JP2016046880A - ステータのインシュレータ及びこれを用いた回転電機用ステータ、並びに、回転電機用ステータの製造方法 - Google Patents

ステータのインシュレータ及びこれを用いた回転電機用ステータ、並びに、回転電機用ステータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スロット内の占積率向上およびステータの組付作業等の自由度向上を図るとともに、コイルをティースにしっかりと固定することができるインシュレータを提供する。【解決手段】ステータコアのティース9に巻装されるコイルとステータコアとを絶縁するインシュレータ7は、ティース9に組み付けられた状態で、ティース9の軸方向端面9a,9bに対向する軸方向壁部20a,20bと、ティース9の周方向側面9c,9dに対向する周方向壁部22a,22bとを一体的に備える。そして、ティース9とコイルとの間に位置する周方向壁部22a,22bは、軸方向壁部20a,20bより薄く且つ発泡性を有する絶縁シート24で構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、ステータのインシュレータ及びこれを用いた回転電機用ステータ、並びに、回転電機用ステータの製造方法に関する。
従来、例えば特開2011−188675号公報(以下、特許文献1という)には、電動機の固定子を構成する分割固定子鉄心について、軸方向両端に設けられる樹脂成形品からなるインシュレータと、分割固定子鉄心のティース側面およびヨーク側面を覆って設けられるフィルム状絶縁シートとを組み付ける構成が記載されている。ここでは、フィルム状絶縁シートは、インシュレータに突設された爪部と分割固定子鉄心との間に挟持されることで、分割固定子鉄心に組み付けられることが記載されている。
特開2011−188675号公報
回転電機のステータでは、ステータコアのティース間に形成されるスロット内におけるコイルの占積率を向上させることが回転電機の効率向上のために好ましい。そのため、ステータコアのティースとコイルとの間を上記特許文献1に記載されるような薄いフィルム状絶縁シートで絶縁する構成にすると、スロット内のコイル占積率を向上させるのに有利である。
しかし、特許文献1に記載される構成では、フィルム状絶縁シートをインシュレータとともに分割固定子鉄心に組み付けた後でしかコイルを巻装することができず、組付作業性等の自由度が低下するという問題がある。
本発明の目的は、スロット内の占積率向上およびステータの組付作業等の自由度向上を図るとともに、コイルをティースにしっかりと固定することができるステータのインシュレータ及びこのインシュレータを用いた回転電機用ステータ、並びに、回転電機用ステータの製造方法を提供することである。
本発明の一態様であるステータのインシュレータは、ステータコアのティースに巻装されるコイルと前記ステータコアとを絶縁するインシュレータであって、前記ティースに組み付けられた状態で、前記ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部と、前記ティースの周方向側面に対向する周方向壁部と、を一体的に備え、前記ティースと前記コイルとの間に位置する前記周方向壁部が前記軸方向壁部より薄く且つ発泡性を有する絶縁シートで構成されるものである。
本発明に係るインシュレータにおいて、前記周方向壁部を構成する絶縁シートは、絶縁性フィルムからなる基材と、この基材の少なくともティース側表面に積層された発泡層とから構成されてもよい。
この場合、前記発泡層のティース側には接着層が積層されていてもよいし、あるいは、前記発泡層は接着層を兼ねてもよい。
また、本発明に係るインシュレータにおいて、前記ステータコアは周方向に延在するヨークとこのヨークから径方向に突出するとともに周方向に間隔をあけて設けられるティースとを備え、前記インシュレータは、前記ヨークに対向するフランジ部と、このフランジ部からステータコア径方向に延出して前記ステータコアの軸方向両端面にそれぞれ対向する2つの軸方向壁部とを一体的に有し、前記周方向壁部を構成する絶縁シートは、その軸方向両端部がステータコアの軸方向両側に位置する前記2つの軸方向壁部に接合されて構成されてもよい。
本発明の別態様である回転電機用ステータは、周方向に延在するヨーク、および、このヨークから径方向に突出するとともに周方向に間隔をあけて設けられるティースを有するステータコアと、前記ステータコアのティースに径方向から組み付けられる前記いずれかの構成のインシュレータと、前記インシュレータを介して前記ティースの周囲に巻装されるコイルと、を備える。
本発明のさらに別態様である回転電機用ステータの製造方法は、ティースを有するステータコア、および、ティース組付け状態で前記ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部と前記ティースの周方向側面に対向する薄い絶縁性シートからなる発泡性の周方向壁部とを一体的に有するインシュレータを準備する準備工程と、前記インシュレータにコイルを巻回する巻回工程と、前記コイルを巻回した前記インシュレータを前記ステータコアのティースに径方向から組み付ける組付工程と、前記コイルおよび前記インシュレータが組み付けられた前記ステータコアを加熱することにより前記インシュレータの周方向壁部を発泡膨張させて前記コイルおよび前記インシュレータを前記ステータコアのティースに固定する固定工程と、を含むものである。
本発明に係るインシュレータ及びこれを用いた回転電機ステータ、並びに、回転電機用ステータの製造方法によれば、インシュレータが軸方向壁部とこれより薄い絶縁シートからなる周方向壁部とを一体的に備えるため、スロット内のコイル占積率の向上を図れるとともに、コイルをインシュレータに巻回した状態でステータコアのティースに組み付けることもできるので組付作業等の自由度を向上させることができる。
また、組付け後にステータを加熱等してインシュレータの周方向壁部を発泡させてコイルおよびティース間の隙間を埋めることで、発泡した周方向壁部の突っ張り力によってコイルをティースにしっかりと固定することができる。
本実施形態のステータを含む回転電機の軸方向と直交する方向の断面図である。 インシュレータの斜視図である。 図2におけるB−B断面図である。 周方向壁部が取り除かれた状態のインシュレータの斜視図である。 インシュレータの周方向側壁部を構成する絶縁シートの斜視図と一部拡大図である。 図1におけるステータの1つのティースについて、(a)はインシュレータの発泡前、(b)は発泡後を示す拡大図である。 ステータの製造方法の手順を示すフローチャートである。 (a),(b)はインシュレータの変形例をそれぞれ示す、図3と同様の図である。 (a),(b)は絶縁シートの変形例をそれぞれ示す断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本実施形態のステータ2を含む回転電機1の軸方向と直交する方向の断面図である。図1において、ステータ径方向が矢印Rで示され、ステータ周方向が矢印Cで示してある。また、ステータ軸方向は、図1の紙面に垂直な方向である。
回転電機1は、略円筒状をなすステータ2と、ステータ2の径方向内側にギャップ3を介して設けられたロータ4とを備える。ロータ4は、中心に固定されたシャフト4aを介して、回転電機1を収容するケース(図示せず)に回転可能に支持されている。図1では、永久磁石4bを内蔵するロータ4を示すが、永久磁石を含まないタイプのロータであってもよい。
ステータ2は、ステータコア5と、ステータコア5に巻装されたコイル6と、ステータコア5とコイル6とを絶縁するインシュレータ7とを備える。
ステータコア5は、例えば電磁鋼板を略円環状に打ち抜き加工したものを多数枚積層して、カシメ、溶接等によって一体に連結されて構成される磁性板材の積層体である。ステータコア5は、略円環状をなすヨーク8と、ヨーク8の径方向内側から突出するとともに周方向に所定間隔で形成された複数のティース9とを有する。これにより、周方向に隣接するティース9の間には、溝状のスロット10が軸方向両側および径方向内側に開口して形成されている。また、本実施形態では、ティース9は、径方向に直交する方向の幅Wtが一定に形成されている。ただし、ティースは一定幅のものに限定されるものではなく、内径側へ行くほど幅狭となる台形状等の他の形状であってもよい。
なお、本実施形態ではステータコア5は、環状の磁性板材積層体として一体に形成されているものとして説明するが、ヨーク8がティース9の両側で周方向に所定間隔に分断された分割コアからなってもよい。この場合、分割コアは、略円弧状のヨークとティースとで平面視が略T字状をなす。このような分割コアを環状に配列し、その外周側に円筒状ケースを焼嵌め、圧入等によって外装することにより一体に連結されステータコアが構成されてもよい。また、ステータコア5は、磁性粉末を樹脂コーティングしたものを成形型で圧縮成形した圧粉磁心として形成されてもよい。
コイル6は、例えば絶縁皮膜を有する銅線等の導線をインシュレータ7の周囲に巻回して形成されている。本実施形態ではコイル6は、各ティース9に集中巻方式でそれぞれ巻装されている。図1(および図6)では、コイル6を構成する導線の断面が円形であるものとして示すが、これに限定されるものではなく、平角等の他の断面形状であってもよい。
インシュレータ7は、ステータコア5とコイル6とを電気的に絶縁する機能を有する。また、本実施形態ではインシュレータ7は、コイル6をステータコア5に固定する機能も有する。
図2は、インシュレータ7の斜視図である。図3は、図2におけるB−B断面図である。また、図4は、周方向壁部が取り除かれた状態のインシュレータ7の斜視図である。さらに、図5は、インシュレータ7の周方向側壁部を構成する絶縁シートの斜視図と一部拡大図である。図2から図4において、ステータ軸方向が矢印Aで示されている。
図2に示すように、インシュレータ7は、ステータコア5のティース9に組み付けられた状態で、径方向内側に位置する長方形枠状の内径側フランジ部12と、径方向外側に位置するとともに内径側フランジ部12よりも大きい長方形枠状の外径側フランジ部14と、内径側フランジ部12および外径側フランジ部14の間に連結される筒状の本体部16とを一体的に備える。内径側フランジ部12および外径側フランジ部14は、本体部16の径方向両側端部から径方向と直交する外方向に延出している。
インシュレータ7の本体部16は、内部に直方体状の空間18を有する。この空間18は、ステータコア5のティース9を収容できる形状および寸法に形成されている。また、インシュレータ7の本体部16は、図3に示すように、インシュレータ7が内部の空間18にティース9を収容した状態に組み付けられたとき、ティース9の軸方向端面9a,9bにそれぞれ対向する軸方向壁部20a,20bと、ティース9の周方向側面9c,9dにそれぞれ対向する周方向壁部22a,22bとを一体的に有している。
インシュレータ7の本体部16を構成する軸方向壁部20a,20bは、径方向(矢印R)両側において内径側フランジ部12および外径側フランジ部14に連結されている。インシュレータ7を構成する内径側および外径側フランジ部12,14と軸方向壁部20a,20bとは、例えば、ポリフェニレンスルファイド(PPS)等の絶縁性樹脂で射出成形することによって一体に成形されている。また、外径側フランジ部14には、インシュレータ7を径方向内側からティース9に挿入するための開口部15が形成されている。
これに対し、インシュレータ7の本体部16を構成する周方向壁部22a,22bは、絶縁シート24によって構成されている。絶縁シート24は、図5に示すように、例えばポリエチレンナフタレート等の樹脂製の絶縁フィルムからなる基材24aと、基材24aの両側表面にそれぞれ積層された発泡層24bと、発泡層24bの上にそれぞれ積層された接着層24cとを含んで構成される。
絶縁シート24を構成する発泡層24bは、所定温度に加熱されることによって発泡(膨張)する特性(発泡性)を有する。発泡層24bには、公知または周知の発泡材(例えばエポキシ系発泡樹脂材等)を用いることができる。また、絶縁シート24を構成する接着層24cは、例えば不飽和ポリエステル系樹脂材料等からなる接着剤を用いて形成することができる。また、接着層24cは、加熱により接着性を発現する感熱接着剤を用いて形成するのが好適である。これにより、常温下で絶縁シート24を扱いやすくなり、インシュレータ7の製造が容易となる利点がある。
図2を再び参照すると、インシュレータ7の本体部16の周方向壁部22a,22bは、上記のような絶縁シート24を適当な大きさに形成し、軸方向の両端部を軸方向壁部20a,20bにそれぞれ折り曲げた状態で一体的に接合して形成されている。このように周方向壁部22a,22bを構成する絶縁シート24は、上記のようにフランジ部12,14および軸方向壁部20a,20bを成形する際に予め成形型内に絶縁シート24を配置してインサート成形することによって、軸方向壁部20a,20bに一体的に接合することができる。あるいは、絶縁シート24は、その表面にある接着層または別の接着剤等によって軸方向壁部20a,20bに接着されてもよい。
図3を参照すると、インシュレータ7の周方向壁部22a,22bを構成する絶縁シート24は、後述する加熱発泡前の状態では、軸方向壁部20a,20bよりも薄く形成されている。これにより、インシュレータ7の本体部16の周方向壁部22a,22bを軸方向壁部20a,20bと同時に同じ樹脂材料で一体成形する場合に比べて、スロット10(図1参照)内においてコイル6が占める体積比率である占積率を向上させることができ、その結果、回転電機の効率を向上させることができる。
図6(a),(b)は、図1に示す回転電機1におけるステータ2の1つのティース9を拡大して示す図である。本実施形態では、上述したように、ティース9は径方向に直交する方向の幅Wtが一定に形成されている。これに対し、スロット10に面するヨーク8は、径方向幅が一定幅に形成されておらず、ティース9の根元部に対応する位置において径方向幅が最も広く、スロット10の周方向中央位置において径方向幅が最も狭くなるように形成されている。このように形成されるヨーク8のスロット10に対向する壁面(すなわちスロット10の外径側壁面)は、インシュレータ7がティース9に組み付けられたとき外径側フランジ部14が密接する平面状に構成されている。
また、図6(a)に示すように、コイル6が本体部16に巻回されているインシュレータ7が径方向内側からティース9に嵌装されたとき、本体部16の周方向壁部22a,22bとティース9との間に組付けの余裕代としての隙間Sが形成されることになる。
ステータコア5の各ティース9にコイル6およびインシュレータ7がそれぞれ組み付けられた後、ステータ2を所定温度に加熱する。そうすると、図6(b)に示すように、インシュレータ7の周方向壁部22a,22bを構成する絶縁シート24の発泡層24bが発泡して膨張する。これにより、組付時にインシュレータ7とティース9との間に形成されていた隙間Sが埋められる。同時に、周方向壁部22a,22bはコイル6側にも膨張するので、コイル6を構成する導線間の凹部に食い込むようにして周方向壁部22a,22bとコイル6との間の隙間も埋められる。そのため、絶縁シート24の膨張による突っ張り力によって周方向壁部22a,22bがティース9を周方向両側から押圧した状態になる。その結果、インシュレータ7およびコイル6は、ティース9にがたつきなく安定して固定される。
また、周方向壁部22a,22bは、発泡の際の加熱により、絶縁シート24の両側表面を構成する接着層24cが粘着性を発現して、ティース9の周方向側面およびコイル6に接着される。これにより、コイル6およびインシュレータ7がティース9に対して強固に固定されることになる。
図7は、上述した回転電機用ステータ2の製造方法の手順を示すフローチャートである。まず、ステップS10において、ステータコア5とインシュレータ7とを準備する。ステータコア5およびインシュレータ7の構成は上述した通りである。
次に、ステップS12において、インシュレータ7にコイル6を巻回する。
続いて、ステップS14において、コイル6が巻回されたインシュレータ7をステータコア5のティース9に径方向内側から嵌装して組み付ける。
そして、ステップS16において、コイル6およびインシュレータ7が組み付けられたステータコア5を加熱する。これにより、インシュレータ7の周方向壁部22a,22bが発泡膨張して、コイル6およびインシュレータ7がステータコア5のティース9に固定される。
なお、ステータコア5の各ティース9に固定されたコイル6同士を電気的に接続する結線工程は、ステップS16の後に行ってもよいし、ステップS14とS16の間に行ってもよい。
上述したように本実施形態の回転電機用ステータ2によれば、インシュレータ7が軸方向壁部20a,20bとこれより薄い絶縁シート24からなる周方向壁部22a,22bとを一体的に備えるため、コイル巻装時にスロット10内のコイル占積率の向上を図れるとともに、コイル6をインシュレータ7に巻回した状態でステータコア5のティース9に組み付けることもできるので組付作業等の自由度を向上させることができる。
また、コイル6を巻回したインシュレータ7を組み付けた後にステータ2を加熱してインシュレータ7の周方向壁部22a,22bを発泡させて、コイル6とティース9との間の隙間を埋めることで、発泡した周方向壁部22a,22bの突っ張り力によってコイル6をティース9に強固に固定することができる。
図8(a),(b)はインシュレータの変形例をそれぞれ示す、図3と同様の図である。図8(a)を参照すると、インシュレータ7Aの本体部16Aは、内径側フランジ部12および外径側フランジ部14間を連結する4つの柱部28を含む。このインシュレータ7Aでは、本体部16Aの軸方向壁部20a,20bが周方向に並んだ2つの柱部28によってそれぞれ構成され、各柱部28の厚みは上記において図3を参照したものと同等に設定されている。そして、軸方向壁部20a,20bの一部が上記2つの柱部28の間に張り渡された発泡性の絶縁シート24で構成されている。このようにすることで、ステータ2においてコイル6の軸方向端部であるコイルエンド部とティース9の軸方向端面との間も発泡した絶縁シート24によって押圧および接着されるので、ステータコア5に対するコイル6およびインシュレータ7の固定状態をより強固にすることができる。
図8(b)を参照すると、インシュレータ7Bでは、本体部16Bを構成する軸方向壁部20a,20bの周方向両端からスロット10内へ延びる延出部21が形成されている。そして、本体部16Bの周方向壁部22a,22bを構成する絶縁シート24は、スロット10の軸方向長さより短く形成されて、上記延出部21に張り渡されている。すなわち、インシュレータ7Bでは、本体部16Bの周方向壁部22a,22bの全体ではなくその一部が絶縁シート24によって構成されている。このようすれば、絶縁シート24の使用量を低減できる利点がある。
図5の実施形態では、上述のように、絶縁シート24は、絶縁フィルムからなる基材24aの両面に発泡層24bをそれぞれ設け、各発泡層24bの表面に接着層24cをそれぞれ設けた例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図9(a)に示す絶縁シート25のように、基材25aのティース側の表面だけに発泡層25bおよび接着層25cを積層形成してもよい。これによっても絶縁シート25の発泡による突っ張り力がコイル6に作用するため、コイル6およびインシュレータ7をティース9にしっかりと固定することができる。
また、図9(b)に示される絶縁シート26のように、基材26aのティース側の表面に、発泡性と接着性とを兼ね備えた発泡接着層26dを積層形成してもよい。この場合、基材26aのコイル側の表面にも発泡接着層26dを積層形成してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
1 回転電機、2 ステータ、3 ギャップ、4 ロータ、4a シャフト、4b 永久磁石、5 ステータコア、6 コイル、7,7A,7B インシュレータ、8 ヨーク、9 ティース、9a,9b 軸方向端面、9c,9d 周方向側面、10 スロット、12 内径側フランジ部、14 外径側フランジ部、15 開口部、16,16A,16B 本体部、18 (本体部内の)空間、20a,20b 軸方向壁部、21 延出部、22a,22b 周方向壁部、24,25,26 絶縁シート、24a,25a,26a 基材、24b,25b 発泡層、24c,25c 接着層、26d 発泡接着層、28 柱部、A 軸方向、C 周方向、R 径方向、S 隙間、Wt (ティースの)幅。

Claims (7)

  1. ステータコアのティースに巻装されるコイルと前記ステータコアとを絶縁するインシュレータであって、
    前記ティースに組み付けられた状態で、前記ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部と、前記ティースの周方向側面に対向する周方向壁部と、を一体的に備え、
    前記ティースと前記コイルとの間に位置する前記周方向壁部が前記軸方向壁部より薄く且つ発泡性を有する絶縁シートで構成される、
    インシュレータ。
  2. 請求項1に記載のインシュレータにおいて、
    前記周方向壁部を構成する絶縁シートは、絶縁性フィルムからなる基材と、この基材の少なくともティース側表面に積層された発泡層とから構成される、インシュレータ。
  3. 請求項2に記載のインシュレータにおいて、
    前記発泡層のティース側には接着層が積層されている、インシュレータ。
  4. 請求項2に記載のインシュレータにおいて、
    前記発泡層は接着層を兼ねる、インシュレータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のインシュレータにおいて、
    前記ステータコアは周方向に延在するヨークと、このヨークから径方向に突出するとともに周方向に間隔をあけて設けられるティースとを備え、
    前記インシュレータは、前記ヨークに対向するフランジ部と、このフランジ部からステータコア径方向に延出して前記ステータコアの軸方向両端面にそれぞれ対向する2つの軸方向壁部とを一体的に有し、
    前記周方向壁部を構成する絶縁シートは、その軸方向両端部がステータコアの軸方向両側に位置する前記2つの軸方向壁部に接合されて構成される、インシュレータ。
  6. 周方向に延在するヨーク、および、このヨークから径方向に突出するとともに周方向に間隔をあけて設けられるティースを有するステータコアと、
    前記ステータコアのティースに径方向から組み付けられる請求項1〜5のいずれか一項に記載のインシュレータと、
    前記インシュレータを介して前記ティースの周囲に巻装されるコイルと、を備える、回転電機用ステータ。
  7. ティースを有するステータコア、および、ティース組付け状態で前記ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部と前記ティースの周方向側面に対向する薄い絶縁性シートからなる発泡性の周方向壁部とを一体的に有するインシュレータを準備する準備工程と、
    前記インシュレータにコイルを巻回する巻回工程と、
    前記コイルを巻回した前記インシュレータを前記ステータコアのティースに径方向から組み付ける組付工程と、
    前記コイルおよび前記インシュレータが組み付けられた前記ステータコアを加熱することにより前記インシュレータの周方向壁部を発泡膨張させて前記コイルおよび前記インシュレータを前記ステータコアのティースに固定する固定工程と、を含む、
    回転電機用ステータの製造方法。
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