JP2017114116A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 繊維強化熱可塑性部品の製造方法であって、
   最初の繊維を２次元のパターンのシートに配置するステップであって、前記２次元のパターンは最終的な３次元のパターンに基づくステップと、
   結合剤を適用することにより前記最初の繊維を前記シート中に動かぬように固定して、固定された繊維を作製するステップと、
   前記固定された繊維に刻み目を設けて、固定され、刻み目が設けられた繊維を形成するステップであって、刻み目は、前記固定され、刻み目が設けられた繊維を曲げることができるように、前記固定された繊維に配置され、また前記刻み目は、前記最終的な３次元のパターンに従って配置されるステップと、
   前記固定され、刻み目が設けられた繊維に熱可塑性ポリマーを含浸させて、熱可塑性物質を含浸させた繊維を形成するステップと、
   前記熱可塑性物質を含浸させた繊維の複数のシートを積み重ねるステップと、
   圧力を用いて前記複数のシートを前記最終的な３次元のパターンに一体に成型するステップと
   を含む方法。
2. 前記固定された繊維に刻み目を設けるステップは、前記固定された繊維を切断するために少なくとも１つのレーザを使用することを含む、請求項１に記載の製造方法。
3. 前記固定され、刻み目が設けられた繊維の含浸は、スロットコーティングまたは含浸成型の一方を含む、請求項１に記載の製造方法。
4. 前記複数のシートを積み重ねるステップは、前記切れ目のあらかじめ決められた配置に従って前記シートを積み重ねることを含む、請求項１に記載の製造方法。
5. さらに、
   前記繊維の前記２次元のパターンを決定するステップと、
   自動化された繊維配置装置を用いて、前記繊維を配置するステップと、
   を含む、請求項１に記載の製造方法。
6. 部品の製造方法であって、
   最初の繊維を金型に基づいて２次元のパターンに配置するステップと、
   結合剤を適用することにより前記最初の繊維を動かぬように固定して、前記２次元のパターンに従って固定された、固定された繊維を作製するステップと、
   前記固定された繊維に刻み目を設けて、固定された繊維に切れ目を形成するステップであって、前記切れ目は前記金型に基づいて配置されるステップと、
   前記固定され、刻み目が設けられた繊維に熱可塑性ポリマーを含浸させて、熱可塑性物質を含浸させた繊維を形成するステップと、
   前記熱可塑性物質を含浸させた繊維の複数のシートを積み重ねるステップと、
   金型への圧力を用いて前記複数のシートを一体に成型し、成型可能シートを形成するステップと、
   前記成型可能シートへと前記金型を適用するステップと
   を含む方法。
7. 前記最初の繊維を固定するステップは、前記最初の繊維に結合剤を噴霧することを含む、請求項６に記載の製造方法。
8. 前記固定された繊維に刻み目を設けるステップは、前記固定された繊維を切断するために少なくとも１つのレーザを使用することを含む、請求項６に記載の製造方法。
9. 前記複数のより小さな繊維の含浸は、スロットコーティングまたは含浸成型の一方を含む、請求項６に記載の製造方法。
10. 前記複数のシートを積み重ねるステップは、前記切れ目のあらかじめ決められた配置に従って前記シートを積み重ねることを含む、請求項６に記載の製造方法。