JP2000285382A - ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体 - Google Patents

ナビゲーション装置及び方法並びにナビゲーション用ソフトウェアを記録した記録媒体

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JP2000285382A
JP2000285382A JP11091111A JP9111199A JP2000285382A JP 2000285382 A JP2000285382 A JP 2000285382A JP 11091111 A JP11091111 A JP 11091111A JP 9111199 A JP9111199 A JP 9111199A JP 2000285382 A JP2000285382 A JP 2000285382A
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Yoshiyuki Kitamura
義之 北村
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Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナビゲーションから得られる情報について、
自動的に電子メールで送信することで有効活用する。 【解決手段】 メール設定部45は、電子メールに関す
る情報及び経路上での送信地点を設定するための手段で
ある。到達監視部47は、現在位置計算部43によって
計算された前記自車位置が、メール設定部45によって
設定された前記送信地点に到達したか否かを監視するた
めの手段である。送信部48は、前記自車位置が前記送
信地点に到達した場合に、メール設定部45によって設
定された電子メールを、モデム14及び携帯電話15か
らなる通信手段により送信させるための送信手段であ
る。メール設定部45及び送信部48は、設定に応じ
て、電子メールの内容として、自車の運行に関する情報
を送信するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の道案内を
するナビゲーションの技術の改良に関するもので、特
に、ナビゲーションから得られる情報について、自動的
に電子メールで送信することで有効活用するようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車などの移動体に搭載して道案内を
させる装置として、ナビゲーション装置が知られてい
る。ナビゲーション装置は、カーナビゲーションシステ
ム、カーナビゲーションやカーナビなどとも呼ばれ、与
えられた目的までの最適な経路をCD−ROMなどに記
録された道路のデータから検索する。そして、ナビゲー
ション装置が搭載されている移動体の現在位置(自車位
置と呼ぶ)をGPSなどで計算し、周囲の道路や経路な
どの情報と共に液晶画面などに逐次表示しながら、右左
折点などを表示や合成音声などで知らせるものである。
また、このように移動体の運行状況などに関する情報処
理をナビゲーションと呼ぶ。
【0003】また、このようなナビゲーション装置に、
周辺装置やプログラムなどを組み合わせることで、イン
ターネットなどの電子メールの送受信する技術も実用化
されている。このような従来技術では、電子メールの送
信や受信は、使用者が送信の操作をしたときに行われ、
また、電子メールの受信については、車両停止時に行う
ことで電波状態の安定を図る例は知られている(特開平
7−202788)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術では、単に電子メールを送受信するだけ
で、自車が目的地に到達したことやその時間といった移
動体の運行に関する情報など、ナビゲーションから得ら
れる情報について、電子メールで送信するといった有効
活用を行うことはできなかった。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、ナビ
ゲーションから得られる情報について、自動的に電子メ
ールで送信することで有効活用するナビゲーションの技
術すなわちナビゲーション装置及び方法並びにナビゲー
ション用ソフトウェアを記録した記録媒体を提供するこ
とである。また、本発明の他の目的は、移動体の運行状
況を把握したり管理することが容易になるナビゲーショ
ンの技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、移動体に搭載して経路を案内す
るためのナビゲーション装置であって、与えられた目的
地への経路を計算するための手段と、情報を無線送信す
るための通信手段と、前記移動体の現在の自車位置を算
出するための手段と、を備えたナビゲーション装置にお
いて、電子メールに関する情報及び経路上での送信地点
を設定するための手段と、計算された前記自車位置が、
設定された前記送信地点に到達したか否かを監視するた
めの手段と、前記自車位置が前記送信地点に到達した場
合に、前記電子メールを前記通信手段により送信させる
ための送信手段と、を備えたことを特徴とする。請求項
5の発明は、請求項1の発明を方法という見方からとら
えたもので、移動体において経路を案内するためのナビ
ゲーション方法であって、与えられた目的地への経路を
計算するためのステップと、前記移動体の現在の自車位
置を算出するためのステップと、を含むナビゲーション
方法において、電子メールに関する情報及び経路上での
送信地点を設定するためのステップと、計算された前記
自車位置が、設定された前記送信地点に到達したか否か
を監視するためのステップと、前記自車位置が前記送信
地点に到達した場合に、前記電子メールを無線送信する
ためのステップと、を含むことを特徴とする。請求項8
の発明は、請求項1,5の発明を、コンピュータのソフ
トウェアを記録した記録媒体という見方からとらえたも
ので、コンピュータを使って、移動体において経路を案
内するためのナビゲーション用ソフトウェアを記録した
記録媒体であって、そのソフトウェアは前記コンピュー
タに、与えられた目的地への経路を計算させ、前記移動
体の現在の自車位置を算出させるナビゲーション用ソフ
トウェアを記録した記録媒体において、前記ソフトウェ
アはさらに前記コンピュータに、電子メールに関する情
報及び経路上での送信地点の設定を受け付けさせ、計算
された前記自車位置が、設定された前記送信地点に到達
したか否かを監視させ、前記自車位置が前記送信地点に
到達した場合に、前記電子メールを無線送信させること
を特徴とする。請求項1,5,8の発明では、目的地や
中継点など、設定された送信地点に自車が到達すると、
予め設定した通りの相手すなわち宛先メールアドレス
に、予め設定した内容の電子メールが自動的に送信され
る。このため、自車が目的地に到達したことやその時間
など、ナビゲーションから得られる情報を、電子メール
の受信者などが有効活用することができ、トラックの運
行管理なども容易になる。なお、メールの送信地点は、
最終目的地以外だけでなく中継点も含む概念である。ま
た、送信地点に到達とは、実質的に到達することであ
り、送信地点から所定距離内で一定時間以上停車したよ
うな場合は、送信地点に到達したものとして扱うことが
できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のナビゲ
ーション装置において、前記電子メールの内容として、
前記移動体の運行に関する情報を送信するように構成さ
れたことを特徴とする。請求項6の発明は、請求項2の
発明を方法という見方からとらえたもので、請求項5記
載のナビゲーション方法において、前記電子メールの内
容として、前記移動体の運行に関する情報を送信するこ
とを特徴とする。請求項2,6の発明では、ナビゲーシ
ョンから得られる情報として、移動体の運行に関する情
報を電子メールで送信するので、送信先で移動体の運行
状況を把握したり管理することが容易になる。ここで、
ナビゲーションから得られる運行に関する情報として
は、送信地点への到着時刻、送信地点の名称、経度や緯
度など現在位置に関す情報、送信地点への到着所要時
間、有料道路代金などがあり、その他、状況を知らせる
定型文のような特別なメッセージを送ることもでき、電
子メールの送信先では、送られた電子メールの内容を後
日確認することにより走行内容を確認することができ
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
ナビゲーション装置において、予め決められた情報を前
記移動体の外部より受信した場合に、前記電子メールを
送信するための手段を備えたことを特徴とする。請求項
7の発明は、請求項3の発明を方法という見方からとら
えたもので、請求項5又は6記載のナビゲーション方法
において、予め決められた情報を前記移動体の外部より
受信した場合に、前記電子メールを送信するためのステ
ップを含むことを特徴とする。請求項3,7の発明で
は、外部から情報を受信した場合に、その情報の一部な
どを電子メールで送信することで、移動体や道路の情報
化に対応し、より多くの情報を有効活用することができ
る。例えば、高速道路等での自動料金収受システム(E
TC/Electronic Toll Collection System )の実用化
にあたり、課金が発生した時に、課金内容に関する情報
(課金情報と呼ぶ)を、所定のアドレスへ送信すること
で、課金情報を後日、管理したり集計することが容易に
なる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか1つに記載のナビゲーション装置において、前記電
子メールの送信が失敗した場合、その電子メールを再送
するための手段を備えたことを特徴とする。請求項4の
発明では、携帯電話が未接続等により電子メールを送信
できなかった場合は、送信に失敗したことやその電子メ
ールの内容などの情報を記憶しておき、送信できなかっ
たことを使用者に表示等により知らせるとともに、電波
状態が改善するなどして送信ができる状態になった場合
は、記憶してある情報に基づいて電子メールを自動的に
再送することにより、ナビゲーションから得られる情報
を確実に有効活用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明のナビゲーション
装置の実施の形態(以下「実施形態」又は本装置と呼
ぶ)について、図面を参照して具体的に説明する。な
お、この実施形態は、いろいろなハードウェア装置と、
ソフトウェアによって制御されるコンピュータとを使っ
て実現される。この場合、そのソフトウェアは、この明
細書の記載にしたがった命令を組み合わせることで作ら
れ、上に述べた従来技術と共通の部分には従来技術で説
明した手法も使われる。また、そのソフトウェアは、プ
ログラムコードだけでなく、プログラムコードの実行の
ときに使うために予め用意されたデータも含む。そし
て、そのソフトウェアは、本装置に組み込まれたCP
U、各種チップセットといった物理的な処理装置を活用
することでこの発明の作用効果を実現する。
【0011】但し、この発明を実現する具体的なハード
ウェアやソフトウェアの構成はいろいろ変更することが
できる。例えば、回路の構成やCPUの処理能力に応じ
て、ある機能を、LSIなどの物理的な電子回路で実現
する場合も、ソフトウェアによって実現する場合も考え
られる。また、ソフトウェアを使う部分についても、ソ
フトウェアの形式として、コンパイラ、アセンブラなど
いろいろ考えられる。また、この発明を実現するソフト
ウェアを記録した記録媒体は、それ単独でもこの発明の
一態様である。
【0012】以上のように、コンピュータを使ってこの
発明を実現する態様はいろいろ考えられるので、以下で
は、この発明や実施形態に含まれる個々の機能を実現す
る仮想的回路ブロックを使って、この発明と実施形態と
を説明する。
【0013】〔1.構成〕まず、図1は、本実施形態の
構成を示す機能ブロック図である。 〔1−1.全体の構成〕すなわち、本実施形態は、移動
体である自動車に搭載して経路を案内するためのナビゲ
ーション装置であり、絶対位置・方位検出部1と、相対
方位検出部2と、車速検出部3と、メインCPU及びそ
の周辺回路4と、メモリ群Mと、ユーザインタフェース
部9と、表示部10と、入力部11と、CD−ROM制
御部12と、FM多重/自動料金等処理部13と、を備
えている。また、本実施形態は、モデム14と、携帯電
話15と、を備えている。
【0014】このうち、絶対位置・方位検出部1は、G
PS衛星から送られてくるGPS電波を受信すること
で、本実施形態のナビゲーション装置が搭載された自動
車(自車)の現在位置について、地表での絶対的な位置
座標や方位を計算するための手段である。また、相対方
位検出部2は、ジャイロなどを使って自車の相対的な方
位を検出するための部分である。また、車速検出部3
は、自動車より得られる車速パルスを処理することで、
自車の速度を計算するための部分である。
【0015】また、メインCPU及びその周辺回路4
は、本装置全体を制御する制御回路の役割を果たす部分
である。また、メモリ群Mは、本装置が動作するのに必
要な各種のメモリであり、例えば、BIOSやブートア
ッププログラムなどを格納しているROM5、ワークエ
リアなどに使うDRAM6、登録ファイル等の情報を記
録する不揮発性メモリとしてのSRAM7、ビデオ表示
などに使うVRAM8と、を含んでいる。
【0016】また、表示部10は、地図や操作メニュー
など各種の情報を、図示しない液晶表示パネルや音声合
成装置などを使って出力するための部分であり、入力部
11は、ユーザがキースイッチなどを使って命令や目的
地などさまざまな情報を本装置に入力するための部分で
ある。また、ユーザインタフェース部9は、I/O制御
回路やドライバなどを使って、表示部10及び入力部1
1と、メインCPU及びその周辺回路4とを結ぶユーザ
インタフェースである。
【0017】また、CD−ROM制御部12は、ナビゲ
ーションシステム用のソフトウェアや道路データなど各
種の情報をCD−ROMから読み出す部分である。ま
た、FM多重/自動料金等処理部13は、複数のアンテ
ナを受信状態に応じて切り換えることで、ラジオのFM
放送を受信したり、VICSやETC(自動料金収受シ
ステム)などに関する情報のやり取りと処理と、を行う
ための部分である。
【0018】また、モデム14は、メインCPU及びそ
の周辺回路4が処理するデジタル情報とアナログ信号と
の変換を行うための変復調装置(MOdulator/DEModulato
r) であり、携帯電話15は、モデム14と共に、無線
電話回線によって電子メールを送受信するための部分で
ある。すなわち、これらモデム14及び携帯電話15
は、情報を無線送信するための通信手段を構成してい
る。
【0019】〔1−2.メインCPU及びその周辺回路
の役割〕さらに、メインCPU及びその周辺回路4は、
上記のようなソフトウェアの作用によって、経路計算部
41と、現在位置計算部43と、案内処理部44と、メ
ール設定部45と、到達監視部47と、送信部48と、
外部受信処理部49と、を備えている。
【0020】このうち経路計算部41は、与えられた目
的地への経路を、CD−ROM制御部12によって読み
出される道路データなどに基づいて計算するための手段
である。また、現在位置計算部43は、自車の現在位置
(自車位置と呼ぶ)を、絶対位置・方位検出部1、相対
方位検出部2、車速検出部3などから提供される情報に
基づいて算出するための手段である。また、案内処理部
44は、経路計算部41によって計算された経路と、現
在位置計算部43によって計算された自車位置を、表示
部10に地図表示しながら、表示や合成音声などで道案
内をするための部分である。
【0021】また、メール設定部45は、電子メールに
関する情報及び経路上での送信地点を設定するための手
段である。ここで、電子メールに関する情報としては、
送信先電子メールアドレス、本文の内容、添付する情報
やファイル、形式などが挙げられる。
【0022】また、到達監視部47は、現在位置計算部
43によって計算された前記自車位置が、メール設定部
45によって設定された前記送信地点に到達したか否か
を監視するための手段である。また、送信部48は、前
記自車位置が前記送信地点に到達した場合に、メール設
定部45によって設定された電子メールを、モデム14
及び携帯電話15からなる通信手段により送信させるた
めの送信手段である。
【0023】なお、メール設定部45及び送信部48
は、設定に応じて、電子メールの内容として、自車の運
行に関する情報を送信するように構成されている。ここ
で、ナビゲーションから得られる運行に関する情報とし
ては、送信地点への到着時刻、送信地点の名称、経度や
緯度など現在位置に関す情報、送信地点への到着所要時
間、有料道路代金などがあり、その他、状況を知らせる
定型文のような特別なメッセージを送ることもできる。
【0024】また、外部受信処理部49は、予め決めら
れた情報を前記自動車の外部より受信した場合に、前記
電子メールを送信するための手段であり、具体的には、
FM多重/自動料金等処理部13が、ETCにより有料
道路料金が課金されたことを表す情報を受信すると、そ
の課金内容を所定の電子メールアドレスに電子メールで
送信するように構成されている。また、送信部48は、
電子メールの送信が失敗した場合、その電子メールを再
送するための手段としての役割を果たすように構成され
ている。
【0025】〔2.作用〕上記のように構成された本実
施形態は、次のように作用する。まず、図2は、本実施
形態における全体的処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0026】〔2−1.目的地とメールに関する設定〕
すなわち、最初に予め、入力部11から、目的地とメー
ルの設定を行う(ステップ1)。ここで、目的地とメー
ルの設定の具体的な処理手順を図3のフローチャートに
示す。すなわち、目的地がまだ登録されていないか又は
変更するような場合は(ステップ31)、まず目的地の
設定を行う(ステップ32)。
【0027】続いて、入力部11及びメール設定部45
の働きによって、電子メールに関する情報や必要な送信
地点などを設定する。具体的には、まず、目的地に到着
したらメールを送信するかどうかを決定する(ステップ
33)。このとき、メールを送信しないのであれば、メ
ールに関する設定はメール送信「禁止」を表すフラグな
どを設定するだけでよい(ステップ4)。一方、目的地
到達時に電子メールを送信するような場合は、メール送
信を「許可」とするとともに、続いて電子メールに関す
る各種設定や内容といった情報を設定する(ステップ3
5〜37)。
【0028】ここで、メールに関する設定の内容として
は、送信先となる送信相手の電子メールアドレス、タイ
トルの他、送信地点などが挙げられる(ステップ3
5)。ここで、送信地点は、最終目的地以外だけでなく
中継点も含む概念であり、例えば送信条件などの形で、
「目的地到達時」や経路の「中間地点到達時」といった
設定をするなどが考えられる。
【0029】また、続いて、電子メールの本文となるメ
ール文章(送信文章)や添付ファイルの指定などを行う
(ステップ36)。そして最後に、ナビゲーションから
得られる自車の運行に関する情報のうち、電子メールに
付加するものを送信項目として設定する(ステップ3
7)。この場合、送信項目としては、例えば、現在位置
情報、現在時刻、到着した目的地名称などが設定でき
る。このように設定された電子メールに関する情報は、
メールデータ46として記憶される。
【0030】〔2−2.自車位置計算と経路案内の処
理〕上記のような設定が終了すると、経路計算部41
が、入力部11から指定された目的までの経路を計算し
(ステップ2)、このように計算された経路を表す情報
は、経路データ42として記憶される。そして、現在位
置計算部43が、絶対位置・方位検出部1、相対方位検
出部2及び車速検出部3から得られる情報から、自車位
置を逐次計算する(ステップ3)。
【0031】また、案内処理部44は、CD−ROM制
御部12によってCD−ROMから読み出される地図情
報と、現在位置計算部43によって計算される自車位置
とに基づいて、自車位置、経路、経路周辺の地図などを
表示部10に表示しながら、表示や合成音声などで経路
に沿った道案内を行う(ステップ3)。
【0032】〔2−3.送信位置への到達の判断と電子
メールの送信〕そして、自車の移動によって自車位置が
更新されるたびに(ステップ4)、到達監視部47が、
例えば送信地点として予め指定されている目的地に到達
したかどうかチェックを行う(ステップ5)。なお、送
信地点に到達とは、実質的に到達することであり、送信
地点から所定距離内で一定時間以上停車したような場合
は、送信地点に到達したものとして扱うことができる。
そして、目的地に達したと判断された場合(ステップ
5)、送信部48は、メ−ル送信が「許可」になってい
るかチェックする(ステップ6)。
【0033】このとき、送信が「許可」になっていた
ら、送信部48は、モデム14及び携帯電話15を使っ
て、予め設定されたメールデータ46に従い、指定され
た相手に、予め設定された内容にしたがった電子メール
を送信する(ステップ7)。このとき、移動体の運行に
関する自車位置などの情報も、設定に応じて電子メール
で送信される。
【0034】〔2−4.課金情報の送信その他〕また、
外部受信処理部49は、FM多重/自動料金等処理部1
3が、ETCにより有料道路料金が課金されたことを表
す情報を受信すると、その課金内容を所定の電子メール
アドレスに電子メールで送信する。
【0035】また、送信部48は、電子メールの送信が
失敗した場合、その電子メールを再送する。例えば、送
信部48は、携帯電話15が未接続等により電子メール
を送信できなかった場合は、送信に失敗したことやその
電子メールの内容などの情報を記憶しておき、送信でき
なかったことを使用者に表示等により知らせるととも
に、電波状態が改善するなどして送信ができる状態にな
った場合は、記憶してある情報に基づいて電子メールを
自動的に再送する。
【0036】〔3.効果〕以上のように、本実施形態で
は、目的地や中継点など、設定された送信地点に自車が
到達すると、予め設定した通りの相手すなわち宛先メー
ルアドレスに、予め設定した内容の電子メールが自動的
に送信される。このため、自車が目的地に到達したこと
やその時間など、ナビゲーションから得られる情報を、
電子メールの受信者などが有効活用することができ、ト
ラックの運行管理なども容易になる。
【0037】また、本実施形態では、ナビゲーションか
ら得られる情報として、移動体の運行に関する情報を電
子メールで送信するので、送信先で移動体の運行状況を
把握したり管理することが容易になる。すなわち、電子
メールの送信先では、送られた電子メールの内容を後日
確認することにより走行内容を確認することができる。
【0038】また、本実施形態では、ETCによる課金
の情報のように、外部から情報を受信した場合に、その
情報の一部などを電子メールで送信することで、移動体
や道路の情報化に対応し、より多くの情報を有効活用す
ることができる。また、本実施形態では、電子メールを
送信できなかった場合は、電子メールを自動的に再送す
ることにより、ナビゲーションから得られる情報を確実
に有効活用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ナビゲーションから得られる情報について、自動的に電
子メールで送信することで有効活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック
図。
【図2】本発明の実施形態における処理手順の全体を示
すフローチャート。
【図3】本発明の実施形態において、目的地とメールの
設定の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…絶対位置・方位検出部 2…相対方位検出部 3…車速検出部 4…メインCPU及びその周辺回路 M…メモリ群 5…ROM 6…DRAM 7…SRAM 8…VRAM 9…ユーザインタフェース部 10…表示部 11…入力部 12…CD−ROM制御部 13…FM多重/自動料金等処理部 14…モデム 15…携帯電話 41…経路計算部 42…経路データ 43…現在位置計算部 44…案内処理部 45…メール設定部 46…メールデータ 47…到達監視部 48…送信部 49…外部受信処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109M Fターム(参考) 2C032 HB25 HD13 HD16 HD17 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC13 AC14 AC16 AC18 AC20 5H180 AA01 BB04 BB05 BB13 CC12 EE10 EE18 FF04 FF05 FF13 FF22 FF25 FF33 FF40 5K067 AA34 BB04 BB21 BB36 DD51 EE02 FF03 JJ52

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載して経路を案内するための
    ナビゲーション装置であって、 与えられた目的地への経路を計算するための手段と、 情報を無線送信するための通信手段と、 前記移動体の現在の自車位置を算出するための手段と、 を備えたナビゲーション装置において、 電子メールに関する情報及び経路上での送信地点を設定
    するための手段と、 計算された前記自車位置が、設定された前記送信地点に
    到達したか否かを監視するための手段と、 前記自車位置が前記送信地点に到達した場合に、前記電
    子メールを前記通信手段により送信させるための送信手
    段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 前記電子メールの内容として、前記移動
    体の運行に関する情報を送信するように構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 予め決められた情報を前記移動体の外部
    より受信した場合に、前記電子メールを送信するための
    手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のナ
    ビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記電子メールの送信が失敗した場合、 その電子メールを再送するための手段を備えたことを特
    徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のナビゲ
    ーション装置。
  5. 【請求項5】 移動体において経路を案内するためのナ
    ビゲーション方法であって、 与えられた目的地への経路を計算するためのステップ
    と、 前記移動体の現在の自車位置を算出するためのステップ
    と、 を含むナビゲーション方法において、 電子メールに関する情報及び経路上での送信地点を設定
    するためのステップと、 計算された前記自車位置が、設定された前記送信地点に
    到達したか否かを監視するためのステップと、 前記自車位置が前記送信地点に到達した場合に、前記電
    子メールを無線送信するためのステップと、 を含むことを特徴とするナビゲーション方法。
  6. 【請求項6】 前記電子メールの内容として、前記移動
    体の運行に関する情報を送信することを特徴とする請求
    項5記載のナビゲーション方法。
  7. 【請求項7】 予め決められた情報を前記移動体の外部
    より受信した場合に、前記電子メールを送信するための
    ステップを含むことを特徴とする請求項5又は6記載の
    ナビゲーション方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータを使って、移動体において
    経路を案内するためのナビゲーション用ソフトウェアを
    記録した記録媒体であって、 そのソフトウェアは前記コンピュータに、 与えられた目的地への経路を計算させ、 前記移動体の現在の自車位置を算出させるナビゲーショ
    ン用ソフトウェアを記録した記録媒体において、 前記ソフトウェアはさらに前記コンピュータに、 電子メールに関する情報及び経路上での送信地点の設定
    を受け付けさせ、 計算された前記自車位置が、設定された前記送信地点に
    到達したか否かを監視させ、 前記自車位置が前記送信地点に到達した場合に、前記電
    子メールを無線送信させることを特徴とするナビゲーシ
    ョン用ソフトウェアを記録した記録媒体。
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