JP2016531620A5 - 冷凍アブレーション装置 - Google Patents

Claims (15)

1. 冷凍アブレーション装置であって、
   基端部、中間部、先端部および先端と、
   前記先端に向かって寒剤を搬送するために前記先端部に沿って延びている少なくとも１つの寒剤供給チューブであって、前記寒剤供給チューブが、該寒剤供給チューブを同軸状に囲んでいる外側チューブを有していることにより、該外側チューブと寒剤供給チューブとの間に第１の隙間が形成されており、前記第１の隙間には第１熱伝導流体が充填されている、少なくとも１つの寒剤供給チューブと、
   前記先端から離れる方向に前記寒剤を搬送するために前記先端部に沿って延びている少なくとも１つの寒剤戻りチューブであって、前記寒剤戻りチューブが、該寒剤戻りチューブを同軸状に囲んでいる外側チューブを有していることにより、該外側チューブと寒剤戻りチューブとの間に第２の隙間が形成されており、前記第２の隙間には前記第１熱伝導流体が充填されている、少なくとも１つの寒剤戻りチューブと、
   を備えている、冷凍アブレーション装置。
2. 前記先端部に沿って延びているとともに、形状付勢を有する長尺状要素をさらに備えている、請求項１に記載の冷凍アブレーション装置。
3. 前記先端部に沿って延びているとともに前記先端に接続されている長尺状プル部材をさらに備えており、前記長尺状プル部材が、前記長尺状要素に対して軸方向に移動可能であり、前記プル部材の軸方向移動によって前記先端部が屈曲する、請求項２に記載の冷凍アブレーション装置。
4. 前記第１熱伝導流体が水である、請求項１に記載の冷凍アブレーション装置。
5. 円形配列に配置されている複数の寒剤供給チューブおよび複数の寒剤戻りチューブをさらに備えている、請求項１に記載の冷凍アブレーション装置。
6. 前記円形配列を囲んでいる可撓性外側シースをさらに備えている、請求項５に記載の冷凍アブレーション装置。
7. 前記複数の寒剤供給チューブおよび複数の寒剤戻りチューブが、第２熱伝導流体に囲まれている、請求項６に記載の冷凍アブレーション装置。
8. 前記第１熱伝導流体および第２熱伝導流体が同じ流体である、請求項７に記載の冷凍アブレーション装置。
9. 前記第１熱伝導流体および第２熱伝導流体が水である、請求項８に記載の冷凍アブレーション装置。
10. 前記冷凍アブレーション装置が冷凍アブレーションカテーテルであり、該冷凍アブレーションカテーテルが、標的組織から前記冷凍アブレーションカテーテルの先端部に熱を伝達するために前記寒剤を前記少なくとも１つの寒剤供給チューブおよび少なくとも１つの寒剤戻りチューブに流すことができ、これによって、前記標的組織に長尺状損傷部が形成される、請求項１に記載の冷凍アブレーション装置。
11. 冷凍アブレーション装置であって、
    基端部、先端部および先端と、
    少なくとも１つの流体供給チューブと、
    少なくとも１つの流体戻りチューブと、
    前記冷凍アブレーション装置の先端部を屈曲させる背骨要素と、
    前記基端部から延びているとともに前記先端に接続されているプルワイヤであって、該プルワイヤの操作により前記冷凍アブレーション装置の先端部が屈曲されるプルワイヤと、
    前記少なくとも１つの流体供給チューブ、少なくとも１つの流体戻りチューブ、背骨要素およびプルワイヤを囲んでいる可撓性保護カバーと、
    前記可撓性保護カバーの中に位置している熱伝導媒体と、
    を備えている、冷凍アブレーション装置。
12. 前記熱伝導媒体の圧力を監視する圧力監視器をさらに備えている、請求項１１に記載の冷凍アブレーション装置。
13. 前記熱伝導媒体が流体である、請求項１１に記載の冷凍アブレーション装置。
14. 前記流体が水である、請求項１３に記載の冷凍アブレーション装置。
15. 複数の流体供給チューブおよび複数の流体戻りチューブをさらに備えている、請求項１１に記載の冷凍アブレーション装置。