JP2016190517A - 鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】メーターバイザーの上方を覆うウインドスクリーンを備えた鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造において、簡単な構造としつつ走行風を乗員へ向けて効率良く導く。【解決手段】メーター19の上方を覆うメーターバイザー20と、メーターバイザー20の上方を覆うウインドスクリーン30と、を備える鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造において、ウインドスクリーン30の下端30bと車体10との間には、走行風をウインドスクリーン30の後方に導入する導入部15が形成され、ウインドスクリーン30とメーターバイザー20との間には、導入部15から導入された走行風を後方へ向けて案内する板状のガイド部材41と、ガイド部材41の車幅方向左右両端部から下方へ延びる足部材45と、によって形成される門型のルーバー部材40が設けられ、足部材45には、車幅方向に沿うように延びてルーバー部材40を前後揺動可能に支持する軸部47が設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造に関する。
従来、鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造において、例えば特許文献1及び2に開示されたものがある。特許文献1は、メーターバイザーの上方を覆うウインドスクリーンを車両前部に備えた構造において、ウインドスクリーンの下部に走行風の導入口を形成し、メーターバイザーの前部に前記導入口から導入された走行風を後上方に向けて案内する風導板部を形成したものである。特許文献2は、車体カバーの前部に導風部を形成し、車体カバーの内部に前記導風部から車体カバー内側に取り込んだ走行風の一部を排風口に導く内部通風路を形成したものである。
特開2001−10573号公報 特開2014−113988号公報
しかしながら、メーターバイザーの前部に前記風導板部を形成した構造では、車両が大型な場合には、走行風をメーターバイザーの上面よりも低い位置に導くことが難しいため、乗員の乗車姿勢に適合するように走行風を乗員へ向けて効率良く導くことができないという課題があった。又、車体カバーの内部に前記内部通風路を形成した構造では、車体カバーの内部構造が複雑化しやすいという課題があった。
そこで本発明は、メーターバイザーの上方を覆うウインドスクリーンを備えた鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造において、簡単な構造としつつ走行風を乗員へ向けて効率良く導くことを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車両前部でメーター(19)の上方を覆うメーターバイザー(20)と、前記メーターバイザー(20)の上方を覆うウインドスクリーン(30)と、を備える鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造において、前記ウインドスクリーン(30)の下端(30b)と車体(10)との間には、走行風(W1)を前記ウインドスクリーン(30)の後方に導入する導入部(15)が形成され、前記ウインドスクリーン(30)と前記メーターバイザー(20)との間には、前記導入部(15)から導入された走行風(W1)を後方へ向けて案内する板状のガイド部材(41)と、前記ガイド部材(41)の車幅方向左右両端部から下方へ延びる足部材(45)と、によって形成される門型のルーバー部材(40)が設けられ、前記足部材(45)には、車幅方向に沿うように延びて前記ルーバー部材(40)を前後揺動可能に支持する軸部(47)が設けられることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記ガイド部材(41)は、側面視で、前記導入部(15)から導入された走行風(W1)の上流へ向けて延びるように形成される翼部(141)を備えることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記翼部(141)は、側面視で、前記軸部(47)よりも前記走行風(W1)の上流側に位置する第一翼部(142)と、前記第一翼部(142)に連なると共に前記軸部(47)よりも前記走行風(W1)の下流側に位置する第二翼部(143)と、によって形成され、側面視で、前記ガイド部材(41)の上面に沿う方向における前記第二翼部(143)の長さは、前記方向における前記第一翼部(142)の長さよりも小さいことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記ガイド部材(41)は、側面視で、上側ほど後方に位置するように傾斜する第一傾斜部(42)と、前記第一傾斜部(42)の後端(42r)に連なると共に前記第一傾斜部(42)よりも後方又は下方に向けて傾斜する第二傾斜部(43)と、によって形成されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記ルーバー部材(40)が後方へ揺動した場合には、側面視で、前記第二傾斜部(43)の後端(43r)は、前記メーターバイザー(20)の後端(20r)よりも後方に位置すると共に、前記第二傾斜部(43)は、後側ほど下方に位置するように傾斜することを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記足部材(45)には、前記ガイド部材(41)と前記メーターバイザー(20)との相対位置を規制する位置規制部(49)が設けられることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記ルーバー部材(40)が前方へ揺動した場合には、前記位置規制部(49)は、前記ガイド部材(41)の前端(41f)と前記メーターバイザー(20)の上面(20u)とが離反するように前記相対位置を規制することを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記ウインドスクリーン(30)を上下動可能とすると共に、前記ウインドスクリーン(30)の下端(30b)と前記車体(10)との相対位置を調整する位置調整部(50)を更に備えることを特徴とする。
請求項9に記載した発明は、前記ウインドスクリーン(30)が上方へ移動した場合には、前記ウインドスクリーン(30)の下端(30b)は、側面視で、前記ガイド部材(41)の下端(41b)よりも下方に位置することを特徴とする。
請求項10に記載した発明は、前記ウインドスクリーン(30)の下端部(30d)には、下方に向けて凸をなすように突出する突出部(31)が形成され、前記ガイド部材(41)の下端部(41d)は、左右幅が前記突出部(31)の左右幅と同じになるように形成され、前記ガイド部材(41)の下端部(41d)には、上方に向けて凸をなすように窪む窪み部(41e)が形成されることを特徴とする。
請求項11に記載した発明は、前記ウインドスクリーン(30)の下端部(30d)には、下方に向けて凸をなすように突出する突出部(31)が形成され、前記突出部(31)には、走行風(W1)を前記突出部(31)の後方に導入する開口部(32)が形成され、前記ウインドスクリーン(30)が上方へ移動した場合には、前記開口部(32)の上端(32a)は、側面視で、前記ガイド部材(41)の下端(41b)よりも下方に位置することを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、足部材には、車幅方向に沿うように延びてルーバー部材を前後揺動可能に支持する軸部が設けられることで、ウインドスクリーンとメーターバイザーとの間の空間部内でルーバー部材を前後に揺動させることができるため、ガイド部材の上下面を利用して、導入部から導入された走行風の進行方向(走行風が流れる向き)を変更することができる。そのため、走行風の進行方向を変更することによって、乗員の乗車姿勢に適合するように走行風を乗員へ向けて効率良く導くことができる。又、車体カバーの内部に内部通風路を形成する必要がないため、簡単な構造にできる。従って、簡単な構造としつつ走行風を乗員へ向けて効率良く導くことができる。例えば、ルーバー部材を前方に揺動させた場合には、ガイド部材の上面を利用して、走行風を第一の方向へ向けて案内することができ、ルーバー部材を後方に揺動させた場合には、ガイド部材の下面を利用して、走行風を第一の方向よりも下方の第二の方向へ向けて案内することができる。
請求項2に記載した発明によれば、ガイド部材が側面視で導入部から導入された走行風の上流へ向けて延びるように形成される翼部を備えることで、翼部によってウインドスクリーンとメーターバイザーとの間の空間を流れる走行風を上流側から整流させることができ、ウインドスクリーン又はメーターバイザーへの走行風の偏向効果を高めることができる。
請求項3に記載した発明によれば、翼部が、側面視で軸部よりも走行風の上流側に位置する第一翼部と、第一翼部に連なると共に軸部よりも走行風の下流側に位置する第二翼部とによって形成され、側面視でガイド部材の上面に沿う方向における第二翼部の長さを前記方向における第一翼部の長さよりも小さくすることで、走行風の流れに対して第二翼部の動きを小さく抑えることができると共に、第二翼部が乗員側へ大きく張り出すことを抑制することができる。
請求項4に記載した発明によれば、ガイド部材が、側面視で上側ほど後方に位置するように傾斜する第一傾斜部と、第一傾斜部の後端に連なると共に第一傾斜部よりも後方又は下方に向けて傾斜する第二傾斜部とによって形成されることで、ガイド部材の下面に沿うように流れる走行風を後方又は下方に向けて案内することができる。
請求項5に記載した発明によれば、ルーバー部材が後方へ揺動した場合には、側面視で、第二傾斜部の後端がメーターバイザーの後端よりも後方に位置すると共に、第二傾斜部が後側ほど下方に位置するように傾斜することで、ガイド部材の下面に沿うように流れる走行風を、メーターの後方で且つメーターバイザーよりも下方に向けて案内することができる。
請求項6に記載した発明によれば、足部材にはガイド部材とメーターバイザーとの相対位置を規制する位置規制部が設けられることで、メーターバイザーに対してガイド部材を定位置に維持することができる。
請求項7に記載した発明によれば、ルーバー部材が前方へ揺動した場合には、位置規制部は、ガイド部材の前端とメーターバイザーの上面とが離反するように前記相対位置を規制することで、ガイド部材とメーターバイザーとが接触することを回避できるため、干渉音の発生を防止できる。
請求項8に記載した発明によれば、ウインドスクリーンを上下動可能とすると共に、ウインドスクリーンの下端と車体との相対位置を調整する位置調整部を更に備えることで、導入部から導入される走行風を増減できる。
請求項9に記載した発明によれば、ウインドスクリーンが上方へ移動した場合には、ウインドスクリーンの下端が側面視でガイド部材の下端よりも下方に位置することで、導入部から異物が侵入しても、異物がガイド部材に到達することを抑制できる。又、ガイド部材を軽量化できるため、ルーバー部材を前後揺動する際の操作性を向上できる。
請求項10に記載した発明によれば、ウインドスクリーンの下端部には下方に向けて凸をなすように突出する突出部が形成され、ガイド部材の下端部は左右幅が前記突出部の左右幅と同じになるように形成され、ガイド部材の下端部には上方に向けて凸をなすように窪む窪み部が形成されることで、ウインドスクリーンの下端とガイド部材の下端との間の距離を長く確保できるため、導入部から導入される走行風をメーターバイザーの上面に沿うように長く導くことができ、ルーバー部材によって前記走行風の進行方向を効果的に変更できる(偏流効果を向上できる)。
請求項11に記載した発明によれば、突出部には走行風を前記突出部の後方に導入する開口部が形成され、ウインドスクリーンが上方へ移動した場合には、開口部の上端が側面視でガイド部材の下端よりも下方に位置することで、開口部から異物が侵入しても、異物がガイド部材に直接到達することを抑制できる。又、ガイド部材を軽量化できるため、ルーバー部材を前後揺動する際の操作性を向上できる。更に、開口部から一定の走行風を導入することができ、乗員に向けて快適な走行風を導くことができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の車体前部を乗員と共に示す左側面図である。 上記自動二輪車の走行風案内装置を左上前方から見た斜視図である。 上記走行風案内装置の動作を説明するための図であり、ウインドスクリーンが前下方へ移動し且つルーバー部材が後下方へ揺動した状態における走行風案内装置の左側面図である。 上記走行風案内装置の動作を説明するための図であり、ウインドスクリーンが前下方へ移動し且つルーバー部材が前下方へ揺動した状態における走行風案内装置の左側面図である。 上記走行風案内装置の動作を説明するための図であり、ウインドスクリーンが後上方へ移動し且つルーバー部材が後下方へ揺動した状態における走行風案内装置の左側面図である。 上記走行風案内装置の動作を説明するための図であり、ウインドスクリーンが後上方へ移動し且つルーバー部材が前下方へ揺動した状態における走行風案内装置の左側面図である。 上記ルーバー部材の足部材に設けられた位置規制部の動作を説明するための図であり、ルーバー部材が後下方へ揺動した状態における足部材を左上後方から見た斜視図である。 上記位置規制部の動作を説明するための図であり、ルーバー部材が前下方へ揺動した状態における足部材を左上後方から見た斜視図である。 ルーバー部材が前下方へ揺動した状態におけるルーバー部材のガイド部材とメーターバイザーとの位置関係を説明するための図であり、ガイド部材、メーターバイザー及びストッパーを各部材の車幅方向中心を通る面で切断した断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。又、以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPを示す。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例としての自動二輪車の車体前部を示す。図1を参照し、自動二輪車は、車両前部に走行風W1を乗員2に向けて案内する走行風案内装置1を有する。走行風案内装置1は、車体フレーム3の前部に支持される。
車体フレーム3の下方には、例えば水平対向型のエンジン4が搭載される。エンジン4には、排気管5が接続される。車体フレーム3の上方には、燃料タンク6及びシート7が配置される。車体フレーム3の下部には、乗員2が足を載置可能なステップ8が配置される。燃料タンク6の上方には、乗員2が把持可能なグリップ部を有するバーハンドル9(ハンドル)が配置される。自動二輪車の車体前部は、合成樹脂製のフロントカウル10(車体)で覆われる。
尚、図1中符号11は前輪、符号12はフロントフェンダ、符号13はフロントフォーク、符号14はブレーキキャリパを示す。
<走行風案内装置>
図2及び図3を併せて参照し、走行風案内装置1は、車両前部でメーター19の上方を覆うメーターバイザー20と、メーターバイザー20の上方を覆うウインドスクリーン30と、を備える。
<メーターバイザー>
メーターバイザー20は、例えば合成樹脂製であり、車幅方向外側ほど下方に位置するように湾曲すると共に、側面視で後側ほど上方に位置するように湾曲する(詳しくは側面視で前上方に向けて凸をなすように緩やかに湾曲する)形状を有する。
<ウインドスクリーン>
ウインドスクリーン30は、例えば合成樹脂製であり、車幅方向外側ほど下方に位置するように湾曲すると共に、側面視で後側ほど上方に位置するように湾曲する(詳しくは側面視で前下部が前上方に向けて凸をなすように緩やかに湾曲し且つ後上部が後下方に向けて凸をなすように緩やかに湾曲する)形状を有する。
ウインドスクリーン30の下端部30dには、前下方に向けて凸をなすように突出する突出部31が形成される。突出部31は、側面視で前下方に突出する嘴形状をなす。突出部31の下端縁は、前面視で下方に向けて凸をなすように緩やかに湾曲するV字状を有する。
突出部31には、走行風W1を突出部31の後方に導入する開口部32が形成される。開口部32は、突出部31の前記下端縁に沿うと共に、前面視で下方に向けて凸をなすように緩やかに湾曲するV字状をなす。開口部32の左右幅は、突出部31の左右幅と略同じ長さとされる。突出部31の前下方には導入部15が形成されるため、突出部31の左右幅は、導入部15の左右幅と略同じ長さとされる。尚、突出部31の左右幅は、後述する左右延出部33の車幅方向内側端33aの左右間の距離と略同じとする。
ウインドスクリーン30の下端部30dには、車幅方向内側端33aが突出部31の左右側端に連なると共に前記下端部30dの左右両側部から下方に向けて延びる左右延出部33が形成される。左右延出部33の下端縁は、側面視で後側ほど上方に位置するように緩やかに傾斜する。尚、左右延出部33の車幅方向内側端33aは、左右延出部33と突出部31との境界部分に相当する。
ウインドスクリーン30の下端30b(詳しくはウインドスクリーン30の前下端)とフロントカウル10の上端10a(詳しくはフロントカウル10の前上端)との間には、走行風W1をウインドスクリーン30の後方に導入する導入部15が形成される。ウインドスクリーン30とメーターバイザー20との間には、導入部15及び開口部32から導入された走行風W1を後方へ向けて案内する門型のルーバー部材40が設けられる。
図中符号S1は、ルーバー部材40の上面とウインドスクリーン30の下面との間に形成される空間(以下「上部空間」という。)を示す。図中符号S2は、ルーバー部材40の下面とメーターバイザー20の上面20uとの間に形成される空間、すなわち前記門型のルーバー部材40とメーターバイザー20の上面20uとによって囲まれる空間(以下「下部空間」という。)を示す。図1に示す走行風W1は、導入部15及び開口部32からウインドスクリーン30の後方に導入された後、上部空間S1及び下部空間S2を通過し、乗員2に向けて流れる。
ウインドスクリーン30の前部下方かつメーターバイザー20の左右両端部には、ウインドスクリーン30を上下動可能とすると共に、ウインドスクリーン30の下端30bとフロントカウル10の上端10aとの相対位置を調整する位置調整部50が設けられる。
<位置調整部>
位置調整部50は、ウインドスクリーン30の左右両側部を支持する第一支持部材51と、第一支持部材51を支持する第二支持部材52と、第二支持部材52を後上方又は前下方に向けて案内するガイドレール53と、ガイドレール53を収容する収容部54と、を有する。
第一支持部材51は、ウインドスクリーン30の厚み方向に厚みを有する板状をなし且つ側面視でウインドスクリーン30の下面に沿うように後側ほど上方に位置するように傾斜して延びるスクリーン支持部51aと、第二支持部材52に接続される接続部51bと、スクリーン支持部51aと接続部51bとの間を渡すように上下に延びる連結部51cと、によって形成される。接続部51b及び連結部51cは、車幅方向に厚みを有する板状をなす。ウインドスクリーン30は、左右のスクリーン支持部51aに、複数(例えば本実施形態では左右四つずつ)の締結部材(ボルト及びナット)によって締結固定される。
第二支持部材52は、側面視で上下に延びて第一支持部材51の前下端部に位置する接続部51bを支持する。左右第一支持部材51の接続部51bは、左右第二支持部材52に複数(例えば本実施形態では左右二つずつ)の締結部材(ボルト及びナット)によって締結固定される。
ガイドレール53は、側面視で後側ほど上方に位置するように湾曲する(詳しくは側面視で後下方に向けて凸をなすように緩やかに湾曲する)形状を有する。ガイドレール53には、第二支持部材52の下端部が挿し込まれる案内溝53hが形成される。案内溝53hは、ガイドレール53の長手方向に沿うように、側面視で後側ほど上方に位置するように湾曲する。
第二支持部材52は、ガイドレール53の案内溝53hに沿って後上方又は前下方に向けてスライド可能なスライダーとして機能する。ガイドレール53には、第二支持部材52をスライド可能とするモーター等を含むアクチュエータ(不図示)が接続される。尚、バーハンドル9又はメーター19等には、前記アクチュエータを作動可能なスイッチ(不図示)が設けられる。
例えば、前記スイッチを押すことにより、ウインドスクリーン30は、後上方又は前下方に向けてスライドされる。
図3及び図4を参照し、ウインドスクリーン30の下端30bがフロントカウル10の上端10aに近接したときのウインドスクリーン30の位置を「スクリーン基準位置」とする。スクリーン基準位置において、ウインドスクリーン30は、上下動可能とされる範囲で最も前下方(下方)へ移動した姿勢となる。スクリーン基準位置において、導入部15の開口面積は最小となる。ここで、「開口面積」は、前面視において導入部15が開く部分の面積を意味する。
図5及び図6を参照し、前記スイッチを一方側に押すと、ウインドスクリーン30は、側面視でスクリーン基準位置よりも後上方(上方)へ移動する。すると、スクリーン基準位置に対し、ウインドスクリーン30の下端30bは、フロントカウル10の上端10aから大きく離反する。
図5及び図6では、ウインドスクリーン30の下端30bがフロントカウル10の上端10aから最も大きく離反したときの姿勢、すなわちウインドスクリーン30が上下動可能とされる範囲で最も後上方(上方)へ移動したときの姿勢を示す。以下、ウインドスクリーン30が最も後上方へ移動したときの位置を「スクリーン上移動位置」とする。スクリーン上移動位置において、導入部15の開口面積は最大となる。
スクリーン上移動位置において、ウインドスクリーン30の下端30b(具体的には図2に示す突出部31の車幅方向中心における前下端)は、側面視で、ガイド部材41の下端41b(具体的には図2に示す窪み部41eの車幅方向中心における下端)よりも下方に位置する。図5及び図6中符号I1,I2は、ウインドスクリーン30の下端30bとガイド部材41の下端41bとの間の上下間隔を示す。尚、間隔I1は後述するルーバー基準位置における間隔、間隔I2は後述するルーバー前揺動位置における間隔を示す。ルーバー前揺動位置における間隔I2は、ルーバー基準位置における間隔I1よりも小さい。
スクリーン上移動位置において、開口部32の上端32a(具体的には図2に示す開口部32の車幅方向中心における上端)は、側面視で、ガイド部材41の下端41b(具体的には図2に示す窪み部41eの車幅方向中心における下端)よりも下方に位置する。図5及び図6中符号H1,H2は、開口部32の上端32aとガイド部材41の下端41bとの間の上下間隔を示す。尚、間隔H1は後述するルーバー基準位置における間隔、間隔H2は後述するルーバー前揺動位置における間隔を示す。ルーバー前揺動位置における間隔H2は、ルーバー基準位置における間隔H1よりも小さい。
尚、スクリーン上移動位置において、前記スイッチを他方側に押すと、ウインドスクリーン30は、側面視でスクリーン基準位置に向けて前下方(下方)へ徐々に移動し、ウインドスクリーン30の下端30bは、フロントカウル10の上端10aに近接する。
<ルーバー部材>
ルーバー部材40は、例えば合成樹脂製であり、導入部15及び開口部32から導入された走行風W1を後方へ向けて案内する板状のガイド部材41と、ガイド部材41の車幅方向左右両端部から下方へ延びる左右一対の足部材45と、によって形成される。尚、図中においては便宜上、左右足部材45のうち左足部材45を示し、右足部材45の図示を省略する。
<ガイド部材>
図3を併せて参照し、ガイド部材41は、側面視で、上側ほど後方に位置するように傾斜する第一傾斜部42と、第一傾斜部42の後端42rに連なると共に第一傾斜部42の後端42rから後下方に向けて緩やかに傾斜する第二傾斜部43と、によって形成される。
ガイド部材41の下端部41d(図2参照)は、左右幅が突出部31の左右幅と同じになるように形成される。ガイド部材41の下端部41dには、上方に向けて凸をなすように窪む窪み部41eが形成される。窪み部41eは、前面視で上方に向けて凸をなすように緩やかに湾曲する円弧状をなす。
ガイド部材41は、側面視で、導入部15から導入された走行風W1の上流へ向けて延びるように形成される翼部141を備える。翼部141は、側面視で、後述する軸部47よりも走行風W1の上流側に位置する第一翼部142と、第一翼部142に連なると共に軸部47よりも走行風W1の下流側に位置する第二翼部143と、によって形成される。側面視で、ガイド部材41の上面に沿う方向における第二翼部143の長さJ2は、前記方向における第一翼部142の長さJ1よりも小さい。尚、第一翼部142の長さJ1は、側面視で前記方向における第一翼部142の前端142a(具体的には図2に示す第一翼部142の左右両側部における前端)と後述する第一軸線C1との間の距離とする。又、第二翼部143の長さJ2は、側面視で前記方向における第一軸線C1と第二傾斜部43の後端43r(具体的には図2に示す第二傾斜部43の車幅方向中心における後端)との間の距離とする。
<足部材>
図7を併せて参照し、足部材45は、ガイド部材41の車幅方向左右両端部から下方へ延びる壁部45aと、壁部45aの前上部と第一傾斜部42の左右後端との間を渡す連結部45bと、壁部45aの下端部から前後に延びる延出部45cと、によって形成される。
壁部45aは、上側ほど前後幅が大きくなるように形成される。壁部45a及び延出部45cは、車幅方向に厚みを有する板状をなし、ガイド部材41の厚みよりも大きい厚みを有する。これにより、ガイド部材41の支持剛性が向上する。
左右足部材45には、車幅方向に沿うように延びてルーバー部材40を前後揺動可能に支持する軸部47が設けられる。左右足部材45の延出部45cの後端部には、軸部47を支持する後支持部46が形成される。左右の後支持部46の後端部は、後述するボス部55aの外周面に沿うように車幅方向内側に湾曲する。図中符号C1は、軸部47の中心軸線(以下「第一軸線」という。)を示す。
メーターバイザー20の後上部の左右両端部には、軸部47を回動可能に支持する支持部材55が設けられる。左右支持部材55は、側面視で台形状をなし車幅方向に厚みを有する板状を有する。左右支持部材55には、車幅方向左右外側に突出するボス部55aが形成される。
ボス部55aは、側面視で第一軸線C1を中心軸線とする円筒状の筒部55bと、筒部55bの前端に連なると共に前記前端から前方に突出する突出部55cと、によって形成される。筒部55bには、筒部55bの中心軸線を形成するように車幅方向に開口する挿通孔55hが形成される。
左右軸部47は、後支持部46から車幅方向内側に向けて所定長さだけ延びる。例えば、前記所定長さ(軸部47の車幅方向の長さ)は、支持部材55の車幅方向の厚み(支持部材55本体の厚みとボス部55aの厚み(ボス高さ)とを足し合わせた厚み)と略同じ長さとされる。左右支持部材55の挿通孔55hに左右軸部47を挿し込むことにより、ルーバー部材40は、支持部材55に第一軸線C1の回りに回動可能に支持される。
左支持部材55と左足部材45との間には、ルーバー部材40の第一軸線C1回りの回動を規制する規制部材56が設けられる。右支持部材55と右足部材45との間には、前記規制部材56は設けられない。これにより、左右支持部材55と左右足部材45との間の両方に前記規制部材56を設けた場合と比較して、簡単な構造にできる。
尚、右支持部材55と右足部材45との間に前記規制部材56を設け、左支持部材55と左足部材45との間に前記規制部材56を設けなくてもよい。又、構造は複雑化するが、前記回動の規制を安定化する観点からは、左右支持部材55と左右足部材45との間の両方に前記規制部材56を設けてもよい。
規制部材56は、側面視で前後に延びる形状をなし車幅方向に支持部材55よりも小さい厚みを有する板状をなす。規制部材56には、側面視で支持部材55のボス部55aと略同じ形状を有するように車幅方向に開口する挿通孔56hが形成される。挿通孔56hは、側面視で第一軸線C1を中心軸線とする円形状の第一挿通孔56iと、第一挿通孔56iの前端に連なると共に前記前端から前方に突出する第二挿通孔56jと、によって形成される。
挿通孔56hにボス部55aを挿し込む(詳しくは第二挿通孔56jに突出部55bを挿し込む)ことにより、規制部材56は、左支持部材55に第一軸線C1の回りに回動不能に支持される。すなわち、規制部材56は、左支持部材55のボス部55aによって第一軸線C1の回りの回動が規制される。
規制部材56の前端部には、車幅方向に開口する複数(例えば本実施形態では三つ)の挿通孔56a,56b,56cが上下に並んで形成される。三つの挿通孔56a,56b,56cは、側面視で円形をなし、上方から下方へ向けて挿通孔56a,56c,56bの順に配置される。以下、三つの挿通孔56a,56b,56cのうち挿通孔56aを「上挿通孔56a」、側面視で上挿通孔56aよりも下方に位置する挿通孔56bを「下挿通孔56b」、側面視で上下挿通孔56a,56bの間に位置する挿通孔56cを「中間挿通孔56c」とする。上下挿通孔56a,56bの外径は、中間挿通孔56cの外径よりも大きい。
<位置規制部>
足部材45には、ガイド部材41とメーターバイザー20との相対位置を規制する位置規制部49が設けられる。足部材45の延出部45cの前端部には、位置規制部49を支持する円筒状の前支持部48が設けられる。前支持部48は、側面視で位置規制部49と重なる位置で車幅方向外側に向けて凸をなすように丸みを帯びて突出する。
位置規制部49は、前支持部48の内部空間48sに収容される。位置規制部49は、規制部材56の厚み方向に沿う中心軸線C2(以下「第二軸線」という。)を有し且つ車幅方向内側に向けて凸をなすように球面状に突出する先端部49tを有する軸部49aと、軸部49aの車幅方向外側端に一端が接続されると共に前支持部48の内壁部の車幅方向外側端48aに他端が接続されて第二軸線C2に沿う方向に伸縮可能とされるスプリング49bと、を有する。
位置規制部49の長さ(詳しくは第二軸線C2に沿う方向における軸部49aの長さとスプリング49bの長さとを足し合わせた長さ)は、軸部49aの先端部49t(車幅方向内側端部)が前支持部48の車幅方向内側端48bよりも車幅方向内側に向けて所定長さだけはみ出る程度の長さとされる。
例えば、前記所定長さは、側面視で軸部49aの先端部49tが前記各挿通孔56a,56b,56cの何れかと重なる位置にあるときに、スプリング49bの反力によって軸部49aの先端部49tが前記挿通孔に嵌め込まれる程度の長さとされる。
スプリング49bの反力によって軸部49aの先端部49tが前記挿通孔に嵌め込まれることにより、ルーバー部材40は、規制部材56に第一軸線C1の回りに回動不能に支持される。すなわち、ルーバー部材40は、規制部材56の各挿通孔56a,56b,56cの何れかと軸部49aの先端部49tとの嵌合によって第一軸線C1回りの回動が規制される。
上述したように、各挿通孔56a,56b,56cの何れかに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれることによって、ルーバー部材40は、定位置に保持される。
図3、図5及び図7を参照し、本実施形態では、上挿通孔56aに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー基準位置」とする。ルーバー基準位置において、ルーバー部材40は、側面視で後下方(後方)へ揺動した姿勢となる。
図4、図6及び図8を参照し、下挿通孔56bに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれると、ルーバー部材40は、側面視でルーバー基準位置よりも前下方(前方)へ揺動した姿勢となる。以下、下挿通孔56bに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー前揺動位置」とする。
本実施形態では、ルーバー部材40は、ルーバー基準位置において側面視で最も後下方へ揺動し、ルーバー前揺動位置において側面視で最も前下方に揺動した姿勢となる。
尚、図示はしないが、中間挿通孔56cに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれると、ルーバー部材40は、側面視でルーバー基準位置よりも前下方(前方)へ揺動し且つルーバー前揺動位置よりも後上方(後方)へ揺動した姿勢となる。以下、中間挿通孔56cに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー中間位置」とする。
本実施形態では、上下挿通孔56a,56bの外径が中間挿通孔56cの外径よりも大きく、且つ、軸部49aが車幅方向内側に向けて凸をなすように球面状に突出する先端部49tを有することで、ルーバー基準位置及びルーバー前揺動位置においては、ルーバー中間位置と比較して、上下挿通孔56a,56bに軸部49aの先端部49tが深く嵌め込まれるため、ルーバー部材40の姿勢を安定して保持できる。
図3及び図5を併せて参照し、ルーバー基準位置においては、側面視で、第二傾斜部43の後端43r(具体的には図2に示す第二傾斜部43の車幅方向中心における後端)は、メーターバイザー20の後端20r(具体的には図2に示すメーターバイザー20の車幅方向中心における後端)よりも後方に位置する。図3及び図5中符号R1は、第二傾斜部43の後端43rとメーターバイザー20の後端20rとの間の前後間隔を示す。又、ルーバー基準位置においては、第二傾斜部43は、後側ほど下方に位置するように傾斜する。
図4及び図6を併せて参照し、ルーバー前揺動位置においては、位置規制部49は、ガイド部材41の前端41f(具体的には図2に示す窪み部41eの車幅方向中心における前端)とメーターバイザー20の上面20uとが離反するようにガイド部材41とメーターバイザー20との相対位置を規制する。すなわち、図8に示すように下挿通孔56bに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれた状態であっても、ガイド部材41の前端41f(具体的には図2に示す窪み部41eの車幅方向中心における前端)とメーターバイザー20の上面20uとは、互いに当接しない。
図9を併せて参照し、メーターバイザー20には、ルーバー前揺動位置においてガイド部材41の前端41f(第一傾斜部42の前端)を支持可能なストッパー60が設けられる。ストッパー60は、ラバー等の弾性部材によって形成される。ストッパー60は、断面視で前上方に凸をなすように湾曲する半球状をなすと共にメーターバイザー20よりも上側に突出する支持部60aと、支持部60aの下端に連なると共に円柱状をなす柱部60bと、柱部60bの下端に連なると共にメーターバイザー20よりも下側に突出する係止部60cと、によって形成される。例えば、メーターバイザー20には上下に開口する挿通孔20hが形成され、ストッパー60を係止部60cの側から前記挿通孔20hに挿し込むことで、係止部60cにより係止されることによってメーターバイザー20に着脱可能に固定される。尚、図3〜6中においては便宜上、ストッパー60の図示を省略する。
図7を併せて参照し、ガイド部材41の第二傾斜部43の左側後端部には、後方に延出する延出部44が第二傾斜部43と一体に形成される。延出部44の上部には、車幅方向に延びる複数(例えば本実施形態では四つ)のリブ44aが形成される。例えば、延出部44は、ルーバー部材40の前後揺動を手動で調整する際にルーバー部材40を摘まむときの摘み部として機能する。尚、ルーバー部材40の前後揺動は、自動で調整されてもよい。
以下、図3〜図6を参照し、走行風案内装置1の動作を説明する。
図1に示す走行風W1は、導入部15及び開口部32からウインドスクリーン30の後方に導入された後、上部空間S1及び下部空間S2を通過し、乗員2に向けて流れる。図1中符号V10,V11,V12は、導入部15及び開口部32からウインドスクリーン30の後方に導入された走行風が上部空間S1及び下部空間S2を通過した後、乗員2に向けて流れる方向を模式的に示す。方向V10,V11,V12のうち、方向V10は乗員2の胸部へ向かう方向、方向V11は乗員2の頭部へ向かう方向、方向V12は乗員2の腹部へ向かう方向とする。
図3及び図4に示すスクリーン基準位置においては、導入部15の開口面積が最小となるため、導入部15から導入される走行風W1の量は最小となり、乗員2へ向かう走行風の量も最小となる。
図5及び図6に示すスクリーン上移動位置においては、導入部15の開口面積が最大となるため、導入部15から導入される走行風W1の量は最大となり、乗員2へ向かう走行風の量も最大となる。
尚、ウインドスクリーン30の上下動をスクリーン基準位置とスクリーン上移動位置との間で調整することによって、導入部15から導入される走行風W1を適宜増減し、乗員2へ向かう走行風の量を適宜増減することができる。
一方、ウインドスクリーン30の上下動によっては開口部32の開口面積は変化しないため、スクリーン基準位置及びスクリーン上移動位置においては、開口部32から導入される走行風W1の量はほとんど変化しない。
図3及び図5に示すルーバー基準位置においては、第二傾斜部43が後側ほど下方に位置するように傾斜するため、図1に示す走行風W1は、導入部15及び開口部32からウインドスクリーン30の後方に導入された後、下部空間S2を通過する際にガイド部材41の下面(主に第二傾斜部43の下面)に沿うように後下方へ流れ、乗員2の腹部へ向かう方向V12へ進路を変更する。
図4及び図6に示すルーバー前揺動位置においては、第二傾斜部43が略水平となるため、図1に示す走行風W1は、導入部15及び開口部32からウインドスクリーン30の後方に導入された後、下部空間S2を通過する際にガイド部材41の下面(主に第二傾斜部43の下面)に沿うよう略水平に後方に流れ、第二傾斜部43の乗員2の胸部へ向かう方向V10へ進路を変更する。
尚、ルーバー部材40の前後揺動をルーバー基準位置とルーバー前揺動位置との間で適宜調整することによって、乗員2へ向けて流れる走行風の方向V10,V11,V12を適宜変更することができる。
以上説明したように、上記実施形態は、車両前部でメーター19の上方を覆うメーターバイザー20と、メーターバイザー20の上方を覆うウインドスクリーン30と、を備える自動二輪車の走行風取り入れ構造において、ウインドスクリーン30の下端30bと車体10との間には、走行風W1をウインドスクリーン30の後方に導入する導入部15が形成され、ウインドスクリーン30とメーターバイザー20との間には、導入部15及び開口部32から導入された走行風W1を後方へ向けて案内する板状のガイド部材41と、ガイド部材41の車幅方向左右両端部から下方へ延びる足部材45と、によって形成される門型のルーバー部材40が設けられ、足部材45には、車幅方向に沿うように延びてルーバー部材40を前後揺動可能に支持する軸部47が設けられる。
この構成によれば、足部材45には、車幅方向に沿うように延びてルーバー部材40を前後揺動可能に支持する軸部47が設けられることで、ウインドスクリーン30とメーターバイザー20との間の空間部内でルーバー部材40を前後に揺動させることができるため、ガイド部材41の上下面を利用して、導入部15及び開口部32から導入された走行風W1の進行方向(走行風W1が流れる向き)を変更することができる。そのため、走行風W1の進行方向を変更することによって、乗員2の乗車姿勢に適合するように走行風を乗員2へ向けて効率良く導くことができる。又、車体カバーの内部に内部通風路を形成する必要がないため、簡単な構造にできる。従って、簡単な構造としつつ走行風を乗員2へ向けて効率良く導くことができる。
例えば、ルーバー部材40を前下方(前方)に揺動させた場合(ルーバー前揺動位置のとき)には、ガイド部材41の上面を利用して、走行風W1を第一の方向(例えば乗員2の頭部へ向かう走行風V11)へ向けて案内することができ、ルーバー部材40を後下方(後方)に揺動させた場合(ルーバー基準位置のとき)には、ガイド部材41の下面を利用して、走行風W1を第一の方向よりも下方の第二の方向(例えば乗員2の胸部又は腹部へ向かう方向V10,V12)へ向けて案内することができる。
又、上記実施形態では、ガイド部材41が側面視で導入部15から導入された走行風W1の上流へ向けて延びるように形成される翼部141を備えることで、翼部141によってウインドスクリーン30とメーターバイザー20との間の空間を流れる走行風を上流側から整流させることができ、ウインドスクリーン30又はメーターバイザー20への走行風の偏向効果を高めることができる。
又、上記実施形態では、翼部141が、側面視で軸部47よりも走行風の上流側に位置する第一翼部142と、第一翼部142に連なると共に軸部47よりも走行風の下流側に位置する第二翼部143とによって形成され、側面視でガイド部材41の上面に沿う方向における第二翼部143の長さJ2を前記方向における第一翼部142の長さJ1よりも小さくすることで、走行風の流れに対して第二翼部143の動きを小さく抑えることができると共に、第二翼部143が乗員2側へ大きく張り出すことを抑制することができる。
又、上記実施形態では、ガイド部材41が、側面視で上側ほど後方に位置するように傾斜する第一傾斜部42と、第一傾斜部42の後端42rに連なると共に第一傾斜部42よりも後方又は下方に向けて傾斜する第二傾斜部43とによって形成されることで、ガイド部材41の下面に沿うように流れる走行風を後方又は下方に向けて案内することができる。
又、上記実施形態では、ルーバー部材40が後下方へ揺動した場合(ルーバー基準位置のとき)には、側面視で、第二傾斜部43の後端43rがメーターバイザー20の後端20rよりも後方に位置すると共に、第二傾斜部43が後側ほど下方に位置するように傾斜することで、ガイド部材41の下面に沿うように流れる走行風を、メーター19の後方で且つメーターバイザー20よりも下方に向けて案内することができる。
又、上記実施形態では、足部材45にはガイド部材41とメーターバイザー20との相対位置を規制する位置規制部49が設けられることで、メーターバイザー20に対してガイド部材41を定位置に維持することができる。具体的には、各挿通孔56a,56b,56cの何れかに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれることによって、ガイド部材41の姿勢を保持することができる。
又、上記実施形態では、ルーバー部材40が前下方へ揺動した場合(ルーバー前揺動位置のとき)には、位置規制部49は、ガイド部材41の前端41fとメーターバイザー20の上面20uとが離反するように前記相対位置を規制することで、ガイド部材41とメーターバイザー20とが接触することを回避できるため、干渉音の発生を防止できる。
更に、上記実施形態では、メーターバイザー20には、ルーバー前揺動位置においてガイド部材41の前端41f(第一傾斜部42の前端)を支持可能なストッパー60が設けられることで、ガイド部材41とメーターバイザー20とが接触することを効果的に回避できるため、干渉音の発生を効果的に防止できる。
又、上記実施形態では、ウインドスクリーン30を上下動可能とすると共に、ウインドスクリーン30の下端30bとフロントカウル10との相対位置を調整する位置調整部50を更に備えることで、導入部15から導入される走行風W1を増減できる。
又、上記実施形態では、ウインドスクリーン30が上方へ移動した場合(スクリーン上移動位置のとき)には、ウインドスクリーン30の下端30bが側面視でガイド部材41の下端41bよりも下方に位置することで、導入部15から異物が侵入しても、異物がガイド部材41に到達することを抑制できる。又、ガイド部材41を軽量化できるため、ルーバー部材40を前後揺動する際の操作性を向上できる。
又、上記実施形態では、ウインドスクリーン30の下端部30dには下方に向けて凸をなすように突出する突出部31が形成され、ガイド部材41の下端部41dは左右幅が前記突出部31の左右幅と同じになるように形成され、ガイド部材41の下端部41dには上方に向けて凸をなすように窪む窪み部41eが形成されることで、ウインドスクリーン30の下端30bとガイド部材41の下端41bとの間の距離を長く確保できるため、導入部15から導入される走行風W1をメーターバイザー20の上面20uに沿うように長く導くことができ、ルーバー部材40によって前記走行風W1の進行方向を効果的に変更できる(偏流効果を向上できる)。
又、上記実施形態では、突出部31には走行風W1を前記突出部31の後方に導入する開口部32が形成され、ウインドスクリーン30が上方へ移動した場合(スクリーン上移動時のとき)には、開口部32の上端32aが側面視でガイド部材41の下端41bよりも下方に位置することで、開口部32から異物が侵入しても、異物がガイド部材41に直接到達することを抑制できる。又、ガイド部材41を軽量化できるため、ルーバー部材40を前後揺動する際の操作性を向上できる。更に、開口部32から一定の走行風W1を導入することができ、乗員2に向けて快適な走行風を導くことができる。
尚、上記実施形態では、ウインドスクリーン30の下端30bがフロントカウル10に近接したときのウインドスクリーン30の位置を「スクリーン基準位置」とし、ウインドスクリーン30が最も後上方へ移動したときの位置を「スクリーン上移動位置」としたが、これに限らない。例えば、ウインドスクリーン30の下端30bがフロントカウル10から大きく離反したときのウインドスクリーン30の位置を「スクリーン基準位置」とし、ウインドスクリーン30が最も前下方へ移動したときの位置を「スクリーン下移動位置」としてもよい。
又、上記実施形態では、上挿通孔56aに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー基準位置」とし、下挿通孔56bに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー前揺動位置」としたが、これに限らない。例えば、下挿通孔56bに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー基準位置」とし、上挿通孔56aに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー後揺動位置」としてもよい。
又、中間挿通孔56cに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー基準位置」とし、下挿通孔56bに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー前揺動位置」とし、上挿通孔56aに軸部49aの先端部49tが嵌め込まれたときのルーバー部材40の位置を「ルーバー後揺動位置」としてもよい。
又、上記実施形態では、突出部31に開口部32が形成される例を挙げて説明したが、突出部31に開口部32が形成されていなくてもよい。この場合には、図1に示す走行風W1は、導入部15からウインドスクリーン30の後方に導入された後、上部空間S1及び下部空間S2を通過し、乗員2に向けて流れる。
尚、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。
又、水平対向のエンジン以外の縦置きエンジンを搭載した車両や、クランク軸を車幅方向に沿わせた横置きエンジンを搭載した車両に適用してもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
10 フロントカウル(車体)
15 導入部
19 メーター
20 メーターバイザー
20r メーターバイザーの後端
20u メーターバイザーの上面
30 ウインドスクリーン
30b ウインドスクリーンの下端
30d ウインドスクリーンの下端部
31 突出部
32 開口部
32a 開口部の上端
40 ルーバー部材
41 ガイド部材
41b ガイド部材の下端
41d ガイド部材の下端部
41e 窪み部
41f ガイド部材の前端
42 第一傾斜部
42r 第一傾斜部の後端
43 第二傾斜部
43r 第二傾斜部の後端
45 足部材
47 軸部
49 位置規制部
50 位置調整部
141 翼部
142 第一翼部
143 第二翼部
J1 第一翼部の長さ
J2 第二翼部の長さ
W1 走行風

Claims (11)

  1. 車両前部でメーター(19)の上方を覆うメーターバイザー(20)と、
    前記メーターバイザー(20)の上方を覆うウインドスクリーン(30)と、を備える鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造において、
    前記ウインドスクリーン(30)の下端(30b)と車体(10)との間には、走行風(W1)を前記ウインドスクリーン(30)の後方に導入する導入部(15)が形成され、
    前記ウインドスクリーン(30)と前記メーターバイザー(20)との間には、前記導入部(15)から導入された走行風(W1)を後方へ向けて案内する板状のガイド部材(41)と、前記ガイド部材(41)の車幅方向左右両端部から下方へ延びる足部材(45)と、によって形成される門型のルーバー部材(40)が設けられ、
    前記足部材(45)には、車幅方向に沿うように延びて前記ルーバー部材(40)を前後揺動可能に支持する軸部(47)が設けられることを特徴とする鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  2. 前記ガイド部材(41)は、側面視で、前記導入部(15)から導入された走行風(W1)の上流へ向けて延びるように形成される翼部(141)を備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  3. 前記翼部(141)は、側面視で、前記軸部(47)よりも前記走行風(W1)の上流側に位置する第一翼部(142)と、前記第一翼部(142)に連なると共に前記軸部(47)よりも前記走行風(W1)の下流側に位置する第二翼部(143)と、によって形成され、
    側面視で、前記ガイド部材(41)の上面に沿う方向における前記第二翼部(143)の長さ(J2)は、前記方向における前記第一翼部(142)の長さ(J1)よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  4. 前記ガイド部材(41)は、側面視で、上側ほど後方に位置するように傾斜する第一傾斜部(42)と、前記第一傾斜部(42)の後端(42r)に連なると共に前記第一傾斜部(42)よりも後方又は下方に向けて傾斜する第二傾斜部(43)と、によって形成されることを特徴とする請求項1〜3までの何れか一項に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  5. 前記ルーバー部材(40)が後方へ揺動した場合には、側面視で、前記第二傾斜部(43)の後端(43r)は、前記メーターバイザー(20)の後端(20r)よりも後方に位置すると共に、前記第二傾斜部(43)は、後側ほど下方に位置するように傾斜することを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  6. 前記足部材(45)には、前記ガイド部材(41)と前記メーターバイザー(20)との相対位置を規制する位置規制部(49)が設けられることを特徴とする請求項1〜5までの何れか一項に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  7. 前記ルーバー部材(40)が前方へ揺動した場合には、前記位置規制部(49)は、前記ガイド部材(41)の前端(41f)と前記メーターバイザー(20)の上面(20u)とが離反するように前記相対位置を規制することを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  8. 前記ウインドスクリーン(30)を上下動可能とすると共に、前記ウインドスクリーン(30)の下端(30b)と前記車体(10)との相対位置を調整する位置調整部(50)を更に備えることを特徴とする請求項1〜7までの何れか一項に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  9. 前記ウインドスクリーン(30)が上方へ移動した場合には、前記ウインドスクリーン(30)の下端(30b)は、側面視で、前記ガイド部材(41)の下端(41b)よりも下方に位置することを特徴とする請求項8に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  10. 前記ウインドスクリーン(30)の下端部(30d)には、下方に向けて凸をなすように突出する突出部(31)が形成され、
    前記ガイド部材(41)の下端部(41d)は、左右幅が前記突出部(31)の左右幅と同じになるように形成され、
    前記ガイド部材(41)の下端部(41d)には、上方に向けて凸をなすように窪む窪み部(41e)が形成されることを特徴とする請求項1〜9までの何れか一項に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
  11. 前記ウインドスクリーン(30)の下端部(30d)には、下方に向けて凸をなすように突出する突出部(31)が形成され、
    前記突出部(31)には、走行風(W1)を前記突出部(31)の後方に導入する開口部(32)が形成され、
    前記ウインドスクリーン(30)が上方へ移動した場合には、前記開口部(32)の上端(32a)は、側面視で、前記ガイド部材(41)の下端(41b)よりも下方に位置することを特徴とする請求項8に記載の鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造。
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