JPS5936487Y2 - 開閉体ヒンジの取付構造 - Google Patents

開閉体ヒンジの取付構造

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Publication number
JPS5936487Y2
JPS5936487Y2 JP1895378U JP1895378U JPS5936487Y2 JP S5936487 Y2 JPS5936487 Y2 JP S5936487Y2 JP 1895378 U JP1895378 U JP 1895378U JP 1895378 U JP1895378 U JP 1895378U JP S5936487 Y2 JPS5936487 Y2 JP S5936487Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
bolt
vehicle body
opening
door
Prior art date
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Expired
Application number
JP1895378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54122526U (ja
Inventor
彰 安田
喜夫 綿貫
典雅 後藤
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP1895378U priority Critical patent/JPS5936487Y2/ja
Publication of JPS54122526U publication Critical patent/JPS54122526U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は開閉体例えばハツチバックドアのヒンジの取付
構造に関するものである。
一般にハツチバックドアを車体にヒンジ支持する場合に
あっては第1図に示すように、ハツチバックドア1 (
以下単にドア1と称する)の前端部におけるパネル10
にヒンジ2のヒンジアーム22をボルトB1締めし、ヒ
ンジ2におけるヒンジブラケット24を車体ルーフパネ
ル3の後端部32にボルトB2締めするようにしている
しかしてヒンジ2の取付に当っては、ヒンジアーム22
とヒンジブラケット24とがヒンジピン26にまり回動
自在に結合されてサブアッセンブリーされているが、こ
のサブアッセンブリーされたヒンジ2をまずヒンジアー
ム22を予めステイフナ16に溶接されたナツトN1と
ボルトB1とを螺合させることによって、パネル10に
取付け、これをドア1に固定しておき、他方ボルトB2
と螺合するナラ)N2を予めルーフパネル3の内側に溶
接しておき、ヒンジ2付のドア1をルーフパネル後端部
32に持ち来し、ボルトB2とナツトN2とを螺合させ
ることによってヒンジブラケット24を固定するように
していた。
ところがこのような取付構造にあっては次に列挙する問
題を持っている。
すなわち(1)ボルトB2軸端がルーフパネル3の補強
板4(一般にルーフレールと称しているが)がら車室R
側に突出し乗員の頭上突起となり乗員が車体のバウンド
したときにボルトB2軸端に当たる恐れがあり、乗員保
護上好ましくない。
この頭上突起を解消するには補強板4をもっと車室R側
にさげてボルト軸端が突出しないようにするか、ボルト
B2の軸を短がくして補強板4より突出しないようにす
るがであるが、前者にあっては車室Rが狭まくなり後者
にあっては確実な螺合を損なう恐れがありいづれも好ま
しくない (2)ルーフパネル3に開けたポル)B2の挿通用孔(
図示せず)やポル)B2の軸部に沿って雨水等が車室内
に浸入するのを防ぐため、ヒンジブラケット24とルー
フパネル3との間或いはヒンジブラケット24とヒンジ
ブラケット高さ調整シム5との間にパツキン6を介装し
ているが、このパツキン6の存在のためドア1を動かす
とパツキン6が撓めるためヒンジ2の支持性が不安定と
なる。
この不安定性はヒンジ2の近くではあまり問題にならな
いがドア1の後端部において顕著になる。
このためボルトB2とナツトN2との締付は力を増して
やると、長期間使用によりパツキン6がへタリを起こし
、有効なシール性が得られなくなるといった新たな問題
が発生する恐れがある。
本考案はかかる従来の問題を一挙に解決すべくなされた
もので、パツキンを使用しなくても確実なシールができ
、乗員保護上も好ましい安定したヒンジ支持性る備えた
ヒンジ取付構造を提供するもので、以下図面に示す実施
例に基いて本考案を詳述すると次の通りである。
尚従来と全く同一部材には同一符号を付すことにする。
第2図及び第3図においてドア1は、アウターパネル1
2とインナーパネル14とで断面箱形を形威し、インナ
ーパネル14のヒンジ2取付部位のパネル10にはステ
イフナ−16が装着されており、またドアガラス18は
ウェザ−ストリップ19を介して嵌装されている。
前記ステイフナ−16にナツトN1をその同縁部の一部
で溶接固定している。
そしてサブアッセンブリーしたヒンジ2のヒンジアーム
22をドア1にボルトB1にて予め取りつけておくもの
である。
次に補強板4にヒンジブラケット締結ボルトB3の頭部
B3、を収納するための凹部40を形成してルーフパネ
ル3と重合させ、この重合部分にポルl” Baの軸部
B3□の挿通用孔7を穿設しである。
ポル)Baは第3図に示すように頭部B3、下面全周に
突起8が形成され、加圧して電流を通すと溶けて相手部
材に溶着するタイプのボルトであり予めポル)Baを車
室R側より挿通して、ボルト頭部下面全周において前記
挿通孔7の周縁部に溶着しておくものである。
かかる構成により、ヒンジ取付に当っては、ヒンジ2を
取付けたドア1をボルト軸部B3□が車外側に突出した
部分に持ち来してヒンジブラケット24の締結用孔28
を通過させジム5等に介装して位置調整後、ナラ)N3
により車外側から締めて取付を完了するものである。
以上により明らかなように次に列挙する効果を奏する。
(1) ポル)Baを車室R側より突設し、このボル
ト頭部B3、の固定される部位は凹部40となっている
ため、ボルト頭部B3、が補強板4の一般面より突出せ
ず頭上突起とならず、乗員保護上好適である。
(2)ボルトB3は頭部B3、下面全周においてボルト
挿通孔7の周縁部に溶接されているため車室Rに雨水等
が浸入する部分がなくなり、パツキンが不要となるので
パツキンの撓みによるヒンジ支持性の不安定といった問
題がなくなり、シール性ヒンジ支持性が向上する。
(3)ヒンジ2を取り付けたドア1を持ち来したとき、
ルーフパネル3からボルト軸部B3□が突出しているの
で極めて簡単に、ヒンジブラケット24を取付位置へ仮
止めでき、ヒンジブラケット24の取付性が向上する。
尚実施例ではハツチバックドアについて説明したがトラ
ンクリッドにおいても同様で゛あり、その場合、ルーフ
パネル3がリヤウィンドウロアパネルに代わり、ドアが
トランクリッドに代わるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すバックドアヒンジ取付構造の断面
説明図、第2図は本考案実施例を示す第1図と同様の断
面説明図、第3図は第2図の要部分解断面図である。 1・・・・・・ドア、2・・・・・・ヒンジ、3・・・
・・・ルーフパネル、4・・・・・・補強板、7・・・
・・・ボルト軸部挿通孔、24・・・・・・ヒンジブラ
ケット、40・・・・・・凹部、Ba・・・・・・ボル
ト、Ba、・・・・・・ボルト頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉体に予め取付けたヒンジを車体に締結する構造にお
    いて、車体補強板にヒンジブラケット締結ボルト頭部収
    納凹部を形成し、該凹部の底面において車体外板と重合
    し、当該重合部にボルト軸部の挿通孔を穿設して、ボル
    トを車室内側より挿通し、ボルト頭部全周において車体
    の前記挿通孔周縁部と溶接し、他方、車外側より車体側
    ヒンジブラケットをナツト締めして戊る開閉体ヒンジの
    取付構造。
JP1895378U 1978-02-15 1978-02-15 開閉体ヒンジの取付構造 Expired JPS5936487Y2 (ja)

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JPS54122526U JPS54122526U (ja) 1979-08-27
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JPS58111671U (ja) * 1982-01-27 1983-07-29 三菱自動車工業株式会社 リヤル−フレ−ル構造

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