JP2016096597A - 回転電機用ステータ、および、その製造方法 - Google Patents

回転電機用ステータ、および、その製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発泡材が発泡し過ぎてもスロット内の導体占積率に影響することなく、コイルを固定することができる回転電機用ステータおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】回転電機用ステータは、ティースを有するステータコアと、ティースの周囲に巻装されるコイルと、ティースとコイルとの間に配置されるインシュレータ7とを備える。インシュレータ7は、ティースの周囲に配置された状態で、ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部20a,20bとティースの周方向側面に対向する周方向壁部22a,22bとを有し、軸方向壁部20a,20bのみが発泡シート24を含んで構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機用ステータ、および、その製造方法に関する。
従来、例えば特開2014−93893号公報(以下、特許文献1という)には、回転電機のステータにおいて、ティースの周囲にインシュレータを配置し、このインシュレータの周囲に膨張材のコア装着部を配置し、この膨張材のコア装着部の周囲にコイルを集中巻で巻回したものが記載されている。また、この膨張材には、周方向に隣り合うティースにそれぞれ巻回される異相のコイル間にスロット内において介在される相間装着部が一体に設けられている。
特開2014−93893号公報
上記特許文献1の回転電機のステータでは、周方向に隣り合うティース間に形成されたスロット内にも膨張材のコア装着部および相間装着部が配置されている。そのため、膨張材が膨張し過ぎると、スロット内に占めるコイルの導線の体積率である占積率が低下するおそれがある。
本発明の目的は、発泡材が発泡し過ぎてもスロット内の導体占積率に影響することなく、コイルを固定することができる回転電機用ステータおよびその製造方法を提供することである。
本発明の一態様である回転電機用ステータは、周方向に延在するヨーク、および、このヨークから径方向に突出するとともに周方向に間隔をあけて設けられるティースを有するステータコアと、前記ティースの周囲に巻装されるコイルと、前記ティースと前記コイルとの間に配置されるインシュレータと、を備える回転電機用ステータであって、前記インシュレータは、前記ティースの周囲に配置された状態で、前記ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部と前記ティースの周方向側面に対向する周方向壁部とを有し、前記軸方向壁部のみが発泡材を含んで構成されるものである。
本発明に係る回転電機用ステータにおいて、前記インシュレータは、前記ヨークに対向するフランジ部と、このフランジ部からステータコア径方向に延出して前記ティースの周方向両側面にそれぞれ対向する2つの前記周方向壁部とを一体的に有し、前記インシュレータの前記軸方向壁部を構成する発泡材は、その周方向両端部が前記2つの周方向壁部の軸方向端部に接合されていてもよい。
この場合、前記インシュレータの前記周方向壁部の軸方向端部が前記発泡材より軸方向外側に位置してもよい。
また、本発明に係る回転電機用ステータにおいて、前記発泡材は、絶縁性フィルムからなる基材と、この基材の少なくともステータコア側表面に積層された発泡層とから構成されてもよい。
この場合、前記発泡層のステータコア側には接着層が積層されてもよいし、あるいは、前記発泡層は接着層を兼ねてもよい。
本発明の別態様である回転電機用ステータの製造方法は、ティースを有するステータコア、および、ティース組付状態で前記ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部と前記ティースの周方向側面に対向する周方向壁部とを有し前記軸方向壁部のみが発泡材を含んで構成されるインシュレータを準備する準備工程と、前記インシュレータにコイルを巻回する巻回工程と、前記コイルを巻回した前記インシュレータを前記ステータコアのティースに径方向から組み付ける組付工程と、前記コイルおよび前記インシュレータが組み付けられた前記ステータコアを加熱することにより前記インシュレータの軸方向壁部の発泡材を発泡膨張させて前記コイルおよび前記インシュレータを前記ステータコアに固定する固定工程と、を含む。
本発明に係る回転電機用ステータおよびその製造方法によれば、発泡材がステータコアのスロット外に位置するインシュレータの軸方向壁部のみに設けられているため、発泡シートが発泡し過ぎた場合にも、スロット内の導体占積率に影響を与えることなく、コイルをインシュレータ等に固定することができる。
本実施形態のステータを含む回転電機の軸方向と直交する方向の断面図である。 インシュレータの斜視図である。 図2におけるA−A断面の一例である。 図2におけるB−B断面の一例を示す図である。 インシュレータの軸方向壁部を構成する発泡シートの斜視図と一部拡大図である。 ステータの製造方法の手順を示すフローチャートである。 図1に示す1つのティースについて、インシュレータの軸方向壁部が発泡する前の状態を示す断面図である。 図1に示す1つのティースについて、インシュレータの軸方向壁部が発泡した後の状態を示す断面図である。 インシュレータの変形例を示す、図3に対応する図である。 インシュレータの変形例を示す、図4に対応する図である。 発泡シートの変形例を示す図である。 発泡シートの別の変形例を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本実施形態のステータ2を含む回転電機1の軸方向と直交する方向の断面図である。図1において、ステータ径方向が矢印Rで示され、ステータ周方向が矢印Cで示してある。また、ステータ軸方向は、図1の紙面に垂直な方向(図2中の矢印D方向に相当)である。
回転電機1は、略円筒状をなすステータ2と、ステータ2の径方向内側にギャップ3を介して設けられたロータ4とを備える。ロータ4は、中心に固定されたシャフト4aを介して、回転電機1を収容するケース(図示せず)に回転可能に支持されている。図1では、永久磁石4bを内蔵するロータ4を示すが、永久磁石を含まないタイプのロータであってもよい。
ステータ2は、ステータコア5と、ステータコア5に巻装されたコイル6と、ステータコア5とコイル6とを絶縁するインシュレータ7とを備える。
ステータコア5は、例えば電磁鋼板を略円環状に打ち抜き加工したものを多数枚積層して、カシメ、溶接等によって一体に連結されて構成される磁性板材の積層体である。ステータコア5は、略円環状をなすヨーク8と、ヨーク8の径方向内側から突出するとともに周方向に所定間隔で形成された複数のティース9とを有する。これにより、周方向に隣り合うティース9の間には、溝状のスロット10が軸方向両側および径方向内側に開口して形成されている。また、本実施形態では、ティース9は、径方向に直交する方向の幅Wtが一定に形成されている。ただし、ティースは一定幅のものに限定されるものではなく、内径側へ行くほど幅狭となる台形状等の他の形状であってもよい。
なお、本実施形態ではステータコア5は、環状の磁性板材積層体として一体に形成されているものとして説明するが、ヨーク8がティース9の両側で周方向に所定間隔に分断された分割コアからなってもよい。この場合、分割コアは、略円弧状のヨークとティースとで平面視が略T字状をなす。このような分割コアを環状に配列し、その外周側に円筒状ケースを焼嵌め、圧入等によって外装することにより一体に連結されステータコアが構成されてもよい。また、ステータコア5および上記分割コアは、磁性粉末を樹脂コーティングしたものを成形型で圧縮成形した圧粉磁心として形成されてもよい。
コイル6は、例えば絶縁皮膜を有する銅線等の導線をインシュレータ7の周囲に巻回して形成されている。本実施形態ではコイル6は、各ティース9に集中巻方式でそれぞれ巻装されている。図1(および図7A,図7B)では、コイル6を構成する導線の断面が円形であるものとして示すが、これに限定されるものではなく、平角形等の他の断面形状であってもよい。
インシュレータ7は、ステータコア5とコイル6とを電気的に絶縁する機能を有する。また、本実施形態におけるインシュレータ7は、コイル6をステータコア5に固定する機能も有する。
図2は、インシュレータ7の斜視図である。図2には、ステータ軸方向に対応する方向が矢印Dで示されている。また、図3は図2におけるA−A断面図であり、図4は図2におけるB−B断面図である。さらに、図5は、インシュレータ7の軸方向壁部を構成する発泡シートの斜視図と一部拡大図である。
図2に示すように、インシュレータ7は、ステータコア5のティース9に組み付けられた状態で、径方向内側に位置する長方形枠状の内径側フランジ部12と、径方向外側に位置するとともに内径側フランジ部12よりも大きい長方形枠状の外径側フランジ部14と、内径側フランジ部12および外径側フランジ部14の間に連結される筒状の本体部16とを一体的に備える。内径側フランジ部12および外径側フランジ部14は、本体部16の径方向両側端部から径方向と直交する外方向に延出している。
インシュレータ7の内径側フランジ部12は、本体部16に巻回されたコイル6が径方向内側へ脱落するのを抑制する壁部である。これに対し、外径側フランジ部14は、ステータコア5のヨーク8に当接してステータコア5に対するインシュレータ7の径方向位置を決めるとともに、コイル6とヨーク8間の絶縁性を確保する壁部である。なお、上記内径側フランジ部12を省略して、予め成形されたコイル6をインシュレータの本体部に径方向から挿入して巻装できるようにしてもよい。
インシュレータ7の本体部16は、ステータコア5に集中巻方式で巻装されるコイル6が巻回される部分であり、コイル6とティース9との間の絶縁性を確保する機能を有する。本体部16は、直方体状の内部空間18を有する筒状をなす。この内部空間18は、ステータコア5のティース9を収容できる形状および寸法に形成されている。また、インシュレータ7の本体部16は、インシュレータ7が内部空間18にティース9を収容した状態に組み付けられたとき、ティース9の軸方向端面9a(一方の端面のみ図示)に対向する軸方向壁部20a,20bと、ティース9の周方向側面9c,9dにそれぞれ対向する周方向壁部22a,22bとを一体的に有している。
インシュレータ7の本体部16を構成する周方向壁部22a,22bは、径方向(矢印R)両側において内径側フランジ部12および外径側フランジ部14に連結されている。インシュレータ7を構成する内径側および外径側フランジ部12,14と周方向壁部22a,22bとは、例えば、ポリフェニレンスルファイド(PPS)等の絶縁性樹脂で射出成形することによって一体に成形されている。また、外径側フランジ部14には、インシュレータ7を径方向内側からティース9に挿入するための長方形状の開口部が形成されている。
これに対し、インシュレータ7の本体部16を構成する軸方向壁部20a,20bは、発泡シート(発泡材)24によって構成されている。発泡シート24は、図5に示すように、例えばポリエチレンナフタレート等の樹脂製の絶縁フィルムからなる基材24aと、基材24aの両側表面にそれぞれ積層された発泡層24bと、発泡層24bの上にそれぞれ積層された接着層24cとを含む。
発泡シート24を構成する発泡層24bは、所定温度に加熱されることによって発泡膨張する特性を有する。発泡層24bには、公知または周知の発泡材(例えばエポキシ系発泡樹脂材等)を用いることができる。また、発泡シート24を構成する接着層24cは、例えば不飽和ポリエステル系樹脂材料等からなる接着剤を用いて形成することができる。また、接着層24cは、加熱により接着性を発現する感熱接着剤を用いて形成するのが好適である。これにより、常温下で発泡シート24を扱いやすくなり、インシュレータ7の製造が容易となる利点がある。
図4に示すように、発泡シート24は、周方向の両側端部が周方向壁部22a,22bに突出形成された張出部26上にそれぞれ接合されている。これにより、インシュレータ7がティース9に組み付けられたとき、発泡シート24がティース9の軸方向端面9aに対向配置された状態になる。また、発泡シート24は、上記のようにフランジ部12,14および周方向壁部22a,22bを成形する際に予め成形型内に配置してインサート成形することによって、周方向壁部22a,22bの各張出部26上に一体的に接合することができる。あるいは、発泡シート24は、その表面にある接着層または別の接着剤等によって上記張出部26に接着されてもよい。
さらに、本体部16の周方向壁部22a,22bの軸方向端部21a,21bは、発泡シート24の表面よりも軸方向外側へ突出した位置にある。換言すれば、発泡シート24の表面が周方向壁部22a,22bの軸方向端部21a,21bより凹んだ位置になっている。これにより、インシュレータ7の本体部16にコイル6を巻回するとき、コイル導線が発泡シート24に接触して剥がれたり損傷したりするのを抑制することができる。
ただし、軸方向壁部20a,20bを構成する発泡シート24の配置は上記の形態に限定されるものではない。例えば、発泡シート24の表面が周方向壁部22a,22bの軸方向端部21a,21bと面一となるように配置されてもよいし、あるいは、発泡シート24の周方向両端部が周方向壁部22a,22bの軸方向端部21a,21b上に接合されてもよい。この場合、周方向壁部22a,22bに張出部26を設ける必要がなく、周方向壁部22a,22bが軸方向にわたって一定厚みに形成されてもよい。また、発泡シート24は、軸方向壁部20a,20bの全面を構成しなくてもよく、その一部を構成するものであってもよい。
次に、図6,図7Aおよび図7Bを参照して、上記構成からなるステータ2の製造方法について説明する。図6は、ステータ2の製造方法の手順を示すフローチャートである。図7Aは、図1に示す1つのティース9について、インシュレータ7の軸方向壁部20a,20bが発泡する前の状態を示す断面図である。図7Bは、図1に示す1つのティース9について、インシュレータ7の軸方向壁部20a,20bが発泡した後の状態を示す断面図である。図7Aおよび図7Bにおいては、ティース9の軸方向一端側だけを示すが、軸方向他端側についても同様である。
図6を参照すると、ステップS10において、ステータコア5とインシュレータ7とを準備する。ステータコア5およびインシュレータ7の構成は上述した通りである。次に、ステップS12において、インシュレータ7にコイル6を巻回する。続いて、ステップS14において、コイル6が巻回されたインシュレータ7をステータコア5のティース9に径方向内側から嵌め込んで組み付ける。
このときの状態が図7Aに示される。図7Aを参照すると、インシュレータ7の本体部16において軸方向壁部20aを構成する発泡シート24とティース9の軸方向端面9aとの間には、張出部26の厚みにほぼ相当する隙間が形成されている。また、発泡シート24とコイル6との間にも、図4を参照して上述したように周方向壁部22a,22bの各軸方向端部21a,21bの突出量に相当する隙間が形成されている。
そして、続くステップS16において、コイル6およびインシュレータ7が組み付けられたステータコア5を加熱炉内で所定温度に加熱する。これにより、図7Bに示すように、インシュレータ7の軸方向壁部20aを構成する発泡シート24が発泡してティース9とコイル6との間を埋めるように膨張し、発泡シート24の膨張による軸方向外側への突っ張り力がコイル6に作用する。また、このとき発泡シート24の表裏面に設けられた接着層24cが加熱により粘着性を発現して、コイル6およびティース9に接着される。その結果、コイル6およびインシュレータ7がステータコア5にがたつきなく安定して接着固定される。
それから、ステータコア5の各ティース9に固定されたコイル6同士をバスバー等により電気的に接続することによってステータ2が出来上がる。
上述したように本実施形態の回転電機用ステータ2によれば、発泡シート24がステータコア5のスロット10外に位置するインシュレータ7の軸方向壁部20aのみに設けられている。そのため、発泡シート24が発泡し過ぎた場合にも、スロット10内の導体占積率に影響を与えることなく、インシュレータ7を介してコイル6をステータコア5にしっかりと固定することができる。
なお、本発明に係る回転電機用ステータは、上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲内において種々の改良や変更が可能である。
例えば、上記においては、インシュレータ7の本体部16の軸方向壁部20a,20bを発泡シート24のみで構成する例について説明したが、これに限定されるものではなく、図8および図9に示すように、インシュレータ7の本体部16の軸方向壁部20aを内径側フランジ部12、外径側フランジ部14および周方向壁部22a,22bと一体的に形成し、その軸方向壁部20a上に発泡シート24を接合して配置してもよい。この場合でも、コイル6は発泡シート24の発泡膨張によってインシュレータ7と強固に固定される。
また、上記では、発泡シート24が絶縁フィルムからなる基材24aの両面に発泡層24bをそれぞれ設け、各発泡層24bの表面に接着層24cをそれぞれ設けた例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図10(a)に示す発泡シート24のように、基材24aのステータコア側の表面だけに発泡層24bおよび接着層24cを積層形成してもよい。これによっても発泡シート24の発泡による突っ張り力がコイル6に作用するため、コイル6およびインシュレータ7をティース9にしっかりと固定することができる。あるいは、図10(b)に示す発泡シート24のように、基材24aのステータコア側の表面に、発泡性および接着性を兼ね備える発泡接着層24dを積層形成してもよい。この場合、基材24aのコイル側の表面にも発泡接着層24dを積層形成してもよい。
1 回転電機、2 ステータ、3 ギャップ、4 ロータ、4a シャフト、4b 永久磁石、5 ステータコア、6 コイル、7 インシュレータ、8 ヨーク、9 ティース、9a 軸方向端面、9c,9d 周方向側面、10 スロット、12 内径側フランジ部、14 外径側フランジ部、16 本体部、18 内部空間、20a,20b 軸方向壁部、21a,21b 軸方向端部、22a,22b 周方向壁部、24 発泡シート、24a 基材、24b 発泡層、24c 接着層、24d 発泡接着層、26 張出部C 周方向、D 軸方向、R 径方向、Wt (ティースの)幅。

Claims (7)

  1. 周方向に延在するヨーク、および、このヨークから径方向に突出するとともに周方向に間隔をあけて設けられるティースを有するステータコアと、
    前記ティースの周囲に巻装されるコイルと、
    前記ティースと前記コイルとの間に配置されるインシュレータと、を備える回転電機用ステータであって、
    前記インシュレータは、前記ティースの周囲に配置された状態で、前記ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部と前記ティースの周方向側面に対向する周方向壁部とを有し、前記軸方向壁部のみが発泡材を含んで構成される、
    回転電機用ステータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機用ステータにおいて、
    前記インシュレータは、前記ヨークに対向するフランジ部と、このフランジ部からステータコア径方向に延出して前記ティースの周方向両側面にそれぞれ対向する2つの前記周方向壁部とを一体的に有し、
    前記インシュレータの前記軸方向壁部を構成する発泡材は、その周方向両端部が前記2つの周方向壁部の軸方向端部に接合されている、回転電機用ステータ。
  3. 請求項2に記載の回転電機用ステータにおいて、
    前記インシュレータの前記周方向壁部の軸方向端部が前記発泡材より軸方向外側に位置する、回転電機用ステータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機用ステータにおいて、
    前記発泡材は、絶縁性フィルムからなる基材と、この基材の少なくともステータコア側表面に積層された発泡層とから構成される、回転電機用ステータ。
  5. 請求項4に記載の回転電機用ステータにおいて、
    前記発泡層のステータコア側には接着層が積層されている、回転電機用ステータ。
  6. 請求項4に記載の回転電機用ステータにおいて、
    前記発泡層は接着層を兼ねる、回転電機用ステータ。
  7. ティースを有するステータコア、および、ティース組付状態で前記ティースの軸方向端面に対向する軸方向壁部と前記ティースの周方向側面に対向する周方向壁部とを有し前記軸方向壁部のみが発泡材を含んで構成されるインシュレータを準備する準備工程と、
    前記インシュレータにコイルを巻回する巻回工程と、
    前記コイルを巻回した前記インシュレータを前記ステータコアのティースに径方向から組み付ける組付工程と、
    前記コイルおよび前記インシュレータが組み付けられた前記ステータコアを加熱することにより前記インシュレータの軸方向壁部の発泡材を発泡膨張させて前記コイルおよび前記インシュレータを前記ステータコアに固定する固定工程と、を含む、
    回転電機用ステータの製造方法。
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WO2023099838A1 (fr) * 2021-12-03 2023-06-08 Safran Electronics & Defense Elément isolant électrique pour stator, stator, machine électrique, capteur et aéronef associés

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