JP7000128B2 - ナースコールシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ナースコールシステムに関する。
従来より、個々のベッドに設置されたナースコール子機から呼び出しが成されたら、ナースステーションに設置されたナースコール親機等に通知されるナースコールシステムが普及している。このようなナースコールシステムでは、呼び出されたナースコール親機等において呼出元のベッド番号や患者氏名が表示部に表示され、看護師はその表示により呼出元を認識して応答することができる。
このようなナースコールシステムとして、看護師を呼び出すためのナースコール子機と、呼び出し発生を表示する廊下灯と、呼び出しに応答するためのナースコール親機と、廊下灯とナースコール親機の間の通信を制御する制御機とを備えたナースコールシステムであって、廊下灯に、見舞者が来たことを患者に通知する通知ボタンを設ける一方、ナースコール子機に、通知ボタン操作を受けて報知動作する報知部を備えたものがある(特許文献1参照)。
このような構成のナースコールシステムによれば、見舞者が病室に入る前に廊下灯の通知ボタンを操作することで、見舞い先の患者に対してこれから入室することが通知されるため、見舞者が入室する前に見舞者が来たことを患者が認識でき、プライバシーの向上を図ることができる。
特開2010-104519号公報
しかしながら、上記ナースコールシステムでは、入院患者が病室にいない場合、見舞者は入院患者がどこにいるのか分からず、せっかく来訪したのに入院患者に会うことができない場合があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、入院患者が病室にいない場合に来訪者に入院患者の位置を報知することができるナースコールシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願発明者は、以下のようなナースコールシステムを提案する。
本発明のナースコールシステムは、入院患者が看護師を呼ぶために病室のベッド毎に備えられたナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、ナースコール子機が接続され、病室内のベッド近傍に設置されるプレート子機と、病室のベッド毎に備えられて患者関連情報を表示可能なベッドサイドモニタと、機器間の通話および通信を制御する制御装置と、制御装置に、携帯電話交換接続機能を有するPBX、携帯電話無線送受信機能を有する基地局を介して接続される、入院患者が所持する携帯電話と、を備えている。このナースコールシステムは、病室前に設置され、来訪者が入室前に病室内の入院患者の呼び出し操作を行うための呼出ボタンと、呼出ボタンが操作されることにより入院患者の呼び出し操作が行われた場合、その入院患者のベッドサイドモニタ、ナースコール子機、プレート子機または携帯電話に呼出信号を送信する制御を実行する呼出装置制御部と、映像を表示するモニタ或いはスピーカとを有する呼出装置を備える一方、ナースコール子機に対応した患者情報、および入院患者の携帯電話を患者情報と対応付けて登録した携帯電話登録情報を記録できる記録部を有しており、ベッドサイドモニタ、ナースコール子機、プレート子機および携帯電話のうち少なくとも一つは、呼出装置制御部から呼出信号を受信した場合、呼び出しを受けたことを通知する制御を実行する通知制御部または呼出装置制御部からの呼び出しの通知に対して操作を行う操作部の両方またはいずれか一方を有しており、記録部に記録された患者情報は、入院患者のスケジュール情報を含んでおり、呼出装置制御部は、呼出信号を送信してから所定の時間経過しても操作部が操作されない場合、呼び出された入院患者のスケジュール情報を記録部から読み出し、その位置を呼出装置が報知する制御を実行する構成になっている。
このような構成のナースコールシステムによれば、呼び出された入院患者が病室にいない場合、来訪者に、入院患者のスケジュールに基づく位置を報知することができるので、呼び出された入院患者が病室にいない場合であっても来訪者が報知された位置に行くことによって来訪者は入院患者と会うことができる。
記録部は、ナースコール親機または制御機が備えるものとしてもよいし、別の記録装置が備えるものとしてもよい。
また、通知制御部と操作部は、ベッドサイドモニタ、ナースコール子機、プレート子機および携帯電話のうち少なくとも一つが有していればよい。これらのうちの一つの機器が通知制御部と操作部とを有していてもよいし、一つの機器が通知制御部、それ以外の別の機器が操作部を有していてもよい。
また、本発明の他のナースコールシステムは、入院患者が看護師を呼ぶために病室のベッド毎に備えられたナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、ナースコール子機が接続され、病室内のベッド近傍に設置されるプレート子機と、病室のベッド毎に備えられて患者関連情報を表示可能なベッドサイドモニタと、機器間の通話および通信を制御する制御装置と、制御装置に、携帯電話交換接続機能を有するPBX、携帯電話無線送受信機能を有する基地局を介して接続される、入院患者が所持する携帯電話と、を備えており、病棟内の適宜場所に、位置信号を無線発信する位置情報発信機が設置されると共に、入院患者が所持する位置情報受信機と、位置情報受信機のそれぞれの位置情報を保存する位置管理サーバと、病室前に設置され、来訪者が入室前に病室内の入院患者の呼び出し操作を行うための呼出ボタン、および呼出ボタンが操作されることにより入院患者の呼び出し操作が行われた場合、その入院患者のベッドサイドモニタ、ナースコール子機、プレート子機または携帯電話に呼出信号を送信する制御を実行する呼出装置制御部と、映像を表示するモニタ或いはスピーカとを有する呼出装置と、ナースコール子機に対応した患者情報、および入院患者の携帯電話を患者情報と対応付けて登録した携帯電話登録情報を記録できる記録部とを有しており、ベッドサイドモニタ、ナースコール子機、プレート子機および携帯電話のうち少なくとも一つは、呼出装置制御部から呼出信号を受信した場合、呼び出しを受けたことを通知する制御を実行する通知制御部または呼出装置制御部からの呼び出しの通知に対して操作を行う操作部の両方またはいずれか一方を有しており、位置情報受信機は、位置情報発信機が発信する位置信号を受信して、当該位置信号に自身のIDを付加して基地局に発信する位置情報通信部を有しており、呼出装置制御部は、呼出信号を送信してから所定の時間経過しても操作部が操作されない場合、呼び出された入院患者の位置情報受信機の位置情報を位置管理サーバから読み出し、その位置を呼出装置が報知する制御を実行する構成になっている。
このような構成のナースコールシステムによっても、呼び出された入院患者が病室にいない場合には来訪者に、入院患者の現在の位置情報に基づいた位置を報知することができるので、呼び出された入院患者が病室にいない場合であっても来訪者が報知された位置に行くことによって来訪者は入院患者と会うことができる。
位置情報受信機は、位置情報発信機が発信する位置信号を受信して、当該位置信号に自身のIDを付加して基地局に発信する位置情報通信部を有していればどのようなものであってもよく、例えば携帯電話により構成してもよい。入院患者の携帯電話を位置情報受信機として使用すれば、新たに位置情報受信機を必要としないので、安価に構成することができる。
操作部は、呼出装置制御部からの呼び出しの通知に対して入室の許可操作を行うことができるように構成されており、通知制御部は、操作部が操作されることにより入室の許可操作が行われた場合、呼出装置に入室許可通知信号を送信する制御を実行し、呼出装置制御部は、入室許可通知信号を受信した場合、入室が許可された旨を呼出装置が報知する制御を実行する構成にすることができる。
このような構成のナースコールシステムによれば、呼び出しを受けた入院患者が操作部を操作することにより入室の許可操作を行うことができるので、来訪者ごとにその入室の許可、不許可を入院患者の判断により決定することができる。
記録部に記録された患者情報は、入院患者が面会できる状態であるか否かを示す面会可否情報を含んでおり、通知制御部は、呼出装置制御部から呼出信号を受信すると、呼び出された入院患者の面会可否情報を記録部から読み出し、呼び出された入院患者が面会不可である場合には、呼び出しを受けたことを通知しない制御を実行するとともに、呼出装置に入室を許可しない入室不許可通知信号を送信する制御を実行し、呼出装置制御部は、入室不許可通知信号を受信した場合、入室が拒否された旨を呼出装置が報知する制御を実行する構成にすることができる。
このような構成のナースコールシステムによれば、面会謝絶のような面会が難しい場合や面会したくない状態の場合のときに面会不可設定を行うことで、入院患者が病室にいても来訪者に入室が拒否された旨を報知することができるので、入院患者は来訪者に応対する負担を軽減することができる。また、来訪者の呼び出しがあった際に入院患者を呼び出すことがないため、呼び出しによる呼出音等により入院患者が煩わされることなく、入院患者の負担を軽減することができる。さらに、入院患者が病室にいない場合にも位置情報が来訪者に報知されることがないため、面会不可設定を行うことでプライバシーの向上を図ることができ、入院患者側の利便性も高めることができる。
また、記録部に記録された患者情報は、入院患者による入室の許可操作が可能か否かを示す操作可否情報を含んでおり、通知制御部は、呼出装置制御部から呼出信号を受信すると、呼び出された入院患者の操作可否情報を記録部から読み出し、呼び出された入院患者が入室の許可操作ができない場合には、呼出装置に入室を許可する入室許可通知信号を送信する制御を実行する構成にすることができる。
このような構成のナースコールシステムによれば、呼び出された入院患者が入室の許可操作ができない場合に自動的に入室を許可することができる。
病室の扉には、電子錠が取り付けられており、呼出装置制御部は、入室許可通知信号を受信した場合、電子錠を開錠する制御を実行する構成にしてもよい。
病室の扉に電子錠が取り付けられていれば、会いたくないと判断した見舞者に対しては、入院患者の判断で開錠操作しなければ会わずにすむため、安心して入院を続けることができる。また、入室を許可した場合には電子錠を自動的に開錠させることができるので、入院患者が扉まで赴く負担を軽減することができる。
呼出装置は、病室前に設置され、来訪者が入室前に病室内の入院患者を呼び出すことができる装置であればどのような構成のものであってもよく、例えば玄関のインターホン装置のような構成のものであってもよいし、ナースコール子機からの呼出を看護師に報知するために病室前に設置され、対応する病室内の患者情報を表示する患者情報表示部を有する廊下灯により構成されるようにしてもよい。この場合、既存の廊下灯を使用するため、安価に構成することができる。
呼出装置を廊下灯により構成する場合、患者情報表示部が操作されることにより患者の呼び出し操作が行われる構成にすることができる。
呼出装置は、入院患者と通話できるマイクおよびスピーカを有しており、ベッドサイドモニタ、ナースコール子機、プレート子機または携帯電話は、入院患者が呼出装置の呼出ボタンによる呼出操作を行った者と通話できるマイクおよびスピーカを有しており、通知制御部は、呼出装置制御部から呼出信号を受信した場合、操作部を操作することにより通話状態を確立する制御を実行する構成してもよい。
このような構成のナースコールシステムによれば、呼び出された入院患者が来訪者と通話することができるため、来訪者が誰なのか、また来訪の用件を入室操作前に確認することができる。
通知制御部は、ベッドサイドモニタに設けられており、呼出装置は、来訪者を撮像するためのカメラを有するとともに、ベッドサイドモニタは、カメラにより撮像された画像を表示できる表示部を有し、通知制御部は、呼出装置制御部から呼出信号を受信した場合、表示部にカメラにより撮像された画像を表示する制御を実行する構成にすることができる。
このような構成のナースコールシステムによれば、呼び出された入院患者がベッドサイドモニタで来訪者の顔を確認することができるため、来訪者が誰なのか入室操作前に容易に確認することができる。
呼出装置は、カメラにより撮像された画像を記録する記録部をさらに有していてもよい。
このような構成のナースコールシステムによれば、来訪者の記録を残すことができるので、病室内の盗難を抑止することができる。
本発明によれば、患者が病室にいない場合に来訪者に入院患者の位置を報知することができるナースコールシステムを提供することができる。
ナースコールシステムAの全体構成を示す図。 ナースコールシステムAのナースコール子機1およびプレート子機2を示す図。 ナースコールシステムAのプレート子機2の構成を示す機能ブロック図。 ナースコールシステムAのベッドサイドモニタ3の構成を示す機能ブロック図。 ナースコールシステムAの液晶廊下灯6の構成を示す機能ブロック図。 廊下灯モニタ42の待受時の表示画面の一例を示す図。 廊下灯モニタ42の待受時の表示画面の他の一例を示す図 ナースコールシステムAのナースコール親機7の構成を示す機能ブロック図。 ナースコールシステムAの制御機8の構成を示す機能ブロック図。 ナースコールシステムAの動作を説明するフローチャート。 制御機19の構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明のナースコールシステムの好ましい実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るナースコールシステムAの構成図である。
この図に示すように、ナースコールシステムAは、入院患者が看護師を呼び出すために病室のベッド毎に備えられたナースコール子機1と、このナースコール子機1が接続され、病室内のベッド近傍の壁面に設置されるプレート子機2と、病室のベッド毎に備えられて患者関連情報を表示可能なベッドサイドモニタ3と、病室の扉に設けられた電子錠4と、病室内の入院患者を撮像することができる病室カメラ5と、病室近傍の廊下壁面に設置される液晶廊下灯(廊下灯)6と、ナースコール子機1からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機7と、ナースコール子機1や液晶廊下灯6、ナースコール親機7等の各機器を制御する制御機8と、看護師が携行する看護師用携帯電話9と、入院患者が所持する入院患者用携帯電話10とを備えている。
また、このナースコールシステムAは、 制御機8に接続され、看護師用携帯電話9または入院患者用携帯電話10との通信を管理する交換機(以下、IP-PBXとする。)11と、看護師用携帯電話9または入院患者用携帯電話10とIP-PBX11との間で無線通信を行う基地局12と、入院患者の各種データが蓄積されたナースコールサーバ13と、看護師の位置情報を管理する位置管理サーバ14と、共用部に設置される共用部カメラ15と、IMES(Indoor Messaging System)送信機16を備えている。
ナースコール子機1が接続されたプレート子機2は、伝送線を介して液晶廊下灯6に接続されており、ベッドサイドモニタ3、ナースコール親機7、制御機8、液晶廊下灯6、IP-PBX11、ナースコールサーバ13、位置管理サーバ14、および共用部カメラ15は、それぞれHUB17を介して、病院内に配設されたLAN18に接続されている。
また、IP-PBX11は、伝送線を介して基地局12と接続されている。
基地局12は、施設内の複数の箇所に適宜設定されている。
ナースコール子機1は、図2に示すように、看護師を呼び出すための呼出ボタン1aを有しており、プレート子機2に接続されている。
プレート子機2は、図3に示すように、ナースコール子機1と接続されるナースコール子機接続部21、通話するためのマイク22およびスピーカ23、音声信号を処理する子機音声処理部24、プレート子機2を制御する子機CPU25、液晶廊下灯6と通信する子機通信IF26、および報知動作等を停止できる復旧ボタン27を有している。
ベッドサイドモニタ3は、図4に示すように、各種情報を表示するモニタ31、モニタ31に表示する映像を処理するサイドモニタ映像処理部32、各種操作をするタッチパネルから成る操作部33、通話するためのマイク34およびスピーカ35、音声信号を処理するサイドモニタ音声処理部36、ベッドサイドモニタ3を制御するサイドモニタCPU37、制御機8と通信するサイドモニタ通信IF38、および報知動作等を停止させたり液晶表示をオン/オフ操作できる復旧ボタン39を有している。
液晶廊下灯6は、図5に示すように、入院患者からの呼出発生を発光表示する呼出表示灯41、映像を表示する廊下灯モニタ42、廊下灯モニタ42に表示する映像を処理する廊下灯映像処理部43、入院患者の呼び出し操作を行うことができるタッチパネルから成る操作部(患者情報表示部)44、通話するためのマイク45およびスピーカ46、音声信号を処理する廊下灯音声処理部47、液晶廊下灯6を制御する廊下灯CPU48、ナースコール親機7等と通信するための廊下灯通信IF49、来訪者を撮像できるカメラ51、報知動作を停止させたり液晶表示をオン/オフ操作する復旧ボタン52、およびタイマ53を有している。
来訪者による操作等がされていない待受時において、液晶廊下灯6は、後述の患者関連情報記憶部73aの情報に基づいて、図6に示すように、廊下灯モニタ42に、その病室に入院している入院患者の氏名を表示する。
なお、待受時の表示は、入院患者の氏名に加えて性別や年齢等の情報を合わせて表示してもよいし、図7に示すように、入院患者の氏名を表示することなく病室内のベッド番号のみを表示するようにしてもよい。
入院患者の氏名やベッド番号が表示されているエリアはタッチパネルとなっており、本実施形態の操作部44を構成している。
ナースコール親機7は、図8に示すように、ナースコール子機1からの呼び出しに応答するためのハンドセット61、警報音等を報音するスピーカ62、音声信号を処理すると共に警報音を処理する親機音声処理部63、各種情報を表示する親機モニタ64、親機モニタ64に表示する映像を処理する親機映像処理部65、各種操作をするタッチパネルから成る操作部66、ナースコール親機7全体を制御する親機CPU67、制御機8等の他の機器と通信する親機通信IF68、および各種情報を記憶する情報記憶部69を有している。
制御機8は、図9に示すように、看護師とその看護師が携行する看護師用携帯電話9を関連づけた携帯電話/看護師関連テーブル71、看護師と入院患者を関連づけた看護師/入院患者関連テーブル72、各種情報を記憶する情報記憶部73、制御機8を制御する制御機CPU74、および液晶廊下灯6等の他の機器と通信する制御機通信IF75を有している。
情報記憶部73は、患者関連情報を記憶する患者関連情報記憶部73aを備えている。
この患者関連情報記憶部73aには、入院患者の氏名や年齢等の患者情報、入院患者の看護区分や診療科目等の看護情報、ナースコール子機1の子機IDと患者情報との関係、入院患者の検査、手術等のスケジュール情報、患者の所有する入院患者用携帯電話10の携帯電話情報、入院患者が面会できる状態であるか否かを示す面会可否情報、さらには入院患者による入室の許可操作が可能か否かを示す操作可否情報等が記憶されている。これらの情報は、ナースコール親機7を操作することにより入力される。
看護師用携帯電話9および入院患者用携帯電話10は、携帯電話機能を備えた多機能型端末であり、例えばスマートフォンと称される機器が使用される。
看護師用携帯電話9は、ナースコール子機1からの呼び出しに応答したりすることができる。また、入院患者用携帯電話10は、後述するように、設定により、来訪者からの呼出信号を受信したり応答したりすることができる。
なお、ここではIMES送信機16、位置管理サーバ14および看護師用携帯電話9で位置特定システムを構成するため、看護師用携帯電話9には、GPSの衛星電波を受信して自身の位置を特定し、自身のIDを特定した位置情報に付加して発信する、図示しないGPS通信部が内蔵されているものが使用される。
IMES送信機16は、病棟内または病院内の適宜部位、例えば各病室、ナースステーション、手術室、待合室、談話室、廊下などの適宜位置に設置され、自身の位置情報をGPS電波と同じ電波形式の無線信号を使用して常時配信している。
そして、このIMES送信機16のうち近くのIMES送信機16が配信する位置情報を、看護師用携帯電話9に内蔵されているGPS通信部が受信して自身の位置を把握し、IDを付加して把握した位置情報を定期的に位置管理サーバ14に送信する。看護師用携帯電話9が送信する位置情報は、通常の通話信号の場合と同様に基地局12が受信し、交換機11、LAN18を介して位置管理サーバ14に伝送されて保存される。こうして、看護師用携帯電話9の現在位置を把握する位置特定システムを構築している。
ナースコール子機1から看護師の呼び出しがあった場合、制御機8は、携帯電話/看護師関連テーブル71、看護師/入院患者関連テーブル72および位置管理サーバ14を参照して、呼び出しをした入院患者と関連づけられている看護師の中のうち、入院患者のナースコール子機1の場所に近い看護師を選択して、その看護師の看護師用携帯電話9に呼び出しを通知する。
共用部カメラ15は、病棟内または病院内の共用部、例えば各階の廊下、待合室、談話室等の共用部に適宜設けられている。この共用部カメラ15により撮像された画像は、ナースコール親機7の操作部66を操作することにより、親機モニタ64に表示できるように構成されている。
以上のように構成されたナースコールシステムAの動作を図10に基づいて以下に説明する。
ただし、ナースコール子機1からの看護師の呼び出し、呼び出しを受けたナースコール親機7や看護師用携帯電話9の報音動作、ナースコール親機7または看護師用携帯電話9による応答操作は従来と同様であるため説明を省略し、ここでは来訪者が液晶廊下灯6から呼出操作をする場合の動作について説明する。また、ここでは来訪者からの呼出信号がベッドサイドモニタ3に送信されるように設定されているものとする。
液晶廊下灯6の廊下灯モニタ42には、待受時に、図6に示すようにその病室内に入院している入院患者の氏名が表示されている。
来訪者は、この入院患者の氏名が表示されているエリア(操作部44)をタッチすることにより、入院患者の呼び出しを行う。
すなわち、入院患者の氏名が表示されているエリアが来訪者によりタッチされると、廊下灯CPU48は、呼出ボタンが操作されたと判断し(ST101:Yes)、カメラ51による撮像を開始するとともに、まず、呼び出された入院患者の面会可否情報を患者関連情報記憶部73aから読み取り、入院患者が面会できる状態であるか否か判断する(ST102)。
廊下灯CPU48が入院患者は面会できる状態でないと判断した場合(ST102:No)、液晶廊下灯6から入室が拒否された旨を報知する(ST103)。具体的には「ただいま面会できません。」というメッセージを廊下灯モニタ42に表示する。また、この場合、廊下灯CPU48は、ベッドサイドモニタ3に対して呼び出しを受けたことを通知しない。
なお、本実施形態では、入室が拒否された旨の報知は廊下灯モニタ42にメッセージを表示することにより行う構成になっているが、これに限らず、例えばメッセージの表示とともにスピーカ46から音声により面会できない旨を報知する構成としてもよいし、音声のみにより報知する構成としてもよい。
廊下灯CPU48が入院患者は面会できる状態であると判断した場合(ST102:Yes)、呼び出された入院患者の操作可否情報を患者関連情報記憶部73aから読み取り、入院患者による入室の許可操作が可能か否か判断する(ST104)。
廊下灯CPU48が入院患者による入室の許可操作ができないと判断した場合(ST104:No)、電子錠4を開錠する(ST105)。
一方、廊下灯CPU48が入院患者による入室の許可操作ができると判断した場合(ST104:Yes)、タイマ53を立ち上げ、来訪者がタッチした氏名に関連するベッドサイドモニタ3に呼出信号を送信するとともに、カメラ51により撮像した画像データを送信する。
ベッドサイドモニタ3のサイドモニタCPU37は、廊下灯CPU48から呼出信号を受信すると、スピーカ35により呼出音を報音するとともに、廊下灯CPU48により送信されたカメラ51の画像データをモニタ31に表示する(ST106)。この動作により、見舞先の患者に対して見舞者が来たことが通知される。このように呼び出しを受けた入院患者は、タイマ53にあらかじめ設定された所定の時間内に操作部33を操作することにより、液晶廊下灯6と通話状態を確立したり、入室の許可操作または不許可操作をすることができる。
すなわち、サイドモニタCPU37は、入院患者による操作部33の操作により、タイマ53にあらかじめ設定された所定の時間内に応答操作が行われると(ST107:Yes)、廊下灯CPU48は、ベッドサイドモニタ3のマイク34およびスピーカ35と液晶廊下灯6のマイク45およびスピーカ46とを制御し、ベッドサイドモニタ3と液晶廊下灯6との間に通話状態を確立する。その結果、入院患者は来訪者と通話することができる。尚、この通話路形成は、廊下灯CPU48の制御で行われるが、サイドモニタCPU37に制御させてもよい。
また、サイドモニタCPU37は、入院患者による操作部33の操作により入室の許可操作が行われると(ST108:Yes)、液晶廊下灯6に入室許可通知信号を送信する。廊下灯CPU48は、入室許可通知信号を受信した場合、電子錠4を開錠する。
一方、サイドモニタCPU37は、入院患者による操作部33の操作により入室の不許可操作が行われると(ST108:No)、液晶廊下灯6に入室不許可通知信号を送信する。廊下灯CPU48は、入室不許可通知信号を受信した場合、「ただいま面会できません。」というメッセージを廊下灯モニタ42に表示する(ST103)。なお、入室が拒否された旨の報知がこれに限られないことは上述したとおりである。
廊下灯CPU48は、このような入院患者による操作部33の操作がタイマ53に設定された所定の時間内に行われない場合(ST107:No)、呼び出された入院患者のスケジュール情報を患者関連情報記憶部73aから読み取り、その時間のスケジュールに予定があれば、その位置を報知する。具体的には「ただいま診察室にいます。」など、スケジュールに基づく位置を廊下灯モニタ42に表示する(ST109)。
本実施形態では、入院患者の位置の報知は廊下灯モニタ42にメッセージを表示することにより行う構成になっているが、これに限らず、例えばメッセージの表示とともにスピーカ46から音声により位置を報知する構成としてもよいし、音声のみにより位置を報知する構成としてもよい。
以上のように、本実施形態のナースコールシステムAによれば、呼び出された入院患者が病室にいない場合、来訪者に、入院患者のスケジュールに基づく位置を報知することができるので、呼び出された入院患者が病室にいない場合であっても来訪者が報知された位置に行くことによって来訪者は入院患者と会うことができる。
また、呼び出しを受けた入院患者が操作部33を操作することにより入室の許可操作を行うことができるので、来訪者ごとにその入室の許可、不許可を入院患者が決定することができる。
さらに、面会謝絶のような面会が難しい場合や面会したくない状態の場合のときに面会不可設定を行うことで、入院患者が病室にいても来訪者に入室が拒否された旨を報知することができるので、入院患者は来訪者に応対する負担を軽減することができる。また、来訪者の呼び出しがあった際に入院患者を呼び出すことがないため、呼び出しの際の呼出音などにより入院患者を煩わせることなく、入院患者の負担を軽減することができる。さらに、入院患者が病室にいない場合にも位置情報が来訪者に報知されることがないため、面会不可設定を行うことでプライバシーの向上を図ることができる。
本実施形態のナースコールシステムAでは、患者関連情報記憶部73へのスケジュール情報の登録または面会可否情報の設定は、ナースコール親機7から行うものとして記載したが、さらに、スケジュール情報の追加や面会不可設定をベッドサイドモニタ3等から行えるような構成にしてもよい。こうすれば、入院患者により、さらに詳細なスケジュール情報を登録することができる。また、入院患者が面会したくない状態の場合のときに簡単に面会不可設定を行うことができる。
なお、ベッドサイドモニタ3からのスケジュール情報の登録または面会可否情報の設定を入院患者自身ではなく看護師のみが行える構成にしてもよい。
また、本実施形態のナースコールシステムAでは、病室の扉に電子錠が取り付けられているので、会いたくないと判断した見舞者に対しては、入院患者の判断で開錠操作しなければ会わずにすむため、安心して入院を続けることができる。また、入室を許可した場合には電子錠を自動的に開錠させることができるので、入院患者が扉まで赴く負担を軽減することができる。
なお、本実施形態では、病室の扉に電子錠が取り付けられているものとして説明したが、病室の扉に電子錠がない構成とする場合、廊下灯CPU48は、入室許可通知信号を受信すると、「どうぞお入りください。」などの入室を許可するメッセージを廊下灯モニタ42に表示する。また、このようなメッセージの表示とともにスピーカ46から音声により面会ができる旨を報知する構成としてもよいし、音声のみにより報知する構成としてもよい。
また、本実施形態のナースコールシステムAは、本発明の呼出装置が、ナースコール子機1からの呼出を看護師に報知するために病室前に設置され、対応する病室内の患者情報を表示する廊下灯モニタ42を有する液晶廊下灯6により構成されており、既存の廊下灯を使用するため、安価に構成することができる。
なお、本実施形態では、本発明の呼出装置は液晶廊下灯6により構成されているものとして説明したが、病室前に設置され、来訪者が入室前に病室内の入院患者を呼び出すことができる装置であればどのような構成のものであってもよく、例えば玄関のインターホン装置のようなものにより構成してもよい。
また、本実施形態のナースコールシステムAのベッドサイドモニタ3および液晶廊下灯6は、マイクおよびスピーカを有しており、サイドモニタCPU37が液晶廊下灯6から呼出信号を受信した場合、操作部33を操作することにより通話状態が確立される構成となっているため、呼び出された入院患者が来訪者と通話することができ、来訪者が誰なのか、また来訪の用件を入室操作前に確認することができる。
さらに、本実施形態のナースコールシステムAでは、ベッドサイドモニタ3のサイドモニタCPU37が廊下灯CPU48から呼出信号を受信すると、廊下灯CPU48により送信されたカメラ51の画像データをモニタ31に表示されるので呼び出された入院患者がベッドサイドモニタで来訪者の顔を確認することができ、来訪者が誰なのか入室操作前に容易に確認することができる。
以上の本実施形態のナースコールシステムAでは、ベッドサイドモニタ3に呼び出しを受けたことが通知されるとともに、ベッドサイドモニタ3の操作部33を操作することにより呼び出しの通知に対する応答操作を行うものとして記載したが、これに限られず、ナースコール子機1、プレート子機2、ベッドサイドモニタ3または入院患者用携帯電話10のうちの少なくとも一つに呼び出しが通知される構成となっていればよい。また、これらのうちの少なくとも一つから応答操作を行うことができる構成となっていればよい。
なお、ナースコール子機1に呼出信号が送信される構成とする場合には、ナースコール子機1に呼び出しを受けたことを通知する制御を実行する通知制御部を設ける必要があるし、ナースコール子機1により応答操作を行う構成とする場合には、操作部を設ける必要がある。また、入院患者用携帯電話10に呼出信号が送信される構成とする場合には、廊下灯CPU48が、呼び出された入院患者の携帯電話情報を患者関連情報記憶部73aから読み取り、その入院患者の入院患者用携帯電話に呼び出しを通知することとなる。
また、本実施形態のナースコールシステムAでは、制御機8が患者関連情報記憶部73aを有するものとして記載したが、ナースコール親機7が患者関連情報記憶部73aを有していてもよいし、別の記録装置が患者関連情報記憶部73aを有していてもよい。
なお、液晶廊下灯6は、カメラ51により撮像された画像データを記録する記録部をさらに有する構成としていてもよい。
このような構成によれば、来訪者の記録を残すことができるので、病室内の盗難を抑止することができる。
<変形例>
上記実施形態のナースコールシステムAでは、入院患者による操作部33の操作がタイマ53に設定された所定の時間内に行われない場合、呼び出された入院患者のスケジュール情報に基づく位置を報知する構成となっているが、入院患者のスケジュール情報ではなく入院患者の現在の位置を報知する構成にすることもできる。
このナースコールシステムは、IMES送信機16(位置情報発信機)、位置管理サーバ14および入院患者用携帯電話10で位置特定システムを構成する。入院患者用携帯電話10には、GPSの衛星電波を受信して自身の位置を特定し、自身のIDを特定した位置情報に付加して発信する、図示しないGPS通信部(本発明の位置情報受信機)が内蔵されているものが使用される。
IMES送信機16のうち近くのIMES送信機16が配信する位置情報を、入院患者用携帯電話10に内蔵されているGPS通信部が受信して自身の位置を把握し、IDを付加して把握した位置情報を定期的に位置管理サーバ14に送信する。入院患者用携帯電話10が送信する位置情報は、通常の通話信号の場合と同様に基地局12が受信し、交換機11、LAN18を介して位置管理サーバ14に伝送されて保存される。こうして、入院患者用携帯電話10の現在位置を把握する位置特定システムが構築される。
また、図11に示すように、この変形例のナースコールシステムの制御機19は、上記実施形態の制御機8と同じように、携帯電話/看護師関連テーブル81、看護師/入院患者関連テーブル82、患者関連情報記憶部83aを備える情報記憶部83、制御機CPU85、制御機通信IF86を有するが、さらに、携帯電話/入院患者関連テーブル84を有している。
このナースコールシステムでは、入院患者による操作部33の操作がタイマ53に設定された所定の時間内に行われない場合、廊下灯CPU48は、制御機19の携帯電話/入院患者関連テーブル84および位置管理サーバ14を参照するとともに、呼出を受けた入院患者の携帯電話10の位置情報を位置管理サーバ14から読み取り、その位置を報知する。
その他の動作については上記実施形態と同様である。
このような構成のナースコールシステムによっても、呼び出された入院患者が病室にいない場合、来訪者に入院患者の現在の位置情報に基づいた位置を報知することができるので、呼び出された入院患者が病室にいない場合であっても来訪者が報知された位置に行くことによって来訪者は入院患者と会うことができる。
なお、ここでは入院患者用携帯電話10の位置情報を報知するものとして記載したが、これに限られず、IMES送信機16が配信する位置情報を受信できる位置情報受信機を入院患者に携帯させるとともに、その位置情報受信機の位置情報を報知してもよい。
また、この変形例においては、制御機19が、携帯電話/入院患者関連テーブル84を有するものとして記載したが、ナースコール親機7が携帯電話/入院患者関連テーブル84を有していてもよいし、別の記録装置が携帯電話/入院患者関連テーブル84を有していてもよい。
A・・ナースコールシステム、1・・ナースコール子機、2・・プレート子機、3・・ベッドサイドモニタ、4・・電子錠、5・・病室カメラ、6・・液晶廊下灯(呼出装置)、7・・ナースコール親機、8、19・・制御機、9・・看護師用携帯電話、10・・入院患者用携帯電話、11・・交換機、12・・基地局、13・・ナースコールサーバ、14・・位置管理サーバ、15・・共用部カメラ、16・・IMES送信機(位置情報発信機)、17・・HUB、18・・LAN、21・・ナースコール子機接続部、22、34、45・・マイク、23、35、46・・スピーカ、24・・子機音声処理部、25・・子機CPU、26・・子機通信IF、27、39、52・・復旧ボタン、31・・モニタ、32・・サイドモニタ映像処理部、33・・操作部、36・・サイドモニタ音声処理部、37・・サイドモニタCPU、38・・サイドモニタ通信IF、41呼出表示灯、42・・廊下灯モニタ、43・・廊下灯映像処理部、44・・操作部(患者情報表示部)、47・・廊下灯音声処理部、48・・廊下灯CPU、49・・廊下灯通信IF、51・・カメラ、53・・タイマ、61・・ハンドセット、62・・スピーカ、63・・親機音声処理部、64・・親機モニタ、65・・親機映像処理部、66・・操作部、67親機CPU、68・・親機通信IF、69・・情報記憶部、71、81・・携帯電話/看護師関連テーブル、72、82・・看護師/入院患者関連テーブル、73、83・・情報記憶部(記録部)、73a、83a・・患者関連情報記憶部、74、85・・制御機CPU、75、86・・制御機通信IF、84・・携帯電話/入院患者関連テーブル。

Claims (11)

  1. 入院患者が看護師を呼ぶために病室のベッド毎に備えられたナースコール子機と、
    前記ナースコール子機からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、
    前記ナースコール子機が接続され、病室内のベッド近傍に設置されるプレート子機と、
    病室のベッド毎に備えられて患者関連情報を表示可能なベッドサイドモニタと、
    機器間の通話および通信を制御する制御装置と、
    前記制御装置に、携帯電話交換接続機能を有するPBX、携帯電話無線送受信機能を有する基地局を介して接続される、入院患者が所持する携帯電話と、
    を備えたナースコールシステムであって、
    病室前に設置され、来訪者が入室前に病室内の入院患者の呼び出し操作を行うための呼出ボタンと、前記呼出ボタンが操作されることにより入院患者の呼び出し操作が行われた場合、その入院患者の前記ベッドサイドモニタ、前記ナースコール子機、前記プレート子機または前記携帯電話に呼出信号を送信する制御を実行する呼出装置制御部と、映像を表示するモニタ或いはスピーカとを有する呼出装置を備える一方、前記ナースコール子機に対応した患者情報、および入院患者の携帯電話を前記患者情報と対応付けて登録した携帯電話登録情報を記録できる記録部を有しており、
    前記ベッドサイドモニタ、前記ナースコール子機、前記プレート子機および前記携帯電話のうち少なくとも一つは、前記呼出装置制御部から呼出信号を受信した場合、呼び出しを受けたことを通知する制御を実行する通知制御部または前記呼出装置制御部からの呼び出しの通知に対して操作を行う操作部の両方またはいずれか一方を有しており、
    前記記録部に記録された前記患者情報は、入院患者のスケジュール情報を含んでおり、
    前記呼出装置制御部は、呼出信号を送信してから所定の時間経過しても前記操作部が操作されない場合、呼び出された入院患者のスケジュール情報を前記記録部から読み出し、その位置を前記呼出装置が報知する制御を実行する、
    ナースコールシステム。
  2. 入院患者が看護師を呼ぶために病室のベッド毎に備えられたナースコール子機と、
    前記ナースコール子機からの呼び出しに応答するためにナースステーションに設置されたナースコール親機と、
    前記ナースコール子機が接続され、病室内のベッド近傍に設置されるプレート子機と、
    病室のベッド毎に備えられて患者関連情報を表示可能なベッドサイドモニタと、
    機器間の通話および通信を制御する制御装置と、
    前記制御装置に、携帯電話交換接続機能を有するPBX、携帯電話無線送受信機能を有する基地局を介して接続される、入院患者が所持する携帯電話と、
    を備えたナースコールシステムであって、
    病棟内の適宜場所に、位置信号を無線発信する位置情報発信機が設置されると共に、入院患者が所持する位置情報受信機と、前記位置情報受信機のそれぞれの位置情報を保存する位置管理サーバと、病室前に設置され、来訪者が入室前に病室内の入院患者の呼び出し操作を行うための呼出ボタン、および前記呼出ボタンが操作されることにより入院患者の呼び出し操作が行われた場合、その入院患者の前記ベッドサイドモニタ、前記ナースコール子機、前記プレート子機または前記携帯電話に呼出信号を送信する制御を実行する呼出装置制御部と映像を表示するモニタ或いはスピーカとを有する呼出装置と、前記ナースコール子機に対応した患者情報、および入院患者の携帯電話を前記患者情報と対応付けて登録した携帯電話登録情報を記録できる記録部とを有しており、
    前記ベッドサイドモニタ、前記ナースコール子機、前記プレート子機および前記携帯電話のうち少なくとも一つは、前記呼出装置制御部から呼出信号を受信した場合、呼び出しを受けたことを通知する制御を実行する通知制御部または前記呼出装置制御部からの呼び出しの通知に対して操作を行う操作部の両方またはいずれか一方を有しており、
    前記位置情報受信機は、前記位置情報発信機が発信する位置信号を受信して、当該位置信号に自身のIDを付加して前記基地局に発信する位置情報通信部を有しており、
    前記呼出装置制御部は、呼出信号を送信してから所定の時間経過しても前記操作部が操作されない場合、呼び出された入院患者の位置情報受信機の位置情報を前記位置管理サーバから読み出し、その位置を前記呼出装置が報知する制御を実行する、
    ナースコールシステム。
  3. 前記位置情報受信機が前記携帯電話である、
    請求項2記載のナースコールシステム。
  4. 前記操作部は、前記呼出装置制御部からの呼び出しの通知に対して入室の許可操作を行うことができるように構成されており、
    前記通知制御部は、前記操作部が操作されることにより入室の許可操作が行われた場合、前記呼出装置に入室許可通知信号を送信する制御を実行し、
    前記呼出装置制御部は、前記入室許可通知信号を受信した場合、入室が許可された旨を前記呼出装置が報知する制御を実行する、
    請求項1ないし3のいずれかの項記載のナースコールシステム。
  5. 前記記録部に記録された前記患者情報は、入院患者が面会できる状態であるか否かを示す面会可否情報を含んでおり、
    前記通知制御部は、前記呼出装置制御部から呼出信号を受信すると、呼び出された入院患者の前記面会可否情報を前記記録部から読み出し、呼び出された入院患者が面会不可である場合には、呼び出しを受けたことを通知しない制御を実行するとともに、前記呼出装置に入室を許可しない入室不許可通知信号を送信する制御を実行し、
    前記呼出装置制御部は、前記入室不許可通知信号を受信した場合、入室が拒否された旨を前記呼出装置が報知する制御を実行する、
    請求項1ないし4のいずれかの項記載のナースコールシステム。
  6. 前記記録部に記録された前記患者情報は、入院患者による入室の許可操作が可能か否かを示す操作可否情報を含んでおり、
    前記通知制御部は、前記呼出装置制御部から呼出信号を受信すると、呼び出された入院患者の前記操作可否情報を前記記録部から読み出し、呼び出された入院患者が入室の許可操作ができない場合には、前記呼出装置に入室を許可する入室許可通知信号を送信する制御を実行する、
    請求項1ないし5のいずれかの項記載のナースコールシステム。
  7. 前記病室の扉には、電子錠が取り付けられており、
    前記呼出装置制御部は、前記入室許可通知信号を受信した場合、前記電子錠を開錠する制御を実行する、
    請求項1ないし6のいずれかの項記載のナースコールシステム。
  8. 前記呼出装置は、前記ナースコール子機からの呼出を看護師に報知するために前記病室前に設置され、対応する病室内の患者情報を表示する患者情報表示部を有する廊下灯により構成されており、前記患者情報表示部が操作されることにより患者の呼び出し操作が行われる、
    請求項1ないし7のいずれかの項記載のナースコールシステム。
  9. 前記呼出装置は、前記入院患者と通話できるマイクおよびスピーカを有しており、
    前記ベッドサイドモニタ、前記ナースコール子機、前記プレート子機または前記携帯電話は、前記入院患者が前記呼出装置の前記呼出ボタンによる呼出操作を行った者と通話でき
    るマイクおよびスピーカを有しており、
    前記通知制御部は、前記呼出装置制御部から呼出信号を受信した場合、前記操作部を操作することにより通話状態を確立する制御を実行する、
    請求項1ないし8のいずれかの項記載のナースコールシステム。
  10. 前記通知制御部は、前記ベッドサイドモニタに設けられており、
    前記呼出装置は、前記来訪者を撮像するためのカメラを有するとともに、前記ベッドサイドモニタは、前記カメラにより撮像された画像を表示できる表示部を有し、
    前記通知制御部は、前記呼出装置制御部から呼出信号を受信した場合、前記表示部に前記カメラにより撮像された画像を表示する制御を実行する、
    請求項1ないし9のいずれかの項記載のナースコールシステム。
  11. 前記呼出装置は、前記カメラにより撮像された画像を記録する記録部をさらに有する、
    請求項10記載のナースコールシステム。
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