JPH0115530Y2 - - Google Patents

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JPH0115530Y2
JPH0115530Y2 JP1264583U JP1264583U JPH0115530Y2 JP H0115530 Y2 JPH0115530 Y2 JP H0115530Y2 JP 1264583 U JP1264583 U JP 1264583U JP 1264583 U JP1264583 U JP 1264583U JP H0115530 Y2 JPH0115530 Y2 JP H0115530Y2
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JP
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door
panel
bent
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door opening
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JP1264583U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は自動車におけるドア開口部の構造に関
する。
〔従来技術〕
自動車のドア開口部、特にバツクドアの開口部
は車両外側の開口面積よりも車両内側の開口面積
が小さいのが普通である。このため積み卸しされ
る荷物の大きさは内側の開口面積によつて制限さ
れ、従来から外側と内側の面積差を小さくするよ
うな改善が望まれていた。しかし、第1図に想像
線で示すように、ボデイ側のパネル20(リヤエ
ンドポスト)には、ウエザストリツプ16の当接
部分とインナパネル26との溶接接合面28をド
ア側に所定距離(dで示す)だけ突出させて溶接
しろを確保しなくてはならず、またドアの開閉機
能上必要な寸法(図中a,b,c)も確保しなけ
ればならないから、外側と内側との開口面積を全
く同一にすることは不可能である。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑み、次善策として前述の
接合面の突出を少なくともウエザストリツプ当接
部分と同じ程度に抑えて、内側開口面積を大きく
できるようなドア開口部の構造を提供するもので
ある。
〔考案の概要〕
この目的を達するため、本考案ではボデイ側パ
ネルのウエザストリツプ当接部分のみをドア側に
突出させ、接合面に至るパネルの部分をボデイ側
に凹ませてある。従つて、接合面はスポツト溶接
に必要な寸法dを確保したままでボデイ側に後退
させることができ、従来品よりも内側開口面積を
広く取ることができる。以下添付図面に従つて本
考案の実施例を詳述する。
〔考案の実施例〕
第1図はバツクドアが閉鎖された状態を示す横
断面図で上方が外側、下方が自動車の内部であ
る。また第2図はバツクドアを外した状態で車の
後部を示した斜視図である。バツクドア10は薄
鋼板のアウタパネル12とインナパネル14で形
成され、上方または下方に取付けられたヒンジ
(図示せず)を支点として開閉できる。インナパ
ネル14はバツクドア10の内面のみならず側面
をも構成し、側面の段部14aにはウエザストリ
ツプ16が取付けられている。
ウエザストリツプ16は通常中突のゴム製でド
アの周囲に取付けられ、風雨や塵埃の侵入を防止
すると共に、ドア開閉時の衝撃緩和と振動防止の
役割を果たす。第1図ではウエザストリツプ16
の断面形状を想像線で示してあるが、実際には変
形してバツクドア16とボデイ間を密封する。
ボデイ18は外方のパネル20が屈曲してその
ままドア開口部を構成し、この部分は一般にリヤ
エンドポストと呼ばれている。パネル20は内方
に屈曲してから一旦バツクドア10側に突出し、
この突出部22がウエザストリツプ16の当接箇
所となる。
パネル20は突出部22を経た後ボデイ側に屈
曲して直線部24をなし、パネル20の端部は前
記突出部22と同方向、即ちバツクドア10側に
屈曲してインナパネル26、パネルリインホース
23との三重接合面28に至る。インナパネル2
6及びパネルリインホース23はこの接合面28
重ね合わせた状態でスポツト溶接される。第1図
から判るように、パネル20の直線部24がボデ
イ側に凹んだ分だけ接合面28も共に繰返し、こ
れによつて内側の開口面積は大きくなる。接合面
28の寸法d自体は変わらないから、スポツト溶
接作業は何ら支障なく行なえる。内側開口面積が
広がつた分だけ大きな荷物を荷台30に運び込め
るだけでなく、接合面28の突出寸法が小さくな
れば荷物を積み卸しする際に荷物が接合面28に
衝突する可能性も小さくなる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案ではボデイ側のパネ
ルとインナパネルとの接合面全体をボデイ側に後
退させてあるから、ドアの内側開口面積を従来品
に比べて大きく形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドアが閉鎖された状態の横断面図、第
2図はボデイ側のドア開口部を示した斜視図であ
る。 10…バツクドア、16…ウエザストリツプ、
18…ボデイ、20…リアエンドポストのパネ
ル、22…突出部、24…直線部、26…ボデイ
側のインナパネル、28…接合面、a,b,c…
ドア開閉に必要な寸法、d…スポツト溶接に必要
な寸法。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のドア開口部を形成するボデイ側アウタ
    パネルのドア対向面を、 (a) ドア開口面積を狭める方向に階段状に屈曲形
    成してドア側ウエザストリツプを当接させる屈
    曲部と、 (b) 該屈曲部よりも車室側の前記ドア対向面をド
    ア開口面積を拡げる方向に凹ませた凹部と、 (c) 該凹部の車室側端部をドア開口面積を狭める
    方向に屈曲させて、ボデイ側インナパネルとの
    接合面を形成するフランジ部とで形成し、 該フランジ部の先端部が、前記屈曲部よりもド
    ア開口部内側に突出しないようにしたことを特徴
    とする自動車におけるドア開口部の構造。
JP1264583U 1983-01-31 1983-01-31 自動車におけるドア開口部の構造 Granted JPS59118680U (ja)

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JP1264583U JPS59118680U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 自動車におけるドア開口部の構造

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Publication Number Publication Date
JPS59118680U JPS59118680U (ja) 1984-08-10
JPH0115530Y2 true JPH0115530Y2 (ja) 1989-05-10

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JP6428809B2 (ja) * 2017-02-24 2018-11-28 マツダ株式会社 車体後部構造

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JPS59118680U (ja) 1984-08-10

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