JP2009208757A - 自動二輪車のスクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜角度が調整自在なウインドスクリーンの後面に沿って走行風を適切に流すことができる自動二輪車のスクリーンを提供する。
【解決手段】車体の前上部を覆うカウリング41と可動ウインドスクリーン51との間に、車体後方側に向かって傾斜する導風板20を設け、この導風板20を、カウリング41と可動ウインドスクリーン51との間からの走行風を可動ウインドスクリーン51の後面に沿って流すように傾斜角度を調整自在にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、傾斜角度が調整自在なウインドスクリーンを備えた自動二輪車のスクリーンに関する。
自動二輪車には、車体の前上部を覆うカウリングに高さを調整自在な可動ウインドスクリーンを備えたものがある。この種の可動ウインドスクリーンには、高さ調整に連動してその傾斜角度が調整されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−81160号公報
しかし、従来の構成では、ウインドスクリーンをより高い位置まで調整自在に構成すると、ウインドスクリーンが高い位置ではカウリングから離れると共に、その傾斜角度も垂直に近くなるため、カウリングとウインドスクリーンとの間からの走行風がカウリング表面に沿って流れるもののウインドスクリーンの後面には十分には流れなくなってしまうおそれが生じる。走行風がウインドスクリーンの後面に十分に流れないと、ウインドスクリーンと運転者との間の空間が負圧になり、走行風がウインドスクリーンの後方に巻き込まれて運転者の乗り心地が悪くなる。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、傾斜角度が調整自在なウインドスクリーンの後面に沿って走行風を適切に流すことができる自動二輪車のスクリーンを提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、車体の前上部を覆うカウリングと、このカウリングの上方に車体後方側に向かって傾斜して配置され、その傾斜角度が調整自在に取り付けられた可動ウインドスクリーンとを備える自動二輪車のスクリーンにおいて、前記カウリングと前記可動ウインドスクリーンとの間に、車体後方側に向かって傾斜する導風板を設け、この導風板を、前記カウリングと前記可動ウインドスクリーンとの間からの走行風を前記可動ウインドスクリーンの後面に沿って流すように傾斜角度を調整自在にしたことを特徴とする。
この発明によれば、カウリングと可動ウインドスクリーンとの間に、車体後方側に向かって傾斜する導風板を設け、この導風板を、カウリングと可動ウインドスクリーンとの間からの走行風を可動ウインドスクリーンの後面に沿って流すように傾斜角度を調整自在にしたので、走行風を可動ウインドスクリーンの後面に沿って適切に流すことができる。
上記構成において、前記導風板の傾斜角度を、前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度が大のときに大に調整し、前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度が小のときに小に調整することが好ましい。この構成によれば、導風板の傾斜角度と可動ウインドスクリーンの傾斜角度とを略揃えることができ、走行風を可動ウインドスクリーンの後面に沿って流すことができる。
上記構成において、前記導風板を前記可動ウインドスクリーンに連結し、前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度に応じて前記導風板の傾斜角度を変化させる連結機構を備えるようにしてもよい。この構成によれば、導風板を可動ウインドスクリーンに連結する連結機構が、可動ウインドスクリーンの傾斜角度に応じて導風板の傾斜角度を変化させるので、可動ウインドスクリーンに導風板を連動させる構成を簡易にできる。
また、上記構成において、前記導風板は、その下端を前記カウリングの表面近傍に位置させた状態を保持しつつ前記カウリングに揺動自在に連結され、前記カウリングの表面に沿って流れる走行風を前記導風板の前面に沿って車体後方へ流すようにしてもよい。この構成によれば、カウリングの表面に沿って流れる走行風を導風板の前面に効率よく導くことができる。
また、上記構成において、前記連結機構は、前記導風板に連結されて前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度に応じて前記導風板の傾斜角度を変化させる連結部材を備え、この連結部材を、前記導風板の下方に配設するようにしてもよい。この構成によれば、導風板の下方に連結部材を配設するので、連結部材が可動ウインドスクリーンと導風板との間からの走行風の流れを妨げない。このため、走行風を導風板の前面に沿ってより滑らかに流すことができ、空気抵抗低減及び風切り音の低減が可能になる。
この場合、前記連結部材は、前記導風板の下方を前後方向に沿って延びるガイドアームを備え、このガイドアームを前記可動ウインドスクリーンに連結されるステーの可動に応じて上下に揺動させ、このガイドアームの上下の揺動により前記導風板の傾斜角度を変化させるようにしてもよい。この構成によれば、導風板の下方を前後方向に沿って延びるガイドアームを上下に揺動させて導風板の傾斜角度を変化させるので、ガイドアームが可動ウインドスクリーンと導風板との間からの走行風の流れを妨げず、走行風を導風板の前面に沿って滑らかに流すことができる。
本発明では、カウリングと可動ウインドスクリーンとの間に、車体後方側に向かって傾斜する導風板を設け、この導風板を、カウリングと可動ウインドスクリーンとの間からの走行風を可動ウインドスクリーンの後面に沿って流すように傾斜角度を調整自在にしたため、走行風を可動ウインドスクリーンの後面に沿って適切に流すことができる。
また、導風板の傾斜角度を、前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度が大のときに大に調整し、前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度が小のときに小に調整したため、導風板の傾斜角度と可動ウインドスクリーンの傾斜角度とを略揃えて走行風を可動ウインドスクリーンの後面に沿って流すことができる。
また、導風板を可動ウインドスクリーンに連結する連結機構が、可動ウインドスクリーンの傾斜角度に応じて導風板の傾斜角度を変化させるため、可動ウインドスクリーンに導風板を連動させる構成を簡易にできる。
また、導風板は、その下端をカウリングの表面近傍に位置させた状態を保持しつつカウリングに揺動自在に連結され、カウリングの表面に沿って流れる走行風を導風板の前面に沿って車体後方へ流すようにしたため、カウリングの表面に沿って流れる走行風を導風板の前面に効率よく導くことができる。
以下、本発明の一実施形態を添付した図面を参照して説明する。なお説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、車体を運転する運転者から見た方向に従う。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る自動二輪車の前部を示す斜視図である。
この自動二輪車は、車体の前上部を覆うアッパカウリング41を備え、アッパカウリング41の前部には、ヘッドライト50が配置され、アッパカウリング41の前上部には、透明樹脂材料で形成されたウインドスクリーン51が配置されている。
このアッパカウリング41は、車体前方からの走行風を運転者に直接当てずに運転者の周囲に整流して流すように車体後方へ行くに従って車幅方向及び上下方向に滑らかに拡がる流線形状に形成され、ウインドスクリーン51は、上方に行くに従って幅狭となる略台形形状に形成されている。このウインドスクリーン51は、後述する移動機構90によってその高さ及び傾斜角度を調整自在な可動ウインドスクリーンに構成されており、図1はウインドスクリーン51を低い位置(Lo位置)に移動した状態を示し、図2はウインドスクリーン51を高い位置(Hi位置)に移動した状態を示している。
図2に示すように、ウインドスクリーン51をHi位置に移動した場合には、高速走行時に適した高いウインドプロテクション効果(運転者への風圧や風切り音の低減、空気の流れを整流する効果)を発揮させることができ、また、図1に示すように、ウインドスクリーン51をLo位置に移動した場合には、中低速時に適した運転者が適度な風圧を感じるウインドプロテクション効果に調整することができ、走行時の快適性を高めることができる。
図3はウインドスクリーン51を移動機構90と共に示す側面図であり、ウインドスクリーン51がLo位置の状態を実線で示し、Hi位置の状態(ウインドスクリーン51’等)を二点鎖線で示している。
また、図4(A)はウインドスクリーン51がLo位置のときの機構部分を示す図であり、図4(B)はウインドスクリーン51がHi位置のときの機構部分を示す図である。なお、図4(A)(B)では、後述するサブスクリーン20を省略して示している。
図3に示すように、ウインドスクリーン51は、車体後方に向かって傾斜して配置され、移動機構90によって、側面視で車体後方側へ僅かに膨らむ矢印y方向に沿って、その傾斜角度を変化させながら上下動可能に配設されている。
このウインドスクリーン51を矢印y方向に沿って移動させる移動機構90は、アッパカウリング41に取り付けられ、y方向に延びるガイド部(アジャストレールとも称する)91と、ガイド部91に移動自在に支持された可動部92と、ウインドスクリーン51と可動部92とを連結する連結部94とを備えている。
ガイド部91は左右一対あり、アッパカウリング41内側に支持されており、このガイド部91に摺動自在に支持される可動部92は、プッシュケーブル96を介してアッパカウリング41内側に配置された不図示の電動モータに連結され、この電動モータの駆動に基づきガイド部91に案内されつつ上下方向に移動する。
ウインドスクリーン51と可動部92とを連結する連結部94は、可動部92に固定され、ほぼ矢印y方向(傾斜方向)に延びる可動部固定側ステー(可動部固定側部材)97と、ウインドスクリーン51に固定されるスクリーン固定側ステー(スクリーン固定側部材)98とを有している。
可動部固定側ステー97は、ほぼ長板状に形成されており、下端側(車体前方側)に形成され、図4(A)(B)に示すように、可動部92に対してねじ等の取付部材によって固定される孔部99及び切欠部100と、可動部固定側ステー97の長手方向において所定の間隔で設けられた第1凸部(固定部)101及び第2凸部(固定部)102とを備えている。このうち、第1凸部101は可動部固定側ステー97の長手方向ほぼ中央部に形成され、第2凸部102は可動部固定側ステー97の上端側(車体後方側)に形成されている。可動部固定側ステー97は、孔部99及び切欠部100を介して可動部92に固定されることにより、可動部92の移動に伴って移動する。
また、スクリーン固定側ステー98は、断面視L字状の板状部材に形成され、可動部固定側ステー97と接続する第1面103と、ウインドスクリーン51と接続する第2面104とを有している。スクリーン固定側ステー98のうち第1面103には、長手方向中央部から下端側に亘って設けられた長穴部105と、第1面103の端辺中央部に切り欠かれた第1凹部106と、第1面103の端辺上端側(車体後方側)に切り欠かれた第2凹部107とが形成されている。
また、第1凹部106及び第2凹部107のそれぞれは上端側に向かってえぐられた係止部106A及び係止部107Aを有している。そして、これら係止部106A、107Aを有する第1、第2凹部106、107のそれぞれは、可動部固定側ステー97の第1、第2凸部101、102のそれぞれと係合可能となっている。更に、スクリーン固定側ステー98の長穴部105は、可動部固定側ステー97の第1、第2凸部101、102のそれぞれと係合可能となっている。
一方、スクリーン固定側ステー98のうち第2面104には、長手方向ほぼ中央部に形成された長穴部108と、長穴部108の両側に形成された複数(全部で3つ)の穴部109とが形成されている。そして、図3に示すように、スクリーン固定側ステー98の第2面104とウインドスクリーン51とを当接し、スクリーン固定側ステー98の第2面104に形成された長穴部108及び穴部109を介してねじ等の取付部材110を用いてスクリーン固定側ステー98とウインドスクリーン51とを連結することにより、これらスクリーン固定側ステー98とウインドスクリーン51とが固定される。
ここで、図4(A)(B)に示すように、スクリーン固定側ステー98は、可動部固定側ステー97に対してその長手方向(矢印y方向、傾斜方向)の異なる2つの位置で固定可能となっている。スクリーン固定側ステー98を可動部固定側ステー97に対してLo位置(図4(A)参照)で固定する際には、可動部固定側ステー97の第1凸部101がスクリーン固定側ステー98の長穴部105上端側と係合し、可動部固定側ステー97の第2凸部102がスクリーン固定側ステー98の第2凹部107の係止部107Aと係合する。このとき、スクリーン固定側ステー98の第1凹部106は何れとも係合していない。
一方、スクリーン固定側ステー98を可動部固定側ステー97に対してHi位置(図4(B)参照)で固定する際には、可動部固定側ステー97の第1凸部101がスクリーン固定側ステー98の長穴部105の下端側と係合し、可動部固定側ステー97の第2凸部102がスクリーン固定側ステー98の第1凹部106の係止部106Aと係合する。このとき、スクリーン固定側ステー98の第2凹部107は何れとも係合していない。
このように、可動部固定側ステー97は、この可動部固定側ステー97に対してスクリーン固定側ステー98をほぼ傾斜方向の異なる2つの位置で固定可能な第1凸部101及び第2凸部102を有している。
なお、このウインドスクリーン51は、自動二輪車のハンドル等に設けられた操作スイッチ(不図示)の操作に応じて上下動される。本実施形態では、図3及び図4(A)(B)に示すように、ガイド部91が車体後方側へ僅かに膨らむ弓状に形成されているため、上方に移動したウインドスクリーン51は完全に傾斜方向と一致するようには移動せず、上昇に伴ってその上端を僅かに前方に向けるように(すなわち起立状態となるように)移動し、下方に移動したウインドスクリーン51は、下降に伴って車体後方側に傾斜するように構成されている。
本構成では、図1及び図2に示すように、アッパカウリング41とウインドスクリーン51との間に、車体後方側に向かって傾斜するサブスクリーン(導風板)20が配置されている。このサブスクリーン20は、ウインドスクリーン51に比して上下長さが短く、かつ、運転者への肩部への風圧を低減するようにウインドスクリーン51の最大幅より若干幅広に形成されており、前方視界を確保するために全体が透明樹脂材料で一体成形されている。
図5はサブスクリーン20を周辺構成と共に示す分解斜視図である。
サブスクリーン20は、その下端中央部21に背面側に突出する左右一対の軸挿通部21A、21Aを備え、これら軸挿通部21A、21Aが、アッパカウリング41の前上部に形成された凹部41Aの蓋を構成するバイザー25に設けられた左右一対の孔部25A、25Aに各々挿入される。このバイザー25は、アッパカウリング41に嵌め込まれてアッパカウリング41の表面部材の一部を構成し、このバイザー25の裏側には、上記軸挿通部21A、21Aの孔に連通する孔を備えた左右一対の軸受け部25B、25Bが突出しており、これらに単一のシャフト26を挿通し、該シャフト26の抜け止めを行うことによって、サブスクリーン20とバイザー25とが連結される。なお、図中、符号21Cは、バイザー25をアッパカウリング41に係止するための係止部である。
この連結構造によれば、サブスクリーン20の下端近傍がアッパカウリング41に対して揺動自在にシャフト連結されるので、サブスクリーン20の下端をアッパカウリング41の表面近傍に位置させた状態を保持しつつアッパカウリング41に揺動自在に連結される。このため、アッパカウリング41の表面に沿って流れる走行風を、サブスクリーン20の前面に効率よく導くことができ、サブスクリーン20の前面に沿って車体後方側に流すことができる。
このサブスクリーン20の下端中央部21の左右には、図5に示すように、アッパカウリング41との間に隙間を形成する逃げ部21B、21Bが形成されている。これら逃げ部21B、21Bは、アッパカウリング41の表面に沿って流れる走行風の一部をサブスクリーン20の後方に導入させるものである。このため、走行風の一部をアッパカウリング41後方の運転者に向けて流し、かつ、サブスクリーン20の前面に沿って流れる走行風の風量を適度に調整することができる。
このサブスクリーン20の左右端部20L、20Rは、車体前上部に向かって若干屈曲されており、これによって車体前方からの走行風をサブスクリーン20の左右端部20L、20Rで車体後方に向けて斜め上方側に流すことができる。このため、サブスクリーン20の左右端部20L、20Rを屈曲しない構成に比して、走行風の一部を運転者の肩部より上方へ導いて運転者の肩部への風圧を適度に低減することができる。
また、本構成では、このサブスクリーン20をウインドスクリーン51に連結する連結部94を構成する連結機構30を備えており、この連結機構30は、ウインドスクリーン51の傾斜角度に応じて該サブスクリーン20の傾斜角度を変化させる傾斜角度可変機構としても機能している。
詳述すると、この連結機構30は、ウインドスクリーン51及び可動部92を連結する可動部固定側ステー97とサブスクリーン20とを連結する左右一対のサブスクリーン連結用ステー(導風板連結用ステー)31を有している。
各サブスクリーン連結用ステー31は、車体後方側に向けて略斜め上方に延びる長孔部31Cを有するステー本体31Aと、このステー本体31Aの下縁から屈曲する屈曲板部31Bとを備え、屈曲板部31Bがサブスクリーン20にねじ等の取付部材によって固定されることによってステー本体31Aをサブスクリーン20から立設させて固定される。
このステー本体31Aの長孔部31Cには、両端に抜け止め用の大径部を有する円筒状カラー32を構成する、一端側に大径部を有するカラー本体33と、他端側の大径部を構成する受け部材34とが長孔部31Cの左右両側から挿入されて連結され、これによって、円筒状カラー32が長孔部31Cに沿って摺動自在に取り付けられる。この円筒状カラー32には、可動部固定側ステー97から車体内側へ向けて突出するピン97Aが挿通され、このピン97Aの円筒状カラー32から突出する先端部にナット35が締結されて該ピン97Aが抜け止めされる。上記ピン97Aを、円筒状カラー32を介してステー本体31Aの長孔部31Cに摺動自在にしたため、この円筒状カラー32に摩擦係数の低い材料を使うことによって摺動抵抗を低くすることができる。
この構成によれば、図6に示すように、ウインドスクリーン51がLo位置(図6中、実線で示す)からHi位置(図6中、二点鎖線で示す)へ移動した場合には、図2に示すように、可動部固定側ステー97のピン97Aが、ウインドスクリーン51と一体的に車体後方斜め上方向(矢印y方向に沿った後方向)へ移動する(図6中、97’、97A’)。このため、該ピン97Aが、サブスクリーン連結用ステー31の長孔部31C内を車体後側に移動しながら該連結用ステー31を、揺動中心(シャフト26(図5参照)の軸心に相当)を支点に起立させる(図6中、31’)。この連結用ステー31の起立に伴い、連結用ステー31が固定されたサブスクリーン20も起立し(図6中、20’)、サブスクリーン20の傾斜角度が大きくなる(図6中、二点鎖線で示す)。すなわち、ウインドスクリーン51の傾斜角度が大のときにサブスクリーン20の傾斜角度が大に調整される。なお、図6中、符号55は、アッパカウリング41の後方空間に配置されるメータユニットである。
一方、ウインドスクリーン51がHi位置(図6中、二点鎖線で示す)からLo位置(図6中、実線で示す)へ移動した場合には、図1に示すように、可動部固定側ステー97のピン97Aが、車体前方斜め下方向(矢印y方向に沿った前方向)へ移動するので、該ピン97Aがサブスクリーン連結用ステー31の長孔部31C内を前側に移動しながら該連結用ステー31を寝かし、この連結用ステー31が固定されたサブスクリーン20の傾斜角度を小さくする(図6中、実線で示す)。すなわち、ウインドスクリーン51の傾斜角度が小のときはサブスクリーン20の傾斜角度が小に調整される。
このようにして、上記連結機構30は、ウインドスクリーン51の傾斜角度に連動してサブスクリーン20の傾斜角度を自動的に変更させる。また、本構成では、この連結機構30が、図6に示すように、サブスクリーン20の傾斜角度を、ウインドスクリーン51の傾斜角度に略一致させた角度に調整するように構成されている。
このため、ウインドスクリーン51がLo位置とHi位置とのいずれの位置にあっても、或いは、その間の位置にあっても、アッパカウリング41とウインドスクリーン51との間からの走行風を、サブスクリーン20によってウインドスクリーン51の後面に沿って流すことができる。従って、ウインドスクリーン51と運転者との間の空間が負圧になることが防止される。
以上説明したように、本実施形態によれば、アッパカウリング41とウインドスクリーン51との間に、車体後方側に向かって傾斜するサブスクリーン20を設け、このサブスクリーン20を、アッパカウリング41とウインドスクリーン51との間からの走行風をウインドスクリーン51の後面に沿って流すように傾斜角度を調整自在に構成したので、ウインドスクリーン51の傾斜角度を変更しても、走行風を常にウインドスクリーン51の後面に沿って流すことができる。
これにより、可動式のウインドスクリーン51の傾斜角度や高さを制限することなく、ウインドスクリーン51と運転者との間の空間が負圧になる事態を防止することができ、例えば、ウインドスクリーン51をより高く調整可能に構成する等の仕様変更を容易に行うことが可能になる。
しかも、このサブスクリーン20とウインドスクリーン51とを連結する連結機構30が、ウインドスクリーン51の傾斜角度に応じてサブスクリーン20の傾斜角度を変化させるので、ウインドスクリーン51とサブスクリーン20とを別々の機構で各々の傾斜角度を変更する場合に比して、部品点数低減といった構成の簡易化が可能であり、かつ、サブスクリーン20の傾斜角度をウインドスクリーン51の傾斜角度に容易に一致させることができる。
さらに、このサブスクリーン20を、その下端がアッパカウリング41の表面近傍に位置した状態を保持しつつアッパカウリング41に揺動自在に連結したので、アッパカウリング41の表面に沿って流れる走行風を、サブスクリーン20の前面に効率よく導くことができ、十分な走行風をウインドスクリーン51の後面に沿って容易に流すことができる。
また、このサブスクリーン20をウインドスクリーン51より幅広に形成したので、ウインドスクリーン51とサブスクリーン20の双方で、走行風の整流や運転者への風圧低減を行うことができる。このため、整流効果や防風効果をより一層向上することができると共に、外観デザインの観点等からウインドスクリーン51を幅狭にする等の設計変更を行った場合でも、サブスクリーン20によって整流効果や防風効果を十分に担保することができ、ウインドスクリーン51の設計自由度やデザイン自由度を向上させることもできる。
<第2実施形態>
図7乃至図10は、第2実施形態に係る自動二輪車のスクリーンを示している。
第2実施形態では、サブスクリーン20をウインドスクリーン51に連結する連結機構30が、図7に示すように、ウインドスクリーン51側に左右一対のサブスクリーンホルダ(以下、ホルダという)150を備え、このホルダ150を介してサブスクリーン20をウインドスクリーン51に連結している。
詳述すると、図7に示すように、ウインドスクリーン51には、左右一対の可動部固定側ステー97が取り付けられる。可動部固定側ステー97には、内側面から突出するボス部97Bが各々に設けられ、各ボス部97Bには、上記ホルダ150が各々挿通されて段付きボルト151が締結される。この場合、各ホルダ150は、ボス部97Bを軸にして回動自在(傾動自在)に支持される。
この左右一対の可動部固定側ステー97には、図8に示すように、断面L字形状の支持板153が、雄ねじ形状の第1凸部101及び第2凸部102を介してナット101A、102Bにより各々固定される。この左右一対の支持板153には、ウインドスクリーン51が複数のボルト155で固定され、これによってウインドスクリーン51と可動部固定側ステー97とが一体的に連結される。なお、この連結構造は第1実施形態と同じである。
図9はホルダ150を周辺構成と共に示す分解斜視図である。ホルダ150は、左右一対のホルダ部161、162をボルト163で連結して構成され、各ホルダ部161、162の間には、サブスクリーン20に設けられた左右一対のサブスクリーン連結用ステー31が各々進退自在な溝部165が設けられている。この溝部165の内側には、複数(本例では3個)の転動体171、172、173が回転自在に支持されている。なお、図9中、符号161Aは、可動部固定側ステー97のボス部97Bを軸支する軸受部であり、符号162Aは、軸受部161Aの端部が嵌る孔部である。
これら転動体171〜173は、サブスクリーン連結用ステー31に形成された長孔部31Cに挿通される複数(本例では2個)の第1転動体171、172と、サブスクリーン連結用ステー31の上面31Dに当接する第2転動体173とで構成される。第1転動体171、172は、ホルダ部161から突出する軸部166、167に回転自在に支持され、第2転動体173は、ホルダ部161に付勢部材175を介して回転自在に支持されている。
このホルダ150をサブスクリーン連結用ステー31に取り付ける場合、サブスクリーン連結用ステー31を左右から挟むように左右一対のホルダ部161、162が連結され、この場合に、上記第1転動体171、172が、サブスクリーン連結用ステー31の長手方向に沿って延びる長孔部31C間に挿入され、第1転動体171、172を介してホルダ150とサブスクリーン連結用ステー31とを連結する。
付勢部材175は、ホルダ150とサブスクリーン連結用ステー31とを連結した場合に、転動体173が、サブスクリーン連結用ステー31の長手方向に延びる上面31Dに押し付けられるように第2転動体173を付勢するものであり、ばね線材を図9に示すように屈曲して形成される。
この付勢部材175によって、第2転動体173はサブスクリーン連結用ステー31の上面31Dに押し付けられ、その反力により、第1転動体171、172が、サブスクリーン連結用ステー31の長孔部31Cの上側内面31Eに押し付けられる。すなわち、図10に示すように、第1転動体171、172と第2転動体173とによってサブスクリーン連結用ステー31を上下から挟持する。このため、ホルダ150とサブスクリーン連結用ステー31との連結強度が十分に確保され、また、この転動体171〜173を介してホルダ150をサブスクリーン連結用ステー31に沿って摺動させることができる。この摺動の際には、転動体171〜173が転動するので、摺動抵抗を小さくすることができる。
この構成によれば、図10に示すように、ウインドスクリーン51がLo位置(図10中、実線で示す)では、ホルダ150がサブスクリーン連結用ステー31の前側にあり、この位置では、サブスクリーン20がウインドスクリーン51と同じく傾斜角度を小さくした状態に保持される。
一方、ウインドスクリーン51がLo位置からHi位置(図10中、二点鎖線で示す)へ移動した場合には、ホルダ150(図10中、150’)が、ウインドスクリーン51(図10中、51’)と一体的に車体後方斜め上方向(ガイド部91の延びる方向)へ移動する。このため、ホルダ150が、サブスクリーン連結用ステー31(図10中、31’)の長孔部31C内を車体後側に移動しながら、該連結用ステー31を揺動中心(シャフト26(図7参照)の軸心に相当)を支点に起立させる。この連結用ステー31の起立に伴い、連結用ステー31が固定されたサブスクリーン20(図10中、20’)も起立し、サブスクリーン20の傾斜角度が大きくなる。これによって、第1実施形態と同様に、ウインドスクリーン51の傾斜角度とサブスクリーン20の傾斜角度とを常時同じ角度に保持することができる。
本実施形態によれば、連結機構30が、サブスクリーン20に設けられて車体前後方向に延びるサブスクリーン連結用ステー31を備えると共に、ウインドスクリーン51に設けられて、サブスクリーン連結用ステー31に沿って摺動自在に該ステー31を保持するサブスクリーンホルダ150を備えるので、ウインドスクリーン51とサブスクリーン20とを別々の機構で各々の傾斜角度を変更する場合に比して、簡易な構成で、ウインドスクリーン51とサブスクリーン20との傾斜角度を常時同角度に保持することができる。
また、本実施形態では、サブスクリーンホルダ150が、複数の転動体171〜173を介してサブスクリーン連結用ステー31を摺動するので、摺動抵抗を小さくすることができる。
<第3実施形態>
図11乃至図13は、第3実施形態に係る自動二輪車のスクリーンを示している。ここで、図11は、スクリーンを周辺構成と共に示す分解斜視図であり、図12は、スクリーンの側断面図であり、図13は、図12のXIII−XIII断面図である。
第3実施形態では、図11及び図12に示すように、サブスクリーン20の下方を前後方向に沿って延びる左右一対のガイドアーム181、181を備え、このガイドアーム181、181によりウインドスクリーン51の可動に応じてサブスクリーン20の傾斜角度を変化させる機構、つまり、サブスクリーン20をウインドスクリーン51に連結する連結機構30が構成される。
詳述すると、左右一対のガイドアーム181、181は、先端部が左右一対のガイド部91、91の側面に回転自在に取り付けられて後方に延びる縦板部181A、181Aと、縦板部181A、181Aの下縁に沿って内側に屈曲する屈曲板部181B、181Bとを一体に備えた略L字断面形状の板状部材で形成されている。なお、屈曲板部181Bは、縦板部181Aの先端及び後端には形成されず、この先端と後端の間にだけ形成されるようになっている。
縦板部181A、181Aの先端は、ボルト191及びカラー192を介して左右一対のガイド部91、91の側面に各々回転自在に取り付けられ、これによって、左右のガイドアーム181、181が、車幅方向に延びるボルト191の軸線を中心にガイド部91、91に回転自在に支持される。ここで、カラー192は、低摩擦材料で形成されており、ガイドアーム181とガイド部91との間に配置されてガイドアーム181回転時の摺動抵抗を低減する。
また、縦板部181A、181Aの後端は、左右一対のアーム193、193を介してサブスクリーン20の左右一対の下方突出部22A、22Aに連結される。より具体的には、縦板部181A、181Aの後端には、左右一対のアーム193、193の一端(下端)が各々ピン194、194で連結され、これらアーム193、193の他端(上端)がサブスクリーン20の下方突出部22A、22Aに各々ピン195、195で連結される。なお、図中、符号196は、アーム193のピン連結に用いるピン194、195を止めるための止め輪(例えば、E型止め輪(いわゆるEリング))である。
ウインドスクリーン51に連結される左右一対の可動部固定側ステー97、97は、左右一対のガイド部91の内側に配置された可動部92、92に前後一対のボルト197、197で固定される。つまり、ガイド部91の内側と外側とに可動部固定側ステー97とガイドアーム181とが振り分け配置され、これら部品(可動部固定側ステー97、ガイドアーム181)の取付部を別途設ける必要がない構成としている。
この可動部固定側ステー97、97には、当該ステー97、97の車幅方向外側に張り出して上記左右一対のガイドアーム181、181を各々保持するホルダ(ガイドアームホルダ)97C、97Cが各々設けられる。図13に示すように、これらホルダ97C、97Cは、可動部固定側ステー97に溶接固定されるステー固定部97D、97Dと、このステー固定部97D、97Dから屈曲して略L字状に折り曲がる屈曲板部97E、97Eとを一体に備えた板状部材を備え、この屈曲板部97E、97Eには、ガイドアーム181、181を上下から保持する上下一対のスライダ201、202が取り付けられ、これら201、202によりガイドアーム181、181との間の摺動抵抗を低減してイドアーム181、181を摺動自在に支持する。
上述したように、左右の可動部固定側ステー97、97と一体的に可動するホルダ97C、97Cに左右のガイドアーム181、181を摺動自在に支持するので、可動部固定側ステー97、97をガイド部91、91に沿って上下動させると、この可動部固定側ステー97、97のホルダ97C、97Cに支持される左右のガイドアーム181、181が先端(ボルト191の軸)を基準に上下に揺動する。このため、ガイドアーム181、181の後端が上下動し、アーム193、193を介してサブスクリーン20の後部を上下動し、サブスクリーン20を、その前部に設けた軸挿通部21A、21Aに通されるシャフト26(図5又は図7参照)を支点に傾動させて傾斜角度を変化させることができる。
したがって、可動部固定側ステー97を可動させてウインドスクリーン51の傾斜角度を変更すると、このステー97の可動に応じてガイドアーム181、181が揺動してサブスクリーン20の傾斜角度が変更され、第1実施形態と同様に、ウインドスクリーン51の傾斜角度とサブスクリーン20の傾斜角度とをほぼ同じ角度に保持することが可能になる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ウインドスクリーン51の下方を前後方向に沿って延びるガイドアーム181、181を備え、このガイドアーム181、181をウインドスクリーン51に連結される可動部固定側ステー97の可動に応じて上下に揺動させ、このガイドアーム181、181の上下動によりサブスクリーン20の傾斜角度を変化させる連結機構30を構成したので、サブスクリーン20の下方に、連結機構30を構成する各種部品を配置することができる。
したがって、第1及び第2実施形態と同様の効果に加えて、サブスクリーン20上方にサブスクリーン連結用ステー31等を配置する必要がないから、この種の部品がアッパカウリング41とウインドスクリーン51との間からの走行風の流れを妨げることがなく、走行風をサブスクリーン20前面に沿ってより滑らかに流すことができ、空気抵抗低減及び風切り音の低減が可能になる。
また、本構成の連結機構30では、左右のガイドアーム181、181をアーム193、193を介してサブスクリーン20に連結し、これによって、ガイドアーム181、181の上下動に応じてサブスクリーン20を適切に傾動させるリンク機構を構成している。言い換えれば、このガイドアーム181、181の取り付け位置及びアーム長、及び、ガイドアーム181、181のアーム長を調整することによって、ウインドスクリーン51の傾斜角度とサブスクリーン20の傾斜角度との関係を調整でき、設計変更も容易である。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、種々の設計変形を行うことができる。例えば、上述の実施形態では、サブスクリーン20をバイザー25を介してアッパカウリング41に揺動自在に取り付ける場合を説明したが、これに限らず、サブスクリーン20をアッパカウリング41に直接揺動自在に取り付けてもよく、この場合、サブスクリーン20をアッパカウリング41の一部として構成してもよい。
また、サブスクリーン20がウインドスクリーン51に比して小型であり、かつ、アッパカウリング41に揺動自在に支持されるため、このサブスクリーン20を非透明の材料で形成しても運転者の視認性を十分に担保でき、サブスクリーン20のデザイン自由度を十分に確保できる。
また、上述の実施形態では、ウインドスクリーン51を電動モータで駆動する自動二輪車のスクリーンに本発明を適用する場合を説明したが、電動モータ以外の駆動源を用いてもよく、或いは、ウインドスクリーン51を手動で作動させる手動式スクリーン等にも本発明を広く適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る自動二輪車の前部を示す斜視図である。 ウインドスクリーンをHi位置に移動した状態を示す斜視図である。 ウインドスクリーンを移動機構と共に示す側面図である。 (A)はウインドスクリーンがLo位置のときの機構部分を示す図であり、(B)はウインドスクリーンがHi位置のときの機構部分を示す図である。 サブスクリーンを周辺構成と共に示す分解斜視図である。 ウインドスクリーンとサブスクリーンの動きの説明に供する図である。 第2実施形態に係る自動二輪車のスクリーンの説明に供する分解斜視図である。 ウインドスクリーンの連結構造を示す分解斜視図である。 サブスクリーンホルダを周辺構成と共に示す分解斜視図である。 ウインドスクリーンとサブスクリーンの動きの説明に供する図である。 第3実施形態に係る自動二輪車のスクリーンを周辺構成と共に示す分解斜視図である。 自動二輪車のスクリーンの側断面図である。 図12のXIII−XIII断面図である。
符号の説明
20 サブスクリーン(導風板)
25 バイザー
26 シャフト
30 連結機構
31 サブスクリーン連結用ステー(導風板連結用ステー)
41 アッパカウリング(カウリング)
51 ウインドスクリーン(可動ウインドスクリーン)
90 移動機構
97 可動部固定側ステー(可動部固定側部材)
97C、97C ホルダ(ガイドアームホルダ)
98 スクリーン固定側ステー(スクリーン固定側部材)
150 サブスクリーンホルダ
171、172 第1転動体
173 第2転動体
181 ガイドアーム
193 アーム

Claims (4)

  1. 車体の前上部を覆うカウリングと、このカウリングの上方に車体後方側に向かって傾斜して配置され、その傾斜角度が調整自在に取り付けられた可動ウインドスクリーンとを備える自動二輪車のスクリーンにおいて、
    前記カウリングと前記可動ウインドスクリーンとの間に、車体後方側に向かって傾斜する導風板を設け、この導風板を、前記カウリングと前記可動ウインドスクリーンとの間からの走行風を前記可動ウインドスクリーンの後面に沿って流すように傾斜角度を調整自在にしたことを特徴とする自動二輪車のスクリーン。
  2. 前記導風板の傾斜角度を、前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度が大のときに大に調整し、前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度が小のときに小に調整したことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のスクリーン。
  3. 前記導風板を前記可動ウインドスクリーンに連結し、前記可動ウインドスクリーンの傾斜角度に応じて前記導風板の傾斜角度を変化させる連結機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車のスクリーン。
  4. 前記導風板は、その下端を前記カウリングの表面近傍に位置させた状態を保持しつつ前記カウリングに揺動自在に連結され、前記カウリングの表面に沿って流れる走行風を前記導風板の前面に沿って車体後方へ流すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の自動二輪車のスクリーン。
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