JP2009118355A - 個人情報管理システム、移動通信端末、個人情報管理方法及び制御プログラム - Google Patents

個人情報管理システム、移動通信端末、個人情報管理方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】十分な安全性を確保する。
【解決手段】要求可否判定手段は、移動通信端末の現在位置が、予め設定された受給可能位置である場合に、情報処理装置に対する個人情報の供給要求を可とする判定をし、個人情報取得手段は、要求可否判定手段によって、個人情報の供給要求可と判定された場合に、情報処理装置に対して、個人情報の供給要求を行い、個人情報を受給すると、個人情報を個人情報記憶手段に記憶させる。これによって、ユーザは受給可能位置で個人情報を取得することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、個人情報管理システム、移動通信端末、個人情報管理方法及び制御プログラムに係り、ネットワークを介して電話帳情報等のダウンロードが可能な携帯電話端末等の移動通信端末を用いた個人情報管理システム、移動通信端末、個人情報管理方法及び制御プログラムに関する。
移動通信端末としての携帯電話端末は、一般に電話帳機能を有している。すなわち、ユーザは、頻繁に連絡をとる相手先の電話番号を、予め名称(氏名等)とともに入力して、記憶部に登録させて通話時に利用する。
一旦、電話番号を登録しておくと、ユーザは、発信時に、電話帳に登録されている相手先を選択するのみで、正確かつ迅速に発信操作を行うことができる。
ところで、こうした電話帳情報は、ユーザにとっても、登録されている相手にとっても、第三者には知られたくない場合が殆どであり、一般に秘密情報として扱われなければならない。特に、電話帳情報として、企業の内部の役員や従業員の名簿が一部でも含まれているような場合には、外部への流出は回避されなければならない。
このため、ユーザ本人以外は閲覧できないように、必要に応じて電話帳情報を非表示とする閲覧制限を行う技術や、ネットワークを介して、指定された携帯電話端末の電話帳情報を消去する技術が提案されている。
また、ネットワーク上の電話帳サーバから、電話帳情報等の個人情報をダウンロードして利用する技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2等参照。)。
特に、携帯電話端末が、ネットワーク上の認証サーバにアクセスして、ユーザ認証後、認証サーバを介して、個人電話帳情報を、携帯電話端末を使用可能とするためのSIM(Subscriber Identity Module)カード相当情報とともに取得し(ダウンロードし)、SIMカード相当情報が設定されて初めて使用可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献3等参照。)。
ここで、携帯電話端末は、登録対象情報としての個人電話帳情報及びSIMカード相当情報を、データセンタに設置され、これらの情報をそれぞれ保管・管理する個人電話帳サーバ及び携帯電話情報データベースから、認証サーバを介して取得する。
また、個人電話帳情報には、電話番号のほか、URL、電子メールアドレス等の宛先情報が含まれている。
特開2007−166123号公報 特開2007−174326号公報 特開2007−096746号公報
解決しようとする第1の問題点は、上記技術では、十分な安全性を確保することが困難であるという点である。
すなわち、電話帳情報が登録された携帯電話端末が、例えば、紛失や盗難によって、悪意の第三者の手に渡った場合に、秘密情報である電話帳情報が盗まれて悪用される虞がある。しかも、小型化によって様々な場所へ持ち運び自在となっており、こうした不正流出や不正使用がセキュリティ上深刻な問題となっている。
また、第2の問題点は、上記技術では、操作が煩雑となり、簡単かつ迅速に必要な電話帳機能を利用することが困難であるという点である。
すなわち、電話帳情報の不正流出や不正使用を防止するために、暗証番号を入力する等の必要な操作回数が増して、手間や時間がかかってしまう。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたので、十分な安全性を確保することができる個人情報管理システム、移動通信端末、個人情報管理方法及び制御プログラムを提供することを第1の目的としている。
また、簡単かつ迅速に必要な例えば電話帳機能を利用することができる個人情報管理システム、移動通信端末、個人情報管理方法及び制御プログラムを提供することを第2の目的としている。
上記課題を解決するために、この発明の第1の構成は、ユーザが用いる移動通信端末と、上記移動通信端末へ個人情報を供給する情報処理装置とがネットワークを介して接続可能とされた個人情報管理システムに係り、上記移動通信端末は、上記情報処理装置から受給した上記個人情報を記憶するための個人情報記憶手段と、上記移動通信端末の現在位置が、予め設定され上記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、上記情報処理装置に対する上記個人情報の供給要求を可と判定する要求可否判定手段と、上記要求可否判定手段によって要求可と判定されると、上記情報処理装置に対して、上記個人情報の供給要求を行い、上記個人情報を受給すると、上記個人情報を上記個人情報記憶手段に記憶させる個人情報取得手段とを有してなることを特徴としている。
ここで、個人情報とは、法人の部署の電話番号等の法人情報等を含む広い概念を意味するものとする。
また、この発明の第2の構成は、ユーザが用い、ネットワークを介して情報処理装置から個人情報を受給する移動通信端末に係り、上記情報処理装置から受給した上記個人情報を記憶するための個人情報記憶手段と、上記移動通信端末の現在位置が、予め設定され上記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、上記情報処理装置に対する上記個人情報の供給要求を可と判定する要求可否判定手段と、上記要求可否判定手段によって要求可と判定されると、上記情報処理装置に対して、上記個人情報の供給要求を行い、上記個人情報を受給すると、上記個人情報を上記個人情報記憶手段に記憶させる個人情報取得手段とを有してなることを特徴としている。
また、この発明の第3の構成は、ネットワークを介して、ユーザが用いる移動通信端末へ個人情報を供給する情報処理装置に係り、上記移動通信端末から上記個人情報の供給要求及び受給希望場所情報を受け付ける要求受付手段と、上記移動通信端末の端末位置情報を取得するための端末位置情報取得手段と、予め設定され上記個人情報の受給が可能な受給可能位置情報を、上記受給希望場所情報に対応付けて記憶するための受給可能位置情報記憶手段と、上記個人情報を記憶するための個人情報記憶手段と、上記端末位置情報及び上記受給可能位置情報に基づいて、上記個人情報の供給の可否を判定する供給可否判定手段と、上記供給可否判定手段によって供給可と判定されると、上記個人情報を送出する個人情報送出手段とを有してなり、上記供給可否判定手段は、上記移動通信端末の現在位置が、予め設定された上記受給可能位置と略一致している場合に、上記移動通信端末に対する上記個人情報の供給を可とするものと判定することを特徴としている。
また、この発明の第4の構成に係る個人情報管理方法は、ユーザが用いる移動通信端末と、上記移動通信端末へ個人情報を供給する情報処理装置とがネットワークを介して接続可能とされ、上記移動通信端末は、上記移動通信端末の現在位置が、予め設定され上記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、上記情報処理装置に対する上記個人情報の供給要求を可と判定する要求可否判定処理と、上記要求可否判定処理で要求可と判定されると、上記情報処理装置に対して、上記個人情報の供給要求を行い、上記個人情報を受給すると、上記個人情報を個人情報記憶手段に記憶させる個人情報取得処理とを実行することを特徴としている。
また、この発明の第5の構成は、ユーザが用いる移動通信端末が、情報処理装置から個人情報をネットワークを介して受給するための個人情報管理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムに係り、上記移動通信端末の現在位置が、予め設定され上記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、上記情報処理装置に対する上記個人情報の供給要求を可と判定する要求可否判定処理と、上記要求可否判定処理で要求可と判定されると、上記情報処理装置に対して、上記個人情報の供給要求を行い、上記個人情報を受給すると、上記個人情報を個人情報記憶手段に記憶させる個人情報取得処理とをコンピュータに実行させることを特徴としている。
この発明の構成によれば、要求可否判定手段は、移動通信端末の現在位置が、予め設定された受給可能位置である場合に、情報処理装置に対する個人情報の供給要求を可とするものと判定し、個人情報取得手段は、要求可否判定手段によって、個人情報の供給要求可と判定された場合に、情報処理装置に対して、個人情報の供給要求を行い、個人情報を受給すると、個人情報を個人情報記憶手段に記憶させるので、ユーザは受給可能位置で個人情報を取得することができ、十分な安全性を確保することができる。
また、ユーザは受給可能位置に移動することで、個人情報を取得することができ、個人情報を取得するための特別な操作を行なう必要がなく、簡単かつ迅速に必要な例えば電話帳機能を利用することができる。
要求可否判定手段は、移動通信端末の現在位置が、予め設定された受給可能位置である場合に、情報処理装置に対する個人情報の供給要求を可とするものと判定し、個人情報取得手段は、要求可否判定手段によって、個人情報の供給要求可と判定された場合に、情報処理装置に対して、個人情報の供給要求を行い、個人情報を受給すると、個人情報を個人情報記憶手段に記憶させることによって、ユーザは受給可能位置で個人情報を取得し、十分な安全性を確保するという第1の目的を実現した。
また、ユーザは受給可能位置に移動し個人情報を取得することによって、個人情報を取得するための特別な操作を行なう必要がなく、簡単かつ迅速に必要な例えば電話帳機能を利用するという第2の目的を実現した。
実施形態1
図1は、この発明の第1の実施形態である電話帳情報供給システムの構成を説明するための図、図2は、同電話帳情報供給システムの携帯電話端末の構成を示すブロック図、図3は、同携帯電話端末の記憶部の構成を示すブロック図、図4は、同記憶部の電話帳情報記憶部の構成を示すブロック図、図5は、同電話帳情報記憶部のダウンロード専用電話帳情報記憶部に記憶されたダウンロード専用電話帳情報の例を示す図、図6は、同記憶部の地図情報記憶部に記憶された地図情報のうち、位置情報の例を示す図、図7は、同電話帳情報供給システムの情報管理センタの構成を示すブロック図、図8は、同情報管理センタの電話帳情報管理サーバの構成を示すブロック図、図9は、同携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図、図10は、同携帯電話端末の動作を説明するための説明図、また、図11は、同携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。
この例の電話帳情報供給システム1は、図1に示すように、ユーザが用いる携帯電話端末2a,2b,…と、情報サービス提供事業者が管理し、携帯電話端末2a(2b,2c,…)からの要求に応じて、対象場所に対応した電話帳情報を供給するための情報管理センタ3とが、ネットワーク4を介して接続可能とされて、概略構成されている。
この例では、携帯電話端末2a(2b,2c,…)は、GPS(Global Positioning System)衛星Sa,Sb,…からの信号を受信するためのGPS信号受信機能を有している。
携帯電話機2a(2b,2c,…)は、最寄の基地局5a(5b,5c,…)を介してネットワーク4に接続可能とされている。
ネットワーク4は、図1に示すように、移動通信事業者が管理する通信管理センタの接続サーバ(不図示)を介して、インターネット6に接続可能な移動通信網7を有してなっている。移動通信網7と、携帯電話機2a,2b,…とは、携帯電話システム8を構成している。
この例の携帯電話端末2a(2b,2c,…)は、図2に示すように、当該携帯電話機本体の構成各部を制御する主制御部11と、主制御部11が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部12と、最寄の基地局5a(5b,5c,…)との間で無線電波の送受信を行うためのメイン通信用アンテナ13と、メイン通信用アンテナ13を介して、無線通信方式に応じた変復調等の通信処理を行うメイン通信インタフェース14と、メイン通信インタフェース14を介して行われる通信の制御を行うメイン通信制御部15と、複数(例えば、4基)のGPS衛星からの信号を受信するためのGPS通信用アンテナ16と、GPS通信用アンテナ16を介して通信処理を行うGPS通信インタフェース17と、GPS通信インタフェース17を介して行われる通信の制御を行うGPS通信制御部18と、入出力制御部19と、数字や文字の入力操作等を行うための多数の各種操作キー等からなる操作部21と、例えば待受画面や機能設定画面等が表示される表示部22と、例えば、着信時の楽音や報知音を出力する音声出力部23と、送話音声を入力するマイクロフォンからなる送話部24と、受話音声を出力するスピーカからなる受話部25とから概略構成されている。
なお、入出力制御部19は、マイクロフォンやスピーカから入出力される音声信号の処理を行う音声処理機能も有している。
主制御部11は、CPU(中央処理装置)等からなり、記憶部12に記憶された各種制御プログラムを実行し、記憶部12に確保された各種レジスタやフラグを用いて、構成各部を制御して、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を実行する。
主制御部11は、位置情報生成処理で、地球的規模の位置測定システムであるGPS方式を利用して、複数のGPS衛星からの無線信号に基づいて、自己の位置情報を生成する。
地図情報処理は、建物検索処理と、位置表示制御処理と、許可位置判定処理と、許可位置設定処理とを含んでいる。
主制御部11は、建物検索処理で、建物名や、会社名、所在位置等の検索情報が入力されて、検索要求を受けると、地図情報記憶部33にアクセスして建物の検索を行い、位置表示制御処理で、表示部22に表示させた地図上に、自己位置と、建物位置とを表示させる。
また、主制御部11は、許可位置判定処理で、地図情報記憶部33に、建物位置情報として登録されている対象建物の位置(緯度及び経度)に基づいて、自己位置が許可位置であるか否か判定する。
なお、この例では、主制御部11は、対象建物の緯度及び経度を含む所定の範囲と、自己位置の推定される緯度及び経度の範囲とが重なる領域があるか否かによって、携帯電話端末2a(2b,2c,…)が許可位置にあるか否かを判定する。
また、主制御部11は、許可位置設定処理で、電話帳情報を取得したい建物の追加登録の要求を受けると、例えば、建物名に対応する建物位置情報の登録有無情報を「有り」に設定する。
電話帳情報処理は、従来の一般電話帳管理処理と、ダウンロード電話帳管理処理とを含んでいる。また、ダウンロード電話帳管理処理は、電話帳情報取得処理と、電話帳情報消去処理とを含んでいる。
主制御部11は、許可位置判定処理で、許可位置に移動したと判定されると、電話帳情報取得処理で、情報管理センタ3に対して、電話帳情報要求を行い、電話帳情報を取得すると、記憶部12に記憶させる。
また、主制御部11は、許可位置判定処理で、許可位置から外れた位置に移動したと判定されると、電話帳情報消去処理で、記憶部12に記憶された電話帳情報を消去させる。
記憶部12は、ROM、RAM等の半導体メモリからなり、図3に示すように、主制御部11が実行する各種処理プログラム等が記憶されたプログラム記憶部27と、各機能の設定情報や通信履歴情報、電話帳情報等の各種情報が記憶された情報記憶部28とを有すると共に、この記憶部12には、主制御部11がプログラム実行時に用いる各種レジスタやフラグが確保されている。
プログラム記憶部27は、例えば、電話帳情報処理を行う電話帳アプリケーションプログラムが記憶された電話帳アプリケーション記憶部29と、地図情報処理を行う地図アプリケーションプログラムが記憶された地図アプリケーション記憶部31とを有している。
情報記憶部28は、電話帳情報が記憶される電話帳情報記憶部32と、地図情報が記憶される地図情報記憶部(地図データベース)33とを有している。
また、電話帳情報記憶部32は、図4に示すように、情報管理センタ3から供給されたダウンロード専用電話帳情報を記憶するダウンロード専用電話帳情報記憶部(電話帳データベース)34と、一般電話帳を記憶する一般電話帳情報記憶部35とを有している。
ダウンロード専用電話帳情報記憶部34には、例えば、登録場所毎に、図5に示すように、所属及び氏名に対応付けて、電話番号が記憶される。
地図情報記憶部33に記憶される地図情報は、地図画像情報と、建物位置情報とを含んでいる。
この例では、地図画像情報は、ネットワーク4に接続される地図情報提供サーバ(不図示)からダウンロードされる。建物位置情報としては、図6に示すように、建物名に対応付けて、会社名や、所在地(住所)、位置(緯度及び経度)、電話帳情報取得対象として登録されているかを示す登録有無情報等が記憶される。
情報管理センタ3は、図7に示すように、携帯電話端末2a(2b,2c,…)からの電話帳情報要求に応じて、対応する電話帳情報をして送出する電話帳情報管理サーバ41と、電話帳情報データベースサーバ42と、ユ−ザの本人認証を行う認証サーバ43と、認証情報データベースサーバ44と、ユーザの受信端末保有情報や、プロファイル等のユーザの個人情報を管理するユーザ情報データベースサーバ45と、サービス利用料金の算出を行う課金サーバ46と、担当者が操作するための操作端末47とを有している。
電話帳情報管理サーバ41は、図8に示すように、CPU(Central Processing Unit)等からなり、記憶部49に記憶された所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部48と、ROM、RAMや、FD(フレキシブル・ディスク)、HD(ハード・ディスク)、CD−ROMが装着されるFDD、HDD、CD−ROMドライバ等からなり、各種プログラムやデータが記憶される記憶部49と、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行うための通信部51とを有している。
制御部48は、記憶部49に記憶された制御プログラムに従って、例えば、サービス受付処理や、電話帳情報生成処理、電話帳情報送出処理等を実行する。
制御部48は、電話帳情報生成処理で、認証済のユーザの携帯電話端末2a(2b,2c,…)からの要求に応じて、電話帳情報データベースサーバ42にアクセスして、例えば、建物名に対応した電話番号を検索して、電話帳情報を生成する。
また、制御部48は、携帯電話端末2a(2b,2c,…)から電話帳情報の更新要求を受けると、電話帳情報データベースサーバ42に対して、電話帳情報の更新指示を行う。
電話帳情報データベースサーバ42(認証サーバ43、認証情報データベースサーバ44、ユーザ情報データベースサーバ45、課金サーバ46)は、ハードウェア上は、電話帳情報管理サーバ41と略同一の構成を有し、制御部と、記憶部と、通信部とから概略構成されている。
電話帳情報データベースサーバ42の記憶部には、場所毎に、会社名に対応させて、所属及び氏名に対応付けて、電話番号が記憶されている。
認証サーバ43の制御部は、電話帳情報要求を受け付けたユーザの携帯電話端末2a(2b,2c,…)から送られてきた認証情報としてのID及びパスワードを、認証情報データベースサーバ44にアクセスして、検索して得られた認証情報と照合して、サービス要求元のユーザの本人認証を行う。
認証情報データベースサーバ44の記憶部には、各ユーザに対応させて、認証情報としてのユーザのIDやパスワードが記憶されている。
ユーザ情報データベースサーバ45の記憶部には、ユーザ別に、ユーザ基礎情報等が、データベース化されて記憶されている。ユーザ基礎情報としては、ユーザの識別情報に対応させた、ユーザの氏名、住所、国籍、電子メールアドレス、電話番号、職業、年齢、性別、会社名、所属部署名、社員コード等を含んでいる。また、利用履歴情報は、ユーザ毎の電話帳情報供給サービスの利用実績を含んでいる。
課金サーバ46は、例えば、情報管理センタ3が提供する情報や機能を利用する毎に利用料金を算出し、指定された単位で(例えば、一ヶ月毎、すなわち、月締めでの月次処理)にユーザに請求するための処理を行い、ユーザに請求するための利用明細書情報を生成する。
また、課金サーバ46は、例えば月額固定の基本料金、サービス毎、情報毎の利用料金、ユーザ毎、受信端末毎のサービス利用回数等を課金情報として管理する。
操作端末47は、例えば、パーソナルコンピュータからなり、当該操作端末47本体の構成各部を制御する制御部と、制御部が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部と、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行う通信部と、表示部と、音声出力部と、操作部とから概略構成されている。
次に、図9乃至図11を参照して、上記構成の携帯電話端末2a(2b,2c,…)の動作について説明する。
主制御部11は、位置情報生成処理で、GPS衛星からの無線信号に基づいて、自己の位置情報を生成する。
主制御部11は、建物検索処理で、建物名や、会社名、所在位置等の検索情報が入力されて、検索要求を受けると、地図情報記憶部33にアクセスして建物の検索を行い(ステップSA11(図9))、位置表示制御処理で、表示部22に表示させた地図上に、自己位置と、建物位置とを表示させる(ステップSA12)。
次に、主制御部11は、許可位置判定処理で、地図情報記憶部33に、建物位置情報として登録されている対象建物の位置(緯度及び経度)に基づいて、現在の自己位置が許可位置であるか否か判定する(ステップSA13)。
次に、主制御部11は、許可位置判定処理で、図10に示すように、対象の建物Tがある許可位置に移動したと判定されると、電話帳情報取得処理で、情報管理センタ3に対して、電話帳情報要求を行い(ステップSA14)、電話帳情報を取得すると(ステップSA15)、記憶部12に記憶させる(ステップSA16)。
次に、主制御部11は、許可位置判定処理で、図10に示すように、許可位置から外れた位置に移動したと判定されると(ステップSA17)、電話帳情報消去処理で、記憶部12に記憶された電話帳情報を消去させる(ステップSA18)。
なお、主制御部11は、許可位置設定処理で、電話帳情報を取得したい建物の追加登録の要求を受けると(ステップSB11(図11))、例えば、建物名に対応する建物位置情報の登録有無情報を「有」に設定する(ステップSB12)。
このように、この例の構成によれば、許可位置で電話帳情報が記憶され、携帯電話端末2a(2b,2c,…)が許可位置から外れると消去されるので、許可位置でのみ、閲覧することができ、電話帳情報の不正流出や不正使用を防止することができ、十分な安全性を確保することができる。
ここで、ユーザは、許可位置でのみ閲覧することができ、第三者が携帯電話端末2a(2b,2c,…)を入手したとしても、許可位置を知らない限り、この例の電話帳機能を利用することができない。
また、電話帳情報を取得したい企業等の建物(対象場所)に赴き、許可位置に移動することで、電話帳情報を取得することができ、電話帳情報を取得するための特別な操作を行なう必要がなく、簡単かつ迅速に必要な電話帳機能を利用することができる。
また、対象場所の地図検索機能を実行すると、これに連動して、対象場所に到達すると、自動的に電話帳情報を取得するので、簡単に電話帳機能を利用することができる。
また、複数のGPS衛星からの無線信号に基づいて、現在の自己の位置情報を生成するので、許可位置を、狭い範囲に限定することができる。
例えば、登録済の対象場所と、未登録の対象場所とが近接しているよう場合でも、誤って許可したり、誤って不許可とすることなく、確実に電話帳情報供給の可否を判断することができる。
したがって、近接した建物同士や、同一建物内で、別企業の場合でも、区別して確実かつ正確に電話帳情報を受給することができる。
また、ユーザは、許可位置(登録場所)の追加等の変更の設定を簡単に行うことができるので、許可位置にいる限り、必要な電話帳情報を入手することができる。
実施形態2
図12は、この発明の第2の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。
この例の構成が上述した第1の実施形態の構成と大きく異なるところは、携帯電話端末が許可区域から非許可区域へ移動した場合に、ダウンロードした電話帳情報を記憶部から消去したのに対して、電話帳情報を記憶部から消去せずに、表示部への表示を不可とするように構成した点である。
この例の携帯電話端末の主制御部は、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を実行する。
電話帳情報処理は、一般電話帳管理処理と、ダウンロード電話帳管理処理とを含み、ダウンロード電話帳管理処理は、電話帳情報取得処理と、電話帳情報非表示制御処理とを含んでいる。
主制御部は、携帯電話端末が許可区域から非許可区域へ移動した場合に、ダウンロードした電話帳情報を記憶部から消去せずに、電話帳情報非表示制御処理で、表示部への表示を不可とする。
次に、図12を参照して、上記構成の携帯電話端末の動作について説明する。
この例の主制御部は、建物検索処理で、建物名や、会社名、所在位置等の検索情報が入力されて、検索要求を受けると、地図情報記憶部にアクセスして建物の検索を行い(ステップSC11(図12))、位置表示制御処理で、表示部に表示させた地図上に、自己位置と、建物位置とを表示させる(ステップSC12)。
次に、主制御部は、許可位置判定処理で、地図情報記憶部に、建物位置情報として登録されている対象建物の位置(緯度及び経度)に基づいて、現在の自己位置が許可位置であるか否か判定する(ステップSC13)。
次に、主制御部は、許可位置判定処理で、許可位置に移動したと判定されると、電話帳情報取得処理で、情報管理センタに対して、電話帳情報要求を行い(ステップSC14)、電話帳情報を取得すると(ステップSC15)、記憶部に記憶させる(ステップSC16)。
次に、主制御部は、許可位置判定処理で、許可位置から外れた位置に移動したと判定されると(ステップSC17)、電話帳情報非表示制御処理で、表示部への表示を不可とする(ステップSC18)。一方、ステップSC17で、主制御部は、許可位置にあると判定されると、表示部に電話帳情報を表示させ(ステップSC19)、ステップSC17に戻る。
この例の構成によれば、上述した第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
加えて、電話帳情報を記憶部に残しておくことによって、再び許可位置に戻ったような場合に、電話帳情報を取得し直す必要がない。
実施形態3
図13は、この発明の第3の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。
この例の構成が上述した第1の実施形態の構成と大きく異なるところは、携帯電話端末が電源オフとされると、ダウンロードした電話帳情報を記憶部から消去するように構成した点である。
この例の携帯電話機の主制御部は、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を実行する。電話帳情報処理は、一般電話帳管理処理と、ダウンロード電話帳管理処理とを含んでいる。また、ダウンロード電話帳管理処理は、電話帳情報取得処理と、電話帳情報消去処理とを含んでいる。
主制御部は、許可位置判定処理で、許可位置から外れた位置に移動したと判定された場合又は電源がオフとされた場合に、電話帳情報消去処理で、記憶部に記憶された電話帳情報を消去させる。
次に、図13を参照して、上記構成の携帯電話端末の動作について説明する。
主制御部は、建物検索処理で、建物名や、会社名、所在位置等の検索情報が入力されて、検索要求を受けると、地図情報記憶部にアクセスして建物の検索を行い(ステップSD11(図13))、位置表示制御処理で、表示制御処理表示部に表示させた地図上に、自己位置と、建物位置とを表示させる(ステップSD12)。
次に、主制御部は、許可位置判定処理で、地図情報記憶部に、建物位置情報として登録されている対象建物の位置(緯度及び経度)に基づいて、現在の自己位置が許可位置であるか否か判定する(ステップSD13)。
次に、主制御部は、許可位置判定処理で、許可位置に移動したと判定されると、電話帳情報取得処理で、情報管理センタに対して、電話帳情報要求を行い(ステップSA14)、電話帳情報を取得すると(ステップSD15)、記憶部に記憶させる(ステップSD16)。
次に、主制御部は、ステップSD17で、電源のオン/オフ状態を監視し、電源オフとされるとステップSD19へ進み、電源オンのままの場合には、ステップSD18へ進む。
主制御部は、ステップSD18で、許可位置判定処理を実行し、許可位置から外れた位置に移動したと判定されると、ステップSD19へ進み、許可位置の場合には、ステップSD17に戻る。
主制御部は、ステップSD19で、電話帳情報消去処理を実行し、記憶部に記憶された電話帳情報を消去させる。
この例の構成によれば、上述した第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
加えて、主制御部の判断処理を簡略化することができる。
実施形態4
図14は、この発明の第4の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。
この例の構成が上述した第1の実施形態の構成と大きく異なるところは、携帯電話端末が電話帳情報をダウンロードして記憶部に記憶した時点で計時開始し、所定の時間経過すると、電話帳情報を記憶部から消去するように構成した点である。
この例の携帯電話端末の主制御部は、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を実行する。電話帳情報処理は、従来の一般電話帳管理処理と、ダウンロード電話帳管理処理とを含んでいる。また、ダウンロード電話帳管理処理は、電話帳情報取得処理と、電話帳情報消去処理と、記憶時間計時処理とを含んでいる。
主制御部は、記憶時間計時処理を実行して、電話帳情報をダウンロードして記憶部に記憶した時点で計時開始し、所定の時間経過すると、電話帳情報消去処理で、電話帳情報を記憶部から消去する。
次に、図14を参照して、上記構成の携帯電話端末の動作について説明する。
主制御部は、建物検索処理で、建物名や、会社名、所在位置等の検索情報が入力されて、検索要求を受けると、地図情報記憶部にアクセスして建物の検索を行い(ステップSE11(図14))、位置表示制御処理で、表示部に表示させた地図上に、自己位置と、建物位置とを表示させる(ステップSE12)。
次に、主制御部は、許可位置判定処理で、地図情報記憶部に、建物位置情報として登録されている対象建物の位置(緯度及び経度)に基づいて、現在の自己位置が許可位置であるか否か判定する(ステップSE13)。
次に、主制御部は、許可位置判定処理で、許可位置に移動したと判定されると、電話帳情報取得処理で、情報管理センタに対して、電話帳情報要求を行い(ステップSA14)、電話帳情報を取得すると(ステップSE15)、記憶部に記憶させる(ステップSE16)。
次に、主制御部は、電話帳情報を記憶部に記憶させた直後から計時を開始し(ステップSE17)、所定時間が経過したと判断すると(ステップSE18)、電話帳情報消去処理で、記憶部に記憶された電話帳情報を消去させる(ステップSE19)。
次に、ステップSE20で、主制御部は、許可位置判定処理を実行し、許可位置から外れた位置に移動したと判定されると処理を終了し、これ以外の場合は、ステップSE14に戻る。
この例の構成によれば、上述した第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
加えて、不用意に許可位置から外れた場合でも、電話帳情報を一定時間閲覧することができる。
実施形態5
図15は、この発明の第5の実施形態である電話帳情報供給システムの携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図、また、図16及び図17は、同電話帳情報供給システムの動作を説明するための処理手順図である。
この例の構成が上述した第1の実施形態の構成と大きく異なるところは、位置登録処理時の位置情報と、GPS信号に基づく位置情報とのうち、要求される精度に応じて、一方を許可判定用の情報として選択するように構成した点である。
これ以外の構成は、上述した第1の実施形態の構成と略同一であるので、第1の実施形態と同一の構成要素については、図16及び図17において、図1で用いた符号と同一の符号を付して、その説明を簡略にする。
この例の携帯電話端末の主制御部は、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を実行する。
位置情報生成処理は、通常精度位置情報生成処理と、高精度位置情報生成処理とを含んでいる。
主制御部は、通常精度位置情報生成処理では、基地局から得られるエリア番号に基づいて位置情報を生成する。
また、主制御部は、高精度位置情報生成処理では、第1の実施形態で述べたように、複数のGPS衛星からの無線信号に基づいて、自己の位置情報を生成する。
地図情報処理は、建物検索処理と、位置情報精度選択処理と、位置表示制御処理と、許可位置判定処理と、許可位置設定処理とを含んでいる。
主制御部は、位置情報精度選択処理では、許可位置判定処理の前に、対象場所の状況等に基づいて、許可位置判定用の位置情報として、上記高精度位置情報と、通常精度位置情報とのうちいずれを用いるかを選択する。
次に、図15乃至図17を参照して、上記構成の携帯電話端末の動作について説明する。
まず、位置情報精度選択処理について説明する。
この例の携帯電話機の主制御部は、対象場所の状況等に基づいて、許可位置判定用の位置情報として、高精度位置情報と、通常精度位置情報とのうちいずれを用いるかを判断し(ステップSF11(図15))、通常精度位置情報で十分であると判断した場合には、位置情報としてエリア番号に基づく位置情報を選択し(ステップSF12)、高精度位置情報が必要であると判断した場合には、位置情報としてGPS測位情報に基づく位置情報を選択し(ステップSF13)、許可判定用位置情報として記憶部に記憶させる(ステップSF14)。
例えば、主制御部は、地図情報及び位置情報に基づいて、ユーザが検索要求した建物の近傍に別の建物がなく、通常の精度で十分であると判断した場合には、許可位置判定用の位置情報として、通常精度位置情報を選択する。
また、主制御部は、ユーザが検索要求した建物が狭い敷地にあり、この敷地内に別の建物が登録されているような場合には、許可位置判定用の位置情報として、高精度位置情報を選択する。
次に、携帯電話機が許可位置にある場合の動作について説明する。
携帯電話機53a(53b,53c,…)へは、基地局5a(5b,5c,…)からエリア番号が送信される(ステップSG11(図16))。
携帯電話機53a(53b,53c,…)の主制御部は、エリア番号を受信すると(ステップSG12)、エリア番号を照合し(ステップSG13)、一致しているか否か判断する(ステップSG14)。
主制御部は、一致していない場合には、交換局55a(55b,55c,…)へ、位置登録信号を送信し(ステップSG15)、ステップSG17へ進む。交換局55a(55b,55c,…)では、位置登録信号を受けると、位置情報をHLR(Home Location Resistor)へ送信する(ステップSG16)。
ステップSG17では、主制御部は、電話帳情報取得処理で、情報管理センタの電話帳情報管理サーバ41に対して、電話帳情報要求を行う。
電話帳情報管理サーバ41から、電話帳情報が送信され(ステップSG18)、携帯電話機53a(53b,53c,…)がこれを受信すると、主制御部は、電話帳情報を記憶部に記憶させる(ステップSG19)。
次に、携帯電話機53a(53b,53c,…)が許可位置から外れた場合の動作について説明する。
位置登録処理については、許可位置にある場合と同様である。
携帯電話機53a(53b,53c,…)の主制御部は、電話帳情報管理サーバ41から、電話帳情報を取得済み否か判断し(ステップSH17)、取得済みの場合は、記憶部から電話帳情報を消去させる(ステップSH18)。
この例の構成によれば、上述した第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
加えて、主制御部の計算量を低減することができる。
実施形態6
図18は、この発明の第6の実施形態である電話帳情報供給システムの構成を説明するための図である。
この例の構成が上述した第5の実施形態の構成と大きく異なるところは、ネットワーク上に位置情報サーバを配置し、詳細位置情報を生成して、携帯電話端末に供給し、エリア番号に基づく位置情報に代えて用いるように構成した点である。
これ以外の構成は、上述した第5の実施形態の構成と略同一であるので、第5の実施形態と同一の構成要素については、図18において、図16及び図17で用いた符号と同一の符号を付して、その説明を簡略にする。
この例の電話帳情報供給システム1は、図18に示すように、ユーザが用いる携帯電話端末57a,57b,…に、情報サービス提供事業者が管理し、携帯電話端末57a(57b,57c,…)からの要求に応じて、対象場所に対応した電話帳情報を供給するための情報管理センタ3と、携帯電話端末57a(57b,57c,…)の位置情報を生成する位置情報提供サーバ58とが、ネットワーク4を介して接続可能とされて、概略構成されている。
この例の携帯電話端末57a(57b,57c,…)の主制御部は、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を実行する。
位置情報生成処理は、通常精度位置情報生成処理と、高精度位置情報生成処理とを含んでいる。
主制御部は、通常精度位置情報生成処理では、位置情報提供サーバ58から得られる位置情報を用いる。
また、主制御部は、高精度位置情報生成処理では、第5の実施形態で述べたように、複数のGPS衛星からの無線信号に基づいて、自己の位置情報を生成する。
地図情報処理は、建物検索処理と、位置情報精度選択処理と、位置表示制御処理と、許可位置判定処理と、許可位置設定処理とを含んでいる。
主制御部は、位置情報精度選択処理では、許可位置判定処理の前に、対象場所の状況等に基づいて、許可位置判定用の位置情報として、上記高精度位置情報と、通常精度位置情報とのうちいずれを用いるかを選択する。
また、位置情報提供サーバ58は、例えば、複数の基地局57a,57b,…からの電界強度情報等に基づいて、携帯電話端末57a(57b,57c,…)の位置情報を生成する。
位置情報提供サーバ58は、ハードウェア上は、例えば、電話帳情報管理サーバ41と略同一の構成を有し、制御部と、記憶部と、通信部とから概略構成されている。
この例の構成によれば、上述した第5の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
加えて、エリア番号に基づく位置情報によるよりも詳細な位置情報を得ることができる。
実施形態7
図19は、この発明の第7の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。
この例の構成が上述した第4の実施形態の構成と大きく異なるところは、電話帳情報を取得して記憶した後、所定時間経過し、かつ、許可区域外の場合に、消去するように構成した点である。
この例の携帯電話端末の主制御部は、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を実行する。電話帳情報処理は、従来の一般電話帳管理処理と、ダウンロード電話帳管理処理とを含んでいる。また、ダウンロード電話帳管理処理は、電話帳情報取得処理と、電話帳情報消去処理と、記憶時間計時処理とを含んでいる。
主制御部は、記憶時間計時処理を実行して、電話帳情報をダウンロードして記憶部に記憶した時点で計時開始し、所定の時間経過し、かつ、携帯電話端末が許可区域外の場合に、電話帳情報消去処理で、電話帳情報を記憶部から消去する。
次に、図19を参照して、上記構成の携帯電話端末の動作について説明する。
位置情報生成処理及び地図情報処理は、第4の実施形態と同様である。
この例の主制御部は、許可位置判定処理で、許可位置に移動したと判定されると、電話帳情報取得処理で、情報管理センタに対して、電話帳情報要求を行い(ステップSE14)、電話帳情報を取得すると(ステップSE15)、記憶部に記憶させる(ステップSE16)。
次に、主制御部は、電話帳情報を記憶部に記憶させた直後から計時を開始し(ステップSE17)、所定時間が経過したと判断し(ステップSE18)、かつ、許可位置にないと判断すると(ステップSJ19)、電話帳情報消去処理で、記憶部に記憶された電話帳情報を消去させる(ステップSJ20)。
この例の構成によれば、上述した第4の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
実施形態8
図20は、この発明の第8の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。
この例の構成が上述した第1の実施形態の構成と大きく異なるところは、地図検索している建物が、未登録(電話帳情報供給対象外)の場合に、報知するように構成した点である。
これ以外の構成は、上述した第1の実施形態の構成と略同一であるので、第1の実施形態と同一の構成要素については、図20において、図9で用いた符号と同一の符号を付して、その説明を簡略にする。
この例の携帯電話端末の主制御部は、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を実行する。
地図情報処理は、建物検索処理と、位置表示制御処理と、未登録時報知処理と、許可位置判定処理と、許可位置設定処理とを含んでいる。
主制御部は、未登録時報知処理で、地図検索している建物が、電話帳情報を供給する対象として登録済であるか否かを判定し、未登録の場合に、電話帳情報供給対象外の旨の表示を表示部にさせる。
次に、図20を参照して、上記構成の携帯電話端末の動作について説明する。
主制御部は、位置情報生成処理で、GPS衛星からの無線信号に基づいて、自己の位置情報を生成する。
この例の主制御部は、建物検索処理で、建物名や、会社名、所在位置等の検索情報が入力されて、検索要求を受けると、地図情報記憶部にアクセスして建物の検索を行い(ステップSA11(図20))、位置表示制御処理で、表示部に表示させた地図上に、自己位置と、建物位置とを表示させる(ステップSA12)。
主制御部は、未登録時報知処理で、地図検索している建物が、電話帳情報を供給する対象として登録済であるか否かを判定し(ステップSK19)、未登録の場合には、ステップSK20へ進み、登録済の場合には、ステップSA13へ進む。
ステップSK20では、主制御部は、電話帳情報供給対象外の旨の表示を表示部にさせ、この処理を終了する。
ステップSA13では、主制御部は、許可位置判定処理で、地図情報記憶部に、建物位置情報として登録されている対象建物の位置(緯度及び経度)に基づいて、現在の自己位置が許可位置であるか否か判定する。
この後、第1の実施形態と同様に電話帳情報処理を実行する。
この例の構成によれば、上述した第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
加えて、未登録の場合に、報知するので、設定忘れを防止することができる。
実施形態9
図21は、この発明の第9の実施形態である電話帳情報供給システムの動作を説明するための処理手順図である。
この例の構成が上述した第1の実施形態の構成と大きく異なるところは、位置情報提供サーバをネットワーク上に配置し、かつ、電話帳情報管理サーバが、携帯電話端末から電話帳情報要求を、対象の建物情報とともに受けると、携帯電話端末の位置情報を、位置情報提供サーバから得て、携帯電話端末の位置情報と、対象の建物の位置情報とに基づいて、携帯電話端末が許可位置に到達した場合に、電話帳情報を携帯電話端末に送るように構成した構成した点である。
ここで、電話帳情報管理サーバの制御部は、要求受付手段、端末位置情報取得手段、供給可否判定手段、個人情報送出手段として機能し、記憶部は、受給可能位置情報記憶手段、個人情報記憶手段として機能する。
この例の携帯電話端末59a(59b,59c,…)の主制御部は、電話帳情報管理サーバ41Aに対して、電話帳情報を要求する。この際、対象の建物の位置情報を含む建物情報を送信する(ステップSL11(図21))。
電話帳情報管理サーバ41Aの制御部は、電話帳情報要求を受け、建物情報等を記憶させ(ステップSL12)、位置情報提供サーバ58Aに対して、携帯電話端末59a(59b,59c,…)の位置情報を要求する(ステップSL13)。位置情報提供サーバ58Aは、位置情報要求を受けると、電話帳情報管理サーバ41Aへ携帯電話端末59a(59b,59c,…)の位置情報を送信する(ステップSL14)。
電話帳情報管理サーバ41Aは、携帯電話端末59a(59b,59c,…)の位置情報を取得すると(ステップSL15)、制御部は、携帯電話端末59a(59b,59c,…)が許可位置にあるか否か判定する(ステップSL16)。電話帳情報管理サーバ41Aの制御部は、携帯電話端末59a(59b,59c,…)が許可位置にある場合は、ステップSL17に進み、携帯電話端末59a(59b,59c,…)が許可位置にない場合は、ステップSL13に戻る。
ステップSL17で、電話帳情報管理サーバ41Aの制御部は、電話帳情報を携帯電話端末59a(59b,59c,…)へ送信する。
携帯電話端末59a(59b,59c,…)は、電話帳情報を取得すると、主制御部は、電話帳情報を記憶部に記憶させ(ステップSL18)、タイマを起動させる(ステップSL19)。携帯電話端末59a(59b,59c,…)の主制御部は、所定時間が経過すると(ステップSL20)、電話帳情報を消去させる(ステップSL21)。
この例の構成によれば、上述した第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
加えて、携帯電話端末の構成を簡略化することができる。
実施形態10
図22は、この発明の第10の実施形態である電話帳情報供給システム構成を説明するための図、図23は、同電話帳情報供給システムの携帯電話端末の構成を示すブロック図、また、図24は、同電話帳情報供給システムの建物内通信システムの構成を説明するための図である。
この例の構成が上述した第1の実施形態の構成と大きく異なるところは、建物の各階にAP(Access Point)中継器を配置した点である。
これ以外の構成は、上述した第1の実施形態の構成と略同一であるので、第1の実施形態と同一の構成要素については、図22及び図23において、図1及び図2で用いた符号と同一の符号を付して、その説明を簡略にする。
この例の電話帳情報供給システム1Bは、図22に示すように、ユーザが用いる携帯電話端末61a,61b,…と、情報サービス提供事業者が管理し、携帯電話端末61a(61b,61c,…)からの要求に応じて、対象場所に対応した電話帳情報を供給するための情報管理センタ3とが、ネットワーク4Aを介して接続可能とされて、概略構成されている。
この例のネットワーク4Aは、図22及び図24に示すように、携帯電話端末61a(61b,61c,…)が建物B内の所定の区域で接続可能な建物内システム62a,62b,…を有している。
建物内システム62a(62b,62c,…)は、エリア中継器63a(63b,…)と、携帯電話端末61a(61b,61c,…)と無線LANによって通信を行うための例えば建物の各階に配置されたAP中継器64a,64b,…とを有している。
この例の携帯電話機端末61a(61b,61c,…)には、無線LAN送受信機能が設けられ、無線LANを介してネットワーク4Aに接続されるように構成されている。
この例の携帯電話端末61a(61b,61c,…)は、図23に示すように、当該携帯電話端末本体の構成各部を制御する主制御部65と、主制御部65が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部66と、メイン通信用アンテナ67と、メイン通信部68と、GPS通信用アンテナ69と、GPS通信部71と、無線LANアンテナ72と、無線LAN送受信部73と、入出力制御部74と、操作部75と、表示部76と、音声出力部77と、送話部78と、受話部79とから概略構成されている。
この例の構成によれば、上述した第1の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
加えて、ユーザが検索要求した建物が狭い敷地にあり、この敷地内に別の複数の建物が登録されているような場合や、同一の建物内に複数の企業が入居している場合、同一階に複数の企業が入居している場合等の狭いエリア内で対象の会社が識別可能となる。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施形態では、ユーザが電話帳情報供給サービスを受ける利用場所として、一般企業の建物等で利用する場合について述べたが、これに限らず、駅等のターミナルの建物や、大規模商業施設、宿泊施設等の大型の建物内、一般の店舗内等でも利用できる。また、商業施設等に限らず、病院や、公民館、役所内でも利用できる。
また、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を、主制御部が、対応する制御プログラムを実行することによって行う場合について述べたが、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等等の一部又は全部を専用のハードウェアを用いて行い、他の一部を対応するプログラムを実行して処理するようにしても良い。
また、位置情報生成処理や、地図情報処理、電話帳情報処理等を、それぞれ別々のCPUが実行しても良いし、例えば、単一のCPUが実行しても良い。さらに、各処理を別々の情報処理装置が行うようにしても良いし、これらの情報処理装置は、集中させて配置しても、ネットワーク上に分散させて配置しても良い。
また、電話帳情報に限らず、メールアドレスや、URL等一般に、宛先情報を取得する場合に適用できる。また、個人情報として、宛先情報のほか、プレゼンス情報や、予定表情報、電子メールの内容等を取得する場合に適用できる。また、供給される電話帳情報のうち、氏名情報等一部を省略しても良い。また、電話帳情報を、公用電話番号/私用電話番号を分けて、記憶部に記憶するように構成しても良い。
また、地図情報処理機能のうち、建物検索処理及び位置表示制御処理を廃し、許可位置判定処理のみ行うようにしても良い。
また、ダウンロード専用電話帳情報と、一般電話帳とは、表示部に別々に表示させても、混在させて(例えば、アイウエオ順や、アルファベット順に)、表示させても良い。
また、第1の実施形態で、電話帳情報サーバが、携帯電話端末からの許可区域の追加要求に対して可否判定を行い、かつ、電話帳情報のうち、一部のみ供給するように構成しても良い。
また、第1の実施形態で、許可区域を特定のユーザに知らされた比較的狭い特定の領域に設定し、認証機能を持たせるように構成しても良い。これによって、一段と安全性を向上させることができる。
また、第10の実施形態で、無線LAN機能に代えて、携帯電話端末に近距離通信機能(ブルートゥース通信機能や、赤外線通信機能等)を設け、近距離通信を介して接続するように構成しても良い。
移動通信端末としては、携帯電話端末のほか、簡易型携帯電話(PHS)端末や、携帯情報端末(PDA)、通信機能を有する携帯型のコンピュータを用いる場合に適用できる。また、自動車電話や船舶電話等にも適用できる。
この発明の第1の実施形態である電話帳情報供給システムの構成を説明するための図である。 同電話帳情報供給システムの携帯電話端末の構成を示すブロック図である。 同携帯電話端末の記憶部の構成を示すブロック図である。 同記憶部の電話帳情報記憶部の構成を示すブロック図である。 同電話帳情報記憶部のダウンロード専用電話帳情報記憶部に記憶されたダウンロード専用電話帳情報の例を示す図である。 同記憶部の地図情報記憶部に記憶された地図情報のうち、位置情報の例を示す図である。 同電話帳情報供給システムの情報管理センタの構成を示すブロック図である。 同情報管理センタの電話帳情報管理サーバの構成を示すブロック図である。 同携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。 同携帯電話端末の動作を説明するための説明図である。 同携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第2の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第3の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第4の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第5の実施形態である電話帳情報供給システムの携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。 同電話帳情報供給システムの動作を説明するための処理手順図である。 同電話帳情報供給システムの動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第6の実施形態である電話帳情報供給システムの構成を説明するための図である。 この発明の第7の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第8の実施形態である携帯電話端末の動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第9の実施形態である電話帳情報供給システムの動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第10の実施形態である電話帳情報供給システム構成を説明するための図である。 同電話帳情報供給システムの携帯電話端末の構成を示すブロック図である。 同電話帳情報供給システムの建物内通信システムの構成を説明するための図である。
符号の説明
1,1A,1B 電話帳情報供給システム(個人情報管理システム)
2a,2b,…、53a,53b,…、57a,57b,…、59a,59b,…、61a,61b,… 携帯電話機(移動通信端末)
4,4A ネットワーク
5a,5b,… 基地局(無線基地局)
11,65 主制御部(端末位置情報取得手段、個人情報消去手段、要求可否判定手段、個人情報取得手段、表示制御手段、設定手段)
12,66 記憶部(個人情報記憶手段、受給可能位置情報記憶手段、地図情報記憶手段)
17 GPS通信インタフェース(GPS信号受信手段)
18 GPS通信制御部(GPS信号受信手段)
22 表示部(表示手段)
41,41A 電話帳情報管理サーバ(情報処理装置)
71 GPS通信部(GPS信号受信手段)

Claims (26)

  1. ユーザが用いる移動通信端末と、前記移動通信端末へ個人情報を供給する情報処理装置とがネットワークを介して接続可能とされた個人情報管理システムであって、
    前記移動通信端末は、前記情報処理装置から受給した前記個人情報を記憶するための個人情報記憶手段と、前記移動通信端末の現在位置が、予め設定され前記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給要求を可と判定する要求可否判定手段と、前記要求可否判定手段によって要求可と判定されると、前記情報処理装置に対して、前記個人情報の供給要求を行い、前記個人情報を受給すると、前記個人情報を前記個人情報記憶手段に記憶させる個人情報取得手段とを有してなることを特徴とする個人情報管理システム。
  2. ユーザが用いる移動通信端末と、前記移動通信端末へ個人情報を供給する情報処理装置とがネットワークを介して接続可能とされた個人情報管理システムであって、
    前記移動通信端末は、前記移動通信端末自身の端末位置情報を取得するための端末位置情報取得手段と、前記情報処理装置から受給した前記個人情報を記憶するための個人情報記憶手段と、予め設定され前記個人情報の受給が可能な受給可能位置情報を記憶するための受給可能位置情報記憶手段と、前記端末位置情報及び前記受給可能位置情報に基づいて、前記個人情報の供給要求の可否を判定する要求可否判定手段と、前記要求可否判定手段によって要求可と判定されると、前記個人情報を要求し取得する個人情報取得手段とを有してなり、
    前記要求可否判定手段は、前記移動通信端末の現在位置が、予め設定された受給可能位置と略一致している場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給要求を可とするものと判定し、
    前記個人情報取得手段は、前記情報処理装置に対して、前記個人情報の供給要求を行い、前記個人情報を受給すると、前記個人情報を前記個人情報記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする個人情報管理システム。
  3. 前記要求可否判定手段は、前記移動通信端末の現在位置が前記受給可能位置から外れた場所に有る場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給の要求を不可とする判定を行うとともに、
    前記現在位置が、前記個人情報の受給が可能な所定の区域内から該区域外に移動した場合には、前記個人情報記憶手段に記憶された前記個人情報を消去させる個人情報消去手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の個人情報管理システム。
  4. 前記移動通信端末は、最寄の無線基地局を介して、前記ネットワークに接続して、前記情報処理装置との間で、前記個人情報の供給要求及び受給を行い、前記受給可能位置は、前記無線基地局の無線エリアよりも狭い所定の区域内に設定されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の個人情報管理システム。
  5. 前記移動通信端末は、GPS衛星からの無線信号を受信するためのGPS信号受信手段と、前記無線信号に基づいて、前記端末位置情報を取得する前記端末位置情報取得手段とを有してなることを特徴とする請求項2、3又は4記載の個人情報管理システム。
  6. 前記個人情報消去手段は、前記移動通信端末が電源オフとされると、前記個人情報記憶手段に記憶された前記個人情報を消去させることを特徴とする請求項3、4又は5記載の個人情報管理システム。
  7. 前記個人情報が前記個人情報記憶手段に記憶されている時間を計時する記憶時間計時手段を有し、前記個人情報消去手段は、記憶時間が所定の時間に達すると、前記個人情報記憶手段に記憶された前記個人情報を消去させることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1に記載の個人情報管理システム。
  8. 前記個人情報を表示するための表示手段と、前記表示手段を制御するための表示制御手段とを有してなり、前記要求可否判定手段が、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給の要求を不可とする判定を行うと、前記表示制御手段は、前記表示手段に対して前記個人情報を非表示とするように制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載の個人情報管理システム。
  9. 前記受給可能位置又は前記区域を設定するための設定手段を有してなることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の個人情報管理システム。
  10. 地図情報を記憶するための地図情報記憶手段と、指定された検索対象情報に基づいて、地図検索を行う地図検索手段とを有してなり、前記表示制御手段は、検索対象位置と前記現在位置とを前記地図情報に重ねて前記表示手段に表示させ、前記検索対象位置は、前記受給可能位置として前記受給可能位置情報記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項8又は9記載の個人情報管理システム。
  11. 前記個人情報は、個人電話番号を含んでいることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1に記載の個人情報管理システム。
  12. ユーザが用い、ネットワークを介して情報処理装置から個人情報を受給する移動通信端末であって、
    前記情報処理装置から受給した前記個人情報を記憶するための個人情報記憶手段と、前記移動通信端末の現在位置が、予め設定され前記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給要求を可と判定する要求可否判定手段と、前記要求可否判定手段によって要求可と判定されると、前記情報処理装置に対して、前記個人情報の供給要求を行い、前記個人情報を受給すると、前記個人情報を前記個人情報記憶手段に記憶させる個人情報取得手段とを有してなる
    ことを特徴とする移動通信端末。
  13. ユーザが用い、ネットワークを介して情報処理装置から個人情報を受給する移動通信端末であって、
    前記移動通信端末自身の端末位置情報を取得するための端末位置情報取得手段と、前記情報処理装置から受給した前記個人情報を記憶するための個人情報記憶手段と、予め設定され前記個人情報の受給が可能な受給可能位置情報を記憶するための受給可能位置情報記憶手段と、前記端末位置情報及び前記受給可能位置情報に基づいて、前記個人情報の供給要求の可否を判定する要求可否判定手段と、前記要求可否判定手段によって要求可と判定されると、前記個人情報を要求し取得する個人情報取得手段とを有してなり、
    前記要求可否判定手段は、前記移動通信端末の現在位置が、予め設定された受給可能位置と略一致している場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給要求を可とするものと判定し、
    前記個人情報取得手段は、前記情報処理装置に対して、前記個人情報の供給要求を行い、前記個人情報を受給すると、前記個人情報を前記個人情報記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする移動通信端末。
  14. 前記要求可否判定手段は、当該移動通信端末の現在位置が前記受給可能位置から外れた場所に有る場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給の要求を不可とする判定を行うとともに、
    前記現在位置が、前記個人情報の受給が可能な所定の区域内から該区域外に移動した場合には、前記個人情報記憶手段に記憶された前記個人情報を消去させる個人情報消去手段を有することを特徴とする請求項12又は13記載の移動通信端末。
  15. 最寄の無線基地局を介して、前記ネットワークに接続して、前記情報処理装置との間で、前記個人情報の供給要求及び受給を行い、前記受給可能位置は、前記無線基地局の無線エリアよりも狭い所定の区域内に設定されていることを特徴とする請求項12、13又は14記載の移動通信端末。
  16. GPS衛星からの無線信号を受信するためのGPS信号受信手段と、前記無線信号に基づいて、前記端末位置情報を取得する前記端末位置情報取得手段とを有してなることを特徴とする請求項13、14又は15記載の移動通信端末。
  17. ユーザが用いる移動通信端末と、前記移動通信端末へ個人情報を供給する情報処理装置とがネットワークを介して接続可能とされ、
    前記移動通信端末は、前記移動通信端末の現在位置が、予め設定され前記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給要求を可と判定する要求可否判定処理と、前記要求可否判定処理で要求可と判定されると、前記情報処理装置に対して、前記個人情報の供給要求を行い、前記個人情報を受給すると、前記個人情報を個人情報記憶手段に記憶させる個人情報取得処理とを実行する
    ことを特徴とする個人情報管理方法。
  18. ユーザが用いる移動通信端末と、前記移動通信端末へ個人情報を供給する情報処理装置とがネットワークを介して接続可能とされ、
    前記移動通信端末は、前記移動通信端末自身の端末位置情報を取得するための端末位置情報取得処理と、前記端末位置情報、及び予め設定され受給可能位置情報記憶手段に記憶された受給可能位置情報に基づいて、前記個人情報の供給要求の可否を判定する要求可否判定処理と、前記要求可否判定処理で要求可と判定されると、前記個人情報を要求し取得する個人情報取得処理とを実行し、
    前記要求可否判定処理では、前記移動通信端末の現在位置が、予め設定され前記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給要求を可とするものと判定し、
    前記個人情報取得処理では、前記情報処理装置に対して、前記個人情報の供給要求を行い、前記個人情報を受給すると、前記個人情報を前記個人情報記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする個人情報管理方法。
  19. 前記要求可否判定処理では、前記移動通信端末の現在位置が前記受給可能位置から外れた場所に有る場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給の要求を不可とする判定を行うとともに、
    前記現在位置が前記個人情報の受給が可能な所定の区域内から該区域外に移動した場合には、前記個人情報記憶手段に記憶された前記個人情報を消去させる個人情報消去処理を実行することを特徴とする請求項17又は18記載の個人情報管理方法。
  20. 前記移動通信端末は、最寄の無線基地局を介して、前記ネットワークに接続して、前記情報処理装置との間で、前記個人情報の供給要求及び受給を行い、前記受給可能位置は、前記無線基地局の無線エリアよりも狭い所定の区域内に設定されていることを特徴とする請求項17、18又は19記載の個人情報管理方法。
  21. 前記移動通信端末は、GPS衛星からの無線信号を受信するためのGPS信号受信処理と、前記無線信号に基づいて、前記端末位置情報を取得する前記端末位置情報取得処理とを実行することを特徴とする請求項18、19又は20記載の個人情報管理方法。
  22. ユーザが用いる移動通信端末が、情報処理装置から個人情報をネットワークを介して受給するための個人情報管理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、
    前記移動通信端末の現在位置が、予め設定され前記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給要求を可と判定する要求可否判定処理と、前記要求可否判定処理で要求可と判定されると、前記情報処理装置に対して、前記個人情報の供給要求を行い、前記個人情報を受給すると、前記個人情報を個人情報記憶手段に記憶させる個人情報取得処理とをコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする制御プログラム。
  23. ユーザが用いる移動通信端末が、情報処理装置から個人情報をネットワークを介して受給するための個人情報管理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、
    前記移動通信端末自身の端末位置情報を取得するための端末位置情報取得処理と、前記端末位置情報、及び予め設定され受給可能位置情報記憶手段に記憶された受給可能位置情報に基づいて、前記個人情報の供給要求の可否を判定する要求可否判定処理と、前記要求可否判定処理で要求可と判定されると、前記個人情報を要求し取得する個人情報取得処理とをコンピュータに実行させ、
    前記要求可否判定処理では、前記移動通信端末の現在位置が、予め設定された前記個人情報の受給が可能な受給可能位置である場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給要求を可とするものと判定し、
    前記個人情報取得処理では、前記情報処理装置に対して、前記個人情報の供給要求を行い、前記個人情報を受給すると、前記個人情報を前記個人情報記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする制御プログラム。
  24. 前記要求可否判定処理では、前記移動通信端末の現在位置が前記受給可能位置から外れた場所に有る場合に、前記情報処理装置に対する前記個人情報の供給の要求を不可とする判定を行うとともに、
    前記現在位置が前記個人情報の受給が可能な所定の区域内から該区域外に移動した場合には、前記個人情報記憶手段に記憶された前記個人情報を消去させる個人情報消去処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項22又は23記載の制御プログラム。
  25. 前記移動通信端末は、最寄の無線基地局を介して、前記ネットワークに接続して、前記情報処理装置との間で、前記個人情報の供給要求及び受給を行い、前記受給可能位置は、前記無線基地局の無線エリアよりも狭い所定の区域内に設定されていることを特徴とする請求項22、23又は24記載の制御プログラム。
  26. GPS衛星からの無線信号を受信するためのGPS信号受信処理と、前記無線信号に基づいて、前記端末位置情報を取得する前記端末位置情報取得処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項23、24又は25記載の制御プログラム。
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