JP2016203721A - テールゲート付き車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジの高い取り付け剛性を確保しつつ、防犯性が高められたテールゲート付き車両を提供すること。【解決手段】テールゲート付き車両(10)は、ヒンジ(22)を介してスイング可能に支持されているテールゲート(30)と、車体(11)の後端で上下に延びているピラー(21)と、を有している。ヒンジ(22)は、車体(11)の平面視において一部がピラー(21)に重なっていると共に、固定部(50)が第1締結部(60)によって天井部(16)に取り付けられている。第1締結部(60)は、固定部(50)の上面に固定されている第1の螺合部材(61)と、この第1の螺合部材(61)に対して車室側から螺合されて天井部(16)と共に固定部(50)を挟みこんでいる第1の被螺合部材(62)と、からなると共に、車体(11)の平面視において、ピラー(21)に対してオフセットされている。【選択図】図4

Description

本発明は、車体の後部にテールゲートを有しているテールゲート付き車両に関する。
車体の後部にテールゲートを有しているテールゲート付き車両が知られている。このようなテールゲートは、例えば、車体の天井部に取り付けられたヒンジによって、スイング可能に支持されている。テールゲートを支持するヒンジに関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるヒンジは、天井部のなかのピラーの上方の部位に固定されている。テールゲートという重量物を支持するヒンジを、ピラーの上方に固定することにより、取付剛性を向上させることができる。
しかし、このヒンジをピラーの上方に取り付けるために、ピラーには、開口が形成されている。開口が形成される分、ピラーの曲げ剛性等が低下する。ピラーに開口を設けずに、ヒンジをピラーの上方に固定するための手段として、特許文献2に示される技術を特許文献1に示された技術に適用することが考えられる。
特許文献2に示されるヒンジは、天井部に載せられている固定部と、この固定部にスイング可能に取り付けられテールゲートを支持しているスイング部と、固定部を天井部に固定するボルト及びナットと、を有している。ボルトの頭部は、車体の天井部に溶接され、ねじ部は、天井部を貫通して上方に突出している。このようなボルトのねじ部に対して、上方から固定部を通した上でナットを螺合させることにより、固定部は、天井部に固定される。
ピラーの取り付けに先立ってボルトを天井部に溶接しておくことにより、ピラーに開口を設ける必要がなくなる。
ところで、このようなヒンジによってテールゲートが取り付けられた車両については、以下のような問題点がある。第三者が天井部の上方からナットを取り外すことにより、固定部を天井部から外すことができる。固定部を外すと、テールゲートを後方に向かって倒すことができ、第三者は、車両後方から車室内に侵入することができる。防犯性の観点から改善の余地がある。
特許第4455530号公報 実公昭59−36487号公報
本発明は、ヒンジの高い取り付け剛性を確保しつつ、防犯性が高められたテールゲート付き車両の提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、車体の天井部にヒンジを介してスイング可能に支持されているテールゲートと、前記車体の後端で上下に延びているピラーと、を有するテールゲート付き車両において、
前記ヒンジは、前記車体の平面視において一部が前記ピラーに重なっていると共に、固定部が第1締結部によって前記天井部に取り付けられ、
前記第1締結部は、
前記固定部の上面に固定されている第1の螺合部材と、この第1の螺合部材に対して車室側から螺合されて前記天井部と共に前記固定部を挟みこんでいる第1の被螺合部材と、からなると共に、
前記車体の平面視において、前記ピラーに対してオフセットされていることを特徴とするテールゲート付き車両が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記固定部は、さらに、第2締結部によって前記車体に取り付けられ、
前記第2締結部は、
前記天井部の上方から取付可能な第2の螺合部材と、この第2の螺合部材に螺合されると共に前記天井部の下面に固定されている第2の被螺合部材と、からなると共に、
前記第1締結部よりも前記テールゲートの回動中心に近い部位に位置している。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記第2締結部は、前記車体の平面視において、前記ピラーに重なっている。
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記テールゲートには、前記ピラーの後方から開き始める横開きのサブドアが設けられ、
前記第1締結部及び前記第2締結部は、前記車体の平面視において、前記サブドアの開口端部の前方に位置している。
請求項1に係る発明では、ヒンジは、車体の平面視において一部がピラーに重なっている。これにより、テールゲートの重さの一部をピラーによって支えることができる。このため、高い取り付け剛性を得ることができる。
加えて、ヒンジを天井部に取り付ける第1締結部は、第1の螺合部材が固定部に固定されており、この第1の螺合部材に螺合される第1の被螺合部材は、天井部の下方から螺合されている。車外に露出しうる第1の螺合部材が固定部に固定されているため、第三者が車外からヒンジを取り外し、車内へ侵入する不法行為を防止することができる。
ここで、第1締結部は、車体の平面視において、ピラーに対してオフセットされている。このため、第1の被螺合部材を取り付けるための開口をピラーに形成する必要がない。開口が形成されることによるピラーの強度の低下を抑制することができる。
以上から、本発明によれば、ヒンジの高い取り付け剛性を確保しつつ、防犯性が高められたテールゲート付き車両を提供することができる。
請求項2に係る発明では、第2締結部は、第1締結部よりもテールゲートの回動中心に近い部位に位置している。これにより、テールゲートを開閉した際に固定部に加わる荷重を、より確実に天井部に逃がすことができる。固定部に加わる負荷を軽減することができる。
このとき、第2締結部は、第2の被螺合部材が天井部の下面に固定されていると共に、第2の螺合部材を天井部の上方から第2の被螺合部材に螺合させる構成とされている。ピラーの取り付けに先立って第2の被螺合部材を固定しておくことにより、ピラーに取り付けのための開口を形成する必要はない。このため、ピラーの強度を確保しつつ、固定部に加わる負荷を軽減することができる。
請求項3に係る発明では、第2締結部は、車体の平面視において、ピラーに重なっている。上下方向に延在しており強度の高いピラーがテールゲートの荷重を支えるので、取り付け剛性をさらに高めることができる。
請求項4に係る発明では、第1締結部及び第2締結部は、車体の平面視において、サブドアの開口端部の前方に位置している。サブドアを閉める際に、サブドアの開口端部は最も速度が速い。このため、サブドアを閉じた際には、開口端部の前方の部位に最も大きな荷重が入力される。このような部位の前方に第1締結部及び第2締結部が位置していることにより、サブドアを閉じる際の荷重を効率よく支えることが出来る。加えて、固定部に加わる負荷を軽減することができる。
本発明の実施例によるテールゲート付き車両の斜視図である。 図1に示されたテールゲート付き車両の後端上部を左側方から見た状態の断面図である。 図1に示されたテールゲート付き車両の左後端上部の側壁部が外された状態の斜視図である。 図1の4−4線断面図である。 図2に示されるヒンジカバーが外されたテールゲート付き車両の左後端部の平面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Leは乗員から見て左、Riは乗員から見て右、Upは上、Dnは下、Ceは車幅中央を示している。
<実施例>
図1を参照する。図1には、テールゲート付き車両10(以下、単に「車両10」とする。)が左後方から見た状態によって示されている。
車両10は、車体11の後端に形成された後部開口12を開閉可能なテールゲート30を有している。テールゲート30には、左端部から車幅中央を超える部位までサブドア開口31が形成されており、このサブドア開口31を開閉可能なサブドア40が設けられている。
テールゲート30は、車体11の上部において車幅方向に延びる第1の軸線C1を中心に上下方向にスイング可能である。テールゲート30の上部には、スポイラー32が取り付けられている。
テールゲート30は、サブドア開口31の右縁31rに沿って上下方向に延びるテールゲートピラー33を有している。このテールゲートピラー33には、サブドア40をスイング可能に支持するサブドアヒンジ34,34が上下に2つ設けられている。サブドア40は、サブドアヒンジ34,34を通過して上下に延びる第2の軸線C2を中心に水平方向にスイング可能である。サブドア40は、車体11の後端且つ左端から解放する、いわゆる横開きのドアである。
図2を参照する。車体11は、接続部材14及び後壁部15の上部に天井部16が載せられる構成とされている。接続部材14と、天井部16との間には、補強板17が挟み込まれている。
図3を参照する。接続部材14は、上下方向に延びるピラー21と、車体11の後端上部において車幅方向に延びる梁25と、を接続する略L字状の部材である。
図2に戻る。天井部16の後端且つ左端の部位は、天井部16の一般面部16aから下げられると共にヒンジ22が取り付けられたヒンジ取付部16bとされている。ヒンジ取付部16bの上方には、ヒンジ22を覆うヒンジカバー23が取り付けられている。ヒンジカバー23の上面部23aは、天井部16の一般面部16aに対して略面一に設けられている。
ヒンジ22は、テールゲート30をスイング可能に支持するための部品である。ヒンジ22は、ヒンジ取付部16bの上面に載置された固定部50と、この固定部50をヒンジ取付部16bに締結するための第1及び第2締結部60,70と、固定部50に固定されたピン52にスイング可能に取り付けられたアーム部80と、からなる。
固定部50は、ヒンジ取付部16bの上面に載置されたベース板51と、このベース板51の車幅外方側の端部から立ち上げられピン52が固定されている立ち上げ部53と、からなる。ベース板51の前後の端部には、それぞれボルト穴51a,51bが形成されている。ベース板51には、ヒンジカバー23の爪部23bが掛け止められる掛止穴53bが形成されている。
第1締結部60は、ベース板51の上面に溶接され前のボルト穴51aに通された第1のボルト61(第1の螺合部材61)と、この第1のボルト61に対してヒンジ取付部16bの下方から取り付けられた第1のナット62(第1の被螺合部材62)と、からなる。これらの第1のボルト61及び第1のナット62によって、ベース板51及びヒンジ取付部16bが挟み込まれている。
第2締結部70は、ベース板51の上方から後のボルト穴51bに通された第2のボルト71(第2の螺合部材71)と、この第2のボルト71に螺合されると共にヒンジ取付部16bの下面に溶接されている第2のナット72(第2の被螺合部材72)と、からなる。
図3を参照する。アーム部80は、テールゲート30の回動中心C3に位置する基端部81と、この基端部81から後方に延びているアーム本体82と、テールゲート30に取り付けられている取付端部83と、この取付端部83の前方に位置しダンパー91が取り付けられているダンパー取付部84と、からなる。取付端部83は、ボルト85,85を介して、テールゲート30に取り付けられている。
図2を参照する。車体11の側面視を基準として、第2締結部70は、アーム部80の基端部81の下方に位置している。即ち、第2締結部70は、車体11の側面視を基準として、アーム部80のスイングの中心となる基端部81の下方に位置している。
図4を参照する。後壁部15は、左端部において側壁部18に接合されている。側壁部18には、ピラー21の車幅外方の部位が当接している。ピラー21は、ピラーインナ21iと、ピラーアウタ21oと、によって閉断面状に構成されている。ピラー21の後端及び後壁部15の後端には、一体的に車体側シール95が取り付けられている。
車体側シール95には、閉じ状態のテールゲート30が接触している。テールゲート30は、テールゲートインナパネル30iと、テールゲートアウタパネル30oと、によって矩形断面状に形成されている。テールゲート30の車室Vi側の端部には、テールゲートシール96が取り付けられている。
サブドア40は、サブドアインナパネル40iと、サブドアアウタパネル40oと、によって閉断面状に形成されていると共に、サブドアアウタパネル40oの後方がサブドア外装部材40gによって覆われている。サブドア40は、閉じ状態において、サブドアインナパネル40iに取り付けられたサブドアシール97を介して、テールゲート30に接触している。
第1締結部60は、第2締結部70に対して前後方向に重なっていると共に僅かに車外側にオフセットされている。ベース板51は、前端の幅よりも後端の幅の方が長い(広い)。立ち上げ部53は、第1締結部60に沿って前後方向に延びる第1壁部53aと、車体11の前後方向を基準として第1締結部60から第2締結部70に向かって僅かに車幅中央に傾けられて延びる第2壁部53bと、第2締結部70に沿って前後に延びる第3壁部53cと、が連続して形成されている。立ち上げ部53の後端は、ベース板51よりも後方に位置している。
以上の構成からなる本発明によれば、以下の効果を奏する。
図4及び図5を参照する。ヒンジ22は、車体11の平面視において一部がピラー21に重なっている。これにより、テールゲート30の重さの一部をピラー21によって支えることができる。このため、高い取り付け剛性を得ることができる。
加えて、ヒンジ22を天井部16に取り付ける第1締結部60は、第1のボルト61が固定部50に固定されており、この第1のボルト61に螺合される第1のナット62(図2参照)は、天井部16の下方から螺合されている。車外に露出しうる第1のボルト61が固定部に固定されているため、第三者が車外からヒンジ22を取り外し、車内へ侵入する不法行為を防止することができる。
ここで、第1締結部60は、車体11の平面視において、ピラー21に対してオフセットされている。このため、第1のナット62を取り付けるための開口をピラー21に形成する必要がない。開口が形成されることによるピラー21の強度の低下を抑制することができる。
以上から、本発明によれば、ヒンジ22の高い取り付け剛性を確保しつつ、防犯性が高められた車両10を提供することができる。
さらに、第2締結部70は、車体11の平面視において、ピラー21に重なっている。上下方向に延在しており強度の高いピラー21がテールゲート30の荷重を支えるので、取り付け剛性をさらに高めることができる。
さらに、第1締結部60及び第2締結部70は、車体11の平面視において、サブドア40の開口端部P1の前方に位置している。サブドア40の回転軸(図1参照)から最も遠いサブドア40の開口端部P1は、サブドア40を閉める際に最も速度が速くなる。このため、サブドア40を閉じた際には、開口端部P1の前方の部位に最も大きな荷重が入力される。このような部位の前方に第1締結部60及び第2締結部70が位置していることにより、サブドア40を閉じる際の荷重を効率よく支えることが出来る。加えて、固定部50に加わる負荷を軽減することができる。
さらに、第2締結部70は、第1締結部60よりもテールゲート30の回動中心C3に近い部位に位置している。これにより、テールゲート30を開閉した際に固定部50に加わる荷重を、より確実に天井部16に逃がすことができる。固定部50に加わる負荷を軽減することができる。
特に、第2締結部70は、車体11の側面視を基準として、アーム部80のスイングの中心となる基端部81の下方に位置していることが望ましい。この部位であれば、特にテールゲート30の回動中心C3に近いため、固定部50に加わる負荷をさらに軽減することができる。
図2を併せて参照する。このとき、第2締結部70は、第2のナット72が天井部16の下面に固定されていると共に、第2のボルト71を天井部16の上方から第2のナット72に螺合させる構成とされている。ピラー21の取り付けに先立って第2のナット72を天井部16の下面に固定しておくことにより、ピラー21に取り付けのための開口を形成する必要はない。このため、ピラー21の強度を確保しつつ、固定部50に加わる負荷を軽減することができる。
さらに、第1のボルト61は、第2のボルト71よりも小さく、第1のナット62は、第2のナット72よりも小さい。特に、第1のボルト61は、防犯の観点から車外側に露出しうる部位を溶接(固定)したことが重要である。このため、第1のボルト61は、第2のボルト71よりも小さくてもよい。第1のボルト61を小さくすることにより、第1のボルト61の取付箇所の自由度を高めることができる。
尚、実施例において、ワゴン車を例に説明したが、本発明は、バス等のワゴン車以外の車両にも適用可能である。加えて、実施例において、左後端部を例に説明を行ったが、右後端部にも本発明の構成を採用することができ、この場合には、実施例の説明を適宜読み替えることができる。
即ち、実施例は、本発明の一例に過ぎず、作用・効果を奏する限りにおいて、本発明はこれらの形式のものに限られるものではない。
本発明の車両は、ワゴン車に好適である。
10…車両
11…車体
16…天井部
21…ピラー
22…ヒンジ
30…テールゲート
40…サブドア
50…固定部
60…第1締結部
61…第1のボルト(第1の螺合部材)
62…第1のナット(第1の被螺合部材)
71…第2のボルト(第2の螺合部材)
72…第2のナット(第2の被螺合部材)
C3…回動中心
Vi…車室
P1…開口端部

Claims (4)

  1. 車体の天井部にヒンジを介してスイング可能に支持されているテールゲートと、前記車体の後端で上下に延びているピラーと、を有するテールゲート付き車両において、
    前記ヒンジは、前記車体の平面視において一部が前記ピラーに重なっていると共に、固定部が第1締結部によって前記天井部に取り付けられ、
    前記第1締結部は、
    前記固定部の上面に固定されている第1の螺合部材と、この第1の螺合部材に対して車室側から螺合されて前記天井部と共に前記固定部を挟みこんでいる第1の被螺合部材と、からなると共に、
    前記車体の平面視において、前記ピラーに対してオフセットされていることを特徴とするテールゲート付き車両。
  2. 前記固定部は、さらに、第2締結部によって前記車体に取り付けられ、
    前記第2締結部は、
    前記天井部の上方から取付可能な第2の螺合部材と、この第2の螺合部材に螺合されると共に前記天井部の下面に固定されている第2の被螺合部材と、からなると共に、
    前記第1締結部よりも前記テールゲートの回動中心に近い部位に位置していることを特徴とする請求項1に記載のテールゲート付き車両。
  3. 前記第2締結部は、前記車体の平面視において、前記ピラーに重なっていることを特徴とする請求項2に記載のテールゲート付き車両。
  4. 前記テールゲートには、前記ピラーの後方から開き始める横開きのサブドアが設けられ、
    前記第1締結部及び前記第2締結部は、前記車体の平面視において、前記サブドアの開口端部の前方に位置していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のテールゲート付き車両。
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