JP2017033848A - 電極板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 幅方向に形成領域と非形成領域とを有するとともに,高い品質の電極板を製造することができる電極板の製造方法を提供すること。【解決手段】 本発明に係る電極板の製造方法では,第1の位置で対向する第1および第2のロールと,第2の位置で第2のロールと対向する第3のロールと,第2のロールの回転方向における第1の位置の下流であって第2の位置の上流の第3の位置に設けられた除去部とを有する装置を用いる。第1の位置では,第1および第2のロールにより活物質層材料を加圧し,第2のロール上に活物質層を形成する。また,第3の位置では,除去部の除去面と第2のロールとの間で活物質層のうちの非形成領域に対応する箇所を加圧し,その加圧箇所を第2のロール上から除去面に転写させることで除去する。そして,第2の位置では,活物質層を,第2のロール上から集電箔の表面に転写させる。【選択図】図2

Description

本発明は,電極板の製造方法に関する。より詳細には,電極板を,帯状の集電箔を搬送しつつ,搬送される集電箔の幅方向の一部に活物質層を形成することにより製造する電極板の製造方法に関するものである。
リチウムイオン二次電池などの電池は,正負の電極板と電解液とをケース内部に収容してなるものである。正負の電極板は,集電箔と活物質層とを有するものである。活物質層には,少なくとも充放電に寄与する活物質と,活物質を集電箔上に結着させて活物質層を形成するための結着材とが含まれている。このような電極板の製造方法に係る先行技術として,例えば,特許文献1に記載のものが挙げられる。
特許文献1には,上方から活物質等を含む粉末成分を一対のプレスロールの対向位置に供給し,一対のプレスロールの対向位置において粉末成分をプレスすることにより活物質層を形成する技術が開示されている。また,特許文献1では,集電箔を,一対のプレスロールの対向位置に,その一方のプレスロールの外周面に巻き掛けた状態で通過させている。これにより,一対のプレスロールの対向位置において,集電箔の表面に活物質層を形成して電極板を製造する方法が記載されている。
特開2014−191880号公報
ところで,電極板には,集電箔上に活物質層が形成されてなる形成領域と,集電箔が露出した非形成領域とが設けられていることがある。そして,上記の従来技術のような構成の装置において,集電箔の幅方向に形成領域と非形成領域とを設けつつ電極板を製造するためには,集電箔の形成領域となる箇所にのみ粉末成分を供給しなければならない。そのため,例えば,形成領域と非形成領域との境目に仕切り板を設け,その仕切り板の形成領域側にのみ粉末成分を供給することが考えられる。
また,電極板における形成領域と非形成領域との境目は,集電箔の搬送方向と平行になるよう形成することが好ましい。品質の高い電極板を製造するためである。そして,形成領域と非形成領域との境目を集電箔の搬送方向と平行になるように形成するためには,仕切り板を集電箔およびプレスロールに接触させなければならない。集電箔およびプレスロールと仕切り板との間に隙間がある場合には,形成領域となる箇所に供給された粉末成分が,その隙間を通って非形成領域となる箇所にはみ出してしまうからである。
しかし,仕切り板を集電箔やプレスロールに接触させた場合には,これらに傷がついてしまうことがある。そして,集電箔やプレスロールに傷が付いてしまった場合には,品質の高い電極板を製造することができない。すなわち,上記の従来技術のような構成の装置では,幅方向に形成領域と非形成領域とを有する電極板を,高い品質を維持しつつ製造することが困難であるという問題があった。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点の解決を目的としてなされたものである。すなわちその課題とするところは,幅方向に形成領域と非形成領域とを有するとともに,高い品質の電極板を製造することができる電極板の製造方法を提供することである。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の電極板の製造方法は,集電箔の表面に活物質および結着材を少なくとも含む活物質層が形成されてなる形成領域と,集電箔が露出している非形成領域とを有する電極板を,帯状の集電箔を搬送しつつ,搬送される集電箔の幅方向の一部に活物質層を形成することにより製造する電極板の製造方法であって,外周面の一箇所同士が互いに対向し,互いに平行に配置されているとともに,外周面同士が対向する第1の位置における外周面の移動方向がともに鉛直方向の下向きとなる向きに回転する第1のロールおよび第2のロールと,第2のロールと外周面の一箇所同士が第1の位置以外の第2の位置にて互いに対向し,第2のロールと互いに平行に配置されているとともに,第2の位置における外周面の移動方向が第2のロールの外周面の移動方向と同じとなる向きに回転する第3のロールと,第2のロールの回転方向における第1の位置の下流側であって第2の位置の上流側の第3の位置に設けられ,第2のロールに対向する除去面を,第3の位置における第2のロールの外周面の移動方向と同じ方向に移動させる除去部と,第1の位置の上方より,第1の位置へ向けて,活物質および結着材を少なくとも含む活物質層材料を供給する供給部とを有し,第2のロールが,第1のロールの周速よりも速い周速で回転するものであり,第3のロールが,第2のロールの周速よりも速い周速で回転するものであり,除去部が,除去面を第2のロールの外周面の第3の位置における移動速度よりも速い移動速度で移動させるとともに,非形成領域に対応する領域に,形成領域に対応する領域よりも,第2のロールに向けて突出する突出部を有するものである電極板製造装置を用い,回転する第1のロールおよび第2のロールにより,供給部によって供給された活物質層材料を第1の位置へ通過させつつ加圧させるとともに,加圧した活物質層材料を第2のロール上に付着させて活物質層を形成させ,除去部の突出部により,除去面と第2のロールとの間で第3の位置を通過する活物質層のうちの非形成領域に対応する箇所を厚み方向に加圧させるとともに,その加圧した活物質層の箇所を第2のロール上から除去面に転写させることで除去し,回転する第3のロールにより,集電箔を搬送させつつ第2の位置に通過させるとともに,第2のロールとの間で第2の位置を通過する集電箔および活物質層をこれらの厚み方向に加圧し,活物質層を第2のロール上から集電箔の表面に転写させることを特徴とする電極板の製造方法である。
本発明に係る電極板の製造方法では,第1の位置において第2のロール上に形成された活物質層のうちの非形成領域に対応する箇所を,第2の位置において,除去部の除去面により第2のロール上から除去することができる。すなわち,活物質層材料を加圧することにより形成された活物質層において,品質が不均一になってしまいやすい幅方向の端部付近が除去されている。そして,第2のロール上には,形成された活物質層のうちの,品質が均一である形成領域に対応する箇所のみを残すことができる。また,その第2のロール上の形成領域に対応する活物質層を,第2の位置において,第2のロール上から集電箔の表面に転写させる。よって,幅方向に形成領域と非形成領域とを有する高い品質の電極板を製造することができる。
また上記に記載の電極板の製造方法において,除去部として,第2のロールと外周面の一箇所同士が第3の位置にて互いに対向し,第2のロールと互いに平行に配置されているとともに,第3の位置における外周面の移動方向が第2のロールの外周面の移動方向と同じとなる向きに回転する除去ロールと,除去ロールに巻き掛けられ,除去ロールの回転により第3の位置を通過するとともに,第2のロール側の面に除去面が設けられている除去フィルムとを有するものを用い,除去ロールとして,軸方向における非形成領域に対応する領域が,形成領域に対応する領域よりも径方向に突出することにより突出部が形成されているものを用いることが好ましい。除去フィルムは,強度の高いものではないため,第3の位置の通過時に蛇行してしまうことがある。一方,除去ロールには,強度の高いものを用いることができる。よって,除去フィルムの蛇行時にも,安定して高い品質の電極板を製造することができるからである。
本発明によれば,幅方向に形成領域と非形成領域とを有するとともに,高い品質の電極板を製造することができる電極板の製造方法が提供されている。
実施形態に係る電極板の断面図である。 実施形態に係る電極板製造装置の概略構成図である。 実施形態に係る電極板製造装置の第1対向位置における平面図である。 実施形態に係る電極板製造装置の除去位置における断面図である。 第1対向位置から電極板が製造されるまでの活物質層の平面図である。 第1対向位置から除去位置までの間における活物質層の断面図である。 除去位置から第2対向位置までの間における活物質層の断面図である。 変形例の除去部の除去位置における断面図である。 図8とは異なる変形例の除去部の除去位置における断面図である。 図9に示す変形例の除去部の正面図である。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず,図1により,本形態において製造される電極板100について説明する。電極板100は,図1の断面図に示すように,集電箔110と,活物質層120とを有している。電極板100は,図1において奥行き方向に長いものである。
本形態の電極板100において,活物質層120は,集電箔110の第1面111のみに形成されている。電極板100は,例えば,リチウムイオン二次電池などの二次電池を構成するための正極または負極として用いられるものである。電極板100は,正極または負極として二次電池の製造に用いられる際には,適宜,必要なサイズに切り出される。
集電箔110としては,例えば,金属箔を用いることができる。また,活物質層120は少なくとも,活物質131および結着材132を含むものである。活物質131は,電池における充放電に寄与するものである。また,結着材132は,活物質層120を構成する材料を互いに結着させて活物質層120を形成するとともに,その活物質層120を集電箔110の第1面111に結着させるためのものである。
具体的には,電極板100がリチウムイオン二次電池の正極である場合,例えば,集電箔110としてアルミニウム箔を,活物質131としてLiNi0.5Mn1.5を,結着材132としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いることができる。あるいは,電極板100がリチウムイオン二次電池の負極である場合,例えば,集電箔110として銅箔を,活物質131として炭素材料を,結着材132としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を用いることができる。なお,活物質層120には,適宜,活物質層120内の導電性を高めるための導電材など,活物質131および結着材132以外の材料がさらに含まれていても良い。
また,図1に示すように,本形態の電極板100には,集電箔110の第1面111に活物質層120が形成されてなる形成領域Mと,活物質層120が形成されておらず集電箔110の第1面111が露出している非形成領域N1,N2とが設けられている。非形成領域N1,N2はそれぞれ,図1に示す電極板100の左右方向である幅方向の両端に設けられている。形成領域Mは,両端の非形成領域N1,N2に挟まれた幅方向の中央に設けられている。すなわち,形成領域Mおよび非形成領域N1,N2はいずれも,電極板100の長手方向に延びるものである。なお,図1には,形成領域Mの幅方向における長さを,長さLMにより示している。
次に,本形態において電極板100の製造に用いる電極板製造装置について説明する。図2に,本形態の電極板製造装置1の概略構成図を示している。図2には,左右方向のX軸,上下方向のY軸を示している。なお,図2における奥行き方向をZ軸とする。電極板製造装置1は,図2に示すように,第1ロール10,第2ロール20,第3ロール30,除去部40,紛体供給部70を有している。図2において,上下方向が鉛直方向であり,重力は下向きに作用している。
図2に示すように,第1ロール10,第2ロール20,第3ロール30はいずれも,軸方向を水平にした状態で配置されている。第1ロール10,第2ロール20,第3ロール30は,例えば,金属などの強度の高い材質のものである。また,第1ロール10および第2ロール20は,それぞれの外周面11,21が第1対向位置Aにおいて互いに対向した状態で,平行に配置されている。また,第3ロール30は,第2ロール20と外周面21,31が第2対向位置Bにおいて互いに対向した状態で,第2ロール20と平行に配置されている。
さらに,第1ロール10および第2ロール20は,軸間距離が一定の間隔となるように保持されている。そして,第1対向位置Aにおける第1ロール10の外周面11と第2ロール20の外周面21との間には,隙間GAが設けられている。また,第3ロール30は,第2ロール20との軸間距離が一定の間隔となるように保持されている。そして,第2対向位置Bにおける第2ロール20の外周面21と第3ロール30の外周面31との間には,隙間GBが設けられている。
また,第1ロール10,第2ロール20,第3ロール30は電極板100を製造する際にはそれぞれ回転するものである。図2には,第1ロール10,第2ロール20,第3ロール30の各回転方向をそれぞれ,矢印により示している。図2に示すように,第1ロール10および第3ロール30の回転方向は時計回りであり,第2ロール20の回転方向は反時計回りである。
すなわち,第1ロール10および第2ロール20の回転方向は,第1対向位置Aにおける外周面11,21の移動方向がともに,鉛直方向の下向きとなる向きである。さらに,第2ロール20は,第1ロール10の周速よりも速い周速で回転するものである。また,第3ロール30の回転方向は,第2対向位置Bにおける外周面31の移動方向が,第2ロール20の外周面21の移動方向と同じとなる向きである。さらに,第3ロール30は,第2ロール20の周速よりも速い周速で回転するものである。
紛体供給部70は,第1ロール10および第2ロール20が対向している第1対向位置Aの上方に設けられている。紛体供給部70は,内部に収容している粉末成分130を落下により供給することのできるものである。つまり,紛体供給部70は,粉末成分130を,第1対向位置Aの上方より,第1対向位置Aに向けて供給することのできるものである。紛体供給部70により供給された粉末成分130は,図2に示すように,第1対向位置Aの上側における第1ロール10と第2ロール20との間に溜まっている。
粉末成分130は,活物質層120を形成するための粉末の材料を含む活物質層材料である。本形態の粉末成分130は,活物質131と結着材132とを含んでいる。また,本形態の粉末成分130における粒子は,活物質131と結着材132とを造粒してなる造粒粒子である。なお,活物質131および結着材132以外にも導電材などの材料を含む活物質層120を形成する場合には,その材料の粉末を,粉末成分130に混合しておけばよい。
また,第1対向位置Aの上側の第1ロール10と第2ロール20との間には,仕切り板71が設けられている。図3に,第1対向位置Aにおける平面図を示している。図3において,X軸方向が左右方向であり,Z軸方向が上下方向である。図3に示すように,仕切り板71は1対,設けられており,一対の仕切り板71は,その間に長さLKの間隔を設けつつ配置されている。
粉末成分130は,紛体供給部70により一対の仕切り板71の間に供給され,図3に示すように一対の仕切り板71の間に溜まっている。仕切り板71は,第1対向位置Aの上側における第1ロール10と第2ロール20との間に溜まっている粉末成分130の,第1ロール10および第2ロール20の軸方向における位置を規制することのできるものである。なお,本形態において,一対の仕切り板71の間隔の長さLKは,電極板100における形成領域Mの幅方向の長さLM以上の長さである。
また,本形態において,仕切り板71は,図2に示すように,第1ロール10の外周面11および第2ロール20の外周面21との間に隙間GKを設けて配置されている。つまり,仕切り板71は,第1ロール10および第2ロール20に接触していない。よって,電極板製造装置1において,第1ロール10および第2ロール20に仕切り板71が接触することがなく,外周面11,21が傷付いてしてしまうことが抑制されている。
除去部40は,第2ロール20の回転方向における第1対向位置Aの下流側であって第2対向位置Bの上流側に位置する除去位置Cに設けられている。また,本形態の除去部40は,除去ロール50と除去フィルム60とにより構成されている。除去ロール50についても,軸方向を水平にした状態で配置されている。除去ロール50は,例えば,金属などの強度の高い材質のものである。
図4に,除去位置Cにおける断面図を示している。図4において,Z軸方向が左右方向であり,Y軸方向が上下方向である。図4に示すように,除去ロール50は,軸方向の両端にそれぞれ位置する大径部51と,両端の大径部51に挟まれた軸方向の中央に位置する小径部55とを有している。大径部51は,小径部55よりも直径が大きく,径方向に突出している。このため,大径部51は,小径部55よりも,第2ロール20に向けて突出している部分である。つまり,この大径部51が,特許請求の範囲における「突出部」に相当する。図4には,大径部51の半径と小径部55の半径との差Dを示している。
さらに,除去ロール50の両端に位置する大径部51の間には,長さLMの間隔が設けられている。これにより,大径部51は,電極板100の非形成領域N1,N2に対応する領域に設けられている。また,小径部55は,電極板100の形成領域Mに対応する領域に設けられている。
また,除去ロール50は,その大径部51の外周面52が第2ロール20の外周面21と除去位置Cにおいて対向した状態で,第2ロール20と平行に配置されている。そして,除去ロール50は,電極板100を製造する際には,図2に矢印で示すように,時計回りに回転する。つまり,除去ロール50の回転方向は,除去位置Cにおける外周面52の移動方向が,第2ロール20の外周面21の移動方向と同じとなる向きである。
除去フィルム60は,長尺の帯状の部材である。除去フィルム60としては,厚みが5μm〜100μmのものを用いることができる。本形態では,除去フィルム60として,厚みが50μmのポリエチレンテレフタレート(PET)のフィルムを用いている。なお,除去フィルム60としては,ポリプロピレン(PP),ポリスチレン(PS),ポリ塩化ビニル(PVC)ポリイミド(PI)など,PET以外の樹脂フィルムを用いることもできる。
除去フィルム60は,図2に示すように,除去位置Cにおける除去ロール50上に巻き掛けられている。このため,電極板100の製造時には,回転する除去ロール50により搬送される。すなわち,除去フィルム60は,図2に示すように,除去ロール50の左下から除去位置Cに向けて移動し,除去位置Cを通過後,除去ロール50の右下に向けて移動するように搬送される。
また,除去フィルム60は,搬送されることにより,第1面61を第2ロール20側に,第2面62を除去ロール50側に向けた状態で除去位置Cを通過する。このため,除去フィルム60の第1面61は,第2ロール20に対向する面である。また,除去ロール50は,第2ロール20との軸間距離が一定の間隔となるように保持されている。そして,除去位置Cにおける除去フィルム60の第1面61と第2ロール20の外周面21との間には,隙間GCが設けられている。
前述したように,第2ロール20と除去ロール50とは,除去位置Cにおける外周面21,52の移動方向が同じとなる向きに回転する。このため,除去位置Cにおける除去フィルム60の第1面61は,除去位置Cにおける第2ロール20の外周面21の移動方向と同じ方向に移動する。また,本形態の除去ロール50は,大径部51における周速が,第2ロール20の周速よりも速い周速で回転するものである。このため,除去位置Cにおける除去フィルム60の第1面61の移動速度は,第2ロール20の周速よりも速いものである。
図4に示すように,除去フィルム60は,第1面61および第2面62がともに,平面のものである。そして,除去フィルム60の第2面62は,図4に示すように,除去ロール50の大径部51の外周面52に巻き掛けられている。つまり,除去フィルム60の第2面62は,小径部55の外周面56には接触していない。大径部51と小径部55とは,半径に差Dがあるからである。
また,第3ロール30の外周面31には,図2に示すように,集電箔110が巻き掛けられている。集電箔110は,その幅方向を第3ロール30の軸方向に合わせた状態で第3ロール30に巻き掛けられている。また,集電箔110は,第2面112側を第3ロール30の外周面31に向けた状態で,第3ロール30の第2対向位置Bに巻き掛けられている。このため,集電箔110は,第3ロール30の回転により搬送される。
また,集電箔110の第1面111は,第2対向位置Bにおいて,第2ロール20の外周面21に対向している。なお,第3ロール30は,前述したように,第2ロール20よりも速い周速で回転するものである。このため,第2対向位置Bにおける集電箔110の第1面111の移動速度は,第2対向位置Bにおける第2ロール20の外周面21の移動速度よりも速いものである。
また,集電箔110は,図2に示すように,第3ロール30の右下から電極板製造装置1内に供給され,第2対向位置Bを通過後,第3ロール30の右上に向けて排出されるように搬送されている。集電箔110は,電極板製造装置1に供給されてくるときには,その第1面111に,まだ何も形成されていない状態である。そして,電極板製造装置1は,第2対向位置Bにおいて集電箔110の第1面111に活物質層120を形成することにより,電極板100を製造することのできるものである。
次に,電極板製造装置1を用いた本形態の電極板100の製造方法について説明する。電極板100の製造時には,紛体供給部70により,粉末成分130を,一対の仕切り板71の間に供給させる。供給され,一対の仕切り板71の間に溜まった粉末成分130は,下側の粒子より順に,第1ロール10および第2ロール20の回転によって第1対向位置Aへと送られる。
第1対向位置Aに到達した粉末成分130は,第1ロール10および第2ロール20の回転によって隙間GAを通過しつつ,その隙間GAの通過時に第1ロール10の外周面11と第2ロール20の外周面21との間で加圧される。この加圧により,粉末成分130中の各粒子同士が,粉末成分130中の結着材132の作用によって結着される。これにより,第1対向位置Aを通過した粉末成分130は,シート状の活物質層121に成形される。
第1対向位置Aにおいて形成された活物質層121は,第1ロール10の外周面11および第2ロール20の外周面21のうち,第1対向位置Aにおける移動速度が速い方の面に付着する。そして,前述したように,第2ロール20の方が,第1ロール10よりも周速の速いものである。つまり,第1対向位置Aにおいて形成された活物質層121は,第2ロール20の側に付着する。このため,図2に示すように,第1対向位置Aを通過した第2ロール20の外周面21上には,第1対向位置Aにおいて形成された活物質層121が付着している。
また,第1対向位置Aにおいて形成された活物質層121は,その後,図2に示すように,第2ロール20の回転によって搬送され,除去位置Cおよび第2対向位置Bをこの順で通過する。そして,第2対向位置Bにおいて,電極板100が製造される。図5には,第1対向位置Aにおいて形成されてから電極板100として製造されるまでの活物質層の平面図を示している。図5には,第1対向位置A,除去位置C,第2対向位置Bをそれぞれ示している。つまり,活物質層が搬送される向きは,右向きである。また,図5における上下方向が,活物質層の幅方向である。
第1対向位置Aにおいて形成されてから除去位置Cに到達するまでの活物質層121は,図5に示すように,幅方向の長さが,一対の仕切り板71の間隔の長さLKよりも長いものである。また,第1対向位置Aにおいて形成された活物質層121は,その幅方向の長さが一定ではない。つまり,第1対向位置Aにおいて形成された活物質層121は,幅方向の両端が,搬送方向について平行ではなく,波打つように歪んでいる。
また,図6には,第1対向位置Aにおいて形成された活物質層121の断面図を示している。図6に示すように,活物質層121は,長さLKで示す一対の仕切り板71の間に対応する中央部122では,厚みが均一である。一方,中央部122よりも幅方向の外側である両端の端部123では,中央部122よりも,厚みが薄くなっている。また,端部123の中央部122から遠く,端に近い箇所ほど,薄くなっている。すなわち,第1対向位置Aにおいて形成されてから除去位置Cに到達するまでの活物質層121は,幅方向の両端付近の箇所の品質が,幅方向および搬送方向についてともに,均一ではない。
前述したように,仕切り板71と第1ロール10の外周面11および第2ロール20の外周面21との間には,隙間GKが設けられている。さらに,第1対向位置Aでは,第1ロール10と第2ロール20との隙間GAが,小さいものである。このため,図2に示すように,仕切り板71は,第1対向位置Aまで挿入されておらず,第1対向位置Aにおいてまで粉末成分130を規制できるものではない。そして,第1対向位置Aにおいて形成された活物質層121の端部123は,第1対向位置Aを通過するまでに,隙間GKなどを通って一対の仕切り板71の外側にはみ出してしまった粉末成分130により形成された部分である。すなわち,粉末成分130を加圧することにより形成された活物質層121は,その幅方向の端部付近の品質が不均一になってしまいやすいからである。
次に,第2ロール20の外周面21上の活物質層121は,図2に示すように,第2ロール20の回転により搬送され,除去部40が設けられている除去位置Cへと到達する。除去位置Cに到達した活物質層121は,隙間GCを通過しつつ,その隙間GCの通過時に第2ロール20の外周面21と除去フィルム60の第1面61との間で厚み方向に加圧される。
ここで,前述したように,除去フィルム60の第2面62は,除去ロール50の大径部51の外周面52に接触し,小径部55の外周面56には接触していない。このため,活物質層121は,図4に示すように,除去ロール50の大径部51と対向している幅方向の両端に位置する端部124のみが加圧される。そして,前述したように,除去位置Cにおける除去フィルム60の第1面61の移動速度は,第2ロール20の周速よりも速いものとされている。
そして,除去位置Cにおいても,加圧された活物質層121の端部124は,第2ロール20の外周面21および除去フィルム60の第1面61のうち,除去位置Cにおける移動速度の速い方に付着する。このため,除去位置Cにおいて,活物質層121の端部124は,第2ロール20の外周面21上から除去フィルム60の第1面61上に転写される。よって,図2に示すように,除去位置Cを通過した除去フィルム60の第1面61上には,活物質層121の端部124のみが付着している。これにより,活物質層121の端部124は,第2ロール20の外周面21上より除去される。また,除去位置Cにおいて除去された活物質層121の端部124は,電極板100の非形成領域N1,N2に対応する領域のものである。前述したように,大径部51は,電極板100の非形成領域N1,N2に対応する領域に設けられているからである。
一方,除去位置Cを通過し,端部124が除去された後の第2ロール20の外周面上には,図2に示すように,活物質層120が残っている。この活物質層120は,図4に示すように,除去位置Cにおいて加圧されなかった活物質層121の中央の部分である。また,活物質層120は,除去位置Cにおいて除去ロール50の小径部55と対向していた部分であり,その幅方向の長さは,除去ロール50の両端の大径部51の間隔の長さLMである。すなわち,活物質層120は,第2ロール20の外周面21のうち,電極板100の形成領域Mに対応する領域に付着している。
そして,図5の平面図に示すように,除去位置Cを通過後の活物質層120は,その幅方向の長さが,長さLMで一定である。このため,除去位置Cを通過後の活物質層120は,幅方向の両端がともに,搬送方向について平行に形成されている。また,図7には,除去位置Cを通過後の活物質層120の断面図を示している。図7に示すように,活物質層120は,その幅方向について,厚みが均一なものとされている。すなわち,除去位置Cを通過後の活物質層120は,幅方向および搬送方向についてともに,均一な品質のものとされている。
前述したように,除去位置Cに到達する前の活物質層121は,幅方向の長さが,一対の仕切り板71の間隔の長さLKよりも長いものである。また,一対の仕切り板71の間隔の長さLKは,電極板100における形成領域Mの幅方向の長さLM以上の長さである。すなわち,除去位置Cを通過後の活物質層120は,両端付近の品質が不均一であった活物質層121のうち,その品質が不均一であった端部123を含む端部124が除去されたものだからである。そして,除去位置Cを通過後の活物質層120は,厚みが均一であることにより品質が均一であった活物質層121の中央部122の部分だからである。
続いて,除去位置Cを通過した第2ロール20の外周面21上の活物質層120は,図2に示すように,第2ロール20の回転により搬送され,第2対向位置Bへと到達する。第2対向位置Bには,図2に示すように,集電箔110が搬送により通されている。このため,第2ロール20の回転により第2対向位置Bへと到達した活物質層120は,集電箔110とともに,隙間GBを通過する。その隙間GBの通過の際に,集電箔110および活物質層120は,その厚み方向に第2ロール20および第3ロール30に加圧される。また,前述したように,本形態の第3ロール30は,第2対向位置Bにおける集電箔110の第1面111の移動速度が,第2ロール20の周速よりも速くなる周速で回転している。
そして,第2対向位置Bにおいても,加圧された活物質層120は,第2ロール20の外周面21および集電箔110の第1面111のうち,第2対向位置Bにおける移動速度が速い方に付着する。このため,第2対向位置Bにおいて,活物質層120は,第2ロール20の外周面21上から集電箔110の第1面111上に転写される。よって,図2に示すように,第2対向位置Bを通過後の集電箔110の第1面111には,活物質層120が転写されている。これにより,電極板100が製造されている。
また,第2対向位置Bを通過後の電極板100には,図5に示すように,形成領域Mと非形成領域N1,N2とが設けられている。形成領域Mに形成されている活物質層120は,幅方向および搬送方向についてともに,均一な品質のものである。よって,本形態では,電極板製造装置1を用いることにより,幅方向に形成領域Mと非形成領域N1,N2とを有する高い品質の電極板100が製造されている。
なお,本形態の電極板製造装置1において,第1ロール10の周速に対する第2ロール20の周速の比で表される周速比Aは,4/3以上であることが好ましい。周速比Aを4/3以上にすることにより,粉末成分130が第1対向位置Aを通過することにより形成される活物質層121を,良好に第2ロール20の外周面21に付着させることができるからである。
また,本発明者は,電極板製造装置1を用い,第1対向位置A,第2対向位置B,除去位置Cにおいて対向する各ロールの周速比を異なるものとして電極板100を作製する実験を行った。本実験においては,集電箔110として,8μmの銅箔を用いた。さらに,紛体供給部70により供給する粉末成分130には,活物質131としての黒鉛と結着材132としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)とを造粒してなる造粒粒子を用いた。そして,第1ロール10,第2ロール20,第3ロール30,除去ロール50をそれぞれ,以下の表1に示す周速で回転させつつ,電極板100を製造した。
Figure 2017033848
上記の表1には,第1ロール10の周速に対する第2ロール20の周速の比である周速比Aを示している。また,表1に示す周速比Bは,第2ロール20の周速に対する第3ロール30の周速の比である。周速比Cは,第2ロール20の周速に対する除去ロール50の周速の比である。表1に示すように,周速比Bおよび周速比Cはともに,実施例1から実施例6にかけて小さな値となっている。
そして,本実験では,いずれの実施例においても,形成領域Mおよび非形成領域N1,N2を有する電極板100を作製することができた。すなわち,表1に示すように,いずれの実施例においても,第2ロール20が,第1ロール10の周速よりも速い周速で回転されているからである。また,いずれの実施例においても,第3ロール30および除去ロール50がともに,第2ロール20の周速よりも速い周速で回転されているからである。
なお,いずれの実施例においても,周速比Aは,4/3以上である5/3とされている。このため,いずれの実施例においても,第1対向位置Aにおいて,第2ロール20上に活物質層121を良好に形成することができた。
また,表1には,各実施例により作製された電極板100の評価を示している。表1に示すように,実施例1および実施例6については,評価を「△」としている。これは,実施例1および実施例6により作製された電極板100においては,非形成領域N1,N2における集電箔110の第1面111が完全に露出した状態ではなかったからである。すなわち,実施例1および実施例6では,活物質層121の端部124が除去部40によって完全には除去されておらず,わずかに第2ロール20上に残っていた活物質層121の端部124が集電箔110の第1面111に転写されてしまっていた。
一方,実施例2〜5については,評価を「○」としている。すなわち,実施例2〜5では,活物質層121の端部124を除去部40によって良好に除去することができていた。そして,実施例2〜5により作製された電極板100はいずれも,集電箔110の第1面111が良好に露出している非形成領域N1,N2を有するものであった。よって,本実験により,周速比Bおよび周速比Cはともに,4/3以上,2以下の範囲内であることが好ましいことがわかった。
また,上記では,除去部40を,半径に差Dを設けた大径部51と小径部55とを有する除去ロール50と,第1面61および第2面62がともに平面である除去フィルム60とにより構成されたものとして説明したが,その他の構成のものを用いることもできる。例えば,電極板製造装置1には,上記で説明した除去部40に替えて,図8に示す変形例の1つである除去部140を用いることができる。
図8は,除去部140の除去位置Cにおける断面図である。図8においても,Z軸方向が左右方向であり,Y軸方向が上下方向である。除去部140についても,除去ロール150と除去フィルム160とにより構成されたものである。除去ロール150は,その外周面151が除去位置Cにおいて第2ロール20の外周面21と対向し,第2ロール20と平行に配置されている。ただし,除去部140の除去ロール150は,除去部40の除去ロール50とは異なり,直径が軸方向について一定のものである。
また,除去部140の除去フィルム160についても,長尺の帯状の部材であり,除去位置Cにおける除去ロール150上に巻き掛けられている。このため,除去フィルム160についても,除去ロール150の回転によって搬送されることにより,第1面161を第2ロール20側に,第2面162を除去ロール150側に向けた状態で除去位置Cを通過する。
ただし,除去部140の除去フィルム160は,除去部40の除去フィルム60とは異なり,その幅方向の中央に凹部165が形成されている。すなわち,図8に示す除去フィルム160は,幅方向の両端にそれぞれ位置する端部163と,両端の端部163に挟まれた幅方向の中央に位置し,端部163よりも厚みの薄い中央部164とを有するものである。このため,端部163は,中央部164よりも,第2ロール20に向けて突出している部分である。つまり,図8の除去部140においては,端部163が,特許請求の範囲における「突出部」に相当する。図8には,除去フィルム160における端部163と中央部164との厚みの差Dを示している。
また,除去フィルム160の両端に位置する端部163の間には,長さLMの間隔が設けられている。これにより,除去フィルム160の端部163は,電極板100の非形成領域N1,N2に対応する領域に設けられている。また,除去フィルム160の中央部164は,電極板100の形成領域Mに対応する領域に設けられている。
よって,図8に示す除去部140によっても,除去位置Cにおいて,第2ロール20の外周面21上の活物質層121のうち,除去フィルム160の端部163と対向している幅方向の両端に位置する端部124のみが加圧される。このため,除去位置Cにおいて,活物質層121の端部124を,第2ロール20の外周面21上から除去フィルム160の第1面161上に転写させ,第2ロール20の外周面21上より除去することができる。従って,図8に示す除去部140を用いた場合にも,形成領域Mと非形成領域N1,N2とが適切に設けられた電極板100を製造することができる。
なお,図8に示す除去部140を用いた場合,搬送される除去フィルム160が除去位置Cにおいてその幅方向に蛇行してしまうことがある。除去フィルム160はそれほど強度が高いものではないからである。そして,除去フィルム160が蛇行してしまった場合には,形成領域Mと非形成領域N1,N2との境目が集電箔110の搬送方向と平行に形成されないことがある。除去フィルム160の蛇行に伴い,第2ロール20上の活物質層121の加圧される位置が,幅方向にズレてしまうからである。
一方,上記で説明した除去部40では,除去フィルム60が蛇行した場合にも,除去ロール50の大径部51により,常に非形成領域N1,N2に対応する領域を適切に加圧することができる。除去ロール50は,除去フィルム60よりも強度が高いものだからである。よって,除去部40により,変形例の除去部140よりも,安定して高い品質の電極板100を製造することができる。
また例えば,電極板製造装置1には,除去部40に替えて,図9に示す除去部240を用いてもよい。図9は,図8とは異なる変形例の除去部240の除去位置Cにおける断面図である。図9においても,Z軸方向が左右方向であり,Y軸方向が上下方向である。除去部240は,図9に示すように,除去ロール250を有している。しかし,除去部40のような除去フィルム60を有していないものである。
除去ロール250は,軸方向の両端にそれぞれ位置する大径部251と,両端の大径部251に挟まれた軸方向の中央に位置する小径部255とを有している。このため,大径部251は,小径部255よりも,第2ロール20に向けて突出している部分である。つまり,図9の除去部240においては,この大径部251が,特許請求の範囲における「突出部」に相当する。図9には,大径部251の半径と小径部255の半径との差Dを示している。除去ロール250についても,両端に位置する大径部251の間には,長さLMの間隔が設けられている。これにより,大径部251は,電極板100の非形成領域N1,N2に対応する領域に設けられている。また,小径部255は,電極板100の形成領域Mに対応する領域に設けられている。
また,除去ロール250についても,除去位置Cにおいて大径部251の外周面252が第2ロール20の外周面21と対向している。さらに,除去ロール250についても,第2ロール20と平行に配置されている。
よって,図9に示す除去部240によっても,除去位置Cにおいて,第2ロール20の外周面21上の活物質層121のうち,除去ロール250の大径部251と対向している幅方向の両端に位置する端部124のみが加圧される。除去ロール250の小径部255の外周面256は,活物質層121に接触しないからである。そして,図9では,除去位置Cにおいて,活物質層121の端部124を,第2ロール20の外周面21上から除去ロール250の大径部251の外周面252上に転写させ,第2ロール20の外周面21上より除去することができる。従って,図9に示す除去部240を用いた場合にも,形成領域Mと非形成領域N1,N2とが適切に設けられた電極板100を製造することができる。
なお,除去位置Cにおいて除去ロール250の大径部251の外周面252上に転写された活物質層121の端部124は,除去ロール250の回転により,再度,除去位置Cに到達するまでに,除去ロール250より除去すればよい。そのため,図10の正面図に示すように,除去ロール250の大径部251の外周面252には,転写された活物質層121の端部124を掻き取りにより除去するためのブレード270を接触させておけばよい。また,ブレード270により除去ロール250上から除去された活物質層121の端部124については,回収して解砕などの処理を行った後,再度,粉末成分130として用いることができる。
また,本形態の電極板製造装置1において,除去ロール50の大径部51と小径部55との半径の差Dは,10μm以上とすることが好ましい。すなわち,差Dが小さすぎる場合には,除去位置Cにおいて,第2ロール20上の形成領域Mに対応する領域に付着している活物質層120が加圧されてしまうことがある。そして,その加圧された活物質層120の部分が,除去フィルム60の第1面61に転写されてしまうおそれがあるからである。つまり,除去ロール50の大径部51と小径部55との差Dを10μm以上とすることにより,第2ロール20上の形成領域Mに対応する領域に付着した活物質層120を,除去位置Cを通過した後にも,第2ロール20上に適切に残すことができるからである。これは,図8および図9に示す変形例における差Dについても同様である。
以上詳細に説明したように,本実施の形態の電極板製造装置1は,第2ロール20の外周面上に形成された活物質層121のうち,非形成領域N1,N2に対応する端部124を,除去位置Cにおいて,除去部40によって第2ロール20から除去する。つまり,品質が不均一になってしまいやすい活物質層121の端部付近を除去することができる。このため,第2対向位置Bにおいて集電箔110の第1面111に転写される活物質層120は,幅方向および搬送方向についてともに,均一な品質のものである。よって,第2対向位置Bにて集電箔110に活物質層120が転写されることにより製造される電極板100は,品質の高いものである。これにより,幅方向に形成領域と非形成領域とを有するとともに,高い品質の電極板を製造することができる電極板の製造方法が実現されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。従って本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,上記の実施形態では,集電箔110の第1面111のみに活物質層120を形成する場合について説明したが,集電箔110の第2面112にも活物質層120を形成することができる。集電箔110の第2面112の活物質層120の形成についても,上記の実施形態で説明した第1面111に形成する場合と同様に行うことができる。
また例えば,仕切り板71はなくてもよい。ただし,仕切り板71がない場合には,第1対向位置Aの上側における第1ロール10と第2ロール20との間に溜まっている粉末成分130が,形成領域Mに対応する領域よりも外側にはみ出しやすくなってしまう。このため,仕切り板71がない場合には,除去位置Cにおいて除去部40によって第2ロール20上から除去される活物質層121の端部124の量が多くなってしまう。よって,仕切り板71を設けておくことにより,歩留まりを高くすることができる。
また例えば,上記の実施形態では,幅方向の中央に形成領域Mが,両端に非形成領域N1,N2が設けられた電極板100について説明したが,形成領域と非形成領域との配置は電極板100のものに限定されるものではない。例えば,本発明は,幅方向の中央に非形成領域が,両端に非形成領域が設けられた電極板の製造にも適用することができる。あるいは,幅方向の一方の端部に沿って形成領域が,他方の端部に沿って非形成領域が設けられた電極板の製造にも適用することができる。
また例えば,上記の実施形態では,第1対向位置Aに供給する活物質層材料として,活物質131と結着材132との造粒粒子よりなる粉末成分130を用いた場合について説明している。しかし,活物質層材料としては,必ずしも造粒粒子を用いる必要はない。すなわち,活物質層材料としては,活物質層120を形成するためのそれぞれの材料の粉末を混合してなる粉末成分を用いることもできる。あるいは,活物質層材料としては,粉末状のものに限らず,活物質131や結着材132などとともに,溶媒が含まれたものを用いることもできる。
1 電極板製造装置
10 第1ロール
20 第2ロール
30 第3ロール
40 除去部
50 除去ロール
51 大径部
60 除去フィルム
70 紛体供給部
100 電極板
110 集電箔
120 活物質層
130 粉末成分
131 活物質
132 結着材
A 第1対向位置
B 第2対向位置
C 除去位置
M 形成領域
N1,N2 非形成領域

Claims (2)

  1. 集電箔の表面に活物質および結着材を少なくとも含む活物質層が形成されてなる形成領域と,前記集電箔が露出している非形成領域とを有する電極板を,帯状の前記集電箔を搬送しつつ,搬送される前記集電箔の幅方向の一部に前記活物質層を形成することにより製造する電極板の製造方法において,
    外周面の一箇所同士が互いに対向し,互いに平行に配置されているとともに,外周面同士が対向する第1の位置における外周面の移動方向がともに鉛直方向の下向きとなる向きに回転する第1のロールおよび第2のロールと,
    前記第2のロールと外周面の一箇所同士が前記第1の位置以外の第2の位置にて互いに対向し,前記第2のロールと互いに平行に配置されているとともに,前記第2の位置における外周面の移動方向が第2のロールの外周面の移動方向と同じとなる向きに回転する第3のロールと,
    前記第2のロールの回転方向における前記第1の位置の下流側であって前記第2の位置の上流側の第3の位置に設けられ,前記第2のロールに対向する除去面を,前記第3の位置における前記第2のロールの外周面の移動方向と同じ方向に移動させる除去部と,
    前記第1の位置の上方より,前記第1の位置へ向けて,前記活物質および前記結着材を少なくとも含む活物質層材料を供給する供給部とを有し,
    前記第2のロールが,前記第1のロールの周速よりも速い周速で回転するものであり,
    前記第3のロールが,前記第2のロールの周速よりも速い周速で回転するものであり,
    前記除去部が,前記除去面を前記第2のロールの外周面の前記第3の位置における移動速度よりも速い移動速度で移動させるとともに,前記非形成領域に対応する領域に,前記形成領域に対応する領域よりも,前記第2のロールに向けて突出する突出部を有するものである電極板製造装置を用い,
    回転する前記第1のロールおよび前記第2のロールにより,前記供給部によって供給された前記活物質層材料を前記第1の位置へ通過させつつ加圧させるとともに,加圧した前記活物質層材料を前記第2のロール上に付着させて前記活物質層を形成させ,
    前記除去部の前記突出部により,前記除去面と前記第2のロールとの間で前記第3の位置を通過する前記活物質層のうちの前記非形成領域に対応する箇所を厚み方向に加圧させるとともに,その加圧した前記活物質層の箇所を前記第2のロール上から前記除去面に転写させることで除去し,
    回転する前記第3のロールにより,前記集電箔を搬送させつつ前記第2の位置に通過させるとともに,前記第2のロールとの間で前記第2の位置を通過する前記集電箔および前記活物質層をこれらの厚み方向に加圧し,前記活物質層を前記第2のロール上から前記集電箔の表面に転写させることを特徴とする電極板の製造方法。
  2. 請求項1に記載の電極板の製造方法において,
    前記除去部として,
    前記第2のロールと外周面の一箇所同士が前記第3の位置にて互いに対向し,前記第2のロールと互いに平行に配置されているとともに,前記第3の位置における外周面の移動方向が第2のロールの外周面の移動方向と同じとなる向きに回転する除去ロールと,
    前記除去ロールに巻き掛けられ,前記除去ロールの回転により前記第3の位置を通過するとともに,前記第2のロール側の面に前記除去面が設けられている除去フィルムとを有するものを用い,
    前記除去ロールとして,
    軸方向における前記非形成領域に対応する領域が,前記形成領域に対応する領域よりも径方向に突出することにより前記突出部が形成されているものを用いることを特徴とする電極板の製造方法。
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