JP2017036249A - 化合物の製造方法及び混晶 - Google Patents
化合物の製造方法及び混晶 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017036249A JP2017036249A JP2015159638A JP2015159638A JP2017036249A JP 2017036249 A JP2017036249 A JP 2017036249A JP 2015159638 A JP2015159638 A JP 2015159638A JP 2015159638 A JP2015159638 A JP 2015159638A JP 2017036249 A JP2017036249 A JP 2017036249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- compound represented
- substituent
- ring
- carbonate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
Description
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
[2]一般式(A)で表される化合物が下記一般式(A−1)で表される化合物であり、一般式(B)で表される化合物が下記一般式(B−1)で表される化合物であり、一般式(C)で表される化合物が下記一般式(C−1)で表される化合物である[1]に記載の製造方法;
[3]一般式(A−1)〜(C−1)において、Ar11〜Ar13のうち少なくとも1つは破線で囲まれたベンゼン環を縮合環のひとつとして含む芳香族縮合環である[2]に記載の製造方法。
[4]一般式(A−1)および(C−1)において、Ar11又はAr12は破線で囲まれたベンゼン環を縮合環のひとつとして含む芳香族縮合環である[2]又は[3]に記載の製造方法。
[5]一般式(B)で表される化合物が下記一般式(B−3)で表される化合物である[1]〜[4]のいずれかに記載の製造方法;
[6]一般式(B)で表される化合物がフェノールである[1]〜[5]のいずれかに記載の製造方法。
[7]一般式(A)で表される化合物が下記一般式(A−3)で表される化合物であり、一般式(B)で表される化合物がフェノールであり、一般式(C)で表される化合物が下記一般式(C−3)で表される化合物である[1]〜[6]のいずれかに記載の製造方法;
[8]一般式(A−3)および(C−3)において、aは0であり、bは0である[7]記載の製造方法。
[9]炭酸エステル系溶媒の使用量は、一般式(A)で表される化合物100モル%に対して、15モル%以上である[1]〜[8]のいずれかに記載の製造方法。
[10]炭酸エステル系溶媒が、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル及び炭酸プロピレンから選択される少なくともいずれかである[1]〜[9]のいずれかに記載の製造方法。
[11]炭酸エステル系溶媒が炭酸ジメチルである[1]〜[10]のいずれかに記載の製造方法。
[12]下記一般式(C)で表される化合物と、炭酸エステルとを含む混晶;
[13]一般式(C)で表される化合物が11,11−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−11H−ベンゾ[b]フルオレンであり、炭酸エステルが炭酸ジメチルである[12]に記載の混晶。
[14]混晶における、炭酸ジメチルの割合は、11,11−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−11H−ベンゾ[b]フルオレン100モル%に対して、15〜25モル%である[13]に記載の混晶。
<一般式(A)〜(C)で表される化合物>
本発明は、酸触媒及びチオール化合物を含む溶媒中で、一般式(A)で表される化合物と一般式(B)で表される化合物を縮合させる工程を含む一般式(C)で表される化合物の製造方法に関する。本発明の製造方法は、縮合させる工程において溶媒として炭酸エステル系溶媒を用いて一般式(C)で表される化合物を含む結晶を得る工程、及び、縮合させる工程の後に、晶析溶媒として炭酸エステル系溶媒を用いて一般式(C)で表される化合物を含む結晶を得る工程、の少なくともいずれかを含む。
単環には、炭化水素環および複素環が含まれ、縮合環はこれらの単環が縮合した環である。炭化水素環は芳香族炭化水素環であることが好ましく、複素環は芳香族複素環であることが好ましい。中でも、Ar1及びAr2は、それぞれ独立に置換基を有してもよい芳香族炭化水素環であることが好ましく、芳香族炭化水素環はベンゼン環又はナフタレン環であることがより好ましい。
なお、複素環を構成するヘテロ原子としては、窒素原子、酸素原子、硫黄原子を挙げることができる。
なお、Ar11〜Ar13がそれぞれ独立に破線で囲まれたベンゼン環を含む縮合環である場合は、R1〜R3はそれぞれ独立に破線で囲まれたベンゼン環に置換していても、破線で囲まれたベンゼン環以外の環に置換していてもよい。
すなわち、aは0であり、bは0であることが好ましい。
なお、Meはメチル基を表す。
本発明の製造方法は、縮合させる工程において溶媒として炭酸エステル系溶媒を用いて一般式(C)で表される化合物を含む結晶を得る工程、及び、縮合させる工程の後に、晶析溶媒として炭酸エステル系溶媒を用いて一般式(C)で表される化合物を含む結晶を得る工程、の少なくともいずれかを含む。本発明では、上記工程のうち少なくともいずれかの工程で炭酸エステル系溶媒を用いることにより、一般式(C)で表される化合物と炭酸エステルの混晶が得られるものと考えられる。本発明では、このような混晶は高収率で得ることが可能であり、さらに純度も高く着色が抑制されている。
一般式(A)で表される化合物と一般式(B)で表される化合物の縮合反応は、酸触媒及びチオール化合物を含む溶媒中で行われる。ここで、酸触媒としては、パラトルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、塩酸、濃硫酸などが挙げられる。中でも、酸触媒は、メタンスルホン酸であることが好ましい。また、チオール化合物としては、メチルメルカプタン、エチルメルカプタン、n−ラウリルメルカプタンなどのアルキルメルカプタン類や、メルカプトプロピオン酸、チオグリコール酸、メルカプト安息香酸などのメルカプトカルボン酸を用いることができる。中でも、チオール化合物はメルカプトプロピオン酸であることが好ましい。
本発明では、一般式(A)で表される化合物と一般式(B)で表される化合物の縮合反応を酸触媒及びチオール化合物の存在下で行うことにより、目的化合物を効率よく得ることができる。
本発明では、上述した化合物、溶媒及び触媒等を用いて化合物を含む結晶を製造しているため、目的の化合物(結晶)を高収率及び高純度で得ることができる。また、本発明で得られた結晶においては、着色が抑えられている。すなわち、本発明の製造方法は、高品質な硬化性組成物材料を効率よく得ることができる方法であり、レンズ等の光学部材の製造に用いられる硬化性組成物材料として好適な結晶を製造する方法である。
本発明は、下記一般式(C)で表される化合物と、炭酸エステルとを含む混晶に関するものでもある。
中でも、一般式(C)で表される化合物は、11,11−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−11H−ベンゾ[b]フルオレンであることが特に好ましい。
本発明の製造方法で得られた結晶(混晶)は、重合性基を有する化合物と混合された後に、硬化性組成物を構成するモノマーとして用いられる。重合性基としては、例えば、ラジカル重合またはカチオン重合可能な重合性基を挙げることができる。
ラジカル重合性基としては、一般に知られているラジカル重合性基を挙げることができる。好適なものとしてラジカル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する重合性基を挙げることができ、具体的にはビニル基、(メタ)アクリロイルオキシ基などを挙げることができる。中でも、(メタ)アクリロイルオキシ基が好ましく、アクリロイルオキシ基がより好ましい。
カチオン重合性基としては、一般に知られているカチオン重合性基を挙げることができ、具体的には、脂環式エーテル基、環状アセタール基、環状ラクトン基、環状チオエーテル基、スピロオルソエステル基、ビニルオキシ基などを挙げることができる。中でも、脂環式エーテル基、ビニルオキシ基が好適であり、エポキシ基、オキセタニル基、ビニルオキシ基が好ましい。
上述した中でも、重合性基は、(メタ)アクリロイルオキシ基が好ましく、アクリロイルオキシ基であることが好ましい。
なお、本明細書中において、“(メタ)アクリレート”はアクリレートおよびメタクリレートを表す。本発明におけるモノマーは、オリゴマーおよびポリマーと区別され、重量平均分子量が1,000以下の化合物をいう。
上述した硬化性組成物を用いて硬化物を製造する際には、まず硬化性組成物を半硬化させ、さらに、半硬化物を硬化させる工程を含むことが好ましい。ここで、「半硬化物」とは、硬化性組成物を重合したものであり、完全に固体となっておらず、ある程度流動性を有する状態の物を意味する。例えば、硬化性組成物の光および/または加熱重合体であって、25℃、周波数10Hzにおける複素粘度が105〜108mPa・sの状態の硬化物は半硬化物である。本明細書では25℃、周波数10Hzにおける複素粘度の上限値として1.0×109mPa・sの物までを半硬化物という。一方、「硬化物」とは、半硬化をさらに硬化させたものであり、完全に固体となっている状態の物を意味する。
上述した硬化性組成物から形成された硬化物は、光学部材として用いられることが好ましい。特に、上述した硬化性組成物から形成された硬化物は、光学特性に優れるため、光を透過する光学部材(いわゆるパッシブ光学部材)として好適に利用することができる。このような光学部材を備えた光学機能装置としては、例えば、各種ディスプレイ装置(液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等)、各種プロジェクタ装置(OHP(Overhead Projector)、液晶プロジェクタ等)、光ファイバー通信装置(光導波路、光増幅器等)、カメラやビデオ等の撮影装置等を挙げることができる。
撹拌機、冷却器および温度計を備えた三口フラスコに2,3−ベンゾフルオレノン24.0g、フェノール49.1gを量り取り、炭酸ジメチル20mlを加えて40℃で溶解させた。三口フラスコ中の溶液に、3−メルカプトプロピオン酸0.4gを加えた後、メタンスルホン酸13.5gを30分かけて滴下し、60℃にて1時間撹拌したところ、白色の結晶が析出した。三口フラスコ中の溶液を室温まで冷却後、トルエン300mlを加えて1時間撹拌し、ろ過により白色結晶を分離した。真空オーブンで乾燥させ、白色結晶38.4gを得た(収率92%、HPLC(High Performance Liquid Chromatography)純度98.2%)。
得られた結晶をジメチルスルホキシド−d6に溶解し、BRUKER社製のAVANCE−300を用いて1H−NMR(Nuclear Magnetic Resonance)測定を行ったところ、結晶中には化合物(c4)4.2モルに対して1モルの炭酸ジメチルが含まれていた。DSC測定による結晶の融点は180℃だった。また、0.1w/v%に調製した結晶のTHF溶液の透過スペクトルを測定したところ、波長400nmにおける透過率は99.3%であった。
なお、HLPC純度、外観(着色)、透過スペクトル及び融点は、下記に示す方法で測定した。
表1に記載の材料に変更した以外は実施例4と同様の方法で結晶を得た。いずれも着色のない白色結晶であった。
実施例19については、反応に用いる炭酸ジメチルの量を5mlとした以外は実施例4と同様の方法で白色結晶28.8gを得た(収率69%、HPLC純度97.4%)。得られた結晶をジメチルスルホキシド−d6に溶解し、BRUKER社製のAVANCE−300を用いて1H−NMR測定を行ったところ、結晶中には化合物(c4)5.2モルに対して1モルの炭酸ジメチルが含まれていた。
撹拌機、冷却器および温度計を備えた三口フラスコに2,3−ベンゾフルオレノン24.0g、フェノール49.1gを量り取り、トルエン20mlを加えて40℃で溶解させた。三口フラスコ中の溶液に、3−メルカプトプロピオン酸0.4gを加えた後、メタンスルホン酸13.5gを30分かけて滴下し、60℃にて1時間撹拌した。三口フラスコにトルエン200mlと水100mlを加えて分液を行い、有機層を飽和食塩水で3回洗浄した。得られたトルエン層に炭酸ジメチル20mlを加え、80℃に昇温し、室温まで徐々に冷却したところ、白色の結晶が析出した。室温で1時間撹拌し、ろ過により白色結晶を分離した後、真空オーブンで乾燥させ、白色結晶35.5gを得た(収率85%、HPLC純度98.1%)。
得られた結晶をジメチルスルホキシド−d6に溶解し、BRUKER社製のAVANCE−300を用いて1H−NMR測定を行ったところ、結晶中には化合物(c4)4.9モルに対して1モルの炭酸ジメチルが含まれていた。DSC測定による結晶の融点は180℃だった。また、0.1w/v%に調製した結晶のTHF溶液の透過スペクトルを測定したところ、波長400nmにおける透過率は99.1%であった。
撹拌機、冷却器および温度計を備えた三口フラスコに2,3−ベンゾフルオレノン24.0g、フェノール49.1gを量り取り、トルエン20mlを加えて40℃で溶解させた。三口フラスコ中の溶液に、3−メルカプトプロピオン酸0.4gを加えた後、硫酸10.2gを30分かけて滴下し、60℃にて1時間撹拌した。三口フラスコにトルエン200mlと水100mlを加えて分液を行い、有機層を飽和食塩水で3回洗浄した。得られたトルエン層を5℃で5時間撹拌し、析出した結晶をろ過により分離したのち、5℃のトルエンで3回洗浄した。真空オーブンで乾燥させ、黄色味がかった結晶20.0gを得た(収率48%、HPLC純度96.2%)。
DSC測定による結晶の融点は130℃だった。また、0.1w/v%に調製した結晶のTHF溶液の透過スペクトルを測定したところ、波長400nmにおける透過率は96.9%であった。
得られた結晶をジメチルスルホキシド−d6に溶解し、BRUKER社製のAVANCE−300を用いて1H−NMR測定を行ったところ、結晶中には化合物(c4)12モルに対して1モルのトルエンが含まれていた。
<HPLC純度>
島津製作所(株)製の高速液体クロマトグラフィー(SPD−10AV VP)を用い、下記条件にて結晶の純度を測定した。
カラム:TSKgel ODS−100Z 5μm(4.6mmφ×150mm) (東ソー(株)製)
カラム温度:40℃
溶離液:
アセトニトリル:純水:トリエチルアミン:リン酸(体積比)
=700:300:1:1
流速:1.0ml/min
検出波長:254nm
注入量:10μL
サンプル濃度:5mg/50mlとなるように溶離液で希釈
実施例及び比較例で得た結晶約3gを無色透明のバイアル瓶に採取し、昼白色の蛍光灯下で着色の有無及び色みを目視で確認した。
島津製作所(株)製の分光光度計(UV−2550)を用い、下記条件にて波長400nmにおける結晶の透過率を測定した。400nmにおける透過率が高いほど、結晶の黄色の着色が少ないことを示す。
セル:角型石英セル(光路長:1cm)
サンプル濃度:50.0mg/50mLとなるように結晶をTHF溶液で希釈
ブランク:THF溶液
エスアイアイナノテクノロジー(株)製の示差走査熱量計(DSC 6200)を用いて、昇温速度10℃/分にて室温(25℃)から300℃の範囲内で、結晶の融点の測定を行った。
Claims (14)
- 酸触媒及びチオール化合物を含む溶媒中で、一般式(A)で表される化合物と一般式(B)で表される化合物を縮合させる工程を含む、一般式(C)で表される化合物の製造方法であって、
前記縮合させる工程において前記溶媒として炭酸エステル系溶媒を用いて一般式(C)で表される化合物を含む結晶を得る工程、及び、
前記縮合させる工程の後に、晶析溶媒として炭酸エステル系溶媒を用いて一般式(C)で表される化合物を含む結晶を得る工程、の少なくともいずれかを含む化合物の製造方法;
- 前記一般式(A)で表される化合物が下記一般式(A−1)で表される化合物であり、前記一般式(B)で表される化合物が下記一般式(B−1)で表される化合物であり、前記一般式(C)で表される化合物が下記一般式(C−1)で表される化合物である請求項1に記載の製造方法;
- 一般式(A−1)〜(C−1)において、Ar11〜Ar13のうち少なくとも1つは破線で囲まれたベンゼン環を縮合環のひとつとして含む芳香族縮合環である請求項2に記載の製造方法。
- 一般式(A−1)および(C−1)において、Ar11又はAr12は破線で囲まれたベンゼン環を縮合環のひとつとして含む芳香族縮合環である請求項2又は3に記載の製造方法。
- 前記一般式(B)で表される化合物がフェノールである請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
- 一般式(A−3)および(C−3)において、aは0であり、bは0である請求項7記載の製造方法。
- 前記炭酸エステル系溶媒の使用量は、前記一般式(A)で表される化合物100モル%に対して、15モル%以上である請求項1〜8のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記炭酸エステル系溶媒が、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル及び炭酸プロピレンから選択される少なくともいずれかである請求項1〜9のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記炭酸エステル系溶媒が炭酸ジメチルである請求項1〜10のいずれか1項に記載の製造方法。
- 一般式(C)で表される化合物が11,11−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−11H−ベンゾ[b]フルオレンであり、前記炭酸エステルが炭酸ジメチルである請求項12に記載の混晶。
- 前記混晶における、前記炭酸ジメチルの割合は、前記11,11−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−11H−ベンゾ[b]フルオレン100モル%に対して、15〜25モル%である請求項13に記載の混晶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015159638A JP6436878B2 (ja) | 2015-08-12 | 2015-08-12 | 化合物の製造方法及び混晶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015159638A JP6436878B2 (ja) | 2015-08-12 | 2015-08-12 | 化合物の製造方法及び混晶 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017036249A true JP2017036249A (ja) | 2017-02-16 |
JP6436878B2 JP6436878B2 (ja) | 2018-12-12 |
Family
ID=58048728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015159638A Active JP6436878B2 (ja) | 2015-08-12 | 2015-08-12 | 化合物の製造方法及び混晶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6436878B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020004207A1 (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | 本州化学工業株式会社 | 9,9-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-2,3-ベンゾフルオレンの結晶体 |
JP2020075904A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-05-21 | 大阪ガスケミカル株式会社 | フルオレン誘導体の製造方法 |
DE102020103799A1 (de) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | China Petrochemical Development Corporation, Taipei (Taiwan) | Verfahren zur herstellung von 9,9-bis(3-phenyl-4-(2-hydroxyethoxy)phenyl)fluoren |
KR20210132006A (ko) | 2019-02-21 | 2021-11-03 | 혼슈우 카가쿠고교 가부시키가이샤 | 신규 플루오렌 화합물 |
US11370744B2 (en) | 2017-08-18 | 2022-06-28 | Fujifilm Corporation | Compound, curable composition, cured product, optical member, and lens |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003221352A (ja) * | 2002-01-29 | 2003-08-05 | Osaka Gas Co Ltd | ビスフェノールフルオレン類の製造方法 |
JP2007099741A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Osaka Gas Co Ltd | フルオレン骨格を有する化合物およびその製造方法 |
JP2008285544A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Jfe Chemical Corp | フルオレン環を含むエポキシ化合物およびその製造方法 |
JP2009173647A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-08-06 | Osaka Gas Co Ltd | フルオレン骨格を有する二官能性(メタ)アクリレート |
-
2015
- 2015-08-12 JP JP2015159638A patent/JP6436878B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003221352A (ja) * | 2002-01-29 | 2003-08-05 | Osaka Gas Co Ltd | ビスフェノールフルオレン類の製造方法 |
JP2007099741A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Osaka Gas Co Ltd | フルオレン骨格を有する化合物およびその製造方法 |
JP2008285544A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Jfe Chemical Corp | フルオレン環を含むエポキシ化合物およびその製造方法 |
JP2009173647A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-08-06 | Osaka Gas Co Ltd | フルオレン骨格を有する二官能性(メタ)アクリレート |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11370744B2 (en) | 2017-08-18 | 2022-06-28 | Fujifilm Corporation | Compound, curable composition, cured product, optical member, and lens |
WO2020004207A1 (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-02 | 本州化学工業株式会社 | 9,9-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-2,3-ベンゾフルオレンの結晶体 |
CN112334437A (zh) * | 2018-06-27 | 2021-02-05 | 本州化学工业株式会社 | 9,9-双(4-羟基苯基)-2,3-苯并芴的结晶体 |
KR20210025010A (ko) | 2018-06-27 | 2021-03-08 | 혼슈우 카가쿠고교 가부시키가이샤 | 9,9-비스(4-히드록시페닐)-2,3-벤조플루오렌의 결정체 |
JPWO2020004207A1 (ja) * | 2018-06-27 | 2021-07-08 | 本州化学工業株式会社 | 9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2,3−ベンゾフルオレンの結晶体 |
TWI820160B (zh) * | 2018-06-27 | 2023-11-01 | 日商本州化學工業股份有限公司 | 9,9-雙(4-羥基苯基)-2,3-苯并茀之結晶體 |
JP2020075904A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-05-21 | 大阪ガスケミカル株式会社 | フルオレン誘導体の製造方法 |
JP7317642B2 (ja) | 2018-09-27 | 2023-07-31 | 大阪ガスケミカル株式会社 | フルオレン誘導体の製造方法 |
KR20210132006A (ko) | 2019-02-21 | 2021-11-03 | 혼슈우 카가쿠고교 가부시키가이샤 | 신규 플루오렌 화합물 |
DE102020103799A1 (de) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | China Petrochemical Development Corporation, Taipei (Taiwan) | Verfahren zur herstellung von 9,9-bis(3-phenyl-4-(2-hydroxyethoxy)phenyl)fluoren |
DE102020103799B4 (de) | 2019-08-27 | 2022-03-03 | China Petrochemical Development Corporation, Taipei (Taiwan) | Verfahren zur herstellung von 9,9-bis(3-phenyl-4-(2-hydroxyethoxy)phenyl)fluoren |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6436878B2 (ja) | 2018-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6436878B2 (ja) | 化合物の製造方法及び混晶 | |
JP6820646B2 (ja) | フルオレン骨格を有するビスフェノール類及びその製造方法、並びに該ビスフェノール類から誘導されるポリアリレート樹脂、(メタ)アクリレート化合物及びエポキシ樹脂 | |
JP7082872B2 (ja) | 高耐熱性ポリカーボネート樹脂及び成形体 | |
JP6432156B2 (ja) | 重合体組成物、重合体ペレット、成形体及びフィルム | |
JP6429267B2 (ja) | 重合体 | |
KR20210020179A (ko) | 중축합계 수지 및 그것으로 이루어지는 광학 필름 | |
WO2007010784A1 (ja) | 含フッ素アダマンタン誘導体、それを含有する樹脂組成物及びその樹脂組成物を用いた光学電子部材 | |
JP5860278B2 (ja) | フルオレン骨格を有するエピスルフィド化合物およびその硬化物 | |
CN115993671A (zh) | 光学聚合物、包括该光学聚合物的透镜以及透镜组件 | |
KR20180073587A (ko) | 활성 에너지선 경화형 조성물 및 플라스틱 렌즈 | |
KR20220023967A (ko) | 열가소성 수지, 그것으로 이루어지는 광학 필름, 디올 화합물, 디에스테르 화합물 | |
JP4905991B2 (ja) | 高アッベ数を有する高屈折率材料 | |
JP6587516B2 (ja) | 硬化性組成物並びに硬化物及びその製造方法 | |
CN114133548B (zh) | 一种聚碳酸酯及其制备方法、热塑性组合物及光学制品和设备 | |
JP6653656B2 (ja) | 透明体の製造方法、透明体及び非晶質体 | |
JP6013563B2 (ja) | フルオレン骨格を有するエピスルフィド化合物およびその硬化物 | |
JP7457318B2 (ja) | フルオレン化合物及びその重合体並びにそれらの製造方法 | |
JP7454176B2 (ja) | フルオレン化合物の製造方法並びにフルオレン化合物の用途 | |
JP6774815B2 (ja) | 重合体およびその製造方法 | |
JP2014208605A (ja) | 硫黄含有フルオレン化合物 | |
KR20160013784A (ko) | 6-히드록시-2-나프탈레닐 플루오렌 유도체 및 이를 이용한 렌즈와 카메라 모듈 | |
JP6427376B2 (ja) | 組成物、硬化物及び光透過性積層体 | |
WO2022077450A1 (zh) | 聚碳酸酯及其制备方法和应用 | |
JP2013035994A (ja) | 脂環式構造及びペルフルオロシクロブチルエーテル構造を有する共重合体 | |
CN113365742A (zh) | 用于狭缝模涂布的剥离层形成用组合物和剥离层 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180710 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6436878 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |