JP2016203159A - 排気ガス浄化用触媒材、その製造方法、及びその触媒付パティキュレートフィルタ - Google Patents

排気ガス浄化用触媒材、その製造方法、及びその触媒付パティキュレートフィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP2016203159A
JP2016203159A JP2015236595A JP2015236595A JP2016203159A JP 2016203159 A JP2016203159 A JP 2016203159A JP 2015236595 A JP2015236595 A JP 2015236595A JP 2015236595 A JP2015236595 A JP 2015236595A JP 2016203159 A JP2016203159 A JP 2016203159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
catalyst material
zrpr
composite oxide
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015236595A
Other languages
English (en)
Inventor
知也 滝沢
Tomoya Takizawa
知也 滝沢
原田 浩一郎
Koichiro Harada
浩一郎 原田
誉士 馬場
Yoshi Baba
誉士 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Publication of JP2016203159A publication Critical patent/JP2016203159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

【課題】従来のPr4+を多く含むZrPr系複合酸化物を改良し、その活性な酸素の放出能を向上させることによって、パティキュレート燃焼性能のさらに高い排気ガス浄化用触媒材を提供。
【解決手段】ZrPr複合酸化物において、Pr4+よりもPr3+の方が多く含まれるようにしたので、正孔濃度を増加させ、酸素放出能を向上させることが可能となり、したがって低温でのパティキュレート燃焼が実現し、よりパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材。前記ZrPr系複合酸化物のうち、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))がモル比で0.36〜0.46であり、前記Pr3+/(Pr3++Pr4+)が50〜70%である排気ガス浄化用触媒材。
【選択図】図8

Description

本発明は、排気ガス浄化用触媒材、その製造方法、及びその排気ガス浄化用触媒材が担持された触媒付パティキュレートフィルタに関するものである。
ディーゼルエンジンやリーンバーンガソリンエンジンの排気ガス中には炭素を主成分とするパティキュレート(微粒子状のパティキュレートマター)が含まれている。そこで、排気ガス通路にフィルタを配置してパティキュレートを捕集するとともに、その捕集量が多くなったときに、パティキュレートを燃焼させてフィルタから除去することにより、フィルタを再生することが行なわれている。そして、パティキュレートの燃焼を促進するためにフィルタ本体に触媒が担持されている。
そのような触媒に使用される触媒材として、例えば、Zrと、Ce以外の希土類金属とを含むZr系複合酸化物が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。Zr系複合酸化物は、酸素交換反応によって活性な酸素を放出することで、パティキュレートを効率よく燃焼させることができる。そして、Ce以外の希土類金属として特にPrを含むZrPr系複合酸化物が有用である。
特開2009−101342号公報 特開2010−58110号公報
ところで、上記ZrPr系複合酸化物の活性な酸素の放出メカニズムは次のように考えられる。すなわち、その結晶構造中に存在する酸素空孔を介して結晶表面近くに移動してきた酸化物イオンから、周辺の正孔へ電子が移動するとともに活性な酸素が形成され、結晶表面から放出される。従って、例えば、結晶構造中の正孔濃度を増加させることができれば、ZrPr系複合酸化物の活性な酸素の放出能が向上すると考えられる。
一方で、+1価の電荷を有する正孔の濃度増加は触媒材における電気的な偏りをもたらすことが懸念される。従って、触媒材を構成する陽イオンは、形成された正孔との電気的な反発を低減するために、低価数状態として保持されていることが望ましい。
この点において、上記特許文献1,2のようなZrPr系複合酸化物では、Prは3価のPrイオン(Pr3+)と4価のPrイオン(Pr4+)の両方が共存しており、且つPr3+よりもPr4+の方が多く含まれているため、正孔濃度を増加させることが困難である。
従って、ZrPr系複合酸化物の結晶構造中の正孔濃度を増加させるためには、Pr3+の含有割合を増加させることが望ましい。
そこで本発明では、従来のPr4+を多く含むZrPr系複合酸化物を改良し、その活性な酸素の放出能を向上させることによって、さらにパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことを課題とする。
上記の目的を達成するために、本発明では、活性な酸素の放出能を有するZrPr系複合酸化物において、Pr4+よりもPr3+の方が多く含まれるようにした。
すなわち、ここに開示する排気ガス浄化用触媒材は、活性な酸素の放出能を有する排気ガス浄化用触媒材であり、上記排気ガス浄化用触媒材は、ZrとPrとを含有するZrPr系複合酸化物であり、上記ZrPr系複合酸化物中、3価のPrイオン(Pr3+)と4価のPrイオン(Pr4+)との総含有量に対するPr3+の含有量の割合(Pr3+/(Pr3++Pr4+))が50%以上であり、上記ZrPr系複合酸化物をカーボン粉末と混合しTG−DTA測定を行なったときのDTAプロファイルにおける発熱ピークトップ温度が440℃以下であることを特徴とする。
本発明によれば、従来のZrPr系複合酸化物に比べ、Pr3+の割合が増加しているため、正孔濃度を増加させることが可能となり、酸素放出能を向上させることができる。また、従来のZrPr系複合酸化物に比べ、さらに低温でのパティキュレート燃焼が可能となり、よりパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。
なお、好ましい態様では、上記ZrPr系複合酸化物のうち、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))がモル比で0.36以上0.46以下である。
上記ZrPr系複合酸化物において、Zrは4価のイオン(Zr4+)として存在しており、そのイオン半径は0.84Åである。このため、よりイオン半径の大きい金属陽イオンを固溶させることにより、陽イオン周りの酸化物イオンの配位数を減少させることができる。具体的には例えば、Pr4+のイオン半径は0.96Å、Pr3+のイオン半径は1.13Åであることが知られているが、上記ZrPr系複合酸化物中のPrの割合を増加させていくことにより、酸化物イオンの配位数が減少し、Pr4+よりもPr3+の割合が増加していく。
従って、本構成とすることにより、Pr3+の割合を増加させることができ、正孔濃度を増加させて、ZrPr系複合酸化物の酸素放出能を効果的に向上させることができる。
また、好ましい態様では、上記Pr3+/(Pr3++Pr4+)が50%以上70%以下である。これにより、上記ZrPr系複合酸化物の酸素放出能を高め、パティキュレート燃焼性能を効果的に向上させることができる。
また、ここに開示する触媒付パティキュレートフィルタは、エンジンから排出されるパティキュレートを捕集するフィルタ本体の排気ガス通路壁に触媒が担持されたものであって、上記触媒は、上記排気ガス浄化用触媒材を含むことを特徴とする。
本発明によれば、パティキュレート燃焼性能の高い触媒付パティキュレートフィルタをもたらすことができる。
また、ここに開示する排気ガス浄化用触媒材の製造方法は、上記排気ガス浄化用触媒材を製造する方法であって、ZrとPrとを含有する酸性溶液に、塩基性溶液を添加することにより、ZrとPrとを含む水酸化物の共沈殿物を得るステップと、上記共沈殿物を大気中、700℃以上850℃以下、1時間以上3時間以下の範囲で焼成することにより、上記ZrPr系複合酸化物を得るステップとを備えたことを特徴とする。
上記特許文献1,2に記載のZrPr系複合酸化物では、大気中、500℃、2〜3時間の焼成を行うことにより作製している。
これに対し、本発明者らの鋭意研究により、上記ZrPr系複合酸化物を上記焼成条件で処理することによって、Pr4+よりもPr3+の含有割合が増加することが判った。
従って、本発明によれば、Pr4+よりもPr3+の含有割合が多いZrPr系複合酸化物をもたらすことができ、これにより正孔濃度を増加させることができ、活性な酸素の放出能を向上させ、パティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。
以上述べたように、本発明によると、従来のZrPr系複合酸化物に比べ、Pr3+の割合が増加しているため、正孔濃度を増加させることが可能となり、酸素放出能を向上させることができる。また、従来のZrPr系複合酸化物に比べ、さらに低温でのパティキュレート燃焼が可能となり、よりパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。
第1実施形態に係るパティキュレートフィルタをエンジンの排気ガス通路に配置した状態を示す図。 同フィルタを模式的に示す正面図。 同フィルタを模式的に示す縦断面図。 同フィルタの排気ガス通路壁を模式的に示す拡大断面図。 同排気ガス通路壁に担持された触媒を模式的に示す断面図。 第1実施形態において、ZrPr複合酸化物における格子定数のPr含有量依存性を示すグラフ。 第1実施形態において、Zr0.540.18Pr0.28(R=La,Y,Yb,Sc,Nd,Pr)における格子定数と元素Rの見かけのイオン半径との関係を示すグラフ。 ZrPr複合酸化物におけるDTAピークトップ温度のPr含有量依存性を示すグラフ。 第2実施形態において、Ndを含有するZrPr複合酸化物におけるDTAピークトップ温度のPr含有量依存性を示すグラフ。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(第1実施形態)
<触媒付パティキュレートフィルタについて>
図1に示すように、触媒付パティキュレートフィルタ(以下、単に「触媒付フィルタ」という。)10は、ディーゼルエンジン等の排気ガスの通路11に配置され、エンジンから排出される排気ガス中のパティキュレート(以下、「PM」という。)を捕集する。触媒付フィルタ10よりも排気ガス流の上流側の排気ガスの通路11には、酸化物等からなるサポート材にPt、Pd等に代表される触媒金属を担持した酸化触媒(図示省略)を配置することができる。このような酸化触媒を触媒付フィルタ10の上流側に配置するときは、該酸化触媒によって排気ガス中のHC、COを酸化させ、その酸化燃焼熱で触媒付フィルタ10に流入する排気ガス温度を高めて触媒付フィルタ10を加熱することができ、PMの燃焼除去に有利になる。また、排気ガス中のNOが酸化触媒でNOに酸化され、該NOが触媒付フィルタ10にPMを燃焼させる酸化剤として供給されることになる。
図2及び図3に模式的に示すように、触媒付フィルタ10は、ハニカム構造をなしており、互いに平行に延びる多数の排気ガス通路12、13を備えている。すなわち、触媒付フィルタ10は、下流端が栓14により閉塞された排気ガス流入路12と、上流端が栓14により閉塞された排気ガス流出路13とが交互に設けられ、排気ガス流入路12と排気ガス流出路13とは薄肉の隔壁(排気ガス通路壁)15を介して隔てられている。図2においてハッチングを付した部分は排気ガス流出路13の上流端の栓14を示している。
触媒付フィルタ10は、隔壁15を含むフィルタ本体がコージェライト、SiC、Si、サイアロン、AlTiOのような無機多孔質材料から形成されている。排気ガス流入路12内に流入した排気ガスは図3において矢印で示したように周囲の隔壁15を通って隣接する排気ガス流出路13内に流出する。すなわち、図4に示すように、隔壁15は排気ガス流入路12と排気ガス流出路13とを連通する微小な細孔16を有し、この細孔16を排気ガスが通る。PMは主に排気ガス流入路12及び細孔16の壁部に捕捉され堆積する。
上記フィルタ本体の排気ガス通路(排気ガス流入路12、排気ガス流出路13及び細孔16)を形成する壁面には触媒20が担持されている。なお、排気ガス流出路13側の壁面に触媒を担持することは必ずしも要しない。
<触媒について>
図5に模式的に示すように、触媒20は、ZrとPrとを含有するZrPr複合酸化物21(ZrPr系複合酸化物)、及びバインダ材22を含有する。なお、本実施形態においてバインダ材22は、ジルコニアバインダである。
触媒20の隔壁15への担持は、次の手順で行う。すなわち、ZrPr複合酸化物21とバインダ材22をイオン交換水と混合してなるスラリーを生成する。このスラリーをフィルタ本体の出口側から吸引して、担体に含ませる。そして、余分なスラリーをエアブローで除去した後、大気中でのスラリーの乾燥(150℃)及び焼成(500℃で2時間保持)を行う。これにより、フィルタ本体の隔壁15に触媒20を担持することができる。
[ZrPr複合酸化物の調製]
ZrPr複合酸化物21は、共沈法を用いて調製(製造)することができる。
まず、硝酸プラセオジウム6水和物、オキシ硝酸ジルコニル溶液、及びイオン交換水を混合してなる硝酸塩溶液(酸性溶液)に、28質量%アンモニア水の8倍希釈液(塩基性溶液)を混合して中和することにより、ZrとPrとを含む水酸化物の共沈殿物を得る。
この共沈殿物を含む溶液を遠心分離器にかけて上澄み液を除去する(脱水)、そこにさらにイオン交換水を加えて撹拌する(水洗)、という操作を必要回数繰り返す。
そして、上記共沈殿物を大気中において150℃で一昼夜乾燥し、粉砕した後、大気中において700℃以上850℃以下、1時間以上3時間以下の範囲で焼成する。これにより、ZrPr複合酸化物の粉末が得られる。
[Zr及びPrの含有割合について]
ここで、ZrPr複合酸化物粉末のうち、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))は、表1に示すとおりである。
Figure 2016203159
表1に示すZrPr複合酸化物21において、Prの含有割合がその結晶構造に与える影響について、X線回折測定(XRD)を用いて各触媒材の格子定数を求めることにより評価した。なお、Zr1−aPrは、立方晶系に属し、2θ=80〜82°付近の(840)面に由来するピークからブラッグの式により格子定数を求めた。結果を図6に示す。
また、各触媒材の焼成条件として、表2及び図6に示すように、第1焼成条件(大気中500℃2時間)、第2焼成条件(大気中800℃2時間)、及び第3焼成条件(大気中800℃24時間)を施したものについて各々、室温にて測定を行った。
Figure 2016203159
一般に、XRD測定から得られた格子定数は、構成元素のイオン半径に比例することが知られている。表3に各種イオンのイオン半径(Å)を示す。
Figure 2016203159
図6に示すように、各焼成条件により処理した各触媒材の格子定数を比較すると、まず、いずれの焼成条件を使用した場合であっても、Prの含有割合の増加に伴い格子定数が増加していることが判る。
これは、表3に示すように、Zrイオンに対して、見かけのイオン半径の大きいPrイオン(Pr3+,Pr4+)が結晶格子中に固溶することに伴うものと考えられる。
次に、比較例1,2と実施例1〜3の結果を比較する。すなわち、a≧0.36では、第1焼成条件で処理したものに対し、第2,第3焼成条件で処理したものは格子定数の増加率が大きいことが判る。
これは、第1焼成条件の500℃よりも高い800℃の第2、第3焼成条件で焼成処理を行うことにより、Pr含有量の高い実施例1〜3では、Pr中のPr3+の割合が増加し、格子膨張が起こったためと考えられる。
[Pr3+及びPr4+の比率について]
Pr含有量の増加に伴いPr中のPr3+の割合が増加していることを確かめるため、実施例3の第1及び第3焼成条件により処理した触媒材について、Pr中のPr3+及びPr4+の割合について検討を行った。
具体的には、表1に示す実施例3のZr0.54Pr0.46と、そのPrの一部を各種元素Rに置き換えたZr0.540.18Pr0.28について、元素Rのイオン半径(Å)と、XRD測定より得られた格子定数(Å)との関係について評価した。使用した複合酸化物の構成を表4に示す。
Figure 2016203159
なお、Zr0.540.18Pr0.28は、上記Zr1−aPrと同様に、立方晶系に属し、2θ=80〜82°付近の(840)面に由来するピークからブラッグの式により格子定数を求めた。
表4に示すPr以外の元素Rのイオンは、上記複合酸化物中において3価で存在し、焼成前後において価数変化を伴わないため、イオン半径は変化しない。そこで、Zr0.540.18Pr0.28では、Rのイオン半径と格子定数との間には、上述のごとく、相関関係が見られると考えられる。従って、この相関関係に対し、実施例3のZr0.54Pr0.46の格子定数を評価することにより、Pr中におけるPr3+及びPr4+の割合を評価することができる。なお、Rイオンのイオン半径は表3に示すとおりである。
次に、表4に示す各触媒材の格子定数と表3に示すイオン半径について関係を図7に示す。
図7に示すように、参考例1〜4及び比較例3の複合酸化物では、第1焼成条件又は第3焼成条件のいずれを用いた場合であっても、格子定数に大きな差異がないことが判る。そして、各複合酸化物の元素Rのイオン半径と格子定数との間に相関関係があることが判る。
図7の相関関係に対し、表4に示す実施例3のZr0.54Pr0.46の格子定数の値について検討する。
一般に、Pr酸化物において、Pr中のPr3+とPr4+の含有割合はPr3+/Pr4+=0.35/0.65であることが知られている。このとき、表3に示すように、Pr3+及びPr4+のイオン半径は、それぞれ1.13Å及び0.96Åであるため、Prの見かけのイオン半径r(Pr)は、下記式(1)により1.02Åと算出することができる。
r(Pr)=p×r(Pr3+)+(1−p)×r(Pr4+) …(1)
ここで、p,1−pは各々Pr中のPr3+,Pr4+の含有割合、r(Pr3+)はPr3+のイオン半径、r(Pr4+)はPr4+のイオン半径であり、p=0.35、r(Pr3+)=1.13Å、r(Pr4+)=0.96Åである。
Prの見かけのイオン半径を上述のごとく1.02Åとし、実施例3のZr0.54Pr0.46の格子定数を評価すると、図7に示すように、第1焼成条件の処理を施したものでは、上記参考例1〜4、及び比較例3の相関関係に一致する値となっていることが判る(A1)。一方、第3焼成条件の処理を施したものでは、上記相関関係と一致しない値であることが判る(A2)。
これは、第1焼成条件で処理したものでは、Pr中のPr3+の割合が0.35程度であると考えられるのに対し、第3焼成条件で処理したものでは、Pr中のPr3+とPr4+の含有割合が変化していることを示している。
ここで、Pr3+とPr4+の割合をPr3+/Pr4+=0.70/0.30、すなわち上記式(1)で、p=0.70とすると、式(1)により、Prの見かけのイオン半径r(Pr)は、1.08Åとなる。
このようにr(Pr)を1.08Åとした場合、第3焼成条件で処理した実施例3の触媒材の格子定数の値は、上記参考例1〜4、及び比較例3の相関関係に一致する値となることが判る(A3)。
これにより、実施例3の触媒材について第3焼成条件の処理を施すと、PrはPr4+の割合が減少してPr3+の割合が増加し、格子膨張が起こっていることが判る。
[考察]
以上より、表1及び図6に示すように、実施例1〜3(a≧0.36)の触媒材では、第2及び第3焼成条件により焼成処理を施すことにより、Prの価数変化(Pr4+→Pr3+)に伴う格子膨張が起こっていると考えられる。このことは、Zrよりもイオン半径の大きなPrの含有量が増加することにより、陽イオン周りの配位数の低減がもたらされるとともに、酸素の放出が促進され、電気的中性条件からPrは3価のPr3+として安定化しているものと考えられる。
なお、本発明者らの実験の結果、Pr酸化物において、価数変化(Pr4+→Pr3+)の伴う酸素放出反応は、温度上昇に伴い複数の反応が逐次的に起こることが確認され、これらの反応はPrが有する複数の中間組成に起因することが判明している。
従って、実施例1〜3の触媒材であっても、従来の第1焼成条件の処理(焼成温度500℃)では、Prの価数変化(Pr4+→Pr3+)が観測されなかったのに対し、第2及び第3焼成条件(焼成温度800℃)の処理では、酸素放出反応が促進され、上述のごとく、Pr3+の割合が増加したものと考えられる。
[カーボン燃焼性能について]
次に、表1に示す比較例及び実施例の各々の触媒材について、示差熱・熱重量分析装置(TG−DTA)によるカーボン燃焼性能の評価を行った。
まず、表1に示すZrPr複合酸化物21の粉末とカーボンブラック(パティキュレートの代用)とを各々4:1の質量比で充分に混合した評価用試料を準備した。
評価用試料をアルミナ製試料容器に秤量(5.0mg)して、キャリヤーガスを流通させたTG−DTAの天秤にセットし、ベースラインが安定した後、100℃から800℃まで10℃/分の速度で昇温し、測定データを得た。キャリヤーガスは、O(10容量%)、N(40容量%)及びAr(50容量%)の混合ガスに、NOを250ppm添加したガスであり、ガス流通量は200mL/分とした。
図8は、上記のように得られた測定データのDTAプロファイルにおいて、その発熱ピークトップ温度(以下、「DTAピークトップ温度」という)をPr含有量に対してプロットしたものである。
ここで、カーボン粉末燃焼におけるTG−DTAにおいて、DTAピークトップ温度が低いということは、次のことを意味する。すなわち、パティキュレートを捕集したフィルタの温度を上昇させていくと、上記触媒材によってパティキュレートを燃焼させる火種が、より低温で形成され得るため、より低温でパティキュレートの燃焼を開始させることができる。
図8に示すように、第1及び第2焼成条件を施した触媒材では、Prの含有量増加に伴い、DTAピークトップ温度が低下していることが判る。
これは、見かけのイオン半径の大きいPrの含有量が高まるにつれて、配位数の低減が促進され、触媒材からの酸素放出量が増加するため、カーボン燃焼がより低温で進行するためと考えられる。
また、第1焼成条件と第2焼成条件により処理した触媒材のDTAピークトップ温度を比較すると、a≧0.36において、前者のものよりも、後者のものがより低温となっていることが判る。
これは、上述のごとく、より高温(800℃)での焼成処理により、酸素放出が促進され、PrがPr3+として安定化することにより、触媒材の正孔濃度を向上させることが可能となり、触媒材のカーボン燃焼性能(低温活性)が向上したものと考えられる。
なお、第3焼成条件により処理した触媒材においては、図8に示すように、第1及び第2焼成条件で処理した触媒材に比べ、DTAピークトップ温度が高温となった。
これは、第3焼成条件において、24時間の焼成時間により、触媒材が熱劣化したことが原因の一つと考えられる。
[まとめ]
以上述べたように、ZrPr複合酸化物中のZr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))を好ましくは、モル比で0.30以上0.50以下、より好ましくは0.34以上0.48以下、特に好ましくは0.36以上0.46以下とし、焼成温度を、好ましくは700℃以上900℃以下、より好ましくは700℃以上850℃以下、特に好ましくは750℃以上850℃以下、焼成時間を好ましくは1時間以上5時間以下、より好ましくは1時間以上3時間以下、特に好ましくは2時間以上3時間以下の範囲とする条件で焼成処理することにより、Pr中のPr3+とPr4+との総含有量に対するPr3+の含有量の割合(Pr3+/(Pr3++Pr4+))を好ましくは50%以上90%以下、より好ましくは50%以上80%以下、特に好ましくは50%以上70%以下とすることができ、これらのZrPr複合酸化物のDTAピークトップ温度は好ましくは440℃以下となる。従って、本構成とすることにより、ZrPr複合酸化物中の正孔濃度を増加させることができ、活性な酸素の放出能を向上させ、パティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。
(第2実施形態)
以下、本発明に係る他の実施形態について詳述する。なお、これらの実施形態の説明において、第1実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
<触媒について>
図5に示すZrPr複合酸化物21は、Zr、Prに加え、さらにNdを含有することができる。以下、実施例3のZrPr複合酸化物21についてPrの一部をNdで置換したものについて検討する。
[ZrPr複合酸化物の調製]
ZrとNdとPrとを含有するZrPr複合酸化物21は、原料として、オキシ硝酸ジルコニル溶液、硝酸ネオジム6水和物及び硝酸プラセオジウム6水和物を用いることにより、第1実施形態と同様の共沈法を用いて調製することができる。
[Zr、Nd及びPrの含有割合について]
ここで、ZrPr複合酸化物粉末のうち、Zr,Nd及びPrの総含有量(Zr+Nd+Pr)に対するPrの含有量の割合b(=Pr/(Zr+Nd+Pr))、Zr及びPrの総含有量(Zr+Pr)、並びに当該総含有量に対するPrの含有量の割合c(=Pr/(Zr+Pr))は、表5に示すとおりである。
Figure 2016203159
[カーボン燃焼性能について]
表5に示す実施例4,5及び比較例3の各々の触媒材について、示差熱・熱重量分析装置(TG−DTA)によるカーボン燃焼性能の評価を行った。なお、測定方法は第1実施形態と同様である。
図9は、得られた測定データのDTAピークトップ温度をZr,Nd及びPrの総含有量に対するPr含有量bに対してプロットしたものである。
図9に示すように、第1及び第2焼成条件を施した触媒材では、Pr含有量bの増加に伴い、DTAピークトップ温度が低下していることが判る。
また、第1焼成条件と第2焼成条件により処理した触媒材のDTAピークトップ温度を比較すると、b≧0.34、すなわちc≧0.39(表5)において、前者のものよりも、後者のものがより低温となっていることが判る。
これは、第1実施形態と同様に、Pr含有量bの増加と、より高温(800℃)での焼成処理とにより、酸素放出が促進され、Pr中のPr3+の割合が増加し、PrがPr3+として安定化することにより、触媒材の正孔濃度をさらに向上させることが可能となり、延いては触媒材のカーボン燃焼性能(低温活性)が向上したものと考えられる。
なお、第1実施形態と同様に、第3焼成条件により処理した触媒材においては、図9に示すように、第1及び第2焼成条件で処理した触媒材に比べ、DTAピークトップ温度が高温となった。
これは、第3焼成条件において、24時間の焼成時間により、触媒材が熱劣化したことが原因の一つと考えられる。
また、第1実施形態の図7と本実施形態の図9とを比較すると、触媒材の低温燃焼性能がさらに向上していることが判る。これは、Nd3+を含有することにより、3価の陽イオンの総含有量が増加し、酸素の放出が促進され、触媒材の触媒活性が向上したためと考えられる。なお、比較例3のように、Pr含有量bが0.28まで低下すると、Pr3+の形成による性能向上の効果が低減することから、触媒材の低温燃焼性能の向上は見られないと考えられる。
[まとめ]
以上述べたように、Ndを含有するZrPr複合酸化物において、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合c(Pr/(Zr+Pr))を、好ましくは、モル比で0.35以上、より好ましくは0.36以上0.50以下、特に好ましくは0.39以上0.46以下とし、第1実施形態と同様の焼成条件により焼成することにより、ZrPr複合酸化物中の正孔濃度を増加させることができ、活性な酸素の放出能を向上させ、より低温でのパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。また、このとき、Zr、Nd及びPrの総含有量に対するZrの含有量を、好ましくは0.64以下、より好ましくは0.50以上0.60以下とすることができる。これにより、より低温でのパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。
(その他の実施形態)
第1実施形態では、ZrPr複合酸化物21はZrとPrのみを含有し、第2実施形態では、ZrPr複合酸化物21はZrとPrに加えてNdを含有する構成であったが、例えばNdに替えて、Nd以外の他の元素、好ましくはNd以外の希土類元素を含む構成とすることができる。具体的には、La,Y,Yb等の希土類元素を含む構成とすることができる。これにより、Zr系複合酸化物中の陽イオン周りの配位数を効果的に低減させることができ、その酸素放出能を向上させ、パティキュレート燃焼性能を効果的に向上させることができる。
また、第1実施形態において、触媒20は、本発明に係る触媒材とバインダ材とを含有する構成であったが、上記触媒材に加え、活性アルミナや、他の酸素吸蔵放出材、具体的にはZrとCeを含有するZrCe系複合酸化物などを含んでもよい。
また、触媒20は、Pt,Pd,Rh等の触媒金属を含んでもよい。これらの触媒金属は、1種類又は複数種類用いることができ、上記各種触媒材に担持された状態で含有されてもよく、また、固溶された状態であってもよい。
本発明は、従来のZrPr系複合酸化物に比べ、Pr3+の割合が増加しているため、正孔濃度を増加させることが可能となり、酸素放出能を向上させることができるので極めて有用である。また、従来のZrPr系複合酸化物に比べ、さらに低温でのパティキュレート燃焼が可能となり、よりパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができるので、極めて有用である。
10 触媒付パティキュレートフィルタ
15 隔壁(排気ガス通路壁)
20 触媒
21 ZrPr複合酸化物(排気ガス浄化用触媒材、ZrPr系複合酸化物)

Claims (5)

  1. 活性な酸素の放出能を有する排気ガス浄化用触媒材であって、
    上記排気ガス浄化用触媒材は、ZrとPrとを含有するZrPr系複合酸化物であり、
    上記ZrPr系複合酸化物中、3価のPrイオン(Pr3+)と4価のPrイオン(Pr4+)との総含有量に対するPr3+の含有量の割合(Pr3+/(Pr3++Pr4+))が50%以上であり、
    上記ZrPr系複合酸化物をカーボン粉末と混合しTG−DTA測定を行なったときのDTAプロファイルにおける発熱ピークトップ温度が440℃以下である
    ことを特徴とする排気ガス浄化用触媒材。
  2. 請求項1において、
    上記ZrPr系複合酸化物のうち、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))がモル比で0.36以上0.46以下である
    ことを特徴とする排気ガス浄化用触媒材。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    上記Pr3+/(Pr3++Pr4+)が50%以上70%以下である
    ことを特徴とする排気ガス浄化用触媒材。
  4. エンジンから排出されるパティキュレートを捕集するフィルタ本体の排気ガス通路壁に触媒が担持された触媒付パティキュレートフィルタであって、
    上記触媒は、請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載された排気ガス浄化用触媒材を含む
    ことを特徴とする触媒付パティキュレートフィルタ。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載された排気ガス浄化用触媒材を製造する方法であって、
    ZrとPrとを含有する酸性溶液に、塩基性溶液を添加することにより、ZrとPrとを含む水酸化物の共沈殿物を得るステップと、
    上記共沈殿物を大気中、700℃以上850℃以下、1時間以上3時間以下の範囲で焼成することにより、上記ZrPr系複合酸化物を得るステップとを備えた
    ことを特徴とする排気ガス浄化用触媒材の製造方法。
JP2015236595A 2015-04-15 2015-12-03 排気ガス浄化用触媒材、その製造方法、及びその触媒付パティキュレートフィルタ Pending JP2016203159A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015083267 2015-04-15
JP2015083267 2015-04-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016203159A true JP2016203159A (ja) 2016-12-08

Family

ID=57486337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015236595A Pending JP2016203159A (ja) 2015-04-15 2015-12-03 排気ガス浄化用触媒材、その製造方法、及びその触媒付パティキュレートフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016203159A (ja)

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07503896A (ja) * 1992-02-21 1995-04-27 インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・ピーエルシー 酸化触媒
US5567667A (en) * 1992-02-21 1996-10-22 Imperial Chemical Industries Plc Oxidation catalysts
JP2001113168A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 Shin Etsu Chem Co Ltd 酸化プラセオジムを含有する酸化物及びその製造方法
JP2006068728A (ja) * 2004-08-03 2006-03-16 Mazda Motor Corp 排気ガス浄化触媒
JP2007209913A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Mazda Motor Corp 触媒材およびその製造方法並びにディーゼルパティキュレートフィルタ
US20090084266A1 (en) * 2007-10-01 2009-04-02 Mazda Motor Corporation Particulate filter
JP2009101342A (ja) * 2007-10-01 2009-05-14 Mazda Motor Corp パティキュレートフィルタ
JP2010058110A (ja) * 2008-08-08 2010-03-18 Honda Motor Co Ltd 低貴金属担持三元触媒
JP2013166130A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Okayama Univ 排ガス浄化三元触媒
WO2014102586A1 (en) * 2012-12-27 2014-07-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust gas control catalyst, catalyst apparatus and exhaust gas control method
JP2014136174A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Mazda Motor Corp 触媒付パティキュレートフィルタ及びその製造方法
JP2016077975A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 マツダ株式会社 排気ガス浄化装置及び浄化方法

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07503896A (ja) * 1992-02-21 1995-04-27 インペリアル・ケミカル・インダストリーズ・ピーエルシー 酸化触媒
US5567667A (en) * 1992-02-21 1996-10-22 Imperial Chemical Industries Plc Oxidation catalysts
JP2001113168A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 Shin Etsu Chem Co Ltd 酸化プラセオジムを含有する酸化物及びその製造方法
JP2006068728A (ja) * 2004-08-03 2006-03-16 Mazda Motor Corp 排気ガス浄化触媒
JP2007209913A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Mazda Motor Corp 触媒材およびその製造方法並びにディーゼルパティキュレートフィルタ
US20090084266A1 (en) * 2007-10-01 2009-04-02 Mazda Motor Corporation Particulate filter
JP2009101342A (ja) * 2007-10-01 2009-05-14 Mazda Motor Corp パティキュレートフィルタ
JP2010058110A (ja) * 2008-08-08 2010-03-18 Honda Motor Co Ltd 低貴金属担持三元触媒
US20110287928A1 (en) * 2009-08-05 2011-11-24 Honda Motor Co., Ltd. Low level noble metal-supporting three-way catalyst
JP2013166130A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Okayama Univ 排ガス浄化三元触媒
WO2014102586A1 (en) * 2012-12-27 2014-07-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust gas control catalyst, catalyst apparatus and exhaust gas control method
JP2014124631A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Toyota Motor Corp 排ガス浄化触媒及び排ガス浄化方法
JP2014136174A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Mazda Motor Corp 触媒付パティキュレートフィルタ及びその製造方法
JP2016077975A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 マツダ株式会社 排気ガス浄化装置及び浄化方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5773337B2 (ja) 酸化触媒及びディーゼルパーティキュレートフィルター
JP5864443B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒
WO2017051459A1 (ja) 排気浄化フィルタ
JP5558867B2 (ja) 排気浄化触媒
JP6145763B2 (ja) 粒子状物質燃焼触媒及び粒子状物質燃焼触媒フィルタ
JP5954159B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
WO2013153915A1 (ja) 排気ガス浄化用触媒
JP5974850B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
WO2013042300A1 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5942550B2 (ja) 粒子状物質燃焼触媒及びその製造方法
JP6627813B2 (ja) 触媒付きパティキュレートフィルタの製造方法
JP6194699B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタの製造方法
JP2016203159A (ja) 排気ガス浄化用触媒材、その製造方法、及びその触媒付パティキュレートフィルタ
WO2018055894A1 (ja) 粒子状物質燃焼触媒及び粒子状物質燃焼触媒フィルタ
JP5190797B2 (ja) 複合酸化物触媒、これを用いたディーゼルパティキュレートフィルタ及び複合酸化物触媒の製造方法
JP6651344B2 (ja) パティキュレートフィルタ
JP5412788B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒
JP5585805B2 (ja) Pm酸化触媒及びその製造方法
JP6094544B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ及びその製造方法
JP6202022B2 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ
JP5956496B2 (ja) 排ガス浄化用触媒、それを用いた排ガス浄化フィルタ及び排ガス浄化方法
JP2019171323A (ja) パティキュレート浄化用触媒材及びその製造方法
WO2016031102A1 (ja) 触媒付パティキュレートフィルタ及びその製造方法
JP2018051468A (ja) 排ガス浄化フィルタ
JP6288113B2 (ja) パティキュレートフィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180828