JP2017024458A - サイドシル部の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】補強部材などを別途設けることなく、サイドシル部の強度及び剛性を向上させ、コストダウン及び軽量化を図ることにある。
【解決手段】サイドシルインナパネル32の車両外側に配置されるドアロアレール4と、ドアロアレール4の上方に位置し、車両内側に縦壁部51を有するロアレールアッパパネル5と、ドアロアレール4の下方に位置し、車両内側に縦壁部61を有するロアレールロアパネル6とを備え、ロアレールアッパパネル5とロアレールロアパネル6とは、それぞれの縦壁部51,61を接合することによって連結されているサイドシル部3の構造において、サイドシルインナパネル32の側面部32aは、ロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6の縦壁部51,61に連結されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のサイドシル部の構造に関する。
軽乗用車及び小型自動車の中には、サイドボディに設けられたドア開口部を開閉するスライドドアを備えている車両がある。このような車両においては、スライドドアの下端部がドアロアレールに摺動可能に支持され、サイドボディには、ドアロアレールを格納するために必要な箱型部材が設けられており、該箱型部材は、ロアレールボックスと呼ばれている(例えば、特許文献1参照)。また、ドアロアレールは、サイドシルの車両外側に配置されている。
特開2008−18894号公報
しかしながら、上述した従来のサイドシル部の構造においては、ロアレールボックスがサイドシルの閉断面内部に配置されているので、溶接作業工程の手順などの理由から、ロアレールボックスを周辺のフロアクロスメンバなどのアンダーボディと接合することができない。このため、サイドシルの閉断面内部には、大きな空洞が存在することになり、サイドシル部の強度や剛性性能に悪影響を与えるおそれがあった。
一方、サイドシル部の強度や剛性を確保するため、補強部材などをサイドシル部に設ける場合には、部品点数及び組付作業数が増えることになるので、コスト高及び重量増大を招くという問題があった。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、補強部材などを別途設けることなく、サイドシル部の強度及び剛性を向上させ、コストダウン及び軽量化を図ることが可能なサイドシル部の構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明は、サイドシルインナパネルの車両外側に配置されるドアロアレールと、前記ドアロアレールの上方に位置し、車両内側に縦壁部を有するロアレールアッパパネルと、前記ドアロアレールの下方に位置し、車両内側に縦壁部を有するロアレールロアパネルとを備え、前記ロアレールアッパパネルと前記ロアレールロアパネルとは、それぞれの縦壁部を接合することによって連結されているサイドシル部の構造において、前記サイドシルインナパネルの側面部は、前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部に連結されている。
本発明において、前記サイドシルインナパネルの車両内側のフロアパネルには、車両幅方向に延在するフロアアッパクロスメンバが設けられ、前記フロアアッパクロスメンバは、前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部に連結されている。
また、本発明において、前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部と、前記フロアアッパクロスメンバとは、前記フロアアッパクロスメンバに取付けられたシートブラケットによって連結されている。
さらに、本発明において、前記シートブラケットは、車両側部のサイドボディに連結されている。
上述の如く、本発明に係るサイドシル部の構造は、サイドシルインナパネルの車両外側に配置されるドアロアレールと、前記ドアロアレールの上方に位置し、車両内側に縦壁部を有するロアレールアッパパネルと、前記ドアロアレールの下方に位置し、車両内側に縦壁部を有するロアレールロアパネルとを備え、前記ロアレールアッパパネルと前記ロアレールロアパネルとは、それぞれの縦壁部を接合することによって連結されているものであり、前記サイドシルインナパネルの側面部は、前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部に連結されているので、サイドシル部の強度及び剛性を向上させることができるとともに、ロアレールアッパパネルがサイドシルインナパネルの上部を担うことで、補強部材などを用いてサイドシルの上部を補強する必要がなくなる。
したがって、本発明に係るサイドシル部の構造によれば、補強部材を設けることなくサイドシル部に必要な剛性を確保することが可能となるので、部品点数及び溶接作業工数の削減などでコストダウン及びサイドシル部の軽量化を図ることができる。
また、本発明において、前記サイドシルインナパネルの車両内側のフロアパネルには、車両幅方向に延在するフロアアッパクロスメンバが設けられ、前記フロアアッパクロスメンバは、前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部に連結されているので、ロアレールアッパパネル及びロアレールロアパネルの縦壁部の連結部分の強度を剛性部材であるフロアアッパクロスメンバにより高めることができ、サイドシル部の更なる剛性向上を図ることができる。
さらに、本発明において、前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部と、前記フロアアッパクロスメンバとは、前記フロアアッパクロスメンバに取付けられたシートブラケットによって連結されているので、サイドシル部の剛性を更に向上させることができるとともに、シート取付部の剛性向上を図ることができる。また、シート取付部の剛性向上に伴って車両走行時のシートの安定性が増すので、乗り心地及び操安性の向上も実現することができる。
そして、本発明において、前記シートブラケットは、車両側部のサイドボディに連結されているので、サイドシル部及びシート取付部のより一層の剛性向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係るサイドシル部の構造が適用される車両の車室内を前方側斜め上方から見た斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるセンタピラーの下部に位置するサイドシル部及びその周辺部を斜め上方から見た拡大斜視図である。 図1におけるサイドシル部のサイドシルインナパネルと、ロアレールアッパパネル及びロアレールロアパネルとの連結状態を示す断面図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4は本発明の実施形態に係るサイドシル部の構造を示すものである。なお、図1及び図3において、矢印Fr方向は車体前方側を示している。また、図2及び図4において、矢印I方向は車体内側を示し、矢印O方向は車体外側を示している。
本実施形態の車両は、図1〜図4に示すように、摺動可能なスライドドア(図示せず)を有するタイプの自動車であり、車両側部のサイドボディ1には、ドア開口部1A,1Bが車両前後方向に間隔を置いて設けられ、車両後方側のドア開口部1Bがスライドドア(図示せず)によって開閉されるようになっている。また、サイドボディ1におけるドア開口部1A,1Bの前後間には、車両上下方向へ延びるセンタピラー2が設けられており、該センタピラー2は、車両外側のサイドボディアウタパネル11と、車両内側のセンタピラーインナパネル21、センタピラーリンフォースメント22、センタピラーロアエクステンション23などを備えている。これらサイドボディアウタパネル11及びセンタピラーエクステンション23の下端部は、サイドシル部3に接合されている。
本実施形態のサイドシル部3は、図1〜図4に示すように、車両側部の下部側に設けられており、車両前後方向に沿って延在するサイドシル31を備えている。このサイドシル31は、車両内側のサイドシルインナパネル32と車両外側のサイドシルストレングス33とを有しており、該サイドシルストレングス33の車両外側には、サイドボディアウタパネル11が配設されている。これらサイドシルインナパネル32及びサイドシルストレングス33は、図2及び図4に示すように、車両上下方向に延びる側面部32a,33aと、車両幅方向に延びる下面部32b,33bをそれぞれ有しており、開口側が横向きで互いに向き合うように配置した断面略L字状に形成されている。サイドボディアウタパネル11は、車両上下方向に延びる側面部11aと、車両幅方向に延びる下面部11bを有しており、開口側が横向きで車両内側に位置するように配置した断面略L字状に形成されている。
また、サイドシル31の下部には、図2及び図4に示すように、サイドシルインナパネル32及びサイドシルストレングス33の下面部32b,33bの先端部(外側端部もしくは内側端部)から車両下方へ延びる下部接合フランジ32c,33cが形成されている。さらに、サイドボディアウタパネル11の下部には、下面部11bの先端部(内側端部)から車両下方へ延びる下部接合フランジ11cが形成されている。そして、サイドシルインナパネル32、サイドシルストレングス33及びサイドボディアウタパネル11は、サイドシル31の下部において、サイドシルストレングス33の下部接合フランジ33cを間に挟み、対向する下部接合フランジ32c,33c,11cを重ね合わせた状態で溶接することにより、互いに接合されている。
本実施形態のサイドシル部3の構造では、図2及び図4に示すように、サイドシルインナパネル32の車両外側に配置されるドアロアレール4と、該ドアロアレール4の上方に位置し、車両内側に車両下方へ延びる縦壁部51を有するロアレールアッパパネル5と、ドアロアレール4の下方に位置し、車両内側に車両上方へ延びる縦壁部61を有するロアレールロアパネル6とを備えており、ロアレールアッパパネル5とロアレールロアパネル6とは、それぞれの縦壁部51,61を互いに重ね合わせた状態で接合することによって連結されている。また、サイドシルインナパネル32の側面部32aは、ロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6の縦壁部51,61に連結されている。
なお、本実施形態の構造においては、ロアレールロアパネル6の縦壁部61を間に挟んで、サイドシルインナパネル32の側面部32a及びロアレールアッパパネル5の縦壁部51を互いに重ね合わせた状態で接合することによって連結されている。
本実施形態のドアロアレール4は、図2及び図4に示すように、開口部が下向きに配置される断面略U字形状を有し、車両前後方向に沿って配設されており、スライドドア(図示せず)の下端部は、図外のブラケットや該ブラケットに回転可能に取付けられたローラを介して、ドアロアレール4に摺動可能に支持されている。そのため、ロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6は、それぞれ断面略クランク形状を有しており、ロアレールアッパパネル5の車両外側には、縦壁部51と反対の車両上方へ延びる接合フランジ52が形成され、ロアレールロアパネル6の車両外側には、縦壁部61と反対の車両下方へ延びる接合フランジ62が形成されている。ロアレールアッパパネル5の接合フランジ52は、サイドボディアウタパネル11の側面部11aやセンタピラーロアエクステンション23に連結され、ロアレールロアパネル6の接合フランジ62は、サイドシルストレングス33の側面部33aやセンタピラーロアエクステンション23に連結されている。また、サイドボディアウタパネル11の側面部11aには、スライドドア(図示せず)のブラケットなどがドアロアレール4側へ入り込むための開口部12が設けられている。
一方、本実施形態におけるサイドシルインナパネル32の車両内側には、図1〜図4に示すように、外側端部に接合フランジ7aを有するフロアパネル7が配置されており、該フロアパネル7は、接合フランジ7aをサイドシルインナパネル32の側面部32aに接合することによって、サイドシルインナパネル32の下部に連結されている。フロアパネル7の接合フランジ7aとサイドシルインナパネル32の側面部32aとの接合部分の下面には、当該接合部分を車両幅方向へ跨いで配置され、左右両側のフランジ部71aを接合する断面ハット型のフロアサイドメンバ71が車両前後方向に沿って設けられている。
フロアパネル7の上面側には、図1〜図3に示すように、車両幅方向に延在する剛性部材のフロアアッパクロスメンバ8が設けられており、該フロアアッパクロスメンバ8は、外側端部及び前後両側下部に接合フランジ8a,8bを有する断面ハット型の形状に形成されている。また、フロアアッパクロスメンバ8は、外側端部の接合フランジ8aをロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6の縦壁部51,61に重ね合わせた状態で接合することにより、ロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6の縦壁部51,61に連結されている。これにより、ロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6の縦壁部51,61の連結部分における強度がフロアアッパクロスメンバ8の連結で高められることになり、サイドシル部3の剛性向上が実現できるようになっている。なお、フロアアッパクロスメンバ8は、前後両側下部の接合フランジ8bをフロアパネル7の上面に重ね合わせた状態で接合されている。
また、本実施形態のサイドシル部3の構造では、図1〜図3に示すように、ロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6の縦壁部51,61と、フロアアッパクロスメンバ8の接合フランジ8aとが、車両幅方向に延びながらフロアアッパクロスメンバ8の上部などに取付けられるシートブラケット9によって連結されている。このシートブラケット9は、図示しないフロントシートの取付部となる部位である。そのため、シートブラケット9は、フロアアッパクロスメンバ8の車両外側寄りからセンタピラー2の根元のセンタピラーロアエクステンション23の下部まで延在し、中間部が車両上方に屈曲しており、車両上下方向に延びる外側端部位及び中間部位の接合フランジ9a,9bと、車両上下方向及び車両前後方向に延びる内側部位の接合フランジ9cと、車両前後方向に延びる外側端寄りの下側部位の接合フランジ9dを有する断面略逆U字形状に形成されている。
しかも、シートブラケット9の外側端部は、図1〜図3に示すように、車両側部のサイドボディ1に連結されている。すなわち、シートブラケット9は、車両幅方向の中間部がロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6の縦壁部51,61とフロアアッパクロスメンバ8の接合フランジ8aとの連結部を跨いだ状態で配置されており、シートブラケット9とサイドボディ1とは、ロアレールアッパパネル5の接合フランジ52を間に挟んで、シートブラケット9の接合フランジ9a及びセンタピラーロアエクステンション23の下部を互いに重ね合わせた状態で3枚接合することによって連結されている。そして、シートブラケット9とロアレールアッパパネル5とは、シートブラケット9の接合フランジ9dをロアレールアッパパネル5の上面に重ね合わせた状態で接合されている。
また、シートブラケット9、フロアアッパクロスメンバ8及びサイドシルインナパネル32は、フロアアッパクロスメンバ8の接合フランジ8aを間に挟んで、シートブラケット9の接合フランジ9b及びセンタピラーロアエクステンション23の下部を互いに重ね合わせた状態で3枚接合することによって連結されている。さらに、シートブラケット9は、接合フランジ9cをフロアアッパクロスメンバ8の上面及び前後両側面に重ね合わせた状態で接合することによって、フロアアッパクロスメンバ8に取付けられている。
これによって、フロアアッパクロスメンバ8及びシートブラケット9がサイドシル部3に連結されることになり、サイドシル部3及びシート取付部の剛性が向上し、車両走行時のフロントシートの安定性が増大するようになっている。
このように、本発明の実施形態に係るサイドシル部3の構造では、車両前後方向へ延在するドアロアレール4の上方に位置し、車両内側に車両下方へ延びる縦壁部51を有するロアレールアッパパネル5と、ドアロアレール4の下方に位置し、車両内側に車両上方へ延びる縦壁部61を有するロアレールロアパネル6とを備え、これらロアレールアッパパネル5とロアレールロアパネル6とが縦壁部51,61を接合することによって連結されているとともに、サイドシル31を構成するサイドシルインナパネル32の側面部32aがロアレールアッパパネル5及びロアレールロアパネル6の縦壁部51,61に連結されているので、サイドシル部3の強度及び剛性向上を図ることができるとともに、生産性が高く、接合点数を容易に増やすることが可能なスポット溶接によって組付作業を行うことができる。しかも、ロアレールアッパパネル5がサイドシルインナパネル32の上部を担う役割を有することになるので、上蓋部品などの補強部材を用いることなく、サイドシル31の上部を補強することができる。
したがって、本発明に係るサイドシル部3の構造によれば、サイドシル31の剛性確保に必要な補強部材を廃止することが可能となるので、部品点数の削減による溶接作業工数の低減で生産性を高めることができるとともに、コストダウン及びサイドシル部3の軽量化を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
1 サイドボディ
2 センタピラー
3 サイドシル部
4 ドアロアレール
5 ロアレールアッパパネル
6 ロアレールロアパネル
7 フロアパネル
7a 接合フランジ
8 フロアアッパクロスメンバ
8a,8b 接合フランジ
9 シートブラケット
9a,9b,9c,9d 接合フランジ
11 サイドボディアウタパネル
21 センタピラーインナパネル
22 センタピラーリンフォースメント
23 センタピラーロアエクステンション
31 サイドシル
32 サイドシルインナパネル
32a 側面部
32b 下面部
32c 下部接合フランジ
33 サイドシルストレングス
33a 側面部
33b 下面部
33c 下部接合フランジ
51 縦壁部
52 接合フランジ
61 縦壁部
62 接合フランジ
71 フロアサイドメンバ

Claims (4)

  1. サイドシルインナパネルの車両外側に配置されるドアロアレールと、前記ドアロアレールの上方に位置し、車両内側に縦壁部を有するロアレールアッパパネルと、前記ドアロアレールの下方に位置し、車両内側に縦壁部を有するロアレールロアパネルとを備え、前記ロアレールアッパパネルと前記ロアレールロアパネルとは、それぞれの縦壁部を接合することによって連結されているサイドシル部の構造において、
    前記サイドシルインナパネルの側面部は、前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部に連結されていることを特徴とするサイドシル部の構造。
  2. 前記サイドシルインナパネルの車両内側のフロアパネルには、車両幅方向に延在するフロアアッパクロスメンバが設けられ、前記フロアアッパクロスメンバは、前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のサイドシル部の構造。
  3. 前記ロアレールアッパパネル及び前記ロアレールロアパネルの縦壁部と、前記フロアアッパクロスメンバとは、前記フロアアッパクロスメンバに取付けられたシートブラケットによって連結されていることを特徴とする請求項2に記載のサイドシル部の構造。
  4. 前記シートブラケットは、車両側部のサイドボディに連結されていることを特徴とする請求項3に記載のサイドシル部の構造。
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