JP5495909B2 - 乗物のウインドシールド取付構造 - Google Patents

乗物のウインドシールド取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5495909B2
JP5495909B2 JP2010090668A JP2010090668A JP5495909B2 JP 5495909 B2 JP5495909 B2 JP 5495909B2 JP 2010090668 A JP2010090668 A JP 2010090668A JP 2010090668 A JP2010090668 A JP 2010090668A JP 5495909 B2 JP5495909 B2 JP 5495909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
stay
windshield
locking
shield stay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010090668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011218978A (ja
Inventor
隆史 西山
浩一 惠上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP2010090668A priority Critical patent/JP5495909B2/ja
Priority to EP11161467A priority patent/EP2374700B1/en
Publication of JP2011218978A publication Critical patent/JP2011218978A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5495909B2 publication Critical patent/JP5495909B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • B62J17/04Windscreens

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、自動二輪車等の乗物のウインドシールド取付構造に関するものである。
従来、自動二輪車の車体前部を覆うフロントカウルの上部に取り付けられるウインドシールドは、その傾斜角度を変更できるようになっているものがある。例えば、特許文献1では、ウインドシールドに保持具を設け、その保持具をレールに沿って前後に移動させることで、ウインドシールドの傾斜角度を手動変更する構成が開示されている。
実用新案登録第3040432号
しかし、特許文献1のようなウインドシールド取付構造では、ウインドシールドの傾斜角度を保持する部分が車体の幅方向中央に露出しており、前記保持部分と自動二輪車の前方配置部材(カバー部材等)とによって、自動二輪車の車体前部が猥雑となってしまうという不都合がある。
そこで本発明の目的は、ウインドシールドの傾斜角度を変更可能としたうえで、車体前部を簡潔にして外観を向上させることができる、ウインドシールド取付構造を提供することである。
本発明は、乗物の車体前部の上部に設けられ、運転者への風圧を緩和するウインドシールドの取付構造において、前記ウインドシールドが取り付けられるシールドステーと、前記シールドステーを、乗物のフレームに角変位可能に支持する回動支軸と、前記シールドステーを、複数の角変位位置のいずれか1つにロックさせたロック状態と前記いずれの角変位位置にもロックさせないロック解除状態とに切り替え可能なロック手段と、を有し、乗物前部に配置される前方配置部材によって、前記ロック手段の少なくとも一部が覆われるようになっていることを特徴とする。
前記構成によれば、ウインドシールドは、ロック解除状態で、シールドステーとともに回動支持軸まわりに角変位が可能となる。したがって運転者は、シールドステーをロック状態からロック解除状態に切り替えることで、ウインドシールドを把持してウインドシールドの傾斜角度を変えることができ、ウインドシールドを所望の傾斜角度に容易に変更することができる。また、ウインドシールドの傾斜角度を変更した状態で、シールドステーをロック解除状態からロック状態へ切り替えることで、変更したウインドシールドの傾斜状態を維持できる。そして、本発明では、前方配置部材によってロック手段の少なくとも一部が覆われるので、乗物に乗車した運転者が前方を見たときに、ロック手段の少なくとも一部が前方配置部材で隠れることとなり、車体前部を簡潔にして美感を向上させることができる。前方配置部材は、例えば、メータカバー、フロントカウル、メータ本体等によって実現してもよい。
本発明は、更に、次のような構成を備えるのが好ましい。
(1)前記ロック手段は、前記シールドステーをロック状態とロック解除状態とに切り替えるために手動操作される操作部を有し、前記操作部は、前記前方配置部材から露出するように、前記ロック手段によって係止される前記シールドステーの係止部から距離を有する位置に配置されている。
(2)前記構成(1)において、前記シールドステーは、更に、前記回動支軸によって支持される支持部と、前記ウインドシールドに固定されるシールド取付部と、を有し、前記支持部は、前記係止部よりも前記シールド取付部寄りに配置される。
(3)前記構成(2)において、前記ロック手段は、前記支持部よりも後方で前記係止部をロックするようになっている。
(4)前記構成(2)又は(3)において、前記ロック手段は、前記支持部よりも下方で前記係止部をロックするようになっている。
(5)前記前方配置部材によって、前記ロック手段の前部及び前記回動支軸が覆われるようになっている。
(6)前記構成(2)〜(4)のいずれか1つにおいて、前記シールド取付部は、前後方向に間隔をおいて、複数設けられており、前記支持部は、最も前方のシールド取付部の近傍に配置されている。
(7)前記構成(2)〜(4)、(6)のいずれか1つにおいて、前記シールドステーは、左右一対となっており、前記各シールドステーは、それぞれ、前記係止部と前記支持部と、を有し、左右の支持部の左右方向距離よりも、左右の係止部の左右方向距離が大きく設定される。
(8)前記構成(2)〜(4)、(6)、(7)のいずれか1つにおいて、前記係止部は、角変位位置決め用の複数の歯を有しており、前記ロック手段は、ロック位置とロック解除位置とに変位可能な突起部を有しており、前記突起部が、前記ロック位置に変位し、前記係止部の歯によって形成された凹部の1つに係合することによって、前記ロック手段が前記シールドステーを所定の角変位位置にロックし、前記突起部が、前記ロック解除位置に変位し、前記突起部と前記係止部との係合が解除されることによって、前記ロック手段が前記シールドステーのロックを解除するようになっている。
(9)前記構成(8)において、前記ロック手段は、前記突起部を前記係止部に係合させる方向に付勢する付勢手段と、前記付勢手段に抗して付勢を解除するための操作用のレバーと、を有している。
前記構成(1)によれば、ロック手段の操作部を運転者が操作することで、シールドステーをロック状態とロック解除状態とに切り替えることができる。そして、操作部が、前方配置部材から露出するように、ロック手段によって係止されるシールドステーの係止部から距離を有する位置に配置されることで、操作部を運転者の操作しやすい位置に配置でき、シールドステーの係止部を運転者の手の届きにくい位置に配置しても、操作部の操作性の低下を防止できる。また、係止部を運転者による操作性を考慮せずに任意の位置に配置できるので、前方配置部材によって覆われる位置に係止部を設けることが容易である。このように、ロック手段の一部(係止部等)が前方配置部材で覆われる位置に配置しつつ、ロック手段の操作部の操作性の低下を防止できる。
前記構成(2)によれば、支持部が係止部よりシールド取付部寄りに配置されているので、支持部を支点とするシールドステーの角変位の軌跡上に、ロック手段が位置することを防止でき、ロック手段とシールドステーとの干渉を防止できる。また、シールドステーが支持部付近で係止される場合と比べて、シールドステーが、支持部から距離を有して係止されることとなり、シールドステーを係止するモーメント力を大きくすることができ、ロック手段の係止力を高めることができる。
前記構成(3)によれば、ロック手段が支持部よりも後方で係止部を係止するように配置されているので、ロック手段の大部分を回動支軸よりも後方に配置しやすい。乗物の外形は、一般的に、ウインドシールド前端から後方に向かうにつれて、車幅方向および上下方向の少なくとも一方に大きくなる。したがって、ウインドシールド近傍の領域においては、後方に向かうにつれて収納スペースが大きくなる。本発明では、上述したようにロック手段の大部分を回動支軸よりも後方に配置することで、回動支軸よりも前方にロック手段を配置する場合に比べて、収納スペースが比較的広い領域にロック手段を配置することができ、他の構成部品との干渉を防ぐようにロック手段を配置しやすく、設計の自由度を向上させることができる。
前記構成(4)によれば、ロック手段が支持部よりも下方で係止部を係止するように配置されているので、ロック手段の大部分を回動支軸よりも下方に配置しやすい。このように、ロック手段を回動支軸よりも下方に配置することで、ロック手段の一部を前方配置部材で覆うことが容易となり、美感をさらに向上させることができる。
前記構成(5)によれば、前方配置部材によって、ロック手段の前部と回動支軸とを覆うことで、ロック手段の前部と回動支軸とが外方に露出することを防ぐことができ、美感をさらに向上させることができる。
前記構成(6)によれば、支持部が最も前方のシールド取付部対の近傍に配置されているので、支持部を支点とするシールドステーの角変位を、シールド取付部が阻害することはない。
前記構成(7)によれば、シールドステーは、左右2点の支持部で支持され、左右2点の係止部でロック手段によって係止されるので、シールドステーを安定して支持することができる。また、係止部間の距離が支持部間の距離よりも大きいので、シールドステーを安定して係止することができる。
前記構成(8)によれば、突起部をロック位置とロック解除位置との間で変位させるだけで、シールドステーのロック及びロック解除が可能となっているので、ロック手段がシールドステーを所定の角度でロックする構成を容易に設けることができる。
前記構成(9)によれば、ロック手段は、突起部を係止部に係合させる方向に付勢する付勢手段と、付勢手段に抗して付勢を解除するための操作用のレバーと、を有しているので、レバーを操作することなくシールドステーがロック解除されることを防止できる。また、付勢手段によって、レバーを操作しない場合、突起部を係止部に係合させた状態に保つことができる。
要するに本発明によると、ウインドシールドの傾斜角度を変更可能としたうえで、車体前部を簡潔にして外観を向上させることができる、ウインドシールド取付構造を提供できる。
本発明の第1実施形態に係るウインドシールド取付構造を備えた自動二輪車の左側面図である。 図1の自動二輪車の前部上部の拡大図である。 運転者から見た自動二輪車の図である。 ウインドシールドを除いた、メータカバー部分の斜視図である。 ウインドシールド部分の拡大左側面図である。 ウインドシールドを外した状態のウインドシールド取付構造の後方斜視図である。 図6のウインドシールド取付構造の前面図である。 図6のウインドシールド取付構造の後面図である。 本発明の第2実施形態に係るウインドシールド取付構造の後方斜視図である。 図9の一部後面図である。 図9の一部後方斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るウインドシールド取付構造の前方斜視図である。 図12の左側面図である。 本発明の第4実施形態に係るウインドシールド取付構造の前方斜視図である。 図14の挟持部材92部分の下方斜視図である。 図15の挟持部材92のカバー923を外した状態を示す図である。 図15において、滑車部材925を除いた状態の、挟持部材92の、XVII矢視概略図である。 図17において、偏心部材926が支点925aを中心として回動した状態を示す図である。 挟持部921の斜視図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るウインドシールド取付構造を備えた自動二輪車1の左側面図である。なお、本実施形態で用いる方向の概念は、自動二輪車1の運転者から見た方向の概念と一致するものとして説明する。
図1に示すように、自動二輪車1は前輪2と後輪3とを備え、前輪2は略上下方向に延びるフロントフォーク4の下部にて回転自在に支持されている。フロントフォーク4は、その上端部に設けられたアッパーブラケット5と、アッパーブラケット5の下方に設けられたアンダーブラケット(図示せず)とを介して、ステアリングシャフト7に支持されている。ステアリングシャフト7は、ヘッドパイプ8によって回転自在に支持されている。アッパーブラケット5には、左右に延びるバー型のステアリングハンドル9が取り付けられている。従って、運転者がステアリングハンドル9を左右に揺動させることによって、ステアリングシャフト7を回転軸として、前輪2が操舵される。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ8から後方に延設されている。車体フレーム10の後下端部には、スイングアーム11の前端部11aが軸支されており、スイングアーム11の後端部には後輪3が回転自在に支持されている。車体フレーム10の上方であって、ステアリングハンドル9の後方には、燃料タンク12が配置され、燃料タンク12の後方には、運転者用のシート13が配置されている。燃料タンク12の略直下には、エンジン14が搭載されている。エンジン14のクランクケース15の後部には、ギヤケース16が配置されており、ギヤの動力がチェーン(図示せず)を介して後輪3へと伝達される。
ステアリングハンドル9の前方には、ヘッドランプ17が配置されており、ヘッドランプ17は、フロントカウル18で覆われている。フロントカウル18は、その上部がヘッドランプ17を覆い、その下部がエンジン14やクランクケース15等を覆った、フルカウル型である。
図2は、図1の自動二輪車1の前部上部の拡大図である。図3は、運転者から見た自動二輪車1の図である。図2及び図3に示すように、自動二輪車1の車速等を表示する表示盤を有するメータ本体51は、フロントカウル18の上部に配置され、メータカバー50はメータ本体51の前部の上部を覆うようになっている。そして、メータカバー50は、フロントカウル18の上面の一部を構成するようになっている。フロントカウル18及びメータカバー50の上部には、運転者への風圧を緩和するウインドシールド19が配置されている。
ウインドシールド19は、前方に凸形状を有するように湾曲しており、運転者の前方への視認性を確保するため、透明な樹脂板で形成されている。
図4は、ウインドシールド19を除いた、メータカバー50部分の斜視図である。図4に示すように、メータカバー50は、後部カバー501と、後部カバー501に連結されて後部カバー501よりも前方に配置される前部カバー502と、に分離可能に形成される。後部カバー501には、前後方向に延びており、その後端部が後部カバー501の後端に至るように形成された、貫通孔501aが、左右一対に、形成されている。前部カバー502にも同様に、前後方向に延びており、その後端部が前部カバー502の後端に至るように形成された、貫通孔502aが、左右一対に、形成されている。これによって、シールドステー20の上部を、後部カバー501及び前部カバー502の後端から前方に向けて差し込むことによって、シールドステー20の上部が後部カバー501及び前部カバー502を上方に向けて貫通するよう取り付けることができ、後部カバー501の貫通孔501a及び前部カバー502の貫通孔502aに、シールドステー20の上部を、下方から上方へ貫通させて取り付ける場合と比べ、貫通孔501a、502aの左右方向長さを小さくすることができる。
図5は、フロントカウル18、メータカバー50、メータ本体51等を除いた、ウインドシールド19部分の拡大左側面図である。図6は、ウインドシールド19を外した状態のウインドシールド取付構造の後方斜視図である。図5及び図6に示すように、ウインドシールド19は、左右一対のシールドステー20に取り付けられている。左右一対のシールドステー20は、左右方向に延びる連結部材60によって連結されている。連結部材60は、各シールドステー20の左右方向の最も外方部分同士を連結するようになっている。各シールドステー20は、センターステー101の先端部に位置する左右の回動支軸30にそれぞれ取り付けられており、センターステー101は、車体フレーム10の前端に形成されたヘッドパイプ8にボルト締め固定されている。ロック手段40は、シールドステー20の下方後方に設けられ、シールドステー20を複数の角変位位置にロック可能となるように構成されている。
回動支軸30は、水平方向に延びる軸線を有し、その軸線まわりに角変位可能にシールドステー20を支持する。したがって、ロック手段40によるロックが解除された状態で、シールドステー20及びウインドシールド19は、回動支軸30の軸線まわりに角変位可能に構成される。
センターステー101には、左右方向に延びるアッパーパイプ102が取り付けられており、アッパーパイプ102の左右端部には、バックミラーを取り付けるためのミラーブラケット103が取り付けられている。アッパーパイプ102の左右方向中央部にはメータ本体51が取り付けられるメータステー104が溶接固定されている。
ロック手段40は、メータステー104の下方に位置しており、メータステー104に取り付けられるメータ本体51を覆うメータカバー50は、図2〜図5から明らかなように、回動支軸30及びロック手段40の上部及び前部を覆うようになっている。メータカバー50の上面からは、後述するシールド取付部23が上方に突出するようになっており、シールド取付部23にウインドシールド19が取り付けられている。
以下、シールドステー20及びロック手段40の構成をより詳しく説明する。
図6に示すように、シールドステー20は、係止部21と、支持部22と、シールド取付部23と、を有している。係止部21において、ロック手段40はシールドステー20を所定の角度でロックするようになっている。支持部22は、回動支軸30によって回動支軸30の軸線回りに角変位可能に支持され、シールドステー20は、センターステー101に対して、すなわち、車体フレーム10に対して、回動支軸30を中心として、角変位可能となっている。係止部21は、ロック手段40の一部が当接して係止される部分である。係止部21に対してロック手段40が当接することで、シールドステー20は、回動支軸30の軸線まわりの角変位が阻止されるロック状態となる。また係止部21に対してロック手段40の当接が解除されることで、シールドステー20は、角変位が許容されるロック解除状態となる。このように、ロック手段40の一部を、係止部21に当接する状態と当接しない状態とに切り替えることによって、シールドステー20を所定の角度でロックしたロック状態とロック解除状態と切り替え可能となっている。シールド取付部23にはネジ24が取付可能となっており、ウインドシールド19の前面側からウインドシールド19とシールド取付部23とをネジ24で締結することによって、シールドステー20にウインドシールド19を取り付けるようになっている。シールド取付部23は、シールドステー20が左右一対となっているのに合わせ、左右一対となっており、前後方向に間隔をおいて、複数対設けられている。例えば、図6では、3対設けられている。図7は、図6のウインドシールド取付構造の前面図であり、図8は、図6のウインドシールド取付構造の後面図である。支持部22は、最も前方のシールド取付部23a対の近傍に配置されている。最も前方のシールド取付部23a対の左右方向間隔L1は、中央及び後方のシールド取付部23対の左右方向間隔L2、L3と比べて短くなっている。係止部21は、支持部22の後方であり、且つ支持部22の下方に設けられている。
自動二輪車1の側面視において、すなわち、自動二輪車1を回動支軸30の軸線に垂直な平面に投影した状態において、支持部22は、係止部21よりもシールド取付部23寄りに配置される。本実施形態では、支持部22は、最も前方のシールド取付部23a寄りに配置される。これによって、支持部22を支点とするシールドステー20の角変位の軌跡上に、係止部21に当接するロック手段40が位置しないようになっている。
シールドステー20は、最も前方のシールド取付部23aから左右方向内方かつ後方下方に延びて支持部22が形成され、支持部22から後方かつ左右方向外方に延びて上下方向に分岐する分岐部26が形成される。シールドステー20は、分岐部26から下方に延びた位置に係止部21が設けられ、分岐部26から上方に延びた位置に残余のシールド取付部23が設けられる。シールドステー20は、複数の要素部材の接合によって構成されても良く、例えば、最も前方のシールド取付部23aと支持部22とを有する第1要素部材と、係止部21と残余のシールド取付部23とを有する第2要素部材と、が溶接されて全体としてシールドステー20として構成されてもよい。さらに第2要素部材は、係止部21と残余のシールド取付部23とが締結されて構成されてもよい。
上述した構造によって、一対の係止部21の左右方向間隔L4は、一対の支持部22の左右方向間隔L5よりも大きく形成される。また、一対の係止部21は、左右方向に関して、左右のシールドステー20の最も外方側部分に配置される。また、一対の支持部22は、左右方向に関して、左右のシールドステー20の最も内方側部分に配置される。左右方向に延びて一対の係止部21を連結する連結部材60が設けられることで、係止部21での強度を向上することができる。
図5及び図6に示すように、係止部21は、ロック手段40の突起部41が係合するための、左右一対の複数の歯211を有している。歯211が複数設けられることによって、シールドステー20が、複数の角変位位置に固定されることが可能となっている。ロック手段40の突起部41が歯211の間の凹部25に係合するロック位置に位置することで、シールドステー20を所定の角変位位置に保持するようになっている。また、ロック手段40の突起部41が凹部25より後方のロック解除位置に移動すると、凹部25と突起部41との係合が解除されてシールドステー20の角変位が可能となる。複数の歯211がシールドステー20の略後端部に形成されることで、ロック手段40の突起部41がシールドステー20の後方に位置することとなる。複数の歯211は、略上下方向に並んで形成されているので、シールドステー20の傾斜角度にかかわらず、突起部41がロック位置とロック解除位置との間で移動する距離は略一定となり、ロック手段40の操作性を向上させることができる。本実施形態では、歯211は、左右にそれぞれ4つずつ設けられており、歯211によって形成される凹部25(左右に3つずつとなる)にロック手段40の突起部41が係合するので、シールドステー20は3つの角変位位置に位置することが可能となっている。そして、ロック手段40の突起部41が係合する凹部25の位置を一歯分だけ上方又は下方にずらす(例えば、凹部251に係合しているロック手段40の突起部41を凹部252に係合させる)と、ウインドシールド19の傾斜角度が5〜10度変化するようになっている。図5の2点鎖線は、凹部251に係合しているロック手段40の突起部41を凹部253に係合させ、ウインドシールド19の傾斜を最低傾斜角度から最大傾斜角度に変更した状態を示している。この場合、ウインドシールド19は、最大で15〜30度の角変位が可能となっている。ここで、ウインドシールド19の最低傾斜角度が30度程度とすると、ウインドシールド19の傾斜角度は、30〜60度で変化する。
図6に示すように、ロック手段40は、連結部材60に沿って左右方向に延びる本体部401と、本体部401の左右端部に設けられ突起部41を有する端部402と、本体部401から後方に延びる操作用のレバー43と、を有している。左右一対の端部402には、アッパーパイプ102に支持される支持部分403がそれぞれ取り付けられる。支持部分403は、回動支軸30と平行な軸線まわりに回動可能に端部402を支持する。端部402とレバー43と本体部401とは一体に構成される。レバー43と突起部41とは支持部分403に対して前後反対側に設けられ、レバー43を回動させた場合、レバー43の回動に連動して突起41が変位する。アッパーパイプ102にロック手段40が支持されることで、ロック手段40を支持するブラケットを別途設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。同様に、アッパーパイプ102を支持するセンターステー101に回動支軸30が固定されることで、回動支軸30を固定するブラケットを別途設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。このように、既存の部品で回動支軸30およびロック手段40を支持することで、部品点数を削減することができる。上述したように、突起部41は、シールドステー20の係止部21の凹部25に係合するようになっており、突起部41が凹部25に係合することによって、シールドステー20が所定の角度で固定されるようになっている。また、図5及び図6に示すように、端部402にはスプリングによって実現される付勢手段42が設けられており、付勢手段42は、突起部41を凹部25に係合させる方向(車体前方方向)に、突起部41を付勢するようになっている。その結果、突起部41が凹部25に係合すると、外力が加わらない限り、突起部41は凹部25から外れないようになっている。レバー43は、シールドステー20の後端から後方に延び、アッパーパイプ102の下方を通っており、レバー43の先端部431は、メータ本体51より後方に位置するようになっている。そして、運転者がレバー43の先端部431を付勢手段42に抗して下方に押すと、付勢手段42による突起部41への付勢が解除され、突起部41を凹部25から外すことができる。その結果、シールドステー20の固定が解除され、シールドステー20は、回動支軸30を中心として、角変位することが可能となる。
このようにロック手段40は、ロック状態とロック解除状態とに切り替えるために手動操作される操作部となるレバー43を有し、レバー43は、シールドステー20の角変位を係止する係止部21から離れた位置に配置される。そして、レバー43は、メータカバー50から露出した位置に配置される。本実施形態では、レバー43がメータカバー50及びハンドル9よりも下方に配置されることによって、レバー43が目立つことを防ぐことができる。
以下、シールドステー20を角変位させ、ウインドシールド19の傾斜角度を調整する作業について説明する。
図5の実線に示す状態のウインドシールド19を、図5の2点鎖線に示すウインドシールド19に変更する、すなわち、ウインドシールド19の傾斜角度を大きくする場合には以下の作業を行う。
まず、レバー43の先端部431を下方に押し、付勢手段42による突起部41への付勢を解除する。そして、突起部41を凹部251から外す。
突起部41が凹部251から外れると、シールドステー20は、回動支軸30を中心として回動可能となるので、シールドステー20を、回動支軸30を中心として、前方に向けて回動させる。その結果、シールドステー20の傾斜角度が大きくなり、それに合わせて、シールドステー20に取り付けられたウインドシールド19の傾斜角度が大きくなる。
シールドステー20の前方への回動に合わせ、係止部21も回動支軸30を中心としてR方向に回動する。その結果、係止部21に設けられた歯211によって形成された凹部25も回動支軸30を中心としてR方向に回動する。
付勢手段42によって、突起部41を凹部251の下方に位置する凹部253に係合させる。その結果、シールドステー20が新しい角変位位置で固定され、ウインドシールド19は傾斜角度が大きくなった状態で固定される。
ウインドシールド19の傾斜角度を小さくする場合、上記作業と逆の作業を行えば良い。
本実施形態によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)シールドステー20、回動支軸30及びロック手段40によってウインドシールド19の傾斜角度を変更するので、構造が簡素なウインドシールド取付構造を提供することができる。また、回動支軸30とロック手段40とがメータカバー50によって覆われるので、外観を良好に保つことができる。
(2)レバー43が、メータカバー50から露出するように、シールドステー20の係止部21から距離を有する位置に設けられるので、レバー43の位置を運転者の操作しやすい位置に配置でき、シールドステー20の係止部21を運転者の手の届きにくい位置に配置しても、シールドステー20をロック状態とロック解除状態とに切り替える作業を容易に行うことができる。また、係止部21を運転者による操作性を考慮せずに任意の位置に配置できるので、メータカバー50によって覆われる位置に係止部21を配置することが容易である。このように、ロック手段40の一部がメータカバー50によって覆われるようにしながら、運転者によるレバー43の操作性を確保することができる。
(3)支持部22が係止部21よりもシールド取付部23寄りに配置されるので、支持部22を支点としてシールドステー20の角変位の軌跡上に、ロック手段40が位置することを防ぐことができ、ロック手段40とシールドステー20との干渉を防ぐことができる。また、係止部21は支持部22に対して離れて配置されているので、支持部22付近で係止される場合と比べて、シールドステー20が支持部22から距離を有して係止されることとなり、シールドステー20を係止するモーメント力を大きくすることができ、ロック手段40の係止力を高めることができる。
(4)ロック手段40が支持部22よりも後方で係止部21を係止するように配置されているので、ロック手段40の大部分を回動支軸30よりも後方に配置しやすくなっている。本実施形態では、ウインドシールド19下方のフロントカウル18の内部領域の後方にロック手段40を配置しており、フロントカウル18内の前方にロック手段40を配置する場合に比べて、ロック手段40を収納しやすくなっている。自動二輪車1のフロントカウル18は、一般的に、前方から後方に向かうにつれて、前後方向に垂直な外形形状が大きくなる流線型形状に形成される。したがって、ウインドシールド19の下方のフロントカウル18の内部領域は、前方に比べて後方のほうが上下方向および左右方向の収納スペースが広くなっている。本実施形態では、上述したようにロック手段40の大部分を回動支軸30よりも後方に配置することで、回動支軸30よりも前方にロック手段40を配置する場合に比べて、収納スペースが比較的広いフロントカウル18の後方にロック手段40を配置することができ、他の構成部品との干渉を防ぐようにロック手段40を配置しやすく、設計の自由度を向上させることができる。
(5)ロック手段40が支持部22よりも下方で係止部21を係止するように配置されているので、ロック手段40の大部分を回動支軸30よりも下方に配置しやすい。このように、ロック手段40を回動支軸30よりも下方に配置することで、ロック手段40の一部をメータカバー50で覆うことが容易となり、運転席からロック手段40を目立たなくすることができ、美感をさらに向上させることができる。また、メータカバー50によって、回動支軸30とロック手段40の前部を覆うことで、回動支軸30とロック手段40の前部とが外方に露出することを防ぐことができ、美感をさらに向上させることができる。
(6)ロック手段40が支持部22より後方であり、且つ下方に配置されているので、支持部22を支点とするシールドステー20の角変位を、ロック手段40が阻害することはない。また、係止部21が支持部22から距離を有しているので、支持部22がロック手段40によって係止される場合と比べて、シールドステー20が、支持部22から距離を有して係止されることとなり、シールドステー20を係止するモーメント力を大きくすることができ、ロック手段40の係止力を高めることができる。
(7)シールドステー20は、左右2点の支持部22で支持され、左右2点の係止部21でロック手段40によって係止されるので、シールドステー20を安定して支持することができる。また、係止部21間の距離が支持部22間の距離よりも大きいので、シールドステー20を安定して係止することができる。
(8)支持部22が最も前方のシールド取付部23対の近傍に配置されているので、支持部22を支点とするシールドステー20の角変位を、シールド取付部23が阻害することはない。
(9)係止部21が複数の歯211を有しており、ロック手段40の突起部41が歯211によって形成された凹部25に係合することによって、ロック手段40がシールドステー20をロックするので、ロック手段40がシールドステー20を所定の角度でロックする構成を容易に設けることができる。
(10)突起部41が係合する凹部25の位置を変更することによって、シールドステー20の傾斜角度を変更するので、特許文献1に示すようなノブを回転させるのと比べて、より容易にシールドステー20の傾斜角度を変更することができる。
(11)ロック手段40が、突起部41を係止部21に係合させる方向に付勢する付勢手段42と、付勢を解除するレバー43と、を有しているので、レバー43を操作することなくロック解除されることを防止できる。また、付勢手段42を有しているので、レバー43を操作しない場合、突起部41を係止部21に係合させた状態に保つことができる。
(12)レバー43が、シールドステー20に対して後方に延びるように形成され、レバー43の先端部431がメータ本体の後方に位置しているので、運転者が容易にレバー43を操作することができる、すなわち、運転者が付勢手段42による付勢を容易に解除することができる。
(13)連結部材60は、左右のシールドステー20の左右方向の最も外方部分同士を連結するようになっているので、左右のシールドステー20及び連結部材60の一体物としての剛性を向上させることができる。
(14)シールド取付部23は、前後方向に間隔をおいて、複数対設けられており、最も前方のシールド取付部23対の左右方向間隔が、他のシールド取付部23対の左右方向間隔よりも短くなっている。すなわち、ウインドシールド19の支持間隔が、車体後方側に比べて車体前方側では短くなっている。ウインドシールド19は、車体前方からの風を受けるので、ウインドシールド19の支持間隔を上記のようにすることで、シールドステー20は、ウインドシールド19を安定して支持することができる。
本実施形態では、シールドステー20は、左右一対となっており、連結部材60によって連結されているが、シールドステー20は左右一対でなくでも良く、例えば、一体となり、中央に1つ設けられても良い。この場合でも、シールドステー20は、複数のシールド取付部23を有していることが好ましい。そして、シールド取付部23は、左右一対となっており、前後方向に間隔をおいて、複数対設けられることが好ましい。
本実施形態では、係止部21が複数の歯211を有しており、歯211によって形成された凹部25にロック手段40の突起部41が係合するので、シールドステー20の傾斜角度が段階的に変化するようになっているが、シールドステー20の傾斜角度が連続的に変化するよう、係止部21及びロック手段40を構成しても良い。例えば、ロック手段が、回動する係止部21を挟持し固定する構成を有することによって、シールドステー20の傾斜角度を連続的に変化させることができる。
また本実施形態では、シールドステー20の係止部21に凹部25を形成し、ロック手段40に突起部41を形成したが、これに限定されず、シールドステー20の係止部21に突起部を形成し、ロック手段40に凹部を形成してもよい。このように、シールドステー20とロック手段40とのいずれか一方に凹部を形成し、いずれか他方に凸部(突起部)を形成することで、シールドステー20をロック状態とロック解除状態とに切り替えることができる。
(第2実施形態)
図9は、本発明の第2実施形態に係るウインドシールド取付構造の後方斜視図である。図10は、図9の一部後面図であり、図11は、図9の一部後方斜視図である。本実施形態と前記第1実施形態とは、回動支軸、連結部材及びロック手段の構造、配置が異なっており、その他の構成は同じである。このため、本実施形態の説明においては、前記第1実施形態と同じ部品及び部分には同じ符号を付し、それらの内容については詳しい説明を省略する。
左右一対のシールドステー20は、連結部材71で連結されており、連結部材71は、アッパーパイプ102に取り付けられている。そして、連結部材71の左右方向一端部(本実施形態では右端部)に、カム部711が設けられている。カム部711の右方外方には、連結部材71を軸中心として回動する回動部材72が配置されており、回動部材72のカム部721は、カム部711と係合可能となっている。回動部材72には、連結部材71の半径方向に延びる把持部722が設けられている。把持部722を、連結部材71を軸中心として回動させることによって、カム部711とカム部721との係合状態が変化し、カム部711とカム部721との左右方向距離が変更可能となっている。図9は、カム部711とカム部721とが完全係合し、カム部711とカム部721との左右方向距離が最も短くなっている状態を示している。一方、図10及び図11は、回動部材72が回動し、カム部711とカム部712との係合が解除され、カム部711とカム部721との左右方向距離が拡張された状態を示している。
図10に示すように、カム部721の右方外方にはシールドステー20が位置しており、シールドステー20の右方外方から、ネジ73は、シールドステー20と回動部材72とを連結部材71に締結している。
図11に示すように、シールドステー20におけるネジ73による締結部には、長孔201が形成されており、長孔201におけるネジ73の位置を変更することによって、シールドステー20の角変位位置が変更可能となっている。
以下、シールドステー20を角変位させ、ウインドシールド19の傾斜角度を調整する作業について説明する。
まず、回動部材72の把持部722を、連結部材71を軸中心として回動させる。その結果、カム部721が連結部材71を軸中心として回転する。カム部721が回転するとカム部711とカム部721との係合が解除され、カム部711とカム部721との左右方向距離が拡張される。
カム部711とカム部721との左右方向距離が拡張されると、ネジ73が右方外方に押圧され、ネジ73がシールドステー20の長孔201内で移動可能となり、シールドステー20が角変位可能となる。そして、シールドステー20を所望の角変位位置となるよう、長孔201内のネジ73の位置を変更する。その後、回動部材72を最初回動させた方向と逆の方向に回動させる。その結果、カム部711とカム部721との係合状態が変化し(カム部711とカム部721とが完全係合状態となり)、カム部711とカム部721との左右方向距離が短縮される。
カム部711とカム部721都の左右方向距離が短縮されると、ネジ73がシールドステー20を連結部材71に締結する。その結果、シールドステー20が新しい角変位位置で固定され、ウインドシールド19は傾斜角度が変化した状態で固定される。
本実施形態によれば、次のような効果を発揮できる。
シールドステー20、連結部材71、回動部材72、及びネジ73によってウインドシールド19の傾斜角度を変更するので、構造が簡素なウインドシールド取付構造を提供することができる。また、連結部材71、回動部材72、及びネジ73がメータカバー50によって覆われるので、外観を良好に保つことができる。
シールドステー20におけるネジ73による締結部には、長孔201が形成されており、ネジ73は長孔201内を連続的に移動可能であるので、シールドステー20を連続的に角変位させることができる。
(第3実施形態)
図12は、本発明の第3実施形態に係るウインドシールド取付構造の前方斜視図であり、図13は、図12の左側面図である。本実施形態と前記第1実施形態とは、回動支軸、連結部材及びロック手段の構造、配置が異なっており、その他の構成は同じである。このため、本実施形態の説明においては、前記第1実施形態と同じ部品及び部分には同じ符号を付し、それらの内容については詳しい説明を省略する。
左右一対のシールドステー20は、連結部材81で連結されており、連結部材81はアーム82を介して、支点84で第1係合部材83と連結されている。第1係合部材83は、支点831を中心として、センターステー101に対して回動可能となっている。第1係合部材83は、第2係合部材85と係合可能となっており、第2係合部材85は、支点851を中心として、センターステー101に対して回動可能となっている。第1係合部材83と第2係合部材85とが係合すると、互いにセンターステー101に対して固定され、その結果、シールドステー20の角変位位置も固定される。シールドステー20の安定保持のため、左右一対のシールドステー20は、左右に1つずつ設けられた弾性部材86によって、センターステー101に連結されている。
押圧部材87は、その下端部が第2係合部材85の前端部852を下方に押圧可能となっている。また、付勢部材853は、第2係合部材85をX方向に付勢し、第1係合部材83と第2係合部材85との係合を補強するようになっている。押圧部材87によって前端部852を下方に押圧すると、弾性部材853の付勢に抗して、第2係合部材85は支点851を中心として、反X方向に回動する。第2係合部材85が支点851を中心として反X方向に回動すると、第1係合部材83と第2係合部材85との係合が解除されるようになっている。
以下、シールドステー20を角変位させ、ウインドシールド19の傾斜角度を調整する作業について説明する。
まず、押圧部材87を下方に押し、付勢部材853の付勢力に抗して、第2係合部材85を、支点851を中心として反X方向に回動させる。第2係合部材85を反X方向に回動させると、第1係合部材83と第2係合部材85との係合が解除される。
第1係合部材83と第2係合部材85との係合が解除されると、第1係合部材83が支点831を中心として回動可能となる。第1係合部材83とシールドステー20とはアーム82を介して支点84及び支点811で連結されているので、第1係合部材83を、支点831を中心として回動させることによって、シールドステー20を角変位させる。その結果、シールドステー20に取り付けられたウインドシールド19の傾斜角度が変化する。
ウインドシールド19の傾斜角度を決定すると、押圧部材87を上方に引っ張る。押圧部材87による第2係合部材85への押圧が解除されることによって、第2係合部材85は、付勢部材853によって、支点851を中心として、X方向に回動し、第2係合部材85は第1係合部材83に係合する。そして、第1係合部材83は、センターステー101に対して固定される。その結果、シールドステー20が新しい角変位位置で固定され、ウインドシールド19は傾斜角度が変化した状態で固定される。
本実施形態によれば、次のような効果を発揮できる。
連結部材81、アーム82、第1係合部材83、第2係合部材85、及び押圧部材87によってウインドシールド19の傾斜角度を変更するので、構造が簡素なウインドシールド取付構造を提供することができる。また、連結部材81、アーム82、第1係合部材83、及び第2係合部材85がメータカバー50によって覆われるので、外観を良好に保つことができる。
第1係合部材83を、支点831を中心として回動させることによって、シールドステー20を角変位させるようになっており、第1係合部材83の支点831を中心とする回動角は連続的に変化可能であるので、シールドステー20を連続的に角変位させることができる。
(第4実施形態)
図14は、本発明の第4実施形態に係るウインドシールド取付構造の前方斜視図である。本実施形態と前記第1実施形態とは、連結部材及びロック手段の構造、配置が異なっており、その他の構成は同じである。このため、本実施形態の説明においては、前記第1実施形態と同じ部品及び部分には同じ符号を付し、それらの内容については詳しい説明を省略する。
左右一対のシールドステー20は、連結部材60で連結されている。連結部材60には、リング状の頭を有するボルト91が取り付けられており、ボルト91のネジ部911は、挟持部材92によって左右から挟持されている。挟持部材92はセンターステー101に取り付けられており、挟持部材92が挟持するネジ部911の上下方向位置を変更することによって、ボルト91は、センターステー101に対して上下するようになっている。そして、センターステー101に対してボルト91が上下すると、ボルト91のリング部912が連結部材60を把持しているので、連結部材60がセンターステー101に対して上下し、その結果、シールドステー20は、回動支軸30を中心として、センターステー101に対して角変位するようになっている。
図15は、図14の挟持部材92部分の下方斜視図である。挟持部材92は、ボルト91のネジ部911を左右から挟持する挟持部921及び挟持部922を有している。挟持部921及び挟持部922はカバー923で覆われている。図16は、図15の挟持部材92のカバー923を外した状態を示す図である。挟持部921及び挟持部922は、それぞれ、ネジ部911を挟持する方向に、付勢部材927によって、付勢されている。
挟持部材92は、挟持部921と挟持部922との隙間の間隔を変更可能な滑車部材925を有している。滑車部材925にはワイヤ924が巻き掛けられており、滑車部材925の後方であって、挟持部921と挟持部922とに挟まれる位置には、偏心部材926が設けられている。ワイヤ924をY方向に引っ張ることによって、偏心部材926は、滑車部材925の支点925aを中心として、回動可能となっている。偏心部材926は、前面視で、ほぼ、短軸と長軸とを有する楕円形状となっている。
図17は、図15において滑車部材925を除いた状態の、挟持部材92の、XVII矢視概略図である。図18は、図17において、偏心部材926が支点925aを中心として回動した状態を示す図である。図17に示すように、挟持部921及び挟持部922がネジ部911を挟持している状態では、偏心部材926は、その短軸部が、挟持部921及び挟持部922で挟まれるようになっている。ここで、ワイヤ924をY方向に引っ張ると、図18に示すように、偏心部材926が支点925aを中心として回動し、偏心部材926の短軸部より長い部分が、挟持部921及び挟持部922で挟まれるようになる。その結果、付勢部材927の付勢に抗して、挟持部921と挟持部922との隙間が広がり、挟持部921及び挟持部922によるネジ部911の挟持状態が解除される。
図19は、挟持部921の斜視図である。挟持部922は挟持部921と同様の構造を有しているので、挟持部921を例として説明する。挟持部921は、雄ねじが形成されているネジ部911と螺合する雌ねじ部921aと、挟持部922と係合する凸部921b及び孔部921cと、を有している。凸部921b及び孔部921cは、雌ねじ部921aに対して互いに前後するよう、雌ねじ部921aの前後にそれぞれ1つずつ設けられている。ネジ部911には雄ねじが形成されており、雌ねじ部921aには雌ねじが形成されているので、挟持部921は、ネジ部911の挟持位置を、ネジ部911の軸芯方向(すなわち上下方向)に、略連続的に(ネジ山のピッチで)変更可能となっている。また、挟持部921の凸部921bを挟持部922の孔部に、挟持部922の凸部を挟持部921の孔部921cに、係合させることによって、挟持部921と挟持部922との係合において、挟持部921及び挟持部922の位置決めを容易に行えるようになっている。
以下、シールドステー20を角変位させ、ウインドシールド19の傾斜角度を調整する作業について説明する。
まず、ワイヤ924をY方向に引っ張り、偏心部材926を、支点925aを中心として回動させる。付勢部材927の付勢に抗した偏心部材926の回動により、ボルト91のネジ部911を挟持している挟持部921と挟持部922との隙間が広がり、ネジ部911の挟持状態が解除される。
ネジ部911の挟持状態が解除されると、ボルト91が上下方向に移動可能となるので、ボルト91を上下方向に移動させる。ボルト91の上下方向への移動によって、連結部材60がセンターステー101に対して上下し、その結果、シールドステー20は、回動支軸30を中心として、センターステー101に対して角変位し、それに合わせて。シールドステー20に取り付けられたウインドシールド19の傾斜角度が変化する。
ボルト91の上下方向の位置を変化させた状態で、ワイヤ924の引っ張りを解除すると、付勢部材927の付勢力が働き、偏心部材926が支点925aを中心として回動し、その短軸部が挟持部921及び挟持部922で挟まれるようになる。そして、挟持部921と挟持部922との隙間が狭まり、挟持部921及び挟持部922によってネジ部911が挟持され、ボルト91の位置が固定される。その結果、シールドステー20が新しい角変位位置で固定され、ウインドシールド19は傾斜角度が変化した状態で固定される。
本実施形態によれば、次のような効果を発揮できる。
シールドステー20、連結部材60、ボルト91、及び挟持部材92によってウインドシールド19の傾斜角度を変更するので、構造が簡素なウインドシールド取付構造を提供することができる。また、連結部材60、ボルト91、及び挟持部材92がメータカバー50によって覆われるので、外観を良好に保つことができる。
ボルト91の上下位置を変化させることによって、シールドステー20を角変位させるようになっており、挟持部材92によるボルト91の挟持位置は、上下方向に略連続的に変化可能であるので、シールドステー20を連続的に角変位させることができる。
上記第1〜第4実施形態では、回動支軸30、連結部材60、ロック手段40等を覆うカバー部材が、メータカバー50であるが、カバー部材はメータカバー50に限定されず、車体前部に配置されるカバー部材であれば良く、例えば、フロントカウル18でも良い。このようなカバー部材は、非透明な形状に形成されることでロック手段40等が目立つことを防ぐことができる。またカバー部材は、ロック手段40等の少なくとも前部を覆うことが好ましい。また上記実施形態では、ウインドシールド19の先端よりも後方であり且つハンドル9よりも前方に配置される、メータカバー50によって、ロック手段40等を覆うようにしたが、これに限定されない。運転者の視点よりも前方に配置されるメータカバー以外の前方配置部材で、ロック手段40等の一部を覆っても良い。フロントカウル18やメータカバー50が設けられない乗物であっても、前方配置部材としてメータ本体51がロック手段40等を覆ってもよい。この場合、メータ本体よりも前方領域に、好ましくは前方且つ下方領域に、さらに好ましくは、運転者の視点とメータ本体51とを結ぶ視線方向に関してメータ本体51に対して視点と反対側の領域に、ロック手段40等が配置されることが好ましい。同様に、ロック手段40等の少なくとも一部は、ハンドル9やアッパーブラケット5よりも、前方かつ下方の領域に配置されることが好ましい。このようにして本発明では、前方配置部材によってロック手段40の少なくとも一部が覆われるので、乗物に乗車した運転者が前方を見たときに、ロック手段40の少なくとも一部が前方配置部材で覆われることとなり、車体前部を簡潔にして美感を向上させることができる。
また上記実施形態では、シールドステー20をロック状態とロック解除状態とに切り替える操作部としてレバー43等を用いたが、係止部21とは離れた位置に、ロック状態を切り替える動力を与える動力伝達機構があれば、それを操作部として用いてもよい。たとえば、操作部と係止部21とを離間させ、歯車やベルトなどの一般的な機構を用いて、操作部から係止部21まで動力を伝達してもよい。また、ロック状態とロック解除状態とに切り替える動力として電力を用いてもよく、操作部として電力指令を与えるためのスイッチを用いてもよい。たとえば、電磁ソレノイドをロック手段として用いてもよい。
上記実施形態では、自動二輪車を用いて説明したが、運転者よりも前方にウインドシールドを備える乗物全般であれば自動二輪車以外でも適用可能である。たとえば小型滑走艇、バギー車、不整地走行車などの鞍乗り型車両に好適に用いることができ、さらにハンドルバーを有する乗物において、ハンドルバーよりも前方にウインドシールドを備える乗物について好適に適用可能である。その場合、ハンドルバーよりも前方でかつ下方に、ロック手段の一部及び回動支軸が配置されることで、ロック手段の一部及び回動支軸が運転者の視界から隠れ、美感を向上させることができる。
本発明は、上記実施形態で説明した構成には限定されず、特許請求の範囲に記載した内容を逸脱することなく、当業者が考え得る各種変形例を含むことができる。
本発明では、ウインドシールドの傾斜角度を変更可能としたうえで、車体前部を簡潔にして外観を向上させることができる、ウインドシールド取付構造を提供できるので、産業上の利用価値が大である。
1 自動二輪車
2 前輪 3 後輪 4 フロントフォーク 5 アッパーブラケット
7 ステアリングシャフト 8 ヘッドパイプ 9 ステアリングハンドル
10 車体フレーム 101 センターステー 102 アッパーパイプ
103 ミラーブラケット 104 メータステー
11 スイングアーム 11a 前端部
12 燃料タンク 13 シート 14 エンジン 15 クランクケース
16 ギヤケース 17 ヘッドランプ 18 フロントカウル
19 ウインドシールド
20 シールドステー 21 係止部 22 支持部 23 シールド取付部
24 ネジ 211 歯 25 凹部 26 分岐部
30 回動支軸
40 ロック手段 401 本体部 402 端部 403 支持部分
41 突起部 42 付勢手段 43 レバー 431 先端部
50 メータカバー 51 メータ本体
60 連結部材
71 連結部材 711 カム部
72 回動部材 721 カム部 722 把持部
73 ネジ
201 長孔
81 連結部材 811 支点
82 アーム 83 第1係合部材 831 支点 84 支点
85 第2係合部材 851 支点 852 前端部
86 弾性部材 87 押圧部材
91 ボルト 911 ネジ部 912 リング部
92 挟持部材 921 挟持部 922 挟持部 923 カバー
924 ワイヤ 925 滑車部材 926 偏心部材 927 付勢部材

Claims (9)

  1. 乗物の車体前部の上部に設けられ、運転者への風圧を緩和するウインドシールドの取付構造において、
    前記ウインドシールドが取り付けられるシールドステーと、
    前記シールドステーを、乗物のフレームに角変位可能に支持する回動支軸と、
    前記シールドステーを、複数の角変位位置のいずれか1つにロックさせたロック状態と前記いずれの角変位位置にもロックさせないロック解除状態とに切り替え可能なロック手段と、を有し、
    乗物前部に配置される前方配置部材によって、前記ロック手段の少なくとも一部が覆われるようになっており、
    前記ロック手段は、前記シールドステーをロック状態とロック解除状態とに切り替えるために手動操作される操作部を有し、
    前記操作部は、前記前方配置部材から露出するように、前記ロック手段によって係止される前記シールドステーの係止部から距離を有する位置に配置されていることを特徴とする、ウインドシールド取付構造。
  2. 前記シールドステーは、更に、前記回動支軸によって支持される支持部と、前記ウインドシールドに固定されるシールド取付部と、を有し、
    前記支持部は、前記係止部よりも前記シールド取付部寄りに配置される、請求項1に記載のウインドシールド取付構造。
  3. 前記ロック手段は、前記支持部よりも後方で前記係止部をロックするようになっている、請求項2に記載のウインドシールド取付構造。
  4. 前記ロック手段は、前記支持部よりも下方で前記係止部をロックするようになっている、請求項2又は3に記載のウインドシールド取付構造。
  5. 前記シールド取付部は、前後方向に間隔をおいて、複数設けられており、
    前記支持部は、最も前方のシールド取付部の近傍に配置されている、請求項2〜4のいずれか1つに記載のウインドシールド取付構造。
  6. 前記シールドステーは、左右一対となっており、
    前記各シールドステーは、それぞれ、前記係止部と前記支持部と、を有し、
    左右の支持部の左右方向距離よりも、左右の係止部の左右方向距離が大きく設定される、請求項2〜5のいずれか1つに記載のウインドシールド取付構造。
  7. 前記係止部は、角変位位置決め用の複数の歯を有しており、
    前記ロック手段は、ロック位置とロック解除位置とに変位可能な突起部を有しており、
    前記突起部が、前記ロック位置に変位し、前記係止部の歯によって形成された凹部の1つに係合することによって、前記ロック手段が前記シールドステーを所定の角変位位置にロックし、
    前記突起部が、前記ロック解除位置に変位し、前記突起部と前記係止部との係合が解除されることによって、前記ロック手段が前記シールドステーのロックを解除するようになっている、請求項2〜6のいずれか1つに記載のウインドシールド取付構造。
  8. 前記ロック手段は、前記突起部を前記係止部に係合させる方向に付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段に抗して付勢を解除するための操作用のレバーと、を有している、請求項7記載のウインドシールド取付構造。
  9. 乗物の車体前部の上部に設けられ、運転者への風圧を緩和するウインドシールドの取付構造において、
    前記ウインドシールドが取り付けられるシールドステーと、
    前記シールドステーを、乗物のフレームに角変位可能に支持する回動支軸と、
    前記シールドステーを、複数の角変位位置のいずれか1つにロックさせたロック状態と前記いずれの角変位位置にもロックさせないロック解除状態とに切り替え可能なロック手段と、を有し、
    乗物前部に配置される前方配置部材によって、前記ロック手段の少なくとも一部が覆われるようになっており、
    前記前方配置部材によって、前記ロック手段の前部及び前記回動支軸が覆われるようになっていることを特徴とする、ウインドシールド取付構造。
JP2010090668A 2010-04-09 2010-04-09 乗物のウインドシールド取付構造 Active JP5495909B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010090668A JP5495909B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 乗物のウインドシールド取付構造
EP11161467A EP2374700B1 (en) 2010-04-09 2011-04-07 Windshield attaching structure of vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010090668A JP5495909B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 乗物のウインドシールド取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011218978A JP2011218978A (ja) 2011-11-04
JP5495909B2 true JP5495909B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=43984157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010090668A Active JP5495909B2 (ja) 2010-04-09 2010-04-09 乗物のウインドシールド取付構造

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP2374700B1 (ja)
JP (1) JP5495909B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4008619A1 (en) 2020-12-03 2022-06-08 Kawasaki Motors, Ltd. Structure for mounting windshield
US12012168B2 (en) 2020-12-03 2024-06-18 Kawasaki Motors, Ltd. Structure for mounting windshield

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5492717B2 (ja) * 2010-09-16 2014-05-14 川崎重工業株式会社 自動二輪車のウィンドスクリーン
CN102649453A (zh) * 2012-05-29 2012-08-29 力帆实业(集团)股份有限公司 车头罩安装支架
CN102897036B (zh) * 2012-10-12 2016-08-03 力帆实业(集团)股份有限公司 摩托车仪表安装支架
JP5864483B2 (ja) * 2013-07-10 2016-02-17 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の前部構造
JP2017520465A (ja) * 2014-07-15 2017-07-27 ピアッジオ・エ・チ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ フロントガラス安全組立体
JP6360751B2 (ja) * 2014-08-26 2018-07-18 川崎重工業株式会社 ウインドシールドの支持構造
JP6001615B2 (ja) * 2014-09-30 2016-10-05 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP6300743B2 (ja) * 2015-02-27 2018-03-28 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両におけるスクリーン可動装置
JP6277526B2 (ja) * 2015-03-30 2018-02-14 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の走行風取り入れ構造
JP2019051836A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 川崎重工業株式会社 ウインドシールド取付構造
TWI675772B (zh) * 2019-01-07 2019-11-01 光陽工業股份有限公司 機車擋風鏡構造

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3609595A1 (de) * 1986-03-21 1987-09-24 Wulf Gerstenmaier Windschutzschild fuer das vorderteil eines motorrades
JPS63201889U (ja) * 1987-06-19 1988-12-26
JPH0534477Y2 (ja) * 1987-10-19 1993-08-31
JPH0365483A (ja) * 1989-07-31 1991-03-20 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のウインドスクリーン
DE4418954A1 (de) * 1994-05-31 1995-12-07 Bayerische Motoren Werke Ag Einrichtung zum Verstellen eines Windschildes für Fahrzeuge
JP4198286B2 (ja) * 1999-10-13 2008-12-17 本田技研工業株式会社 バーハンドル型車両の風防装置
JP2002087355A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の風防装置
JP4341840B2 (ja) * 2004-12-27 2009-10-14 本田技研工業株式会社 自動二輪車の車体前部構造
JP5149112B2 (ja) * 2008-02-05 2013-02-20 本田技研工業株式会社 自動二輪車のスクリーン
JP2009226961A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車のスクリーン支持構造
JP2010070108A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Honda Motor Co Ltd ウインドスクリーン取付構造
JP2011020616A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Suzuki Motor Corp ウィンドスクリーン装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4008619A1 (en) 2020-12-03 2022-06-08 Kawasaki Motors, Ltd. Structure for mounting windshield
US12012168B2 (en) 2020-12-03 2024-06-18 Kawasaki Motors, Ltd. Structure for mounting windshield

Also Published As

Publication number Publication date
EP2374700A1 (en) 2011-10-12
JP2011218978A (ja) 2011-11-04
EP2374700B1 (en) 2013-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5495909B2 (ja) 乗物のウインドシールド取付構造
US8864002B2 (en) Side trunk mounting structure for two-wheeled motor vehicle
JP5322512B2 (ja) 自動二輪車用サドルバック搭載システム
JP2016159717A (ja) 鞍乗り型車両におけるスクリーン可動装置
EP1772363B1 (en) Scooter type motorcycle
JP4759767B2 (ja) 車両のランバーサポート機構
EP3281849B1 (en) Sidestand structure in two-wheeled motor vehicle
JP5101224B2 (ja) 子供乗せバスケット及び二輪車
JP6070327B2 (ja) スクリーン可変構造
JP2009202719A (ja) 二輪車用スタンド装置
JP6332809B2 (ja) 鞍乗り型車両におけるスクリーン可動装置
JP2019081483A (ja) 鞍乗型車両のハンドルロック装置
JPH09301239A (ja) 自動二輪車のハンドルロック装置
JP2017109562A (ja) 鞍乗り型車両のシート構造
JP6534649B2 (ja) ハンドルロック機構
CN215205183U (zh) 保险杆支撑结构
CN212797162U (zh) 摩托车后扶手
JP2007185987A (ja) 可倒式バックミラー装置
JP3569686B2 (ja) 自動二輪車における前部配置部品取付け構造
CN214776371U (zh) 摩托车
CN214776288U (zh) 摩托车把手盖固定结构
CN110356496B (zh) 鞍乘型车辆的仪表周边结构
JPH08337131A (ja) 不整地走行車のチェンジ装置
CN109720447B (zh) 跨骑式车辆的手柄锁止装置
US20140084643A1 (en) Grip portion structure for fellow passenger of motorcycle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5495909

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250