JP2017038459A - 回転子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スペーサを巻き込みながら磁石挿入孔に永久磁石を挿入する際に、スペーサが破損してしまうのを防止する技術を提供する。
【解決手段】スペーサ10を巻き込みながらロータコア5のスロット孔9に永久磁石6を挿入する、ロータ3の製造方法は、一対の対向する主ガイド面20cを有し、一対の主ガイド面20cの間で上下に延びるガイド空間21が形成されたガイド20を、ガイド空間21がスロット孔9と上下に連続するように、ロータコア5に載せる工程と、一対の主ガイド面20cが対向する方向Cにおいてスペーサ10がガイド空間21を跨ぐようにスペーサ10をガイド20に載せる工程と、スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する工程と、スペーサ10が巻き付いた永久磁石6をスロット孔9に挿入する工程と、を含む。ガイド20の一対の主ガイド面20cの挿入側の上端部Aには、湾曲ガイド面20fが形成されている。
【選択図】図11

Description

本発明は、回転子の製造方法に関する。
特許文献1は、回転子鉄心の磁石挿入孔に永久磁石を挿入した後、磁石挿入孔に樹脂を充填するして永久磁石を固定する回転子鉄心の製造方法を開示している。具体的には、バンド状又は紐状の挿間部材を巻き込みながら磁石挿入孔に永久磁石を挿入し、挿間部材を介して永久磁石を磁石挿入孔に装着するようにしている。これによると、樹脂を充填するする際に磁石挿入孔における永久磁石の位置や姿勢が変わってしまうことがなく、この結果、回転子鉄心の磁気的なバランス、及び、回転子鉄心の重量上のバランスが良好となるとしている。
特開2014−222964号公報
しかしながら、回転子鉄心の磁石挿入孔はプレスによる打ち抜き加工によって形成されるので、回転子鉄心の磁石挿入孔の開口縁は鋭利となっており、挿間部材を巻き込みながら磁石挿入孔に永久磁石を挿入する際、挿間部材が開口縁と接触して破損してしまう虞がある。
本発明の目的は、スペーサを巻き込みながら磁石挿入孔に永久磁石を挿入する際に、スペーサが破損してしまうのを防止する技術を提供することにある。
本願発明の観点によれば、スペーサを巻き込みながら鉄心の磁石挿入空間に永久磁石を挿入する、回転子の製造方法であって、一対の対向する内側面を有し、前記一対の内側面の間で上下に延びるガイド空間が形成されたガイド部材を、前記ガイド空間が前記磁石挿入空間と上下に連続するように、前記鉄心に載せる工程と、前記一対の内側面が対向する方向において前記スペーサが前記ガイド空間を跨ぐように前記スペーサを前記ガイド部材に載せる工程と、前記スペーサを巻き込みながら前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する工程と、前記スペーサが巻き付いた前記永久磁石を前記磁石挿入空間に挿入する工程と、を含み、前記ガイド部材の前記一対の内側面の挿入側の端部には、湾曲面が形成されている、回転子の製造方法が提供される。以上の方法によれば、前記スペーサを破損することなく、前記スペーサを巻き込みながら前記磁石挿入空間に前記永久磁石を挿入することができる。
前記湾曲面の曲率半径は、前記鉄心を構成する電磁鋼板の板厚よりも大きい。以上の方法によれば、前記ガイド部材の前記一対の内側面の挿入側の前記端部を前記鉄心を構成する前記電磁鋼板の板厚よりも大きくすることによって、前記電磁鋼板の前記磁石挿入空間の端部と比較して、前記ガイド部材の前記スペーサとの接触部分がなだらかな形状とされるため前記スペーサの破損を抑制できる。
前記ガイド部材は、前記一対の内側面のうち一方を有する第1ガイド部分と、他方を有する第2ガイド部分によって構成されており、前記スペーサを巻き込みながら前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する工程では、前記第1ガイド部分と前記第2ガイド部分を互いに近付く方向に押し付けながら、前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する。以上の方法によれば、前記スペーサを前記永久磁石に対して密着させながら、前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入することができる。
前記スペーサが巻き付いた前記永久磁石を前記磁石挿入空間に挿入した後、前記磁石挿入空間内に樹脂を充填する工程を更に含み、前記スペーサは、紐状であって、前記永久磁石には、前記紐状のスペーサを収容する収容溝が形成されている。以上の方法によれば、樹脂を充填する際に、前記紐状のスペーサが移動してしまうのを防止することができる。
前記スペーサは、シート状又は帯状であって、前記スペーサを巻き込みながら前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する前に、前記シート状又は帯状のスペーサに接着剤を塗布する工程と、前記スペーサが巻き付いた前記永久磁石を前記磁石挿入空間に挿入した後、前記磁石挿入空間内に樹脂を充填する工程と、を更に含む。以上の方法によれば、樹脂を充填する際に、前記シート状又は帯状のスペーサが移動してしまうのを防止することができる。
前記スペーサを巻き込みながら前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する工程では、前記スペーサと前記永久磁石を上下に挟み込み、前記スペーサと前記永久磁石を上下に挟み込んだまま、前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する。以上の方法によれば、前記スペーサを巻き込む際の、前記スペーサと前記永久磁石との間の滑りを防止することができる。
前記スペーサは、合成樹脂であり、前記スペーサが巻き付いた前記永久磁石を前記磁石挿入空間に挿入した後、前記スペーサを発泡させる工程を更に含む。以上の方法によれば、前記磁石挿入空間内に樹脂を充填する工程を省略することができる。
本発明によれば、前記スペーサを破損することなく、前記スペーサを巻き込みながら前記磁石挿入空間に前記永久磁石を挿入することができる。
モータの平面図である。(第1実施形態) ロータの断面図である。(第1実施形態) ロータを製造する際のフローチャートである。(第1実施形態) ロータコアにガイドを載せた様子を示す断面図である。(第1実施形態) ロータコアにガイドを載せた様子を示す平面図である。(第1実施形態) ガイドにスペーサを載せた様子を示す断面図である。(第1実施形態) ガイドにスペーサを載せた様子を示す平面図である。(第1実施形態) 永久磁石とスペーサを上下に挟み込む前の様子を示す断面図である。(第1実施形態) 永久磁石とスペーサを上下に挟み込んだ後の様子を示す断面図である。(第1実施形態) 永久磁石に対するクランプを完全に解除した様子を示す断面図である。(第1実施形態) スペーサを巻き込みながら永久磁石をガイド空間に挿入する様子を示す断面図である。(第1実施形態) スペーサが巻き付いた永久磁石をスロット孔に挿入する様子を示す断面図である。(第1実施形態) ロータコアにガイドを載せた様子を示す断面図である。(第2実施形態) ロータコアにガイドを載せた様子を示す平面図である。(第2実施形態) ロータを製造する際のフローチャートである。(第2実施形態) スペーサの上に接着剤を塗布した様子を示す断面図である。(第2実施形態) スペーサを巻き込みながら永久磁石をガイド空間に挿入する様子を示す断面図である。(第2実施形態) ガイドにスペーサを載せた様子を示す平面図である。(変形例) ガイドにスペーサを載せた様子を示す平面図である。(第3実施形態) 紐状のスペーサが巻き付いた永久磁石の斜視図である。(第3実施形態) 紐状のスペーサが巻き付いた永久磁石の他の斜視図である。(第3実施形態) ロータを製造する際のフローチャートである。(第4実施形態)
(第1実施形態)
以下、図1〜図12を参照して、第1実施形態を説明する。
図1に示すように、モータ1(電動機)は、出力軸2に取り付けられるロータ3(回転子)と、ロータ3の外周側に配置されるステータ4(固定子)と、を有する。
図1及び図2に示すように、ロータ3は、ロータコア5(鉄心、回転子鉄心)と、複数の永久磁石6と、を有する。
図1に示すように、ロータコア5は、平面視で円環状に形成されている。ロータコア5の中心には、出力軸2が取り付けられる出力軸取付孔7が形成されている。図2に示すように、ロータコア5は、例えば200〜500マイクロメートルの厚みを有する複数の電磁鋼板8をロータ3の回転軸方向(以降、単に回転軸方向とする。)に積層して構成されている。図1に示すように、ロータコア5には、複数のスロット孔9(磁石挿入空間、磁石挿入孔)が形成されている。複数のスロット孔9は、円周方向に等間隔に並べて配置されている。各スロット孔9は、平面視で矩形に形成されている。各スロット孔9は、一対の主内側面9a(内側面)、一対の従内側面9bによって区画されている。一対の主内側面9aは、ロータ3の径方向(以降、単に径方向とする。)において対向している。一対の主内側面9aは、径方向に対して直交している。一対の従内側面9bは、円周方向において対向している。一対の従内側面9bは、一対の主内側面9aに対して直交している。一対の従内側面9bは、相互に対向している。一対の主内側面9aは、各スロット孔9の平面視形状である矩形の一対の長辺に相当している。一対の従内側面9bは、各スロット孔9の平面視形状である矩形の一対の短辺に相当している。図2に示すように、ロータコア5は、上面5aと下面5bを有している。各スロット孔9は、ロータコア5を上下に貫通するように形成されている。各スロット孔9は、上面5a及び下面5bに開口している。
図1に示すように、複数の永久磁石6は、ロータコア5の複数のスロット孔9に夫々収容されている。各永久磁石6は、平面視で矩形の、直方体に形成されている。図1及び図2に示すように、各永久磁石6は、上面6a、下面6b、一対の主側面6c、一対の従側面6dを有する。一対の主側面6cは、径方向に対して直交している。一対の従側面6dは、一対の主側面6cに対して直交している。一対の主側面6cは、各永久磁石6の平面視形状である矩形の一対の長辺に相当している。一対の従側面6dは、各永久磁石6の平面視形状である矩形の一対の短辺に相当している。
そして、各永久磁石6が各スロット孔9に収容された状態で、各永久磁石6の一対の主側面6cは各スロット孔9の一対の主内側面9aと夫々対向し、各永久磁石6の一対の従側面6dは各スロット孔9の一対の従内側面9bと夫々対向している。
図2に示すように、各永久磁石6には、スペーサ10が巻き付けられている。スペーサ10は、各永久磁石6の一方の主側面6c、下面6b、他方の主側面6cに跨るように巻き付いている。本実施形態において、スペーサ10は、シート状である。スペーサ10は、例えば200〜250度に加熱されてもその形状を保持できるような素材により形成されている。スペーサ10は、例えば耐熱性を有する合成樹脂シート又は紙等によって形成されている。
各スロット孔9には、樹脂11が充填されている。各スロット孔9に樹脂11が充填されていることで、各永久磁石6は、ロータコア5に対して固定されている。スペーサ10は、樹脂11を充填する際の、各永久磁石6の各スロット孔9に対する位置決めとして用いられている。
次に、図3〜図12を参照して、ロータ3の製造方法を説明する。図3には、ロータ3を製造する際のフローチャートを示している。本実施形態では、スペーサ10を巻き込みながらロータコア5の各スロット孔9に各永久磁石6を挿入するに際し、図4及び図5に示すガイド20(ガイド部材)を用いている。
即ち、先ず、図4及び図5に示すように、上記のガイド20をロータコア5に載せる(S300)。ここで、ガイド20を詳細に説明する。図4及び図5に示すように、ガイド20は、上下方向に延びるガイド空間21を有し、全体として直方体状に形成されている。ガイド20は、上面20a及び下面20b、一対の主ガイド面20c(内側面)、一対の従ガイド面20dを有する。ガイド20をロータコア5に設置した状態で、一対の主ガイド面20cは、径方向に対して直交している。一対の従ガイド面20dは、一対の主ガイド面20cに対して直交している。一対の主ガイド面20cと一対の従ガイド面20dは、上下方向に延びるガイド空間21を区画している。即ち、一対の主ガイド面20cの間には、上下に延びるガイド空間21が形成されている。一対の従ガイド面20dの間には、上下に延びるガイド空間21が形成されている。ガイド空間21は、ガイド20を上下方向に貫通するように形成されている。そして、ガイド20をロータコア5に設置した状態で、ガイド空間21は、スロット孔9と上下に連続している。具体的には、一対の主ガイド面20cと一対の主内側面9aが、夫々、略同一面となっている。同様に、一対の従ガイド面20dと一対の従内側面9bが、夫々、略同一面となっている。
図4に示すように、各主ガイド面20cは、ストレートガイド面20eと湾曲ガイド面20f(湾曲面)を有する。ストレートガイド面20eは、平面である。湾曲ガイド面20fは、湾曲面である。本実施形態において、湾曲ガイド面20fの曲率半径Rは、ロータコア5を構成する電磁鋼板8の板厚Tよりも大きく設定されている。ストレートガイド面20eと湾曲ガイド面20fは上に向かってこの順に滑らかに連なっている。湾曲ガイド面20fは、上面20aと滑らかに連なっている。各主ガイド面20cの挿入側の上端部A(端部)には、湾曲ガイド面20fが形成されている。各主ガイド面20cのロータコア5から遠い側の端部である上端部Aには、各湾曲ガイド面20fが形成されている。上面20aとストレートガイド面20eとの間には、湾曲ガイド面20fが形成されている。各湾曲ガイド面20fは、ガイド空間21が上に向かって広がるように湾曲している。即ち、各湾曲ガイド面20fは、ガイド空間21が下に向かって狭くなるように湾曲している。各湾曲ガイド面20fは、永久磁石6をスロット孔9に挿入する挿入方向Bに向かってガイド空間21が狭くなるように湾曲している。
次に、図6及び図7に示すように、一対の主ガイド面20cが対向する方向Cにおいて、スペーサ10がガイド空間21を跨ぐようにスペーサ10をガイド20の上面20aに載せる(S310)。
次に、図8〜図11に示すように、スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する(S320)。具体的には、先ず、図8に示すように、クランプ装置22でクランプされている永久磁石6をスペーサ10の上方に位置決めする。
次に、図9に示すように、上下に延びる棒状の押し下げ治具23によって永久磁石6を下方に押し下げ、永久磁石6の下面6bをスペーサ10に接触させる。このとき、クランプ装置22による永久磁石6のクランプは若干弱めておく。また、上下に延びる支え治具24を上下に連なるスロット孔9及びガイド空間21に挿入し、支え治具24の上端24aをスペーサ10に接触させる。そして、押し下げ治具23を更に押し下げ、支え治具24を更に押し上げることで、押し下げ治具23及び支え治具24で永久磁石6及びスペーサ10を上下に挟み込む。
次に、図10に示すように、クランプ装置22による永久磁石6のクランプを完全に解除する。
次に、図11に示すように、押し下げ治具23及び支え治具24で永久磁石6とスペーサ10を上下に挟み込んだまま、ガイド空間21に永久磁石6を挿入する(S320)。すると、ガイド空間21へ永久磁石6が挿入されていくにつれてスペーサ10がガイド空間21へと巻き込まれ、この結果、スペーサ10はガイド空間21内において永久磁石6に巻き付く。詳しくは、スペーサ10は、ガイド空間21内において永久磁石6の一方の主側面6c、下面6b、他方の主側面6cに跨るように(図2を併せて参照)、永久磁石6に巻き付く。このとき、スペーサ10はガイド20に対して滑りながらガイド20のガイド空間21へと巻き込まれるものの、一対の主ガイド面20cの挿入側の上端部Aには上面20aと滑らかに接続する湾曲ガイド面20fが形成されているので、巻き込みの際、スペーサ10がガイド20との接触によって破損することがない。
次に、図12に示すように、押し下げ治具23及び支え治具24で永久磁石6とスペーサ10を上下に挟み込んだまま、スペーサ10が巻き付いた永久磁石6をスロット孔9に挿入する(S330)。その後、押し下げ治具23を上方に退避させ、支え治具24を下方に退避させる。この状態で、永久磁石6は、スロット孔9内において、スペーサ10を介してロータコア5に保持されている。
最後に、スロット孔9内に樹脂を充填する(S340)。
以上に、第1実施形態を説明したが、上記第1実施形態は以下の特長を有する。
スペーサ10を巻き込みながらロータコア5(鉄心、固定子鉄心)のスロット孔9(磁石挿入空間)に永久磁石6を挿入する、ロータ3(回転子)の製造方法は、一対の対向する主ガイド面20c(内側面)を有し、一対の主ガイド面20cの間で上下に延びるガイド空間21が形成されたガイド20(ガイド部材)を、ガイド空間21がスロット孔9と上下に連続するように、ロータコア5に載せる工程(S300)と、一対の主ガイド面20cが対向する方向Cにおいてスペーサ10がガイド空間21を跨ぐようにスペーサ10をガイド20に載せる工程(S310)と、スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する工程と(S320)、スペーサ10が巻き付いた永久磁石6をスロット孔9に挿入する工程と(S330)、を含む。ガイド20の一対の主ガイド面20cの挿入側の上端部Aには、湾曲ガイド面20f(湾曲面)が形成されている。以上の方法によれば、スペーサ10を破損することなく、スペーサ10を巻き込みながらスロット孔9に永久磁石6を挿入することができる。
また、湾曲ガイド面20fの曲率半径Rは、ロータコア5を構成する電磁鋼板8の板厚Tよりも大きい。
スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する工程(S320)では、スペーサ10と永久磁石6を上下に挟み込み、スペーサ10と永久磁石6を上下に挟み込んだまま、ガイド空間21に永久磁石6を挿入する。以上の方法によれば、スペーサ10を巻き込む際の、スペーサ10と永久磁石6との間の滑りを防止することができる。
以上に、第1実施形態を説明したが、上記第1実施形態は、以下のように変更できる。
即ち、上記第1実施形態では、図5〜図7に示すように、一対の主ガイド面20cが向かい合う方向Cにおいてガイド空間21を跨ぐようにスペーサ10をガイド20に載せている。しかし、これに代えて、一対の従ガイド面20dが向かい合う方向においてガイド空間21を跨ぐようにスペーサ10をガイド20に載せてもよい。この場合、各従ガイド面20dの挿入側の上端部に湾曲面を形成することで、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記第1実施形態では、図10及び図11に示すように、押し下げ治具23及び支え治具24で永久磁石6とスペーサ10を上下に挟み込みながら、永久磁石6をガイド空間21に挿入することにした。しかし、支え治具24を省略することができる。
また、上記第1実施形態では、ロータコア5にガイド20を載せた(S300)後、スペーサ10をガイド20に載せる(S310)こととしたが、これに代えて、スペーサ10をガイド20に載せてからガイド20をロータコア5に載せてもよい。
上記第1実施形態では、スペーサ10を巻き込みながらロータコア5のスロット孔9に永久磁石6を挿入するモータ1の製造方法を説明したが、上記の製造方法は、ステータ4のステータコア(鉄心、固定子鉄心)にも適用することが可能である。
(第2実施形態)
次に、図13〜図17を参照して、第2実施形態を説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と相違する点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
上記第1実施形態では、例えば図5に示すように、ガイド20は、直方体形状の外観を有し、一体的に形成されており、ガイド20を上下に貫通するガイド空間21を有している。
これに対し、本実施形態では、図13及び図14に示すように、ガイド20は、内ガイド30(第1ガイド部分)と、外ガイド31(第2ガイド部分)と、によって構成されている。内ガイド30と外ガイド31は、径方向において対向している。内ガイド30及び外ガイド31は、ロータコア5の上面5aで径方向にスライド自在に設置されている。内ガイド30と外ガイド31は相対的に移動可能である。内ガイド30は、一対の主ガイド面20cのうち内周側の主ガイド面20cを有する。外ガイド31は、一対の主ガイド面20cのうち外周側の主ガイド面20cを有する。内ガイド30の主ガイド面20cと外ガイド31の主ガイド面20cの間に、上下に延びるガイド空間21が形成されている。
内ガイド30の内周側には、ロータコア5に対して位置固定される内ブロック33と、内ガイド30と内ブロック33の間に配置された圧縮コイルバネ34と、が設けられている。この構成により、内ガイド30を内周側に移動させると、圧縮コイルバネ34のバネ復元力により内ガイド30を外周側へと戻す力が内ガイド30に作用するようになっている。
同様に、外ガイド31の外周側には、ロータコア5に対して位置固定される外ブロック35と、外ガイド31と外ブロック35の間に配置された圧縮コイルバネ36と、が設けられている。この構成により、外ガイド31を外周側に移動させると、圧縮コイルバネ36のバネ復元力により外ガイド31を内周側へと戻す力が外ガイド31に作用するようになっている。
図13に示すように、圧縮コイルバネ34及び圧縮コイルバネ36が自然長である状態において、内ガイド30の主ガイド面20cと、外ガイド31の主ガイド面20cの間の距離は、スロット孔9の一対の主内側面9aの間の距離よりも小さい。
次に、図15〜図17を参照して、ロータ3の製造方法を説明する。図15には、ロータ3を製造する際のフローチャートを示している。
本実施形態では、図15及び図16に示すように、スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する(S320)前に、スペーサ10に接着剤Gを塗布する工程(S315)が追加されている。
また、図17に示すように、スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する(S320)に際し、内ブロック33、圧縮コイルバネ34、外ブロック35、圧縮コイルバネ36を用いて、内ガイド30と外ガイド31を互いに近付く方向に押し付けながら、ガイド空間21に永久磁石6を挿入する。
以上に、第2実施形態を説明したが、上記第2実施形態は、以下の特長を有する。
ガイド20(ガイド部材)は、一対の主ガイド面20c(内側面)のうち一方を有する内ガイド30(第1ガイド部分)と、他方を有する外ガイド31(第2ガイド部分)によって構成されている。スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する工程(S320)では、内ガイド30と外ガイド31を互いに近付く方向に押し付けながら、ガイド空間21に永久磁石6を挿入する。以上の方法によれば、スペーサ10を永久磁石6に対して密着させながら、ガイド空間21に永久磁石6を挿入することができる。スペーサ10が永久磁石6に密着するので、永久磁石6の主側面6cとスロット孔9の主内側面9aとの間の隙間が小さい場合でも、問題なく、スペーサ10が巻き付いた永久磁石6をスロット孔9に挿入することができる。
また、スペーサ10は、シート状である。ロータ3(回転子)の製造方法は、スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する(S320)前にシート状のスペーサ10に接着剤Gを塗布する工程(S315)と、スペーサ10が巻き付いた永久磁石6をスロット孔9(磁石挿入空間)に挿入した後、スロット孔9内に樹脂11を充填する工程(S340)と、を更に含む。以上の方法によれば、樹脂11を充填する際に、シート状のスペーサ10が移動してしまうのを防止することができる。
また、スペーサ10を巻き込みながらガイド空間21に永久磁石6を挿入する工程(S320)では、内ガイド30と外ガイド31を互いに近付く方向に押し付けながら、ガイド空間21に永久磁石6を挿入するようにしているので、上記接着剤Gによるスペーサ10の永久磁石6への接着性が良好である。
以上に、第2実施形態を説明したが、上記第2実施形態は、以下のように変更できる。
即ち、上記第2実施形態においてスペーサ10はシート状であるとした。しかし、これに代えて、図18に示すように、スペーサ10は、帯状であってもよい。また、スペーサ10を帯状とする場合、図18に示すように、所定の間隔で並べられた複数のスペーサ10を同時に巻き込みながら永久磁石6をガイド空間21に挿入することができる。
また、上記第2実施形態では、ガイド20にスペーサ10を載せた(S310)後に、スペーサ10に接着剤Gを塗布することとした(S315)。しかし、これに代えて、スペーサ10に接着剤Gを塗布してから、ガイド20にスペーサ10を載せることとしてもよい。
(第3実施形態)
次に、図19〜図21を参照して、第3実施形態を説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
例えば、図7に示すように、上記第1実施形態においてスペーサ10は、シート状であるとした。しかし、これに代えて、本実施形態においてスペーサ10は、図19に示すように、紐状である。また、紐状の複数のスペーサ10を同時に巻き込みながら永久磁石6をガイド空間21に挿入することとしている。本実施形態では、2本のスペーサ10を用いている。紐状のスペーサ10の素材は、例えば、アルミナ繊維やガラス繊維、セラミック繊維が好ましい。
図20及び図21には、2本の紐状のスペーサ10が、永久磁石6の一方の主側面6c、下面6b、他方の主側面6cに跨るように巻き付いている様子を示している。図21に示すように、本実施形態において永久磁石6の下面6bには、2本の紐状のスペーサ10を夫々収容する2つの収容溝40が形成されている。各収容溝40は、各スペーサ10の位置決めとしての機能を有する。
以上に、第3実施形態を説明したが、第3実施形態は、以下の特長を有する。
ロータ3(回転子)の製造方法は、スペーサ10が巻き付いた永久磁石6をスロット孔9(磁石挿入空間)に挿入した後、スロット孔9内に樹脂11を充填する工程(S340)を更に含む。スペーサ10は、紐状である。永久磁石6には、紐状のスペーサ10を収容する収容溝40が形成されている。以上の方法によれば、樹脂11を充填する際に、紐状のスペーサ10が樹脂11の流動によって移動してしまうのを防止することができる。
また、永久磁石6の下面6bにおいてスペーサ10は収容溝40内に完全に収容されているので、樹脂11を充填するに際し、永久磁石6の下面6bにおける樹脂11の流動がスペーサ10によって阻害されることがなく、もて、射出成形用の金型に形成するランナーの必要数を少なくすることができる。
以上に、第3実施形態を説明したが、上記第3実施形態は、以下のように変更できる。
上記第3実施形態では、永久磁石6の下面6bにおいて、各収容溝40が各スペーサ10を完全に収容することとしたが、これに代えて、各収容溝40が各スペーサ10を僅かに収容するようにしてもよい。換言すれば、各収容溝40の深さは、各スペーサ10を完全に収容できるように深く設定してもよいし、各スペーサ10を部分的に収容できるように浅く設定してもよい。
また、上記第3実施形態において、2本のスペーサ10を同時に巻き込みながら永久磁石6をガイド空間21に挿入することとしたが、これに代えて、1本又は3本以上のスペーサ10を用いてもよい。
(第4実施形態)
次に、図22を参照して、第4実施形態を説明する。以下、本実施形態が上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
例えば、図7に示すように、上記第1実施形態においてスペーサ10は、シート状であるとした。具体的には、スペーサ10は、例えば耐熱性を有する合成樹脂シート又は紙等によって形成されているとした。しかし、これに代えて、本実施形態では、スペーサ10は、ポリウレタン (PUR)、ポリスチレン(PS)、ポリオレフィン(主にポリエチレン (PE)やポリプロピレン (PP))などの発泡に適した合成樹脂シートにより形成されている。
また、上記第1実施形態では、図3に示すように、スロット孔9へ永久磁石6を挿入した後(S330)、スロット孔9に樹脂11を充填することとしている(S340)。しかし、これに代えて、本実施形態では、図22に示すように、スロット孔9へ永久磁石6を挿入した後(S330)、スペーサ10を発泡させる(S350)。スペーサ10を発泡させる方法としては、化学反応を利用する方法(化学反応ガス活用法)、沸点が低い溶剤を用いる方法(低沸点溶剤活用法)、空気を混入させる方法(機械的混入法)などの公知の方法を利用できる。
以上に、第4実施形態を説明したが、上記第4実施形態は、以下の特長を有する。
スペーサ10は、合成樹脂である。モータ1の製造方法は、スペーサ10が巻き付いた永久磁石6をスロット孔9(磁石挿入空間)に挿入した後(S330)、スペーサ10を発泡させる工程(S350)を更に含む。以上の方法によれば、スロット孔9内に樹脂11を充填する工程を省略することができる。
なお、上記第4実施形態において、スペーサ10は、永久磁石6の一方の主側面6c、下面6b、他方の主側面6cに満遍なく巻き付いていることが好ましい。
1 モータ
2 出力軸
3 ロータ
4 ステータ
5 ロータコア
5a 上面
5b 下面
6 永久磁石
6a 上面
6b 下面
6c 主側面
6d 従側面
7 出力軸取付孔
8 電磁鋼板
9 スロット孔
9a 主内側面
9b 従内側面
10 スペーサ
11 樹脂
20 ガイド
20a 上面
20b 下面
20c 主ガイド面
20d 従ガイド面
20e ストレートガイド面
20f 湾曲ガイド面
21 ガイド空間
22 クランプ装置
23 押し下げ治具
24 支え治具
24a 上端
30 内ガイド
31 外ガイド
33 内ブロック
34 圧縮コイルバネ
35 外ブロック
36 圧縮コイルバネ
40 収容溝
A 上端部
B 挿入方向
C 方向
G 接着剤
R 曲率半径
T 板厚

Claims (7)

  1. スペーサを巻き込みながら鉄心の磁石挿入空間に永久磁石を挿入する、回転子の製造方法であって、
    一対の対向する内側面を有し、前記一対の内側面の間で上下に延びるガイド空間が形成されたガイド部材を、前記ガイド空間が前記磁石挿入空間と上下に連続するように、前記鉄心に載せる工程と、
    前記一対の内側面が対向する方向において前記スペーサが前記ガイド空間を跨ぐように前記スペーサを前記ガイド部材に載せる工程と、
    前記スペーサを巻き込みながら前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する工程と、
    前記スペーサが巻き付いた前記永久磁石を前記磁石挿入空間に挿入する工程と、
    を含み、
    前記ガイド部材の前記一対の内側面の挿入側の端部には、湾曲面が形成されている、
    回転子の製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法であって、
    前記湾曲面の曲率半径は、前記鉄心を構成する電磁鋼板の板厚よりも大きい、
    製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の製造方法であって、
    前記ガイド部材は、前記一対の内側面のうち一方を有する第1ガイド部分と、他方を有する第2ガイド部分によって構成されており、
    前記スペーサを巻き込みながら前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する工程では、前記第1ガイド部分と前記第2ガイド部分を互いに近付く方向に押し付けながら、前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する、
    製造方法。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の製造方法であって、
    前記スペーサが巻き付いた前記永久磁石を前記磁石挿入空間に挿入した後、前記磁石挿入空間内に樹脂を充填する工程を更に含み、
    前記スペーサは、紐状であって、
    前記永久磁石には、前記紐状のスペーサを収容する収容溝が形成されている、
    製造方法。
  5. 請求項1〜3の何れかに記載の製造方法であって、
    前記スペーサは、シート状又は帯状であって、
    前記スペーサを巻き込みながら前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する前に、前記シート状又は帯状のスペーサに接着剤を塗布する工程と、
    前記スペーサが巻き付いた前記永久磁石を前記磁石挿入空間に挿入した後、前記磁石挿入空間内に樹脂を充填する工程と、
    を更に含む、
    製造方法。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の製造方法であって、
    前記スペーサを巻き込みながら前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する工程では、前記スペーサと前記永久磁石を上下に挟み込み、前記スペーサと前記永久磁石を上下に挟み込んだまま、前記ガイド空間に前記永久磁石を挿入する、
    製造方法。
  7. 請求項1に記載の製造方法であって、
    前記スペーサは、合成樹脂であり、
    前記スペーサが巻き付いた前記永久磁石を前記磁石挿入空間に挿入した後、前記スペーサを発泡させる工程を更に含む、
    製造方法。
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