JP2016203159A - 排気ガス浄化用触媒材、その製造方法、及びその触媒付パティキュレートフィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ZrPr複合酸化物において、Pr4+よりもPr3+の方が多く含まれるようにしたので、正孔濃度を増加させ、酸素放出能を向上させることが可能となり、したがって低温でのパティキュレート燃焼が実現し、よりパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材。前記ZrPr系複合酸化物のうち、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))がモル比で0.36〜0.46であり、前記Pr3+/(Pr3++Pr4+)が50〜70%である排気ガス浄化用触媒材。
【選択図】図8
Description
<触媒付パティキュレートフィルタについて>
図1に示すように、触媒付パティキュレートフィルタ(以下、単に「触媒付フィルタ」という。)10は、ディーゼルエンジン等の排気ガスの通路11に配置され、エンジンから排出される排気ガス中のパティキュレート(以下、「PM」という。)を捕集する。触媒付フィルタ10よりも排気ガス流の上流側の排気ガスの通路11には、酸化物等からなるサポート材にPt、Pd等に代表される触媒金属を担持した酸化触媒(図示省略)を配置することができる。このような酸化触媒を触媒付フィルタ10の上流側に配置するときは、該酸化触媒によって排気ガス中のHC、COを酸化させ、その酸化燃焼熱で触媒付フィルタ10に流入する排気ガス温度を高めて触媒付フィルタ10を加熱することができ、PMの燃焼除去に有利になる。また、排気ガス中のNOが酸化触媒でNO2に酸化され、該NO2が触媒付フィルタ10にPMを燃焼させる酸化剤として供給されることになる。
図5に模式的に示すように、触媒20は、ZrとPrとを含有するZrPr複合酸化物21(ZrPr系複合酸化物)、及びバインダ材22を含有する。なお、本実施形態においてバインダ材22は、ジルコニアバインダである。
ZrPr複合酸化物21は、共沈法を用いて調製(製造)することができる。
ここで、ZrPr複合酸化物粉末のうち、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))は、表1に示すとおりである。
Pr含有量の増加に伴いPr中のPr3+の割合が増加していることを確かめるため、実施例3の第1及び第3焼成条件により処理した触媒材について、Pr中のPr3+及びPr4+の割合について検討を行った。
r(Pr)=p×r(Pr3+)+(1−p)×r(Pr4+) …(1)
ここで、p,1−pは各々Pr中のPr3+,Pr4+の含有割合、r(Pr3+)はPr3+のイオン半径、r(Pr4+)はPr4+のイオン半径であり、p=0.35、r(Pr3+)=1.13Å、r(Pr4+)=0.96Åである。
以上より、表1及び図6に示すように、実施例1〜3(a≧0.36)の触媒材では、第2及び第3焼成条件により焼成処理を施すことにより、Prの価数変化(Pr4+→Pr3+)に伴う格子膨張が起こっていると考えられる。このことは、Zrよりもイオン半径の大きなPrの含有量が増加することにより、陽イオン周りの配位数の低減がもたらされるとともに、酸素の放出が促進され、電気的中性条件からPrは3価のPr3+として安定化しているものと考えられる。
次に、表1に示す比較例及び実施例の各々の触媒材について、示差熱・熱重量分析装置(TG−DTA)によるカーボン燃焼性能の評価を行った。
以上述べたように、ZrPr複合酸化物中のZr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))を好ましくは、モル比で0.30以上0.50以下、より好ましくは0.34以上0.48以下、特に好ましくは0.36以上0.46以下とし、焼成温度を、好ましくは700℃以上900℃以下、より好ましくは700℃以上850℃以下、特に好ましくは750℃以上850℃以下、焼成時間を好ましくは1時間以上5時間以下、より好ましくは1時間以上3時間以下、特に好ましくは2時間以上3時間以下の範囲とする条件で焼成処理することにより、Pr中のPr3+とPr4+との総含有量に対するPr3+の含有量の割合(Pr3+/(Pr3++Pr4+))を好ましくは50%以上90%以下、より好ましくは50%以上80%以下、特に好ましくは50%以上70%以下とすることができ、これらのZrPr複合酸化物のDTAピークトップ温度は好ましくは440℃以下となる。従って、本構成とすることにより、ZrPr複合酸化物中の正孔濃度を増加させることができ、活性な酸素の放出能を向上させ、パティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。
以下、本発明に係る他の実施形態について詳述する。なお、これらの実施形態の説明において、第1実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すZrPr複合酸化物21は、Zr、Prに加え、さらにNdを含有することができる。以下、実施例3のZrPr複合酸化物21についてPrの一部をNdで置換したものについて検討する。
ZrとNdとPrとを含有するZrPr複合酸化物21は、原料として、オキシ硝酸ジルコニル溶液、硝酸ネオジム6水和物及び硝酸プラセオジウム6水和物を用いることにより、第1実施形態と同様の共沈法を用いて調製することができる。
ここで、ZrPr複合酸化物粉末のうち、Zr,Nd及びPrの総含有量(Zr+Nd+Pr)に対するPrの含有量の割合b(=Pr/(Zr+Nd+Pr))、Zr及びPrの総含有量(Zr+Pr)、並びに当該総含有量に対するPrの含有量の割合c(=Pr/(Zr+Pr))は、表5に示すとおりである。
表5に示す実施例4,5及び比較例3の各々の触媒材について、示差熱・熱重量分析装置(TG−DTA)によるカーボン燃焼性能の評価を行った。なお、測定方法は第1実施形態と同様である。
以上述べたように、Ndを含有するZrPr複合酸化物において、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合c(Pr/(Zr+Pr))を、好ましくは、モル比で0.35以上、より好ましくは0.36以上0.50以下、特に好ましくは0.39以上0.46以下とし、第1実施形態と同様の焼成条件により焼成することにより、ZrPr複合酸化物中の正孔濃度を増加させることができ、活性な酸素の放出能を向上させ、より低温でのパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。また、このとき、Zr、Nd及びPrの総含有量に対するZrの含有量を、好ましくは0.64以下、より好ましくは0.50以上0.60以下とすることができる。これにより、より低温でのパティキュレート燃焼性能の高い排気ガス浄化用触媒材をもたらすことができる。
第1実施形態では、ZrPr複合酸化物21はZrとPrのみを含有し、第2実施形態では、ZrPr複合酸化物21はZrとPrに加えてNdを含有する構成であったが、例えばNdに替えて、Nd以外の他の元素、好ましくはNd以外の希土類元素を含む構成とすることができる。具体的には、La,Y,Yb等の希土類元素を含む構成とすることができる。これにより、Zr系複合酸化物中の陽イオン周りの配位数を効果的に低減させることができ、その酸素放出能を向上させ、パティキュレート燃焼性能を効果的に向上させることができる。
15 隔壁(排気ガス通路壁)
20 触媒
21 ZrPr複合酸化物(排気ガス浄化用触媒材、ZrPr系複合酸化物)
Claims (5)
- 活性な酸素の放出能を有する排気ガス浄化用触媒材であって、
上記排気ガス浄化用触媒材は、ZrとPrとを含有するZrPr系複合酸化物であり、
上記ZrPr系複合酸化物中、3価のPrイオン(Pr3+)と4価のPrイオン(Pr4+)との総含有量に対するPr3+の含有量の割合(Pr3+/(Pr3++Pr4+))が50%以上であり、
上記ZrPr系複合酸化物をカーボン粉末と混合しTG−DTA測定を行なったときのDTAプロファイルにおける発熱ピークトップ温度が440℃以下である
ことを特徴とする排気ガス浄化用触媒材。 - 請求項1において、
上記ZrPr系複合酸化物のうち、Zr及びPrの総含有量に対するPr含有量の割合(Pr/(Zr+Pr))がモル比で0.36以上0.46以下である
ことを特徴とする排気ガス浄化用触媒材。 - 請求項1又は請求項2において、
上記Pr3+/(Pr3++Pr4+)が50%以上70%以下である
ことを特徴とする排気ガス浄化用触媒材。 - エンジンから排出されるパティキュレートを捕集するフィルタ本体の排気ガス通路壁に触媒が担持された触媒付パティキュレートフィルタであって、
上記触媒は、請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載された排気ガス浄化用触媒材を含む
ことを特徴とする触媒付パティキュレートフィルタ。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載された排気ガス浄化用触媒材を製造する方法であって、
ZrとPrとを含有する酸性溶液に、塩基性溶液を添加することにより、ZrとPrとを含む水酸化物の共沈殿物を得るステップと、
上記共沈殿物を大気中、700℃以上850℃以下、1時間以上3時間以下の範囲で焼成することにより、上記ZrPr系複合酸化物を得るステップとを備えた
ことを特徴とする排気ガス浄化用触媒材の製造方法。
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