JP2017015763A - カメラ用フォーカルプレーンシャッタ及びカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッタ幕の開閉及び開閉時のバウンドロックを高速且つ安定的に行うことが可能なカメラ用フォーカルプレーンシャッタ及びカメラを提供する。【解決手段】フォーカルプレーンシャッタ100は、開閉自在に配置されたシャッタ幕700と、シャッタ幕700と連結されシャッタ幕700の開閉を駆動する第1駆動部材210と、開動作又は閉動作におけるシャッタ幕700の走行終了時に第1駆動部材210の開動作又は閉動作とは逆方向の進行を係止する第1係止部材310及び第2係止部材320と、第1係止部材310及び第2係止部材320それぞれの係止の方向と異なる方向に弾性的に支持する係止レバー・係止部材戻しバネ330及び第2係止部材戻しバネ340と、を備える。第1係止部材310及び第2係止部材320はそれぞれ円周方向に弾性的に支持される。【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ用フォーカルプレーンシャッタ及びカメラに関する。
ディジタルスチルカメラ等に搭載される電子フォーカルプレーンシャッタには、シャッタ幕(羽根)の閉動作の終了後に羽根又は駆動部材のバウンドによる撮像センサの露光を防止する、いわゆるバウンドロック機構を有するものがある。
特許文献1に記載されたフォーカルプレーンシャッタでは、係止部材が、電磁石の吸着又は解除の動作に合わせ、回転動作により係止又は解除等の種々の動作を行う係止レバーとして構成されている。シャッタ幕の閉動作の終了のタイミングに合わせて電磁石に通電することにより、係止レバーに設置された永久磁石を吸着する。この吸着に伴い、係止部材が羽根用の駆動部材を係止することで、バウンドロックが行われる。
特開2015−94934号公報
特許文献1では、電磁石への通電前は永久磁石が電磁石の鉄芯から離れた点に位置している。電磁石の吸引力は、鉄芯と永久磁石との距離が大きくなると弱くなるため、距離が大きくなるに従って係止レバーが係止動作を行う速度が遅くなってしまう。そのため、羽根の閉動作のタイミングによってはバウンドロックが間に合わず、部分的に羽根が開いてしまうおそれがあった。
また、特許文献1では、閉じた状態で係止された羽根に対し、係止レバーに設置された永久磁石と電磁石との反発力により羽根の係止を解除する。その後、永久磁石の反発力を維持することで、羽根の開動作後のバウンドを抑える。しかしながら、羽根の開動作時のバウンドロックは永久磁石と鉄芯との距離が最も離れた位置で行われるため、電磁石の反発力が弱くなってしまう。従って、係止レバー及び関連部材を作動させるための力が弱くなり十分にバウンドを抑えられなくなるおそれがあった。
また、フォーカルプレーンシャッタを用いるカメラでは、シャッタ幕を開いて撮影したい画像情報を取得し、シャッタ幕の羽根により遮光しつつ取得した情報を撮像素子へ記録しメモリへ転送し、その後再びシャッタ幕を開いて次の撮影に移る。近時はカメラの連写スピードを上げることへの要求が高まってきていることもあり、シャッタ幕のバウンドを抑え、開閉を急速かつ安定して行うことがより求められるようになってきている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、シャッタ幕の開閉及び開閉時のバウンドロックを高速且つ安定的に行うことが可能なカメラ用フォーカルプレーンシャッタ及びカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るカメラ用フォーカルプレーンシャッタは、
開閉自在に配置されたシャッタ幕と、
前記シャッタ幕と連結され前記シャッタ幕の開閉を駆動する駆動部材と、
開動作又は閉動作における前記シャッタ幕の走行終了時に前記駆動部材の前記開動作又は前記閉動作とは逆方向の進行を係止する係止部材と、
前記係止部材を前記係止の方向と異なる方向に弾性的に支持する弾性部材と、を備える。
前記駆動部材は、前記係止の前に前記係止部材を弾性的に押しのけながら走行し、押しのけた後に前記弾性部材の復元により前記係止部材と当接して係止される、
こととしてもよい。
前記駆動部材は、前記駆動部材の回動によって前記係止され、
前記係止部材は、前記係止部材の回動によって前記係止を解除する、
こととしてもよい。
前記係止の間は前記弾性部材に対して与圧力を与えるとともに、前記与圧力によって前記係止を解除させる係止制御手段をさらに備える、
こととしてもよい。
前記係止制御手段は、
前記係止部材と係合し一の支点を中心に回動するレバー部材と
前記レバー部材の端部を磁力によって吸着保持する電磁石と、を備え、
前記レバー部材の係合と前記電磁石の磁力とによって前記弾性部材の前記与圧力を保持し、
前記磁力が解除されると、前記与圧力により前記電磁石から前記レバー部材を離隔させるとともに前記駆動部材から前記係止部材を離隔させる、
こととしてもよい。
前記係止部材を据え付けるための地板をさらに備え、
前記駆動部材は、前記開動作及び前記閉動作のいずれの場合も前記係止されるように配置された第1の係止面と第2の係止面とを備え、
前記係止部材は、互いに同軸になるよう前記地板に据え付けられた、前記第1の係止面を係止する第1の係止部材と前記第2の係止面を係止する第2の係止部材とを備え、
前記弾性部材は、前記地板と前記第1の係止部材とを弾性的に接続する第1の弾性部材と、前記第1の係止部材と前記第2の係止部材とを弾性的に接続する第2の弾性部材と、を備える、
こととしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るカメラは、上記のカメラ用フォーカルプレーンシャッタを備える。
本発明によれば、シャッタ幕の開閉及び開閉時のバウンドロックを高速且つ安定的に行うことが可能なカメラ用フォーカルプレーンシャッタ及びカメラが得られる。
本発明の実施形態に係るカメラ用フォーカルプレーンシャッタの分解斜視図である。 フォーカルプレーンシャッタの正面図である。 カメラの構成を示すブロック図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ1の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ2の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ3の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ4の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ5の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ6の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ7の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ8の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタのステップ9の動作を示す正面図である。 フォーカルプレーンシャッタ及びカメラの作動シーケンスを示すタイミングチャート図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るカメラ用フォーカルプレーンシャッタは、ディジタルカメラやスチルカメラ等のカメラに搭載される。
先ず、図1及び図2を参照して、フォーカルプレーンシャッタ100の構成を説明する。フォーカルプレーンシャッタ100は、単幕タイプの先幕電子フォーカルプレーンシャッタである。なお、本明細書では、カメラのレンズ側、即ち図1のカムギア510の側を「前」とし、シャッタ幕700の側を「後」として説明する。また、図1及び図2の上下方向に従ってそれぞれ「上」及び「下」とする。但し、これらは便宜のためであり、実際の製品における方向を限定するものではない。
フォーカルプレーンシャッタ100は、その他の各部材が取り付けられるシャッタ地板110を備える。シャッタ地板110は、樹脂から形成された板状体である。シャッタ地板110の外形は、概ね矩形であるが、一部はカメラの筐体等に合わせた異形をなしている。
シャッタ地板110は、画枠111と、軸120と、長孔部121と、軸130と、凹部131と、軸140と、保持部材162と、軸170と、係止部材171と、を備える。
画枠111は、被写体からの光により固体撮像素子を露光させるための矩形の開口部である。
軸120は、シャッタ地板110の前側及び後側に延びる軸である。軸120は、シャッタ地板110に嵌合等により固定されており、前側は回動自在に構成された軸(以下、本明細書では「回動軸」という。)で後側は固定軸となっている。
長孔部121は、軸120の周りで第1駆動部材210の係合突起211が通る程度の幅及び端部形状を有する円弧状の開口部である。長孔部121の両端部間の角度は、シャッタの開閉に必要な程度に定められ、本実施形態の例では概ね60°である。
軸130は、凹部131内に設けられ、シャッタ地板110の前側に延びる回動軸である。凹部131は、概ね円形の形状を有するが、一部に外径側に向けて係止レバー・係止部材戻しバネ330の一端を回り止めするためのさらなる凹部が進出している。
軸140は、シャッタ地板110の前側に延びる固定軸である。
保持部材162は、細長いU字形に形成された部材である。
軸170は、シャッタ地板110の後側に延びる固定軸である。
係止部材171は、軸170に隣接してシャッタ地板110の後側に延びる比較的小さい部材である。係止部材171は、羽根戻しバネ810の一端を側面で係止するような形状を有する。
軸120の前側には、羽根用の第1駆動部材210と、駆動バネ230と、羽根用の第2駆動部材220と、がシャッタ地板110に近い方から順に配置されている。
第1駆動部材210の中心部は、概ね板状であり軸120が挿通する中心孔を備える。中心孔の内径は、軸120の対応する部分の外径に比べてわずかに隙間を有する程度に大きい。中心部の周囲には、係合突起211と第1駆動部材フック部212とが配置されている。
係合突起211は、シャッタ幕700の駆動用孔712と対応する形状で後側に向かって延びる軸である。第1駆動部材フック部212は、前側から見てほぼ三角形となるブロックであり、それぞれ側面に設けられた第1フック面213と第2フック面214とを備える。
駆動バネ230は、一端が第1駆動部材210に係止され他端が第2駆動部材220に係止されたねじりコイルバネである。
第2駆動部材220は、軸120が挿通する中心孔を備える基部221と、カム係合部222を備え基部221の外縁部に結合されたブロック状部材224と、鉄片225と、を備える。基部221とブロック状部材224とは一の材料から一体に形成することとしてよい。第2駆動部材220の中心孔は、軸120に締まり嵌め等によって固定される。従って、第2駆動部材220は、軸120との間に隙間を有する第1駆動部材210とは独立に回動可能である。ただし、両者は駆動バネ230で接続されているため、第1駆動部材210は第2駆動部材220の回動に追従して回動する。
カム係合部222は、軸120から外周方向に向けた2つの凸部を有する。2つの内、図1で下側の凸部には、ローラ状の回動部材223が後側に向けて設けられている。鉄片225は、第2駆動部材220が軸120の周りを回転したときに羽根用電磁石620の鉄芯621に対向するような位置で、ブロック状部材224に保持されている。
シャッタ地板110の後側の軸120には、シャッタ幕700が配置されている。シャッタ幕700は、第1アーム710と、第2アーム720と、羽根731、732、733、734と、を備える開閉自在の羽根部材である。
第1アーム710は、回動部711と、駆動用孔712と、を備える。回動部711は、軸120が挿通する中心孔を備える回動自在の部材である。回動部711により、第1アーム710は、同軸の関係にある第1駆動部材210及び第2駆動部材220とは独立に回動する。駆動用孔712は、係合突起211が挿通するための、両端部にやや丸みが設けられた長方形の孔である。対応する第1駆動部材210の係合突起211も駆動用孔712と対応するほぼ長方形の形状を有することから、動作時には第1駆動部材210と第1アーム710とは相対的な角度関係を維持しながら回転する。
第2アーム720は、孔721と、バネ用孔722と、を備える。孔721は、軸170が挿通する円形の孔である。バネ用孔722は、係止部材171側と反対側の羽根戻しバネ810を係止するための孔である。
羽根731、732、733、734は、画枠111の開口部を開放又は閉止するための4枚の薄い板状部材である。羽根731、732、733、734は、それぞれ図の左側の端部で、第1アーム710と第2アーム720とに1箇所ずつ回動自在にピン留めされている。
羽根戻しバネ810は、一端が係止部材171に係止され他端がバネ用孔722に係止されたねじりコイルバネである。羽根戻しバネ810は、外力が加えられなければ図2のように羽根731、732、733、734を全開とする方向にシャッタ幕700を付勢する。
フォーカルプレーンシャッタ100が組み立てられると、第1駆動部材210の係合突起211は、長孔部121を経由して駆動用孔712を挿通する。第1アーム710は回動部711の軸周りに回転し、第2アーム720は孔721の軸周りに回転する。従って、係合突起211に従って駆動用孔712の位置が軸120周りに回転することによって、羽根731、732、733、734が開閉の動作をする。
軸130には、係止レバー・係止部材戻しバネ330と、カム係合部311と、第2係止部材戻しバネ340と、第2係止部材320と、がシャッタ地板110に近い方から順に配置されている。
係止レバー・係止部材戻しバネ330は、一端が凹部131に係止され他端が第1係止部材310に係止されたねじりコイルバネである。
第1係止部材310は、軸130が挿通する中心孔を備える円環状の中心部の周囲に、径方向に突出したカム係合部311と第1係止部材フック部312とを備える部材である。中心孔の内径は、軸130の対応する部分の外径に比べてわずかに隙間を有する程度に大きい。
第2係止部材戻しバネ340は、一端が第1係止部材310に係止され他端が第2係止部材320に係止されたねじりコイルバネである。
第2係止部材320は、軸130が挿通する中心孔を備える円環状の中心部の周囲に、径方向に突出した第2係止部材フック部321を備える部材である。第2係止部材320の中心孔は、軸130に締まり嵌め等によって固定される。従って、第2係止部材320は、軸130との間に隙間を有する第1係止部材310とは独立に回動可能である。ただし、両者は第2係止部材戻しバネ340で接続されているため、一方は他方の回動に追従して回動する。
軸130の中心軸からの径方向の距離は、第2係止部材フック部321の端面までの方が第1係止部材フック部312の端面までよりも長くなっている。第1駆動部材210と第1係止部材310とは、それぞれの周方向の位置が後述の所定の関係のときに第1フック面213と第1係止部材フック部312とにおいて係合する。第1駆動部材210と第2係止部材320とは、それぞれの周方向の位置が図2のような所定の関係のときに第2フック面214と第2係止部材フック部321とにおいて係合する。
軸140には、係止レバー410が取り付けられている。係止レバー410は、ベアリング等の回動部材によって軸140の周りを回動する。
係止レバー410は、レバー411と、係止レバーカム部412と、鉄片413と、を備える。
レバー411は、係止レバー410の長手方向の一端に設けられている。係止レバーカム部412は、図2のように係止レバー410がほぼ水平にあるとき、軸140のほぼ上方の位置に突出するように設けられている。係止レバー410の長手方向の他端付近には、鉄片413が取り付けられている。
第1係止部材310と係止レバー410とは、それぞれの周方向の位置が図2のような所定の関係のときにカム係合部311と係止レバーカム部412とにおいて係合する。
カムギア510は、シャッタ地板110の前側において、図2で軸部のみ示す駆動モータ50の回転軸に取り付けられている。
カムギア510は、内径側且つ後側に位置する係止レバー用セットカム511と、外径側且つ前側に位置する羽根用の第2駆動部材セットカム512と、を備える。
係止レバー用セットカム511は、カムギア510の周方向の所定の位置、即ち図2で180°よりやや大きい角度で設けられた大径部において、係止レバー410のレバー411の端部と係合するようになっている。第2駆動部材セットカム512は、図2及び後述の所定の位置において、第2駆動部材220のカム係合部222と係合するようになっている。
係止レバー用電磁石610は、鉄芯611と、コイル612と、を備え、シャッタ地板110の前側に配置されている。
鉄芯611は、U字形に形成され、一端側の側部においてシャッタ地板110に取り付けられている。鉄芯611の他端側の周囲には、後述の制御装置40を経由して通電されるコイル612が巻回されている。鉄芯611の他端側の端面は、係止レバー410が周方向で図2の角度にあるときに鉄片413の一面と正対して接する位置にある。
羽根用電磁石620は、鉄芯621と、コイル622と、を備え、シャッタ地板110の前側に配置されている。
鉄芯621は、U字形に形成され、一端側の側部において保持部材162の内側に挿入されてシャッタ地板110に取り付けられる。鉄芯621の他端側の周囲には、制御装置40を経由して通電されるコイル622が巻回されている。鉄芯621の他端側の端面は、第2駆動部材220が周方向の所定の角度にあるときに鉄片225の一面と正対して接する位置にある。
図3に、フォーカルプレーンシャッタ100を備えるカメラ10の構成をブロック図にて示す。カメラ10は一例としてディジタルスチルカメラとする。図示したものは図4〜図13で説明される構成物であるが、カメラ10が例えばレンズ、電源等の公知の構成物を備えてもよいことは言うまでもない。
カメラ10は、フォーカルプレーンシャッタ100の他、レリーズボタン20と、撮像センサ30と、制御装置40と、駆動モータ50と、を備える。
レリーズボタン20は、ユーザがカメラ10に静止画を撮影させることを制御装置40に指示するために、ユーザによって押下されるボタンである。
撮像センサ30は、被写体からカメラ10に入射した光を画枠111を通して検出し、画像データとして制御装置40に出力する、固体撮像素子等の素子である。
制御装置40は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、タイマ等を備える。制御装置40は、例えば図13のシャッタシーケンスに基づき、駆動モータ50、係止レバー用電磁石610及び羽根用電磁石620等のカメラ10の各部の動作を制御する。
駆動モータ50は、制御装置40からの命令に従い、動作タイミングに応じた所定の回転角となるようにカムギア510を駆動する。
係止レバー用電磁石610は、所定のタイミングで制御装置40から通電されることにより、係止レバー410の鉄片413を吸引する。同様に、羽根用電磁石620は、所定のタイミングで制御装置40から通電されることにより、第2駆動部材220の鉄片225を吸引する。
以下、本実施形態のフォーカルプレーンシャッタ100の動作について説明する。図4〜図12に示す各ステップの番号は、図13に示すステップの番号のタイミングに概ね対応する。また、シーケンスに応じて、フォーカルプレーンシャッタ100以外のカメラ10の動作についても述べる。
各ステップの説明において、各部の係合、係止、吸引、吸着保持等の状態は、以下の関係に基づく。
第1駆動部材210(第1駆動部材フック部212、第1フック面213)と第1係止部材310(第1係止部材フック部312)とが係合又は係止の関係となる。
第1駆動部材210(第1駆動部材フック部212、第2フック面214)と第2係止部材320(第2係止部材フック部321)とが係合又は係止の関係となる。
第2駆動部材220(カム係合部222)とカムギア510(第2駆動部材セットカム512)とが係合の関係となる。
第2駆動部材220(鉄片225)と羽根用電磁石620(鉄芯621)とが吸引又は吸着保持の関係となる。
第1係止部材310(カム係合部311)と係止レバー410(係止レバーカム部412)とが係合の関係となる。
係止レバー410(レバー411)とカムギア510(係止レバー用セットカム511)とが係合の関係となる。
係止レバー410(鉄片413)と係止レバー用電磁石610(鉄芯611)とが吸引又は吸着保持の関係となる。
第1駆動部材210(係合突起211)は、シャッタ幕700(駆動用孔712)と常時係合しており、これによってシャッタ幕700(羽根731、732、733、734)の開閉を駆動する。
(ステップ1)
図4のステップ1は、羽根が係止された状態を示す。
カムギア510は第2駆動部材220と係合しており、これによって第2駆動部材220は羽根用電磁石620と当接する(又は当接直前の)位置まで押し上げられている。ただし、羽根用電磁石620には通電されていないため、羽根用電磁石620は第2駆動部材220を吸着保持していない。
第1駆動部材210は、第2フック面214と第2係止部材フック部321とが当接することにより、第2係止部材320に係止されている。第1駆動部材210が第2駆動部材220と図示の関係となって係止されることで、駆動バネ230は、第2駆動部材220に対して第1駆動部材210を反時計回りに回転させるための与圧力を有する。
本ステップでは、第1駆動部材210の係合突起211は長孔部121の最も下方に位置しており、これに従ってシャッタ幕700は全閉となっている。また、第1駆動部材210が係止されているため、シャッタ幕700も同様に係止される。この時、羽根戻しバネ810は、シャッタ幕700の羽根731、732、733、734を開放させるための与圧力を有する。
係止レバー用電磁石610は、通電がONにされており係止レバー410を吸着保持している。他方、係止レバー410はカムギア510とは係合していない。これにより、係止レバー410はほぼ水平の状態に維持される。
第1係止部材310のカム係合部311と係止レバー410の係止レバーカム部412との係合により、第1係止部材310は図示の位置となる。このとき、係止レバー・係止部材戻しバネ330には、第1係止部材310を反時計回りに回転させるための与圧力が与えられている。しかしながら、係止レバー用電磁石610の吸着保持の力が係止レバー・係止部材戻しバネ330の与圧力を上回るため、吸着保持が解除されることはない。
(ステップ2)
図5のステップ2は、羽根が係止された状態を示す。
ステップ1の状態から、係止レバー用電磁石610への通電がOFFにされる。図示は通電の解除直後の状態を示すものであり、第1駆動部材210と第2駆動部材220との位置関係はステップ1と変わっていない。
係止レバー用電磁石610の吸引力が無くなったため、係止レバー・係止部材戻しバネ330の与圧力により、第1係止部材310が反時計回りに回転する。そして、カム係合部311が係止レバーカム部412を押すことで係止レバー410は時計回りに回転する。係止レバー410は、ステップ1と同様に、カムギア510とは係合していない。
第2係止部材戻しバネ340により第1係止部材310の回転に追従して第2係止部材320も反時計回りに回転することによって、第2フック面214と第2係止部材フック部321との当接状態が解除される。即ち、第1駆動部材210の係止状態が解除される。
(ステップ3)
図6のステップ3は、羽根が開く方向に走行中の状態を示す。
第1駆動部材210の係止が解除されると、羽根戻しバネ810の与圧力により、シャッタ幕700の羽根731、732、733、734が開いていく。これに伴い第1駆動部材210も反時計回りに回転する。
このとき、第1駆動部材フック部212は、第1係止部材310の第1係止部材フック部312と当接しこれを弾くように弾性的に押しのけながら走行する。第1係止部材310は、シャッタ地板110に対しては係止レバー・係止部材戻しバネ330で接続されており、第2係止部材320に対しては第2係止部材戻しバネ340で接続されている。従って、第1係止部材フック部312は弾性的に移動するため押しのけても他の部材への影響は小さい。図6は、第1駆動部材フック部212が完全に押しのける前の状態を示している。
このとき、第1駆動部材210の第2駆動部材第1駆動部材フック部212が第1係止部材フック部312を押しのけるように反時計回りに進行する。図6は、第1駆動部材フック部212が完全に押しのける前に第1係止部材フック部312に当接している状態を示している。
(ステップ4)
図7のステップ4は、羽根戻り、即ち羽根の開方向の走行が完了した状態を示す。
羽根戻しバネ810によって、シャッタ幕700が完全に開いている。また、第1駆動部材フック部212は、第1係止部材フック部312を完全に押しのけている。
羽根戻りの終点まで羽根が走行すると、羽根又は駆動部材がバウンドすることがある。第1駆動部材210の場合、時計回り方向のバウンドである。ここで、本実施形態では、第1駆動部材フック部212が第1係止部材フック部312を完全に乗り越えると、係止レバー・係止部材戻しバネ330の復元力により第1係止部材310が戻ることで、第1フック面213と第1係止部材フック部312の端面とが当接するようになっている。これにより、第1駆動部材210の時計回りの回転が抑制された状態で係止される。また、シャッタ幕700のバウンドも抑制される。
なお、シャッタ幕700が全開となったため、図13では撮像を開始する。以後、撮像センサ30が静止画の撮影の状態となるまで、液晶モニタ等で連続的に視認可能(ライブビュー)状態が続行する。
(ステップ5)
図8のステップ5は、羽根戻り後、次の羽根走行の開始前の状態を示す。
ステップ4の後、図13に示すようにレリーズボタン20が押下されるとともに羽根用電磁石620への通電がONにされることにより、第2駆動部材220は羽根用電磁石620に吸着保持される。その後、カムギア510は、第2駆動部材220との係合から離れて時計回りの回転により係止レバー410との係合に移行する。
図8では、係止レバー用セットカム511の一方の端面がレバー411に当接している。その後、係止レバー用セットカム511がレバー411を押し上げることにより、係止レバー410は反時計回りに回転していく。また、係止レバー410と係合する第1係止部材310も時計回りに回転し、第1駆動部材210を係止していた第1係止部材フック部312は第2フック面214から離れていく。さらに、係止レバー・係止部材戻しバネ330により、第2係止部材320も第1係止部材310に追従して時計回りに回転する。
(ステップ6)
図9のステップ6は、次の羽根走行への準備が完了した状態を示す。
羽根用電磁石620が引き続き通電状態であることから、第2駆動部材220の位置は、ステップ5と変わらない。また、第1駆動部材210は係止されていないため、同様にステップ5の位置と変わらない。
カムギア510がステップ5からさらに時計回りに回転することで、カムギア510と係合する係止レバー410はステップ1の時に近いほぼ水平となる。ただし、係止レバー用電磁石610は、通電されていないので係止レバー410を吸着保持していない。
係止レバー410と係合する第1係止部材310、及び、第2係止部材戻しバネ340によって追従する第2係止部材320は、ステップ5のときよりもやや時計回りに移動した位置となっている。図示の例では、第2係止部材フック部321は、12時の位置よりわずかに時計回りに移動した位置である。第1係止部材フック部312は、ほぼ3時の位置にある。また、上記のように位置することにより、係止レバー・係止部材戻しバネ330には、第1係止部材310を反時計回りに回転させるための与圧力が与えられる(ステップ1参照)。
なお、図13では、準備完了後、羽根用電磁石620への通電がOFFとなるとともに、撮像センサ30がライブビューから静止画の撮影状態に切り替わる。
(ステップ7)
図10のステップ7は、羽根の走行中の一状態を示す。
羽根用電磁石620への通電がOFFとなったことにより、吸着保持されていた第2駆動部材220は羽根用電磁石620から離れ時計回りに回転する。これに伴い、第2駆動部材220と駆動バネ230で接続されている第1駆動部材210も追従して時計回りに回転することで、シャッタ幕700を閉じる方向に走行させる。
このとき、第1駆動部材フック部212は第2係止部材フック部321と当接し、第2係止部材フック部321を弾くように弾性的に押しのけながら時計回りに回転する。第1係止部材310、係止レバー410及びカムギア510は、ステップ6と同じ位置のままである。なお、第1係止部材310と第2係止部材320との間の第2係止部材戻しバネ340が第1係止部材310の回転を吸収するため、第1係止部材310と係合する係止レバー410等への有意な影響を及ぼすことはない。
(ステップ8)
図11のステップ8は、羽根の走行がさらに進行した状態を示す。
第1駆動部材210と第2駆動部材220とは引き続き時計回りに回転する。係合突起211は、長孔部121の下端部まで移動する。これにより、シャッタ幕700は、完全に閉じた状態となる。
図11では、第1駆動部材フック部212は、第2係止部材フック部321を完全に押しのけている。このとき、第2係止部材320は、第2係止部材戻しバネ340の弾性力によって時計回りに戻る。他方、シャッタ幕700が完全に閉じるまで羽根が走行すると、羽根又は駆動部材がバウンドすることがある。第1駆動部材210の場合、反時計回り方向のバウンドである。ここで、本実施形態では、第1駆動部材フック部212が第2係止部材フック部321を完全に乗り越えると、第2係止部材戻しバネ340の復元力により第2係止部材320が戻るので、第2フック面214と第2係止部材フック部321の端面とが当接するようになっている。これにより、第1駆動部材210は、反時計回りの回転が抑制された状態で係止される。また、シャッタ幕700のバウンドも抑制される。
なお、図13では、シャッタ幕700が全閉となったために撮像センサ30の静止画の撮影状態が終了する。
(ステップ9)
図12のステップ9は、バウンドロックされ完全に羽根が閉じた後の状態を示す。
バウンドロックされた後、第1駆動部材210、第1係止部材310及び第2係止部材320の位置はステップ8から変わらない。
ここで、カムギア510が駆動モータ50によって時計回りに回転すると、第2駆動部材セットカム512が第2駆動部材220と係合する。図12は、係合の開始時の状態を示す。
係止レバー410は、係止レバー用セットカム511との係合が維持されるため、ステップ8と同様にほぼ水平状態である。なお、係止レバー用電磁石610は、依然として通電されていないので係止レバー410を吸着保持していない。
なお、図13では、ステップ9から以後ステップ2でシャッタ幕700が開き始める時期までの間に、撮影された静止画の画像情報のデータについて、撮像センサ30から制御装置40の記憶装置への転送が開始される。
その後、カムギア510がさらに時計回りに回転すると、係止レバー410と係止レバー用セットカム511との係合が解除される。図13では、このタイミングに合わせて係止レバー用電磁石610への通電がONにされる。従って、鉄片413が係止レバー用電磁石610に吸着されることにより、係止レバー410はほぼ同じ水平状態を維持する。
続いて、カムギア510がさらに時計回りに回転すると、第2駆動部材220は、第2駆動部材セットカム512によって反時計回りに押し上げられる。これにより、ステップ1の状態に戻る。
本実施形態のように構成することで、シャッタ幕700の羽根走行において第1駆動部材フック部212に弾かれるように押しのけられた第1係止部材フック部312又は第2係止部材フック部321は、バネの復元力により係止位置に戻る。本実施形態の例では、シャッタ幕700の開動作及び閉動作のいずれに対しても行われる。
先行技術の例では、係止の保持用の電磁石を兼用する場合は、電磁石と被吸着体とが離れた位置にあるため、電磁石の磁力が弱まってしまう。これにより係止部材を係止位置に位置付けることが遅れる場合があった。本実施形態は、このような先行技術に比べ、バネの作用によって急速且つ安定した係止作用を行うことができるものである。
また、本実施形態では、シャッタ幕700を全閉にした状態で係止され係止レバー用電磁石610への通電によって係止状態が保持されているとき、係止部材を弾性的に支持するバネ(係止レバー・係止部材戻しバネ330と第2係止部材戻しバネ340との組み合わせ)に係止状態を解除するための与圧力を与えておく。係止レバー用電磁石610への通電がOFFにされると、バネの与圧力によって係止状態が解除される。
先行技術の例では、係止解除時にアクチュエータ(電磁石)に通電し、永久磁石との反発力によって係止解除を行っていた。また、アクチュエータに通電し続けることによって羽根戻り時のバウンドを抑えていた。この場合、羽根の戻りバウンドを抑える時は永久磁石と鉄芯の距離が最も離れた位置となる為、力量が弱く、十分にバウンドを抑えられない場合があった。本実施形態は、このような先行技術に比べ、バネの作用によって十分なバウンド抑制力を得られるものである。
また、このような本実施形態のカメラ用フォーカルプレーンシャッタを用いることで、開閉時のバウンドロックを高速且つ安定的に行うことが可能になる。従って、シャッタ幕の開閉自体も高速且つ安定的に行うことにつながるので、本実施形態はカメラの例えば連写スピードの向上のために好適に用いることができる。
なお、本発明は上述した実施形態や具体例に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
本実施形態では単幕タイプの先幕電子フォーカルプレーンシャッタを例にとって説明している。これに対し、例えば先幕電子撮影時に後幕のみ作動させる機構を有する2幕タイプのフォーカルプレーンシャッタであってもよい。
また、本実施形態で説明した回動軸又は固定軸は、それぞれ孔を有する対応部材との関係に応じて固定軸又は回動軸とすることができる。この場合に、上記対応部材の構造も適宜回動部材を設ける等を施し、所望の回動動作が得られるようにすればよい。
また、本実施形態ではバネにねじりコイルバネを用いているが、例えば板バネのような種類のバネを用いることとしてもよい。
以上の実施の形態及び変形例は例示であり、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の趣旨を逸脱しない範囲でさまざまな実施の形態が可能である。各実施の形態や変形例で記載した構成要素は自由に組み合わせることが可能である。また特許請求の範囲に記載した発明と均等な発明も本発明に含まれる。
10:カメラ
20:レリーズボタン
30:撮像センサ
40:制御装置
50:駆動モータ
100:フォーカルプレーンシャッタ
110:シャッタ地板
111:画枠
120:軸
121:長孔部
130:軸
131:凹部
140:軸
162:保持部材
170:軸
171:係止部材
210:第1駆動部材
211:係合突起
212:第1駆動部材フック部
213:第1フック面
214:第2フック面
220:第2駆動部材
221:基部
222:カム係合部
223:回動部材
224:ブロック状部材
225:鉄片
230:駆動バネ
310:第1係止部材
311:カム係合部
312:第1係止部材フック部
320:第2係止部材
321:第2係止部材フック部
330:係止レバー・係止部材戻しバネ
340:第2係止部材戻しバネ
410:係止レバー
411:レバー
412:係止レバーカム部
413:鉄片
510:カムギア
511:係止レバー用セットカム
512:第2駆動部材セットカム
610:係止レバー用電磁石
611:鉄芯
612:コイル
620:羽根用電磁石
621:鉄芯
622:コイル
700:シャッタ幕
710:第1アーム
711:回動部
712:駆動用孔
720:第2アーム
721:孔
722:バネ用孔
731、732、733、734:羽根
810:羽根戻しバネ

Claims (7)

  1. 開閉自在に配置されたシャッタ幕と、
    前記シャッタ幕と連結され前記シャッタ幕の開閉を駆動する駆動部材と、
    開動作又は閉動作における前記シャッタ幕の走行終了時に前記駆動部材の前記開動作又は前記閉動作とは逆方向の進行を係止する係止部材と、
    前記係止部材を前記係止の方向と異なる方向に弾性的に支持する弾性部材と、を備える、
    カメラ用フォーカルプレーンシャッタ。
  2. 前記駆動部材は、前記係止の前に前記係止部材を弾性的に押しのけながら走行し、押しのけた後に前記弾性部材の復元により前記係止部材と当接して係止される、
    請求項1に記載のカメラ用フォーカルプレーンシャッタ。
  3. 前記駆動部材は、前記駆動部材の回動によって前記係止され、
    前記係止部材は、前記係止部材の回動によって前記係止を解除する、
    請求項1又は2に記載のカメラ用フォーカルプレーンシャッタ。
  4. 前記係止の間は前記弾性部材に対して与圧力を与えるとともに、前記与圧力によって前記係止を解除させる係止制御手段をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のカメラ用フォーカルプレーンシャッタ。
  5. 前記係止制御手段は、
    前記係止部材と係合し一の支点を中心に回動するレバー部材と
    前記レバー部材の端部を磁力によって吸着保持する電磁石と、を備え、
    前記レバー部材の係合と前記電磁石の磁力とによって前記弾性部材の前記与圧力を保持し、
    前記磁力が解除されると、前記与圧力により前記電磁石から前記レバー部材を離隔させるとともに前記駆動部材から前記係止部材を離隔させる、
    請求項4に記載のカメラ用フォーカルプレーンシャッタ。
  6. 前記係止部材を据え付けるための地板をさらに備え、
    前記駆動部材は、前記開動作及び前記閉動作のいずれの場合も前記係止されるように配置された第1の係止面と第2の係止面とを備え、
    前記係止部材は、互いに同軸になるよう前記地板に据え付けられた、前記第1の係止面を係止する第1の係止部材と前記第2の係止面を係止する第2の係止部材とを備え、
    前記弾性部材は、前記地板と前記第1の係止部材とを弾性的に接続する第1の弾性部材と、前記第1の係止部材と前記第2の係止部材とを弾性的に接続する第2の弾性部材と、を備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のカメラ用フォーカルプレーンシャッタ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のカメラ用フォーカルプレーンシャッタを備えるカメラ。
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