JP2017008984A - 変速機 - Google Patents

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慎志 鎌田
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Abstract

【課題】潤滑油をギヤに適切に供給する。【解決手段】内部から径方向に潤滑油を放出可能なメインシャフト11と、メインシャフト11に設けられたサンギヤ61と、メインシャフト11の下方に配置され、サンギヤ61に向かってメインシャフト11の軸方向に延びる案内面によってメインシャフト11から放出された潤滑油をサンギヤ61に向けて案内可能な案内部52aとを有するように変速機1を構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、変速機に関し、特に、変速機において潤滑油を供給する技術に関する。
従来、変速機においては、複数のギヤ等に発生する摩擦を低減するために変速機内の各部に潤滑油を供給している。例えば、変速機内の遊星歯車機構に潤滑油を供給する技術が知られている(特許文献1参照)。
実開平6−47764号公報
変速機においては、如何にギヤに潤滑油を供給するかが非常に重要である。例えば、遊星歯車機構を有する変速機においては、メインシャフトから遊星歯車機構の内部に至るオイル流路を形成することが考えられるが、構造が複雑であるので対応が困難であり、対応する場合には、多大なコストを要する問題がある。
また、遊星歯車機構に限らず、変速機内の他のギヤに潤滑油を供給する場合にあっても、種々の制約があって対応が困難な場合が多い。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、潤滑油をギヤに適切に供給することのできる技術を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の一観点に係る変速機は、内部から径方向に潤滑油を放出可能なシャフトと、シャフトに設けられた1以上のギヤと、シャフトの下方に配置され、ギヤに向かってシャフトの軸方向に延びる案内面によってシャフトから放出された潤滑油を前記ギヤに向けて案内可能な案内部と、を有する。
上記変速機において、シャフトには、内部の潤滑油を径方向に放出する径方向流路が形成されており、径方向流路の出口と対向するようにシャフトに装着され、径方向流路の出口から放出された潤滑油を複数の径方向に分散して放出可能な分散放出部材をさらに有し、案内部材の案内面は、分散放出部材の下方に配置されていてもよい。
また、上記変速機において、シャフトを支持するベアリングを変速機ケースに支持するベアリングリテーナをさらに有し、案内部は、ベアリングリテーナに設けられていてもよい。また、上記変速機において、ベアリングリテーナは、一体成型されていてもよい。
また、上記変速機において、ギヤは、遊星歯車機構のギヤであってもよい。また、上記変速機において、案内部材の案内面の高さは、遊星歯車機構のサンギヤの下端の高さよりも高くてもよい。
本発明によると、潤滑油をギヤに適切に供給することができる。
本発明の一実施形態に係る機械式自動マニュアル変速機の概要を示す。 本発明の一実施形態に係る副変速機の周辺の断面図である。 本発明の一実施形態に係るベアリングリテーナの正面図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る変速機について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係る機械式自動マニュアル変速機の概要を示す。
機械式自動マニュアル変速機(変速機という。)1は、インプットシャフト10と、インプットシャフト10と同軸に配置されたメインシャフト11と、メインシャフト11の出力側にメインシャフト11と同軸に配置された副変速機60と、インプットシャフト10及びメインシャフト11と平行に配置されたカウンタシャフト12及びリバースアイドラシャフト16と、を備えている。
インプットシャフト10には、インプットメインギヤ13が一体回転可能に設けられている。メインシャフト11には、入力側から順に、第1ハブ21、5速/9速メインギヤM5、3速/7速メインギヤM3、第2ハブ31、2速/6速メインギヤM2、1速メインギヤM1、第3ハブ41、リバースメインギヤMR、ガイドピース53、副変速機60のサンギヤ61が設けられている。5速/9速メインギヤM5、3速/7速メインギヤM3、2速/6速メインギヤM2、1速メインギヤM1、及びリバースメインギヤMRは、メインシャフト11に相対回転可能に設けられ、第1ハブ21、第2ハブ31、第3ハブ41、ガイドピース53、及びサンギヤ61はメインシャフト11に一体回転可能に設けられている。
副変速機60は、メインシャフト11の回転をハイと、ローの2つのレンジの何れかに切り替えてキャリア63(アウトプットシャフト)に伝達する。副変速機60は、例えば、遊星歯車機構により構成される。具体的には、副変速機60は、サンギヤ61と、サンギヤ61と噛合するようにサンギヤ61の周囲に配置された複数のプラネタリギヤ62と、プラネタリギヤ62と噛合する内歯が形成されたリングギヤ64と、複数のプラネタリギヤ62を回転可能に支持するキャリア63とを有する。キャリア63の出力側は、メインシャフト11と同軸の円柱状形状となっている。リングギヤ64の出力側は、キャリア63の円柱状形状の部分を取り囲み、キャリア63と相対回転可能な円環部65が形成されている。円環部65には、第4ハブ66が一体回転可能に設けられている。
メインシャフト11の内部には、軸方向に延び、潤滑油を流すための軸方向流路11aと、軸方向流路11aからメインシャフト11の外周面に径方向に延び、潤滑油を外周面の開孔(出口)から放出するための1以上の径方向流路11bが形成されている。径方向流路11bは、例えば、5速/9速メインギヤM5、3速/7速メインギヤM3、2速/6速メインギヤM2、1速メインギヤM1、リバースメインギヤMR、及びガイドピース53のそれぞれの内周面に対向する位置に設けられている。
カウンタシャフト12には、入力側から順に、インプットメインギヤ13と噛合するインプットカウンタギヤ14、5速/9速メインギヤM5と噛合する5速/9速カウンタギヤC5、3速/7速メインギヤM3と噛合する3速/7速カウンタギヤC3、2速/6速メインギヤM2と噛合する2速/6速カウンタギヤC2、1速メインギヤM1と噛合する1速カウンタギヤC1、リバースメインギヤMRと噛合する後述するアイドラギヤ17と噛合するリバースカウンタギヤCRが設けられている。インプットカウンタギヤ14、5速/9速カウンタギヤC5、3速/7速カウンタギヤC3、2速/6速カウンタギヤC2、1速カウンタギヤC1、及びリバースカウンタギヤCRは、カウンタシャフト12に一体回転可能に設けられている。カウンタシャフト12の出力側には、カウンタシャフト12の回転を制動するためのカウンタシャフトブレーキ15が設けられている。
リバースアイドラシャフト16には、アイドラギヤ17が相対回転可能に設けられている。アイドラギヤ17は、リバースカウンタギヤCRと、リバースメインギヤMRと噛合している。
第1ハブ21には、回転不能且つ軸方向に移動可能に第1スリーブ22が取り付けられている。なお、第1スリーブ22と、インプットメインギヤ13及び5速/9速メインギヤM5のそれぞれに固定されている図示しないドグギヤとのそれぞれの間にシンクロナイザリングが介装されていてもよい。第1スリーブ22の外周凹溝には、第1スリーブ22を軸方向に移動させる図示しないシフトフォークが係合されている。
第1スリーブ22が図中矢印A方向に移動してインプットメインギヤ13のドグギヤとスプライン噛合すると、インプットシャフト10とメインシャフト11とが直結されて動力が伝達される。この結果、副変速機60のレンジがローに設定されている場合には、キャリア63は、4速相当で回転し、副変速機60のレンジがハイに設定されている場合には、キャリア63は、8速相当で回転する。
第1スリーブ22が図中矢印B方向に移動して5速/9速メインギヤM5に接続されているドグギヤとスプライン噛合すると、インプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、5速/9速カウンタギヤC5、5速/9速メインギヤM5、を介してメインシャフト11に動力が伝達される。この結果、副変速機60のレンジがローに設定されている場合には、キャリア63は、5速相当で回転し、副変速機60のレンジがハイに設定されている場合には、キャリア63は、9速相当で回転する。
第2ハブ31には、回転不能且つ軸方向に移動可能に第2スリーブ32が取り付けられている。なお、第2スリーブ32と、3速/7速メインギヤM3及び2速/6速メインギヤM2のそれぞれに固定されている図示しないドグギヤとのそれぞれの間にシンクロナイザリングが介装されていてもよい。第2スリーブ32の外周凹溝には、第2スリーブ32を軸方向に移動させる図示しないシフトフォークが係合されている。
第2スリーブ32が図中矢印A方向に移動して3速/7速メインギヤM3に接続されているドグギヤとスプライン噛合すると、インプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、3速/7速カウンタギヤC3、3速/7速メインギヤM3を介して動力がメインシャフト11に伝達される。この結果、副変速機60のレンジがローに設定されている場合には、キャリア63は、3速相当で回転し、副変速機60のレンジがハイに設定されている場合には、キャリア63は、7速相当で回転する。
第2スリーブ32が図中矢印B方向に移動して2速/6速メインギヤM2に接続されているドグギヤとスプライン噛合すると、インプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、2速/6速カウンタギヤC2、2速/6速メインギヤM2を介して、メインシャフト11に動力が伝達される。この結果、副変速機60のレンジがローに設定されている場合には、キャリア63は、2速相当で回転し、副変速機60のレンジがハイに設定されている場合には、キャリア63は、6速相当で回転する。
第3ハブ41には、回転不能且つ軸方向に移動可能に第3スリーブ42が取り付けられている。なお、第3スリーブ42と、1速メインギヤM1及びリバースメインギヤMRのそれぞれに固定されている図示しないドグギヤとのそれぞれの間にシンクロナイザリングが介装されていてもよい。第3スリーブ42の外周凹溝には、第3スリーブ42を軸方向に移動させる図示しないシフトフォークが係合されている。
第3スリーブ42が図中矢印A方向に移動して1速メインギヤM1に接続されているドグギヤとスプライン噛合すると、インプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、1速カウンタギヤC1、1速メインギヤM1を介して動力がメインシャフト11に伝達される。本実施形態の変速機1では、1速の変速段が選択される場合には、副変速機60のレンジは、一方のレンジ(例えば、ローのレンジ)に固定的に設定されるようになっているので、キャリア63は、1速相当で回転する。
第3スリーブ42が図中矢印B方向に移動してリバースメインギヤMRに接続されているドグギヤとスプライン噛合すると、インプットメインギヤ13、インプットカウンタギヤ14、リバースカウンタギヤCR、アイドラギヤ17、リバースメインギヤMRを介して、メインシャフト11に動力が伝達される。本実施形態の変速機1では、後退(リバース)の変速段が選択される場合には、副変速機60のレンジは、一方のレンジ(例えば、ローのレンジ)に固定的に設定されるようになっているおり、キャリア63は、逆回転する。
第4ハブ66には、回転不能且つ軸方向に移動可能に第4スリーブ67が取り付けられている。なお、第4スリーブ67と、ドグプレート71のドグギヤ及びキャリア63に固定されているドグギヤとのそれぞれの間にシンクロナイザリングが介装されていてもよい。第4スリーブ67の外周凹溝には、第4スリーブ67を軸方向に移動させる図示しないシフトフォークが係合されている。
第4スリーブ67が図中矢印A方向に移動して、変速機ケース2(例えば、センターケース2b)に固定されているドグプレート71のドグギヤとスプライン噛合すると、リングギヤ64が変速機ケース2に固定され、副変速機60の状態がローのレンジとなる。すなわち、副変速機60によって、メインシャフト11が回転すると、キャリア63は1より大きい減速比で回転する。
一方、第4スリーブ67が図中矢印B方向に移動して、キャリア63に固定されている図示しないドグギヤとスプライン噛合すると、リングギヤ64と、キャリア63とが一体回転するように固定されて、副変速機60の状態がハイのレンジとなる。すなわち、副変速機60によって、メインシャフト11とキャリア63とが直結される。
変速機1においては、基本的には、インプットシャフト10の入力側端部と、キャリア63の出力側端部とを除いて、変速機ケース2(フロントケース2a、センターケース2b、リアケース2c等)内に収容される。変速機ケース2の内部には、各部を潤滑させるための潤滑油が供給されている。
変速機ケース2の底部近傍には、底部に貯留している潤滑油を吸引するためのオイルパイプ80が配置されている。オイルパイプ80は、図示しないオイルポンプに接続されており、オイルパイプ80を介して吸引された潤滑油は、例えば、メインシャフト11の軸方向流路11aに供給される。
次に、メインシャフト11の出力側に設けられた副変速機60の周辺の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る副変速機の周辺の断面図である。
メインシャフト11は、ベアリング51を介して変速機ケース2(センターケース2b)に回転可能に支持されている。ベアリング51は、ベアリングリテーナ52により、センターケース2bに固定(支持)されている。
メインシャフト11のベアリング51よりも矢印B方向の位置には、ガイドピース53(分散放出部材の一例)がメインシャフト11と一体回転可能に固定されている。ガイドピース53には、メインシャフト11の径方向流路11bの出口に臨む部分に、メインシャフト11の外周を取り囲むように円環状の流通空間53aが形成されている。また、ガイドピース53には、流通空間53aから径方向に延びる複数の放出孔53bが形成されている。放出孔53bは、例えば、副変速機60側(矢印B方向)に傾いて形成されている。このような構成により、メインシャフト11の軸方向流路11aに供給された潤滑油は、径方向流路11bを通ってガイドピース53の流通空間53aに到達する。そして、流通空間53aに到達した潤滑油は、複数の放出孔53bから副変速機60に向けて分散して放出される。
ベアリングリテーナ52は、ガイドピース53の下方から副変速機60のサンギヤ61の側面までメインシャフト11の軸方向に延びる案内面を有する案内部52aを有する。
案内部52aは、ガイドピース53の放出孔53bから下方に放出された潤滑油を受けて、サンギヤ61の側面まで案内する。案内部52aの上面の高さは、サンギヤ61の下側の歯部の高さ以上となっている。したがって、案内部52aにより、サンギヤ61とプラネタリギヤ62との噛合部分に適切に潤滑油を供給することができる。
図3は、本発明の一実施形態に係るベアリングリテーナの正面図である。図3は、図2における矢印B方向側からベアリングリテーナを見た図である。なお、図3においては、ベアリングリテーナが支持するメインシャフト11及びカウンタシャフト12のベアリング51の位置を破線で示している。
ベアリングリテーナ52は、略8の字状であり、メインシャフト11を通す貫通孔52bと、カウンタシャフト12を通す貫通孔52cとが形成されている。貫通孔52bの下方の周縁部分には、略円弧状の形状の案内部52aが設けられている。ベアリングリテーナ52は、例えば、所定の金型によって一体成型される。このように、ベアリングリテーナ52は、一体成型されるので、案内部52aを別の構成として用意する必要がなく、変速機1における部品点数を増加させずに済む。ベアリングリテーナ52は、例えば、ボルト54により変速機ケース2(センターケース2bの壁)に固定される。
貫通孔52bは、メインシャフト11を支持するベアリング51の外径よりも小さくなっており、貫通孔52bの周縁部分が、ベアリング51をセンターケース2bに押さえるように作用する。
また、貫通孔52cは、カウンタシャフト12を支持するベアリング51の外径よりも小さくなっており、貫通孔52cの周縁部分が、ベアリング51をセンターケース2bに押さえるように作用する。
以上説明したように、本実施形態に係る変速機1によると、メインシャフト11から径方向に放出された潤滑油をベアリングリテーナ52の案内部52aが副変速機60のサンギヤ61に案内するので、副変速機60の各部(例えば、サンギヤ61とプラネタリギヤ62との噛合部分)に潤滑油を効果的に供給することができる。また、変速機ケース2に固定されるベアリングリテーナ52に案内部52aを設けるようにしたので、案内部52aを取り付けるための新たな構成部を用意して、その構成部の配置等を考慮する必要がなく、比較的容易に対応できる。また、ベアリングリテーナ52を一体成型して案内部52aを設けるようにしたので、変速機1における部品点数を抑えることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、案内部52aにより副変速機60のギヤに潤滑油を案内するようにしていたが、本発明はこれに限られず、変速機1内の他のギヤに潤滑油を案内するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ベアリングリテーナ52に案内部52aを設けるようにしていたが、本発明はこれに限られず、別の部材に案内部を設けるようにしてもよい。
1 変速機
2 変速機ケース
2a フロントケース
2b センターケース
2c リアケース
10 インプットシャフト
11 メインシャフト
12 カウンタシャフト
13 インプットメインギヤ
14 インプットカウンタギヤ
16 リバースアイドラシャフト
17 アイドラギヤ
21 第1ハブ
22 第1スリーブ
31 第2ハブ
32 第2スリーブ
41 第3ハブ
42 第3スリーブ
51 ベアリング
52 ベアリングリテーナ
52a 案内部
53 ガイドピース
60 副変速機
61 サンギヤ
62 プラネタリギヤ
63 キャリア
64 リングギヤ
66 第4ハブ
67 第4スリーブ
M1 1速メインギヤ
M2 2速/6速メインギヤ
M3 3速/7速メインギヤ
M5 5速/9速メインギヤ
MR リバースメインギヤ
C1 1速カウンタギヤ
C2 2速/6速カウンタギヤ
C3 3速/7速カウンタギヤ
C5 5速/9速カウンタギヤ
CR リバースカウンタギヤ

Claims (6)

  1. 内部から径方向に潤滑油を放出可能なシャフトと、
    前記シャフトに設けられた1以上のギヤと、
    前記シャフトの下方に配置され、前記ギヤに向かって前記シャフトの軸方向に延びる案内面によって前記シャフトから放出された潤滑油を前記ギヤに向けて案内可能な案内部と、
    を有する変速機。
  2. 前記シャフトには、内部の潤滑油を径方向に放出する径方向流路が形成されており、
    前記径方向流路の出口と対向するように前記シャフトに装着され、前記径方向流路の出口から放出された潤滑油を複数の径方向に分散して放出可能な分散放出部材をさらに有し、
    前記案内部材の前記案内面は、前記分散放出部材の下方に配置されている
    請求項1に記載の変速機。
  3. 前記シャフトを支持するベアリングを変速機ケースに支持するベアリングリテーナをさらに有し、
    前記案内部は、前記ベアリングリテーナに設けられている
    請求項1又は請求項2に記載の変速機。
  4. 前記ベアリングリテーナは、一体成型されている
    請求項3に記載の変速機。
  5. 前記ギヤは、遊星歯車機構のギヤである
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の変速機。
  6. 前記案内部材の前記案内面の高さは、前記遊星歯車機構のサンギヤの下端の高さよりも高い
    請求項5に記載の変速機。
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