものとして説明したが、車両などの移動体にセンタ
を搭載するようにしても良い。この場合には、センタ側
にもGPS受信機を設け、各端末機に対してセンタの位
置を知らせるようにすれば良い。
【0110】図36は、センタ40を移動体に搭載させ
ると共に、端末機50,60との間で直接無線通信させ
る例を示す図で、ここではセンタ40と端末機50とは
全く同一の構成としてあり、便宜上1台をセンタとして
ある。即ち、センタ40と端末機50とは、送受信アン
テナ41,51と、送受信ユニット42,52と、変換
器43,53と、GPS受信機44,54と、GPS用
受信アンテナ45,55と、表示装置46,56とを備
える。また、端末機60は、送受信アンテナ61と、送
受信ユニット62と、変換器63と、GPS受信機64
と、GPS用受信アンテナ65とを備える(表示装置は
無し)。
ると共に、端末機50,60との間で直接無線通信させ
る例を示す図で、ここではセンタ40と端末機50とは
全く同一の構成としてあり、便宜上1台をセンタとして
ある。即ち、センタ40と端末機50とは、送受信アン
テナ41,51と、送受信ユニット42,52と、変換
器43,53と、GPS受信機44,54と、GPS用
受信アンテナ45,55と、表示装置46,56とを備
える。また、端末機60は、送受信アンテナ61と、送
受信ユニット62と、変換器63と、GPS受信機64
と、GPS用受信アンテナ65とを備える(表示装置は
無し)。
【0111】このようにシステムを構成することで、セ
ンタ40と端末機50との間ではお互いの位置を確認し
ながらメッセージを伝送することができる。また、端末
機60の位置を、センタ40や端末機50で確認するこ
とができる。このように直接通信を行うシステムは、例
えば複数台の車両でツーリングなどの旅行を行う場合に
好適である。図37はこの場合の使用例の一例を示すフ
ローチャートで、待ち合わせ場所に集合した後(ステッ
プ231)、中間ポイントを設定して、この中間ポイン
トに集合することができる(ステップ232)。この場
合、センタ40や端末機50では表示装置で自車の位置
や目標地を表示させることで、ナビゲーション装置とし
て機能し、集合場所を容易に捜すことができるようにな
る。
ンタ40と端末機50との間ではお互いの位置を確認し
ながらメッセージを伝送することができる。また、端末
機60の位置を、センタ40や端末機50で確認するこ
とができる。このように直接通信を行うシステムは、例
えば複数台の車両でツーリングなどの旅行を行う場合に
好適である。図37はこの場合の使用例の一例を示すフ
ローチャートで、待ち合わせ場所に集合した後(ステッ
プ231)、中間ポイントを設定して、この中間ポイン
トに集合することができる(ステップ232)。この場
合、センタ40や端末機50では表示装置で自車の位置
や目標地を表示させることで、ナビゲーション装置とし
て機能し、集合場所を容易に捜すことができるようにな
る。
【0112】そして、途中で何れかの車が道に迷ったと
き(ステップ233)、臨時の集合場所を決めてメッセ
ージとして伝送させることで、臨時集合することができ
(ステップ234)、目的地まで到達することができる
(ステップ235)。
き(ステップ233)、臨時の集合場所を決めてメッセ
ージとして伝送させることで、臨時集合することができ
(ステップ234)、目的地まで到達することができる
(ステップ235)。
【0113】このようにセンタを移動体に搭載させるこ
とで、このシステムの適用範囲が拡がる。
とで、このシステムの適用範囲が拡がる。
【0114】なお、上述実施例ではGPSを使用して現
在位置を測位するようにしたが、他の方式で現在位置を
検出する測位装置を使用しても良いことは勿論である。
在位置を測位するようにしたが、他の方式で現在位置を
検出する測位装置を使用しても良いことは勿論である。
【0115】また、上述実施例ではメモリカードに記憶
されたデータに基づいて表示装置が地図表示を行うよう
にしたが、他の記憶媒体を使用して地図データを得るよ
うにしても良い。
されたデータに基づいて表示装置が地図表示を行うよう
にしたが、他の記憶媒体を使用して地図データを得るよ
うにしても良い。
【0116】
【発明の効果】第1の発明によると、センタから各端末
機への検出位置データ送信要求信号の送信により、各端
末機の現在位置のデータがセンタに送信されるので、セ
ンタ側で各端末機の現在位置を知ることができる。
機への検出位置データ送信要求信号の送信により、各端
末機の現在位置のデータがセンタに送信されるので、セ
ンタ側で各端末機の現在位置を知ることができる。
【0117】また第2の発明によると、現在位置のデー
タに、端末機が設置された移動体の状態に関する情報を
付加してセンタに送信させるので、移動体の状態をセン
タ側で把握することができる。
タに、端末機が設置された移動体の状態に関する情報を
付加してセンタに送信させるので、移動体の状態をセン
タ側で把握することができる。
【0118】また第3の発明によると、センタ側で予め
選択した1台又は複数の端末機に、検出位置データ送信
要求信号を送信するので、センタ側で選択した移動体の
位置だけを知ることができる。
選択した1台又は複数の端末機に、検出位置データ送信
要求信号を送信するので、センタ側で選択した移動体の
位置だけを知ることができる。
【0119】また第4の発明によると、センタ側で設定
した間隔毎に、選択された端末機に対して検出位置デー
タ送信要求信号を送信するので、センタ側で所定間隔毎
に各端末機の位置をモニタすることができる。
した間隔毎に、選択された端末機に対して検出位置デー
タ送信要求信号を送信するので、センタ側で所定間隔毎
に各端末機の位置をモニタすることができる。
【0120】また第5の発明によると、センタ側で選択
された所定の端末機から、ほぼ連続的に検出位置データ
を送信させるようにしたことで、この所定の端末機の移
動状態をセンタ側でほぼ連続的にモニタすることができ
る。
された所定の端末機から、ほぼ連続的に検出位置データ
を送信させるようにしたことで、この所定の端末機の移
動状態をセンタ側でほぼ連続的にモニタすることができ
る。
【0121】また第6の発明によると、センタ側の表示
地図上に、各端末機の現在位置検出手段が検出した位置
が表示されるので、簡単に各端末機(移動体)の位置を
把握することができる。
地図上に、各端末機の現在位置検出手段が検出した位置
が表示されるので、簡単に各端末機(移動体)の位置を
把握することができる。
【0122】また第7の発明によると、各端末機毎に付
与した識別名が、表示地図上の各端末機の表示位置の近
傍に表示されるので、どの端末機(移動体)であるのか
簡単に判るようになる。
与した識別名が、表示地図上の各端末機の表示位置の近
傍に表示されるので、どの端末機(移動体)であるのか
簡単に判るようになる。
【0123】また第8の発明によると、位置データの返
送がない端末機がある場合でも、過去に受信した位置デ
ータに基づいた位置が表示されるので、現在位置の受信
ができない端末機(移動体)であっても、おおよその位
置をセンタ側で把握できる。
送がない端末機がある場合でも、過去に受信した位置デ
ータに基づいた位置が表示されるので、現在位置の受信
ができない端末機(移動体)であっても、おおよその位
置をセンタ側で把握できる。
【0124】また第9の発明によると、過去の位置デー
タに基づいた位置表示を行うとき、他の位置表示と異な
る態様で表示させることで、過去の位置データで表示さ
れていることが簡単に判るようになる。
タに基づいた位置表示を行うとき、他の位置表示と異な
る態様で表示させることで、過去の位置データで表示さ
れていることが簡単に判るようになる。
【0125】また第10の発明によると、表示地図上に
各端末機が移動した軌跡が表示できることで、各端末機
(移動体)の移動状態を把握することができる。
各端末機が移動した軌跡が表示できることで、各端末機
(移動体)の移動状態を把握することができる。
【0126】また第11の発明によると、端末機の少な
くとも何れか1台が、表示地図上にこの端末機が備える
現在位置検出手段が検出した位置を表示できることで、
各端末機(移動体)側でも位置を把握できるようにな
る。
くとも何れか1台が、表示地図上にこの端末機が備える
現在位置検出手段が検出した位置を表示できることで、
各端末機(移動体)側でも位置を把握できるようにな
る。
【0127】また第12の発明によると、センタと各端
末機との間の通信が、所定の中継局を介して行われるこ
とで、端末機と通信できる距離や伝送されるデータの信
頼性などが向上する。
末機との間の通信が、所定の中継局を介して行われるこ
とで、端末機と通信できる距離や伝送されるデータの信
頼性などが向上する。
【0128】また第13の発明によると、端末機とセン
タとの間で、メッセージの伝送ができることで、本発明
のシステムをメッセージの伝送手段として利用できるよ
うになる。
タとの間で、メッセージの伝送ができることで、本発明
のシステムをメッセージの伝送手段として利用できるよ
うになる。
【0129】また第14の発明によると、センタ又は端
末機側に予め用意されたメッセージの中から選択された
メッセージを送信できることで、簡単にメッセージの伝
送ができるようになる。
末機側に予め用意されたメッセージの中から選択された
メッセージを送信できることで、簡単にメッセージの伝
送ができるようになる。
【0130】また第15の発明によると、メッセージに
位置データを付与して送信できることで、位置を指定し
たメッセージなどが簡単に伝送できるようになる。
位置データを付与して送信できることで、位置を指定し
たメッセージなどが簡単に伝送できるようになる。
【0131】また第16の発明によると、現在位置検出
手段が検出した現在位置データをメッセージに付与して
伝送することで、現在位置とメッセージとが同時に伝送
され、メッセージを送信した箇所を判断できるようにな
る。
手段が検出した現在位置データをメッセージに付与して
伝送することで、現在位置とメッセージとが同時に伝送
され、メッセージを送信した箇所を判断できるようにな
る。
【0132】また第17の発明によると、目標地点又は
通過地点の位置データをメッセージに付与して伝送する
ことで、目標地点や通過地点を指示するメッセージの伝
送が簡単にできるようになる。
通過地点の位置データをメッセージに付与して伝送する
ことで、目標地点や通過地点を指示するメッセージの伝
送が簡単にできるようになる。
【0133】また第18の発明によると、センタに現在
位置検出手段を設けて、各端末機にセンタの位置データ
を送信できるようにしたことで、センタ側が移動体に搭
載されている場合のセンタの位置が、各端末機側で判る
ようになる。
位置検出手段を設けて、各端末機にセンタの位置データ
を送信できるようにしたことで、センタ側が移動体に搭
載されている場合のセンタの位置が、各端末機側で判る
ようになる。
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図2】一実施例の表示装置を示す平面図である。
【図3】一実施例による初期設定処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】一実施例による表示例(中心位置設定画面)を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】一実施例による表示例(モニタする移動体選択
画面)を示す説明図である。
画面)を示す説明図である。
【図6】一実施例による表示例(移動局設定画面)を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】一実施例による表示例(モニタ間隔設定画面)
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図8】一実施例によるモニタリング設定処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】一実施例による表示例(モニタリング画面)を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図10】一実施例による位置確認モードの処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】一実施例による表示例(位置確認モードの選
択画面)を示す説明図である。
択画面)を示す説明図である。
【図12】一実施例による表示例(選択した移動体を中
心にした表示した画面)を示す説明図である。
心にした表示した画面)を示す説明図である。
【図13】一実施例による中心位置モードの処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図14】一実施例による表示例(中心位置設定画面)
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図15】一実施例による表示例(中心位置に近い局の
一覧表表示画面)を示す説明図である。
一覧表表示画面)を示す説明図である。
【図16】一実施例による軌跡モードの処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図17】一実施例による表示例(軌跡モードの設定画
面)を示す説明図である。
面)を示す説明図である。
【図18】一実施例によるナビゲーションモードの処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図19】一実施例による表示例(ナビゲーションモー
ドの設定画面)を示す説明図である。
ドの設定画面)を示す説明図である。
【図20】一実施例による表示例(ナビゲーションモー
ドの軌跡選択画面)を示す説明図である。
ドの軌跡選択画面)を示す説明図である。
【図21】一実施例による表示例(個別情報表示のため
の選択画面)を示す説明図である。
の選択画面)を示す説明図である。
【図22】一実施例による表示例(個別情報表示画面)
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図23】一実施例による表示例(表示切換時の画面)
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図24】一実施例による表示例(ポイント一覧表示画
面)を示す説明図である。
面)を示す説明図である。
【図25】一実施例によるメッセージの送受信処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図26】一実施例によるメッセージ送信処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図27】一実施例による表示例(メッセージ送信先選
択画面)を示す説明図である。
択画面)を示す説明図である。
【図28】一実施例による表示例(固定メッセージ一覧
表示画面)を示す説明図である。
表示画面)を示す説明図である。
【図29】一実施例による表示例(自由メッセージ入力
画面)を示す説明図である。
画面)を示す説明図である。
【図30】一実施例によるメッセージ受信処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図31】一実施例による表示例(受信メッセージ有り
の画面)を示す説明図である。
の画面)を示す説明図である。
【図32】一実施例による表示例(受信メッセージ一覧
表示画面)を示す説明図である。
表示画面)を示す説明図である。
【図33】一実施例による表示例(受信メッセージ表示
画面)を示す説明図である。
画面)を示す説明図である。
【図34】一実施例による通信システムを適用した集荷
・配達作業の一例を示すフローチャートである。
・配達作業の一例を示すフローチャートである。
【図35】一実施例による通信システムを適用した集荷
・配達作業の別の例を示すフローチャートである。
・配達作業の別の例を示すフローチャートである。
【図36】本発明の他の実施例を示すシステム構成図で
ある。
ある。
【図37】他の実施例通信システムを適用した例を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
1,40 センタ 2,13,23,33,43,53,63 変換器 3,12,22,32,42,52,62 送受信ユニ
ット 4,11,21,31,41,51,61 送受信アン
テナ 5 基地局 6 通信制御部 10,20,30,50,60 端末機 14,24,34,44,54,64 GPS受信機 15,25,35,45,55,65 GPS用受信ア
ンテナ 17,27,37 車両状態検出回路 36,46,56,100 表示装置 101 表示パネル 106,107 カードスロット 201 プログラムデータ用カード 202 地図データ用カード
ット 4,11,21,31,41,51,61 送受信アン
テナ 5 基地局 6 通信制御部 10,20,30,50,60 端末機 14,24,34,44,54,64 GPS受信機 15,25,35,45,55,65 GPS用受信ア
ンテナ 17,27,37 車両状態検出回路 36,46,56,100 表示装置 101 表示パネル 106,107 カードスロット 201 プログラムデータ用カード 202 地図データ用カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/26 H04B 7/26 106 B
Claims (18)
- 【請求項1】 データの送受信が可能な通信手段を備え
たセンタと、 該センタとデータの送受信が可能な通信手段を備えた複
数台の端末機とを有する通信システムにおいて、 上記端末機のそれぞれに現在位置検出手段を設け、上記
センタに各端末機の位置表示手段を設け、 上記センタから上記各端末機への検出位置データ送信要
求信号の送信により、該当する端末機の現在位置検出手
段が検出した位置データを上記センタに送信させ、上記
センタの位置表示手段で表示させるようにした通信シス
テム。 - 【請求項2】 請求項1記載の通信システムにおいて、 上記位置データに、上記端末機が設置された移動体の状
態に関する情報を付加して送信させ、上記センタの位置
表示手段で、この送信された移動体の状態に関する情報
を表示するようにした通信システム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の通信シス
テムにおいて、 上記センタ側で予め選択した1台又は複数の端末機に、
検出位置データ送信要求信号を送信するようにした通信
システム。 - 【請求項4】 請求項3記載の通信システムにおいて、 上記センタ側で設定した間隔毎に、選択された端末機に
対して検出位置データ送信要求信号を送信するようにし
た通信システム。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の通信システ
ムにおいて、 上記センタ側で選択された所定の端末機から、ほぼ連続
的に検出位置データを送信させるようにし、この所定の
端末機の移動状態が、上記センタ側でほぼ連続的に判る
ようにした通信システム。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1項に記載の通信
システムにおいて、 上記センタが地図データの記憶手段を備え、この記憶さ
れた地図データに基づいた地図を上記位置表示手段に表
示させると共に、この表示地図上に、上記各端末機の現
在位置検出手段が検出した位置を表示させるようにした
通信システム。 - 【請求項7】 請求項6記載の通信システムにおいて、 上記各端末機毎に付与した識別名を、表示地図上の各端
末機の表示位置の近傍に表示させるようにした通信シス
テム。 - 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載の通信システ
ムにおいて、 上記センタが受信した位置データの記憶手段を備え、上
記検出位置データ送信要求信号の送信により、位置デー
タの返送がない端末機の表示位置を、上記記憶手段に記
憶された過去の位置データに基づいた位置とした通信シ
ステム。 - 【請求項9】 請求項8記載の通信システムにおいて、 過去の位置データに基づいた位置表示を行うとき、他の
位置表示と異なる態様で表示させるようにした通信シス
テム。 - 【請求項10】 請求項6又は請求項7記載の通信シス
テムにおいて、 上記センタが受信した位置データの記憶手段を備え、該
記憶手段が記憶した過去の各端末機の位置データと現在
の位置データとに基づいて、表示地図上に各端末機が移
動した軌跡を表示するようにした通信システム。 - 【請求項11】 請求項6又は請求項7記載の通信シス
テムにおいて、 上記端末機の少なくとも何れか1台が、地図データの記
憶手段と、地図表示手段とを備え、 上記記憶手段に記憶された地図データに基づいた地図を
地図表示手段に表示させると共に、この表示地図上に、
該当する端末機が備える現在位置検出手段が検出した位
置を表示するようにした通信システム。 - 【請求項12】 請求項1〜10の何れか1項に記載の
通信システムにおいて、 上記センタと上記各端末機との間の通信を、所定の中継
局を介して行うようにした通信システム。 - 【請求項13】 請求項1〜12の何れか1項に記載の
通信システムにおいて、 上記複数の端末機の少なくとも何れか1台と、上記セン
タとに、メッセージの表示手段とを設け、このメッセー
ジの表示手段を備えた端末機とセンタとの間で、メッセ
ージの伝送ができるようにした通信システム。 - 【請求項14】 請求項13記載の通信システムにおい
て、 上記センタ又は端末機側に予め用意されたメッセージの
中から選択されたメッセージを送信させるようにした通
信システム。 - 【請求項15】 請求項13又は請求項14記載の通信
システムにおいて、 メッセージに位置データを付与して送信させ、受信側が
備える位置表示手段に該当する位置を表示させるように
した通信システム。 - 【請求項16】 請求項15記載の通信システムにおい
て、 メッセージに付与して送信する位置データとして、上記
現在位置検出手段が検出した現在位置データとした通信
システム。 - 【請求項17】 請求項15記載の通信システムにおい
て、 メッセージに付与して送信する位置データとして、目標
地点又は通過地点の位置データとした通信システム。 - 【請求項18】 請求項1〜17の何れか1項に記載の
通信システムにおいて、 上記センタに現在位置検出手段を設け、上記各端末機に
センタの位置データを送信するようにした通信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117694A JP2840810B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117694A JP2840810B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 通信システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8149056A Division JPH08305995A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 通信システム及び表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0837682A true JPH0837682A (ja) | 1996-02-06 |
JP2840810B2 JP2840810B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=15918414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17117694A Expired - Lifetime JP2840810B2 (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2840810B2 (ja) |
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KR100982219B1 (ko) * | 2009-08-21 | 2010-09-14 | 주식회사 동서지엔아이 | 수치정보와 지형이미지 합성을 위한 정밀 영상도화시스템 |
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-
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- 1994-07-22 JP JP17117694A patent/JP2840810B2/ja not_active Expired - Lifetime
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